mai0110さんのマイ★ベストレストラン 2011

美味生活

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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今年は特に衝撃的な出会いの多い年だった。 中でも元町アルティザンとの出会いは衝撃的だった。横浜界隈でこのジャンルはないし、塩といい火入れといいとても感動した。色々なことがあった年。この年を忘れないし、この年に出会ったレストランも私は忘れないだろう。ありがとう。

マイ★ベストレストラン

1位

フロリレージュ (外苑前、表参道、乃木坂 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥8,000~¥9,999

2011/04訪問 2015/03/27

現代フレンチイメージを払拭させる味と芸術

<評価上方修正>
1月に3回ペースのフロリ。
再訪毎に挑戦度も増していきますし、ぐぐいとワタシのハードルも上がっていきます。
この日は個室でお友達と。

個室は初めてだったのですが、周りの音が遮断されより一層「非日常感」を感じられます。

4人席に2人で占拠させて頂いたので最高でした~。
かなり「面白い」サーヴィス満載で大笑いです♪

★四角いグリーンオリーブ
毎度これはフワフワ、味わい深い。

★前菜:焼きナスの料理、スモークして香りが中に入ったところでくりぬいた身の部分にバターやたまねぎ、
その下にはフォアグラのポアレ 皮とハーブティのエスプーマ仕立て。
ちょっと見た目はアレだけれど、一口口に入れるととろけます。
スモークの香りもいい。皮の部分が若干食べずらかったかなあ。食べなくてもいいんだけど(笑)

★鳩が豆を食らう・・・らしい(笑)
個室だといつもより何でもありな感じがいいっすなあ。あはは。
ピジョンのお料理。マシマシな感じで(笑)内臓のソース。
ちゃんとフィンガーボールが出てきたので遠慮なくくらいついてやりました。
骨の際が美味しい。内臓ソースも合ってるわ。もうピジョンも最後らしい。飛びそうになったわあ。

★ピジョンのリゾット
内臓などと雑穀米のリゾット、お茶のエスプーマ 上からふわっとかかっているチーズはバッカス。国産だそう。こういうリゾット最高だなあ。内臓がかなり絶品だなあ。主張しすぎないお茶のかほりも一緒に頂きます。

★土のデセール。2層になっているがこれは食べた人のお楽しみということで(笑)冬
のほうが正答率高いのかもしれない食材を使ったデセールです。

★ホワイトチョコと下の層にはさつまいものガレット 
ほんわりサツマイモのかほりが口の中に広がって、チョコの甘ったるさを一切感じないあっさりデセール♪♪

★小菓子

お皿がいつも変わっていて、スガハラのほかにナニを使っているんだろうと伺ったらスペインのものらしいです。
芸術を追い求めすぎてどうにも「使いにくい」んだとか(笑) 

エスプレッソもそのメーカーのもので、こんな形をしています。
で、左利きのワタシが持つとこんな感じで・・・

「フレミング!」
なんてやってみました。たぶん右利き用なのだと思います。持ちにくかったから(笑)

今回も美味しく美しいお料理の技の数々を魅せていただきました。
見た目での表現力に対してしっかりと土台のあるフレンチ味なのが私のツボです。

一緒に行ったお友達も大満足してくれてうれしかったなあ。
えへ、また2週間後に再訪するのでありました。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

外苑前から迷わなければ徒歩5分位のところにあるフロリレージュというフレンチのお店です。
私の優秀なiPhoneクンでもちゃんと説明してくれなかったから、最初は迷うと思われ・・・笑

フロリは行きたかったけれどなかなか予約が取れないお店で、さくっと取ってくれた常連のお友達に感謝!
すごい辺鄙な場所にあります(笑)

急勾配な階段をはあはあいいながら登ると、すぐ目の前に真っ白な建物が。

建物を前にしてもフロリだとはすぐには分かりません。
お店の前に置いてある、ショップカードを見て分かる位。
しかも全部真っ白なので、どこが入り口かと暫し思案。

外観もそうですが、内装もいたってシンプルな造り。
シンプルさが重厚に見えるんですよね。

見せ皿もとっても素敵。ここでは「和」なテイストですね。

最初は泡を頂きました。
MAILLART
すっきりととっても飲みやすい泡。食欲出るわあ(笑)

デジュネはプリフィクスで前菜、主菜と選んでいくのですが、前菜の皿数を増やして頂きました。
グリーンオリーブを使ったアミューズ。
おお、これはスガハラやん。
確かこれは、和菓子屋さんと共同開発したっていうお皿だったと記憶。
どうやって使うのかと思ったらこうやって使うのね(笑)
お皿の一番盛り上がったところに、オリーブが散らしてあります。
それをつけながら頂くと一層美味。ふんわりと卵使ってるなーって食感と、後味がとってもいい。

前菜:スペシャリテって言われたらはずせませんよねー♪

★フォアグラとメレンゲのスペシャリテ★
非情に軽い食感のメレンゲと、上質なフォアグラ。
うなっちゃいます。さすがスペシャリテ。
メレンゲがひとつだけ倒れてるのでお友達に「これ、デザイン?」って聞いたら「そうだよ」ですって!
しかしこのメレンゲ・・・・いや、多くは語るまい。味集中、味集中よっ!


