2回
2017/01 訪問
5年ぶりの夜営業にお邪魔しました
2017/01/09 更新
2015/12 訪問
2016年もよろしくお願いします!
今年最後の営業に顔を出すことができました。
今年はお母さんの体調が思わしくなく、営業日よりも休みの方が多かったなぁ。
でも、すっかりお母さんも元気で、いつもの軽快なトークが冴えてました。
冬季のシチューも久々、体も心も温まったぁ~
お父さんは、逆に自分の健康を心配してくれて、本当に有り難いです。
2016年も元気な姿を見るのと、絶品ハンバーグをいただきに行きます!!
**2015.01.24***
新年初めての訪問。
まずは、お父さん、お母さんに新年のご挨拶。
今年もお孫ちゃんが遊びに来たそうです。
昨年にも増して、シチューもハンバーグも優しい味になってます。
今日もいっぱい話が出来ました。
昨年1年近く休んでる間に、食材の値段が高騰!
休業明けの12月までは、今までと同じ1,000円で営業していましたが、1月9日から1,300円に値上げしました。
1,300円でも安いくらい、お客さんからは「1,500円でもいいんじゃないの。」と言う声もあるそうです。
営業日、営業時間も短いですが、仕込みに何日も手間暇かけているんです。
それを考えると、決して高いとは思いません。
もう少し値上げしてでも、長~く続けてもらいたいですね。
お父さん、アキレス腱切っちゃって、ギブスしながら頑張ってました。
お父さんも、お母さんもお体大事にしてください。
**2015.01.05*****
2014年最終営業日にうかがうことができました。
いつもながらの美味しいハンバーグにデミグラスソース。
シチューは体が温まるし、素材の味が活きてました。
こんなに美味しいハンバーグを、2014年は3回しか食べられなかった。
クリスマス会も残念ながら開催されませんでした。
体が第一ですから、マイペースで続けてくれたら嬉しいです!
**2014.11.29*****
2月からずっ~と休業中だった小古食堂が、11月17日再開!!
お父さんの体調が悪くなったのかと思ってましたが、夏頃、樹 たつき珈琲のオーナーさんから、お母さんが調子悪いという情報をいただいてました。
まずは、お母さん、お父さんに久しぶりのご挨拶。
お母さんから話を聞くと、入院してしばらく療養していたそうです。
入院している間も、お父さんがソースに火を入れ、お母さんが戻って来るまで守っていたんだとか。
再開するのに、やっぱり準備とか仕込みで2か月はかかったそうです。
久々に食べるハンバーグは、真ん丸さを増してました。
守り続けたソースは、黒々としてコクと深みがパワーアップしてるみたい。
お父さんのハンバーグに、お母さんのソースが合わさって、小古食堂のハンバーグが完成します。
だから、どちらかが欠けても小古食堂のハンバーグは成り立たないのです。
秋から冬にかけてはシチューで、野菜たっぷりの具だくさん。
以前よりも、挽肉のつぶつぶが表面に浮いてて、旨味が強くなっていました。
久々に食べるハンバーグは、涙が出る程の感動もの。
まだ年内は不定期でゆっくりと営業して行きます。
来年からは通常営業しますが、消費税アップ、食材高騰により少し値上げするそうです。
ちょっとやつれたように見えるお母さんですが、トークはあいかわらず絶好調!
いつものように声をかけてくれたり、叱ってくれたりと身が引き締まります。
お母さん、お父さんに、また会えて本当に嬉しかった。
体に気を付けて、これからもずっ~と、美味しいハンバーグをお願いしますね。
**2014.01.23*****
クリスマスも年末もうかがえず、年明けの1月25日にお邪魔しました。
正月はゆっくりとお孫ちゃんとすごしたということで、まだ営業4日目くらいだそうです。
メニューはハンバーグしかないから、ただ席に着くだけ。
冬場は味噌汁の代わりにシチュー。
牛乳とバターを使わないから、自然なじゃがいもの甘さが優しい。
半熟目玉焼きは、そのままご飯にオンザライス!
