「日本料理」「日曜営業」で検索しました。
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2020/10訪問
1回
久々に、本当に久しぶりに訪れた山路さんは以前よりも数段パワーアップしていました♪ ワインが近くの酒屋さんから提供されるようになった以外は特に大きな変化もなく、料理の見た目も変わらないのですが、そのさり気ないお皿の一つ一つが少しずつ違うのです。 それは大将の春くんの雰囲気にも表れていて、相変わらずディーンフジオカ似のイケメンなのですが以前よりも明るく、お喋りも軽快で、料理をとても楽しんで作っていることがストレートに伝わってきて気持ちが良いのです! 最初のころは何よりも一生懸命さが先に伝わってきましたが今は余裕があるからでしょうか、力が抜けた中で、しっかりと自分の世界を極め始めている様子が料理を通じて感じられ最後まで癒されました♪ 素敵な常連さんも増えているようで自分のことのように嬉しいです(^▽^)/ 次回は品切れと言われてしまったので〆の手打ち蕎麦のお代わりを事前予約してから伺います(笑)
2019/10訪問
1回
色々あって急な訪問! なのに、なのに、完璧なまでのご対応、そして、そのお人柄に感銘を受けて、即、再訪決定! 先ずは雲丹と宮崎の佐土原なすのミルフィーユ、つくね芋寄せからスタート。 たっぷりの出汁で伸ばしたつくね芋は、ねっとり、もっちり、雲丹と茄子を抱き込んでいて纏わりつく旨味にうっとり。 この佐土原なす、一度は絶滅したものを奇跡的に残っていた20粒の種を元に復活させた貴重なものだそう。 ここでまさかの胡麻和え作りが目の前で展開される流れに。 弟子時代、店の奥で胡麻を摺るときの香りの良さに、これを独り占めしては勿体ないと、心密かに独立した暁にはお客様の目の前で胡麻を炒るところから始め、摺った後に食材と和えるところまで見せようと計画。 その決意通りの演出にぐっと心を奪われる。 先ずは中川一辺陶さんが特別に作ってくれたという炒り胡麻専用鍋から漂う芳醇な香りからスタート。 100グラムの胡麻に水30㏄を加えて中まで火が通る様に計算された胡麻は通常よりもふっくら大きく炒られており、摺られた後もその存在は形となって残り、胡麻感が半端ない。 小芋が乗せられたお皿は蛙さんがぴょこんとついていて、くすりと笑ってしまう。 こちらは大好きな爬虫類陶芸家の有川京子さんの作品だそう。 一つ一つの個性が光る八寸の中でも際立って輝いていたのが稚鮎のもろ味噌漬け。 苦みの強い稚鮎の肝の味と香りが遺憾なく発揮されていて唸る美味しさ。 おまけで追加してくれたアナジャコは軽く素揚げにされていて、海老味噌やら香箱蟹やらソフトシェルクラブやら、様々な甲殻類の良いとこ取りの、旨さ爆発の一品に仕上がっていて感激。 葛西臨海公園で採れたハマグリは厚みがあり、身もみっちり入っている希少なもの。 それを治部煮にして冬瓜の煮物と共に頂くと、そのクリーミーなハマグリに、ただただ驚くばかり。 大好きな鰻は、これまた初めての揚げ煮で登場。 淡路の玉ねぎと土佐酢で軽く煮込まれた鰻は、ふっくらジューシーで、付け合わせのヤングコーンとよく合う。 すっぽん鍋の後は残ったお出汁で雑炊にして、余すところなく食べ尽くす。 デザートは京味→くろぎ出身だけにわらび餅が出てきたけど、そこは大将のセンスが加わり、豆乳プリンなど楽しさ満載の一品に。 日本酒も茨城の渡船や滋賀の夢銀河など初めていただくものばかり! 常にお客様を喜ばせたいという大将の想いが溢れたお店で、また通い続けたい名店と出会えました♪
2019/06訪問
1回
