おーんぷさんのマイ★ベストレストラン 2018

食べたもの日記

メッセージを送る

おーんぷ (30代後半・男性・北海道) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2018年は食べログをフル活用した一年でした。
ランキングは今年『初めて』行ったお店で選んでいます。
1位:味道広路(北海道栗山町)
食べログ4.0超えの和食のお店。ずっと気になっていて。ようやく行けました。
味もさることながら、振る舞い、佇まい。接客。全て良かったです。 食事が楽しいと思えるお店の一つ。

2位:亀正くるくる寿司(大分県別府市)
北海道在住の自分が『負けた』なと。これは北海道の回転寿司じゃ勝てません。
大分ブランドの関アジ、関サバは売り切れで食べられませんでしたが、それがなくても地物の美味しい海鮮をおすしでいただけます。
太刀魚、りゅうきゅう。北海道じゃ味わえない美味しい新鮮なお寿司を楽しめました。

3位:山椒郎(大分県湯布院市)
『山』、『海』二種類ある中で山を頂きました。
新鮮な野菜、そして地物のお肉たちのコラボレーション。 本格和食の特別な『お弁当』は、
湯布院にいったらまた食べたい逸品。

4位:いし豆(北海道真狩村)
初めて奈川在来種100%(北海道黒松内産)のお蕎麦を頂きましたが虜になりそうです。なりました。
もうこれ以上の好みのお蕎麦は世の中に存在しないのではないだろうか。そう思わされるほど完璧かつ、美味しいお蕎麦でした。
夫婦で営んでいる、こじんまりとしたお店ですが、きちんとルールが設けられていてお客さんが素直に従い、待つ姿。
美味しいお蕎麦を提供する側、頂く側。お互いがお互いを気遣う。そういった姿を垣間見えるぐらいに。とっても良いお店。
無理のない程度に続けて欲しいです。

5位:一文字カレー店(北海道札幌市)
いわずともな、おいしいカレーのお店。 ルーカレーもスープカレーもどちらも最高峰といっていいでしょう。
ただ、待ちます、ここも待ちます。それでも頂きたい美味しいカレー。
お店前に停められるのは軽自動車のみですので要注意。

6位:とん田(北海道帯広市)
豚丼のお店ですけど。豚丼の概念が崩されたお店です。想定外でした。
バラ・ロースが半々の丼を頂きましたが、このお店の豚は炭火焼ではないんです。
ただ豚の質が良すぎるのか、炭火じゃなくてもとっっっても美味しい!!なんだこれは!?ってなりました。
感激する豚肉は後にも先にもとん田だけ。
恥ずかしい話を一つ。 とんでん?とんた?と店員さんに質問したら、とんたです(苦笑い) 失礼しました。

7位:白川(北海道札幌市)
完全予約制。和食のお店です。 一人で切り盛りしている大将。かっこいいです。
3,000円のコースでもお寿司が出てくる。そんなところだったり、一品いっぴん手が込んでいるんですよね。
器にもこだわりがあり、器好きにはたまりません。

8位:伊勢寿司 タルシェ店(北海道小樽市)
JR小樽駅内の立ち食い寿司ですがクオリティはさすがというか。
ミシュラン獲得している伊勢寿司の立ち食い寿司ですが店主Mさんの気さくさだったり、
色々な注文に答えてくれる姿はまたいきたいなぁ!って思っています。が、地元なだけに再訪できていないです。
来年二度目の訪問したいですね。

9位:ハマ (北海道札幌市)
六本木やらなんやらにあるステーキハマの札幌店。
各お店で値段やらメニューが違う中、札幌店はクイックランチ 2,160円(税・サ込)という鉄板焼きステーキでそれやっちゃう!?っていうぐらいリーズナブルなメニューがあるんです。
お店はビルの4F?だったかな?エレベーターであがるんですけど。窓のない異空間のような雰囲気の中、
担当さんが鉄板で手際よく焼いてくれます。 接客もやや機械的であるものの、完璧なもので。
誰かを連れて行きたいお店ですね。 私は一人で行きましたけど。

10位:ウィンザーホテルの朝食(北海道洞爺湖町)
ミシュラン5つ星ホテルの朝食はさすがに格が違った。
美味しい釜炊きのお米。美味しいおかず。 今まで頂いた朝食の中で一番美味しかったです。
ご飯がお代わり出来るのも嬉しかったですね。もちろん無料で。

マイ★ベストレストラン

1位

味道広路 (栗山 / 日本料理)

2回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2020/09訪問 2020/10/03

約2年ぶりの味道広路 昼のコースは4,000円~ 今回も楽しませて頂きました♪

約二年ぶりの訪問です。 誰が何と言おうが満点評価です。
二年前と変わったところ。今回もお昼のコースだがひとり3千円→4千円(サ10%・税別)
元々安すぎた感があったし問題なし。 今回も旬の食材を使った料理の数々を楽しませて頂きました♪

予約は半月ちょっと前ぐらいかな?
予約前に味道広路さんのHPで混雑情報を事前にチェックし空いていたのでこの日に予約。
(名前、電話番号の他にアレルギーの有無、年齢なども聞かれます)
開店時間の12時スタートでお願いしました。 

10分ほど前に到着。すでに先客の車が一台停まっています。
写真を撮ったりして時間を過ごします。
数分前に玄関前の待合室で待ちます。 蚊取り線香が焚かれていて情緒を感じます。

時間丁度。中から着物姿の綺麗な女将さんが出てきて案内されます。
「お先にお待ちの方からどうぞ・・・。」
待合室に入ったのは私たちが先でしたが、先に車を停めていた方に
「どうぞ」と、
相手もどうぞと言いますが
いえそちらが車停めたのが先なので・・・。と伝え女将さんが先客の方を案内します。

熱い譲り合い。


前回はテーブル席でしたが今回は掘りごたつの和室。いいですねぇ。落ち着きます。

今回はドリンクをオーダーせず料理に集中します。

料理を運ぶ度に詳しく説明しますが、知らないワードや食材があったり
聞き取れた部分で紹介します。

◎先付
枝豆をすりながしたもの。中に〇〇イカが入っているお料理。

枝豆の甘みがしっかり感じられる一品。
〇〇イカがあることによって甘さとほどよいしょっぱさのバランス。
今回お豆を使った料理が多かったですが、普段食べることのないお豆の美味しさに改めて気づかされました。 マメオイシイ。

同行者の一人はこちらのお料理が一番美味しかったと。
インパクトはありましたね!

◎椀物
落葉きのこ、そばがきの椀物。すだちを添えて。
なんだかんだ「そばがき」初体験。お蕎麦やさんにいっても食べたことないので。
新そばの季節ですものね。 いや~人生初そばがきをまさか椀物で頂くとは!!

ウマイのねこれ、めっちゃうまい。
もっとネチョネチョしているのかなぁ?ってイメージで思っていたけれど そうじゃなかった。
椀物に入っていたのもあって、
そばの香り自体はほのかに感じられる程度でしたが、とても上品さがあり美味しかった。

・・・。今度お蕎麦屋さんで「そばがき」頼んでみたくなりました。

こちらも旬の落葉きのこ。
そばがきを半分ほど食べ、汁を半分ほど頂いた後 たっぷりの大根おろしを溶かします。
落葉きのこと大根おろしの組み合わせは最強といっていい。大好きな組み合わせだ。

そしてすだちのアクセントがここで効いてきた。
濃厚で旨味のある落葉きのこを落ち着かせ引き立たせる大根おろし。
その味に柑橘系のアクセントが加わり非常にバランスが良い味に変化する。
和食って楽しいなぁ。


◎焼物など
自家農園のパプリカ、ETカボチャを米粉で揚げたもの、函館産ぶりの山椒焼き、北寄とマイタケを湯引きしたもの、一番左は酢味噌の味付けの料理

ETカボチャから食べて下さいとのこと。
ご主人が運んできてくれて丁寧に色々と説明してくれるんですが、ワードが追い付かない笑。
録音するべきだった(笑)

食感として面白く美味しかったのがETカボチャ。栗山産のカボチャなのだが
このETカボチャを作られている農園さんは夕張メロンの元祖のメロン農園なんだそう。

は~って関心しながらいただきます。
ちなみにETカボチャのETはあの映画・・・ではなく調べたところ品種を作った日本園芸生産研究所の「Engei」と、生産した栃木農場「Tochigi」の頭文字から取ったそうです。
(キチット調べたわけではないので間違っていたらスミマセン。)


米粉で揚げてあるので、サクっとした食感。 せんべいを食べたような感覚。
ETカボチャ自体は甘みがあるものの、ねっとり系ではないので軽い感じでいただける。
面白くたいへん美味しいカボチャ。 揚げたてでホクホク感もあり非常に美味。
最初に食べてといったのは一番美味しい状態である熱々の状態で食べて欲しかったのだろう。

パプリカも何だかフルーティさを感じる。何か手を加えているのだろう。

北寄貝とエリンギ?(多分)を湯引きしたもの。
北寄貝の貝の臭みが全くない。ここまで貝特有の臭みというかクセを消せるものなのか。

ホッキもうまいが、このキノコがうまい。 湯引きしたもの。というシンプルな説明だが
食材から出る旨味を最大限引き出している。
同じ食材を用意されて同じものを作れって言われても自分は絶対に作ることは出来ないだろう。
食材の良さはもちろんのこと、食材の良さを引き出したり調理の仕方がとにかく凄い。

函館産のブリ、山椒焼。
函館産であれば天然ものだろう。と予想はつく。
道内で獲れる天然もののぶりは安価(刺身用ですらスーパーで100g250円等)で販売されているのを見かける。
天然ものは脂身が少なく、養殖もののほうが脂のりが良くそちらのほうに軍配があがるからだろうと推測している。(実際はわからないが)

刺身で食べても、淡泊なイメージだが味道広路さんの天然ぶりの調理方法がいいもんだから。

この函館産ブリの山椒焼がメチャクチャうまい!!

