kuroたんさんのマイ★ベストレストラン 2012

kuroたんのレストランガイド

メッセージを送る

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

アマンダンヒルズ (愛甲石田 / フレンチ、ダイニングバー、洋食)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2012/06訪問 2012/06/19

厚木市郊外で本格フレンチ

丹沢大山国定公園の南東部に位置する厚木市は、その市街地から山側に向かって進むと段々と海抜が上がり小高い丘陵地帯を形成している。
この辺りは企業の工場や研究所等の施設が建ち並び、自然豊かで閑静な一帯です。

そんな自然環境の整った一画にあるアマンダン ヒルズさんにお邪魔しました。
こちらのお店ですが、土・日曜・祭日は結婚式やパーティーが専門で、平日のランチタイムのみ通常のレストラン営業をするという特殊な営業形態です。
建物は1階がレストランで、2階に結婚式場があるようです。
レストランは3方向全てがガラスの壁面になっていて、各テーブルも余裕を持って配置されている。
天井も高く、非常に開放感の有る快適な空間ですね。

店内はほぼ満席で、その95パーセントは女性のお客様でした。平日の昼間ですから当然といえば当然ですね。

メニューはコース料理が値段別に3種類ほど。
今回は「シェフの特別コース」5500円をいただきました。

食前のお楽しみ:山椒の香るパートブリック、黒ゴマのフィッタージュ
パートブリックは小麦粉を原料としたクレープ状のものですが、主に他の食材を包んで焼いたり揚げたりするのに使われます。
フィッタージュはパイ生地を細い棒状にして焼いたもの。
どちらもシンプルな料理で、軽いジャブという感じ。

アミューズ:サザエとキャビアのマリニエール
サザエは肝で和えてある。キャビアは少量ですが良いアクセントになっていました。
ほんのりバターの風味が加わり、食感、味共に秀逸でした。

前菜:フランス産フォアグラのコンフィ・和のコンポジション
ベースに敷かれていた食材は失念しましたが、その上にフォアグラ、鴨肉が置かれ、更に茗荷等の香味野菜を乗せ、一番上に鰹出汁をゼラチンで固めた薄い膜状のものが覆っている。
ソースはバジルと梅肉。
和のテイストをプラスしたバランスの取れた素晴らしい一品でした。(本日のNo.1)

トウモロコシのヴィシソワーズ・黒トリュフの香り
ポピュラーなヴィシソワーズも黒トリュフオイルを掛けただけで結構奥深い味わいになります。

魚料理:鱧のフリット・夏野菜とのエスカベーシュ仕立て
骨切りした鱧を唐揚げし、夏野菜の酢漬けと合わせてある。
鱧の下味はしっかり目。サクサクの食感が楽しい。穏やかな酸味で夏にぴったりの爽やかな一品でした。

口直し:セロリとシャンパンのグラニテ
セロリの風味は、それ程強くは有りません。後味さっぱりです。

肉料理:国産牛フィレ肉のグリル・山葵のペルシェヤード、ジュのソース
出てくるまでに少し長めの時間がかかりました。
低温で長めに焼いているとのこと。
ペルシェヤードはパセリ、パン粉、オイル等を混ぜて、それを食材に付けて焼く調理法ですが、それに山葵の風味が加わっている。
焼き加減はミディアム・レア。山葵と牛肉は好相性ですね。肉質もまずまずで美味しくいただきました。

デザート:3種のショコラのスィランディーヌ、カシスのソルベ
3種はスフレ、ムース、板チョコ。それぞれ甘さ控えめで大人の味です。中身にマスカルポーネベースのクリームが入っている。
なかなか手の込んだ充実したデザートでした。

食後の楽しみ:ピスタチオのマカロン、マドレーヌ、生キャラメル
生キャラメルはやや甘めですが、コーヒーと一緒にいただけば問題無し。

全体的に季節感、ライブ感の出た素晴らしい料理でした。
接客は、ややマニュアル寄りではありますが、特に問題はありません。
レストラン正面のガラス扉は大きく開け放たれていて外の空気が入ってきます。
大自然の美味しい空気を吸いながらの快適で贅沢な食事となりました。

たまには、この様にのんびりとしたランチも良いかもしれませんね。


  • セッティング
  • 桃のカクテル
  • 黒ゴマのフィッタージュ

もっと見る

2位

たか田八祥 (名鉄岐阜、岐阜、田神 / 日本料理、郷土料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2012/08訪問 2012/08/21

