マーサさんのマイ★ベストレストラン 2014

お食事雑記。

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マーサ (男性・北海道) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

今年もいつものお気に入りのお店に、新しい店がちょこっと。
まだまだ地元でも行けてない評判店は多いし、他の土地の名物も食べてみたい。
食に興味が持てている限り、まだまだ健康だと思う。
我が身の健康とその健康を支える家人に感謝しつつ。

マイ★ベストレストラン

1位

ワイン&料理 竹八 (旭川、旭川四条、新旭川 / ダイニングバー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2015/10訪問 2015/10/08

良質のワインと肉料理

立地的にも中心部からややはずれた位置にもかかわらず人気のあるお店です。

市内大手のホテルでソムリエを務めていた方が独立してオープン。それほど大きくない店内ですが真ん中にワインセラーが備えられ、厳選されたセレクションから料理に合ったワインを提供してくれます。
いや、ちょっと違いますね、「料理に合ったワイン」じゃなく「ワインに合った料理」のためのお店というのがコンセプトだとか。
いずれにしても落ち着いた空間でワインで食事を味わいたい向きにはとてもよい雰囲気です。

ワインはリストもあることはあるのですが、たくさんあるので価格帯や味の傾向などで分かれているようで、好みを伝えればイメージに近いのを出してくれます。考えてみれば私たちはワインを名前で飲むわけじゃないですし、名前で並べられてもわからないもんね。グラス1杯で頼めるのがうれしいですね。量もちょっと多めでこれもうれしい。

料理はフレンチ・イタリアンの料理が中心。
温玉乗せのベーコンと野菜のカルボナーラもおいしくて大好きな一品ですが、ここの売りは豚肉料理をはじめとした肉料理。豚肉は北海道産、スペイン産イベリコのベジョータなど。鶏肉は知床の地鶏など。

食べた中で素晴らしかったのは知床地鶏の白レバーのソテー。予約して早めの時間に入ったので食べることができましたが売り切れ必至の人気メニューだそう。シンプルにソテーされた白レバー(よくわかってない笑)がとてもジューシーで味わい深く、しかも臭みがない。
そして、ルスツ産もち豚のグリエ。豚肉なのにミディアムレアに焼き上げられ、最高の噛み心地が味わえる。まさに逸品。

量も取り分けて食べるだけあってずいぶん満足。シェアしながらいろいろな料理を味わえるのはとても楽しいですね。

デザートもフルーツの素材をいかしたシャーベットなどなど。このあたりでは、ワインと料理に飲まれてきました。さっぱりとお口直しできていい感じの酔い加減腹加減。

【2012年4月】
数人で予算だけ伝えるとコースメニューを用意してくれました。メニューリストもテーブルの上にあって、否が応でも期待が高まります。白身魚のカルパッチョ、上富良野産ポークのソテー(今時の豚肉はミディアムでも大丈夫なのであります)、パスタ(4つくらいあって選べる)、デザートと、どれも美味しいのですが、感動したのが新タマネギの甘さだけで味付けしたフラン。上品な甘さとやわらかな口溶けが印象的なんだけど、甘みはタマネギだけって言うのですから、すっきりとした甘さになるはずです。
とにかく感動させてもらいました。

【2014年3月】
今回もコースで。ボークは相変わらず柔らかいし、ニンニクとアンチョビのソースをつけて食べるパテもよかったですねえ。

【2014年8月】
久しぶりに接待的なもの抜きの完全プライベートで。結構肉々しいもの中心に選んでみました。お腹空いてたのでバッチリです。
アラカルトでバラバラと頼んだのですが、お通しからメインの仔牛まできちんと順番を考慮して持ってきていただきました。
主に黒板メニューの中から、料理名だけだと何だかよくわからない(笑)ものを中心に。
来てからのお楽しみというのが楽しいですよね。
どれも美味しい美味しいと馬鹿みたいに繰り返して食べ終わったのですが、今回特に印象的だったのは、穴子の瞬間燻製と帆立のテリーヌ。見事に穴子の生臭さが消え、燻された香りでグンと旨みが引き立ちます。
あとは、豚足のクレピネット包み焼き。クレピネットって網脂のことかあ。見たことあるよね! これが煮込まれてフレークがかった豚足をジューシーに包みます。
そして、アンドゥイエット。豚の腸や胃、喉肉を腸詰めにしたものですが、スパイシーで食べ応え抜群。添えてある滑らかなマッシュポテトとの相性が非常によろしい。
料理そのものの良さと付け合せの絶妙さがいいんでしょうねえ。
ちょっと値は張りますが、これだけの料理を提供していただけるのですから、むしろお得なくらいです。
スタッフの方もフレンドリーで今回も大満足で店を後にしました。

