パドルグラムさんのマイ★ベストレストラン 2014

連れと2人、午後6時半に予約してやってきました。外見は普通のレストランですがドアが重厚。
席に案内された後、シェフのお任せ35640円のコースを頼みます。
ステーキは、サーロイン、ヒレ、リブロース、イチボの4種から選ぶのですが、この日はヒレが切れてるとのことで、連れはイチボ、私はリブロースにしました。
それから、前菜も選ぶのですが、連れはフォアグラソテー、私はリングイネのキャビア載せです。シェフのお薦めというのがサーモンらしいのですが、やはり私たちは世界三大珍味のほうを選びました。

連れはまったく飲めない人なので、ジンジャーエール594円、私はシャルドネだけで作ったというグラスのシャンパン2790円で乾杯しました。2人とも歩いて帰れるホテルにチェックインしてますので、私は安心してこの後、グラスで白ワイン2376円と赤ワイン2376円を1杯ずつ飲みましたよ。

まず、冷たいジャガイモのスープが登場、ビシソワーズですね。日替わりのアミューズという扱いです。
いいお味。食欲がわいてきますね。
バゲット1切れとバターが運ばれてきましたが、パンが熱っつ熱でした。もう少し後に食べようと思ってたのですが、熱いうちにバターを付けて一口。かなりハードなバゲットでしたが、私はこのタイプが大好きなのでとても印象がよかったです。

そして、連れのフォアグラソテー、それから私のキャビアを載せた、バジルを練り込んだ緑色のパスタが運ばれます。
いかにミシュラン2つ星とはいえ、何となく気安い感じも漂うステーキ店なので、連れと少しずつ交換します。
このタイミングで私は、白ワイン（シャルドネだそうです）をグラスで頼みました。
フォアグラ、とってもいい味付けで、こういうの食べたことないかも。濃厚でおいしいです。
キャビアとパスタは、最初別々にいただき、そのうち混ぜて食べました。キャビアの塩味がパスタの味付けとしてとてもよく働いてくれてますね。

ここで、明石のタコを使った野菜サラダが出てきました。いい歯ごたえのタコをいただいてると、近くの席に新しいお客さんたちがやってきていろいろ店の人と話してます。お1人、肉が食べられないとのことで、ちゃんとそれ用のメニューもあるというような話をされてましたが、肉が食べられないのにステーキハウスに来る方がいらっしゃるということと、店がそれに対応できるということにちょっとびっくり。
そうそう、連れは、翌日明石に行く予定でしたが、明石でタコはもう食べなくていいかな、と言ってましたね。

そしてついに、連れのイチボ、私のリブロースステーキの登場です。私の頼んだグラスの赤ワインもほぼ同時に持ってきてもらってます。
イチボは厚みがあり、リブロースは大きい♪
もちろん、肉は交換してて、両方味わいましたよ。連れの方が私より若いので、リブロースの3分の1を差し上げ、イチボの4分の1くらいもらうという感じ。
リブロースにはかなりサシが入ってて、けっこう脂が強いため、私的には半分くらいの量で十分でした。でも超うまかった。
イチボは、リブロースに較べると赤身感が強くてこれまたうまいです。霜降りと赤身の両方の良さが混ざってるというのか、とてもおいしい肉ですよ。

ああ、おいしかった。デザートは5、6種類あり、好きなものを選べる（全部選んでもよい）のですが、私たち、かなり満腹の状況なので、連れはチョコレートケーキとバニラアイス、私はイチジクのコンポートを頼みました。お店の方が、私にバニラアイスとコンポートの組み合わせもおいしい、と勧めるので、私もバニラアイスを付けてもらいましたよ。

私は紅茶、連れは珈琲をもらい、デザートで至福のひとときです。
とてもいい締めですね。最後に、小さな焼き菓子を1つずつもらいました。マドレーヌですね。とてもいい印象で食事を終えることができましたよ。
テーブルでクレジットカードを使いお会計。私が43360円、ジンジャーエール1杯しか飲まなかった連れは36230円でした。
値段だけの価値のある食事だったと連れは言ってましたし、私もそう思いました。

こちらは、元々は東京の麤皮や哥利歐の本店だったそうですが、現在は相互に独立してるのだそうですね。
バブル末期から90年代半ば頃にグルメ本（恨ミシュランですが）で読んで以来、いつかは行きたいと思ってたお店でした。来られてよかったです。

特上厚切りヒレカツ定食1700円を食べたんですが、これ単独でいただいても、いつもながら、おいしいです。
というか、かなりうまい♪

でもでも、、、このとき、同時にいただいたカキフライ1個200円が絶品♪でした。

旨みがみっちり詰まった牡蠣が、薄付きながらカリッとした衣にしっかり包まれてて、それをかじると口の中で広がるハーモニー、、、
すばらしいです。たっぷり添えられてるタルタルソースがまたすんごくいい！

そして、ヒレカツと交互にいただくときは、とりわけこのカキの旨みが引き立つような気がする。
今シーズン食べたカキフライの中で、こちらのが1番でした。
冬は必ずこちらでカキフライ食べなきゃいけませんね。
2015年3月のレビュー
ロースかつはもともと衣の油ぎれがあまりよくなかったと思うんですが、この日に食べたヒレカツも、油ぎれがイマイチであると感じてしまいました。。。
でも、お客さんがかなり多くいらっしゃってますね。近場の方の普段使いのお店として成功しているようにお見受けしました。
とんかつ自体、おいしかったです。