★フォアグラとレバー★
上には黒トリュフ、フラットなお皿の真ん中にはオリーブオイルに岩塩。
時期が時期だけにトリュフは香りがあまりしませんでした。これ、もっとトリュフの量が多ければいいなー。
お友達と「これもっと伸びそうだよね~と話しながらバクバク食べていました。

★パン★
そびえたっています。エッフェル塔っすね(笑)
これがまたどうしてこうして超おいしい。

★豚のロースト★
部位違いで持って来てくださいました。
こりゃ美味しい。やっぱり豚って甘みだなあ。

★詰め物フリット★
これもなかなか美味でした。
でもちょっと印象が薄いかなあ。

★デセール★
みかんのデクリネゾン
見た目はアレですが・・・笑 
あっさりしていて美味しかったです。

全体的にエスプーマ使いが多い、まさに現代フレンチの象徴のようなお店でありながら結構いい塩分率。
デジュネで素材にしてもワインにしてもこんなクオリティ高いと、興奮しちゃいます。
現代フレンチでも「何かを表現しすぎちゃう系」は私苦手なんだけれど、このお店はお味もちゃんとついてきてる。
この後ワインも飲んで、まったりとしたデジュネを楽しみました。

そしてそれから毎週いそいそとデジュネに出かけるのでありました・・・・なので続編あり(笑)

ギャルソンの近藤さんも、とってもシャープな接客。
突き詰めたいタイプの私はお料理の説明がもうちょっと詳細にあってもよかったかなーなんて(笑)
女性のサーヴィスの方もしっかりしています。ナニを聞いてもすっと答えられるのは皆さんそうでした。

シェフの川手さんは噂に違わず男前っすね。
結構長い間お話させていただいて幸せでした~~~

美味しい食事をどうもありがとう。

★シーン利用★
基本的には2人が理想かな。
デジュネは意外と根が生えてしまうので12時スタートがベストかも。
席間が広くないので、あまりわいわいとやるとご迷惑になっちゃうかな。
個室が1室あるので、人数多い場合はそちらがオススメ。
予約必須です。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

イル テアトリーノ ダ サローネ (広尾、表参道 / イタリアン、イノベーティブ、肉料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2011/04訪問 2011/05/02

時間というもの

4月某日。
友人と2人で訪問。
いつもあのひんやりと空気感の変わる階段を降りていく瞬間、気が引き締まる感覚に酔う。
月替わりの1コース勝負。
封に入れられたメニューをちらりと見る。
予約者の名前入りってのがこれまた素晴らしい。

テーブルセッティングも相変わらずラグジュアリー。

天井の採光も素敵。

当然期待度もアップする。

そしてこの月、テアトリーノで史上最高の至福の時間を過ごし、半ばとりつかれた様に同じ月に2回目の予約をおひとりさまで入れる事になるとは思ってもいなかった(笑)

★料理で使う塩とオリーブのパン★
この最初のパンに、樋口氏の「これからお客様のお時間をお預かりさせてください」
という気持ちが全て詰まっているような気がする。

★蛸とマッコ
ペーストっぽい意味のマッコ。空豆だという。イタリアンで頂く空豆は乾燥空豆が殆どで、
ここではないけれど印象に残っているお料理の一つにマッコディファーヴェというものがあったなあ〜〜
なんて想像を膨らませる。
供されてびっくり。美しい緑色。フレッシュな空豆なんて頂いていいんすか?(笑)
中には大好きな蛸が入っています。上にはリコッタ。
蛸の食感は昇天悶舌モノでございます。ここでしかこの蛸は味わえません。

★パーネモリーカのブディーノ
モリーカなのでかなり食感としては粒子が細かい印象。下の黒いソースはイカ墨ベース。
形状は三角錐。味の構成バランスが最高。複雑なようで味としてまとまっている。
うーん、唸ってしまいます。

★スティンコディマイアーレ
豚スティンコは豚のすね肉。よく付け合せなどでマッシュポテトが添えられていたりします。
こちらは上にジャガイモのペースト、中にはヘーゼルナッツやフェンネル等。
スネ肉にいい旨みが凝縮されており、ペーストのジャガイモのなめらかさがお肉を包み込んでいるような印象。美味なり。

と、ここまで前菜3皿を食べたところで大体その月のベクトルが自分にハマルかどうかがなんとなく分かるのです。
この時点で今までにないハマリ感を感じていたので友人そっちのけでテンション上がりまくりでした(笑)

★カジキマグロとナスのトルティーノ
重ねてミルフィーユみたいな見た目です。ナスの間にカジキマグロ、フォアグラパン粉。
下のソースはトラパネーゼ。色々な味がごちゃごちゃしそうで、これも一体感がある構成。
フォアグラの風味までしっかり後味で出てくるのだからびっくり。
かなり繊細な一皿だなあ。

★トレネッテ鮪のボッタルガ
これが背筋がぞくぞくした逸品でございました。
鮪カラスミにトレネッテ、ナッツ類やオレンジピールでアクセントをつけた一皿。
このカラスミがびっくりするほど美味。オイルの旨みも存分に味わえて、それをまとめるのがオレンジピール。
オイルを旨みとして味わえるパスタはなかなかお目にかかれません。