【2015年1月】
久々の竹八。シェフの方が変わったと人づてに聞いたのですが、基本的なメニューは従来通り。黒板メニューも大きくコンセプトが変わらずいい感じ。ワインのみならず、お料理を頼んでも出すときに詳しく説明してくれて、その魅力がぐっと高まるのがいいですよね。
ああ、時々の贅沢。でも肩肘張らずでいいですね。

【2015年10月】
またまた竹八。食事というより呑みのアテとして。白レバーのシンプルポワレ、厚岸産牡蠣のブルギニヨン風、チーズ盛り合わせ、ゴルゴンゾーラのパスタ、海老のトマトソース、フランス風モツ煮込みなど。ワインが進む進む(笑)

  • 知床地鶏白レバーのシンプルポワレ980円
  • 上富良野地養豚のグリエ
  • 大鮃のカルパッチョ

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2位

美食酒場 竹 (近文 / 寿司、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2015/08訪問 2015/08/13

お寿司屋さんの居酒屋

本当は教えたくないお店の一つ。だって海鮮が美味しいんですよ。町中から外れてるのにすでに人気のお店なんですよ。
もともとお寿司屋さんだった方の居酒屋さん、このお店を評するのにこれ以上言うことがありません。

あまりこの辺では馴染みのない海鮮メニューも多く取り揃えた豊富な品揃え。黒板メニューのお魚たちを見てるとそれだけでワクワクします。

他には普通に丼ものやラーメンもメニューにあって、家族連れも多いですし、奥様方の集まり的なお店としてもぴったりです。

今回いただいたのは、毛がに、刺身各種、牡蠣、はまぐり、タチ天、ほかいろいろ。

小上がりの広い店内はガヤガヤとした様子ですが、アチラコチラで料理を前にして盛り上がる様子はとても楽しいものです。

【2014年10月】
今回は生寿司(上)、奄美産本マグロ中トロ、ホタルイカ沖漬け、マグロネギマフライ、裏巻(トロタク他)、など。
特に中トロをはじめとしたマグロの質の高さにいつも感心させられます。しかもリーズナブル。
曜日を問わずいつも盛況なのがうなずける味ですよ!

【2015年8月】
久々の竹でございます。
お友達と4人でまぐろ赤身、中トロ、真いか刺し、生サンマ刺し、厚岸牡蠣(この時期なのに旨かった)、鳥串、豚串、豚肩ロース焼き、カンパチかま、ラーメンサラダ、〆鯖棒寿司、など。相変わらずのクオリティ、相変わらずのコストパフォーマンス。
今回は〆鯖棒寿司が特に素晴らしかった。厚みがあって脂のりのいい鯖をうっすらシメて、それを押し寿司風に仕上げた一品。説明だけだと鯖のバッテラですが、全然違うものでして十分に食べ応えアリ。

それにしても、どれをとっても旨く、どれをとっても満足しかない。

  • にぎり
  • 毛がに、マグロ赤身、中トロ、いさき刺し
  • はまぐり酒蒸し

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3位

おたる政寿司 ぜん庵 (小樽 / 寿司、天ぷら、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2014/08訪問 2014/09/19

旬を味わう贅沢

数十年来よりここのお寿司(ということは本店)を贔屓にしてらした方が私たちのために席をとっていただくということがあって。
カウンターでお任せという光栄に預かった次第。
ええ、カウンターだともう一人の方につきっきりで握っていただくことになるわけで。
ちょっと贅沢にいただきました。