黄身を割ったら卵かけご飯、ダシ醤油をかけて旨とろに。
もちろんハンバーグも絶品、毎日でも食べたいくらいです。
もうかれこれ、お店が出来て5年目です。
若い方から年配の方まで、様々な方達に愛されてます。
今年も行列が絶えない人気は、続きそうですね。
**2013.08.24*****
お父さんがケガしちゃって、一ヶ月近くお休みしたそうです。
「長く休むと、料理の感覚がなくなっちゃたわ~」とお母さん。
何をおっしゃいますか、相変わらずの絶品デミグラスは旨味の宝庫ですよ。
水曜日も定休日にして、デミグラスの仕込みに集中しているそうです。
TBSの安住アナとまいう~石ちゃんが先日来たそうです。
ぴったんこカンカンの収録で、7月に放送されました。
1月にも「迷っても行きたい路地裏の名店4」で紹介され、お母さんのトークも絶好調でした。
**2012.03.24*****
雨の土曜日なら空いてるだろうと思って行ったら、後ろで待ってる客が5人。
10分くらい待ってようやくカウンター席へ。
そこで初めてお父さんに気付いてもらい「あっ、どうも」
お店には約2カ月ぶりくらい、お母さんに会うのは今年初めてです。
お母さんから「つい2・3日前も、最近来ないねぇ~って話してたところよ」と言われてしまいました。
何だかんだ話題にしてもらい、ありがとうございました。
**2012.01.24*****
1月24日、今年最初の訪問です。
先週の土曜日の昼、昨日の夜と足を運んだけどお休み。
今日もやってないだろうと、喫茶店園の脇からお店の方をうかがうと、メニューのライトが点いていたので、まだ少し雪が残っているのに走ってしまいました。
お店に入るとお父さんが「おめでとうございます」と新年の挨拶をしてくれました。
その後「今日は賑やかなおばさんがいないんですよ」ということで、お母さんがいませんでした。
前のお店でお父さん1人というのは経験ありましたが、小古食堂になってからは初めて。
最初、いつもと調子が違うので違和感がありましたが、お父さんの癒し系トークでのんびりとくつろぐことができました。
特に健康について、いろいろアドバイスしていただき、木曜日の通院がとっても気楽になりました。
ありがとうございます。
文字制限もあったのでレビューを書くのは久しぶりですが、かなりお世話になってます。
クリスマスイブに寂しい人のためにお店を開けててくれたし、昨年最後の夜はかなり遅くまでお邪魔してしまいました。
新年も早く来ようと思ってましたが、なかなかタイミングが合わず、今日の訪問となってしまいました。
文字制限解除になったので、コメント欄から移動しました。
**2011.05.27*****
お店の扉を開けると、いつものようにお母さんが「あ~ら、久しぶり~」と出迎えてくれます。
そしてカウンター席に着くと、今度はお父さんから「お元気でしたか~」と優しく声をかけてもらいました。
メニューはハンバーグライスしかありませんが、味噌汁や漬け物などは旬の物が出てきます。
今日は「かぶ」が主役、かぶの漬け物はマスタードで和えてあり、意外とマッチしていて驚きました。
〆のデザートはグレープフルーツで、手で簡単に食べられるように切れ込みが入っているところなどの心遣いにいつも感心させられます。
お店の主でもある、某生命保険会社の方々は昼にハンバーグを食べているので、お母さんが「夜もハンバーグじゃかわいそうね。それじゃ焼きそば作るから」ということで裏メニューが登場。
この焼きそば作りはお父さんの担当、わざわざ2階の厨房で作っていました。
今日お店にうかがった時、YMCA近くにあるサロン・ド・ジヴェルニーのオーナーがハンバーグを食べていました。
他にも常連では作家の山本一力さんもよく来られるし、先日は俳優の佐藤浩市さんも訪れたそうです。
**2011.04.09*****
今日は朝から雨が降っていたので、ご近所の小古食堂へ久しぶりに行ってきました。
まずはお父さんに「久しぶりですね」と迎えてもらいました。
しばらくしてお母さんが2階から降りてきて「久しぶりね、今も食べ歩いてるの?」と声をかけてくれました。
ハンバーグライスしかないから、特に注文もしないで調理スタート。
1年前はお客さんが来てから、お父さんがハンバーグのタネを手でパンパンしてフライパンで焼いてくれましたが、アド街にも出ちゃって人気店になってからは、事前にある程度焼いてるのでほとんど待たずにハンバーグが出てきます。
これもお客さんの待ち時間を少なくするための心遣いから来ています。
冬場のシチューに変わて味噌汁が登場。
大根の味噌汁でしたが、ただの味噌汁じゃない。
信州味噌をベースにいくつかブレンドした味噌を使用、日本中どこの人にでも好かれる味噌汁を目指しています。
