レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2017/07訪問 2017/07/31
聖橋から北に歩いたところにある目立たない店だ。大通りに面しているとはいえ、ビジュアルも控えめだし。
ラーメンのビジュアルもいたって控えめ。透き通ったしょうゆスープに中太ストレート麺。具もチャーシュー、メンマ、ナルト、海苔、ネギと、子供の頃に出前で食べたビロビロのラーメンを彷彿とさせる、
しかし、このラーメンはやけにウマい。麺も太からず細からず。丁寧に作られたバランスの良いカッチリとした食べ物になっている。
ワンタンもあるみたいだし、少し通ってみたい。
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2014年10月追記
元々気に入ったお店には何度も通う方なので、コチラは幾度となく行っています。色々限定を出されているのも知っていますが、場所柄そんなに訪問頻度を上げられないので、いつもココでは基本のラーメン(+ワンタンとか)ばかり食べてます。
勿論人の好みはあるでしょう。でも我々の年代の東京出身者には訴求力を持つラーメンだと思います。カチョーが入っていないし塩分も控えめだからパンチはありません。物足りなさを感じる方も多いでしょう。提供される温度も熱からずヌルからずで丁度いい。でも火傷しそうな程アツアツのラーメンを食べ慣れた方には拍子抜けかもしれません。
最近の都内のラーメンは、六的なつけめんや、ジロ的や家的なガッツリコッテリ系ばかり。新しい店は魚介系とかベジポタとか鶏白湯など、それが少し流行るとスーッとそっちに流れる傾向が。それはそれで仕方ないのだろうけど、そんなのにウンザリしている方に是非ココのラーメンを食べて欲しいです。
評価上げます。
4.2→4.5
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2014年12月追記
今年は12月から寒い。本当は普通のラーメンが食べたくて今年の食べおさめをしに行ったのだけど、冬季限定の味噌ラーメンに惹かれ方針変更。
辛味噌ラーメンは唐辛子バターを溶かしながら食べる。辛さも程よい。ココイチだと4辛くらいか?
麺は通常よりも太い。コシもあるし茹で加減もバッチリ。期待通りの美味しさだ。
でも、やはり普通のラーメンが食べたいぞ。
また来ないと。
※おことわり
写真の掲載順について「プロフィール」をご参照下さい。
2位
1回
2013/10訪問 2013/10/30
台風が近づいているという金曜日。10時半頃に松戸を通りかかることに。午後の予定は無い。そこで閃いたのがコチラ。
以前から何度か近づいた事はあるけど、あまりの行列にいつも諦めていた。今日も酷い行列なら富田食堂に行けばいいやと近づいてみると、なんと店外の行列は6名。コレならいける!
並ぶことにした。
まずは食券を買うように促される。
ここはつけそば。
なぜなら木更津のアウトレットの富田製麺で食べた中華そばが美味しくなかったから。
列に戻ったら新しい並び客の方が。その方も食券を買うように促され、元通りの並び位置に案内された。このあたり店員さんはよく見ている。
それでも待ちは40分位かな。回転は良くないし。
店内に通されたら、そんなに待たずにつけそばが出てきた。
麺だけをズズッ。おおウマい。
少しツブツブも練りこまれた麺。コレがウマい。しまった。特盛にすべきだった。こりゃ麺だけでいける。悪いけど木更津アウトレットのフードコートにある富田製麺の麺とは出来が全然違う。仮に同じ麺だとしたら茹でる環境の所為なのか茹で加減なのか麺そのものの新鮮さなのか?