お通しは蛸の柔らか煮
そしていか素麺
製作工程が丸見えでありますから、どんな風に仕上がるのかと期待感が高まります。
いか素麺はタレにうにとうずらの生卵入り。これを混ぜて食べるいかの旨いこと旨いこと。
うにの磯の香りを卵がまろやかに包み、口の中で渾然一体となるのです。
その後は握りを完全におまかせで。
基本は旬のものだけ。冷凍や時期はずれのものは「あれは今は旨くないです」とのことでスルー。
なのでシャコやボタンエビなどは勧められず。

順番は忘れちゃったけど、
真ゾイから始まって
中トロ、トキシラズ、バフンウニ、いくら、さんま、ほたて、さんま、甘エビなど。
合間に厚焼き玉子や穴子炙りを挟んだり。
シャリとネタの一体感が素晴らしい。
そしてちょっとしたアクセントで煮きり醤油を足したり、ゆず塩だったりと飽きの来ない構成。
特に印象的だったのはさんま。今の時期だと脂が乗り過ぎてないということで握りに。
これがもうちょっと寒くなると炙ったり違う味付けを施したりするんだろうな。
全体にきちんと手が加わった寿司の素晴らしさ。目の前で出来上がるワクワク感。

飲み物は寿司に合う白ワインを勧めてくれたり、こんな味わいにはこれがいいとか教えてもらったり。
周りのスタッフのサービスも適切で、さすがだと思いました。

観光客が多いこの店ですが(カウンターの他のお客は遠方から来た方が多かったよう)、満足して帰られたのではないでしょうか。
本当だったら本店なんだろうけど、まあ、それはこの後のお楽しみということで。
これ、もし海鮮丼だったり、普通に握りのセットなのをまとめて出してもらったりだったら、ここまで感動していたかどうかは疑わしいだろうなあ。目の前で1つずつ握ってもらってるのにすごく落ち着くのも不思議。あの雰囲気、なかなか真似できません。

そんなわけで、さすがに写真なんか撮る雰囲気じゃないので画像なしでありますが、あの寿司たちの魅力を伝える写真も今の私じゃ撮れそうにないのです。寿司1カン撮るのって難しいよね?

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4位

平和ジンギスカン (旭川 / ジンギスカン、焼肉、ホルモン)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2014/09訪問 2014/09/28

肉厚・肉熱・肉圧

かねてから噂は聞いていたものの、なかなか行く機会が取れずに悶絶していたお店であります。
知り合いがこのお店に行った写真を自慢気にFacebookにあげるのを見て、くぅー!!とシーツを噛んだ日も(ねーよ!)
念願かなって、ようやく伺うことになりました。

お店の前は決して広くないので中の広さも外からだと窺い知れないのですが、思ったより席はある感じ。
まだそれほど煙たくはなかったのですが、私たちの前後にバタバタと人が入ってきたので一気にモクモク。お店の方も恐縮しながら換気扇を次々と全開にします。最初から全開でないのには訳があって、ちょっとスースー。最後の必殺技は窓全開の業務用換気扇ですから、七輪を前にしても肌寒く感じるほどです(笑)

さて、注文はオススメに従い、味付けジンギスカン、極上生ラム、サガリ、タンモト、コメカミ。さらにはもつ焼きとサガリとホルモンを追加、そしてシメにミソヤサイ麺。あと飲み物など。

で、話には聞いていたものの、びっくりするほど肉が厚い。帯広で修行した、というのですが、帯広で焼肉屋さんに行くことがないのでこれが帯広の一般的なスタイルかどうかはわからじ。
とにかく、サイコロステーキかと(スーパーの成型肉のじゃないよ)見紛うばかりのゴツさ。もちろん焼けばそれなりの大きさなのですがこの厚切り、食べやすいのか? と不思議でなりません。ただ、そう思う方は他にもいるようで、お店の方はハサミを持ってきましょうか? と声をかけてくださいます。

