nozopooさんが投稿した弐流屋 文福(三重/山田上口)の口コミ詳細

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弐流屋 文福山田上口、宮町/惣菜・デリ、洋菓子、イタリアン

1

  • 昼の点数:4.6

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.6
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2011/07 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

うわあ。パンナコッタって、本当はこういうものだったんですね。 随分とセクシーですこと。

※本文中に出てくる角煮の写真が出てきたので追加しました。

話は2日前にシロガネマダムからお土産でいただいた、豚の角煮から始まるのです。
この角煮が、味噌風味でありながらくどさが全くなく、むしろ豚の脂身の香りが引き立ってでらうまなわけです。
かつて食べた、角煮・ラフテー・トンポーローなど、豚バラの塊を煮込んだ料理の中でも最上級と言っても過言ではない代物だったのです。
一体全体、これはどこで購入できるのか・・・・と尋ねると
「ふふふ。角煮で驚いてちゃダメよ。世界一のパンナコッタもあるんだから。」と教えていただいたのが、こちら。弐流屋 文福

世界一の・・・といわれても、パンナコッタにはそれほど興味がないというか、ティラミス・ナタデココとともにバブルのあだ花程度の認識しかないわけでして。
それでもティラミスについては、一度某所で、マスカルポーネだらけのをいただいたことがあり、「おお。ホンモノはかくの如きものだったのね。」と目鱗になったことはあったけれど。
ナタデココは、配合間違えた寒天のようなもの。
パンナコッタにいたっては、プリンとババロアとムースのクロスオーバー程度のナンテコッタ状態でして。

ただ、あの角煮を作るヒトのドルチェとは如何なるものなのか・・・・という興味はありまして、鈴鹿からオープンカーをすっ飛ばして行ってまいりましたよ。
伊勢の外宮から内宮と反対方向に数分走った住宅街に、場違いなほどに目立つ豆色の店舗が見えてきます。
更にエントランス周りはオレンジ色であります。
おやおや、ファサード前には、1980年代のスズキジェンマ80が停まっていますぞ。(ジュリアーノ・ジェンマがCMキャラクターでしたな。)
イタリア系のセレクトショップにこれ見よがしにヴェスパが置いてあったりしますが、ジェンマにしたところにオーナーのコダワリが見えて嬉しくなっちゃいますな。

ドアを開けると、正面に冷蔵ショーケースとパンのショーケースがあり、対面式で販売するスタイル。
ショーケースの内側はオープンキッチンになっていて、清潔なコックコートに身を包んだオーナーシェフが一人で切り盛りしています。
基本はテイクアウトのお店ですが、テープルが4卓あって、購入したものを食べたり、ドリンクをオーダーしたりも出来ます。
お目当ての世界一のパンナコッタ(200円!!)とエスプレッソをドピオでいただきます。
テイクアウト用はプラケース入りなので、そのままかと思いきや、ちゃんとデコレートしたピアットで提供されました。
1/4ほどスプーンで掬って、おもむろに口に入れますと・・・・・・。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!! なんじゃ、こりゃあぁぁぁぁぁ!!」
先客が居たので、声には出しませんでしたが、心の中で叫んでいました。
鼻っツラをぶん殴られるような、濃厚な乳脂肪の香りと、官能的なとろける舌触り。
濃厚なのに気高い、性悪オンナのフレンチキス。 
いやいや、cunnilingusというべきか。
もうしないって決めたのに、抗えない魔性のセクシーさ。
これ以上だと爛熟してしまう、ギリギリのふしだらさ。
思わず、「チーズ入ってますか?」と訊いてしまったほど。
世界一の・・・・・・という枕詞には眉唾な私ですが、今回はヤラレました。
ごめんなさい。

店内見回すと、最新型のDUCATIがあったり、IWCのポスターが貼ってあったり、旧いNikonがあったり・・・・とやはり相当コダワリのオーナーらしき兆候が。
そこで、ちょっと話をさせていただきました。
オーナー、山岸氏は、地元伊勢出身。
名古屋でイタリアンの道に入った後、ボローニァで修行。
そこで、教わった通りに作っているのが、件のパンナコッタ。
世界一の・・・・は、師匠からそう謳えといわれているからだとか。
帰国後、神戸で店のオーナーとなったが、体調を崩し、地元に戻ってこの店を始めた。
弐流屋は驕ることなく、常に上を目指すという心意気から。
文福は、かつて同じ場所でおばあさんが営んでいたうどん屋の屋号を使わしてもらっているとか。
豆色は、イタリアには良くある原色の店をイメージしてオーナー自身が決め、エントランスのオレンジ色は頼んだデザイナーが、夕張メロンをイメージして使ったものだとか。
そしてオーナー、やはりコダワリ人で、帰り際に私のオープンカーをわざわざ見に出てきていただきました。(笑)

基本、デリカテッセンですが、金曜・土曜の閉店後19:00から、一日一組だけ予約でイタリアンコースを提供するトラットリア営業。
これは気になりますね。
一度来て見なくてはいけません。
そのときのために、今回は★4.5にして、0.5分とっておきましょう。

テイクアウトした、ハード系パンも美味かったぁ。

  • 味噌味の角煮

  • 世界一のパンナコッタ

  • エスプレッソ・ドピオと

  • 買って帰ったハードパンも美味し

  • 夕張メロンがコンセプト?

2011/07/23 更新

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