つけ汁はドロドロザラザラで、多分全国のこの手のつけ麺のベンチマークの一つとして君臨しているのだろう。どこでも似たような味が食べれると言っちゃそうなんだけど、やはり非常にバランスがよく美味しい。ただ食べ進めるにつれ、少しコッテリ感が強く感じた。歳とったのかな。
何れにせよあまりの麺のウマさにあっという間に完食。
スープ割りをお願いする事に。スープ割りもネギと柚子と刻みチャーシューが追加できるというサービスぶり。チャーシューはコッテリしすぎだし、柚子は風味を変えるということで、ネギを選択。
スープ割りだというのにカウンターの中でタレを足したり調理しているし。そこまでせんでもいいけど〜。
ネギの選択は失敗で。辛みが強すぎてまるでネギを食べてるような。薬味は不要でした。
何れにせよ有数の行列店のつけそばが、そんなに待たずに食べれたのは幸運だったし、行列の意味が良く解った。
台風に感謝かな。
3位
1回
2013/11訪問 2013/11/10
うさぎの森オートキャンプ場に行った時にお昼を食べた。国道からのアプローチの道路に「手打ちそば」と「くじら汁」と「しんごろう」の幟が派手に立っている。
うさぎの森オートキャンプ場がある会津山村道場の入り口の脇に奥会津博物館があり、その脇にこの店の入り口がある。とりあえずキャンプの設営を済ませてから入ってみると、緩やかな傾斜の土地に茅葺き屋根の民家が点在していて、まるで昔話の世界にタイムスリップしたようだ。
奥に行くと店がある。以前、山王峠にあった茶屋を移築したものらしい。他の茅葺き屋根の民家共々、重要文化財(国、県、町指定)だそうだ。
中に入ると、以前の雰囲気を殆ど残していて、囲炉裏もある。けど、トイレはキレイに改築されている。これはいい。
風が抜けて気持ちいい中、もりそばとくじら汁を頂く。くじら汁は具沢山で懐かしい味。蕎麦も白い蕎麦で手作り感のある会津らしい蕎麦。カミさんの茶屋御膳もご馳走風で満足いくものだった。
天気も良かったし、ココでノンビリするだけで気分がいい。
いい休日になった。
4位
1回
2014/11訪問 2014/11/23
池袋ルミネの食堂街にあるライオン。
つばめグリルや杵屋といった定番からイロイロな店が揃う中、コチラのライオンはどちらかと言うとレストラン寄りの展開だ。
売りのビールは大ジョッキは無く、エビスに至ってはグラスのみ。サッポロ生ビールは700mlブーツグラスでの提供はあるけど、これがこの店の最大量の提供サイズ。勿論ビールはライオンだからマズイ筈は無い。ウマいっす。
一方食べ物は、基本的に料理にはサラダバーとブレッドバーが付いてくる。
ココは初訪なので定番のローストビーフを。カミさんはレディースカット80g、私めはキングカット200gをば。
サスガにローストビーフもウマい。そしてキングカットの方がウマく感じた。肉は一緒のものだけど、分厚い方が肉を食べているという満足感があるのだ。
サラダバーもシズラーのような種類豊富なものではないが、どれも新鮮で美味しい。
食べログのクーポン利用でお会計も納得。いいところを見つけた。
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2014年5月追記。
金曜日の夜に訪問で満席状態。とはいえ店内はそんなに広くないから、サラダバーを取るのに苦労することはない。問題はお客さんの数も少なくて、フロア従業員は充分に配置しているのに、ビールの提供が遅い。レストランとはいえ、一応「ライオン」の名を語っている以上、ビールの提供は早くしてもらいたい。
それと、やっぱり大きなサイズのエビスも提供して欲しいな。ライオンなんだし。
悪いけど点数変更します。
4.0→3.4
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2014年11月追記
サラダバーとブレッドバーは食事についてくるのではなく、お金を追加してオーダーするシステムになったようだ。サラダバー380円、ブレッドバー200円、両方セットで500円。サラダバーはともかくブレッドバーは要らないから丁度良かったかも。
でも、わざわざブレッドバーをオーダーする人はいるのだろうか。
5位
1回
2014/02訪問 2014/03/05
最近話題の店。昼時は周辺の行列店に負けず劣らずの行列店となる。
メニューは白と黒だけ。白は鶏白湯の塩、黒は魚出汁のみの醤油。
二度訪問して両方とも食べてみた。
白は鶏のクリーム煮を彷彿させるスープにちょっとモッチリした麺。アスパラの肉巻きも入っている意欲作だが、とてもバランスが良くて完成度が高い。
黒は醤油が強くて細くザクザクした麺。鯖節を使っているが、生臭さやエグミは少なく、とてもウマい。期間限定で合鴨スモークが乗っていた。燻臭も適度でスープを邪魔することなく、美味しいスモークだった。
この黒と白を使い分ければ、頻度高く通うのも可能な店だと思う。なので混んでいるのかもしれない。
麺は大盛にしても料金変わらずだが、大盛でも量はそんなに多く無いので、あっという間に終わってしまう。もう少しこの喜びが持続すると嬉しいのだけどな。
とにかく三年前に東京に帰って来た時は、どこもかしこも太くて固い麺に、判に押したようなスープの店ばかりで辟易していたが、こういう違った二種類の味で勝負する店もあるのだなと、少し嬉しくなった。
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以下、2013年3月20日追記。
一昨日、初めて店内の奥の席に座った。