んで、次々焼いていくわけですけど、七輪はものすごく熱々というわけではなく、ちょろちょろと燃えている感じ。肉を乗せた瞬間も豪快なジュー、じゃなく、静かに燃えていきます。よく見ると炭は下にまだ火つかずの大きいものがあり、上にオガ炭が真っ赤になっています。強く短く、ではなく中火が長く続く火加減になっているのでしょう。肉厚ゆえの考えられた火加減であります。結果、肉はじっくりと中まで火が入り、外を焦がさずに中ジューシーというここの肉を味わうのにピッタリというわけです。
また、厚切りなのにどれも柔らかい。私が一番気に入ったのは味付きジンギスカン。こんなゴツいの初めてだけど、まあ柔らかい。そしてタレの感じがいい。あまりに肉厚なので、ごはんにワンバンで食べるのがちょっと合わないと思って今回は敬遠したんだけど、ご飯なしでもしょっぱすぎずに丁度よいタレ。他のは塩コショウがしっかり利いているのでタレは不要。こりゃたまらんわ。
別添のネギも時々添えながら、最後まで美味しくいただきました。
こんだけ食べて、1万円ちょっとですからね。この安さにもびっくり。
そうそう、ラーメンも味噌オンリーなんだけど、そして麺は赤いんだけど(唐辛子?)、これがまた旨いんだよね。一見まばゆい感じだけどあっさりといけちゃう美味しさ。麺はお昼も食べられます。

煙たいのOKならオススメしますよ! でも混むと困るからほどほどにしてほしい(笑)

  • 生ラム850円・コメカミ550円
  • 厚切りジンギスカン500円
  • サガリ550円

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5位

ザ・ミートショップ (大通、さっぽろ(札幌市営)、西4丁目 / ステーキ、ハンバーグ、ダイニングバー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2014/07訪問 2014/07/26

熟成という甘美な響き

お腹が空いて肉料理の気分、しかしながらジャンルを絞りかねてこの近辺をウロウロ。
トニーローマみたいなベイビーバックリブもいいけどおなじみの味だし手がベタベタになるし、ステーキ屋はサイドメニューがあまり選べないしかといって焼肉屋も違うしと思って検索したらここを含め数軒がヒット。
引き続きウロウロし続けていると偶然店の前に出まして、ストレートな店名に興味がありつつもやや戸惑いながら看板を見るとReasonableの文字。安心してじゃあ入ろうということになりました(笑)

座ってからスタッフの方の明るくて雰囲気のいいこと。大衆居酒屋みたいなカラ元気ではなく、丁寧に肉のことを教えてくれたり、メニューの詳細を説明してくれたり、押し付けがましくないオススメをしてくれたり。さらには出す順番まで伝えてくれたりと、とても対応が素晴らしいです。

ドライエージングのUSAビーフとウェットエージングのオージー(だったはず)アンガスビーフを注文。この日はどちらも100gあたり1200円。ステーキ屋さんでこれは確かにリーズナブル。後は適度にサイドメニューをいくつか。そして赤ワイン。ワインはおしゃれにちょろっと、ではなくワイングラスにドボドボ注いでくれました。うれしい。

先にサイドメニューから。鹿肉のカンパーニュも臭みなくいい塩梅。黒板メニューの百合根のフリッターは百合根のまんま姿揚げ。ホクホクとしてこれはワタシ的にサイドメニューイチオシです。温野菜も口直しにちょうどいいですね。

さて、メインのお肉が最後に登場。そう言えば焼き加減など聞かれませんでしたが、いい感じのレア。切り口は表面だけが焼き色で中はきれいなピンク。部位的にはあまり脂身の多い部分ではない様子。これもうれしい。
さて、熟成肉の実力を測るべく一口。おお、水っぽさが抑えられ、肉の風味が増しているのがわかります。ウェットもいいですがドライはさらに香ばしさを増しています。スタッフさんによればクセがあるとのことで好みが分かれるという話でしたが、なんのなんの、これは素晴らしい熟成ではないですか。チーズのように表面に白カビを発生させるのがドライらしいのですが、これは中までギュッと旨味が凝縮されております(陳腐で手垢のついた紋切り型の表現だけど他の表現が思いつかない)。
そうそう、肉は塩コショウくらいのシンプルな味付けなんですが風味が素晴らしいのでそのままでもいけちゃいます。ただ、添えてある本わさび、山わさび、そしてバルサミコ酢他スパイスを混ぜたオリジナルソースも肉によく合います。バルサミコのやつはとても美味しいので追加を頼んじゃったくらいです。

