「東京都」「日曜営業」で検索しました。
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これまで酢飯は赤酢が一番と思い込んでいた私の概念を覆してくれたお店です。 2018年の後半に出会ってから、この日で三回目。 その度に何度も確認するように頂いてみるのですが、逆アルデンテの硬さといい、ネタとのバランスといい、毎度唸る美味しさなのです。 赤酢と米酢、両方を使い分けるお店も多く、確かに一種類でネタ全部に完璧に合わせるのは難しいと思います。その中でも、鮨の花形とされる鮪に合わせて赤酢のみで勝負するお店も多く見かけます。 そもそも赤酢の持ち合わせた旨味が好きで自宅でもミツカンの山吹を使っているので、そんな訳で赤酢派だったんですが… 何事も先入観で自分の世界を狭めるのは良くないですね。 今回、とある縁から水上さんのお店を訪れましたが、その酢飯の美味しさにビックリ!それが米酢のみと聞き、更に驚き~。 優しめの酸が効いた酢飯が見事に、どのネタとも合うのです。いや、合わせているのです。 一つ一つに施された丁寧な仕事に感心しながら新たな世界を広げてくれた大将に感謝、感激♪ 「どこにでもありそうなものを、どこよりも美味しく」 これは本当に難しい事だと思います。そこを目指して日々研鑽を積まれている大将の握りに嘘はありません。 爽やかな大将と横でニコニコとサポートする根崎さん、そして全てを笑顔で包み込む奥様の存在、それら全てが織り成す心地良い空気感に癒されつつ、帰り際に当然のごとく次なる予約を取って帰りました♪ 今から次が待ち遠しいです~。 グルメの師匠の紹介で念願叶ってようやく訪問! 指定された席に座り、思わず見入ってしまった一枚の絵。 めばる?魚拓?小さな声で呟いた言葉をサラリと受け止め、答えてくれた大将。 釣り好きの奥様のお父様が贈って下さった魚拓を奥様セレクトの額縁に入れて飾っているのだそう。 店内に溢れているぬくもり、愛の理由を早くも発見。 水上大将はすきやばし次郎さんの本店で一年、六本木ヒルズ店で長年修業した後、満を持して独立。 『修業先と同じことをしては意味がない、培った技術を、そして教えてもらった志を生かしながら自分の世界を構築すること。 それが独立するということ』、と力強く話してくれた水上大将。 大好きな煎り酒を昆布締めした炙りのどくろに使用したり、あわびの肝を佃煮風に提供したり、つまみの随所に個性を感じる。 でも、なによりもインパクトを感じたのは酢飯! 基本的には赤酢派の私だけど、こちらの白酢は秀逸。 炊き方も、敢えて小さい粒に仕上げてもらったお米の一粒一粒が生き生きと感じられる 硬めな仕上がりでストライクゾーン。 酸味の利いた酢飯は、時には魚の旨味を生かし、時には魚の香りを引き上げ、なんとも絶妙な立ち位置。 うーん、これだからお鮨は止められない!! また通わねば、の名店とめぐり合えたステキな一夜でした♪
2018/12訪問
2回
漸く念願だった四ツ木の魚政さんに行ってきました! ずっと行きたいと思いつつも、予約が困難が上に我が家からは遠くて… そんな中、常連さんから天使の囁きが♪ 初めて降り立った四ツ木駅。 やっぱり遠かったな~と思った気持ちは鰻を食して一変! むしろ、こんなに美味しい鰻が頂けるなら近いとすら思ってしまった♪ 今回は常連さんに全てお任せしましたので特別に天然と坂東を、それぞれ 地焼きと蒸しの二週類の火入れで白焼きと蒲焼を楽しむ暴挙に♪ 珍味も付いて最後はうな重でフィニッシュ! 鰻は個体差が激しいので何とも言えませんが、その夜に限っては総合点で坂東の方が胃袋に気に入られました(笑) 大将の素敵な笑顔も女将の優しいサービスも肝塩を開発した頼もしい息子さんも含めてファミリー愛にも満ち溢れた気持ちが良くなる下町のお店でした! あ、因みに今回のようなコースも事前にお願いすれば可能だそうです!