右奥の壁にはこう書かれてあった。
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昔、化学調味料なんて魔法はなかった
子供の頃、お母さんの作るご飯
おいしかった
私達は魔法に負けないよう
古来製法の天然素材を使い
水にこだわり、作れる分しか作らず
子供から大人まで安心して食べられる
中華そばを作りました
母のような愛情を込めて・・・
それが「潮」の中華そばです。
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うちの実家には、子どもの頃から「味の素」や「ハイミー」や「いの一番」などの化学調味料が家にあったし、みそ汁のダシは「ほんだし」だったし、塩は「アジシオ」だった。
お母さんの作るご飯は美味しかった事は否定しないけれど、化学調味料はそれなりに摂取していた。
それに、子どもの頃からラーメンが大好きだった。ラーメンには化学調味料が大量に使われていた。
ざるそばも大好きだった。ざるそばの汁にも化学調味料が使われていた。
しかも、おばあちゃんの家に行くと、おばあちゃんはほうれん草のおしたしの上に、いつもパラパラと味の素を掛けてくれた。
化学調味料の魔法が無かった昔とは、随分昔のことだ。味の素は1909年に発売されている。
我々が知るところの昭和の古き良き時代は、一番化学調味料が蔓延っていた時代だ。
店員さんの年齢の雰囲気からして、一番化学調味料が蔓延っていた時代を生きて来たと思うのだけれど。
そう考えると、この壁に書かれていることが嘘臭く思えてきた。
ラーメンは美味しいから点数は変更しないけれども、感じたこととして書いておくことにした。
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2013年7月12日追記
期間限定の青(イワシ尽くし冷製煮干そば)を食べた。黒と同じ麺でマイワシがゴロンと一尾置いてある。煮干も効いてるが嫌なエグミや苦味も無く、実に旨かった。
期間は明日までだけど・・・。
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2014年2月追記
久しぶりに訪問。
黒をオーダー。丼からは以前より過剰に立ち上る燻製の香り。いちいち鴨の燻製を乗せたと書かなくなったということは、鴨の燻製は標準装備になったということか。
しかし、以前はこんな下品な燻蒸臭が立ち上る事は無かったから、燻製の仕様が変わったのかな。
早めに避難させた(食べた)が、臭いは残るもの。私めは自分で燻製やるから他の方より過敏なのかもしれないが、コレでは水出しで出汁を取ったとか、四種類のにほんいち醤油とか、色々書いてある事が全て台無しのような気がする。
極めつけは、食後に爪楊枝を使うと先端に青い薬が塗ってあって口の中がスースー。コレで燻蒸臭を消せってか。
おー、いいかげん勘弁しておくれ。
とても残念だけど点数下げます。
4.0→3.0。
2013年マイベストレストランからも外したい気分です。
6位
1回
2013/02訪問 2013/02/10
以前、「太陽の窯」だったところに居抜きで入ったお店。
車で通りかかったら営業していたので、試しに行ってみることにした。
駅の反対側にいくつかコインPがある。
内装も以前の雰囲気を残しながら、だいぶんキレイに清掃されて、清潔感があふれている。
ランチの基本が1200円で、前菜とメイン(ピッツァかパスタ)を選ぶ形。前菜もメインも追加料金を支払うことで単品料理もオーダーできる。
メインのエクストラは、ハーブ豚ロース肉のグリル菜の花ソース。しかしこれは+500円掛かる。
カウンターの中の小さな石窯は健在のようだし、ここは2人でピッツァ2枚オーダーすることに。
まずは前菜のサラダと米ナス。ウマい。
サラダは使っている野菜の種類も多くて質もいい。味付けも控えめだからバリバリと食べれる。
米ナスのグリルも石釜で焼いているのだろうか。火の通り加減がいい感じだ。
これだけでビールやワインがかなり楽しめそうだ。
いや、これにバゲットで充分ランチとしてOKかも。
ピッツァは、石釜が小さいので一枚ずつ焼いて出てくる。
先ずはマルゲリータ。
太陽の窯よりも生地が厚めでモッチリとした感じ。正統派ナポリピッツァに近い。でも生地が軽くて味付けも程良いので、いくらでも食べれそうな感じだ。
2枚目のメランザーネ。
コレはナスが乗っているから、さっきの前菜と思いっきり被るのだけれども、バランスがいいからスンナリ食べれてしまう。
あ、ナスが熱いので、いきなり口に入れると火傷するから注意。
個人的には、両方とも、もう少しチーズが多くてもいいような気もするけれども、このままでも充分美味しい。
食後には+100円してエスプレッソを頂いた。
店主がひとりで調理から配膳から会計まで全てをやっているので、とても大変そうだったが、席数も少ないし何とかなるのかな。でも、フロア兼アシスタントにもう一人居た方がいいような。
ま、ココはノンビリと食事を楽しむつもりで行くのが正しいのだろう。
今度は車を置いてビールやワインも一緒に頂きたいところだな。
7位
1回
2013/09訪問 2013/10/10
以前「じょんのび」という居酒屋さんだったところだ。以前から存在は知っていたが、訳あって足が遠のいていた。今回は意を決して訪問。
日曜日の昼時なのに席はまばら。1人だけど広めの四人席に通された。
土日限定で十割蕎麦があるとのことだったので、それをオーダー。
待つと凄くデカい器に出て来た。こりゃ爆盛りの店か?