味噌汁の中にゆずが入っているのは初めて、普段飲んでる味噌汁とは全然違って、ちょっと洋風な味噌スープみたい。
ハンバーグはあいかわらずジューシーで旨旨。
じゅっくり煮込まれたデミグラスソースも、最後はご飯にかけて1滴残らずいただきました。
普段なら後ろに順番待ちのお客さんがいるので、食べたらすぐお店を出なくてはいけないけど、雨の土曜日でお客さんの出足が悪く、食べ終わってもしばらくお母さんと世間話をさせてもらいました。
3月11日の地震の時はお客さんが2人いましたが、人的にもお店にも全く被害がなくて、本当に良かったです。
メニューが1つしかないから、食材の確保にはほとんど影響は無いそうですが、少し値段が高騰しているそうです。
話をしていると、「そうだ明日投票だよね」ということで、お母さんも自分もすっかり忘れていました。
その隣でお父さんからは「明日の投票わかってましたよ」と冷静なコメント。
アド街の後、もう取材は受けないと言っていましたが、とても熱心な方がいて地震の前に取材を受けたそうです。
地震の後も「必ず放送します」と何度も連絡があり、近々テレビ朝日「スーパーJチャンネル」のハンバーグ戦争特集に出るそうです。
食後の話が長くなったので、お母さんが「コーヒー飲む?」と言ってくれ、サービスでいただいちゃいました。
おっと、5人組のお客さんが来店。
あまり長居してお店に迷惑かけちゃいけないよね。
いつもいつも美味しいハンバーグ、ご馳走様でした。
**2011.01.31*****
1月29日土曜日放送「出没!アド街ック天国」の我が街東陽町特集では30位にランクインしました。
当日、ワクワクしながら何位になるんだろうと期待しながら番組スタートするといきなりの登場で拍子抜けしてしまいまいた。
番組に取り上げられたこと自体凄いことなんだけど、心の準備が出来ないままの30位は嬉しさは半分、残念さ半分といったところでしょうか。
どんな反響があったのか知りたくて、既に閉店しているだろと思いながらもお店に行ってみました。
お店は閉店時間前でしたが案の定「売切れ」の札が出ていましたが、扉を開けてお母さんにご挨拶。
今日のお店の様子を聞くと、元々ハンバーグを作る数は同じなので、忙しさはいつもと変わらないそうです。
ただ、普段は女子比率が高いのに、今日は初めての男性客が多くてビックリしたと言ってました。
「アド街ではお母さんの冗舌トークが無かったですね」と言うと「うちはハンバーグが美味しいんだから!」とまた叱られちゃいました。
お母さんいわく「番組の構成的にウチが最初に来ると思ってましたよ」と珍しく謙遜してました。
放送当日、お父さんは番組を見たらしいですが、お母さんは仕込みがあったので見ることができず、後から息子さんが録画したビデオを見たそうです。
お母さんがアド街スタッフにおすすめした、4位の楽器屋ビュッフェ・クランポン、7位の煎餅屋富士見あられ本舗、13位の銭湯金春湯がランクインしたから「良かったんじゃないの」と言ってました。
既に今でも3~4件の取材依頼があるみたいですが、近所の人達や夜いつも来てくれるお客さんのために、もう取材は受けないつもりみたいです。
アド街に出て多くの人に知ってもらえたことより、お父さんお母さんがお客さんのことを大切に思ってくれることを改めて知って、ますます大好きになりました。
**2011.01.26*****
仕事が早く終わり東陽町に19時に着いたので、アド街に出て超有名店になる前にとうががいました。
すると、玄関の外に「本日、ハンバーグ売切れました」という札が出ていたので、せめてお母さんに挨拶だけして帰ろうと扉を開けたら、ちょうどお母さんが入口の所にいて「あら!今日1人?」と聞かれました。
「ハイ、1人です」と答えると、「最後の1個があるから中に入って!」と言ってもらい、ラッキーにも絶品ハンバーグをいただくことができました。
予約の子供連れのお客さんに用意していたハンバーグが1個残ったらしく、お父さんが明日の楽しみにしていた最後のハンバーグを食べさせてもらいました。
いつものことながら、ビールとハンバーグライスを注文。
ビールのつまみには、スライスしたニンジンのピクルスを出してもらいました。
お店の閉店後で女性4人グループ(某証券会社レディー)が最後に残っていただけなので、前回の満席状態で撮れなかった写真を撮らせてもらいました。
お決まりでお母さんからは「あら、何撮ってるの、そんなに真剣に撮らなくたって」といつものように叱られます。
でも、全然嫌味で言ってる訳では無く、こまめに会話に合いの手を入れる感じで、話を盛り上げてくれます。
最近のボールのような真丸ハンバーグは、今回かなり黒々としていますが焦げて苦い訳ではありません。
真ん中から真っ二つに割ると肉汁ジュワ~!あっ!もったいない!