皮はパリパリ。身はふっくら。 味もしっかり。もちろん臭みもない。
もし食レポするならこれ以上言いようがない。
パサつきがほとんど感じられず、箸で身をほぐしながら頂く。
なんて美味しいのだろう。 味付けとしてはやや濃い味付けだが天然ぶりにはこの味付けがマスト。 家で作れるのならば作りたい(もちろん無理だろうが) 素晴らしい一品。

酢味噌和え。
ご主人曰くチラシっぽくした一品。
「彩り」を考えるならばこの場所にこの酢味噌和えが来るのだろうかな。
深く考えても仕方ないのだが どうしても意味を探りたくなってしまう。

味付けのバランスが良く、食感を楽しめる一品。
ただの和え物とあなどるなかれ。 手が込んでいる品。


良い感じにお腹が膨れてきたところで次の料理。

◎炊き合わせ
万願寺とうがらし、しいたけ?(だったはず・・・。)、夕顔、ホッケのつみれ

大好きな炊き合わせ。

驚くべきは人生初体験である夕顔。
あのデカ瓜を食べる日が来るとは。
食感が面白かったです。周りはデロデロ、中心部は大根?ぽい。
もちろん調理の仕方で変わるのだろうが面白い味だった。夕顔って見た目こそあんな感じですけど意外とかわいい味してんのねっていう。

ほっけのつみれはほどよく生姜が効いていて美味。 ウマイ。
餡たっぷりの熱々のとろみ系の炊き合わせで、満足しました。

帰りに道の駅長沼にいって夕顔やETカボチャが販売されていて。
旬のものを一番美味しい調理法で四季折々楽しませてくれるのは
さすがだなぁ・・・と。 2年前とほぼ時期かぶりで(前回は11月)来たので次回は時期を変えて伺いたい。


◎御飯
古代米(!)鞍掛豆(じゃがいもみたいな味)と上にナッツ
お漬物はタクアンとミョウガ?、シソの花(だったかな?)

初めて聞く古代米というワードに惹かれました。
同行者は二人とも知っていたようで驚き。
古代って!!と帰ってきてから調べるとなるほどなー。って
食べるときでも食べた後でも勉強できるっていいですね(恥ずかしながら・・・)

古代米といいつつ現代のお米は古代からあるものではないそうで。
大きく分けて古代米は3種類ほどあり今回頂いたのは黒紫米(こくしまい)というそうです。
白米と違い色がついているし、何だかわかりませんがとにかく栽培に適していないそうで
白米になれた人には売れない。
が古代米(と呼ばれる)は栄養価が高く、一定の需要があるそうで。
白米と混ぜて食べるのが一般的だそう。

弥生時代?とかそういう時代はこういったお米を食べていたんですね。
は~!と感心。 そして自分の無知加減さにゲンナリ。


こちらの御飯は滝川産のなたね油を使用していて。
そういえば2年前に味道広路さんで食べたきのこの炊き込みご飯
バター使っているんですか!?と聞いた記憶が蘇る。

その時は「実はなたね油つかっているんですよ。」と女将さんに教えて頂いたんですよね。

2年間で色々食べてきましたが、
言葉のやりとりだったり、自分が衝撃を受けた場面ってのは忘れないものですね。
昨日夜何食べた?って聞かれても答えられませんが アハハ。何食べたっけ。

話はかなりそれましたけど。この御飯かなり美味しかったです。
ナッツのアクセントが凄く良かった。

普段豆御飯とか、五穀米とか十穀米は食べません。白米派!でしたが。
味道広路さんの御飯は美味しくいただけるんだな。 なたね油さんの活躍もあるのだろうけれど。


美味しい御飯を食べ、お腹も満腹気味。

◎デザート1
ナイヤガラと、ほおずきの寒天

ほおずきの寒天は初めての味!!
ナイヤガラも小ぶりな感じで皮ごと食べられる味。
さっぱりとした気分。


◎デザート2
十勝産の小豆と白玉、黒蜜。
この小豆がウンマー!
白玉ももちもち感MAXでうんまー!
黒蜜との相性ばっちし。

◎締めのお抹茶

あれ?
に、苦い。
渋みもあってクセの強いお抹茶。

オトナな味。
しっかり点ててあるが、
こういう抹茶も・・・アリか。

ほどよい甘い抹茶に慣れてしまっていたが
この苦みとクセのある抹茶も頂くと悪くはないか。


こちらで終わりです。と一言頂きお会計。

先客の女性客2名が支払った後にお会計をする。

店主さん女将さんにお礼と少々の雑談。
このひと時が楽しい時間である。

玄関から出る際に
深々としたご主人と女将さんのおじぎ。

また来たいな、またこの味を食べたいな。

また栗山に来たいな。


また、行きます。 大好きなお店です。
ずっとずっと気になっていた、お料理やさん。
恥ずかしながら、訪問前までは田舎の街外れにある美味しい料理を出すお店というイメージでしたが
見事に良い意味で裏切られました。

今回予算はひとり3,000円でお願いしました。(ランチの最低金額)
でしたが、文句なしの5.0ですよ・・・!

予約はTELでします。10月の末ぐらいだったかな。
アレルギーの有無の確認まではわかりましたが、飲食店の予約で年齢まで聞かれたのは生まれて初めてかも。

場所は思っていたよりわかり易く、
国道234号線のあの飲食店やら、ファイターズの栗山監督のおうちがあるエリアの近くにあります。
駐車場は砂利です。一番最初に到着したので車の停め方があっているかわかりませんが、横ではなく入り口に対し縦に停めましたが他の車もそれに続いたような感じでよかったかなと。

12時に予約をしていましたが、到着は10分前。
時間前に入店するのも失礼に当たるかと思い、お店の外観やらをパシャパシャ撮影させて頂いたり、くつろいでいるお店の看板犬?のワンコを眺めたりして・・・も時間は過ぎないもので。
ガラガラと入り口を開けるとそこには待合室があり。
あぁここで待てばいいんですね。 そういったスペースが用意されている”こころづかい”はありがたいですね。

12時ちょうどに、
玄関のカギを女将さん自らが開けます。
着物の着こなしがさすがですね。

・・・ん? 立派な玄関ですねぇ、こちらで靴を脱ぐんですか。
はぁー・・・。  ここ栗山町ですよね!? 内観は京都にきたかのような、一瞬で設えがしっかりされているなという印象。
自分のような身分が来てもいいのかな?と思いましたが、物腰の柔らかい感じで席へと案内されます。
入り口から入ってすぐの左手、窓が大きい半個室のような席へと案内されます。
テーブルのガタガタは若干気になりましたが、
花器にかざられているお花だったり、窓からみえるのどかな景色だったり。
これならお料理が出てくるまで飽きずに雰囲気を楽しめますね。

テーブル上には飲み物のメニューがあり、
お飲み物決まりましたら、こちらのベルでお知らせくださいとのこと。
正直お料理さえ楽しめばいいかなって思っていましたが、(運転手なのでお酒のめないし)

おいしそうなジュースがあるじゃないですか。 紅玉りんごのジュースを、
同行者は生姜とハチミツを使ったソーダ割りを注文。

まず飲み物が先に来て、
一品めのお料理が出てきます。

あ、男性の方も配膳するんですねぇ。優しそうな方です。
後にも先にもこの男性が配膳してくれたのはこの時だけでした。
◎ 擂り流し(すりながし)
栗山産の人参、セロリが入っていますね。
日本料理にそう詳しくないので、レビュー書きつつ調べると。
魚介類、野菜、豆腐などを擂り潰して。それにお出汁を加えたお料理なんですね。
フレンチにビシソワーズ(じゃがいも擂り潰して豆乳やらを加えた冷製スープ)がありますが見た目はそんな感じでしたが、当たり前ですが別もんですね。

んー!ウンマイ。クリーミィーさ、味の奥深さ。
ニンジンのアクセントと、セロリの食感。セロリ特有のあの嫌さ(えぐみ、臭み)がしっかりと消しさられていて。
擂り流しというお料理を知らなかった自分は、
一品めですでに、虜ですね。


◎ 椀もの
厚岸産の牡蠣と、天然なめこの椀もの
牡蠣とお出汁、そしてなめこのコラボレーションは合うね、合います。
お椀を両手で持ち、じっくり頂く。
お出汁は透き通るような、しかしながら染み渡るそのお椀の美味しさに感服。
厚岸の牡蠣は小ぶりながらも濃厚で、するっといけちゃいます。
そういえば厚岸の牡蠣なんて普段食べられないよなぁ。独自のルートがあるんだろうか。
牡蠣もクセがある貝だけど、きちんと処理されているのかそのクセがいい具合に調和されていて。
牡蠣が苦手な人でも食べられるぐらい。

そして天然もののなめこはそれはそれは、美味しいもので。
人工栽培(おかくず等を利用し屋内で栽培したものが一般的らしい)したものではないので、形は統一ではないけれど。
そのひとつ一つが美味しい。 たかがなめこ、されどなめこ。

天然もののなめこを食べたのは人生初ですね。間違いなく。


◎ メイン
メインはプレートに乗ったお魚たち。
プレートってか、この器は予想外です。
まさかの・・・木をすぱっと切ったような切り株ような器です。

げんげ、ブリの山椒焼き、秋シャケは栗山産のサラサラレッドというちょっと辛めの玉葱でマリネのような味付け。秋鮭は時期ものだがそれにアクセントを加えているのだろうが、これが美味しい。
ブリの皮はパリっぱりに仕上げられていたり。
で、ゲンゲ?なんだそのお魚は!?
食べるとコラーゲンのような、何か不思議な味だが・・・。
富山湾に生息している深海魚なんですって。
もともとは”ハズレ”として捨てられていたお魚で。見た目にもグロテスクなお魚らしい。
下の下でゲンゲ。食べられたとしても珍味にされていたそう。
そんなゲンゲはその美味しさ(コラーゲンたっぷり)に皆が気づいて、幻魚(ゲンゲ)になったんですって。
たしかにプルプルしていましたね。

こういう”発見”があるから楽しいんですよ。今まで自分が食べたことがないものに出会えるってのが。

栗山産のカボチャにクルミが入ったサラダ?も美味しいし。
この辺でかなり楽しくなってきました。


◎ 炊き合わせ
カブ、ゴボウ、紅あずま(サツマイモ)の炊き合わせ。
お出汁が効いているんだけど、上にかかっているスパイスのアクセントがあるんですよ。
これは大人向けですね。やや辛い、いや結構辛い。
好みとしてはただ単に出汁が効いたものが好きなんですけど。
なんでこのスパイスを入れたのか・・・?