--
2015年1月のレビュー
まだ松のとれてない時期にうかがい、特大ロースカツ定食1400円を注文。午後2時頃のおそいおひとり様ランチですが、当初、客は私ひとりでしたけれども、しばらくして2組ほどお客さんが増えました。
全員、厚切りロースカツ系統を注文してらっしゃいますね。

とてもおいしかった。ただ、前に厚切りロースカツ定食1100円をいただいたときにも思ったのですが、厚切りのロースカツはひれかつに較べて衣の油ぎれ加減が甘いかも。
ま、大きな問題ではないので満足していただきましたよ。ごちそうさまでした。

--
2014年11月下旬のレビュー
厚切りひれかつ定食1300円にピリ辛おろしソース100円を注文。厚切りとんかつメニューと特大とんかつメニューは調理に時間がかかりますので、できるまでの間、ポテトフライ250円をもらって食べてました。
厚切りひれかつもおいしいですね。ピリ辛おろしソースとの相性もなかなか。でも、カラシととんかつソースがベストマッチかな。
そうそう、ポテトフライに付いてたトマトケチャップでヒレカツ食べてみましたが、これも悪くはなかったな。

ほぼ全てのメニューを食べてみましたが、私的に好きなベスト3は、
１　厚切りロースカツ定食1100円
２　ヒレカツ定食1000円
３　一口ヒレカツ定食900円
番外：ポテトコロッケ100円 ＆ なすのフライ100円、それから僅差で鶏唐揚げ350円

でした。1の厚切りロースカツ定食は味、満足度、コスパともすばらしい。ロース好きにはたまらない一品です。普通のロースカツ定食より300円お高いのですが、値段差が問題にならないほど厚切りのほうが好きです。
1000円のヒレカツ定食が鼻差でそれに続き、一口ヒレカツ定食900円がそれに半馬身差かな。

そうそう、コロッケ100円が思いの外おすすめかな、それからナスのフライ100円や鶏唐揚げ（単品350円）も。

海老フライの他に一口ヒレカツやコロッケのついた定食もその意味でお勧めかも。

--
2014年11月中旬の追記
厚切りロースカツ定食1100円に大根おろしポン酢100円をつけてみました。それからポテトサラダ300円も。
厚切りロース(150gだそうです)は、通常のロースカツにくらべ、値段以上においしいと感じます。
下味もそれほど濃くなくて、そのまま食べても、とんかつソースとカラシでいただいても、大根おろしポン酢でいただいてもうまい。

ポテトサラダは、量がかなりあるので今回のようにかなりお腹が減ってるときには、とんかつが来るまでのつなぎにいいですね。ああ、ビールが欲しかったな。

--
2014年11月中旬のレビュー
一口ヒレカツ3個入りの一口ヒレカツ定食900円と串揚げセット300円をランチにいただきました。
ヒレカツが超おいしいのは知ってますが、一口ヒレカツはどうかなぁーって思って注文したのですが、一口ヒレカツもうまーーーい。
下味もちょうどよくて、そのままでもおいしいし、ソースとカラシとレモンを適宜使ってもおいしいです。
うーん、ヒレカツがおすすめだなぁ。

それから、串揚げセットは、単品価格100円のナス揚げと単品価格150円の串カツ（豚肉・長葱・豚肉・長葱のヤツ）にタマネギ揚げがついて300円ですが、からっとしてて熱々で、最高でした。

--
2014年11月上旬の追記の追記
生姜焼き定食800円、いただきました。肉への火の入れ具合はなかなかよい。ただ味付けが、やや濃いと感じました。
この日はあまり体力を使ってなかったので塩分をあまり欲してなかったせいもあるかな。
ご飯がおいしいので、お代わりしたくなりましたよ。

前々回↓の「カツ煮」も味が濃いと感じましたし、通常のロースカツも私にとっては少ーーし塩気が強いので、疲れたときに食べたいお店かも。

--
2014年11月上旬の追記
チキンカツ定食700円、食べてみました。前回、隣のお客さんが食べてておいしそうだったので。
チキンチーズカツはムネ肉を使ってますが、このチキンカツはモモ肉使用ですね、なかなかおいしいと思います。
カツがサクサク♪

--
2014年11月上旬のレビュー
おひとり様ランチ、かつ煮定食800円を注文、ついでにチキンチーズカツ200円も。
かつ煮は、カツの卵とじが皿に入ってくるタイプ。煮汁が全くなくなってて、味はその分、けっこう塩辛い。ツユダクにしろとは言いませんが、少しは汁があるほうが、ご飯に載せたときいいかな、スプーンの意味があまりないかな。
それからキャベツにかけるマヨネーズが付いてきましたが、キャベツがないので、要らないですね。

チキンチーズカツは、チーズ多めに挟んだ鶏胸肉、これは淡泊な味わいにチーズのネットリ感がとてもよくマッチしてておいしかった。
牡蠣フライとかも食べたいな。。。

--
2014年10月下旬の追記
唐揚げ定食700円、いただきました。
鶏モモ肉の唐揚げ5個、うまーーーい。ご飯が足りなくなりそう。

このお店、いつ来てもBGMは、さだまさし。ご店主のお気に入りなんでしょうか。

--
2014年10月下旬のレビュー
ロースカツ定食800円を食べておくことにしました。
ヒレカツ定食1000円に較べると、普通っぽい感じがしますが、十分においしいとは思います。
ただ、、、特大ロースカツに感じる特別感があまり感じられない。
次からロースカツは厚切りのやつを食べようと思いました。