肉の味、サイドメニュー、スタッフのサービスなどちょっと感動に近い満足感を覚えて帰ったのでした。

  • ドライエージングUSAビーフ100g&ウェットエージングアンガスビーフ200g
  • 木の実の入った鹿肉のパテ・ド・カンパーニュ580円
  • 百合根のフリッター(周りのチーズソース種類失念)
  • 海老と温野菜ピーナッツソース680円

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6位

loop (東旭川 / パン、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2016/10訪問 2017/03/18

バゲット

天然酵母パンのお店としてその存在は知っていたものの、休みの日はスロースターターな私たちはどうしても売り切れてから到着してしまう次第。
平日にやっと買うことができました。

目的はバゲット、それ一本。

これは参ったとしか言いようのない、皮の香ばしさ、中の潤い。
あのー、ウザい自称グルメがよくやる、口に含んでやや上を向き目を閉じて(その実頭ン中で慌てて気の利いたコメント考えてる)っていうポーズあるじゃないですか。そんなつもりないのにあれになっちゃったんですよ。

皮がちょっと堅め、その分よく噛むことになり、ふくよかな小麦の香りが口の中いっぱいに広がるのです。
なんだ、この旨さがいつまでも持続する感じ。

バターとオリーブオイルを用意していたんだけど、あまりの旨さに大半をそのまま食べちゃいましたよ。もちろん、バターもオイルも相性良し。控えめにつけて味の変化をお楽しみいただきたいもの。

こりゃ参ったなー。やられた。

【2016年10月】
久しぶりのloop。なかなか昼間にこっち方面に来ることがなくて。
12時ころ伺いましたが、まだまだパンの種類が残ってました。
大好物のバゲットに加え、オリーブ入りフォカッチャ、チーズパンなどいただきました。あとカボチャのパンも(それぞれ正確な名前は忘れちゃいました)。
カボチャのパンは柔らかくて中ふんわり。カボチャの風味、香りをここまで感じるのは初めてです。たいてい色づけ程度で終わっちゃいますからね。

チーズは表面にたっぷりで香ばしく、フォカッチャの淡白な味わいにオリーブの香りがグンと引き立ちます。
そしてバゲットは今回ミニのものを。クラストのカリカリ感がいいんだよねえ。噛むほどに小麦の香りがしてさ。
どれもトースターで焦げ目がつかない程度に温めていただきました。フレンチローストのコーヒーを合わせて寒々しい外の景色も気にならなくなってきたのでした。

  • オリーブ入りフォカッチャ、チーズ乗せパン、ミニバゲット(全部半分カットしちゃった)

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7位

蕎麦・料理 籔半 (小樽 / そば、うどん、郷土料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999

2014/08訪問 2014/09/20

つゆ、旨し

数年前荒又に寄ったときに、なかなか良いお店だったということもあって、小樽のそば屋さんというものにその後関心が高まったということがあって。どうやら荒又さんは元々籔半にお勤めだったというのを聞き、それからずっと思い焦がれていたお店。

泊まりがけじゃないと酒が飲めないんで、日帰りで小樽に行くことは多かったけど寄れずにいて、ようやく訪れることができた次第。

店構えからして、趣があります。お店にも歴史があるんでしょうけど、その趣もただ古いわけではなく、ただおどろおどろしいわけでもなく。昔から親しまれつつ、歳を重ねている感があります。

