『地元で自制する』お茶山さんの日記

　この前、ＴＶに柳家花禄が出ていて「弟子を取るにはまだ早い、教えられるだろうかと思っていた時期があったが、弟子を取ってよかった。弟子は師匠でもあると言える。自分は弟子から教わっているんだ。」などという結構良い発言をしていたもんだから、朝から感心してしまい、面倒な新人研修を引き受けてしまった。我ながらお調子者だ。
　こういう格の高い人間だけでなく、オイラみたいな人間でも、親族に恥をかかせないよう頑張りたい・・・ご先祖様を悲しませないように生きてゆきたいと思っている。
　だから、駅通りのレストランで食事していても、お茶山家の事をよく知っている人たちがいる前では、とても穏やかに振舞っているし、セクハラ発言とかもない・・・というか一歩手前で相当に抑制がかかっている。
　その代わり、地元じゃない場所では暴れる・・・ということもないのだが、本心からリラックスできるように思う。
　そんな時、山口駅前のセブンイレブンの店頭で従妹が、Ａ○Ｅボディスプレーの匂いをめっちゃ嗅いでいたのを発見した時の衝撃は計り知れない。
　「いいじゃん、テスターだしい。どの程度メロメロになるのか女の立場としてもチェックしたいの。」と言う。
　で・・どうだった？やっぱ買った方がいいか？と言いたい気持ちを隠し、従妹を引っ張り、近隣の喫茶店につれていき、「地元ですんなよ。知り合いに見られたら、どうする！それなりに恥ずかしいだろ？」と諭した。
　しかし、その“エフェクト”については謎のままである。
　その後、ジョンダワーで牛タンを食べ、ビールを飲んだ。　どんなに飲んでも、やはり、暴れることは出来なかった。