レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2017/09訪問 2017/11/15
恐らく知っている範囲でいうと鎌倉で最も予約の取れない居酒屋でしょう
一時帰国のたび 予約をいれるものの毎度撃墜 _| ̄|〇
この日はミラクルで予約が取れました!
当然のごとく 入口には満席の張り紙
お通し
真丈
浸かっているダシが優さすぃぃぃ(´~`)
三品盛り(¥600)
20品くらいある総菜から三品選ぶという趣向
里芋といかげその旨煮
しっとり鶏おから
きたあかりのポテトサラダ
の三品をチョイス
どれも家庭料理なんだけどキラリを光るものがあります。
日本酒にシフトしますが、注文すると酒器を選べます。
たくさんの中から選んだのはこの2つ
このさかさまにすると富士山になるのはネットみてほしいなと思ったお猪口です。
そして選んだ本日1品目は「雪男」(青木酒造/新潟県南魚沼市)
富士山のお猪口との相性はフォトジェニック
実はここのカップ酒が欲しくて通販サイトを見ましたが、上代と送料で4合瓶買えるくらいになるので断念しました。
小帆立のクリームコロッケ (¥700)
マジ (゚Д゚)ウマ-!
帆立とクリーム 当たり前に最強の組み合わせ
この日のMDF(Most Delicious Food)です!
さきいかの天ぷら (¥400)
あかん 酒が止まらない (ノ∇`)アチャー
土佐の「久礼」(西岡酒造店/高知県高岡郡)
女将のTシャツもそれ
2年前蔵元に行ったときなかったなぁ
( ゚д゚) ホスィ…ナァ アノ Tシャッ
アジフライ タルタル添え (¥800)
タルタルがたまりません
そう!“タルタルはデブのサプリ” ですからね(゚Д゚)ウマ-!
なんか揚げ物ばかりじゃね?
ということ
金目鯛腹身のチリ蒸し (¥950)
相模湾といえば金目
いつ振りだろ 金目食うの
100近くあろうメニューを殆ど作り置きなく、ひとりでその場で作る手際の良さ
調理の間も問い合わせの電話がひっきりなしに掛かってくる
食べログに“混雑時(17時~21時)は、電話に出られないことがあります”とある
確かに無理である
数年前 “すき家”の深夜のワンオペで“ブラックだ!”・“過重労働だ!” と騒ぎ立てたやつ
こっちへ来い!!
ネギ玉牛丼・ネギキムチ牛丼 なんたら牛丼 作って皿洗って、精算して、合間にコメ炊いて、
本部のつくったレトルト具材・味噌汁サーバーを補充するくらいで、“ブラックだ!”・“過重
労働だ!”だとそんなんなら最初から飲食するな!
ここで調理の段取りを見た方がいい
いかに馬鹿げたことを言ってたかわかると思う。
こんな人が奥さんならきっと豊かな食生活がおくれるだろう。
ヨメになってください <(_ _)>
デモ インショクカンケイノヒトッテ イエデハツクラナイトヨクキクケドネ
2位
1回
2017/02訪問 2017/03/05
日本に戻って電話で予約します。
人気店のようで撃墜必至覚悟で予約を入れましたが、拍子抜けするくらいサクッと予約ははいりました。
店に入ると“いらっしゃい!”と明るい和服の女将さんが迎えてくれます。
うちのおかんの一回り下くらいであろうか
太地喜和子風というと少し褒め過ぎになる感じ
“ネット見てきてくれるお客さんってドタキャンが多いので・・” 寡黙そうな大将が小声で
最初の一言が脈略がなかったので、よくよく聞くと“ネット見てきてくれるお客さんってドタキャンが多いので、席に着いてから準備するので暫く待ってください”というイミ。
¥5000のお任せコースのスタートです。
お通し
漁港の民宿的なビジュアルで野暮ったさは感じるものの、味は確か
あん肝 (゚Д゚)ウマ-!
刺身盛り合わせ
まぐろは安定の(゚Д゚)ウマ-!さ
オマールエビの半身をオーブンで焼いたもの
トッピングのアスパラもおざなりでなく間違いない
冷酒「きりんざん」(麒麟山酒造/新潟県東蒲原郡)
大吟醸生酒なんでスイっとイケるんだけど、ちょっと素直すぎるかな
カニコウラ焼き
カニのほぐし身とチーズを焦がしともの
アクセントはイカ これが実に(・∀・) イイ!
早生のタケノコ
やわらかく、甘みを感じます
煮物
九州らしくかなり甘目の味付け
宮崎牛のサイコロステーキ
和牛って何ヵ月ぶりでしょう 。゚・(>Д<) ネケテクルネェ
シメの貝汁
大振りのあさりがこれでもかっ!ってくらい入ってます。
おにぎり
もうおなか一杯 (*>∀<)
デザートがおざなりなものでなく、ハンパない
JAで糖度検査基準をクリアしないと名乗れない“めろめろメロン”
はじめて食べました。
香りが他のものを全く違います。
“めろめろメロン”・“きんかんたまたま”いかにも東国原前知事が付けそうネーミングであるが、そのふざけたネーミングに反してマジメに美味しいものでした。
最初 寡黙で小声であった大将の声も場が温まってくると饒舌に
巨人在籍時キャンプに来た時の清原・松井OBのエピソードや自身の闘病生活のことなど、お客を楽しませようといろいろ話題を提供してくれます。
回転率・原価率とか什器のセンスとか盛り付けとかそういうの抜きして、ただただシンプルに美味しいもを力一杯に食べさせてお客の喜び顔を見ることを生活の糧にしている最近まったく見なくなった天性の料理バカなんだろうなと感じました。
何度予約を入れても満席で入れないお客がいるのに、数日前に1回で入れたのも何かの縁です。
また来たいです。
3位
1回
2017/09訪問 2017/10/10
季節が変わるとどんなものが出てくるのかなと期待させてくれます
去年父親が亡くなってから実家で一人暮らし
前週まで腸閉塞で入院していたけど、ボヤく相手がいないのか病院食が不味い不味いとボヤキが止まりません。
まぁ美食への執着がある以上 元気な証拠です。
墓参りの帰りに美食を楽しんでもらいまひょ。
予約時間より少しというより相当早く着いたものの温かく迎えられます。
仕込みのバタバタしているにも関わらず取り敢えずということで出てきた、ノドグロのみりん干し
食前酒として出てきたのは「花の香」(花の香酒造/熊本県玉名郡)
大将の郷土の地酒とか
長芋と蓴菜の冷製
ダシの力は強く、気の遠くなるようなくらい細く切られた長芋
冒頭から料理人の腕を見せつけられます
ビールで喉を潤したあと日本酒にシフト
「九頭竜」(黒龍酒造/福井県吉田郡)
刺身
カラスミとイカ この日のMDF(Most Delicious Food)でした。
ありそうでなかった(゚Д゚)ウマ-!な組み合わせ
まぐろ
夏の終わりの名残鱧
そして秋の訪れを感じる土瓶蒸し
やはり日本は(・∀・)イイネ!!