確認はしていませんが。推測のお話。
電話で予約した際に年齢を伝えましたが、若いと思われてスパイスを効かせたのだとしたならば。
それで人によって一品一品変えているとしたならば。それはもう凄いことであって。
人によって品を変えるなら相当手間じゃないですか。

ただ、ここやや辛いスパイスは結構好きなんですよね・・・。
このお出汁にアクセントになっているというか。
まず、カブ。お出汁がきっちり染みていますね。炊き合わせだから当たり前か。
紅あずまも、甘みがしっかりあって。またこのスパイスが良い具合に効いていて。
美味しいです。
ごぼう!!この太いゴボウが柔らかいんですよ。そして旨味がつよい。
バランスが素晴らしい。


頂いていると、同行者がここのお店の器好きだわーっていうもんだから。
さっきから自分もそう思っていたわ!!
で女将さんに

「この器すてきですねー!」
と伝えると、
「京都の○○の、Sさんが作られたものですよ」
と感じよく答えていただいて。
「全国を回って、集めた器たちです」
器にも相当なこだわりがありますね。

円山にある白川さんにしても器と大将の気さくさが好きですが、
味道広路さんもやっぱりいいお店だなって。

ここからはお食事の内容よりも会話を楽しませていただきました。

◎ ご飯もの
まいたけ、しいたけ、しめじをソテーし、混ぜたもの。
これが大変に美味しいもので。
同行者と昔食べたバターご飯を思い出して。
これバターだよ!バターの風味がしてめっちゃ美味しいね!
なんて会話をして。同行者もこれはバターだね!って。

でも、懐かしいあのバターの風味がやたら上品な感じがして。
女将さんに伺うと。「実は・・・バターを使用せず○○○を使っているんです。」
あ、それ先日ウィンザーホテルで頂いた調味料の一つだ!
ソテーするとこんなにもバターのような香り高いものになるんですね。

ご飯ものの器は北海道の作家さんのもので、
さっきは京都、今度は北海道か!! にしてもステキな器たちですね。


◎ デザート
ナイヤガラのぶどうのシャーベット、プルーンを乗せて。
このシャーベットが濃厚なこと。 プルーンの酸味も中々に強烈で。

さきほど頂いたまぜご飯の余韻を感じつつも、すっきり〆てくれたなと感動しましたが。
同行者に、「これ最後って言った?」って聞くと。
「最後とは言っていないね・・・。」

「あれ、言い忘れたのかな?あの女将さんに限ってそんなことはなさそうだけど・・・」

シャーベットをさっと頂き少し待っていると・・・。


◎ デザート 第二弾!!
え!?え・・・女将さんが持ってきたこれは・・・。

栗山のやまぐり、つぶあん入りです。
栗山だけに栗!!秋の味覚!(11月だけど最高気温17度の異常気象のような日でした)

これがまーうんまいもんで。
シャーベットももちろん美味しいものでしたが、デザート第二弾は好み、これは好み。

で同行者にもう一度確認。
「あれ?やっぱり最後っていっていないよね!?」
「あ、たしかに言っていないね・・・。次のデザートがあるのかな?」
「そんなわけ・・・」

そのような会話をしていると、
女将さんがきて、ステキな器が見えます。
何が入っているんだろう。


◎ お抹茶。
「こちらが最後となります。お抹茶です」

あ~!!! お抹茶!!!
和菓子にはお抹茶だよね。
そっかぁ。シャーベットからの和菓子からのお抹茶かぁ。
こればかりは想定していませんでした、いんや、想定出来ないでしょう。

んでこのお抹茶の器が!ドンピシャなんですよ。
頂くと・・・。
お抹茶の甘み、ふわふわ感、きちんと立てられていて。最後の最後まで楽しませていただきました。


お会計。
お会計はこちらです。白い紙にお値段が書いております。
8,430円。明朗会計ですね。
3,000円のお料理が二名分で6,480円。
飲み物。648円と540円。
サービス料の10%で8,434円。下一桁は切り捨てのようです。

お会計する場に、最近気になっている余市のSAGRAさんのショップカードがあり、
思わず会計していただいた女将さんにSAGRAさんとこちらのお店は関係があるんですか?と伺うとお知り合いなんですって。
そんな会話をしていたら後ろのほうから、最初の料理を運んでくれた男性スタッフが出てきて会話に入ります。

(あ、先ほどの方だ...。)
お話を聞くと元々札幌に居たころのお知り合いで。ワインの会やらで面識があるようで。
SAGRAさんは朝食にも決して手を抜かない素晴らしい方だと。
来月には余市まで高速道路が伸びるという情報(小樽住みの私も来月だということを知りませんでした)

そう聞いたら行くしかないじゃないですか・・・。(あぁ・・・お金貯めなきゃね。)
にしてもこの男性スタッフさん物腰の柔らかさ、自分が知らなかったことさらっと言うあたり只者じゃなさそう。もしかして・・・!?

女将さんに玄関まで見送っていただき。
その疑問をぶつけたら、やはりそうでしたか。

にしても、お店を出る最後の最後まで丁寧な接客で。

必ずまた来ます!って言っちゃったからには、また伺います。

お食事の美味しさもさることながら、
器ひとつひとつ。思い入れだったり。
接客ひとつとっても。素晴らしいお店でした。


次回は予算を上げて。

  • 焼き物など
  • 炊き合わせ
  • 御飯

もっと見る

2位

亀正くるくる寿司 (別府大学 / 回転寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2018/03訪問 2018/03/24

九州の海鮮を手軽に食べられる、リーズナブルでうんまい回転寿司や

色々あって、予定より30分ほど遅れて到着。色々有りました。

福岡空港から別府行きのバスに乗りこちらのお店へ行こうと考えている方は、このレビューを参考にしてくだされば幸いです。

下記の点線から次の点線までは行き方なので、お店のレビューを見たい方は次の点線まで飛ばしてください。

--------------------------------------

福岡から別府へ行くには二通りあります。
◎博多まで出て、特急(ソニック)に乗り2時間ちょっとで別府(または大分)へ行くか、
◎博多空港国際線の高速バス乗り場へ行き別府行きの高速バスで2時間半で行くかです。

バスで行ったのでそのパターンのお話をしますと、
高速バス乗り場は国際線にあるので、まず国際線に移動せねばなりません。
空港国際線へは、国内線のバス乗り場から大体5分おきに出ている国際線ターミナル行きの無料シャトルバスを利用するのがオススメです。降りてから数分で乗り場に行くことが出来、移動時間はだいたい15分ぐらいでしょうか。

高速バスは要予約なので事前にWebなりで予約するか空港内に高速バス予約センターがあるのでそちらを使うといいと思います。

高速バスのバス停「鉄輪口」で下車し900m坂をくだったところにこちらのお店があるので、
高速バスで、こちらのお寿司やさんに行きたいならば、「鉄輪口」で下車することをオススメします。

こちらのお店から別府駅まで行くには。
別府駅からこちらのお店まではやや距離があるのでタクシーまたは公共バスの利用になりますが如何せんバスってのはローカルなもので。終電(?)も早いです。
こちらの近くにある「湯の川口」というバス停は別府駅までのバスが20時7分が最終となっております。
坂を登り10分くらいのところにある「朝日」というバス停の最終はもうちょっと遅い時間まであるので(一時間に一本ですが)そちらを利用することをオススメします。


----------------------------------------

バスが遅れ、19時30分すぎにお店に到着。待合人数は8組ほど。日曜のこの時間でも混んでいるのは流石です。
名前を書き待ちます。
ラストオーダーが20時30分ということで余裕かな?と思っていましたが、中々食べ終わった方が出てこない。
タイミングが悪かったのかわかりませんが、入店できたのは20時10分。
黒板に産地が書かれている点、お味噌汁が飲み放題な点(時間がないので一杯しか飲めませんでしたが美味しかったです)
寿司が出てくるまでやや時間かかる点などを除いたら

「コストパフォーマンスかなりいいお店」といった印象です。

すでに関サバ、関アジは完売。 限定80~100皿なので仕方ないですね。
多分夕方には完売しているものと思われます。


◎イワシ 150円(税別)
こちらは京都産らしいが、北海道の回転寿司にはないメニューなので注文。
鮮度が良いですね。酢で〆てあって、サバよりもくどくなくって食べやすい。リピートしたくなるウマサ。

◎さわら 130円(税別)
福岡産。はっきりいって失敗した一品。
失敗したのに、欲張って2皿も頼んでしまった後悔。
何が失敗かというと、「炙り」なんですよね。炙ってある。
エビを頼んで炙ったものが出てきたときぐらいガックリきました。
メニューの写真ほとんど見ないで注文した自分が悪いから仕方ないですね。
カツオのたたき食べているような感覚でした。

◎国東産タコ 150円(税別)
こちらは一品目に着ましたが、身厚で塩加減も良くうんまい。
タコは鮮度が大事なので、タコを食べればそのすし屋がどういう管理しているかわかるって言いますね。
といいつつそこまで寿司やに通ってはいないですが、こちらのタコは本当美味しかった。

◎津久見産ぶり 200円(税別)
大分のぶりですよ~!養殖もので脂が乗っていてウンマイ。
ネタもおっきいし、なによりそのお値段。200円は安いです。

◎りゅうきゅう 130円(税別)
大分名物をいえばりゅうきゅう。
頂きましたが、ん?これがりゅうきゅう?といった感じ。
ネタ自体は鮮度が非常に高く、淡白で美味しいのですが、
りゅうきゅうのタレ(?)があまり感じられませんでした。ネタのおいしさはピカイチなので
普通に醤油でバクバク食べられそうです。お値段も安いので地元にあったら3皿は頼むと思います。

◎別府産サザエ 380円(税別)
サザエなんて北海道で出しているお店があるのか?っていうぐらい見たことがないネタ。
ツブやアワビはあってもサザエは中々ない気がします。

このサザエですが、コリコリ感だったり旨みだったり。
うんまかったです。 貝好きになりそうです。 絶品でした。

◎別府産いかそーめん 130円(税別)
いかは正直北海道のものがNo.1だと思っています。いました。
がこのいかそーめんのクオリティとそのお値段。
う~ん、・・・負けたかも。
甘みが凄いのよね。噛むと旨みも出るし。
クオリティが非常に高いイカでした。

◎太刀魚の糸切り 150円(税別)
こちらも淡白ながらもネギと甘醤油の絡みが絶妙で、うんまい。
北海道じゃまずお目にかかれない品なので、こういった貴重なお魚を食べられた満足度もあります。


全体的に鮮度・量・酢飯の味 バランスが良すぎるんですよね。
先ほども書きましたが、酢飯のバランス(お米の美味しさと酢の加減)、鮮度の良い魚
人気が出る理由が良く分かります。

全部で9皿。
税別で1550円。税込みで1674円。

2,500円くらい食べたかな?と思っていたので、会計時は驚きました。
関あじ、関さばは300円overなのでそれらを頼んだらそれなりの値段はしたかと思いますが、
にしたって、地物の新鮮で美味しいお寿司食べてこの値段はかなり安いです。文句なしでCP5.0。

接客はそこそこでしたが、十分満足出来る回転寿司店でした。 あ、お寿司ほとんど回っていなかったけどね!笑。

  • 別府産サザエ
  • 国東産タコ
  • 津久見産ぶり

もっと見る

3位

ゆふいん山椒郎 (由布院 / 日本料理、丼)

1回

  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.9
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2018/03訪問 2018/03/29

素材の良さを引き立てる技を堪能出来る、リーズナブルなお弁当

山椒郎。
昨年、職場の知り合いから、由布院に来たら絶対行くべき!と強くオススメされずっと行きたかったお店です。
念願叶ってようやく北海道から由布院まで行くことが出来、訪れることが出来ました。

