レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2017/01訪問 2017/03/16
柳川ではうなぎせいろ蒸しとともに興味を惹かれたお店がここ、夜明茶屋。
せいろ蒸しは夜に食べることにして、昼間は魚をいただくことにします。
ここの魚は有明海の個性的な魚がたくさんいる店。
いる、というのは生け簀がたくさん並んでいるから。生け簀にはこの辺りの魚がいっぱい。少なくとも今まで聞いたことないのがいっぱい。
例えば「ワラスボ」なんて言われても全く想像がつきません。名づけて「有明のエイリアン」なんだそうで、そのギザギザな歯を持ったミニうつぼチックな見た目です。ハゼの仲間らしいですけど。
これは自分のセットには入ってないようなので、これでダシを取ったインスタントラーメンとふりかけをお土産に買いました。
今回いただいたのは有明海マル得御膳セット3000円と夜明茶屋御膳2500円。
とにかく知らない魚介類ばかりなので、チャレンジ精神を煽られます。
確かいつもなら御膳に入るお魚を切らしてたとのことで別の魚でお作りにしてくれたはずだけど、とにかく魚の名前が覚えられない(笑)その時ももう一度聞いたはずだけど、姿形がリンクしない名前を聞いたところで頭に入んないっすよ。
でも、違う魚でお造り、煮つけ(これはクチゾコ)、ムツゴロウ甘露煮、唐揚げ(甲殻類だったはず)、ワケノシンノスは味噌煮、酢味噌和え、あとでお造りにしてくれたお魚は後で唐揚げ、骨せんべいに。
なんたってこれだけの魚のデパート状態でそれぞれが違う料理法、そしてお店のお兄さんお姉さんがみんな元気で愛想いい。北海道から来た旨を伝えるとずいぶんと食いついて話に花が咲きました。
こんないい雰囲気なんですから、お魚たちもすごく美味しく味わえます。
煮つけのフンワリ感、唐揚げの香ばしさ、ムツゴロウ甘露煮は堅くて可食部は少なかったけど(笑)、味わいが濃くていいですねえ。お刺身の厚切りで新鮮なのがまたいいですねえ。
御膳は昼食としてはそこそこの値段になりますが、この内容ならばむしろお得と言えるでしょう。今回の旅の中でも一、二を争う満足度でした。
昼間っからすっかり落ち着いて1時間以上居座ってしまいました。
次はもうちょっと魚の名前に詳しくなって、知識を得て食べに来たいですねえ。
2位
1回
2017/01訪問 2017/01/22
対馬を南に北にレンタカーを走らせます。
で、対馬観光の中でいくつか外せないところがありまして、それが食事スポットであるここ。
走る限りではなかなかお食事できるところがないようです。
というわけで、調べるとすぐ出てくるここあなご亭。
で、とにかく場所が見つからない、ナビで別な場所を案内される、こんな道の先に食べ物屋があるとは思えない、というような口コミなりブログなりがあちこち散見されます。
そういうのをいっぱい見てたんですよ。見てたんですけど実際ナビも途中から無視して案内の看板の通りに曲がってからも不安は続きます。
行き止まりになりそうな細い道を行き、どでかいテトラポットの脇を抜け、クレーンの下をくぐり、この先には何もない、そういうところにこの店がひょっこり出てきます。
大きなトラックは穴子の運搬車でしょうか。その横にあるのは確かに「あなご亭」の文字。外見は新しいながらも質素な建物です。
開店時間に合わせて行ったのですが、まだのれんはかからず。先客が2人。
早くも開店が待ち遠しいのです。
しばし待ってのれんがかかり、お店のスタート。11時半オープンからおよそ10分遅れのスタート。
えてしてそういうものなのです。
さて、先客でいた方は予約済みとのこと。次の私達はフリーでしたが、とりあえず問題なく席につけました。大きな4人掛けテーブルの掘りごたつ席。表の質素さからはわからない落ち着きと趣のある店内です。