--
2014年10月中旬の追記
気になってたしょう油かつ丼800円を食べました。
ついでに、単品のエビフライ170円とポテトコロッケ100円も。

しょう油かつ丼は、どんぶりご飯の上に千切りキャベツを敷き、その上にロースカツをおいたものでした。しょう油差しに入った博多のしょう油が別に来ます。これをかけてたべるのですが、、、こちらのロースカツは下味がしっかり付いてるので、しょう油との相性はさほどでもない、というか私の好みではありませんでした。なので、最初の2切れはしょう油でいただきましたが、残り3切れは、卓上のトンカツソースと、単品フライに付いてきたレモンで。普通においしいです。

エビフライは、からっと揚がってました♪
添えられてたタルタルソースとレモンでいただきましたが、とてもおいしいと思いました。
ポテトコロッケ、俵型なのがちょいと珍しい。洋食っぽいのですが中身は立派な懐かしいポテトコロッケ。
これもよかったです。
揚げたてであることと、揚げの技量がしっかりしてることで、フライはかなりおいしいと思いましたよ。

お安い値段のメニューが多いので、それなりの豚肉をいろいろ工夫して食べさせてくれてるのか、と思います。
たぶん、厚みのあるメニュー（ヒレカツ、厚切りロースカツ、厚切りヒレカツなど）は、下味の濃さが緩和されて私の舌にはちょうどよくなってるのかな、と思いました。

--
2014年10月中旬のレビュー
メニューの中では一番お高い、特大ひれかつ定食1700円を食べました。
ひれかつは200gあるそうですが、4つに切られてて、特大ロースカツ同様、1切れが大きい♪

ただ、普通の1000円のひれかつ定食が質・量、共にすんごくいいので、それに較べるとややコスパというか、バランスが悪いかな。
1700円でこのレベル・量のひれかつが食べられるなんて、普通ならあり得ない安さだと思いますが、普通のひれかつ定食がすごすぎなんです。

柔らかくてジューシーなお肉、すばらしい出来です。強羅の里久のヒレカツに似た感じですが、値段が半分くらいです♪
あ、特大定食や、厚切り定食はご飯が大盛りになるのですが、体重を気にするワタシ、ご飯は普通盛りにしてもらいました。

今のところ、こちらのメニューで1番お勧めなのが、ひれかつ定食1000円、次が特大ロースカツ定食1400円かな。
もちろん、特大ひれかつ定食も超お勧めであることは言うまでもありませんが。

ロースカツ定食800円と、チーズチキンカツ定食800円を食べてらっしゃる方々が隣にいましたが、どちらもおいしそうでした。うーん、このお店、もうしばらく通わないといけないな。

--
2014年10月上旬の追記
再訪して特大ロースカツ定食1400円も食べました。
このロースカツ、最高です。柔らかくてジューシーで脂がおいしくて、、、
200gあるそうですが、5つに切られてるんで1切れが大きい♪
ご主人、わかってますねぇ。

--
2014年10月上旬のレビュー
おひとり様ランチに入りました。おいしいパン屋、「えのぱん」さんの向かって左隣の左隣に、先月初めにできたばかりのとんかつのお店。
ご店主が田口さんなのでRomancingとんかつキッチン「たぐ」という店名。
敬愛するレビュアーの三毛猫ミーシァさん、イチオシのお店です。

入店するとカウンター席に先客2名、それから奥の座敷に何人かの女性グループがいるみたいです。
他に、小さいテーブル席が2つありますね。

10席あるカウンター席の1つに座り、お茶を持ってきてくれた接客の女性（奥さんかな）にヒレカツ定食1000円を注文。
ロース派かヒレ派かでいうと、私はロース派なのですが、ここはミーシァさんが食べてたヒレカツの方を選びました。

奥の方でご主人が肉の筋切りをしてとんかつを揚げてくれてますね。
本棚にあった「孤独のグルメ」の聖地巡礼本を読んで待ってました。
10分ほどでご飯と豚汁とキャベツ用のマヨネーズ、それから皿に盛られたヒレカツと千切りキャベツを持ってきてもらいましたよ。

ヒレカツのビジュアルがいいです♪
厚めで縦横8つに切られたヒレカツは110gあるそうですが、金網の上に載せられており油切りに配慮されてますよ♪
この提供の仕方は好きです。

最初に一切れ食べてみますが、うまいっっ！
衣のサクサク感も肉の味わいもそれらのマッチングも、とてもいい。
肉にしっかり下味が付いてて、そのままいただいても十分おいしいのですが、卓上のソースや塩、それから皿に添えられてるカラシやレモンを使いつつ、おいしくおいしくいただきました。

ご飯もおいしいし、量もちょうどいいです。
追加のご飯は100円ですが、お代わりしなくてもけっこうお腹いっぱいになる量ですね。

そして、豚汁がいい！具だくさんです♪
これだけ付いてて1000円はお得だと思いました。ご主人、いろいろ研究されてるのがわかりますね。
そうそう、最初に煎茶、食後にはほうじ茶を出してくれますよ。それからキャベツ用に、細く幾筋も絞り出せるタイプの容器に入ったマヨネーズを持ってきてもらってます。

食べながら、次はロースカツ定食800円を食べに来なくちゃな、と考えてました。
とてもいいお店だと思います。
府中応援団の三毛猫ミーシァさんが応援したくなるのがわかりますね。
お酒もあって夜にも来たいお店だと思いました。
私も、再訪確定です。