★トルテッリ仔牛のオッソブーコラグーを詰めて
こちらもぞくぞくする逸品。
優しいトマトソースの上にトルテッリ。その中にはオッソブーコ。ディルがアクセント。
強弱がついていて後味がとても良い。ペコリーノの量が若干気になったのですが、2回目に行ったときには願いが叶っていたので満点!笑

★仔羊のストゥッファート
このお店のスペシャリテ。正直今まで私はこの「スペシャリテ」に苦言を呈し続けていた。もっと羊らしさが欲しかった。
羊だって羊として生まれてきているんだから、臭みだって味わって欲しいと思っている筈・・なんてね(笑)
そういった観点から今月はスペシャリテがパーフェクトだった。
合わせていたポテトも薄さまで計算しつくされているのだろう。
昇天させていただきました。

濃厚なコースの〆というのは大事だと思うんです。
単品で食べて「おいしーい!」っていうのとは違う。
着地点だから。

★ズコッティーノ
ズコットの下の、ブラッドオレンジのサルサが非常にズコットと相性が良く、
ドルチェにも大変満足させて頂きました。

★チーズの8クッキアイーニ
これもどれも美味しく頂きました。

★小菓子

ううーん、季節感も感じつつ、どの料理も繊細かつ大胆なコース。
お料理って、ある程度までは技量なんでしょう。経験値だったりもするのでしょう。
でも最後にお客さんが幸せな気分になるのは「想い」や「念」だと思います。
西嶋氏のサーブも全ての料理を引き立てる素晴らしいものであったし、チームとして
まとまっているのがそのまま味に直結していると思います。

舌がどうの、嗜好がどうの、そういう事を越えた「おもてなし」でした。
2回目一人で伺ってこのレビューが書けました。

幸せな時間を本当にありがとう。

★シーン利用★
ある程度の人数でわいわいするなら個室。2回以上訪問している人がいればOK。
おひとりさま利用もお勧め。おひとりでレストランはちょっと・・・という方も疎外感なく楽しめます。
デートならカウンターを。横に並ぶほうが親近感マシマシですよ(笑)
予約必須です。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

ブラッスリー アルティザン (元町・中華街、石川町、日本大通り / フレンチ、ビストロ、ステーキ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥5,000~¥5,999

2011/03訪問 2011/03/17

悶絶!!

そしてまた再訪。
おひとりさまランチでディナーメニウをたらふく頂きました。
地震後ですが、「不謹慎」といわれようが自分の好きなお店の営業活動を応援することが悪いとはワタシは一ミリも思いませんので。

いつもはランチセットメニウと単品をオーダーするのですが、この日は頑張って欲しいという精一杯の自分の気持ちをこめて
ディナーメニウをごっそりと(笑)

★ホワイトアスパラとパルミジャーノ
★ブリのグリエ
★フォアグラと季節のフルーツロースト
★タンの煮込み グリビッシュソース
★男前クレープ

を次々に持って来ていただきました。へえ、普通のポーションで(笑)
ポーションの相談もできます。

今季2度目のホワイトアスパラ。グリルの加減がちょうどよかった。まだちょっと細いけど。
パルミもいい状態のもの。ハモーンとの相性も抜群ですな。
ブリが出てきました。面白い。ソースはピリ辛で食べやすかった。臭みはなく、火入れがまた綺麗だこと。
フォアグラは自分がフォアグラになるんではないかというくらいの量を苺と一緒にペロリと頂きました。
美味しかったなあ。こんな大きいフォアグラ久しぶりに頂きました。

このあたりで周囲の視線がきになりつつもゴンゴン頂きます。
タンの煮込み。ラギオールを用意されましたが普通のナイフでもすっと入るくらいのやわらかさ。
タンの独特の食感を存分に楽しむことができました。じゃがいもは味付けがなかったのが逆によかった。

やはり人が少なかったけど、頑張って欲しい。皆でまた伺います!!
_________________________________________________
再訪再訪再訪・・・・笑

友人を多数連れて行ったら、その友人がまた他の友人を連れて連日訪れているという・・・なんとも嬉しいトライアングルです。
もはやアルティザン教ですな。ようこそ信者達(笑)

さてさて、思惑通りといいますか、予想通り予約が困難なお店になってきました。
予約なしで行って断られているお客さんを何組も見ていますので、
必ず予約はしていったほうがいいと思います。
当日でもいいので。

火曜日の夜と水曜日が定休日に2月から変わりました。

スタッフが厨房、ホールと共に増えていました。
厨房スタッフの増員は一時的なものらしいです。

ここらへんがレストランとして一番正念場であり、軸をブラしやすい時期に入ったと思います。
色々なお客さんがきていろいろなことを言い、賛否両論分かれてくるでしょう。
寧ろそうなってきた時のほうがワタシは楽しみだったり。

スタッフ増員時に一番怖いのは味が変わること。
先日伺ったときは変わらない塩分率ではあったが、お客さんの多さからか若干雑な仕事が見え隠れ。
これからがほんとのレストランとしての第一正念場を迎えると思います。