その後はコリアンの10人ほどのグループ、おひとりさま、家族連れと、次々お客さんがやってきます。そこそこキャパのある店内ですがあっという間に満席に近いにぎわいを見せております。びっくり。
さて、メニューを見ますと大きく刺身、煮穴子、穴子カツ、白焼、天ぷらといろいろな調理の仕方があり、それぞれ定食にするか単品にするかが選べます。
なんの定食にしようか迷った挙句、私は煮穴子定食、家人は穴子カツ定食に。
天ぷらあたりは定番なんだろうけど、こういうところでしか味わえない調理を味わう、という観点から、天ぷらは惜しくも選外に。結果、単品で刺身と白焼を選んだのでした。
それにしてもどのメニューも盛り付けがきれい。食欲をそそる出来栄えです。
特に気に入ったのは普段味わえない刺身と白焼かなあ。刺身は生と炙ったのと身と肝と。普通の刺身は淡白ですが、肝の旨みが濃い感じ、そして身も肝も炙ってあるとフワッと香ばしくてノックアウトです。レンタカー置いて飲んじまいたいくらい(笑)
白焼は普通よりも肉厚で、でもただ淡白なだけじゃなく、何とも言えぬ旨みがあります。脂ノリがいいのでしょうか、上品ででもあとを引く美味しさです。
穴子カツも肉厚、今度はボリューミーで
穴子だけ食べてるのに、全く違った味わい。
さらには煮穴子のとろけそうな身を慎重にすくいながら。
なぜ同じ穴子をこれだけ飽きずに楽しめるのでしょう。
そして、なぜ、穴子漁師だからといってこんなに安く提供できるのでしょう。
帰りにはずいぶんとお客さんで埋まってました。開店に合わせて行って正解でしたね。そうでなければ席を予約しておくべきでしょうね。
3位
1回
2017/10訪問 2017/10/23
最近、テレビなどで取り上げられて、そのせいか食べログでも人気のお店になったここ、釧ちゃん食堂であります。案内なしじゃ本来地元の人じゃなきゃ来られない場所だよね。
で、ほかのレビューをくさすわけじゃないのですが、せっかく港町に来たのだから、地元の旬の食材を味わうべきじゃないでしょうか!と力説しておきます。
確かに海鮮丼は目を引くものがあります。他でいろんな海鮮を食べようと思っても何軒も回る時間がない人もいるでしょう。
でも、だからって海鮮丼だけでこの店を評価するのはもったいない。もちろんそこそこ旨いしハズしはしないはず。でも中には必ずしも旬じゃないものもあるんで、たくさん種類が乗ってる贅沢さ満足度を味わうことはできるけど、それだけじゃないんだなあ。
というわけで、私たちは最初から目をつけていたいわし尽くしに。
いわしの塩焼き、フライを定食で注文。あと、刺身を単品で。
さんまも気になったけど、さんま塩焼き定食はなぜか1200円もするのです。なかなか上がらない希少魚になってしまい、結構な高級品扱いです。
ならば初志貫徹、いわしオンリーでいきます。
で、やってきたんですけど、小ぶりだという判断なのでしょうか、フライも塩焼きも2匹ずつです。フライはちょっと大きめのアジくらいだったからわかるんだけど、塩焼きは大きくないと言っても結構な太さですよ。
なんちゅう気前のよさなのでしょう。
さすが旬だけあって、刺身の切り口を見ると、脂のりがいいのがよくわかります。
わたしは生姜もわさびもパスして、光り物の刺身の王道、醤油に一味でいただきます。
はぁ~旨い。旨いしか言葉が出てこないね。いや、嘘ついちゃった。小骨が刺さる、の言葉も出てきたか(笑)
それにしても塩焼きの塩加減、フライの衣とのバランス、刺身の脂のりと、三種三様の食べ方で美味しく味わうことができました。
海鮮丼じゃ他で食べるのと違いを見つけるのが難しいけど、大衆魚のはずのいわし、旬はホント違うんだから!