昼の時間帯は予約不可ということで、時間前に行きました。
駐車場は10台はゆうに停められるスペースがあります。
お店に着いたのは10分前。
お店の前でうろうろし、待ちます。

その後タクシーで来られたひとりのご婦人と二名で入店。
店員さんにご一緒ですか?と言われ、別なんです。と言ってしまいご婦人に失礼に当たらないか不安でしたが、結局カウンターの隣同士の席に座りました。

メニューを眺めますが既にメニューは決まっていたのでそれを伝えます。

◎合わせ箱 (山) 2,160円。

その前にこちらのお店のシェフの紹介をせねば、いかんですね。
新江憲一さん。由布院にある旅館、草庵秋桜の元料理長なんですよね。
JRの豪華列車の料理を監修したとか。
正直そんな肩書きはどうでもいいんです。
書いておいてなんですが旨ければ、いいんです。
オススメしてくれた知り合いってのも草庵秋桜に勤めている方なんですけどね。それも抜きにして。贔屓目で見ずに書きます。


結論から書くと、
『普段普通に食べている、野菜というものの良さを最大限引き出す技を持っている。素晴らしいお店。』

以上です。

というコメントで締めくくりたいぐらい、実際行ってみて食べて貰いたいお店なんです。
詳しく書くとその良さが前もって分かってしまうので・・・。

とはいいつつ書きたいので書きます。

--------------------------------------
店内の設え、趣。
窓から見える景色、職人さんたちの手さばき。
全て拝見致しましたが、素晴らしいですね。

由布院は観光地ですが、その観光地からちょっと外れたところにあります。
外れているといっても、由布院駅からそう遠くはない位置にあります。
なので、こちらのお店をうろうろする観光客はほぼ居ません。

落ち着いた雰囲気の中頂けるこちらの合わせ箱ですが、
種類としては山と海があり、
山は豊後牛と地鶏。海はりゅうきゅう。

今回山を頂きましたが、大正解でした。

運ばれてきたそれは、丁寧な仕上がり。
メインのお弁当箱もさることながら、
付け合せのお漬物だったり、出汁が素晴らしく効いているお味噌汁だったり。
気分が高まります。お味噌汁はお味噌の香りが印象に残りました。

お弁当箱を開けると、こじんまりと、窮屈そうに。
写真で見たらそう思うかもしれませんが(撮り方が下手で申し訳ないです)
実際は、野菜の彩り、凹凸、そして上にあるお友たちでさえ結構迫力あるんですよね。

この時点で期待以上です。

季節ものの菜の花だったり、
今まで食べたことがないぐらいシャキシャキしたブロッコリーだったり
野菜一つ一つ、摘んで食べると、美味しいし面白い。
この野菜ってこういう食感なんだ!とか、旨みが結構あるな!とか。

で、豊後牛や香ばしく味付けされた地鶏が中から出てきて、それらも美味しいんです。

ざっくばらんに適当に散らされているように思えて、本来あるべきところの”適当”という本来の言葉通りきちんと散りばめられている点も素晴らしい。

敷き詰められたご飯はかなりの少量ですが、
米食いの自分はこちらのお弁当のご飯多いなと思うぐらい、米以外で満足する内容でした。
もちろん、お米も美味しかったですよ。

ガツン系を食べたいなら豊後牛ステーキランチ、豊後牛鍋だったり美味しそうなメニューがあるので、それらをオススメします。

帰りに、女性のスタッフと少し会話をし、
お土産で地鶏味噌を購入しました。600円だったかな。

家に帰り頂きましたが、
ややニンニクが効いていますがほどよい味噌と味加減で炊きたてのご飯に良く合います。
お酒のつまみでも重宝しています。
買ってよかった一品でした。

  • 合わせ箱(山)アップ
  • 合わせ箱(山)違うアングル
  • あわせ箱(山)全景

もっと見る

4位

いし豆 (ニセコ / そば)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2018/10訪問 2018/11/02

ついに出会えた!5つ星♪奈川在来100%のお蕎麦と、素晴らしい接客

北海道は真狩村。
食にこだわるこの特異なる村の中で
行列が出来るお蕎麦やさんの名前は「いし豆」

蕎麦好きとしてはずっと来たかったお店

お蕎麦のレビューまで遠いので食べたレビューのみ見たい方は
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆まで飛ばしてください。


ポールポジション取りたい勢いで開店20分前に行きましたが先客が二組。

このお店のあり難いところは、外で立ちんぼで待つのではなく、
車で来るのが前提で。車の並び順です。
とはいってもそれは決して決定的なもんじゃなくって、あくまで目安的なものであって。
でもそのルールを皆さんきちんと守っている点が素晴らしい。

ただ、もし歩きで来た青年がいたとしたら。
タクシーで来た人たちがいたら。
ここまでの人気店ならそういうこともあるだろうけど。
多分車の中で待っている人たちが上手く調整するんだろうな
ここの蕎麦は美味しいから。美味しいのを知っているからこそ
ルールがある。
ルールを守っていただく蕎麦は美味しいはずさ!


前置きが長くなってしまったね。

平日の11時10分。テレフォン人生相談聞きながら到着したところ
前には2台、待っているんですよね。
これが・・・車で並ぶってことなんだって。
即座に理解して2台目の後ろに並びます。
その後自分の後には2~3台続きました。

時間になると店主さんと奥さんが出てきて車止めを外します。

駐車場への案内です。
少し言葉を交わしましたけど、覚えていないもんですね。
美味しいおそばが食べられるっていうだけで興奮していますから。


お店への案内は一組ずつ。
ルールです。
お店中の風除室のようなところで待ちます。
最初の一組がさくっと案内された後二組目の人が不安がります。
中に入って良いのか、ここで待つべきか。
ここで待っていたらいいんじゃないですかね。という助言に一度は納得したものの
その後ガラっとドアを開け中へ入っていきます。
が、想像通り。「そちらでお待ちください」と追い返されます。
もし自分が二組目だとしたら、その気持ちはわからないでもないけど
20分以上お店の前で待っていて今更焦る必要はないでしょうに。とそう思います。


おとなしく風除室で待っていると2組目の人が案内され、
3組目の自分達も案内されます。
テーブル席が2席あり、どちらも4人がけかな。
外を見渡せるカウンター席が6席あり、自分達はカウンター席へ。
キャパは最大14人かぁ。
これは時間がかかりそうだ。

11時30分開店で
最初の一組(2名)へお蕎麦が配膳されたのが11時40分。
その次の組(2名)へ配膳されたのが11時50分
自分達は11時55分くらいでしたかね。
運ばれてくるまでに時間がかかるのは誰しも分かっていることで、
それに対して誰も文句は言いませんね。わかっていらっしゃる。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

まずはいつもながら同行者が頼んだお蕎麦から頂きます。

○ かしわそば 1,100円
お肉が3つのっていますねー。
お出汁はやや濃いめだけど、美味しいつゆ。
お蕎麦はしっかりしていてボリュームもあるけど

やっぱり温かいお蕎麦はダメだなぁ・・・。
苦手です。  身体はあったまったけどね!


○ もりそば 850円
黒松内の落合さんの奈川在来種を使ったお蕎麦。
「きむら」、「此花」落合さんが栽培する奈川在来種に外れは全くない。
それぐらい美味しいお蕎麦なわけだけど。

いし豆さんの奈川在来は・・・。
今まで食べた中でも群を抜いて、コシがかなりあり香りもあり、風味もあり。
なんじゃこれは!?と思うぐらい感激!!
水気はほとんどなく、上手く水切っているなぁ。
んでもってお蕎麦の美味しさがダイレクトに伝わる。
にしても・・・。これは・・・。一体!?

つゆは、節がいい具合に効いていて、
これが奈川種の蕎麦のに合うんだなぁ。
並んでも食べたいのは分かる。
これは唯一無二の味だ。

ボリュームもあってお腹一杯になった。

・・・。
会計時に奥様に聞きたいことを聴いちゃいました。

Q.「とっても美味しいお蕎麦で感激しました!!
こちらのお蕎麦は奈川在来ですがブレンドしているんですか?」

A.「ありがとうございます!そういって頂けて、すごく嬉しいです。
今の季節は・・・。ブレンドしていません。奈川在来のみです」

「奈川在来100%なんですね!すっごく美味しかったです。必ず!また来ますね。」

かなり会話略していますが、
奈川在来100%のお蕎麦だったんです。

奈川にキタワセをブレンドしているお蕎麦やさんが多い中まさかの100%!
そら美味しいわけです。
ただ奈川在来を100%使っているからといって、美味しいお蕎麦になるかっていったらそれは違うわけで。
画像のひとつ「お蕎麦のこだわり」 に込められた思い。
食べて美味しいー!というのは簡単ですけど、
お蕎麦一つでここまでこだわり、美味しいものを提供なさっているというこの事実。
あり難い存在であり、遠方であっても食べに行きたい味なわけで。


奈川在来種はとっても美味しい品種ではありますが、
もちろん、ブレンドしているからって悪いわけでもないんですよ。
「きむら」さん「此花」さんにしてもとっても好きなお蕎麦なんです。
また食べに行きたい美味しいお蕎麦なんです。


ただ、いし豆さんの、このおそばは自分が今まで食べてきたお蕎麦の中で

「一番好きだった。」

現時点でNo.1です。

忙しいながらでの奥様の接客も無駄がなく大変素晴らしいものでした。

  • もりそばアップ
  • もりそば
  • かしわそばアップ

もっと見る

5位

一文字カリー店 (南郷18丁目、南郷13丁目 / カレー)

1回

  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2018/07訪問 2018/11/05

2018:7月現在:平日も一日休んでいます。待っても頂きたい絶品カレー♪

★2018年7月現在★ このお店は平日でも、待ちます。 
並んでいる人たち誰ひとり文句言いません。
私も一切文句は言わなかったし、むしろ店内に案内されたとき嬉しく思いましたし。

---------------------------------------

実は、こちらのお店に行く一週間前に、お伺いしましたがまさかのシャッターが降りている状態。
なんでだ!?と思いましたが、店員さんに聞くと平日も一日休んでいるんですって。
アルバイト募集中の文字・・・。はよアルバイトきてーや!
その平日の休みも、火曜日だったり、水曜日だったり。その辺は店内のお休みカレンダーを参考にしてね。

そんな一文字さんですが。全てにおいて一生懸命なんです。そして一流なんです。
お水が運ばれてきて「注文は後でお願いします!」といわれても分かりました。と。
なんでしょうかね。厨房1人、ホール1人。2名で一生懸命営業なさっているんですよこちらのお店。


---------------------------------------

店内のキャパシティは
窓際の2名席、4名のテーブル席(相席になる場合はこちら)、そしてカウンターの4席。
10名ですよ、10名!たった10名のキャパでよくやっているなぁって。

駐車場はお店前に2台分。 「軽自動車又はそれの準ずるサイズの車のみ停められます」
わたしは軽自動車なので、一台分空いていたので停めましたが
それですら、「もう少しさがってくださいー!」といわれて、下げましたけど
そういった部分も含めて。サービス良いですよこのお店は。
本当に小さいお店なんですよ、ココは。


同行者はルーチキンカレー 1番(甘口)

自分はスープカレーチキン 2番(中辛)

を注文です。
ハッキリいってしまっていいのか、個人的にはルーカレーのほうが好みでした。

同行者のルーカレーを味見したけれど、濃厚でまるでビーフシチューのような。
コクもあるし、これに辛さ増したらめっちゃ美味しいカレーじゃんかっていうテイスト
完成度高すぎです!