という訳で最後はお決まりの、肉汁たっぷりソースをご飯にかけ、目玉焼きもトッピングして黄身を割ってとろ~り、ソースと卵のバカ旨ご飯で締めくくりました。
ビールのつまみにハンバーグを食べ終えてしまい、ご飯と目玉焼きが残ったお客さん用にダシ醤油が用意してあって特製目玉焼き丼も楽しめるとお母さんに教えてもらいました。
最後のコーヒーと一緒に、お客さんからの差し入れで自分の実家に近い勝田台にあるヴァンローゼのアップルパイをおすそ分けしてもらいました。
ご馳走様。
今日は結構お父さんとも話をさせていただきました。
たわいもない世間話でしたが、話をしているとホンワカして凄い癒しのパワーを感じました。
お母さんの強烈トークとは真逆の名コンビ、絶品ハンバーグも魅力ですが、お父さんお母さんの人柄とトークもご馳走の一つです。
昨日のサッカーの話をしていたら、「プロゴルファー小泉洋人もよろしくね」と言われ、話を聞くとお父さんの甥だということでした。
今まで「ご主人、女将さん」と呼んでましたが、今日から「お父さん、お母さん」と呼ばせてもらいます。いいですよね!
土曜日にアド街に出ちゃったら、こんなにゆったりとできないんだろうなぁと、ちょっと複雑な心境です。
超人気店になっても忘れないでね!これからもよろしくお願いします。
**2011.01.22*****
酔いどれ伯父さんのレビューに、今度アド街に出ると書いてあったので、超人気店になる前にと約半年ぶりに行ってきました。
今回は、前々から行ってみたいと言っていた会社の同僚を連れての訪問です。
これまでの2回は、まだお店が出来たばかりだし全然無名の頃だったので、カウンター10席だけどかなり余裕がありました。
しかし、金曜日の夜に行ったら先客が2組、あとから3組もやってきて満席状態、最近の人気ぶりがうかがえて嬉しくなりました。
半年ぶりなのでてっきり忘れてるだろうと思ったら、いきなり玄関先で「あら、久しぶり~」と女将さんに声をかけてもらいました。
カウンターに座ると、相変わらずのマシンガントーク炸裂。
自分が「この前、名刺渡しましたよね」と言うと、「名刺何かすぐやぶって捨てちゃうの」と返してきます。
すると、その横でご主人が「そんなことないですよ。ちゃんととってありますから」と優しくフォローしてくれました。
何だかんだ言っても、自分の名前も憶えていてくれたし、以前話したパン屋のことも憶えていてくれて本当に感心します。
夜メニューのハンバーグトーストサンドを注文したら、「新たまねぎの時だけしか出さないの」「美味しく無くても良かったら出すけど」と野菜を仕入れてる八百屋のお客さんの目の前でも平気で言っちゃうのが面白かった。
と言う訳でハンバーグライスを注文。
まず最初にシチューが登場、この時でも「シチュー初めてだよね」と出してくれました。
シチューは、バターや牛乳を一切使わなくてあっさりタイプ、家庭で作るカレーのカレー粉を入れる前のようなポトフ風なシチューです。
女将さんいわく「バターや牛乳を入れれば美味しくなるのは当たり前だけど、ハンバーグと一緒に出すんだからこってりしちゃダメよね」というこだわりがあるそうです。
そのかわりにピリッと効いた黒コショウをふりかけ、味にメリハリを付けていて激ウマに仕上げていました。
ハンバーグもパワーアップしてました。
以前は普通な小判型でしたが、今では野球のボールかと思わせる真丸ハンバーグ。
でも、しっかり中まで火が通ってるし、流れ出す肉汁の量も倍増していました。
ソースも「前は若かったけど、1年経ってようやく深みが出てきましたよ」と女将さんが言うように旨味が感じられ、残ったソースがもったいないから最後の1滴までご飯にかけていただきました。
初めて連れて行った同僚も大満足、女将さんからは「石狩さん」と命名されて喜んでいました。
この同僚も、小古食堂の前にやっていたお店には何度か行ってて、「前のお店も確かにハンバーグは美味しかった」と言ってました。