店内に入って、まずは酒のアテにいただくものを検討。随分豊富なメニューで迷います。

とりあえず、若女将のオススメを聞きながら、アオヤギの小柱、自家製塩辛、かき揚げ、鰊の切り込みに淡麗な酒を。たちかまが終わってしまってたのが残念。

小鉢にちょっとずつ出てくるんだけど、いい漬かり具合だったり下処理だったりを感じられます。塩辛は白っぽくきれい。小柱はわさびを摺っていただきます。決して味が濃厚ではないんだけど、きちんと酒を楽しむことができます。普段そんなに飲まないのだけど、こういうアテが並ぶとどんどんイケちゃいます。かき揚げも大ぶりなエビやホタテなんかが入っていてまんまるなかき揚げ。揚げ加減も素晴らしいですね。

第二陣は、厚焼き卵に塩うに。先ほどよりふくよかなお酒で。これもどんどんお酒が進みます。酒には酔いませんが雰囲気に酔ってます。

そして締めのせいろ。家人はおろしそばで並粉に。私は地物の粉で。

東京風の辛めのものとは違った、ダシの香りが豊かなつゆ。見事な芸当です。これ、最後にそば湯を入れて飲んだけどすごくいいですね。温そばでもぴったり合うはず。

並粉も十分うまいです。細めの麺でツルツルっとのどごしを楽しめる感じ。地物粉はやや茶色がかってるのは少し実の外側も入れてるのでしょうか。噛みごたえもとても心地よくそばらしい旨味が。甲乙つけるのは難しいでしょうか。場面で選びたいですね。

それにしても、締めのせいろを頼んだら、ちゃんとアテが終わった頃に運んでくれました。そういう気遣いもありがたいお店だったですね。
中は気さくな雰囲気ながら、最初から最後までとてもよい心地で過ごすことができました。

まだまだ試したいアテやらお酒やらそばやら。いつ再訪できるかなあ。素晴らしかったです。

【2014年8月】
1年ぶりの籔半。まだまだ観光シーズンとあって、お昼1時は結構な混み具合。30分待ちとのことでしたが、意外に早く座れました。そば味噌をちびりちびり舐めながら軽くオススメの北の誉蔵出し純米吟醸原酒をいただき、かき揚げや厚焼き玉子などを合間に頬張ります。そうこうしているうちにおそば登場。今回は並粉で。相変わらずつゆが旨いねえ。
それにしても、結構慌ただしくてバタバタしそうなもんなのに、女将や若女将はじめ、スタッフの皆さんがテキパキと仕事をされるのには感心させられます。その後の予定もあってゆっくり居座れなかったんだけど、ほっとできるひとときでした。

  • かき揚げ
  • せいろ並み粉
  • 地元北の誉の蔵元限定純米吟醸原酒

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8位

アジア金星堂 (新旭川 / カレー、スープカレー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ~¥999

2016/04訪問 2016/04/10

お気に入りはジパング

旭川のカレーと言えば、米々亭を祖とする黒カレーが一派をなしているが、ここのジパングもその流れ。
ただし他の黒カレーとは一線を画しており、野菜の甘みとコク、辛さがほどよいバランスとなっている。本家は以前に比べて野菜の甘み重視にシフトしているが、ここのは昔のコクを色濃く残している。

メニューは他にもいろいろあって、札幌風スープカリー「オコイ」やインド風「ムルギー」などのほか、タイ風インド風パキスタン風などがレギュラーとしてメニューにあるが、店主の貪欲な探求心で突発的な期間限定メニューもたびたび登場するのでぜひリピートして味わいたい。でも、ルーカレー好きにとってはいろいろ食べてきた結果「ジパング」(日本風)のハロハロ(豚鶏ミックス)に落ち着くようになってしまった。これを求めて足繁く通ってしまうんだよなー。

ハロハロは豚(もも肉?)も鶏(胸肉?)もスプーンで簡単にほぐれるほど煮込まれており、ルーは結構脂多めではあるが決してくどい感じはしない。タマネギを炒めた甘みもよく伝わってくる。辛さはデフォルトだと2番のようだが、私はいつも3番。ちょっと辛めだけど、カレーの美味しさを味わうにはこれくらいがちょうど良いかと。食べているうちに汗がにじんできて、これまた心地よい。私は福神漬もいつも多めに入れるんだけど、これがまたジパングのルーに合う。