2018/07訪問
1回
二度目の訪問♪ 今回の宴は蛙の脚からスタートしましたが前回同様、ずっとワクワクが止まらず心がピョンピョン、跳びっぱなしでした~。 大根餅は、様々な旨味を閉じ込めたスープのような中身で今回も感激! 豚肉のバンバンジーは南乳のアシストと忍ばせた香草のアクセントで食べ慣れたバンバンジーとは一線を画すお味で癖になる世界~。 中華の定番の金華ハムスープも帆立の切り方や砂肝の存在などで、これまた佐伯ワールド炸裂~。 クミンの香りが抜群な磯つぶ貝の土鍋も含めて、どれもこれもソースの一滴まで美味しいのでご飯を呼ぶお皿ばかり! と、そんな声が聞こえたとばかりに、今回もインディカ米のご飯が用意されていて、食いしん坊の私としては狂喜乱舞!! そしてメインは、もちろん鳩~。 パリッとした皮目の食感が心地良く脳に響いているうちに口内はしっとりした身で満たされ、うっとり 新たなジョージアワインとの出会いもあり、次回が今から楽しみです!! グルメの師匠からお勧めされて気になっていたお店。 シェフの経歴が、これまた華やか♪ 聘珍楼、赤坂離宮、福臨門と広東料理の王道を歩いて、楽記の料理長に就任。 その後、ワーキングホリデーを利用して本場、香港で修業した後、数々の名店で腕を磨き、更に、世界を周っている間にジョージアワインの素晴らしさに開眼し、ジョージアワインと広東料理の店をオープンさせた、というシェフ。 ついでに言えば香港のビール醸造所でも働き、香港ビールも数種類、常備。 こんな事を聞いたら絶対に行きたくなりますよね?? そんなスケジュール帳と睨めっこしていた最中、外苑前の傳さんに行った時に「以前働いていた兄やん、覚えていますか?独立したので是非とも行ってあげて下さい!」と言われ、店名を聞いたら!! ハイ、まさかの同じお店だったいうお話です♪ これは確実に導かれていると思いますよね!? という訳で行って参りました~。 いやぁ、期待はしていましたが、見事に、その期待を良い意味で裏切られた感じで想像以上の美味しさ、楽しさでした! 最初の豚の耳の食感が脳に心地良く響いた瞬間からテンションMAX! 伊達鶏の胸肉の絶妙な蒸し加減にも驚きでしたが、ふわふわトロトロの大根餅揚げとかプリプリ感が抜群の海老パンとか、どこまでも優しいモツ煮込みとか、ホタテの旨味を吸いまくった主役級の春雨とか、とか♪ 途中で出してくれたご飯が、これまた大好きなインディカ米! ここは絶対に日本のお米よりダントツに合います! もちろん鳩は言わずもがな、でしたが、うっかりカサゴの煮込みも完璧なバランスで感動~。 〆のチャーハンの奥深さとパラパラ感にも脱帽でしたし、〆の〆の(笑)麺も繊細な中にもしっかりとした主張があり、後引く旨さでした。 ジョージアワインの概念も覆りましたし、そして、そしての香港ビール♪ 微に入り細に入り素晴らし過ぎた夜でしたぁ。 本気で感謝、感謝です! 中華でワンオペは本当に大変だと思いますが、そんな事は微塵も感じさせない見事なパフォーマンスでした!