土曜の昼、家族と2人で江戸東京博物館を見た後、回向院や吉良邸跡なんかを散策し、かど家さんの前を通ってこちらにやってきました。
両国駅の周りを大きく一周してきた感じですね。
入店して、4人掛けのテーブル席に2人で座り、プレミアムモルツ中瓶850円を注文。それから私は「穴子天せいろ」2550円、連れは旬のメニューから北海道産牡蠣を使った「冷かき蕎麦」1980円を頼みました。

よく冷えた陶器のビアグラスにプレモルを注ぎ、乾杯。
アテに付いてきた塩豆をぽりぽりいただきながら飲んでると、真夏の散策の疲れが飛んでくようです。
あー、おいしい。

しばらくして私の前に、せいろに盛られた蕎麦が登場。せいろの中央部分が盛り上がってて（上げ底？…笑）お蕎麦の量それ自体は少なめかなぁ。蕎麦猪口にそばつゆ、それから天つゆの椀、薬味のネギとワサビが添えられてますね。
そのまま蕎麦をいただいてみますが、すっきりとした味わいでのどごしもよく、おいしいと思います。
ご主人の姿は見えなかったので、お弟子さんが打ったお蕎麦なのかもしれませんが個人的には、今まで食べた中でもかなり上位のお蕎麦だと思いました。

一本穴子、それから夏野菜の天ぷらが揚がったようです。天つゆあるのですが、塩も添えられてて、穴子は塩でいただきましたよ。
天ぷらは半分、連れに食べてもらいましたが、おいしいおいしいと喜んでましたね。

その後、連れの冷かき蕎麦が登場。おお、大きくてぷりぷりの牡蠣が4つも載ってますね♪
冷たい蕎麦出汁の中で泳いでるお蕎麦と牡蠣がとてもおいしそうです。ビジュアルでやられちゃいますね。

牡蠣2個と冷たいお蕎麦を少し分けてもらいました。これ、うまい。蕎麦も牡蠣も超うまい！
濃厚な牡蠣の味が、冷たい蕎麦出汁ととてもよくマッチしてますね。
二人とも、夢中で食べてしまいましたよ。
とてもおいしかったです、ごちそうさまでした。

--
国技館が両国に移転してきたとき、私は墨田区民だったのですが、区役所に転入届けと転出届けを出しに来たのとあわせて、通算3回目の両国駅利用でした。

京葉道路沿いの蕎麦屋玉川さんでは50回以上は蕎麦食べてるんですが（討ち入り蕎麦とか横綱定食とかのネーミングがおもしろかった）、駅は使ってなかったです。

週末、江戸東京博物館（タダ券をもらってた）を見に、ウン十年ぶりに両国駅にやってきましたよ。
国技館がある、駅の北側はものすごく変わってましたが、南側は懐かしかったです。

一時は8店舗あった喫茶店「邪宗門」の中では、2008年12月に惜しまれつつ閉店してしまった国立店に次ぐ歴史を持ち、今年で開業59年になる老舗喫茶店です。
1階は邪宗門「門主」専用の書斎（兼厨房）。
狭くて急な階段を2階に上ると各種の絵画・調度類・本・雑誌・賞状類が絶妙に調和したレトロな喫茶室があります。
ランプの灯りと古時計が時を刻む音に癒されますよ。
マジックを愛された荻窪門主フロタマサトシさん亡き後、10年以上お店を守ってこられてる奥様が、この急な階段を上り下りして注文をとり、品を運んでくださいます。実は、奥様のマジックもなかなかのものなんだそうですよ。

国立店には年に3回くらいのペースで通ってたのですが、こちらのお店へは2回目の訪問。
3年くらい前にお昼にやってきたらやってらっしゃらなかったという記憶がありますので（午後2時頃開店だったと思ってたのですが、今、食べログさんみたら3時半開店になってるようです）、夜の9時前頃に寄りました。他所で飲んで、ほどよく酔っぱらってます。

入店すると同時に、定番のルシアンコーヒー520円を頼んでから2階に上がり、適当な席に座って近くにある雑誌を読んでました。
しばらくして、お水とルシアンコーヒー、それからサービスのキャラメリーゼビスケットを持って奥様が階段を上ってきてくださいましたよ。
閉店時刻までわずかですが、その間、コーヒーとココアのブレンド、甘いルシアンコーヒーを楽しみながら、BGMに陶然と聞き入るワタシ。心地よいひとときが流れます。暖かいランプの光の中、ほろ酔い加減でいただく甘いコーヒー、最高ですね。
さて、帰るか。
急な階段を下りて、会計時に奥様と少し会話を交わしてからお店を出、駅に向かいました。

土曜日、1人予約なしでランチに訪問。最後の1席だったようで、その後、カウンターは予約客でいっぱいになりました、運がよかったです。
今回の仕事先の方に教えていただいたお店で、金曜と土曜しかやってないランチ時、ご主人と四方山話をしてれば、なにもいわなくとも料理が出てくるということは知ってました。食べログさんで事前チェックしたら、けっこうな人気店のようです♪
午後から仕事なので、ノンアルコールビール（サントリーのオールフリー）をもらいました。

先付は、焼き物とタニシと枝豆、それから茄子とポリンキー（カボチャ）の漬け物。
いい感じです♪

玉子を最初に切ってくれて、マコガレイ、それから戸井のマグロの赤身。
お寿司のネタのことや、近場のイベントのことなど、ご主人と話してると、お人柄が伝わってきます。
握りもとてもずばらしいですね。