自分が頂いたスープカレーチキンも、隠し味に多分フルーツが入っているのか奥深い感じで。
病み付きになってしまって全部飲み干してしまいました。
チキンもほろほろで。 野菜もしっかり揚げられていて・・・。
なんというか
どちらのカレーも今まで味わったことがない・・・!感覚です。

スープカレーに入っている野菜たちの揚げ方一つとっても完成度が高いし。
ルーカレーのほうも大きな味付けされたじゃがいもが入っていたり。
その味付け一つとっても・・・。 上品なんですよね。全てが。


ルーカレーは1番の甘口で頂きましたが、次回行ったら必ず!必ず!2番か3番で注文したいですね。


唯一無二といっていい。かなりレベルが高いカレーでした。

必ずリピートしたい!そんなお店でした
待ってでも頂きたいですね。

  • チキンルーカレー1番(甘口)
  • チキンルーカレーご飯普通
  • スープカリーチキン2番

もっと見る

6位

ぶた丼のとん田 (帯広 / 豚丼)

3回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2020/12訪問 2020/12/17

3度目。やっぱり好きな豚丼♪とん田の豚丼食べるために帯広いったさ~!part2。

次回は別の豚丼を食べると昨年のレビューで書いたが帯広に行くとなれば来てしまう「とん田」
最近メディアへの露出で混んでいるかと思いきや!?ご時世のせいかすんなり入ることが出来ました。
というかこの時期だから?十勝エリアはどのお店も空いていて利用しやすいですね。

2018年10月に初訪問。2度目は19年4月。そして今回。1年8か月ぶりです。
11時10分ころ訪問。本当は混むので開店と同時に行きたかったが致し方ない。

駐車場は車を停める
・・・アレ?10台ほどしか停まっていない。これはまたずに入ることが出来そうだ。

暖簾をくぐると”待ち”は今ないのでそのまま入店してくださいとのこと。
ガラガラ~っと開けると何名ですか~!? お好きなテーブル席へどうぞ~♪

感じよい店員さんが出迎えてくれた。
さすがの人気店コロナ対策はしっかりしていて隣の席との間に透明シートがあり安心できる。
カウンター席は確認しなかったが少なくともテーブル席は問題ない感じだ。


昨年行った時にサービス品だった盛り合わせは「値上がり」していた。サービス期間が終わったということだろう。

880円→940円。 60円の値上がりだが、味と量からしてみたらこれでも十分安いレベルだ


ホテルで朝ご飯をしっかり食べてしまったので、ごはんを小盛りに変更する。
お値段変わらないですが宜しいですか?→OKOK!

・・・。
10分ほど待ち配膳。
これよこれ、これだ。

同行者たちは肉の量すごっ!って。 
バラ豚丼を頼んだ同行者は 「盛り付け綺麗・・・。」と食べる前に見とれていたんで
誰かのレビューに書いてあった。
「これバラの花っていうらしいよ!」と伝えたら感動してくれて良かった良かった。


3回食べて改めて思うが、
THE十勝豚丼のイメージである”香ばしさ”がないのがとん田の特徴。
フライパンで調理しているからといえばそりゃそうだが。

豚肉の甘みを引き出してくれる、とん田特製タレとの相性が抜群に良い。
味付けとしてはやや甘めのテイスト。自分好みの味。

もちろん香ばしいこれが十勝の豚丼じゃ!ってのも好きですけどね♪
帯広に来たなら・・・。やっぱりとん田に来てしまいます。

それと肉の量。
センターがロースで外側がバラなんですけど、

ロースはしっかりしていて、やや固め。今回も1切れだけ同店オススメの食べ方山椒をかけて食べましたが
ピリピリ感がくせになりますね。 そのままが一番好きですけれども。

バラ。甘い。甘いなぁ。 旨いなぁ。幸せだなぁ。
同店オススメの食べ方 バラには「にんにく一味」
魔法の粉といっていい。 合うなぁ。合う合う。

個人的にはバラのほうが好きだが、バラだけだとやはり単調になってしまうので
ロースがあって欲しい。=盛り合わせが一番良い!

次回もその次も盛り合わせを頼むだろう。  ヒレは少し気になるが・・・。
やはり盛り合わせを頼むかな。

タレが気に入った同行者はとん田特製タレ540円を購入しお土産にしていた。


帯広の思い出。 帯広にしかない味。

北海道は広い。広いからご当地メシがたくさんあって。
有名なところではラーメン。 札幌みそ、旭川しょうゆ、函館しおのようにわかりやすいものから
函館のラッピ、 旭川のしんこ焼き、帯広のインデアン なんてもの
北海道はでっかいどー 

帯広は年に一度ぐらいしか来る機会はないですが
魅力いっぱいの十勝にまた来たいですね♪

ちなみにとん田の豚丼セット(ご飯なし)は取り寄せできるそうです。
でもやっぱりお店で食べたいよね!
帯広といえば豚丼!前回半年ぐらい前でしょうか
はじめて帯広の美味しいな!と思える豚丼に出会ってしまい・・・。
次はいつ来ようかなんて考えていたら、来ちゃいました

お店はもちろん前回と同じとん田さん!
平日の11時20分すぎに来ましたが既に満席です。しかも並んでいます
前回は10時50分ごろだったかな、すんなり入ることが出来ましたが
30分の違いは大きいですねー外で待ちます。

・・・。意外とすんなり前のお客さんが出てきて中に入ることが出来ました
席が以前と全く同じ席に何かシンパシーを感じつつ

同じメニューを頼みます。
ロース・バラ盛り合わせ 880円

前回よりも来るのが早く感じましたね。お店が回転しはじめると早いのかな?嬉しいです。

タレはお好みで追加できるし、やっぱりお味噌汁のサービスは嬉しい♪
別料金のお店もありますが、豚丼にはやっぱり汁ものほしいです。


さて、いただきまーす。
うん、コレコレ!これが食べたかった。

今回は初っ端からにんにく一味やら、山椒やら 色々な味を楽しみます。

にしてもお肉本来の甘みというか。
焼き加減もいいんです、香ばしさはさほど感じませんがそれがいい。

前回も感じましたけどやっぱり量多いなー。
なんとか完食です

幸せな気分になりつつ、 次回は違う豚丼のお店にいってみようかな?と思います。
いつになるかはわかりませんが・・・。
豚丼というカテゴリを超えた旨さがここにあった。
平均点4.5。味やCPなら4.8~4.9だろう。
それぐらい質が高い豚丼を食べることが出来た! 帯広に来て良かったなぁって。

ただ、決してサービスが悪かったわけでも雰囲気が悪かっただけでもない。
普通よりちょっといい食堂レベルです。

帯広駅から車で10分かかるかかからないぐらいか。
駐車場は20台弱停められるスペースがあります。
食べログではこちらは人気が高くかなり混むという情報を得ていて。
10分前にいってみました。

帯広で豚丼を食べるにあたって駅前のP店、HG天店、豚HG店やらやら。
色々調べましたけどこちらにしました。
バラとロースを食べられるってのは嬉しいし、何より肉自体が美味しいって知ったら選んじゃうよね。


で10分前についたら、意外や意外。
駐車スペースは殆ど空いている。
レンタカーや県外ナンバーが数台止まっている程度。

お店の前へ行くと先客は二組四名。
話しているのを聞くと、片方は関東から、もう一方は中部から来ているようだった。
待っている間に親しげになったのか。楽しそうに会話をしている。

私の後に並んだ1組と合わせて計7名で店前で待っていると
開店5分前の10時55分ころにお店の女性スタッフが出てきて注文を聞きます。
先頭の方は盛り合わせ
二番目の方は盛り合わせと豚バラ大盛り
で私は盛り合わせのご飯少な目
ご飯少なめにしても料金変わりませんがよろしいでしょうか?
「もちろんです。」
サービス品だから当然でしょう。ちなみにサービス品は大盛りも不可です。


・・・。
後ろの人も盛り合わせを頼んでいて。
やはりこちらのお店は盛り合わせが人気みたい。

11時開店と共にお店へ案内されます。
二人以上だと、テーブル席か個上がりか、カウンター席を選べるようですね。
前の2組はどちらもカウンター席を選び、ひとり客の自分も自動的にカウンター席へ案内されます。

間もなくお水とおしぼりが運ばれてきて待ちます。

・・・待ちます。
開店5分前に注文聞いていたからなのかどうなのかはわかりませんが、
最初の方へ配膳されたのが11時10分すぎ。
自分は11時13分。それぐらいでした。
その間続々とお客様が入ってきます。


運ばれてきた豚丼を見て。
めっちゃ肉乗っている・・・食べきれるかな。
真ん中がロースでまわりがバラです。

まずはロースを一口。


!?・・・!?!?!?
厚みのあるロースですが、軟らかい。
筋はほぼなくって、 肉自体の甘み、旨み・・・体に染み渡るこの旨さ・・・。
ご飯が進みます。
あ、追いダレも用意してくださいましたが、最後まで必要なかったですね。

続いてバラ。ああああああ!!!なんだこの甘さ!旨さ!
美味しい肉ってなんでこんな甘いんだろう。
タレが甘いわけじゃない、肉が甘いんだ。
脂のくどさなんて一切ないんだから恐ろしい。
いくらでも食べられるこのバラ肉。一体なんなんだ。

とはいいつつ、後半少しきつくなってきて。
卓上の調味料に手を出してみた。

豚さんの入れ物に入っているニンニク一味。
バラ肉にかけるのがオススメとのこと。
その通りにかけてみた。

あ、変わった。
別世界だ。コレ。 バラに粉を振りかけただけでこんな変わるのか・・・。
うまい、うまいわ!!