懐石料理の粋を堪能する

うだるような暑さだった日中に比べると、少し凌ぎやすくなった夕刻、岐阜市役所の側にある八祥さんへと出かけました。
予約は万全を期して2ヶ月前に済ませています。

お店に到着したのは開店時間の5分程前で、仲居さんが打ち水をされていました。
外観の写真を撮りながらそんな様子を眺めていると、こちらに気づかれ「お暑いのでどうぞお入りください」と中に案内されました。
玄関では3人ほどの仲居さんが三つ指付いてのお出迎えです。
一番乗りで深閑とした店内を「〜の間のお客様お着きです」という声と共に2階にある個室に案内されました。

部屋は8畳ほどの広さで、畳の上に黒いテーブルが置かれている。
壁には桔梗の花が飾られていて凛とした空気が流れています。

料理は予約の段階で決めてあったので飲物だけをお願いして、コースが始まりました。
内容は以下の通りです。

鱧の落とし・土佐酢ジュレ掛け
湯引きされた鱧、鱧の卵が盛られていて土佐酢のジュレが添えられている。
盛り付けは繊細で綺麗です。
ダシがしっかりと利いた土佐酢が全体をまとめている。

鮑の肝合え・玉蜀黍射込み
玉蜀黍は桂剥きされ、表面にはライスペーパーのようなもので巻いて蒸してある。
その中に蒸し鮑の肝合え、銀杏等が射込まれた料理だが、有りそうでなかなか無い面白い一品。
肝ソースでほろ苦いアワビと外側の玉蜀黍の甘さが何とも言えぬハーモニーを奏でる。

椀:枝豆しんじょ、卵豆腐、大車海老、花ズイキ
コースの花形の椀は具がたっぷり。
しんじょは、まるでメレンゲの様なフワフワの食感。粒のまま入った枝豆が食感のアクセントになっている。
卵豆腐も箸でやっと持てる程の柔らかさ。滑らかさはさすがです。
懐石の椀としては具が多いが全然重い感じは与えない。
肝心の一番出汁も文句ない仕上がりでした。

造り:真鯛、カレイエンガワ、車海老、イカ
こちらもシンプルながら盛り付けが綺麗です。
醤油は泡立てられた泡醤油。マイルドです。

天然鰻・葛の葉焼き
鰻は予め蒲焼きにされ、素麺南瓜、山桃と共に包まれて、軽く焼かれているようです。
鰻は蒸されていないようで、しっかりとした食感でした。


お凌ぎ:ウニと冬瓜の握り寿司
見るからに爽やかな一品。
冬瓜は出汁で軽く炊かれています。
ウニの甘さ、冬瓜の食感が際立つ極上の仕上がりでした。

鮎の塩焼き
郡上市を流れる吉田川の鮎とのこと。
踊り串の仕上げも見事です。
ほろ苦い腸と共に美味しくいただきました。

箸休め:ジャガ芋と飛び子の和え物
ジャガ芋は桂剥き、極細の千切りをされた後、八方出汁で軽く炊かれているようです。
それを飛び子と合わせ、円柱状に固めてある。
少しずつほぐしながらいただきましたが、箸休めとはいえ、十分料理になっている。

炊き合わせ(冷やし鉢):茄子、里芋、パプリカ、糸茗荷
里芋は白煮、茄子はオランダ煮、パプリカはさっと煮と一皿の中で味も食感も違い変化を楽しめる。

食事:生海苔の茶漬け
シンプルだが味の奥行きは深い。
中央のおにぎり状のご飯を少しずつ崩しながらいただきます。
生海苔の野性味と上品な一番出汁のハーモニーが素晴らしい。
美味しいです。

水菓子1;巨峰、マスカット、マンゴー、パパイア、蜂蜜ジュレ
水菓子2:白桃のシャーベット、桃

盛り付けは丁寧。両方に添えられた蜂蜜のジュレがアクセントになっていました。

懐石料理、特に京料理等では全般的に薄味に仕上げ素材の味を引き立てるような傾向があるが、こちらのお店は料理によっては強い味のものも有り、変化に富んでいる。
それが結果的にコースに奥行きを与え、最後まで飽きずに楽しめる趣向になっていました。
こちらでは特に盛り付けを見たかったのですが、それも十分果たされました。
大胆さ、繊細さ、独創性と共に少しの遊び心も垣間見えて、とても充実した一時を過ごさせていただきました。
丁寧な接客もさすがです。