4位
1回
2017/01訪問 2017/03/20
今回長崎、柳川を回ってこの日は最終日。あとは福岡空港に向かうだけ。
福岡らしいものというわけで何を食べればよいか。
やはり博多ラーメンなのか。それならばどこへ行くべきか。
そんな考えであれこれ検索していたのだけど、どうにもピンとこない。
お店の知識がないから行きたい場所を絞れないのと、そもそもラーメンで旅を〆るのが正解なのかという疑問。
さらには、ずっと旅の最初からくすぶってる問題があった。
初日の対馬のホテルで出たミニコンロの「いりやき」に入ってた対馬地鶏の食感と旨味が忘れられないということ。
そのせいもあって長崎市内で焼鳥は食したものの、やはりギャップがあって(まずかったという意味ではない)調理法が違うので違いが大きい。
そう、鶏を煮て食べたいのだ。
となれば、博多には水炊きがあるじゃないか。柳川からこちらに向かう直前にそのアイディアが思いついた。
しかし、問題はあって昼間っから食べられるところが少ないということ。
そんな迷える鶏肉中毒の私たちに光明を授けてくれたのが、こことり田である。
ランチメニューで唐揚げ定食や親子丼などがあるようだが、水炊きもいただけるというのを電話で確認して予約を入れる。で博多座を回り込んだところでお店前。ランチの開店時間より早めに着いてしまった。焦るな自分。
立派な店構えではあるが、リーズナブルなランチメニューもあるということで家族連れや若いカップルなども見える。
水炊き予約の私たちは2階の大きな部屋に通される。4人がけ6人がけテーブルが整然と並ぶさまを見ると、本当に大きな店なのだろう。
さて、鶏が目的の私たちは余計なセットはいらないので、単品で水炊きを注文。しばらくすると、大きな鍋にはおそらく鳥の旨みを十分に引き出したスープが入ってやってくる。イメージした白濁ではなく、むしろ黄色みを帯びたスープ。親鶏を用いているのだろうか。それだけで十分に風味豊か。お店の方がついてスープがあったまったところでお椀についで飲ませてくれる。うん、十分だ。その後野菜を入れ、ぶつ切り・切り身・つみれと鶏を入れてくれる。
お店の方のお話だと、その日一番いい鶏を仕入れるとのことで、この日は鹿児島産だったはず。
水炊きは鶏の火の通し具合が命なので、いい頃合いで器に上げてくれる。お店の方はずいぶん若い方だが、遠方から来た私たちに関心を持ってくれていろいろとお話をしてくださる。ずっとテーブルにつくのだからずっと黙ってるわけにはいかないがそういう気配りも大切である。
で、実際鶏を食べると、スープの旨みと相まって噛みしめる喜びを味わわせてくれる。調味料として自家製ポン酢、完熟の黄色い柚子胡椒、塩なども取り揃えて。
柚子胡椒はなかなかいい。青いのより酸味が若干まろやか。ポン酢も尖ったところがなくてよく合う。
美味しかったので鶏肉を追加、そして最後におじやでしめた。
このスープ、ポットに入れて時々飲みたいなあ。
今回の旅も有終の美を飾ることができ、嬉しいことこの上ないのである。
5位
2回
2017/10訪問 2017/12/27
久しぶりの歩人。ソーセージが美味しいのよね。
今回改めてここのソーセージの美味しさを堪能しました。
頼んだのはソーセージのAセット(5種)、ソーセージカレー、あとおつまみ的なやつ。
ソーセージ盛合せのAは5種
ウインナー … 定番のウインナー
モルタデラ … グリーンペッパー入りソーセージ
チキンソーセージ … 鶏胸肉を用いたあっさり味のソーセージ
ザルミッチャ … エダムチーズを練り込んだウインナー