ロースには山椒か・・・。山椒は苦手だけどかけてみるか・・・。
ほほー!なるほど!こうなるのか。
山椒のお陰で香りが際立つね。
ロースにも脂身はほどよくついているから甘みがあるんだけど
山椒がうまく引き締めてくれるというか。

バラにニンニク一味をかけると、よりご飯が進むようなテイストになるんだけど、
ロースに山椒をかけるとご飯が要らなくなるぐらい、肉の旨さを味わえるんだよね

この丁度いいバランス、両方の部位を楽しめるのはズルイ。

駅前のP店ではお味噌汁すら別料金なんだってね。

お味噌汁とたくあん2切れ。そしてとっても美味しい豚丼がついて880円。もちろん税込。
他の豚丼のお店いったことないけど、たぶんとん田さんは他より一つ抜きん出ていると思います。

それはサービスも当然のことながら、
肉に対するこだわりからも感じ取れます。
食べログで現時点で3.55。P店は3.63
いつ抜いてもおかしくないと思います。

  • ロース・バラ盛り合わせ豚丼(ごはん少な目)
  • 盛り合わせ豚丼全景(ごはん少な目)
  • 調味料たち

もっと見る

7位

白川 (円山公園、西28丁目、西18丁目 / 日本料理、居酒屋、海鮮)

2回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2018/06訪問 2018/06/24

リーズナブルに日本料理を楽しめる完全予約制のお店。2度目の訪問で四季を感じた。

ランチコースは3,240円~ 季節を感じる日本料理をステキな器でリーズナブルに頂ける完全予約制のお店。
大将の人柄も良く、一度行くと二度行きたくなる隠れ家的お店。
白川さん2度目の訪問です。

今回は土曜日12時の予約ということで、3週間前に電話で予約をしました。
ランチタイムとディナータイムの間にTELしましたがつながりました。
二度目の予約ともなれば慣れたもので、日時・人数・予算・名前・Tel番号を大将に伝えます。

今回も前回同様予算3,000円で2名。

どんなお料理と、器に出会えるのかワクワクしつつ当日を迎えます。

5分ほど前に到着し中へ入ります。
手前に2名セット、奥に4名セット、カウンター席に1名セット
なるほど、1名だと大将の手さばきを見つつ、カウンターでいただけるんですね。
次回はひとりで行こうかな。


今回はお茶ではなく、お水でした。
お茶は寒い日だけなのかな。

最初のお料理が運ばれてきます。
◎ズワイガニと、秋田産じゅんさい入りの冷たい茶碗蒸し
これね、今回頂いた中で一番好きだったお料理。
じゅんさいって何ですか?海草ですか?と聞くと、沼に生える水草ですって。
親切に教えてくださります。
同行者が調べると秋田では有名な食べ物なんですって。旬は6月。なるほど。

お出汁が強烈に効いていて、やや濃い目の味付けですが美味しい。
ズワイガニも大きいし、これも美味しい にしても、器素晴らしいなぁ。
この器惚れ惚れします。

ゆっくり味わいました

◎とうもろこしをオリジナルの粉で揚げたもの
揚げ物と来ましたか!
前回は椀物でしたが、やはり6月とだけあってとうもろこしですか。いいですね。
天ぷら粉は使わず、他のお客様に説明していましたが、容器をひっくり返しても落ちないような粉を使っているんですって。

もちろん揚げたてで、とうきびの甘さと、サクサクの食感が楽しい。
ただ塩加減はややきつかったかな。

◎トキシラズの西京焼き、フキの煮付けと炊き合わせ
サラダのドレッシングは前回同様ですね。このドレッシング家で使いたいぐらい好きな味。
フキは薄味で、やわらか~く煮込んであります。ゴマのアクセント良いですね。
トキシラズの西京焼き。美味しい。 とにかくおいしい。同行者もこんなに美味しい西京焼きを食べるのは初めて!と喜んでくれました。
皮もパリパリして、皮までいただけます。

炊き合わせも一つ一つが美味しいです、さすがです。
高野豆腐への染みこみ具合だったり、たまご一つとっても上品で美味しい。
カボチャも、普段家では食べませんが白川さんのカボチャならいくらでも食べられます。

お腹もやや膨れてきたところで・・・。
◎お寿司
九州産平政、マグロ赤身の漬け、ホタテ、スルメイカ、巻物。 そして大根のお漬け物。
お味噌汁は前回同様お豆腐のお味噌汁です(写真ナシ)

お寿司ってなんでこう美味しいんでしょうか。
酢飯の具合だったり、ネタの鮮度。
漬け具合。 あぁ、もうこのお寿司だけひたすら食べたい。食べ続けたい。
前回も書きましたが、巻物のメイン感。サブじゃないんですよね、かんぴょうやたくあんひとつとっても美味しいんですもの。白川さんの巻物は十分メイン張れます

お漬け物も前回同様食感、塩加減いい感じです。あぁ、美味しい。


ただ、この時点でややん?と思うところがあって。
前回あった「宮崎牛:が出なかったり(食べたかったなぁ・・・)
また汁物が好きなので前回頂いた紅芯大根と真鯛のお吸い物のような椀物があったらなぁ。

予算3,000円で十分満足な内容なんです、贅沢は言いません。
とうもろこしもボリュームたっぷりでしたし。

で、デザートはなんだろう。前回はわらび餅でしたが・・・。

◎デザート
夕張メロン

夕張メロンですってよ!! デザートに振ってきたか!と。
いや~メロンですよ、メロン。
しかも夕張ですよ。道民のみならず全国的に有名なブランドもんですよ。
切り方もオシャレで、大変美味しく頂きました。

今回も大満足の内容でした。

大将に、お礼の言葉を言うとにっこり。ステキな笑顔です。
髪型もビシっと決めていて、作業しているときは真剣そのものですが、
ご馳走を味わった後、お別れのときのこんなにステキな笑顔されたらまた来たくなっちゃいます。

「また、来ます。」と伝えると、これまたいい笑顔で「お待ちしています」と。
今回は二度目ということもあり、気軽に質問させていただいたり、
会話も楽しむことが出来ました。

お料理って、難しいもので。
盛り付け、味付けはもちろんのこと
器ひとつとっても、
接客一つとっても。お店の雰囲気も、装飾品どれかが欠けていたら残念だったなって思うんです。

白川さんはぜんぶが備わっていいお店だと思うんです。

大将ひとりでやっているお店だからこそ、全部がきちっとなされているんでしょうかね。
日本料理のランチコースで3,000円という大変リーズナブルな価格で楽しませてくれるお店は他にあるのだろうか。あるならもっともっと知りたいですね。
多分知っても結局自分にとってのNo.1は白川さんなんだろうなぁ。大将の人柄が素晴らしくって。

あぁ、はまりそうです、白川さん。
次回は平日にひとりでお邪魔してみようかな。
ごちそう様でした。
前々から気になっていた白川さんに行ってきました。

食べログで初めて星を五つ付けさせて頂きました。
レビューがかなりの長文になってしまいましたが、是非読んでいただき足を運んで貰えれば嬉しいです。

こちらのお店は完全予約制。ランチは火・木・土・日のみ。
ディナーは毎日18時から営業をしている。
電話するタイミングがいまいち分からず・・・。
失礼のないよう営業時間前の17時すぎに電話すると予約をすることが出来た。

予約日の二日前に電話予約をしたが、予算(ランチは3,000円~)と名前・電話番号を伝える。
感じの良い男性が電話に出たが、多分大将自らが応対してくれたのだろう。対応の感じが良い。

当日、ワクワクとドキドキを感じつつお店へ向かう。
駐車場はないので、買い物がてら「マルヤマクラス」の駐車場に停める。2,000円以上買い物すると3時間まで無料なので買い物がある方はオススメだ。(土日は混むので注意。)

マルヤマクラスから歩いて5分。住宅街の中にあるお店を発見。外観は一軒屋そのもの。
壁が青いというのが目印だろうか。

チャイムがあるが、会社名が書かれていたので、そのままドアを開ける。
玄関があり、靴を脱がずにお上がりくださいとのこと。
玄関の壁際に焼き物が飾ってあり、ワクワク度がさらに増す。

中へ入ると正面に焼き物(器など)が飾ってあり、カウンターの中に大将が居た。
こちらへどうぞ。と案内される。

店内を見渡すと、焼き物の他にグラスも飾っており、購入することも可能だ。安いもので1,000円くらいから高いもので数万円ほど。

卓は二卓あり、どちらもテーブル席。テーブルもオシャレでそれぞれお盆が2つずつ置いてある。
私たちの他にもう一組この後来るのだろう。
小さいながらカウンター席もあり、そちらは4名ほど座ることが出来る

◎緑茶
器が良い。好みの器。
そしてこちらのお茶、とっても美味しい。
あまりに美味しくて飲み干すと、さりげなく大将が注ぎにきてくれて。急須を置いていってくれる。
言葉数は少ないが、おもてなしを感じさせられる。

◎「いくら」と「とろろ」の茶碗蒸し
運ばれてきて早々、苦笑い。
というのも。「とろろ」が大の苦手で、苦手なものを聞かれると「とろろ」というぐらい。
にしても器が良いですねぇ。 同行者の器は形こそ同じど色あいが違ったりデザインが違うのでそれもまた楽しい。

とろろは苦手だけれど・・・。大丈夫きっと美味しいはず。そう思い一口。

頂いた瞬間、とろろが苦手ということを忘れるぐらい。
うんまっ!
茶碗蒸しはお出汁の加減が良く、またとろろの嫌な部分(芋っぽさ、ねばっこさ)を消し去ってとろろの良い所(ほんのりのねばりと甘さ)を引き出している。
で、いくら。茶碗蒸しのような温かいものに合うのか?と思ったが、この茶碗蒸しの温かさ加減がまぁ絶妙で。
かん酒でいうところの、ぬる燗。のような絶妙さ。
で、ワサビがアクセントとなってう~ん!うんまい。美味しいです。


◎お吸い物 「愛媛産真鯛と紅芯(こうしん)大根の真丈」
これまたステキな器で。一体開けたらどんなお吸い物が・・・。ワクワク。
そして開けた瞬間思わずおぉ!と声が出る。
赤いお吸い物は初めて見ました。

大根は強調せず、色合いだけを出すようにしているのだろうか。
こちらもお出汁の加減、そして真鯛の美味しいこと。
ゆっくり味わって、頂きました。

3,000円のランチのお吸い物で真鯛が出るのか・・・。と次は何が出てくるんだろう。
ワクワク、ドキドキ。

◎宮崎和牛と大根、鰆の西京焼き
料理名は大将の説明どおり記載しています(若干聞き取れなかった部分もありますが・・・)

料理名と運ばれてきたものの名前が一致していない・・・。
明らかにそれ以上のものが詰まっています。

メインプレートといっていいのでしょうか。日本料理に詳しくはないし、食べなれていないのでどう伝えればいいか分かりませんが。メインプレートと呼ばせていただきます。

こちらのメインプレートに乗ったものたち。どれも、ほっっんとうに美味しくって。
一品一品が際立っている。どれもサブじゃない、メインを張れる美味しさ。

まず鰆。オーブンから出したてなのでホカホカのうちにいただきます。
切り込みがしっかり入っていて、皮のパリパリ加減も良い。
身はふっくら仕上がっており、完璧の一言。

続いて、宮崎和牛。大根と一緒に煮込んであって「ほろうま」
和牛の脂っぽさが消えていて、なおかつ大根に染み込んだやんわりしたお出汁と牛のエキス。
絶妙な味付けです・・・。感服。

サラダも自家製のドレッシング(?)だろうか。水菜かな?と思ったらワサビ菜(?)だったり。
(違ってたらスミマセン)

他には、
湯葉⇒やや硬めで食感があって面白い
お麩、高野豆腐⇒良い出汁吸っています
卵焼き⇒よくある出汁巻きではなく、お寿司やのようなやや甘めの味付けなのもGood!
山芋(?)⇒いい食感と味付け
・・・挙げたらキリがないですね。
一品一品、全てにきちんと手が施されていて。
食べていて楽しくなってきます。


メインプレートを堪能し、お腹も満たされてきたところで次の料理はなんだろう・・・。
お、大将がカウンター越しに握ってますよ!

