無料会員登録/ログイン
閉じる
この口コミは、ちぃちぃ♪さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する
1回
夜の点数:4.2
昼の点数:4.2
2008/07 訪問
夜の点数:4.2
昼の点数:4.2
幻の幻、二年熟成小ざさ羊羹。
2008/11/12 更新
エリアから探す
開く
閉じる
ジャンルから探す
「幻の羊羹」
しっとりと優しい甘さの羊羹は、
決して派手に舌にひびくウマさではないのですが、
炭で丹念に煉られた小豆の風味が活き、
口に入れた瞬間、ホッとした安らぎをもたらしてくれます。
一日に150本しか作られないので、
朝8時半に配られる整理券が無いと買えませんが、(それでも一人5本まで)
その整理券を確実に入手しようと、5時から並ぶ人々がいるのもうなづけます。
丁寧に練り上げられているため、常温で保管しておいても損傷は無いとの事。
「2年間保管(未開封で)して、それから食べてみて」と、
かつて、ここの奥様から声を掛けられた両親が、
素直に2年以上保存していた羊羹と、
買ってきたばかりのものを食べ比べたこともありますが、
さらしたあづきの餡のもつ、サラサラとしたちぃさな粒感が消え、
滑らかな口当たりと、ねっとりとした旨みに変わっていたのを見て、
職人の技の確かさにビックリさせられました。
たとえ冬の早朝、寒いなかでも、一度並んで購入してみる価値はあります。
ただのスイーツとしてでなく、昔から培われてきた和の職人の心意気と、
この店の真摯な姿勢がうかがわれるかのような、優しく素敵な和菓子です。
パリパリした皮、しっとりした餡の最中もオススメ。
この羊羹で、この価格とは、コストパフォーマンスも良すぎです。