初心を貫いてほしい!!!
また来週も行きます(笑)

<シーン利用:ディナー>
理想の人数は4人。
種類がたくさん食べられて、シェアしても一人ずつの量がちょうどいいのが4人ですな。
スフレなどは通常2人ではとても食べきれないので、4人がベスト。
2人でしっぽりの場合は前菜1品、メイン1品くらいがいいかな。
どんなシーン利用もOK。

_______________________________
またまたレビウ追加。
大人数で行くと食べられるメニウもあります(笑)
何度も言うようにポーションがハンパないんですから。
Dinner時の、ワゴンで運ばれてくるアミューズグールはリエット。肉の歯ごたえがしっかり残っています。

★ウニ、オマール海老のコンソメゼリー寄せ★
クミンが効いていてあっさり。この中では割とポーション小さめなので女性に人気かな。

★オマールのスフレ★
これ、写真見たまんまです。スプーンで刺してもしぼまない。食感はほわほわでものすんごい濃厚なオマールのかほりが鼻腔突き抜ける系。
悶絶です。

★カスレ★
肉のかくれんぼやーーん(笑)
豆とソーセージやコンフィ、豚肉等がごっそり入っています。
4人用です。皆でキャーキャー言いながら宝探し。
コンフィの塩だけがちょっときつかったなあ。ほぐして混ぜてみたりしたんだけれど。
それ以外は抜群でした。

特に気に入った店というのは、最初通い詰めるのですがそれでも飽きない。
CPもあり得ないくらいいいです。

是非デセール食べてみてください。
デセールでまた悶絶しますから。
フレンチのマナーなんて気にせず、わいわい楽しんで食べましょう。

何度通っても唸らせてくれる店です。
_____________________________
再訪を重ねてのレビウ追加。
画像も追加です。

魚を中心に食べてみたり、フォアグラを食べてみたり。
どれも唸る味。塩分率もさることながら、酸味の入れ方がこれまたすごい。

★エイのムニエル 焦がしバターソース
このエイ、めちゃくちゃでかいです。27センチ皿にドカンと乗っているのを想像してください(笑)
特筆すべきは骨です骨。コリコリ食べられちゃうのです。ケッパーの酸味との融合半端ない。

★白子のジャガイモガレット
ガレットの下はものすごい大きな白子です。
でもあっさり食べられちゃいます。ガレットのパリパリした食感と塩、ケッパーの酸味がそうさせるのでしょう。

魚も抜群です。
ポーションが何せ大きいのでお店の人と相談しながら食べましょう(笑)

シェフの「食」への魂を感じる店です。
心のある料理というのは、涙腺が緩みます。

暫く1週間に一度ペースでの再訪を続けます。

ちなみにお値段は、ランチコースではなくランチ時にもカルトでオーダーしている値段です。
ランチは1000円台~食べられます。
_____________________________

やっと横浜にもワタシの求め続けていたフレンチを見つけてしまいました。
正直本当に人に教えたくない・・・けどこの店はずっと守りたい!!

元町から歩いて数分。地下にあるブラッスリーです。

店内全席禁煙、外に喫煙可スペースあり。
案外箱は広い。白基調の店内はブラッスリーにしてはオシャレ。
カウンター席もあり、一人で来ているお客さんもいました。

table席。とてもsimple。いいではないか。

お花の顔は撮っておこう。かわいこちゃんだねえ。

メニウも紙に印刷されたものがクリップで留めてある。

※今回のオーダー量は普通2人では食べきれませんのでご注意をば。
ポーションハンパないですから(笑)

ふとメニウを見ると、ワインセラーに自由に入っていいと記載されている。
首に値札がついているのがボトルの値段、ついていないのはまだ売れないもしくは売りたくないボトルだそうで。
店の外にガラス張りのセラーがある。

国産ワインもある。イセハラもあった。
Bioワインもある。面白い。

とりあえずグラスでアルガーノモンテ07をオーダー。

サービスの女性もとても感じがいい。
注文中何回も止められました。多すぎるって!!(笑)
ダイジョブダイジョブ〜〜♪♪
写真撮影についても快くOK頂きました。

正直この時はそこまで期待していませんでした。
男のフレンチという看板にピクンときたものの、外すと悲しすぎるジャンルにドキドキ。

自家製パン。オリーブオイルと共に出てきます。
ステンのボウルに入ってボンっと出てくるスタイルが素晴らしい。

前菜がトレイに乗って出てきます。
チョイス可能なので全部ちょっとずつ頂きました。
人参はクミンが効いていて美味。オリーブもめちゃ美味しい。

★4種の肉を黄金比で組み合わせたパテ★
まずこれで度肝を抜かれました。
素晴らしい塩分率。きわどいまでのこの塩分率は文句のつけようがありません。
パテの中にはピスタチオが顔を出します。厚さ2センチ強、ポーションも最高です。
鶏豚等の肉の按分も絶妙。

★ハチノスの煮込み シャルトリューズの香り★
シャルトリューズはリキュールで、ハチノスをとろとろに煮込んだものに香りづけしてあります。
酸味、これまた申し分ない。ペースが上がってきます。