ボロニア … 玉ねぎで甘みを出したおなじみのソーセージ
グリーンペッパー入りも香ばしいし、チキンソーセージは淡白ながら旨みが出るし。
スパイスの加減もいいし、コクがあったり、あっさり味わえたり。本当はワインと合わせたいなあ(笑)
そして、いつものカレーは間違いのない安定のスパイシーさ。辛くないはずなのにジワジワと体を温めます。
さらには初めての薫人(かりっと)。ソーセージの中身をポークペーストよろしくバゲットに塗って焼いた一品。ちょっと厚めに塗ってあってこれまた美味なのだよねえ。
やっぱりワインとかスパークリングとか要りますよこりゃ。
カレーにも入ってるシンプルなウインナーは、カレーだとルーに隠れて美味しさを堪能できてないかも(馬鹿舌なので笑)と不安になり、お会計の際に家用に買ってきました。やはりカレーのときには気づかない豚の風味が強く迫ってきます。肉々しいのもいいですね。家でお店と同じように火を通せる自信がなかったのですが、とにかく沸騰だけはさせないように気をつけてボイル。スパイス控えめで旨みがどんどんやってくるのです。
はぁ、うまい。
年末のお持ち帰り営業もそろそろ終わりになり、今お店は冬休みです。
春の開店を今から待ち望んでいます。
多くの人が注文するであろう、ソーセージセットというのがあって、これはAからCとなるにしたがって5~10種と増えていきます。よく見ていなかったのだけど、さらに上のセットもあるようで、15種類、20種類となるといろいろ楽しめて目移りしちゃいますね。
私個人はミルクの入った白いソーセージ「ホワイト・フルタ」が好きなのですが、これは10種盛りのCセットじゃないと入らないので、遠くからのお客さんを案内するときなど、人数が多めの時に寄るようになってしまっています。
あとは、ここのベーコンとバゲットにレバーペーストを乗せたのがお気に入り。
燻煙具合とホワイト・フルタのようなあっさりめのソーセージに効かせた香辛料の感じが良くてリピートしています。
でも、人気店で夏や休日は結構混んでるのですが、座席予約できないのが辛いところ。ソーセージでシミュレーションしてるのに入れないと残念な思いをするので、そこだけ注意です。
6位
1回
2017/12訪問 2017/12/26
美瑛のお店は地元産の新鮮なお野菜が豊富に揃っているというアドバンテージがあるので、それだけで魅力に感じるお店が多いですねえ。
ここピッツェリア・イルコーヴォもそんな地場産を活かした素敵なお店。
美瑛市街からだとフェルム・ラテールを過ぎて真っ直ぐ行くと見えてくる畑の中、あるいは林の中の隠れ家的な一軒家です。一日一組限定のヴィラを隣に併設してるのも素敵ですねえ。
ピッツェリアの方は裏口にある玄関を開けると広い吹抜が印象的。スリッパに履き替えて、お店は2階になります。シックでコンセプチュアル。とってもいい雰囲気。
2階に上がると、そちらで釜を置いて次々焼いております。
お店は10月いっぱいで一旦営業を終了し冬季はお休みになっていたのですが、クリスマスにはテイクアウトのみを受け付けるということで、予約して受け取りに行ってまいりました。
お店に伺ってから焼いてもらうことにしてたので、早速、釜にピザが入れられるところでした。
注文したのは、基本のマルゲリータ、そしてもう1枚、江丹別の青いチーズのピッツァでした。
それから、アンティパストミスト(前菜盛り合わせ)でした。5種という話でしたが、結局5種以上ちょっとずつ詰め込んだ魅力的なセットでした。