イカ、そしてタイラガイの炙りを海苔で巻いたものをもらいました。それから炙ったイサキと石陰貝（石垣貝のことだそう）が1貫ずつ。
すごくおいしい。

ウニ丼とハマグリのみそ汁が登場し、終盤ですね。ウニはこの季節、とてもおいしいですね。
最後、自家製だという青梅ゼリーをいただいて楽しいランチの締めです。
締めて4000円ちょうどでした。

握りの技術もホスピタリティもすばらしいお店です。
とてもいい時間を過ごせましたし、午後の仕事も気分よく進めることができました。
ごちそうさまでした、今度はぜひ夜にうかがいたいと思ってます。

入店し、ミックスカレー290円と宇治金時500円を注文しました。こちら、昭和の懐かしい感じが漂うお店で、松山市駅へ続くアーケード街、銀天街の中にあります。

近くに座った女性2人連れが、おいしいね、これで290円だよ、と感嘆の声を上げながらカレーを食べてらっしゃいます。期待が高まりますね。

カレーは、わりとすぐできます。290円にしてはけっこう量があるなぁ。
日替わりでいろいろなカレーあるいはハヤシライスがいただけるそうです。
ご飯は軟らかめ、上にかけられたカレーは、家庭的なこれまたレトロ感に満ちたもの。
半分に切られた小さめのクリームコロッケが載ってて、コロッケカレーになってます。
刻んだ福神漬けがいいアクセントで、ジャガイモも、昔懐かしいライスカレーに入ってた感じのやつ。
うまいっっ！

このお店、本来は商品と引き替えにお金を払うのだと思うのですが（それが松山の基本らしい）、まだかき氷が来てませんので後でまとめて払うことにします。
お店の女性は、私がかなりのスピードでカレーを食べてるのをさりげなく確認してくれてますね。あ、しゃりしゃり氷を削る音がしてきましたよ。

登場した宇治金時は、かなり大きい。写真のように、断面図がわかるように半分を崩さないように食べましたよ。氷の底にもあんこが入ってて、牛皮っぽい小さな団子が3つ入ってました。

いやー、おいしいです。
真冬に食べるかき氷ですが、これ、今年初めて食べたかき氷ということになりますかね。

こちらを初めて訪れる家族2人を伴い、7年以上ぶりになりますがランチをいただきにやってきました。
【カツ丼】1230円！！を注文します。
連れたちには極太麺のタンメンがお勧めだ、といったら【タンメン（塩味）】870円と【五目タンメン（醤油味）】920円を頼みましたね。

カツ丼、お高いだけあってロースカツの肉が分厚い♪
醤油味のスープ付きです。
でも、う～ん、なんといいますか、一回食べたかった「なるき」さんのカツ丼なんですが、確かに肉感は強いんですけど、衣と丼ツユと玉子のバランスが私の好みとは違ったかな。
おいしく完食しちゃいましたけどね♪

連れたちは、麺の太さにおどろいてました。粉っぽさとか全くなくておいしかったとのこと。私もタンメンの塩味スープと五目タンメンの醤油味スープをそれぞれ取り分けてもらい、太麺と共に味わいましたよ。とてもおいしいです。

なるきさん、久しぶりですが変わらずおいしい、と思いました。
ごちそうさまでした。

福島ドライブ旅行の際に、息子と2人でうかがいました。
私は30数年ぶりになります。

この店舗、私にとっては1960年代後半から70年前半の札幌（味噌）ラーメンブームの頃あった「札幌ラーメン　どさん娘」として記憶してる、懐かしい場所にあります。小学生の頃、近くのボーリング場（ダイマツボール）に連れてってもらい、その後ラーメンを食べた思い出の場所。
70年代半ば頃にこの「なるき」さんに変わったと記憶してます。でも、カウンター席の感じ、調理場との距離感はどさん娘ラーメン時代から現在まで、変わってないと思いますね。

子供の頃は醤油ラーメン派だったので、札幌ラーメン時代もなるきさんになってからも一貫していつも醤油ラーメンを食べてました。今回も、醤油ラーメン640円を注文。息子は最初トリソバを注文しかけましたが、辛いスープだということをお店の方から聞いて、エビソバ1040円（塩スープ）に変えてました。

それから、サイドメニュー（笑）として看板メニューのタンメン（塩味）740円を1つ。
マイレビュアー様が推してる天津飯とどちらにするか少し悩みましたが、ここは30ウン年ぶりに、懐かしのタンメンでしょう。餃子8個530円も注文します。

醤油ラーメンが最初に来ました。チャーシュー、メンマ、ネギというシンプルな外観。
あっさりだけどコクのある醤油スープ、ほどよい細さの麺、うまーーーい（かなーり思い出補正がかかってるかも知れません…笑）。

主観では、3分で食べてしまいました。食べ始めたと思ったら、いつの間にかラーメンが消えてて自分でもびっくり。実際には3分以上かかってると思いますが、すごくおいしく感じました。

次に、息子のエビソバ。塩味スープでエビがいっぱい入ってて、とてもおいしそうです。彼もおいしいおいしいと食べてました。

餃子がやってきて、それを4個ずつ食べました。この餃子、味がよくて焼き加減もよくて、とてもいいと思いましたよ。車じゃなかったらな、、、すごくビールを呼ぶおいしい餃子でした。