◎お寿司
メインプレートの後にご飯もの。それもお寿司ですか。
事前に口コミを見ていたので分かっては居ましたが、いざ来るとなると驚いちゃいますね。
満足度は既に満タンですが・・・。

左から、ソイ、ずわいガニ、ホタテ、九州産コハダ、巻物です。
そしてお味噌汁が付きます。お味噌汁の器も凄く素敵です。
開けるとダシの香りがふわぁぁっときます。具は豆腐のみですがシンプルで美味しく頂きました。

タレが掛かっているのでそのまま食べられるってのもいいですね。
ソイ。淡白な白身魚ですが、身厚で食べ応えがあります。食感もいいですね。
ズワイ。こちらも身がしっかりあります。塩加減もちょうど良く美味しくいただきます。
ほたて。生のほたてだろうか。解凍モノによくあるような臭みや水っぽさが一切なく。甘みと食感の良さが際立つ。
九州産のコハダ。 北海道ではなじみのないお魚ではないだろうか。コハダ。生サバのよう。生サバに比べると生臭さが抑えられていて美味しく頂いた。
巻物。かんぴょう巻きが、タダモノではなかった。 お寿司の中で一番衝撃を受けたかも・・・。

付け合せの大根の漬物。こちらも衝撃を受けるぐらい美味しい。
お漬物は普段食べないが(しょっぱかったり、水っぽさが苦手)水気が切れていて、塩加減も絶妙。漬物好きになりそうなぐらい美味しく頂いた。

お腹も、心も大満足の中
デザートは何がくるのか。ワクワク。

◎黒豆の千石茶と、豆乳で作った餅
最初に千石茶が来ました。
黒豆のお茶ってお高いイメージ・・・。初めて頂きました。
豆の味がしっかりしていて、おぉーこういうもんなのか!と美味しく頂き。

豆乳で作った餅。 きなこがかかっています。
このお餅。口当たりが大変良く、これならいくらでも食べられそう。
豆乳の甘みもしっかりあって、最後まで大満足。


一人3,240円。二人で6,480円。お支払い。
お昼はサービス料がかからないんですね。(夜は5%かかります)
サービス料お支払いしたいぐらいです。大満足。

大将に感謝の気持ちを伝えるとニコっと。
その笑顔、ずっるいなぁぁ!!
通っちゃいそうです。

  • お寿司
  • 冷たい茶碗蒸し
  • メインプレート的なもの

もっと見る

8位

伊勢鮨 駅中店 (小樽 / 寿司)

2回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ~¥999

2020/07訪問 2020/07/11

ミシュラン一つ星のお店の立ち食い寿司♪2年経ったらこんなに変わるか。地元客が利用し辛いお値段設定に。

超が付くほど辛口レビューです。約2年前に訪問し今回2度目の訪問で驚きを隠せない
今やリーズナブルでさくっと食べられるお寿司ではなくなったものの
観光客が小樽駅中で本格的なお寿司を”手軽”に食べるなら素晴らしいお店であることには変わりないが。

地元小樽。小樽は観光客も少なくなり、どのお店も苦しい。
同行者がお昼時にうちにやってきて寿司くいてぇ。っていうんで。
札幌に行くのも面倒だし、余市に行こうか、面倒だな。
あ、そういえば小樽駅の立ち食い寿司がリーズナブルで美味しかったし
たまに回らないホンモノの寿司食べさせるか!ってことで小樽駅へ。

そういえば再訪しようと思っていたが2年前に一度行ったきりだったか。
M大将元気かなー。
あの時は夜にいって日本酒飲んでビール数杯飲んで
13貫ぐらい食べて3,000円ちょっとだったな。安すぎでしょと驚いた記憶がある。

駅前の青空駐車場に停め(30分無料)駅ナカへ。

お昼時だから混んでいるかな?と思ったらお客さんは誰もいない。
さすがに一人もいないって・・・。

のれんをくぐると見たことない方が。
あらら、M大将じゃないんだね。

メニューを眺めます。

こっんなに高かったっけ!?
うひょー。サービス料ないだけ良いか。 いやしかし・・・。

寿司食べたい同行者には沢山食べてもらいたかったので遠慮なく頼んでねというも同行者も尻すぼみ。

前回のレビューにメニュー載せているので気になった方は見比べて欲しい。

代表的なものを書くと、
★おまかせ 6貫
2年前の8月 1,300円(税込)
2020/7現在 1,650円(税込) 

差額350円だしネタが豪華になったとか理由があるのかもしれない
これは分からなくもないが

★お得な3貫セット (イカ、サーモン、甘海老)
2年前の8月 450円(税込)
2020/7現在 715円(税込) 

ネタは一緒です。2年でお得な3貫セットが1.5倍以上ですよ。
モノによっては上がり幅がさほどないものもありますが・・・。

2年前にあった1,800円の海鮮丼と2,300円の三色丼はやっていないみたいですね。


はー。
自分はお得セットから
②まぐろ サーモン 穴子  825円(税込)

同行者は
①イカ、サーモン、甘海老  715円(税込)

まぐろは漬けになっており身厚で美味しい。
サーモンも穴子も美味しいが

以前これが550円だったことを考えるとどうしても高く感じてしまう。
金額については、高くなったかな?と思いつつカウンター前でスマホで見比べる失礼なことは出来ないので帰ってから気づきましたが、差額の少ない高めのものを頼んだほうが心のダメージは少なかったかもしれない・・・。
(例えばまぐろ・ズワイ・いくらは以前850円→今回1,045円)

同行者は美味しいと喜んでくれているので追加で勝手に注文。
小樽産 シャコ(メス) 495円
    まぐろ中とろ 550円
    甘えび    286円
    イカ     231円

満足して頂けたようだ
自分はこれ以上頼む気はなかった。


お会計をお願いします。と伝えると、
「レジが壊れているのでレシート出ませんが良いですか?」
は!?ってなった。
駅ナカのお店でレシートが出ない?
だったら手書きの領収書必要ですか?とか一言あるのが普通じゃない?100円200円じゃないんだし

あ、もしかしてM大将の話もしたし若干サービスしてくれるのかな?
とあわよくばの思いがあったし下心は認めよう。

電卓を持ってきて表示されていたのが2,820円。
あれ?思ったよりは安いかな?
1円単位の端数ないし、やっぱり気持ちサービスしてくれたんだと思い 3,020円をトレーに置き支払い。

そしたらトレー持って行った女性が戻ってきて
スミマセン先ほどは消費税の計算してなくって・・・。3,102円です。
ってさっきの3,020円をそのまま持って来たんだよね。

お会計にトラブルはあるかもしれないが 正直今までいろいろなお店へ行ったがここまで酷いのは初めてであった。

レジが壊れていてレシートが出ない(駅ナカ店としてありえないが)→了承した上で
一度金額を提示し納得し支払いをしたが、その後料金を訂正し催促される。


どんぶり勘定の隠れたお店で 例えレシートが出ないことはあっても
一度提示した金額を支払い後に変更することはないだろうし

その逆もしかり。

★2年前からの値上がりの幅、
★レジが壊れていて領収書すら用意できない
★一度提示した金額を支払い後に訂正

この三点はどれも致命的で 正直今後利用することはないだろう
機械的トラブルは許せるし値上がりも許せるが 一番最後が特に許しがたい。
一流の寿司やの看板を背負っており、
当初は同行者に金額知られないようにわざわざ電卓で表示金額を確認し支払いをしているわけで。 その後違いましたなんて恥ずかしいこと。
訂正後は焦っていたのか訂正後の金額を口頭で言っていたのも気になった。
ただ人間だから間違いはあるし、その点は許せるが...。


ただ握った寿司の旨さと、伊勢寿司から派遣される大将の軽快なトークは十二分に楽しめる。
うまい寿司やはトークも美味しいというがそれらも味わえる
駅前という利用しやすさも良いし、観光としてきたなら利用するかもしれないが

地元民としては行かないかな。

平日とはいえお昼時。
数十分という利用時間でしたが後にも先にもお客さんは自分たちの組だけでした。駅ナカなのにね。


地元民が頂いた立ち食い寿司はとってもいいものでした!