アド街では誰がゲスト出演するのでしょうか。
東陽町にゆかりの芸能人と言えば、片瀬那奈、須藤元気、山本一力あたりですかね。
作家の山本一力も常連らしく、アド街の南砂町特集で本人がおすすめしていたパン工房 中村屋のコッペパンを差し入れしてくれたそうです。
1月29日放送のアド街で何位にランクインするのか、今から楽しみです。
ちなみに、本日(1月22日土曜日)は所要により臨時休業となります。
**2010.06.25*****
仕事が早く終わったので、近所の20時に閉店してしまう小古食堂へ、今一番気になっている「ハンバーグトーストサンド」を食べに行ってきました。
夜はしっとりとした大人の雰囲気で、流れてくるシャンソンがお洒落、19時過ぎにお店に入ると先客1人、メニューは言うまでも無くハンバーグトーストサンドのみです。
注文すると、ハンバーグをトーストでサンドするか、ハンバーグとトーストを別々にするか聞かれたので、サンドしてもらうことにしました。
ハンバーグトーストサンドを作ってくれてる間に先客が帰ったので、女将さんに2週間前ランチに来たことを伝えると、「そうね、前に会ったような気がした!」と言って思い出してくれました。
ハンバーグは肉厚の200gとサンドするには大変なので、「薄く伸ばそうか?」と聞かれたので、ご主人に「おまかせします」と答えました。
結果、肉厚のまま焼いてくれたので、ボリューム感のあるトーストサンドが出来上がりました。
トーストは、普通の食パンを昭和レトロなトースターでこんがりキツネ色に、女将さん曰く「焼き過ぎの方が好きだから」とバッサリ。
ソースはランチとは違う、ソースの元になるデミグラスとタマネギを煮詰めたトマトピューレのようなタイプで、手づかみで食べるトーストサンドを考え、汁が垂れないようにという女将さんの心遣いがうかがえます。
ハンバーグは文句なく旨い!
ハンバーグしかやらないというこだわりだけあって、脂身を削ぎ落としたミンチを使用しているのに肉汁が流れるからスゴイ!
ハンバーグトーストサンドには、日替わりのピクルスが付き、本日はニンジンのピクルスでした。
生のニンジンは苦くてそのままはキツイけど、ピクルスにするとサラダ感覚でバクバク食べられちゃうから不思議。
ハンバーグトーストサンドのプレートには、ポテトチップスとグレープフルーツが添えられていました。
夜のドリンクメニューは、瓶ビール、ジンジャエール、その他。
その他は何でも有り、日本酒、ワイン、泡盛と色々出てきます。
結局、瓶ビール2本で20時閉店にもかかわらず、女将さんとのトークがはずみ21時過ぎまでお邪魔してしまいました。
常連でもないお店で2時間も永遠おしゃべりするなんて初めて、それだけ居心地が良かった証拠。
しかも、物凄い程の情報を得ることができました。
プライベートな話も多く、ここではさわりだけにします。
小古食堂とは、苗字の「小○」の頭の「小」と、女将さんの名前の「○古」の下の「古」を取っています。
お店はハンバーグ専門店ですが、もう一つの顔が「ギャラリー郁」、お店に飾ってある絵も売り物です。
元々、女将さんのお母さんが画商で、それを引き継いでいるとのことでした。
しかし、お店に飾ってある一番大きな絵は、女将さんの嫁入り道具だから、絶対誰にも売らないそうです。
自宅でお店を始める前は、東陽町界隈で長年お店をやっていて、実は、3年前にそのお店に行ってて、食べログにもレビューを載せていました。
な~んだ、ご主人とは会ってたんですね、その時女将さんは居なかったから、お店としての印象が薄かった訳ですか。
その当時のお店の常連さんには超有名人が何人も、今まさに絶頂のあの選手、異国の地でゴールを決め日本人を熱狂させたから、女将さんが「小古食堂さんへ」てサイン書いてもらいお店に飾ると言ってました。
なんてスゴイ店だ!