そうそう、海苔は好みが分かれるところだろうけど私は結構好き。ここの影響で家カレーにも海苔がマストアイテムになってしまったよ。

ちなみにお店の席数は2人席が5つに4人席が1つ。お互いが気にならないくらいの間隔があり、自然と店の中は静かな空間になり落ち着いた雰囲気で食べられるのも好感触。

店主1人で作ってるので混むと多少待つかもしれないが、ジパングなら早い。そしてオススメ。

【2012年9月】
久々に行けた。家人がジパングを食べたいとのリクエストから。では私は本当に久々のムルギーをば。以前、ムルギーを評して「インド風」と書いたんだけど訂正したい。インド(店の方ね)とはまた違った、タマネギの香りがよく利いた味。
こう言っては何だけど、ジパングと共通するところが多いんじゃないかと思った。スパイスは違えども方向性がやや似ている。インド風なんだけどそういう味を食べつけない人でもするっと食べられそうな味。クセになる味。

横に添えられたさいの目切りの大根(?)のピクルスが口直しにちょうどよい。

ジパングとムルギー。ルーカレー派にはたまらない味。

【2014年7月】
2か月ぶりくらいのアジア金星堂。今回、初めての札幌スープカレー オコイを注文(家人が)。私はキーマ オリジナル。これも初めて。
中はほぼ満員。先客が3組ほどで「待ちますよー」とのことだったけど、私たちは待つことに。後から来て引き返す人若干あり。
相変わらずの人気店です。
意外に待ってるのも苦ではありません。中にある本を読んで待ちましょう。

さて、私たちのカレーがやって来ました。
一見してスープカレーの方はよくある野菜大切りではありません。そしてとろみもスープカレーとしては強めの部類。札幌的なものを想像しているとちょっと違うかも。美味しいんですけどね。
キーマはムルギーを感じさせるスパイスにミンチ肉の粗挽き。ガツンと肉々しさで迫ってきます。
結構オイリーで腹持ちがいいですねえ。
2人ともジパングが好き(今まで食べたカレーの中で一二を争うくらい)なんだけど、ようやく最近いろいろなものに冒険してみてるところなんで、次はガラスの器がきれいなグリーンカレーかな、と話しております。

【2016年4月】
半年ぶりです。意外に空いちゃった。
さて、いつものハロハロ辛さ3番、ただし大盛りにせず。でもルーは結構あります。
ところがトッピングが変わったのですね。
いつもの刻み海苔に代わって揚げ玉が乗ってます。イカゲソ揚げますから揚げ玉はいくらでも出てきます。家人のグリーンカレーにも入ってたみたい。
おお、あの海苔が好きだったのに。
でも、ルーはいつもながら美味しかったです。相変わらず鶏も豚もホロホロに煮込まれてていい感じ。
ほんのちょっとスパイスの配合が変わったように思うけど、もちろん何が変わったかはわからないし、美味しいには変わりないのです(笑)

  • ジパング・ハロハロ900円(今の揚げ玉トッピング)
  • ジパング・ハロハロ大盛(以前の海苔トッピング)
  • タイ・グリーン

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9位

鮨 花緒 (緑が丘、西御料 / 寿司、うなぎ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2016/02訪問 2016/02/11

丁寧な仕事ぶりに感服

突発的に夜にお寿司というか海鮮をいただきたくなり、たまたまこちら方面を通っていたので急遽このお店に寄ることにしました。
一緒にいた家人は一度来たことがあるらしいのですが、あまりに前のことなので記憶がおぼろげらしいです。

さて、到着したのは7時半過ぎ。この日のお客は私たちだけ。メニューは言ってみれば純粋なお寿司屋さん、握りとちらしと巻き物とお造り、そしてうなぎだけ。ありがちな天ぷらすらメニューにはありません。

しばしメニューを眺めながら、ちらしの上をオーダー。家人は鉄火丼を。

マグロは戸井産とのこと。本マグロの赤身がこれほどまでに丁寧に仕上げられていたのにはただただ驚き。きめ細やかな舌触り、そしてそれを堪能させてくれる厚みのある切り方。