小樽駅構内にある、小樽を代表する伊勢寿司さんが経営している立ち食い寿司。
一言で言うならばおすし入門編でしょうか。
それぐらい楽しく、美味しく頂くことが出来ました。
敷居が低く、食べやすいのがとってもいいですね。

おまかせ6カン 1,300円だったかな。税込みですよ。ありがたや~。
お酒を頼みます。
お酒は地酒。田中酒造さんの純米酒でした。

立ち食い寿司は気軽に食べれられるのがいいですよね。

おまかせ6カン。1,300円
まぐろ、ソイ、するめいか、サーモン、ほたて、ほっき。
この内容で1,300円はリーズナブルを超越しているように思えます。
ネタだけではなく、全てに手が施されていて、完成されています。

大将と会話を楽しみます。
ほほー。へぇ。そうだったんですか。
といった会話を楽しみつつ。
隣に座った東京から来た青年と、
ムラサキウニとバフンウニの話をし盛り上がったり。

楽しかったなぁ。

単品でも色々頼んだりお酒を頼んだりして大分忘れていますけど。

この立ち食い寿司のクオリティは半端ないです。

19時閉店とはいいつつ、お客様が19時以降もいると渋々営業するスタイルですけど。
きっぱり帰ってくださいって言わないあたりが人の良さを感じますよ。

ニシンのすじめを炙って欲しいとか。
甘エビを炙って欲しいとか色々無理いってすみませんでした。
全部美味しかったです。
M大将!ありがとうございました。


ただ、ウニは無添加といいつつ、無添加といいつつミョウバンが含まれていたり(一貫432円!)
色々思うことはありましたけど。
わりと正直なMさんに惚れ惚れしたのも事実なわけで。
産地を包み隠さず教えてくれるのはソレって本店から怒られませんか?やや心配になりますけど。


またいきますよ。必ず。お邪魔させていただきます。

だって今まで食べたお寿司の中で一番美味しかったんだもん。

  • 3貫セット 825円
  • 2020.7月現在のメニュー(税別表記)
  • まぐろ、いくら

もっと見る

9位

ステーキハウスハマ 札幌店 (すすきの(市営)、すすきの(市電)、狸小路 / 鉄板焼き、ステーキ)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2018/04訪問 2018/04/23

ススキノでランチで鉄板ステーキ。なんと2,160円(サ込) リーズナブルすぎる絶品ランチ

ステーキ ハマ 札幌店。
満点ランチです。2店目の満点です。

札幌でステーキを鉄板焼きで頂こうものならランチといえど一人で5,000円はするでしょう。
ステーキハマは六本木やら銀座やら、道民であればあまり縁のないといったら失礼かもしれないが
そういったちょっとお高いような場所で展開しているお店。

でも!このハマさん。札幌はリーズナブルな価格設定をしていらっしゃる。
ランチは何と2,160円(税込)~。 ランチ帯はサービス料も込みなんです。恐るべし。

ほぼ余談なので、食べたもののレビューを見たい方は一番下の点線まで飛ばしてください。

-----------------------------------------

別空間。
といっていいでしょう。
すすきのの繁華街のど真ん中にあるビル。
エレベーターで3階へ上がるとお店があります。
多分ですが、ワンフロア全部がハマさんなんでしょうね。


お出迎えが良いです。
11時30分に伺いましたが、お出迎えから、食べた後のお見送りまで徹底していました。

今回一人で伺いましたが、これは誰かと来て見たい!そう思いました。

席まで案内され、目の前の鉄板。圧巻。
そしてメニューを見ます。見ます。
これ、一番安いやつ頼むのしのびたくなるじゃないか。
今日は意を決して来たので、一番安いクイックランチ 2,000円(税別)をお願いします。
さぁ、鉄板焼き。
人が来ます。焼き手さんです。
この方が凄く感じが良くって。
「写真好きに撮ってよいですよー」とお声かけ頂いたり。
終始丁寧な感じでした。

他のスタッフの方はややロボット的に感じましたがこれが、「ハマ」の接客なんでしょう。
水が足りなければ、自然に注ぐ。
メニューを下げるときの下げ方。全てマニュアル通りといった感じ。

無駄がないんですよ、全てにおいて。

-----------------------------------------

クイックランチを注文すると、
ご飯をガーリックライスに変更できますが?と言われ、おねがいし・・・ようかと思いましたが
+500円なんですね。 なるほど。 
普段であればお願いしたでしょうが、
今日はあくまで2,160円のステーキランチを頂く。それ以上は支払わない形で・・・。お店にはとっても申し訳ないですが。

だってハマ(札幌店)のレビュー書いている方の殆どが5000円以上のメニューを頼んでいるんだもの。
ランチの2,160円で贅沢な気分でってのが、今回のレビューに至ったわけで。

-----------------------------------------

余談が過ぎましたね。
ここからは簡潔に、書きます。

席につき、メニューからコースを注文します。
まず最初に、冠型の布エプロンを下げ、待ちます。
オシャレですね。

間もなく焼き手さんが現れ、鉄板に油をしきます。
丁寧な手さばき。
このコースで焼くものたちを、皿一枚に載せ見せてくれます。
気分が高揚します。

焼けるまで待ちますが、目の前でカチャカチャと丁寧で、的確な手さばきは本当興奮しますね。
まず、焼いたモヤシにステーキソースがかかったもの。
もやしの水分が良い感じに飛んでいてステーキソースに合う。めっちゃあう。
家庭で作るそれとは全く違いますね。
続いて、肉。
ヒレ肉なんですがこれが厚いのなんの。
どう焼くのかな?と思いましたが、
鉄板でじっくり焼いた後、蒸し焼きのように調理。
シンプルですがこれが、うまいの何の。
肉は綺麗にカットしてくれて。食べやすいんですよね。

「や、やわらかぁぁぁ!! うんまっ!!!ナニコレ!?」

思わず声が出てしまいました。
焼き手さんも苦笑い。
うんまいんですよ、コレ。なんなんだろうこのニク。
ニクがいいのか、焼き方がいいのか分からないけれど、うまい。美味しい。


ニクを堪能し、ホウレンソウのバターが効いたソテー。
これもうんまかったなー。

ご飯やお味噌汁も付くんですがこれも総じて美味しくいただけました。

最後に温かい紅茶を頂き。
大満足。

税込、サービス料込みの2,160円。支払いをした後、
お見送りがあります。
スタッフ皆様がにこやかで。
エレベーターまで案内されて、どうぞと。
階を押そうと思ったら既に1階のボタンが押されている状態。徹底されていて、素晴らしいの一言。

1階に降りるとさっきまでの異空間はなんだったのか。
一気に現実に戻りましたが。

今回は一人で利用しましたが、誰か連れて行ってあげたら間違いなく喜ばれるお店でしょうね。
その誰かがいない独身ものですが笑。

家族でも連れて行きたいですね。

  • 焼ける前の肉たち
  • ヒレ肉
  • 鉄板

もっと見る

10位

1回

  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2018/10訪問 2018/11/03

一泊朝食付で宿泊♪朝食は和定食をチョイス。サービスやコスパ全てにおいて大満足!

あの!ウィンザーホテルに宿泊してきました 一度は行ってみたいリゾートホテルですよね♪
そんなあこがれのウィンザーホテルといえど、2名1室、スーベニアツイン(海側)朝食付であれば意外とリーズナブルなプランがあるじゃないですか

じゃらんで検索すると、ひとり朝食のみ付いて13,000円ちょっとで宿泊出来るんですね、出来たんですね。知りませんでした。
それに北海道復興割クーポンをかませたことにより、一人あたりなんと7,000円というビジネスホテル!?と思えるぐらいリーズナブルに宿泊することが出来ました。(今でも一泊朝食付きでこの価格帯での予約が出来ますよ!)

夕食はもちろん!ミシェルブランで・・・と良いたいところですが。予算的にムリなので中華のお店でアラカルトで注文しました(別でレビュー上げます)

このレビューは1階のECサロンで頂いた、和定食のレビューですが、それに至るまで色々書くので読んでいただけると嬉しいです。

----------------------------------------

小高い山のてっぺんにあるウィンザーホテルは
全ての客室で展望が望むことが出来。
海側と、湖側とがあります。

いまさら説明するわけでもないですが、道内屈指のリゾートホテルです。

チェックインは15時からといいつつも、14時くらいに行くと地下駐車場へ案内され、
フロントでは清掃が終わっているのでご案内出来ますとのことで
丁寧な説明をを受けて部屋へと案内されます。

部屋は洋風でリゾートホテルそのもの。
景観も素晴らしく、不満はほぼありません。


まずはプールへ。14時から利用出来るプールは宿泊者は無料です。(それ以外は5,400円かかります)
水着のレンタルも出来るようですが自分は持参したのでかかりません。

プールから上がるとハープの生演奏がロビーであり聞き入りました。
その後部屋へ戻り、夕食の時間まで待ちます。
夕食後、バスローブで2階の温泉へ行き(バスローブでいいそうです)サウナや温泉に浸かり。
で出ると、今度はBARでジャズピアノの生演奏でしかも弾き語りですよ。
BARでの演奏ですがロビーに聞こえるような造りになっていて、ロビーでも堪能できるんですよね。
あー楽しい。

部屋に戻り一杯飲み。そのまま就寝。

朝は6時から入浴可能なので、6時に入浴します。
昨日のお風呂からは入れ替えとなっていて二種類の浴槽を楽しめるのはいいですね。

で、7時になり朝食開始の時間(夏季は6時30分~)和食を選びます。
洋食を選ぶ際は2階のギリガンズアイランドへ行きますが
和食の場合は1階のECサロンというところへ行きます。

中へ入ると昨日中華のお店でお話したスタッフがいたんです!
しかもあちらから声をかけてくださって。
「昨日は無事下山出来ましたかー?」
「なんとか帰れました」
なんてお話をしたり。

決してマニュアル的じゃないんですよね。

さて、朝食ですが
個室で用意してくださって
あずましく(ゆったり)食事をすることが出来ました

----------------------------------------

席についてまずは京都御所之園。ほうじ茶とおしぼりがセットされます。
続いて季節の青葉とリンゴの野菜ジュース。
ホウレンソウと小松菜、そして青リンゴの特製ジュースはすっきりした飲み口でした。

おかずを運んできてくれたのが先ほどのスタッフ。

料理の説明はきちっとしたもので。
これはこうです。これはこうこう。こう食べると美味しいですよー。
この辺はマニュアルですね。 

ONとOFFがしっかりしているのは好きです。

温かいお豆腐はなたね油とワサビ、適量の塩をつけていただく。
ウンマー!
伊達産の黒豆オリジナル納豆も醤油ではなく、塩で頂く。
塩納豆、ありですね。
驚いたのが、帆森好の卵(栃木の農場から)を卵かけご飯で頂きましたが
黄身の濃厚さもさることながら卵自体に甘みがあって。
オススメの食べ方はこちらも塩なんですって。 醤油なんていらなかったんじゃ!
と言わんばかりに合うんですよね。塩が。

これは新発見でした。
本日の魚料理は鰊(にしん)で脂が凄くのってご飯が進む、進む。

でこのご飯おいしすぎない!?と思ったら
北海道米のななつぼし、ゆめぴりか、おぼろづきをブレンドして名水百選の羊蹄の水使って
それを釜で炊いているだからそりゃうまいわな。

ご飯のお代わりが無料なのと、お味噌汁も無料でお代わりできちゃいます。
ご飯お代わり頼んだら釜炊きのが来るんですよ。あぁ、もう贅沢すぎて。

紀州の梅も、旬の生野菜も、
大根もしらすも、全部全部美味しいんですよね。


つい朝から食べ過ぎちゃいました。
大満足です。
朝食会場を出るとき、先ほどのスタッフが

ご飯を食べた後はお部屋で少し寛ぎ、
8時45分からのピアノとフルートの生演奏を聴き、

プールに入り、
あがってまた9時45分からのピアノとフルートの演奏を聴いて・・・。

少しショッピングをしてからチェックアウト。

14時~11時まで充実した一日を過ごすことが出来ました。
また食べたいなぁ。あの朝食を。

  • 朝食のおかずたち
  • お魚はニシン
  • 大根煮たもの

もっと見る

ページの先頭へ