最後、タンメン登場。かなりの太麺ですので、茹でるのに時間がかかるのでしょうね。
野菜と少量の豚肉、という日本のタンメンの定番の感じですが、でも、麺がすごく太い。あれれ、こんなタンメン食べたことないなぁ。
なるきさんでは、30年くらい前に一緒に行った家族がタンメンを食べてたんですが、当時はこんなに太い麺だったという記憶はありません。

でもこの太麺、すごくおいしいです。息子と半分ずつ食べたのですが、かなり満足♪
太麺は、粉っぽかったりぼそぼそしたりすることもあるのですが、こちらの麺は、よかったです。
これだけ長く続いてるお店ですから、もちろん、味で受け入れられてるに決まってますね。
ぜひ、再訪したいと思いました。

知人がリッツ・カールトン東京で披露宴。私は、今回初めて足を踏み入れました。
こちらは、家族が絶賛するホテルで、とにかく料理がおいしい、とのこと。期待してやってきたのですが、そのハードルを簡単に跳び越えてくれる、料理もサービスもすばらしいホテルでした。

披露宴開始前にいただいたアミューズや飲み物からしておいしかったのですが、披露宴開始後、シャンパンで乾杯。
ワインは、白をメインに赤もいただきましたし、ビールも（注がれたので）いただきましたよ♪
いただいた料理は、次のようなものです。
　前菜3種：ノルウェイ産サーモンのタルタル　キャビア載せ／パルマ産生ハム、果実、およびトマトのサラダ／赤パプリカムース
　スープ：黒毛牛と野菜のビーフコンソメ、黒トリュフの香り
　メイン１：車エビとムール貝の白ワイン蒸し、ソースノルマンド
　口直し：赤ワインと葡萄のソルベ、マールのジュレ
　メイン２：シャラン産鴨胸肉のローストとフォアグラのソテー、根セロリのピュレと季節の彩り温野菜、仏産アカシアの蜂蜜、香草とクルミの甘酸っぱいソース
　デザート：ブールドネージュサプライズ→写真の１，２，３をご覧ください
　ウェディングケーキ：イチゴと生クリームのケーキ
　パン：何種類もありましたが、クルミとレーズンのパン、それからバゲットをもらいました
　紅茶：何種類ものハーブの香りがします

全部、お味がすばらしかった。

前菜のサーモンタルタルには、金箔付きのキャビアが添えられてましたから、三大珍味のキャビア、トリュフ、フォアグラ全部付いてましたね（ワタシ、それで喜ぶ小市民なんです）。

それから、メイン１（車エビとムール貝の白ワイン蒸し）の、生クリーム系の濃厚なソース（ノルマンドソースというらしい）がとても印象に残りましたね。

サプライズデザートもおもしろかったし、とてもおいしかったです。薄ピンクの薄いホワイトチョコのボールに熱いイチゴソース（フリュイルージュソース）をかけると、溶けて中からフロマージュブランのムースと、冷たいラズベリーのシャーベットやイチゴが現れる、という趣向です（写真の1、2、3枚目をご覧ください）。

そうそう、最後にウェディングケーキの一切れもいただきました、イチゴと生クリームのシンプルでとてもおいしいケーキで、複雑なフレーバーを感じることのできる紅茶ととてもよく合いました。

うーん、フレンチの神髄（笑）を味わったような気がします。リッツカールトン、かなりお高いのでしょうがこういう料理が味わえるすばらしいホテルなんですねぇ。

2017年2月のレビュー
この2月から飲み物平日100円引き制度はなくなりました。でもおいしい。

--
2016年6月のレビュー
だいぶ暑くなって生ビールのおいしい季節が近づいてきましたね。休日お昼、生ビール500円を飲みながら、チキン南蛮400円とモモ唐揚げ100g280円と手羽先1本130円をいただきました。この日、家族のためにチキン南蛮弁当550円を2個注文しておき、最後に受け取って帰りましたよ。
そうそう、チキン南蛮の上の玉子タルタルをモモ肉の上に載せて食べてみました。よくやる食べ方なんですけど、これもなかなかですよ。

--
2016年3月のレビュー
砂ズリ260円とチキン南蛮400円をいただきながら、生ビール400円(平日価格)を2杯。うまいです。
自宅にミックスセット500円（もも100gとムネ100g入り）を2つ買って帰りました。

--
2016年1月のレビュー
新商品の鶏皮の唐揚げ150円と生ビール400円（平日なので100円引き）をいただきました。トリカワはすぐに持ってきてもらえます、ちょっと冷たいのが玉に瑕ですが。
この日は、揚げたて熱々のチキン南蛮400円と砂ズリ100g260円、それから生ビールもう1杯いただきましたよ。
今年もよろしくお願いします。

--
2015年11月のレビュー
新商品の春巻き3本300円食べました、生ビールとと共に。うまいわ。
今日はチキン南蛮は品切れ。なので、砂ズリ100g260円とモモ100g280円と生ビールもう1杯。
相変わらずよかったです。

--
2015年10月2回目のレビュー
休日お昼、1人でやってきました。このお店でいただく生ビールが大好きなワタシ、砂ズリ260円、モモ280円、チキン南蛮400円をアテに生ビール500円を2杯飲んで満足満足。
ここで唐揚げと共に飲むビールは超絶的にうまい！
↑
2015年10月のレビュー
ここのお弁当が食べたいという子供のために、チキン南蛮弁当550円と唐揚げ何品か、購入して帰りました。
皆、大喜びでした。
このお店の揚げたての唐揚げ、とってもおいしいですよ。