帰る時にはご主人の高田さんも出てこられ、本でしか見たことが無かったので感激いたしました。

ごちそう様でした。

  • 鱧の落とし・八方だしジュレ
  • 鮑の肝和え・玉蜀黍射込み
  • 椀:枝豆しんじょ、卵豆腐

もっと見る

3位

金田中 草 (渋谷、神泉、代官山 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2012/11訪問 2012/11/27

器と料理の饗宴

渋谷のセルリアンタワー東急ホテル2階にある金田中・草さんにお邪魔しました。
こちらは老舗料亭・金田中さんの料理をカジュアルに楽しめるお店。
今回は某銀行のメンバークラブの特別メニューをいただくためにやって参りました。
テーマは、「金田中の器と料理を楽しむ」といったところでしょうか。
器は同じホテルの地下1階にある金田中・数寄屋所蔵の貴重な骨董品、工芸品を使用すると言うことで、陶芸好きにとっては堪らない企画です。

ビル内のお店特有の素っ気ない入口を潜り中に入ると和風モダンの空間が出現します。
天井が高いので広々として開放的がありますね。
4人用のテーブルが余裕をもって配置され、照明は絞られている。
暗いため、写真は厳しいかなと思っていたら、案の定何枚かはピンぼけになってしまいました。

さて料理の内容ですが、大体以下の通りです。

コース名「古今の器の重ね皿」

一献:好きなお酒を選ぶ(今回は八海山)

冷皿:鰤柚香鮨・千枚蕪巻、鶉山椒焼き、唐墨大根、柿なます、ふく薄引き、白子、皮、銀杏艶煮、毛蟹・若布黄身酢掛け
京都、永楽の染付皿、猪口等が使われている。いずれも骨董品クラスの貴重な物。
料理は上質な食材を使い、それぞれ十分手のかかったもので季節感も上手に表現されていました。

椀:蕪蒸し、毛蟹、シメジ、木耳、銀杏
椀物と言うより蒸し物に近い感じ。器は輪島塗で、木地は珍しい竹製の特注品。
蓋に描かれた蒔絵が見事です。
高さのある細長い形のため、ちょっと食べにくいですが蓋を開けた時に一番出汁の上品な香が立ち上ります。
出汁そのものも文句なしの仕上がりでした。

温皿:九絵鍋(白菜菊菜巻き、海老芋、椎茸、九条葱)、鰤照焼・叩き葉山椒、含め大根、ふく唐揚げ
クエの脂が鍋全体に回って、何とも言えぬ奥深い味わい。海老芋は箸でやっと持てるくらいに柔らかいのに角が綺麗に残っている。
まさに職人技ですね。
鰤照焼は白磁の蓋物で出てきました。
鰤も脂が乗っていて美味しいが、下に敷かれた大根の含め煮が絶品でした。

食事:ふく皮雑炊、柚香白菜漬け
出汁は昆布、鰹節の一番だし中心で、それに上品なフグの風味が加わっている。皮の食感が楽しい優しい味わい。

菓子:小角洋梨、葡萄、寄せ物、白蜜、栗金団、白玉
しっかり手のかかったデザートです。栗きんとんも白蜜も上品な甘さで素晴らしい。

ひと口抹茶
濃いめの抹茶で、ほろ苦さが水菓子と好相性。
使われている器は赤萩の年代物のようで、貫入に抹茶が染み込んでいました。
こんな器を使っても良いのだろうかと思ってしまいました。

テーマ通り、器も料理も十分楽しませてもらいました。
料理を出すタイミングも完璧です。
常にフロア全体を見渡せる位置に二人くらいスタッフの方が待機されていて、各テーブルの進み具合をチェックされていました。
私たちのテーブルはマネージャーと思われる男性スタッフに担当していただきましたが、料理の説明は元より、器まで詳しく解説していただきました。
普段この店で使う事の無い貴重な器を使っているためか、まるで腫れ物に触る様に慎重に運ばれていたのが印象的でした。

  • セッティング
  • 一献・八海山
  • 冷皿(暗いためぼけてしまいました)

もっと見る

4位

胡蝶庵 仙波 (名鉄岐阜、岐阜、田神 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2012/08訪問 2013/09/25

強い蕎麦と風味が前面に出た汁

今日はまさに猛暑日で、テレビのニュースによると38℃を超えた所もあるとのこと。
こちら岐阜市内もうだるような暑さで、少し歩いただけでも汗が噴き出ます。

そんな猛暑の中、日光町にある仙波さんにお邪魔しました。
幹線道路から少し入った住宅地の中に独特の風情を漂わせながら佇んでいます。

店内は少し照明が絞られて、しっとりと落ち着いた雰囲気。
客席は小上がりのお座敷が中心で満員のお客様で賑わっていました。
店内で30分ほど待ちましたが、ほどなくお座敷の一画に案内されました。