★タルタルステーキ★
そうですこれがタルタルなんです。
酸味と塩分率がこれまた絶妙。ちゃんと肉の香りもするラインで酸味が止まっている。
こういうところで食べる付け合わせで重要なポテトもめちゃくちゃ美味しい。
興奮してきた。

★鴨のコンフィ★
皮がカリッとしていて香ばしい。
これまた塩分率最高。
火入れもなかなか。野菜にもマスタードソースで酸味が利かせてある。

★オニオングラタンスープ★
真っ黒なオニオン。ぎっしりスープに入っている。甘くて濃厚。
思わずうなってしまう。

★仔羊ロースト★
最高の火入れ!!下に敷いてあるケッパーとの相性も抜群。
そしてこれまた塩分率が・・・たまりません。
骨までしゃぶってしまいました。

★蝦夷鹿の赤ワインソース★
鹿でもクラシタなんて初めて食した。
脂身がトロトロでたまりませぬ。そして火入れ最高。
ワインとバターのコクが鹿の獣臭を引き立てるのでジビエ好きにはたまらない逸品。

★サーモン燻製エッグベネディクト風★
ほわほわのサーモンに、半熟の卵。ナイフを入れるとトローっと溶け出す黄身。
火入れがこれもたまりませぬ。昇天モノです。

★豚のスペアリブ★
鷹の爪や八角等が乗っています。甘めのコッテリソースに骨離れのいいスペアリブ。
八角の香りがほのかにして、なんということでしょう(笑)

一緒に野菜のココットと一緒に頂きます。旨み凝縮野菜と一緒にこのスペアリブを頂くとこれまた昇天。

はあはあ。
やっとここでデザートです。

★みかんのグラニテ みかんのロースト★
みかんが炙ってあります。炙った香りと一緒に下のシャーベット状のものを頂くと、あっさりすっきり。
デザートもぬかりない。

★カプチーノ★
これまた特に泡が美味。

完全に気持ち持っていかれました。
特筆すべきは火入れの良さと絶妙な塩分率です。
これくらい塩きかせてくれる店は意外と少ない。
ポーションも抜群。味といいあの北島亭を彷彿とさせます。
現地ガッツリ系を食べたいなら間違いなくココです。
とアテクシ珍しく言い切るくらい凄い店です。

お会計はワイン2杯とこれだけ頼んで一人1.2諭吉です。
なので普通の人でも1諭吉いかないかと。CPありえない位いい!!

まだOPENして間もないのですぐに入れましたが、予約困難な店になる事は必至。
カルトでバンバン頼めるのも、さくっと来て一杯飲んで帰るのも、色々な利用方法があります。
これぞまさにブラッスリー。
この軸をずっと持ち続けて頂きたいです。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

シシリヤ (日本大通り、関内、馬車道 / ピザ、イタリアン、バー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2011/03訪問 2011/03/11

ピッツァ丸かじりをどうぞ!!

再訪を重ねてのレビュウ。
ツイッター上での小笠原さんのあだ名が「番長」になりました(笑)
最近ピッチを上げて再訪しまくっています。

ここのピッツァは涙腺緩みます。
フチのフワパリ感といい、焼き加減といい絶妙。
黙々と一枚一枚丁寧に焼き上げる番長の後姿は神々しい。
ピッツァへの情熱と魂を後姿だけで感じることのできるピツェリアです。

女性の店員さんはハキハキサッパリした接客。
それが冷たいという人もいるかもしれませんが、ワタシはこの仕事への誇りを持ってテキパキ仕事をする彼女が
好きです。

この番長の静かだけれど燃え滾っている魂や意志をもっと感じて欲しいのは男性店員。
もっと腹から声を出して欲しい。にこっと笑えばそれだけでここでは立派な接客じゃないか。
頑張って欲しいなあ。

相変わらずさくっと食べてさくっと帰る。
そして待っている次のお客さんにバトンタッチ。
ピッツァは熱いうちに。
ゴン食いするのが番長への礼儀だと思っています。

これでワタシも立派なシシリヤンヌ?笑

※お勧めメニウ
マルゲリータベースは鉄板。
ドッピオ最高!!
クワトロフロマッジはルッコラ乗せが絶品。

__________________________________________________________

ピッツァといえば、横浜で行くお店は3店舗ぐらいありますが、こちらはその中でも好きな1店舗。

あ、お店の清潔感やサービスやエレガントさのかけらもありません。

ただ、美味しいんです。

それでいいじゃありませんか??(笑)

立地的にあまりガラの良いところとは言えませんので、女性は一人で行くのはお薦めできません。
いつもいきなり行くのですが、ちょっと待って入れました。結構回転早いんです。

メニューは紙に印刷したようなペラペラしたものです。
ピツェリアでサイドメニューを頼むと痛い思いをするのですが、ここもまたしかり。

サイドメニューの中でもお薦めメニューは、マッハな早さで出てきます。

★茄子のマリネ★
OH!!めーっちゃ酸っぱい!!
お酒には合うのかも。

★鶏肉ときのこのローズマリー風味★
うん、普通です。ピッツァが出来るまでの間の腹ごなしです。

窯は小さいです。一枚ずつ焼きあげるので、2人でオーダーしても同時に出てくることはありません。
シェアすることを想定してなのでしょう。マルゲリータ系を2つ頼んだら、「同じトマト系でいいんですか?」
と聞かれました。
いいんです。一人一枚食べるんです(笑)