--
2015年8月のレビュー
砂ズリとモモ。それから新商品のすり身揚げ300円でビール2杯。
おいしかったです。

--
2015年6月のレビュー
ビールのおいしい季節になってきました。こちらで唐揚げとともにいただく生ビールが大好きなワタシ、平日の夕方、まだ明るいうちからビール400円とミックスセット（モモ唐揚げ100gとムネ唐揚げ100gのセット500円）♪

クァーッ、うまい。ビールのアテはタケノコ、あっという間に1杯飲んでしまい、もう1杯。
唐揚げって、胸肉よりもモモ肉好きの人が多いと思いますし、私もそうなんですが、ここのやつは、両方うまいです。
ごちそうさまでした。

--
2015年1月のレビュー
つまみのチキン南蛮400円をアテに生ビールと熱燗を1杯ずつ。こちらは熱燗やってくれるんですよ。
砂ズリが大人気で、今日も売り切れ。次はあるかなぁ。。。

--
2014年12月のレビュー
唐揚げ定食700円を食べました。ちょっと都合で飲めなかったので、ペプシコーラ100円（通常200円ですが、平日は100円引き／コカコーラじゃないのがなんかいいです）をいただいたのですが、唐揚げとは妙に合いますね♪

2014年末と2015年始は、1月1日だけお休みで、それ以外は定休日のはずの12月30日火曜も営業されるそうです。
大晦日は12時-18時の短縮営業。
皆さん、ここの唐揚げ、おいしいですよ。

--
2014年11月のレビュー
チキン南蛮弁当550円を3つ、それから1000円パック（もも肉150g＋胸肉150g+手羽先3本）を1つ購入、持ち帰りました。
家族は、チキン南蛮を食べるのが初めてだったのですが、皆、おいしいおいしいと喜んでましたよ。
私は、1000円パックの3分の1とビール、それから少食の娘からご飯を3分の1をもらいました。
おいしかったです。

--
2014年10月のレビュー
相変わらず、ここの唐揚げは絶品だと思う。
でも、近くに唐揚げをウリにする全国チェーンの弁当屋ができたんでちょっとこのお店の売れ行きが心配。戸越銀座のとりあん東京が閉店してしまいましたし。

安全安心で、しかもうまーーい鶏唐揚げ、いつまでも頑張ってくださいね。

この日は、砂ずりがまた品切れ、人気ですねぇ。。。
チキン南蛮、モモ唐揚げ、手羽先に生ビール2杯、どれもよかったーーー。

--
2014年9月のレビュー
チキン南蛮＆砂ずりが品切れ、なのでミックス（モモ100g+ムネ100g）＆手羽先2本で生ビール、、、の翌週、チキン南蛮と砂ずりで生ビール2杯いただきました。うまいよ。

--
2014年8月のレビュー
チキン南蛮と手羽先2本、それから砂ずり100gでプレモル2杯。
うますぎ…

--
2014年7月のレビュー
チキン南蛮、400円で単品提供してもらいました。
ムネ肉の唐揚げに甘酢をくぐらせてあって、たっぷりのタルタルソース♪
うまい！

コロッケ100円、これまたちょうど揚げたてをもらいましたが、超おいしい！
これらと生ビール平日料金400円でいい気分です。

--
2014年6月のレビュー
最近、チキン南蛮っぽいメニューができたのですが、今のところ弁当を頼むしかない。
うーん、単品で出してください。

--
2014年5月のレビュー
アテにもらったアサリの佃煮で生ビール1杯、あっというまに飲んでしまった。
今回は唐揚げ定食700円。唐揚げモモ肉3個、胸肉3個、ご飯、味噌汁、サラダ、漬け物、高野豆腐が付いててお得だと思います。相変わらず、揚げたてなので火傷しそうに熱い唐揚げ、おいしかった。

--
ここの生ビール、すごくおいしいので平日だと1杯400円で、とてもうれしい。
ミックス（もも肉100gとムネ肉100g）500円をアテに2杯。うまかったー♪

揚げたてを供することにこだわってらっしゃいますので、唐揚げは火傷しそうに熱いです。

--
追記：
平日、やってきました。プレミアムモルツの生中ジョッキ2杯で800円、唐揚げもも200g＠560円。
ビールも唐揚げも、うますぎ。また肉食いたくなったら、ここに来てみよう。
平日は、昼も夜も飲み物が100円引き、お勧めです。

--
(補足)　下の記事では、大分とり天と宇佐唐揚げを、同じ大分県だからと同一視して書いてしまってます。違うそうですね、すみません。

2014年4月上旬のレビュー
以前、家族に唐揚げ弁当550円（当時は500円）を買ってきてもらったことがあり、おいしかったという記憶があります。
今回、マイレビュアーのちー＆りーさんも行かれてたこちらのイートインで、生ビールと唐揚げ♪
大分発のチェーン店らしいのですが、大分の「とり天」を、東京では唐揚げとして売ってるようですね。ま、個人的には大分とり天も、鶏唐揚げも同じものだと認識してました。

2年前、大分とり天発祥のお店といわれるキッチン丸山さんで食べたとり天を思い出しながら入店、カウンター席に座り、感じのいい奥さんに、とりあえずプレミアムモルツのジョッキ500円とミックスセット（もも肉唐揚げ100gと胸肉唐揚げ100gのセット）500円を頼みました。唐揚げは注文してから揚げはじめるので5分ほどかかるとのこと（これは、持ち帰りの場合も同じ）です。