メニューは適度に絞り込まれていて、冷たい蕎麦、温かい蕎麦がそれぞれ5種類ずつあります。
お蕎麦自体は普通のざる蕎麦と手碾き蕎麦の2種類。
今回は、その2種類の蕎麦と卵巻き、天ぷらをいただきました。

最初に出てきたのが卵巻き。
関東方面ではだし巻き卵と呼ばれますが、同じ物ですね。
焼いた直後に巻き簀で巻いて仕上げられた、丁寧な仕事です。
ふっくらと柔らかく、調味料による味付けは最小限に留められ、卵本来の味が楽しめました。
添えられた辛味大根も良いですね。

天ぷらは車エビ3本とシシトウ。
からっとした揚げ上がりで食感が素晴らしい。
添えられた塩で美味しくいただきました。

さてメインの蕎麦ですが最初に普通のざる蕎麦が出てきました。
麺線は1.4~1.5mmの細打ちで綺麗に揃っている。生粉打ちですが良く繋がっています。
透明感があり何とも言えない色味ですね。
コシも強くのど越しも良好でした。

次に出てきた手碾き蕎麦は少し太めの2mm前後。
外皮も含まれた田舎蕎麦タイプで香りが素晴らしい。
粗挽き粉特有の穀物感で、すするというより噛みしめて味わいたい。

今回一番独自性を感じたのがこちらの辛汁。
江戸前の仕事では、ダシの旨みだけ残し風味は消すような作り方をしますが、こちらの汁はダシの風味が全面に出ている。
それが薫り高い蕎麦と不思議に調和している。
蕎麦が強いからこそできる技でしょうね。
蕎麦も汁も両方楽しめました。

所変われば品変わると言いますが、今回は貴重な体験をさせていただきました。

ごちそう様でした。

  • (説明なし)
  • 卵巻き
  • 辛み大根付き

もっと見る

5位

リストランテ カゼッド (伊勢原 / イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2012/01訪問 2012/01/07

ゆったりと楽しむコース料理

我が家では毎年恒例となっている大山阿夫利神社への初詣ですが、今年は5日に行って参りました。
大晦日から正月3が日は大変な混雑のようですが、この頃になると大分緩和されるようです。

無事お参りを済ませ、今年の初外食は大山の玄関口伊勢原市にあるカゼッドさんに伺いました。
この一画はポポロ広場と呼ばれ、リストランテ、ピッツェリア、パティスリー等のお店が集まっています。
中でもイタリア南部の町アルベルベッロのトゥルーリを再現したという、丸いとんがり屋根の建物はとても目を惹きます。

さて今回は予約無しで行ったのですが、幸いにも10分ほど待っただけで入店できました。
店内はシックで落ち着いた雰囲気が漂っています。
テーブル席は広々と余裕を持ってセットされていて、壁の一面は床から天井までの大きなガラス壁になっている。
ガラス壁の外にはオリーブの鉢植えが並べられていて雰囲気は申し分ありません。

ランチタイムのメニューは、原則的に2種類有り、今回いただいたのは季節のコース。

前菜1:オムレツ、パルマ産生ハムと水牛のモッツァレラ、海老芋ゴルゴンゾーラソース等の5種類
シンプルながらどれも丁寧に作られています。特にモッツァレラは上質なものでした。

前菜2:赤穂産真牡蠣のマリナーラ・ポレンタ添え
牡蠣はぷりぷりの食感でトマトソースとも好相性です。

リゾット
地元伊勢原産の白菜、ほうれん草、プロシュートの入ったリゾットですが、米はイタリア米を使用とのこと。
日本のお米と違って、さらっとした理想的な仕上がりですね。火の通り具合もアルデンテで申し分無し。
具材、ブロード、パルミジャーノチーズの旨みが絡み合い、素晴らしい一品でした。

黒毛和牛芯玉肉の備長炭焼き
もも肉の一部、芯玉肉を炭火でじっくり焼いたもの。仕上がりが丁度ローストビーフのような感じです。
オーブンでは無く、炭火で焼くことにより独特の風味が生まれます。
焼き上がった後、少し肉を休ませてから提供されました。
適度な繊維感と柔らかさで旨みたっぷりでした。
付け合わせの紫キャベツも甘さが引き立ち、大満足です。