お店はカウンターと、table席が奥にちょこんとあります。
狭いです。
カバンを置くところがないので、背もたれにひっかけておきます。

待っている間にふっと見たナイフの形が変わっていたのでパシャリ。

ひたすらピッツァを待ち続け、10分ぐらい経ったでしょうか。

★マルゲリータ+ブッファーラ・バジル★
これ大好きなピッツアです。

ふっくらもっちり。
トマトソースもとっても美味。
さくっと1枚食べられちゃいます。

更にしばらく待つと、もう一枚でてきました。

★マルゲリータ+フンギ★
マルゲリータの上にいろいろきのこが載っているんですねー。
こちらも美味。

ピッツァはオーソドックスなマルゲリータが一番。
トマトソースがあまり得意でないワタシでも、美味しいと感じられるここのマルゲリータ。
生地も好みです。焼き加減もいい。

さくっと食べて、さくっと帰る。

またさくっと来よう。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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5位

ステーキレストランそうま (逗子・葉山、逗子、東逗子 / ステーキ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2011/01訪問 2011/01/05

非日常空間で美しいステーキを

逗子から葉山一色方面へ。
ロッジのような外観のステーキハウスです。
店への階段を一足伸ばした瞬間、非日常な気分に浸りました。

店内は天井が高く、立派な梁ががっちりはまっています。

tablesettingはsimple。洗練されています。

とっても静かで落ち着く空間設計。

ランチタイムにお邪魔しましたがランチセットではなく通常のメニウから選びました。
黒毛和牛はヒレとサーロインからグラム選択、豪州肉は赤身たっぷりでこれも美味しそう。
とかいいながら黒毛和牛に釘付け。

そうそう、ここらへんだと葉山牛、葉山牛と叫んでいる人がいますがアテクシ、美味しい和牛なら何処のでも
旨み甘みを感じられると思うのです。ここは葉山牛専門店じゃーございません。

断然ヒレが好きなので必然的に高くなります(笑)
黒毛和牛ヒレ180g、レアで和セットでお願いしました。
洋セットはカトラリーがクリストフル、ソースはドミグラスソース。
和セットは大根おろしポン酢ソース。

つきだし
うーん、塩分率たまりませぬ。

サラダ
野菜が美味しいので、ペロッと全部食べてしまいました。野菜嫌いなワタシには珍しい光景。

お、テーブルの上に一輪ざし。美しいですなあ。いい顔を撮らせて頂きました。

やってきましたお肉!!!
和膳ですのでお箸で頂きます。
お皿が素敵。
他にもみそ汁、ご飯、香のものがつきます。
和膳のいいところはソースが別添なのでそのまま食べたり、ソースをつけて食べたりと色々な食べ方ができます。

にんにくチップもベストな状態。要所要所にこだわりを感じます。

うきゃきゃ。幸せ〜〜〜!!
ワインも進みます。

焼き場はオープンスペース。鉄板がピッカピカ。これ必須っすね。
目の前でガン見しながら食べたい(笑)

お肉は柔らかくて肉質も最高。マイ塩持っていきたい。あ、わさびでもいいな。
付け合わせもハンパない美味しさ。大根これなんじゃ?と思う位美味しかった。

ガーリックライス
これまた醤油の焼いた味とガーリックの風味でノックアウト。
黙々と食べちゃいます。

みかんとラフランスのシャーベット
こういうあっさりデザート大好き。
特にみかんは濃厚で美味でした。

珈琲。おなかがスッとします。

初訪問ながら、とても親切にしてくださいました。
ついつい長居してしまう雰囲気です。

えーっとお会計、全部セットで12000弱かな?
CPもとてもいいと思います。
次回は倍量食べようと心躍りながら店を後にしました。

美味しいご飯をありがとう!!

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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6位

mondo (自由が丘、九品仏、尾山台 / イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2011/04訪問 2011/04/27

五感が研ぎ澄まされる空間で・・・

自由が丘にある、一軒家イタリアンです

人が交差する自由が丘駅周辺を抜け、閑静な住宅街にひっそりと佇むレストラン。
足元に、mondoと書かれたガラスの球体看板。

歩いて階段を降りると、一軒家のおうちがあります。
中に入ると天井が高く、白基調でかなりゆったりとした席の配置です。
直接太陽光が入ってくるわけでもなく、自然光がテーブルを優しく包むような。。。

天井からさがっている電球も、この日は節電で一部電気がついていませんでしたが
夜とか素敵だろうなー!