冷めてはいけませんので保温バッグに平積みして、寄り道せずにまっすぐ帰ります。
帰ったときはまだ温かでした。
サイズは10インチくらいですかねえ。
まずはマルゲリータから。おおお、トマトソースがフレッシュで風味鮮やか。このソースがもう抜群に美味しいです。酸味と旨味がフレッシュに口の中で弾けるようでいいですねえ。
そして江丹別の青いチーズのピッツァは、おなじみ江丹別伊勢牧場のブルーチーズが使われております。もちろん、ブルーチーズだけだと塩気が強いですから、普通のモッツァレラにブルーチーズが散りばめられているのですね。それでも十分濃厚な青いチーズの香りが広がります。ブルーチーズと言えばはちみつですよね。はちみつのワンポイントもとっても合ってていいですねえ。
そうそう、生地はモチモチのタイプ。パン生地のようなちぎれる感じではなく、本当にもっちりでボリューム感があります。これは生地の旨みを味わえるいい食感ですよねえ。昔はクリスピータイプが好きだったのに、この適度なもっちりが濃厚なチーズにも合ってて、なんだったらスパークリングワインなんかがピッタリなのですねえ。
さて、アンティパストの方は、アランチーニや豚肉のコンフィ、鹿肉のミートボール、ジャガイモのクロケット、ベビーリーフのサラダ、パプリカのオイル焼き的なのとか。鹿肉は臭みが一切なく、牛ランプみたいな感じなのが感動でしたし、大好物のアランチーニはころんと可愛らしいサイズで、きめ細かい衣でサクッと揚がってて美味しかったですし。パプリカは甘みをこれでもかと引き出していましたし。
いや~、美味しかったなー。
7位
1回
2017/06訪問 2017/06/19
銀座通りをやや過ぎたところに、ピザのお店ができたというのはかなり前に聞いていたのですが、なかなかチャンスに恵まれず。
たまたま夜になって何を食べようか迷ってて、あーとんかつかなあ、と久々のとんかつ屋の名前を出してやや妥協気味であったわけですが、その途中に通りかかって思い出したわけで。
夜7時までという隣のお店と入口が一緒なので、もう終わりかと焦りましたがこちらは9時までとのこと。よかったよかった。
さて、入りますと、縦長のそれほど広い店舗じゃないんだけど、都市ガスのピザ釜とオープンなキッチンスペースで狭苦しい感じはありません。
さて、イタリアでピザづくりを学んでコンペティションで入賞した腕前を存分に披露してくれます。
レギュラーメニューは8インチと11インチの2サイズ。
代表的なものはトマトソースが印象的な北海道ピザとチーズがインパクトある北海道ビアンカ。
それを基本にビスマルク(目玉焼き乗せ)、シンプルなマルゲリータ、辛口のハラペーニョ、野菜たっぷりのオルトラーナがあります。
軽く食べたいところなので、8インチを2つ、北海道ピザとオルトラーナをビアンカにしてもらいました。
都市ガスの釜とは変わっていますが、安定した火力で却ってやりやすいかもしれませんね。
まあ、そんなことはどうでもいいので、美味しけりゃいいのですよ。
さて、出来上がりはとってもいい焼き色。小麦の香りもすごく食欲をそそります。
食べてみるとチーズや具とのバランスもよく、そして薄めの(クリスピーのちょっと手前)生地が美味しいのですよね。
生地が印象的なピザというのはなかなかないですよ。
ちなみにオルトラーナは生ハムとルッコラ…かと思いきや下に黄色いミニトマトとアスパラも乗ってて、味わいも彩りも豪華だったですよ。
これ、もっともっと話題になってもいいピザですよ。
意外に年齢層が高かったなあ。その分落ち着いていい雰囲気でしたよ!