ドルチェ1:柚子のグラニテ
柚子の爽やかな酸味と穏やかな甘みで、口の中がさっぱりします。
メレンゲが混ぜられているようで、口当たりも素晴らしいです。

ドルチェ2:ピスタチオのパンナコッタ
定番のパンナコッタですがピスタチオの風味とつぶつぶ感が加わり十分楽しめました。

総合的に感じたのは、ランチメニューとは思えないほどの充実ぶりで、それぞれの料理がとても丁寧に作られていました。
ただ、コースがゆっくりと進みますので時間が無い時には向きませんが、会話を楽しみながら落ち着いて食事を楽しむには最適かと思います。洗練されたホスピタリティにも満足です。

初詣帰りの楽しみができました。


  • 前菜1
  • フォカッチャ、グリッシーニ
  • 前菜2:真牡蠣のマリナーラ

もっと見る

6位

(近鉄奈良 / そば、日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2012/08訪問 2013/09/25

真夏の古都にて

JR奈良駅よりタクシーで5〜6分でしょうか、福智院町にある玄さんに初めてお邪魔しました。
この辺りは商店と民家が混在して建ち並ぶ一帯ですが、いずれも風情のある建物が多く、古都奈良に来たことを実感させてくれます。
お店は車が入れない小路を入って行った突き当たりにありました。

こちらのお店も2ヶ月前に予約して、当日は開店時間の11時半ぴったりに伺いました。
歴史を感じさせる風雅な門、玄関をくぐり中に入ります。
入る前からやけに静かだと思ったら、何と一番乗りでした。
玄関で靴を脱いで上がりますが、客席は大きなお座敷になっている。
20数名は座れるでしょうか。
庭寄りの端の席に座り一息つきます。

何で行列が無いのか不思議でしたが、後から続々と訪れるお客さん達を見て納得しました。
ほとんどが予約しての訪問なのですね。
15分もしない内に満席になりました。

そんなわけで料理もスムーズに出てきます。
到着後直ぐにお茶とおしぼりが出され、続いてせいろ蕎麦が運ばれて来ました。
薬味は山葵と辛味大根。ネギが無いのが面白い。
麺線は1.2mm前後の極細打ち。比較的にきれいに揃っています。
透明感があり、尚かつ表面に凹凸があるので更科粉と粗挽き粉を独自の割合でブレンドされているようです。
生粉打ちですがしっかりと繋がっています。
喉ごしも上品な香りを纏わせながら、すこぶる良い。

いなかそばは、せいろそばより少し太めの仕上がり。それでも細打ちの部類です。
色味は黒っぽくコシが強い。
味は、より穀物感が強調された感じでしょうか。
美味しいです。

続いて当日追加で頼んだそば豆腐が出て来ました。
更科粉を葛でゆるめに固めたもので、上に湯葉と山葵が乗っている。
薄めの加減醤油がかかっていて、上品で繊細な味でした。

そばがきは、粗挽き粉に丸抜きを粗く砕いた粒が入っている。
ねっとりとした、柔らかめの仕上がりで、強烈な穀物感が押し寄せます。
また丸抜きのつぶつぶ感が食感にアクセントを与えている。
そのまま、塩、山葵+醤油と3種類の方法で味わえるのも良いですね。

最後にそば団子をいただきました。
写真では青っぽく見えますが、実際は白色です。
皮は更科粉を葛で固めたもので蕎麦の風味は感じませんが、食感は素晴らしい。
餡は上品な味の漉し餡。
立派なデザートです。

建物の雰囲気に合わせてか、皆さんは静かに食事されています。
BGMは静かに回る扇風機の音のみ。

大変に優雅な一時を過ごさせていただきました。
一言で言えば洗練されたお蕎麦です。
器の陶磁器、漆器等もセンスが感じられ、贅沢な気分を味わえました。

ごちそう様でした。

  • おしぼり
  • (説明なし)
  • せいろ

もっと見る

7位

せきざわ (都住 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2012/08訪問 2012/09/04

拘りも、ここまで徹底すれば

松本インターから長野自動車道を北上し、1時間も走ると小布施PAに到着する。
小布施PAからはETCの出口を通って一般道に下ります。
小布施町は人口12000人ほどの小さな町ですが、緑が豊かできれいな街並みを形成している。
そんな町の中心部を抜けるとリンゴや葡萄を栽培する畑が広がりはじめ、非常に長閑な田園風景が出現します。
栗の町として有名な小布施ですが、今回通った道沿いでは見ることが出来ませんでした。