が、よく見るとザルに薄〜く張り付いているだけで、大して量が無いことが解った。
ズルズルと。
お、ウマい。
生粉打ちらしい固いパキパキ感はあるし、出汁もまとまりが無くて若い感じだけど、何故かどんどん食べ進む。香りや風味がいいし、固めの蕎麦が喉に当たる感触が何とも気持ちいい。昔、広島にあった安庵という店の蕎麦に少し似ている。
あっという間に無くなったので、かけを発注。かけの蕎麦は、普段出しているものだろう。こちらもとても美味しく頂きました。
近くに「よし田」の仮店舗もあり、駅から少し離れた立地だけど、何故か蕎麦屋さんが多い板橋区の中でも、充分注目に値するお店だと思う。
今度はお酒も頂きたい。
8位
1回
2013/11訪問 2013/11/24
あまり行きつけない赤坂へ。目当てはボサノバ歌手+ジャズトリオの構成のライブ。縁あってお誘い頂いたので行ってみることに。
平日で仕事も忙しく、何もお腹に入れて行かなかったので、フィッシュアンドチップスとビールをオーダー。フィッシュアンドチップスが来る前にあっさりビールは空いてギネスドラフトを。クリーミーな泡がたまりませんな。後から到着したフィッシュアンドチップスも美味しい!
そろそろライブも始まり、ギネスも無くなり。美味しいフィッシュアンドチップスに乗じてアイリッシュウイスキーを飲み出したら、バーテンダーの方が「今日はパトリック祭りですね」と、次々にアイリッシュウイスキーを出してくれた。
あ、ライブは最初は4人構成のボサノバ。耳に優しい。中休みの後でジャズトリオ。歌もの中心でいい感じ。音の抜けも結構良いのでは無いか。
バーテンダーの方は少し繊細な感じで、他の従業員さんに対してエキセントリックになるシーンを見かけたけど、それを除けばお酒も料理も美味しい良いお店だと思う。ミュージックチャージも投げ銭式と、大変洒落ている。
フードメニューは割にリーズナブルだが、お酒代はそれなりに相応なお勘定なので、酒飲みさんは安いお店で0次会をして来るのが正解かも。
9位
1回
2013/09訪問 2013/11/29
池袋駅西口から至近の便利なところ、すなわち賑やかなところにある店。でも狭い入り口から中へ入ってしまえば、外の喧騒から逃れられる。
店はそんなに広く無いけど、内装といい明るさといい、美味しいものが食べれる期待感がある。
実は遅刻して行ったので、料理に関しては先人の方々がオーダーしたものをつまむスタイルだった。どれも美味しかった。特に七輪で焼くものは気分も出るしね。
四人でひやおろしを端から全部頂き、更にいくつか追加したから、お会計はスゴい事になって。
でも、美味しかったし楽しく飲めたからいいかな。
10位
1回
2013/03訪問 2013/03/10
東京から勝浦にドライブの行きに、丁度鴨川で昼時に。色々と調べ始めてもピンとくるところが無く。
そんな時に通りかかったのがこの店。開店前だというのに随分と人が待っている。コレはウマい店か?
駐車場も開いているし、とりあえず車を停めた。
いや、開店の11時30分には随分時間があるよね。他行こうかと思ったら、店の扉が開いて、待っていたお客様が次々と入って行く。車で待機していた方々も次々に降りて店へ。我々も慌てて店に入った。
なんとかお座敷席を確保したが、すぐに満席になり行列が。駐車場も満車のようだ。
これはついている。
みんな金目を頼んでいるので、カミさんと2人で金目(煮魚)定食と刺身定食をオーダーすることに。他のお客様は定食+単品の金目をオーダーしている方も。スゴいな。店のオバちゃんも慣れたもので、次々に注文を捌いていく。
間も無く定食が到着。しっかり甘辛で煮付けた金目は、調理法も元々の素材もいいのだろう。とてもウマかった。
でも、それだけではクドくなるから、刺身もあって良かった。刺身も新鮮でウマい。
ご飯と味噌汁は中庸だったけど、房総半島の海の近くで、それらしいウマいものが食べれて良かった。
2013年は、2013年に初めて行ったところから選びました。
リピート訪問は殿堂入りということで選んでいません。
色々悩みましたが、その時つけた総合点順に並べたら、それなりにしっくり来たので、そのようにしています。