まず、プレモルのジョッキとアテとして高野豆腐の煮物の小鉢が登場、グビッと一口、うまいっす。
さすがにサントリー樽生達人認定のお店だけのことはありますね。

あっという間に半分以上飲んでしまったので、少しゆっくりめにペースを落としながら、持参した文庫本を読んでると、唐揚げ登場です。
プレモルをもう1杯注文し、当初頼むつもりでいた御飯をやめて、代わりに手羽先＠130円を2本、それからおつまみセット（ナンコツ100gと砂ずり100g）を550円を頼みました。唐揚げ、これで400g+手羽先2本ですから食べきれないかも知れないな、と思ったのですが、残ったらちゃんと包んでくれて持ち帰れるそうなので安心ですね。

モモもムネも柔らかくてジューシーでおいしいです。100gでモモ肉は3個、それから胸肉は100gで4本半ですね。
2杯目のビールが3分の2くらいになった段階で、ナンコツ20個くらいと砂ずり7、8個登場。それから手羽先の唐揚げ2本。

たった400gプラスアルファの鶏肉、ビール2杯あれば十分食べられますね（笑）。
ナンコツも砂ずりもコリコリした食感を楽しみました。
卓上にあった唐辛子や白コショウ、黒コショウも使ってみましたよ。デフォルトの味付けでも十分おいしいのですが味変も悪くなかった。
こりゃ、うまいや、自宅に買って帰ろう、と思い、ファミリーセット（小）を持ち帰りで頼み、揚げ始めてもらいましたよ。

その後、主観的には10分ほどで全部食べ終わり飲み終わってしまいました。
ああ、おいしかった。なんか体が肉を求めてたんでしょうか、ビールと鶏肉、堪能しましたよ。
お勘定をして、持ち帰りの唐揚げを片手に提げながらブラブラと駅の方にむかうワタシでした。

ファミリーセット（小）は、モモ220g、ムネ220g、手羽先4本がセットになって1550円。
自宅で家族といただく予定です♪

2014年9月のレビュー
11年ぶりに車でやってきました。前回は、店の裏側に駐めたのですがそこがお店の駐車場なのかどうかよくわからなかった、という記憶がありますけど、今回は、店の前の道を挟んだ向かいによくわかる形で3台分の駐車場ができてました。
実は、開店時刻の11時30分より、10分ほど前に到着してしまったので車に乗ったまま開店を待ってたのですが、開店時刻前に入店するカップルがいらっしゃり、ちょっと様子を見てたらすぐにお店の方が開店の表示を出されましたので、ゆっくり道路を渡ってお店に入りました。
あ、昔（下の11年前のレビューをご覧ください）と違って普通の入り口になってますね。

テーブル席に座らせてもらい、「昼のそば、旬香（しゅんか）」2808円を注文します。205円増しで蕎麦を粗挽き蕎麦にグレードアップできますので、それでお願いします。

この平日のみの旬香というメニューは、前菜3品と辛味そばがきと天ぷらとせいろとデザートの付いたものです。
そば茶をいただきながらゆったりとできるのを待ちます。

最初に、前菜の銀杏豆腐を持ってきてもらいました。濃厚でチーズのような豆腐、こりゃたまらん、ということでキリンフリー410円を持ってきてもらいました♪
アテに塩豆がつきます。

山葵と共に豆腐をちびちび食べながら飲みますが、とてもおいしい。
次に、カブの煮物の上にサーモンと蓮根が載ったさわやかな一品。（ノンアルコール）ビールより、日本酒が欲しくなりますが、車ですからねぇ。。。
3品目は、餅麩と茄子の生姜味噌、うまいっっっ！

しばらくして辛味そばがき登場です。
辛味大根のオロシを載せた、揚げた「そばがき」ですが、大根がかなり辛くてそばがきの味がひきたちますね。
お酒のアテにぴったりの品ですねぇ。

ノンアルコールビールを飲み終わり、粗挽き蕎麦と天ぷらを迎えます。
海老のかき揚げはプリプリの小エビが多めに入り、ピーマン天やイモ天もサクサクです♪
お蕎麦は、以前に食べたときに較べて香りが弱い気もしますが、この時期に香りを感じられる蕎麦はそうはないですよね。
薬味の葱と山葵と大根おろしを使いながら、おいしくいただきました。お蕎麦の量もまあまあ多めです。
おいしくすすりました♪

蕎麦湯が、陶器の急須で供されます。そば粉を加えてとろみを出したタイプ。
蕎麦つゆに加えて飲むとほっとします、熱々でいいですよ。

最後、デザートの黒蜜をかけた蕎麦ゼリーをいただきながら、白い蕎麦湯を全部飲んでしまいました。
そして新しく出してもらったそば茶をいただいての締め。
お蕎麦もお料理も、とてもおいしかった、、、と楽しい余韻を感じながらお勘定をしてお店を出ました。

--
2003年5月中旬のレビュー
茶室のにじり口をイメージしてるのでしょうか、狭い入り口をくぐると、照明は障子紙に覆われ、壁紙として江戸時代の本（生け花教本らしい）が一面に張られてます。「坐して時を忘れ、楽しんで」いただくことを願って坐忘という店名にしたのだとか。

畳の席に座ります。
天せいろ1785円を頼みますが、210円増しで、そばを田舎蕎麦から手挽き蕎麦に代えてもらえますので、手挽き蕎麦で注文しました。
風味と甘みを感じることのできる蕎麦でした。ここ数年で一番おいしい蕎麦だと思いました。