テーブルセッティングも素敵。大きめなナプキンと、白に映える見せ皿です。

この日は、「中勢以特別コース」というのを予約して頂きました。(前日までに要予約です)
中勢以さんのところのお肉は熟成肉なので楽しみにしておりました。

★つきだし:マスのミキュイ・岡山産ヤギのフレッシュチーズ
うーん、ほんのり火が入った最高な状態のマスを頂きました。

ワインの種類が豊富でびっくりしました。
Bioワイン中心ですね。
自家製のパンやグリッシーニ等、かわいい~~。

★ホワイトアスパラとハタ、蛤のストゥーブ
今季初めてこの太さのホワイトアスパラを頂きました。うーん、蛤のお出汁が出ていて濃厚。
佐島の蛤はやっぱいいですね。
ハタも丁度いい寝かせ具合で、堪能。

★ワインたち
グラスでこんなに提供してくださるのもうれしいですね。

★燻製ホロホロ鳥とふきのとうのパッパルデッレ
春の息吹が感じられる一皿です。パッパルデッレがよく合うわー。
もっと食べたい!!

★中勢以さんの熟成肉
ぎゃーー(喜)
部位は上ミスジ、ウチモモです。
Maldonの尖った塩がとってもよく合います。
我が家でもお肉はMaldon。
肉の旨みが口の中でジュワーって広がると同時に、塩のミネラルも一緒に嗚呼~~マリアージュ。

★デザート
苺のババケーキとアイスクリーム
これはまあまあ、凡庸なお味。
このあたりからお皿がコペンハーゲンになりました(笑)

★カッフェ
こちらもコペンハーゲン。

★茶菓子
こちらもコペンハーゲン。この形変わってるなあ。
うれしいですね、こういう小菓子。あんまり甘ったるくなくて私好み

★シーン利用★
音を吸収するモノがないので、割とゆったり席の間隔をあけているのはかなり声が響くからだそうで。
確かに結構離れているのに隣の方の声がはっきり聞き取れました。
4人席だけど2人でまったり過ごすのがいいかなあ。
ワインは相当種類が豊富で、グラッパも拘りがありました。
田村さんの接客も自然体な感じで、リラックスして食事を楽しむことができます。
現地系「リストランテ」「トラットリア」という括りには入らないかな。

自由なイタリアンとワインを楽しむお店です。

再訪ありです。

★シーン利用★
2人がいいかなあ、1人もいいなあ、ワインを堪能しに行けます。
雰囲気を楽しむので接待向きではないかな。
声が響くので大きな声出したらいやん(笑)

  • マスのミキュイ・岡山産ヤギのフレッシュチーズ
  • ワイン達
  • 自家製パンとグリッシーニ達

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7位

ビオディナミコ (渋谷、明治神宮前、神泉 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥6,000~¥7,999

2011/04訪問 2011/04/21

人も春夏秋冬、山あり谷あり

2011.04
近毎月ランチで再訪を重ねております、Biodinamico。

色々思うことがあったりして、レビウを控えておりましたが、3月。
幸せ度が戻ってきたのでレビウしようっと(笑)

Bioは開店からずーっと定期的に伺っているので、春夏秋冬人間も春夏秋冬さまざまな時期があります。
愛すべき店だからこそ、求めるハードルも上がるというもの。

お髭のバルバ氏(日本人です!)も、一山乗り越えたかな。
またいくつも乗り越える山があると思いますが、乗り越えていってほしいです。

★前菜盛り合わせ★
今年に入ってから鮪がずーっと出てきていてちょっと飽き気味だったけれど、替わりました。
・フォアグラテリーヌ
・ホワイトアスパラ
・リコッタとトマト
・サーモン
・ブルスケッタ (新玉、ペコリーノ)

見た目に美しいのは相変わらず。
前菜ちょこっと盛りが沢山あるのは大好き。

★スープ★
カリフラワーと新玉のスープ、クリーム不使用
これが秀逸。どちらも主張が強すぎず、オリーブオイルも美味しい。

★菜の花とホロホロ鳥のオレキエッテ
春らしい一皿。
オレキエッテも不揃いな手作り感満載なのがかえって食感で楽しめたり。
菜の花のえぐみも丁度よく、ホロホロとの相性も抜群。

★リボリータ★
これはここで一番の料理といっても過言ではないでしょう。
どこで食べるリッボリータよりここのが一番美味しい。
先月よりお豆の食感が沢山あって幸せ。
食物繊維たっぷりなので体にいいですよー笑

★三元豚★
添えてあるのは新キャベツ。春を感じます。
三元豚の下には麦のリゾット。若干豚さんは淡白だったけれど、これは入荷の問題なので仕方ない。
これがまたプチプチとした食感とあわさって美味なり。

★デザート★
甘い物が苦手な私には丁度いい量だし、さっぱりしていて好き。
コースの〆としては最高です。
面白いリキュールを使ったセミフレッド

リキュールを見ると、なんかすごい色ですが(笑)

★ポモドーロ★
お好きな量で・・・・大体200gをオーダーします。
でもこの前200gを頼んだつわもの女子がいらしたらしく、そのうち220で更新せねばっっ!!
って張り合うなよ・・・苦笑
200gまでいくと、盛り付けうんぬんは度外視です。だってナダレを起こしちゃうんだもん。
しかしここのポモドーロは割と酸味が強め、オレガノが入っているので量食べるのが厳しい。。。
美味しいのだけどグループで一番好きなポモドーロはサローネかなあ、私は(笑)