さて今回の目的地は、そんな郊外にある「せきざわ」さんです。
10数年前から行きたいと思っていたお店ですが、途中で群馬から現在の地に引っ越された事もあり、遠くてなかなかチャンスがありませんでした。
今回は約1ヶ月前に予約をして、気合いを入れて訪問しました。

お店は人家も疎らな果樹園の広がる一帯にあり、緑の植栽に囲まれた風情ある趣です。
11時半の開店時間に合わせて伺いましたが、すでに20人前後のお客様が待っていました。
8台ある駐車場は、運の良いことに1台分だけ空きがあり、無事駐めることができて一安心。
ほとんどの方が予約をされていたようで、開店と同時に入店できましたが、飛び込みの方は待たされていました。
やはり予約しておいて正解でした。

お店には靴を脱いで上がります。
無垢材を使ったフローリングの床はぴかぴかに磨き込まれ、また大きなガラス窓から差し込む光で明るくて気持ちの良い空間です。
今回は一人だったのでカウンター席に案内されました。

メニューですが、蕎麦の種類は、生粉打ちのざる蕎麦、外一以下で打った粗挽き、更科粉を使った変わり蕎麦の3種類です。
それ以外におつまみ系のメニューも結構充実していて、2人以上で来ればコース料理もいただけるようです。

今回いただいたのは、ざると粗挽きの2種。
最初に生粉打ちのざるが登場しました。
麺線は1.5mm前後できれいに揃っている。
先ず風味が素晴らしい。上品な香りを纏わせながら喉元を過ぎて行く。
繋がり状態も文句なし。

続いて出て来た粗挽きは、更に風味が強い。
粉は30メッシュ程度と思われますが甘皮部分を多く挽き込んだ蕎麦は、少なくとも風味の点では極上の仕上がりでした。
つなぎに小麦粉を1割以下入れているようですが、全然問題ありませんでした。

辛汁は色味が濃いめで江戸前に近い仕上がり。
かえし、ダシ共にしっかり仕事されています。

ところでこちらのお店では蕎麦を自家栽培されているとのこと。
それも手刈り、天日干しといった手間のかかる仕事をされているようです。
その玄蕎麦を自分の店で手挽きも含めて自家製粉して蕎麦を打っている。
つまり、従来農家や粉屋さんの仕事まで全て自店で行っていることになります。

今でこそ自家製粉、手打ちの店は数多くありますが、その大部分は自己満足の域を出ていない所が多く見受けられます。
最も肝心なのは原材料の玄蕎麦なわけで、どんな名人が打っても原材料が悪ければ良い蕎麦はできません。
そんな観点からも、こちらでは畑の土作りから始め、納得の行く玄蕎麦を収穫出来るようになったようです。
ブランド蕎麦の産地でなくても美味しい蕎麦が存在するという事を改めて納得させられました。

ちなみにこちらのお店では、ご主人、奥様、二代目と思しき男性の3人体制で営業されています。
調理全般はご主人が担当されていましたが、頭にバンダナを巻いて気合い十分という感じ。
そのスタイルが、太平洋戦争末期の南方戦線の兵士のようで面白かったです。

  • もり蕎麦
  • 生粉打ち
  • 粗挽き蕎麦

もっと見る

8位

竹やぶ 箱根店 (箱根その他 / そば、日本料理)

2回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2021/01訪問 2021/01/27

名店の余裕

湖尻に近い閑静な別荘地。
小雪の舞う中、久々にお邪魔した。
初訪から8年も過ぎてしまったがお店は外観、内観共に大きな変化は無いようだ。
コロナ禍の影響か、または平日で悪天候のせいか店内は空いていた。

今回は竹やぶでお馴染みのセットメニュー「旅三昧」をいただいた。
内容は以下の通り。

◦ 粗挽き蕎麦掻き
◦ せいろ
◦ にしん蕎麦(小)
◦ 甘味(水あずき)と冷茶

せいろの蕎麦は以前より細く切りべら30以下になっていた。
技術の誇示や繊細な食感にはなるが蕎麦本来の風味を味わうには
マイナス要素の方が多い気がする。
玄蕎麦は以前と同様に新潟(妙高)とのこと。
相変わらず上質な蕎麦だ。