上ちらしには充実のネタ類。イカゲソ、タコ、トビッコ、サーモン、本マグロ、生ホッキ、甘エビ、ホタテ、赤貝、イクラ、シャコ、白身2種(ヒラメ・タイ?)などなど。そして〆サバ。

この〆サバには驚かされました。脂のりのいいサバを軽くしめて上品に仕上げてあるのです。そう思ってメニューを見直せば「鯖棒寿司」「鯖ちらし」「鯖巻」などの文字が。自信の逸品なのでしょうね。

品質重視(輸入物、冷凍物は扱わないとか、できるだけ天然物をとか)の姿勢に打ち出されたお食事は、回転寿司とは対極のコンセプトで子供のいる家族向けではありませんが、このクオリティを味わえるのだとしたら決して高いことはなく、むしろお得感のあるものだと言えるでしょう。

おもてなしにもオススメできますね。

【2015年9月】
カウンターでオススメをいただきました。お造り、焼き物、自家製のイクラなど。あ、握り食べるの忘れた!(笑)

【2015年10月】
またカウンター。今回は予算をあらかじめお伝えして。養殖物、冷凍物は扱わないという姿勢なので、それぞれの地方の一番いいのを。
戸井のマグロ・トロ、苫小牧のホッキ、襟裳の真ツブ、遠くは玄界灘のシマアジ(だったかな)など。
お任せでいただくと、いろいろいいところでそろえていただけます。いいお店です。

【2015年12月】
クリスマスは寿司、ではないけど、仕事を早めに切り上げて。中トロ、数の子、ツブ、ホタテ、甘エビを刺身で。赤身のいいところ、ホッキ(うっすらボイル)、ブリなどを握りで。年末時化るそうで漁師さんも早じまい。年末需要はあれど、いい魚確保は大変なことであります。

  • 愛知産寒うなぎ1匹半
  • 自家製イクラごはん
  • 握りいろいろ。食べるそばからどんどん(笑)

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10位

味の番番 (新旭川、南永山 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2015/06訪問 2015/06/13

真ん中感

味噌にバリエーションを多く持つお店ではありますが、軽くいただきたかったので醤油で。650円なんて価格設定に良心を感じますね。
お客さんは先客が2人。ただしすでに食べ始めております。私の注文後3分ほどで登場。
醤油ラーメンには珍しくもやし入り。サッと油で炒めた程度のあっさり味。
メンマは太め。太めゆえに歯ごたえあり。チャーシューはそれに比してやわらかい。ばら肉ではないがもふもふといただく。これも美味しい。
さて、肝心のスープと麺。麺は低加水のスタンダードなもの。スープは豚骨とうっすら魚介がしつこくなく、食後感もさっぱり。しかししっかりとした味わいがあります。
スープが熱いので少々待ちながらが麺のためにはちょうどいい。そんな茹で加減です。

言葉をあれこれ並べたけど、つまりは間違いを排除していったらできあがった、というような標準的な旭川ラーメンの味。
こういうのが今の自分の真ん中なんだなあというところ。
雑な処理した豚骨臭さ、スープを煮立たせたような渋み、化調入れ過ぎの甘ったるさ、湯切りの甘さ、出来合いで自分で味見なんかしてないメンマやチャーシュー、よくわかんないけどそういうダメな(または自分には合わない)ところを排除していって、普通に美味しいラーメンができ上がるのだなあという思いであります。

自分にとって味のストライクゾーンは割と広めに持っているつもりだけど、これはエースが当たり前のようにど真ん中にストライクを投げにいってるのです。でもエースだからど真ん中のストレートだとわかっていてもなかなか芯ではとらえられないのだよねえ。

次は麺が違うらしい味噌で試さなきゃ!

【2014年9月】
味噌も試してみた。合わせ味噌野菜850円
やや赤が強いのかなあ、みりんや酒の感じなのかなあ、ちょっとクセのある味噌であります。麺の違いは、若干ツルツルした食感のような気がするんだけど、正直それほど大きな違いではなさそう。
個人的には醤油の方が好みです。

  • 醤油ラーメン650円
  • 合わせ味噌野菜ラーメン850円

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