ミーハーで申し訳ございませんがテレビを見ての訪問。 しかも、日本テレビの番組(笑) 番組では鰻のコンソメ、フォアグラのテリーヌと鰻の蒲焼、それに肝焼きの卵黄がけを紹介していました。 夫婦して大の鰻好きですがシンプルに頂くのが一番好きなので通常、このような展開に食指は動かされないのですが、フレンチも学んだ兄弟が二人三脚で頑張っている姿を見たら、俄然行きたいモードに♪ それに単に奇をてらってのメニューではなく、そこには鰻の新たな魅力を模索しているお二人の鰻愛が見え隠れしたのでお会いしたくなったのです。 結果~。 澄んだ鰻のコンソメは口に含むと芳醇で、至る所に鰻が優しく存在していて初めての経験。 マデイラとポルト酒でキャラメリゼされたフォアグラは、自然な流れで鰻と融合。 う巻きも,だし巻き卵が別でオンメニューしているくらい卵焼きの部分も美味しくて、大きさも含めてニンマリ♪ 多いのでは?心配されつつも白焼きも蒲焼も大串で注文。 もちろん、うな重も特上! でも、かなりの量にもかかわらずスルスルと胃の中に収まったのは鰻がフワフワでエアリーだったから??タレが軽やかだったから?? いずれにしても、お米がもう少し固めだと嬉しかったですが、それを差し引いても大満足~。 次回は鰻の焼き上がりを待っている間に自慢の佃煮も頂いてみようと思います(^▽^)/
2019/06訪問
1回
やっぱり寛幸さんのお料理は美味しい上に楽しくて、好きだな~♪ 家庭料理を日本料理に昇華させるのが得意な大将ですが、今回のレバニラも炒めず、冷製に仕上げていて、確実にビールではなく日本酒を呼ぶ一皿に。 飛騨牛と松茸のハンバーガーも出汁の香りが効いていて、これまた日本酒にぴったり♪ すべては裏打ちされた確かな和の技法があるからこそ成せる技ですよね。 次は何が出てくるんだろうとワクワクさせてくれる、居心地も抜群に良いお勧めのお店です。 岐阜の料亭たか田八祥ご出身、三田の晴山でも働いていた方となると、その輝かしい経歴に敷居の高さを感じてしまう方も多いでしょう。 でも大将の寛幸さんは、培われた技量で家庭料理を昇華させ、割烹スタイルでもリラックスして頂ける空間を演出してくれる稀有な存在。 例えば肉じゃが。 おふくろの味の定番の肉じゃがも寛幸さんの手に掛かると、牛肉は飛騨牛。ここは、やはり割烹たる所以。でも、じゃがいもは、ごろっと見慣れた姿で登場。マストの玉ねぎは丁寧にすりおろされ、姿は見えなくてもソースの中にしっかり溶け込んでいる。 お友達のお家に招かれたような、何とも言えない居心地の良さ。 今回は出なかったけど家庭料理の定番の唐揚げだったりカレーだったりハンバーグだったりを見事に割烹レベルまで押し上げ楽しさもプラスして提供してくれる。 しっかりした技術に裏打ちされているため、遊びの中にも凛とした大将の主張を感じる。 最近はハンバーガーも始めたそう(笑) まだまだ色々な意味で伸び代を感じる寛之さんから目が離せません♬ 今宵頂いたもの 蛤のお出汁で作ったホワイトアスパラガスのすり流し 花山椒と共に トリ貝の天麩羅 すりおろした新玉ねぎを加えた自家製ポン酢と共に 芽ネギ添え 焼き物 時知らず バチコ炙りと共に 栖原さんのXO醬入りで和えた毛蟹と蕎麦、雲丹乗せ 飛騨牛の肉じゃが 天然甘鯛の鱗焼き タラの芽と共に 土鍋ご飯 ホタルイカとスナップエンドウ 豆乳ブリュレ 苺添え
2018/10訪問
2回
岐阜の名店、たか田八祥さんで16年、修行。 その後、兄弟子の晴山さんや銀座の酒肴やPUKUPUKUいっぱしさんで更なる経験を積んだ後、満を持しての独立。 たか田八祥さんのお弟子さんと言えば、晴山さんの他に銀座の寛幸さんがある。どちらも、今や、それぞれ独自の世界を作り上げている。 大竹さんは、その中でも一番長く修行していた為、最もたか田八祥さんのお味を色濃く感じる。 例えばお椀。お出汁は修行先と同じく鮪節八割、残りを鰹節で仕上げ、酸味を抑えた、しっかり目のお味。ほんわり優しく仕上げた蛤のしんじょうから滲み出る旨味が少しずつ重なり食べ進むにつれ笑みが溢れるお椀。 例えば名物のジャガイモのはりはり。トビコ入りで、こちらも、そのまま忠実に再現。実直な大将のお人柄を感じられる逸品。 真ん丸く焼いたノドグロの幽庵焼きの他にも新玉ねぎに白子を合わせたり、おからをスッポンのお出汁で炊いたりと、大将の独自の世界も開花しつつあり、今後が、とても楽しみな名店が、また一つ誕生しましたぁ。
2018/02訪問
1回
