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西麻布で焼肉…看板が掛かっていなかったり、会員制であったり、恵比寿や六本木、中目黒とは違うものを感じてしまうなんとも甘美な響き… お店に行ってみると、そんなにエロくなかったｗ（味は魅惑的でしたが） 今回お誘いいただいた『にくだらけ』は、生まれ育ちが自分と同じ⁉︎但馬血統の田村牛と近江牛、北海道の知床牛を中心にしたお店とのこと。期待に腹が…胸が膨らみますな 半個室と個室で落ち着いた雰囲気の店内。 オーダーはQRコードを読んで自分のスマホで行います。 これでスタッフの手間を省いて、スタッフの方々が「焼き」に集中できるとの事。そうなんです、炙りはスタッフが好みを聞きながら部位に合わせて行ってくれます。 （これが本当に素晴らしかった） まずは、焼肉の定石通りキムチ盛り合わせとナムル盛り合わせからスタート。 辛みと旨味で食欲が増進されますな はじめましての田村牛の一発目は『田村牛のとろける炙りユッケ』 甘めの醤油だれと卵黄ですき焼き食ってるような感覚になりますね。 猛烈に米が欲しくなりましたが、序盤だったのでガマン×２ 『知床牛ホルモンの有馬山椒煮』 ぷりっぷりのホルモンの山椒煮。ほんのり香る山椒が脂をさっぱりとさせてくれます。 花椒と違って和山椒は奥ゆかしさがあっていいですね 『近江牛特選レバー』 『近江牛のレバニラ焼き』 気づいたらレバーを重ねちゃってました。なんせ近江牛のレバーって初めてだったもので、 ついついレバーを2種もポチってしまった。 『特選レバー』は、出てきたのは昔懐かしいレバ刺しスタイル…焼かずに食いたかったｗ カットした角がしっかり立っているのは新鮮な証拠。 これをスタッフの方に炙ってもらい、ごま油、針生姜、葱のタレでいただきます。 炙り過ぎてパサつく事もなく、サクッとした食感（表現が難しい…）で旨い！ 2枚目は軽く炙る感じでお願いしましたが、これベストでした。 『レバニラ焼き』は厚めにカットされたレバーをタレに漬けて炙るを三度ほど繰り返して焼き上げていきます。 ラストに鉄板横で火が通されたニラと合わせて出来上がり。 レバーステーキですな。食感も味も最高。 近江牛はレバーも質が他のものと違うのがしっかり感じられました。 『田村牛の梅肉和えときゅうりの海苔巻き』 海苔の風味も良く箸休め的にさっぱり。不思議なのは海苔ときゅうりの組み合わせで、シャリは巻かれてないのに巻き寿司食ってるような感覚にとらわれました。 メインでいただく田村牛2種に合わせるべく、白米をお願いしました。 『嘉六米 魚沼産コシヒカリ（特別栽培米）』 少し硬めに炊かれており、一粒ずつしっかりしていましたが、水分をしっかり含んでいて、 少し冷めても旨かったし、肉との相性も良かったです。 迷った挙句、炙りに2種を選びました。 『田村牛クリミ』…ウデにあたる赤身で余分な脂が少なめで柔らかく味が濃かった。 これはスタッフの方のお薦め通り、レアに炙ってもらって塩でいただきました。 絶妙な厚さ。ただただ旨い。まるでシンシン食ってるみたい…ウデなのに… 米を巻いても最高だった 『田村牛イチボ』 赤身と霜降りのバランスがとれた部位で、クリミ同様レアでお願いして炙ってもらいましたが、 融点の低い田村牛では少し油っぽく、スタッフお薦めの少し焦げ目が付くぐらいに炙ってもらいました。 さすが肉のことを知り尽くしたスタッフさんのお薦めに間違いはなかったです。 適度に脂が落ちてちょっとした焦げめがついた方が旨かった。 〆に行く前に、気になった『田村牛のさいぼし』を追加しました。 通常さいぼしと言えば馬肉を塩漬け⇒塩抜きから風乾燥⇒燻製⇒風乾燥した和風ジャーキーですが、こちらのさいぼしは牛、しかも田村牛を使ったもの。 このさいぼしをカットして炙れば…香ばしさの上に肉の旨味が濃く出て、しかも適度な硬さで噛みしめるのが楽しくなってくる…メニューリストにあるのを見つけたのが遅かった（悔）…これ肉好き酒好きにはたまらんですぞ。 なんならこれの専門店があってもいいぐらい！（大げさだけどこれは凄く可能性のあるメニューだと感じました） 〆は冷麺と迷いましたが『特製田村牛無水カレー』をチョイス。 田村牛の旨味がカレーのスパイスを上回ってますやん。 小さめの器でしたが、旨味は充分感じることができてしっかり満腹になりました。 こちらの器はどれも手触りや見た目の良い物で、茶碗やいくつかの皿には金継ぎが施された骨董的なものもあってお店のお客さんに対する姿勢を感じ取ることができました。 また、グラスに書かれていた「さよならの向こう側は 美味しかった。であってほしい」は、こちらの肉を食べる前と食べた後では感じ方が変わりました。生産者さんの気持ちも汲んで消費者に届けたいというお店の姿勢がしっかり味に出てました。 希少なA4、A5の肉を出すだけではなく、味わい感じる焼肉、うまかった！ 次回はオススメの冷麺で〆る方向でいきたいと思います
2023/10訪問
1回
打ちたて湯がきたて焼きたて
2024/04訪問
2回
サイドも主役クラス。1枚1品に向き合う焼肉屋さん
2024/04訪問
1回
甘→辛→酸→ 甘→辛→酸→ 甘→辛→酸→水→ 甘→辛→酸のループから抜けられない
2024/04訪問
1回
讃岐うどん大使 東京麺通団
2007/03訪問
1回
串焼き屋さんの新しいカタチ
2024/03訪問
1回
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