8位
3回
2018/06訪問 2018/06/12
中華の気分で、ちゃいさんにやってきました。週末は宴会貸切も多いので(週末に限らないか)、一応お電話で確認してから。
この日の夜メニューは担々麺、汁なし担々麺、魯肉飯、小籠包、ヒスイ海老餃子、あとなんだっけ。
ここは宴会だと中華一般がいろいろ出てきますが、基本的には担々麺のお店ですな。
この日のチョイスは汁なし担々麺。
あと小籠包600円、ヒスイ海老餃子680円をシェアで。
ヒスイ海老餃子は皮がきれいな緑色なのです。なんの緑だったかは聞きそびれたなあ。もっちりした薄皮とプリプリの海老が素晴らしいマッチング。小籠包もできたてはきっちりヤケドの危険がある標準的な小籠包です(笑)
そうそう、今日の汁なし担々麺は普通の汁アリと同様の細ストレート麺でした。個人的には太麺の方が好みですが細麺もいいですね。
最近はジャスミンティーも出してくれて小さいながら雰囲気のいいお店です。
マスター曰く、今後点心のバリエーションを増やしたいとのこと(Facebookで見てたけど笑)。この日はありませんでしたが、真っ黒な黒トリュフの小籠包なんてのも出したりしてて食べてみたいなあと思います。
今後も楽しみにしています。
久々のちゃい。
天気のよい日が続くので、ちょっと足を伸ばしてみました。
昼前ですが、先客はなし。ラッキーではあるけどいいのか? なんて思ったら、心配ご無用。
あっという間にぞろぞろ入ってきました。
メニューをあれこれ迷ってたのですが、宴会では一通り食べたメニューだし、普段食べないものをグッと攻めてみるというのもいいかなと。
結局、担々麺とミニ麻婆丼のちゃいセット、というのにしてみました。
本当は汁なしの方とセットにできるといいんですけど。
前回は辛さを控えめにするという日和ったことをして反省しましたので、お仕置きを受ける意味でも標準の辛さでオーダーしました(笑)
さて。
ほどなくしてやってきました。
辛さ控えめのときとは赤の鮮やかさが違います。いかにも唐辛子の赤です。
見事に舌に当たる辛さが鮮烈です。辛いの好きならもっと辛めでお願いしてもいいだろうけど。
美味しく味わうにはこれくらいがいいんじゃないかなあ。
しかし不思議なもので、辛いはずのスープがどんどん体の中に入っていくのですね。
辛さって普通一回やられるとしばらくやられっぱなしじゃないですか。舌がヒリヒリして普通の味噌汁まで痛かったりして。
ところが、なぜかここのは不思議と慣れてくるのですね。ほどよい辛さと言ってしまえばそれまでなんでしょうけど、いやいや、結構な辛さですよ。
でも、途中からその辛さが大丈夫になってくる。
不思議ですねえ。
一方麻婆丼は甜麺醤が強めのまばゆい味。これも以前味わった美味しいやつ。辛さは普通。
基本、豆腐をご飯に乗せるってのが嫌いなんだけど、素直に従って大正解。担々麺の間に挟むと舌がうまくリセットされましたねえ。あ、これのおかげかな。
次はやっぱり汁なしで花椒に痺れながらいただきたいなあ。リリーフは八角の利いた魯肉飯でね!
担々麺(坦々麺?)を食べにこちらへ。
美味しいのは聞いてて、宴会(夜は貸切になってしまうことが多い)で来たら噂に違わず満足だったので、昼の部に来てみました。
宴会のときに食べた麻婆豆腐もよかったんだけど、担々麺だけは食べられなかったので今回はそっち優先で。
お昼はたまたま空いておりました。
即注文。普通の担々麺と汁なしのと。あと肉感が欲しくて魯肉飯も。
10分くらいで登場。汁ありは花椒が香る味。自家製ラー油とごまの風味が辛くても伝わります。汁すするとむせます(笑)
汁なしは辛さ控えめにしてもらったけど、花椒がもっと利いててもよかったか。
麺は汁ありは細麺のストレート、汁なしは太縮れ麺。汁ありは麺が違うので大盛ができないようです。
魯肉飯は八角の香りがポイントですよねー。少量でも美味さが伝わります。
というわけで担々麺、辛さ調節できるのでその辺はお好みでどうぞ。
ちなみに辛いのはテーブルの酢で味変して美味しくいただきました。
あー美味しかった!