蕎麦掻きは、30メッシュ程度の粗挽き粉にヌキを粗く砕いた粒を混ぜた状態で
練られている。風味も良いが食感の違いも楽しめる逸品だった。

甘味の水あずきは馴染みの味だったが
添えられていた冷茶の風味が素晴らしかった。
こんなところに名店の余裕と風格を感じます。

新潟県・妙高在来
香り 3.7、風味 3.9、繋がり 3.8、のし・庖丁 3.6、水切り 3.5

箱根地区3軒目のお蕎麦屋さんになります。
場所は芦ノ湖の湖尻に近く、この近辺は旅館、企業の保養荘、別荘等が多い一帯です。

そんな閑静な一画にひっそりとした感じで建っています。
お店は林に囲まれた傾斜地を巧に利用して建てられていますが、その外構は純和風という訳ではなくどこかエキゾチックな雰囲気をまとわせた独特のものがあります。まさに阿部ワールド全開という感じでしょうか。

今回はお昼のピーク時間を過ぎた訪問だったので、すんなりと入れました。
客席は普通のテーブル席とテラス席があり、お好きな席にどうぞと言われたのでテラス席の大きなテーブルに一人で陣取らせていただきました。目に染み込む新緑を眺めながらの開放感はたまりませんね。
BGMは小川のせせらぎと野鳥の声。まるで時間が止まったかのような錯覚を覚えます。

今回いただいたのは、天ぷらせいろ蕎麦。
先日お弟子さんのお店東白庵 かりべさんでいただいた同じメニューを敢えて注文してみました。
ただ、竹やぶ系のお店では天ぷらせいろは温かい汁で提供するのが基本となっているのですが、無理を言って冷たい汁に変えていただきました。

程なく出て来た蕎麦ですが、それぞれの器は違いますが全体的な内容は同じようですね。
辛汁は標準的な濃度で、普通のせいろ蕎麦用のものと思われます。
蕎麦は色味が良く、上品な香りを漂わせる上等なもの。
麺線も綺麗に揃っていて繋がり状態も問題有りません。
大変完成度の高いお蕎麦に仕上がっていました。

才巻エビを使ったかき揚げは、多少油切れの悪さはありましたが卓上にある塩を振って美味しくいただきました。

蕎麦湯は5人分は楽にあると思われるほど大きな湯桶に入って出て来ました。
小鉢に予め三つ葉と柚子が入っていたので、普通と違って新鮮な味を楽しめました。

閑静で申し分の無い環境ですが、ただ一つ残念だったのはお店が改装中だった事。
昨年の台風でダメージを受けた屋根や外壁を修理しているとのこと。
まあ、こればかりはタイミングが悪かったと諦めるしかありませんね。

次回は秋にでもお邪魔して、紅葉を眺めながらお蕎麦をいただくのも一興かもしれません。

  • 粗挽き蕎麦掻き
  • せいろ
  • 切りべら30以下

もっと見る

9位

加賀屋 (和倉温泉 / ホテル)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2012/09訪問 2012/09/28

全国の旅館の目標となる宿

とあるサークルの旅行で能登、金沢方面にやって来ました。
羽田から能登空港に飛び、輪島や能登半島南部を観光して、最初の宿泊は和倉温泉の加賀屋さんにお世話になりました。
こちらにお邪魔するのは3回目ですが、前回伺ったのは20数年前なので記憶も薄れてしまっています。

こちら和倉温泉は七尾湾に面した風光明媚な所で、海を挟んで目の前には能登島が望まれます。
そんな和倉温泉の中で一番大きいのがこちらの加賀屋さんですが、20年前と比べると系列旅館も増えていて確実に発展されているようです。
今回はJTBのパッケージツアーを利用しましたので宿泊料金は分かりませんが、個人的に泊まる場合は30000〜40000円くらいでしょうか。少々料金は高めですが、それに見合った内容にはなっていると思います。

施設は、さすがに古くはなっていますが、部分的に上手くリフォームされていて掃除もしっかり行き届いています。
静かな内海に面したロケーションも素晴らしい。(3.8)

サービス全般は、たっぷりの人材と心のこもった細やかな接客で申し分無し。(4.5)

料理は、地元色を生かしながら新鮮で豊富な食材を活用して、上手に演出されている。
ベースとなる出汁も大型旅館としてはしっかりしています。(4.0)

夕食の料理で記憶に残ったものを書き添えます。

前菜の中のバイ貝白煮
上品な味付けで、固くならない調理技術はさすがです。

変わり鉢:牛蒡の葉素麺・焼き茄子添え
優しい上品な出汁が素晴らしい。

煮物:加賀治部煮
北陸に来たことを実感させてくれる一品。こちらも穏やかな味で、中に入っているすだれ麩が特に美味。

台物:いしる鍋
こちらも地元の魚醤、いしるを使った一品。独特の旨みで食材を引き立てます。

ところで金沢の方言は、どちらかと言うと関西地方に近い感じがします。
料理も同様に関西の文化が根付いているようです。
穏やかで上品な味をベースに、地元色の強く出た食材、調理法で十分に楽しませていただきました。

