/mさんが投稿したオーベルジュ・ド・リル サッポロ(北海道/円山公園)の口コミ詳細

人はパンのみにて生くるにあらず...  

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オーベルジュ・ド・リル サッポロ円山公園、西28丁目/フレンチ、イノベーティブ

1

  • 夜の点数:5.0

      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.6
      • |雰囲気 4.6
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.6
      • |雰囲気 4.6
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2008/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

アルザスの大らかさと日本独自の細やかさの融合

2008年11月
11時のフライトだと2時前には店に着く。
ワインの価格が大幅に見直されたという。
しかし、ボルドーもんが高いな。
グラスで供されるのは、わりとCPの高い、凝ったものが多い。

アミューズはランチでも、ディナーとかわらない種類と量。
ストローのものは、ちょっと固くて食べにくかった。

全体的に重い。
貝のココットに青海苔(あおさ)を添えたものが素晴らしい。
あと、重いならではのラムのロースト。


2006年7月
北海道1泊2日のGolf合宿だったのだが、貪欲にもバエレンタルで食事をすることにした。

予約は8時だったのだが、少々早めに伺って、庭でアルザスを感じるような食前酒をいただくことにした。(TrimbachのMuscat)

食前酒とともにアミューズがいろいろ出される。
 ピスタチオを砂糖と塩ででコーティングしたもの
 チューブの中に、ココナッツクリーム(クミンの香り)とミントゼリーが詰めてあるもの
 プチトマトとスイカ、ミントとバジルを添えて

ここで室内に移動して料理を選択する段となる。
店内は、まさにアルザスの豪華な別荘といった趣で、石・木・鉄・ガラス(鏡)・白い花が北海道の静謐な空気とあいまって、独自の美学をもった空間を形成している。

ざっとメニューを検分し、15000円のMENU DÉCOUVERTEを選択。発見のコースということだな...

また、ワインの選択が一苦労。心惹かれる物が多いのだ。
ワインリストは、アルザスの「ランスブルグ」と同じ箱に入って恭しく差し出される。かなり読みごたえがあるので、嵌るといつまでたっても料理が始まらない。
結局、アルザス。ひらまつでしか飲めないという、Trimbachのピノグリに。赤は、ラングドックの面白いものを。

ヨーグルトヨーグルト
アミューズ3種
 赤ピーマンのムース、トマトゼリーを添えて
 パルメザンのサンドイッチ
活オマール海老 2品のお楽しみ 小さな驚きと共に
 ミントの香りの冷製、雲丹とともに...
 アスパラガス、バターソースと供される温製(2皿でてくるのさ!)
鱚のミキュイ サラダ仕立て フロマージュブランの香草風味、ガスパチョの冷凍パウダーと共に
フォアグラのラヴィオリ モリーユ茸のカプチーノ仕立て
真ソイのムニエル トリュフ風味クレソンのグリーンソース
一口のディタトニック
仔牛ロース肉のローストローズマリー風味 ポート酒のソース
チーズ各種
ヴァニラ風味のクレームブリュレ
桃のコンポート
マラスキーノ風味のグラニテとジャスミンの香り
プチフール
コーヒー

このメニューを見るとわかると思うが、まさにグルマン仕様である。同行者は、普通の女子なら絶対に完食できない量だと言っていた。
我々は、食前酒、ワイン2本、グラスワイン、そして食後酒2杯というアルコールの助けを借りて、かろうじて制覇。

料理はナリサワを凌駕する繊細さである。
繊細というのは、線が細い料理ということではなく、素材・調理方法・組み合わせ・プレゼンテーション総てに対し猛烈な配慮が行き届いたものというほどの意。

特に印象が強かったのは、
オマール海老の冷製:ミントのミストで香りをつけたもの。プレゼンテーションが凄い。これを何名もでいただくと、周りにミントの香りが漂う。早朝、湖畔を散歩していると、湖から朝霧が立ち上がっているようなイメージ。
鱚:ミキュイとは半生、ようするにレアっぽく火を通したもの。火の通し方が凄い。素材がウマイ。ガスパチョのソースは超低温で粉末状になっている。このあたりが、なんとなくエルブリ風。
フォアグラのラヴィオリ:ここでもスプーマである(笑)。モリーユ茸は力強い。
ソイ、仔牛:腹いっぱいで苦しかった。もちろん残せないほどうまかった。
チーズ:チーズは別腹。シェーブルの状態がすばらしい。コンテ、ウォッシュに加え、協労学舎のものもあったのでもらった。(よう食べるなぁ)
桃のコンポート:うまい。

そして、最後のプチフールが、これでもか!状態で総攻撃なんですよ。
綿飴みたいな菓子がラブリー。
やはり、最後は、甘いものと酒で〆て良し。

次に札幌行くとき、再訪必至である。

写真は気合が入っているときに入れます。文章も十分推敲していないので、もう一度手をいれる予定。

  • オマール海老と雲丹 ミントの香り

2008/11/17 更新

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