『アタマ掻くたこ焼きおばちゃん』お茶山さんの日記

お茶山の勝手にグルメガイド

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お茶山 (男性・山口県)

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 私の暮らす中古のマンション。いつもベランダから市立図書館が見えるのだが、実際には殆ど行かない。
 夏休み中は特に、泣き叫ぶ幼児たちの声を聞くことになるし、高校生が荷物で座席を占有しており、ゆったり出来ず、何か不快な気分になるからである。
 単に利用者のマナーに対し不快感を覚えるということもあるが、もっと掘り下げると、どうも、固定資産税や市民税を払っていない人がしっかり利用していて、働き盛りの人がまったりできない施設であるという現実があることに矛盾を感じ、同時に不快にもなる。児童館ならいいけどさ、一応図書館だし。
 食事の場所もかなり不満である。カトルセゾンが近隣に移動してきたもののこの辺は外食不毛地帯。マリオンなど、貸し店舗になってしまっているようだ。
 自転車で山口大近くまで行ってみた。マンガ喫茶が相変わらず多い。ここのレビュアーさんからの評価がそれなりに高かったタコ焼屋に行く事を思いつく。
 店にタコのオブジェが張り付いているような珍妙な看板ゆえに迷わず到着。
 「たこ焼きとソフトクリーム下さい。」
 金○日パーマのおばちゃんが、ソフトクリームのコーンを掴み、製造機に近づく・・・と同時にコーンを持ったままの手を髪にやって、頭を掻いている。
 私の目には、アイスのコーンが金○日パーマに当たってズリズリ・・・となっているように・・・というかコーンでアタマを掻いたように見えた。
 え〜・・・いらん。
 ソフトクリームの先端部分だけ食うと、味は悪くない、子どもの頃を思い出した・・・だけに衛生に無頓着そうなおばちゃんの存在が残念だ。
 たこ焼きはそれ程好みではなかった。個人的には以前より美味しくなくなったものの、大内のゆめタウンのたこ焼きの方が好きだ。当然、金○日おばちゃんからもらった「10枚集めてたこ焼き1パック無料券」は二度と来る気が無い為、捨てた。
 たこ焼き評論家に言わせると、たこ焼きには“外カリッと中トロッと”系の他、数種類のタイプによる分類があるそうだ。もちろん新聞記事のウケウリである。当時の私は、その記事にかなり興味ひかれたはずなのだが、忙しさの為かその新聞記事のスクラップをとっていなかったことをちょっと後悔した。
 大内のゆめタウンたこ焼きは昔は外カリ中トロだった。今は外も柔らかいので、かなり残念に思っている。
 なかなかデリケートな食べ物である。
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