また来たい。
9位
2回
2018/06訪問 2018/06/10
久々にスープカレーの気分。基本的にスープカレーを積極的に食べる側の人間ではないのですが、ここのは野菜も馬鹿でかくないし、スープのバランスがよくて。
今回は鶏モツのカレー。コリッとした歯応えがよくて、辛さも3番にしたのですが自分には丁度よい辛さ。
汗をかくくらいがいいですよね。
スープも大盛にして正解。
そうそう、リピーターだとトッピングやドリンクがサービスになるので、今回はチーズトッピングをチョイス。
鶏モツのキンカンなのかなあ、不思議な食感で気に入りました。
チキンか鶏モツかで次回迷いそうだなあ。
ちなみに家人は海老スープを。スープ多めにしたら最後飽きちゃったみたい。一口いただく分には美味しかったからこの辺は好みですな。
中華料理の雲瀧だったところにスープカレー屋さん。なんでもラーメンのゑびす家さんの方が始めたお店だそうで。
ゑびす家さんと一緒で食材へのこだわりが細かく書かれております。
やっと来られましたなあ。家人は以前に来たことがあって、なかなかよかったとのことで楽しみにしてました。味にうるさい知人も珍しく褒めてたので間違いないなと。
前回家人はハンバーグとアボカドという面白いメニュー。それも興味が湧くんだけど、最初でもあるし、鳥の皮を食べたくなったのもあるしでやわらかチキンのカレーというのを。
ライスはLサイズ無料なのでLで。辛さも初めてなのでおとなしく3で。3は中辛と辛口の間らしいです。
驚くのは出来上がりの早さ。スープカレーはとかく時間がかかる店が多くてイライラさせられるのが嫌なんだけど、10分かからないで登場。素晴らしいですな。
野菜たちはいろいろ入ってます。パプリカ、ごぼう、にんじん、ブロッコリー、かぼちゃ、じゃがいもなど。
メニューのところに「本日の野菜」とありましたから季節によって多少変化があるのでしょう。
ここのいいのはバカでかいカットじゃないところ。私がスープカレーをあまり好まないのもその手抜きかと思わせるようなでかい野菜に辟易するからというのもあって。
適度な大きさ、ありがたいです。
スープはおそらくたまねぎのみじん切りが作用してか若干とろみを感じます。これも自分好み。
スープも鳥や豚から取った旨みが楽しめるお味。
チキンレッグはトロトロ、ほぐれる美味しさ。ハンバーグもいいけどやはりスープカレーにはチキンが合うなあ。
で、スープの量がわりとたっぷりでこれもいいですね。
あ、辛さはもう一番手上げても大丈夫だったかな。
提供の早さ、野菜の適度な大きさ、スープの量、とろみ、そして1000円超えが当たり前のスープカレー業界にあって980円というのもうれしいです。
スープカレーあまり好まない私もまた行きたいと思う美味しさでした。
10位
2回
2017/10訪問 2022/04/22
前回来たのはもう2年前なのだなあ。
どうしても来たくて来たくて。今回は家人も同行。ならば泉屋以外の鉄板焼きスパゲティを味わわせてあげたくて。
というわけで正午過ぎに来るともう満席。ここの店は駐車場が広いから入る場所はあるんだけど店内がいっぱい。
車の中で空席待ちをすることになった。
15~20分とのことだったけど、結局10分で呼びに来てくれた。ラッキー。
家人は基本のミートソース。カツは遠慮してた。朝ちょっと食べすぎちゃってまだ空腹には遠いらしい。
だいたい昨晩泉屋にも来てるくらいなんだもん(笑)どんだけ好きなのよウチラは。
というわけで、かたっぽがミートなら懸案だったカレースパゲティを賞味したいところ。カツカレースパをオーダー。
お店の中は熱気でムンムンしとります。席についてからも家族連れ、お一人様、カップル、会社の昼食グループなどなどがやってきます。いいですねえ。
どうやら鉄板焼きだと都合の悪い(おそらく舌が猫タイプ)人もいるようで、まあちっちゃい子はやめたほうがいいだろうし、大人でも上着にびっとりハネては大変な人もいるから普通の皿で注文する人もおりますなあ。
さて、そんなこんなで周りを観察すること15分(推定)、ついに私たちのスパゲティがやってきました。
写真を撮ると、霞んでソフトフォーカスな感じになっちまいますが、これは当然熱々の鉄板のなせる業。
私も実は舌が猫タイプなもんで熱いのは苦手なのですが、こればっかりは火傷するかしないかのスリルを味わいながら食べるのが好きでハフハフしながらいただくのです。
家人の感想はデミグラスとトマトのバランスが泉屋ととんかつのみしなの中間、とのことでありましたが、まあたしかにそうでしょうね。で、カレーはスパイシーさがあって前日痛飲した身の胃にも優しいのではないか、と言っとりました。実際辛くはないけど旨みを味わえるカレールーでありました。
大盛にしてルーをいっぱいかけたかったけどね!(笑)
そういやシーフード味を頼んでた人多かったなあ。次はこれなのか?