★カプチーノ★
初めてカプチーノ頼んだかも。。。
すごい、絵を描いてくれたわ。美しいなあ。

バルバ氏のとっても気持ちのよいサービスと、辻シェフの料理がやっと高めあう要素になってきた気がします。
どんな素晴らしいシェフでも、そのお料理を最大限に引き出すのはサーヴィスの方の腕次第。
結局人と人の心の触れ合いだと思うのです。
しかし1ヶ月ですごいな、相当努力したんだろうなあ。うれしい。

★シーン利用★
一人でも可ですが、女子率が高いのと白基調なお店なので、2人か4人がオススメ。
デート利用か女子会利用がお勧め。 
バルバ氏の知識も面白いので、色々聞いてみるといいと思います。

また来月。

美味しい食事をどうもありがとう。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

8月6日再訪。評価修正させて頂きます。

過去記事はコチラ
H22.3.6  http://ameblo.jp/syelly0430/entry-10474651132.html
H22.1.17 http://ameblo.jp/syelly0430/entry-10436566309.html
昨年の記事もカテゴリの「イタリアン」を辿っていくと載せてあります。

2ヵ月半ぶりの再訪。

これほど幸せな世界観を味わえるお店は、そうはないでしょう。

辻シェフの味です。

他の何にもとらわれていない、もうどこぞの姉妹店とは誰も呼ばないでしょう。

18時に到着。
一人でシャンパンを飲みながら、お話をしながらまったり。
白を基調とした店内は、清潔感がありとても落ち着く空間です。
わーい、ワインも沢山♪♪
これだけ豊富な種類のワインをグラスで提供してくださるのはとっても嬉しいわ~。


★花ズッキーニの詰め物 パンツァネッラとソプレッサータ★
う、美しい。 花ズッキーニはこの日丁度いいのが入ったということで頂きました。
このズッキーニの上の花の中に、綺麗なリコッタペコーラディサラータが詰めてあります。
芸術です。サラミの一種、ソプレッサータも絶品。大腸に詰めるのは熟成にとても時間がかかります。
パンツァネッラとの相性も抜群。
盛り付けも芸術的。でもこれ、一つ一つはとってもシンプルな料理なのです。
こんなに花ズッキーニに綺麗にリコッタが詰められていて、全部を合わせて食べると昇天しちゃうお料理はそうそう頂けません。
完璧です。

それぞれのお料理に合うワインをセレクトして頂きました。
このワインも美味しかったなぁ。

★フェットチーネ カーチョエペペ★
これはいつも来たら必ずオーダーするもの。
ペコリーノトスカーノの濃厚な味と、パスタの太さもちょうどよく、ペペちゃんも相変わらずとっても美味しい。
このメニューはずっと変わらずあって欲しいなぁ。


★ホウレンソウを練り込んだキターラ 甲イカアンチョビバターソース★
こだわったのはイカとパスタの太さを合わせたことだそう。
アンチョビソースがイカの邪魔をせず、しっかりイカの香りと味を楽しむことができます。
太さを合わせたことで、パスタと絡めて食べやすい。
美味じゃーーーぁ。

★リボッリータ★

こちらも定番トスカーナの家庭料理。
お野菜の甘味がギュッと凝縮されていて、ほっとするお料理。
赤たまねぎ、えぐみがなくて美味しい。
これはいつも外せないお料理です。

この日頂いたワインの中での一番は、こちら。
Batar(バタール)ですって。白なのになんでこんなにお肉にもお魚にも合うのかしら??
一本ぺろっと飲めそうです。


「DAINO BIANCO」
メルロー品種です。これも素晴らしいお味でした。
何でもイタリアでは、白い鹿に合うと幸福になるといわれているのだとか。

★鮮魚のオーブン焼き インファリナータ バルサミコソース★
うーん、これはもうちょっと課題かも。他のお店でコレが出たら「おお、美味しい!!」って思うのだろうけれど。
素材の味を最大限生かしつつ、シンプルさを忘れない料理であってほしいと思うだけにちょっと違ったかなあ。バルサミコにトリュフのフレーバーがついていたのが、魚の味を邪魔していました。
皮ごとバリンっと焼いて欲しかったなあ(笑)


★白金豚のグリル キプロス塩とアグレストソース★
いつもはチンタセネーゼなのですが、なかなか入手困難とのことでこの日は白金豚。
甘味があってとても美味。チンタくんも大好きだけれど、白金豚もいいなあ。
この塩もウマイ!!アグレストソースとお野菜、全部絡めて頂くともう昇天ものです。
色も美しい。ほんのりピンク色でございます。


この白も美味しかったなあ。
この日はちょっとずつでしたが、沢山飲みました!!(笑)


迷走していた時期があっただけに、幾多のハードルを越えてここまで完成度の高い料理を味わえることに
私は至高の喜びを感じます。

最後に汗だくの辻シェフが挨拶に来てくださいました。
厨房からの小さな窓。

彼がこの窓を通して、お客さんの料理の進み具合やお客さんの表情をちゃんと見ることができるようになったことを感じました。
それはやはり、自信であったり精神的な余裕であると思います。
このままガンガン行って欲しい!!

最高のお料理をありがとう!!

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