他の常連さんに「チームとんかつ」なる女性5人グループがいるらしく、とんかつフリークの自分に今度紹介してくれるそうです。
女将さんに「ネットでは、もう東陽町の名物女将ですよ」と話したら、「東陽町の母 と呼んで!」と返してくれるお茶目ぶり。
長々と長居してしまい帰ろうとすると、女将さんからお土産をいただいちゃいました。
本当は息子さんのために用意していた物で、これもレビューに書きたいくらいです。
他にもワンサカワンサカ、話題に事欠かない引き出しの多さに脱帽です。
ほぼ毎日、昼も夜もやってくる女性客2人組とも仲良しになりました。
これから、20時過ぎに1人で飲んでる男性客を見たら、自分かもしれません。
**2010.06.12*****
東陽町駅から四ツ目通りを錦糸町方面へ、深川高校の手前を左に曲がって100m、モンシェール・ミホ 東陽町工場へ行くT字路のちょっと手前の路地を左に入って少し行った場所にあるお店です。
細い路地というか、けもの道のような地元民でも絶対に通らない場所にあり、車の通る表通りに「小古食堂」と書かれた看板が無いと誰にも気付かれないお店です。
こんな場所に店がと思いながらけもの道を進むと普通の民家。
普通の民家の玄関だし、扉も開いてなかったので、ピンポンを押すと中から奥さんが出てきて、「開けて入ってくれればよかったのに」と言って出迎えてくれました。
玄関で靴を脱ぎ、中に入るとカウンターに10席のみ、足元には足置き用の台があって楽ちん。
お店は、ちょっと広い普通の家の居間にカウンターテーブルがあるような落ち着いた雰囲気、BGMも音量控えめでクラシック調の音楽が流れ心地いい。
メニューはというと、ハンバーグライス(900円)のみ!
たまにビーフカレー(800円)もあるとのことですが、牛肉の切れ端を集めて作るので週1程度、だいたい月曜日になるみたいです。
ハンバーグは、ご主人が1個1個手で丸めフライパンに投入、焦げ目が付いたところでオーブンに移動しじっくり火を通します。
オーブンで焼いている間、今度はフライパンで目玉焼きを作り、ハンバーグの上に乗せて出来上がりです。
ハンバーグはそれ程大きくはありませんが肉がぎっしり、つなぎが少なく粗挽きの肉からは肉汁が流れ出てきます。
ハンバーグは1度ソースの鍋に入れて5秒程浸してから皿に盛り付けています。
そのソースは、デミグラスとウスターを混ぜたようなちょっぴり酸味と甘みのある自家製ソース。
ソースには何度も何度もハンバーグを浸しているので、肉汁が溶け出し旨味とコクが出ているように感じました。
目玉焼きの黄身はいい具合に半熟トロトロで、流れ出た黄身を絡めるとマイルドになります。
最後はもったいないから黄身とソースと肉汁をご飯にかけ、旨味のある卵かけご飯としていただきました。
お新香はさっぱりとした浅漬け、味噌汁は三つ葉たっぷりで爽やか。
近々夜営業も始めるそうです。
もっとメニューが増えるのかと思いきや、夜はハンバーグトーストサンドだけ。
ランチもディナーもハンバーグのみ、しかも1品だけというこだわりが凄いと思います。
ご夫婦の人柄もとってもステキで、奥さんは陽気な方、ご主人は穏やかで縁の下の力持ち的な方。
自家製コーヒーゼリーを奥さんが試食、「全然美味しくない」と言ってましたが、お願いして食べさせてもらいました。
ゼリーのプルプル感もなく口あたりはザラザラして羊羹のよう、でも「コーヒー羊羹」という新種の羊羹として出せば納得の味です。
奥さんはもう40年も料理に携わり、今年、自宅の1階をお店として始めました。
奥さんの料理の師匠は、天皇の料理番だった方だそうです。
そんな直伝のハンバーグが味わえる、本当の意味で隠れたお店です。
2015/12/30 更新
新年早々の土曜日夜、何気に覗いたら電気が点いてるし、「営業中」の札が出てるではありませんか。
中に入ると、家族連れで大賑わいだ!
夜営業なのでアルコールもOK。
ビールにシャンパン、ワインも赤、白といただきました。
つまみにハンバーグはもちろん、昆布の煮物、ちょっとした乾物など。
ハンバーグは安定した美味しさでした。
息子家族、友達家族、たまに店を手伝う舞台役者、昔からの常連さん。
ほぼ身内の宴会にお邪魔させてもらい、自分も身内になった気分になっちゃいました。
後からたまたま電話で予約した、5歳の子供連れ女性がやって来ましたが、大家族の一員として大歓迎。
チビッ子も子供達の遊び場に混ぜてもらってニッコニコ。
帰り際の「美味しかったね!」に、涙が出る程嬉しくなりました。
なかなか、昼営業だけではハンバーグの美味しさしか伝わらない気がします。
体調面もあって、夜営業は今後も難しいと思います。
もしまた夜営業があれば、必ずうかがわせてもらいます。
新年早々、幸せな場を一緒に過ごさせてもらい、ありがとうございました。