神楽坂の石川グループの一つ、「蓮」にて長年料理長を務めていた石山さんが満を持して独立。 普段から行ける和食屋さんを開きたかったとコース料理は7500円とお手頃価格。 でも中身は、それ以上のクオリティ。 作り手と食べ手を繋げたいという想いから扱う食材、器、お酒、殆ど全ての生産者に会い、話をする事で、作り手の想いを直接届けてくれます。 特に六年ほど前からハマっている国産ワインのラインナップはお見事!全てのワイナリーに足を運んでいるだけじゃなく、休みを利用して始発で山梨に向かい、ご自身もブドウの栽培から醸造までお手伝いして終電で帰宅するほど国産ワインへの愛が強いのです。 日本酒も同じで、なるべく蔵元に行き想いを伝えてから送ってもらっているそう。取引のある酒屋さんは、なんと20店舗!数が多ければ多いほど、手間がかかります。でも、その方がベストな状態の日本酒が手に入るからと労を惜しまない。 その姿勢は食材の扱いにも表れていて全ての食材を余す所無く使う。作ってくれた生産者の想いを直に感じるが故に無駄に出来ないのだそう。野菜の切れ端も見事に使い切った甘鯛の沢煮椀に良く表れていました! お酒は全てお任せにしましたが、日本酒からワインに切り替えた時に出された平目の肝煮には驚き!何か凄いって、これが日本酒にもワインにも両方合ってしまうのです!田酒は肝の薫りを引き立たせ、ダイヤモンド酒造さんの樽発酵の甲州は肝の奥に潜む出汁の香りを引き出す。うーん、これは参りました! 更に完敗したのが続いて出てきた鰤と筍、ネギとセリのあっさり炊き。ここで、まさかの赤ワインの登場!ところが、これが今宵一番のマリアージュ✨ 新潟産カベルネ・ソーヴィニヨン種100%で造られているけど色合いもお味もピノ・ノワールに近い。でも奥にカベルネ・ソーヴィニヨンの渋みもあり、これが出汁と鰤の、特に血合いの部分と見事にマッチ♬ 一緒に行った、お酒が殆ど飲めない友達は全体的に汁物が多いと言っていたけど、いやいや、飲兵衛には、この出汁、ひと匙ひと匙がツマミになるわけで(笑)私には快適な流れ✨ 自分が行きたいお店を開きたかったと仰る石山さん。 高級食材ではなく、どんな食材でも勝負出来るんだ、という確かな自信をセリの根のかき揚げに感じました! まだまだ伸び代を感じる大将のこれからに期待大です♬
2018/01訪問
1回
2016年1月15日にオープンしてから初めての訪問。最初に岡本さんにお会いしたのは麻布十番。饒舌な大将の横で黙々と手を動かす岡本さんの手が美しいな~と思ったのが第一印象。寡黙だけど質問したことには丁寧に答えて下さる実直な姿勢が本当に素敵だな~と思っていたら銀座のお店に移られるとお聞きし、早速そのお店に。大将を任せられ生き生きとしていらっしゃる様にお見受けしたのですが、いつかは独立したいという熱い思いを秘めていらっしゃたとは! 漸く訪れることが出来た岡本さんのお城は、とても居心地が良く、何よりも伸び伸びと、とても楽しそうに調理&接客しているお姿に、じんわり。 肝心のお料理も変わらず、派手さはないものの、真っ直ぐ迷いがない。 スペシャリテのカラスミ蕎麦も健在。欠けてしまったうすはりグラスを利用して削った唐墨は、そのため様々な形状をしていて炒った蕎麦の実と相まって絶妙なお味を作り出す。 全てに凛とした佇まいを感じるお皿の数々。晴れの日にしか行けないお店だけど、また必ず訪れたい名店です。
2017/12訪問
1回
久々にお会いした岩崎健志郎さんは初めてお会いした時と同じオーラをスッキリした身体から放っていましたぁ。 岩崎健志郎さんと言えば西麻布けんしろうのけんしろう焼きの発明者! それもそのはず♬ 独立してから最初にプロデュースしたお店がオープンしたからです そして、やる気満々、充実したオーラの中には健康美もキラキラ❗️ それもそのはず、第二弾♬ こちらのお店は腸活をテーマに希少糖や発酵食品、食物繊維を多用して免疫力UPや美容を目的とした食べるサプリメント肉食店なのです。 以前お会いした時は、少しふっくらしていた健志郎さんですが、この腸活メニューで痩せたそうですよぉ。 そんな夢のようなお店は随所に健志郎さんならではの工夫も散りばめられていて、しかも全室個室なので接待にも向いています(^○^) 六本木駅からも近いし、以前日本酒専門店に勤めていたシェフもいらっしゃるので、今後益々日本酒の品揃えも充実してくるはず 楽しみなお店が、また一つ増えましたぁ。 健志郎さん、何処までも追いかけますよぉ〜(笑)