見目麗しい八寸
これを肴に日本酒お替り
「辰泉」(辰泉酒造/福島県会津市)
やっぱり鴨 (゚Д゚)ウマ-!
天婦羅
大将が目の前で揚げたアツアツ
椀物
餡のダシがやっさしいぃぃ (´~`)
甘鯛 京都でいうところの"ぐじ"
食べたあとの骨にお湯を入れ、醤油をチョイ垂らせば最高の汁ものに
シメはちりめん山椒
これで¥8000のコース
什器のセンスもよく、季節を感じられる京料理
季節が変わるとどんなものが出てくるのかなと期待させてくれる店でした。
4位
1回
2017/02訪問 2017/03/13
ベトナムに戻る前日の最後の晩餐です。
よくいく“THE BANK”の近くで、開店早々雑誌“湘南スタイル”かなんかで紹介されていて、気になっていつつ随分歳月が流れました。あっという間に人気店になりました。
もちろん予約がマストの店なんで、“予約のをぉぉ・・・”と店に入ると、指定の席に座ります。
火鉢練炭が置いてあり、ほんのりとした温かさを感じます。
卓上にはブリキの人形がお出迎え
まずは先付
節分にちなみに豆の煮つけにイワシが添えてあります。
なまこ いつ以来でしょう 大好物です(ノ´▽`)ノ
2017年 鬼外福内です (-人-;)パンパン
椀物
粕汁です。
京都の実家でおかんが“なに食べたい?”と聞かれ、納豆と粕汁と言ったので京都で食べたので今年初めてではありませんが、粕の風味が高いです。
酒粕ではええキモチにならないので冷酒いきます(*゚▽゚)ノ
「俵雪」(羽根田酒造/山形県鶴岡市)
酒器を選らせてくれます。
木の香りがつくといいなということで呑むと期待通り (゚Д゚)ウマ-! (゚Д゚)ウマ-!
もろこ炭火焼
西陣の“江畑”でもでてきたもろこ
京都で修行したということでやはりこのあたりは京風どすな
生姜酢で頂きます。
皿の地模様と生姜が重なりいい風景です。
炊き合わせの什器がいいね
うるいやまいも
うるいってそのまま生でマヨネーズを付けて肴にしてしか食べたことがなかったけど、ちゃんとした料理店で食べるのは初めてです。
シメの寿司三貫
本マグロ
ひらすずき
あおあじ
そして祇園“いづう”真っ青の肉厚バッテラ
シメは節分にちなんだ太巻き
北北西には向いて食べませんでしたが、黙って食べました。
デザート黒蜜葛もち
きちんと京都で修行された料理人さんの折り目正しい京料理です。
今年はあと何日日本にいられるかわかんないので、日本を堪能できたゆうげでした。
5位
1回
2017/09訪問 2017/10/25
大阪のグルメブロガーがこぞって取り上げているお店
完全にノセられて訪問です。
野菜を串に巻いて食べる専門店です。
ちょっとイケてない昭和40年代くらいの喫茶店を改装したような店内
“まず どれさせてもらいましょ” と店員さんが言って持ってくる桶
これがSNS映えする実物サンプルがお客のテンションを上げます。
ベーコン巻き ¥194
焼きそば巻き ¥270
ズッキーニチーズ巻き ¥270
おくら巻き ¥216
ニラチーズ巻き ¥216
レタス巻き ¥313
半熟卵ベーコン巻き
食材の組み合わせ自身はオーソドックスなんだけど、インスタ・Twitterを意識した見せたく・拡散したくなるような
チューハイの一口サイズに切られた生フルーツは彩り豊かでほぼ100%お客は写真を撮っているし、何気ない皿も昭和前半期に大量生産された印判・プリント色付けの生活骨董を使うなどその仕組みはなかなか巧みだな。
かといって一回食べれば飽きるようなブーム性のあるものでなく、なかなかよく練られています。
「ベストレストラン2017」 を選ぶにあたり例年通り2つの条件づけをしました。
1)2017年に新規開拓をしたもの
⇒再訪を含めてしまうと“おすすめレストラン”と変わるなくなるので
2)口コミ件数が少ないもの
⇒あくまでもマイ★ベストでありアワー★ベストでないので
(投稿時の口コミ件数が10~25 程度が目安)
ベトナム駐在しているので日本にいるのは20日弱
例年投稿時の口コミ10としていましたが、これはさすかに無理なので今年は若干条件を緩めました。