『アーシュラ・Ｋ・ル=グウィンさんご逝去』パドルグラムさんの日記

ル＝グウィン女史の作品の中では「アースシー」シリーズ（ゲド戦記）5巻+外伝と「ハイニッシュ・サイクル」の『ロカノンの世界』と『闇の左手』を今も持ってますし、私が20代だった頃、何回も繰り返して読んでます。
（ゲド戦記は子ども向けですけど、私は大学生になってから読みました／4巻以降を読んだときはすでに20代ではなくなってます…笑）
他の作品も何冊か読んでますが、私自身の世界観を形成する上において大きな影響をこの方の作品から受けたと思ってます。

余談：
「プリンス・オブ・ペルシャ」というアクションゲームを1990年代、NEC製のパソコンPC9801でやってたんですが、これの最後の謎を解くヒントが、ゲド戦記第1巻の『影との戦い』にあったのが思い出されます。

ゲド戦記の4冊目『帰還』の日本語訳が発売された頃は、パソコン通信のニフティ・サーブのゲド・フォーラムにも参加してたっけなぁ。。。

ゲド戦記の世界観には、当時流行った言語学とか記号論とかの影響が色濃く、とってもおもしろうございました。
自分の仕事にも、大変役立っており、曲がりなりにも現在、私と家族がご飯を食べられてるのには、ル＝グウィン女史のおかげもかなりある、と思っております。
ご冥福をお祈り申し上げます。