施設、サービス、食事と全ての面で高次元にバランスの取れた素晴らしい旅館です。

  • 到着時の抹茶サービス
  • 夕食:前菜等
  • 先付:秋刀魚酢締め

もっと見る

10位

鮨処 ゆきむら (小田急相模原 / 寿司、海鮮、ふぐ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2012/02訪問 2013/05/16

特選素材のオンパレード

2013年5月 再訪

約1年ぶりになりましたが、日曜日の夜電話したら何とか入れるという事で急遽お邪魔しました。
今回も家族3人です。

メニューは相変わらず毎日更新されているようですね。
それぞれの魚の産地が表示されていて魅力的なラインナップです。

無意識に肴を選んでいたら、結果的に前回とほとんど一緒でした。
今回いただいたのは以下の様な内容です。

貝盛り合わせ(2人前)
閖上(ゆりあげ)の赤貝を筆頭にトコブシ、北寄、平貝、本ミル等、どれも鮮度抜群で甘さが引き立ちます。
トコブシはまだ生きていました。

締め鯖
相変わらず適度な締め具合で美味しい。

城下カレイ昆布締め
今回一番の一品。薄造りされた身はきらきらと輝いています。
脂の乗りも十分で適度に水分が抜けた分旨みが凝縮している。
素晴らしいの一言。

白皮(白甘鯛)塩焼き
この焼きの技術には脱帽ですね。
ぐじ特有のねっとりとした食感と甘みがたまりません。

本マグロ大トロ握り(沖縄産)
天然の本マグロは脂が軽く、しつこくない。
口の中ですっと溶けてゆく。

今回も特選食材を十分堪能させていただきました。
お寿司は一人10貫ほどいただきましたが、会計は一人8,000〜9,000円程度。
内容を考えるとCP的にも大満足です。
ごちそう様でした。

**************************************

2012年2月 初訪

またまたマイレビュアー様に教えていただいたお店です。
地元のお店なのですが、以外と気づかないものです。

日曜日の夜、電話してから家族3人でお邪魔しました。
この日はカウンター席は満席で、小上がりのお座敷に案内されました。
これで店内はほぼ満席です。さすがの人気店ですね。

肴のメニューを拝見すると今日の日付が入っていました。
毎日更新されているようです。
天然物に拘った内容で、長崎県壱岐産の本マグロ、山口県産車海老、長崎県産クエ等々、ほとんどの食材に産地が表示されています。
なかなか魅力的な内容ですね。

今回は、そんな中から何品かの肴とお任せ握りをお願いしました。

お通し:蟹味噌、煮サザエ、フグ皮の煮こごり等
どれも丁寧に作られていて優しい味でした。フグの皮が特に美味。

締め鯖
締め具合が絶妙です。脂の乗りもまずまずで、適度なフレッシュ感が味わえました。

貝類の盛り合わせ:鮑、帆立、平貝、赤貝、北寄貝
どれも新鮮で、貝類独特の甘さが引き立ちます。

あん肝
あん肝は下処理が丁寧です。血管も綺麗に取り除かれていますね。
添えられたポン酢もマイルドでバランスが素晴らしい。

クエ刺身
九州ではアラと呼ばれている魚です。めったに食べられないので注文しました。
薄造りで出されましたが、その身は淡泊ながら上品な旨みが広がります。

ブリカマ塩焼き
メニューには無かったのですが、聞いてみたら運良く有ったのでお願いしました。
出てくるまで30分ほど時間はかかりましたが、その丁寧な仕事に納得です。
ヒレには化粧塩が施され、全体的な焼き目も理想的な仕上がりです。
かなり大型のブリの様で、カマの部分とはいえ身もたっぷり付いています。
上品な塩加減で脂の乗りは言うまでもありません。
今回一番の逸品でした。

お任せ握り
舎利は小ぶりなほうでしょうか。
ネタはどれも新鮮で良かったのですが、活車海老の甘さ、天然本マグロ大トロのしつこくない口溶けが印象に残りました。
各ネタには薄く醤油が塗られていて、そのままいただけるのも良いですね。

特選素材のオンパレードという感じで、久々に堪能させていただきました。
ご主人も、まだまだお若いご様子で、これからますます楽しみなお店です。

ごちそう様でした。

  • お通し
  • 生ビール
  • 十四代・本丸

もっと見る

ページの先頭へ