釧路懐かしのお店シリーズ①
釧路は四半世紀前に勤務した土地。8年ほどを道東で過ごした。
そのせいもあって、ひとつひとつの建物、お店、施設などが懐かしいし、何だったら地元民があまり目を向けないMOOに行って時間をつぶすこともできる。
結構お気に入りの土地なのだ。
食について言えば、サンマを生で食べること(今は港町でなくても出てくるようになったけど)を教えてくれたマチ、苦手だった牡蠣を大好物にまで押し上げてくれたマチ(これは厚岸の影響もある)、そして鉄板焼きスパゲティのマチだ。
その鉄板焼きスパゲティは、先輩に連れていってもらった当時は十條サービスセンター(現ビッグハウス)の泉屋がデビューだ。何ともくどいデミグラスソースの利いたミートソース、最後まで行くとちょっぴり後悔に近い食後感まで味わえるという代物だ。
これは何も泉屋専売ということではなく、その遺伝子というかインスパイアというか、まあ、元泉屋という人もいるんでしょうな。
さて、ドリームなんだけど、その当時住んでいたアパートから近いのでよく通っていたお店。すっかりレイアウトも忘れていたけれど、注文してふつふつと記憶がよみがえる。一応メニューはちらと見るけど、スパカツ大盛で。大盛がたったの100円増しというのも素晴らしい。
自分が座った席からは厨房の奥がよく見える。茹で上げたスパゲティがトンカツ屋の千切りキャベツのように山盛りになっている。
そうそう、茹で上げではダメなのだ。フライパンでがっちり炒め、熱々の鉄皿に乗せて上からミートがかぶさる。バチバチ跳ねる音が食欲を呼び覚まし、スパゲティの端っこが焦げてへげへげになる感じ。これぞ、釧路鉄皿スパゲティなのだ。
ドリームでは大盛用の大皿がないので、山盛りスパゲティにエクストラソース添え。雪印の粉チーズマイルドもよく合っている。
途中タバスコで味変。これはオリジナルの泉屋と変わらない印象を受けた。
結構くどいと思うのだが、割と老若男女問わずやってきてたのが地元で愛されるB級グルメなのだなあと思った。
釧路の味はこれ、海鮮でもザンギでもなく、スパカツ。これだけ愛されている地元グルメはあるまい。
九州旅行では食でいい思いをしました。
柳川の魚介、対馬のあなご、博多の水炊き。
北海道も負けてはいません。
釧路のいわし・スパカツ、美瑛のソーセージ・中華、旭川のピッツァ・とんかつなど。
食事は味だけではなく…とはいうものの、そんなにお店のスタッフで点数は変えてないので、なんだったらそれだけ純粋に美味しかったということです。
また食べたいなあ。時間と胃袋がいくらあっても足りない。