2019/07訪問
2回
色々あって急な訪問! なのに、なのに、完璧なまでのご対応、そして、そのお人柄に感銘を受けて、即、再訪決定! 先ずは雲丹と宮崎の佐土原なすのミルフィーユ、つくね芋寄せからスタート。 たっぷりの出汁で伸ばしたつくね芋は、ねっとり、もっちり、雲丹と茄子を抱き込んでいて纏わりつく旨味にうっとり。 この佐土原なす、一度は絶滅したものを奇跡的に残っていた20粒の種を元に復活させた貴重なものだそう。 ここでまさかの胡麻和え作りが目の前で展開される流れに。 弟子時代、店の奥で胡麻を摺るときの香りの良さに、これを独り占めしては勿体ないと、心密かに独立した暁にはお客様の目の前で胡麻を炒るところから始め、摺った後に食材と和えるところまで見せようと計画。 その決意通りの演出にぐっと心を奪われる。 先ずは中川一辺陶さんが特別に作ってくれたという炒り胡麻専用鍋から漂う芳醇な香りからスタート。 100グラムの胡麻に水30㏄を加えて中まで火が通る様に計算された胡麻は通常よりもふっくら大きく炒られており、摺られた後もその存在は形となって残り、胡麻感が半端ない。 小芋が乗せられたお皿は蛙さんがぴょこんとついていて、くすりと笑ってしまう。 こちらは大好きな爬虫類陶芸家の有川京子さんの作品だそう。 一つ一つの個性が光る八寸の中でも際立って輝いていたのが稚鮎のもろ味噌漬け。 苦みの強い稚鮎の肝の味と香りが遺憾なく発揮されていて唸る美味しさ。 おまけで追加してくれたアナジャコは軽く素揚げにされていて、海老味噌やら香箱蟹やらソフトシェルクラブやら、様々な甲殻類の良いとこ取りの、旨さ爆発の一品に仕上がっていて感激。 葛西臨海公園で採れたハマグリは厚みがあり、身もみっちり入っている希少なもの。 それを治部煮にして冬瓜の煮物と共に頂くと、そのクリーミーなハマグリに、ただただ驚くばかり。 大好きな鰻は、これまた初めての揚げ煮で登場。 淡路の玉ねぎと土佐酢で軽く煮込まれた鰻は、ふっくらジューシーで、付け合わせのヤングコーンとよく合う。 すっぽん鍋の後は残ったお出汁で雑炊にして、余すところなく食べ尽くす。 デザートは京味→くろぎ出身だけにわらび餅が出てきたけど、そこは大将のセンスが加わり、豆乳プリンなど楽しさ満載の一品に。 日本酒も茨城の渡船や滋賀の夢銀河など初めていただくものばかり! 常にお客様を喜ばせたいという大将の想いが溢れたお店で、また通い続けたい名店と出会えました♪
2019/06訪問
1回
ミーハーで申し訳ございませんがテレビを見ての訪問。 しかも、日本テレビの番組(笑) 番組では鰻のコンソメ、フォアグラのテリーヌと鰻の蒲焼、それに肝焼きの卵黄がけを紹介していました。 夫婦して大の鰻好きですがシンプルに頂くのが一番好きなので通常、このような展開に食指は動かされないのですが、フレンチも学んだ兄弟が二人三脚で頑張っている姿を見たら、俄然行きたいモードに♪ それに単に奇をてらってのメニューではなく、そこには鰻の新たな魅力を模索しているお二人の鰻愛が見え隠れしたのでお会いしたくなったのです。 結果~。 澄んだ鰻のコンソメは口に含むと芳醇で、至る所に鰻が優しく存在していて初めての経験。 マデイラとポルト酒でキャラメリゼされたフォアグラは、自然な流れで鰻と融合。 う巻きも,だし巻き卵が別でオンメニューしているくらい卵焼きの部分も美味しくて、大きさも含めてニンマリ♪ 多いのでは?心配されつつも白焼きも蒲焼も大串で注文。 もちろん、うな重も特上! でも、かなりの量にもかかわらずスルスルと胃の中に収まったのは鰻がフワフワでエアリーだったから??タレが軽やかだったから?? いずれにしても、お米がもう少し固めだと嬉しかったですが、それを差し引いても大満足~。 次回は鰻の焼き上がりを待っている間に自慢の佃煮も頂いてみようと思います(^▽^)/
2019/06訪問
1回
2016年1月15日にオープンしてから初めての訪問。最初に岡本さんにお会いしたのは麻布十番。饒舌な大将の横で黙々と手を動かす岡本さんの手が美しいな~と思ったのが第一印象。寡黙だけど質問したことには丁寧に答えて下さる実直な姿勢が本当に素敵だな~と思っていたら銀座のお店に移られるとお聞きし、早速そのお店に。大将を任せられ生き生きとしていらっしゃる様にお見受けしたのですが、いつかは独立したいという熱い思いを秘めていらっしゃたとは! 漸く訪れることが出来た岡本さんのお城は、とても居心地が良く、何よりも伸び伸びと、とても楽しそうに調理&接客しているお姿に、じんわり。 肝心のお料理も変わらず、派手さはないものの、真っ直ぐ迷いがない。 スペシャリテのカラスミ蕎麦も健在。欠けてしまったうすはりグラスを利用して削った唐墨は、そのため様々な形状をしていて炒った蕎麦の実と相まって絶妙なお味を作り出す。 全てに凛とした佇まいを感じるお皿の数々。晴れの日にしか行けないお店だけど、また必ず訪れたい名店です。
2017/12訪問
1回
岐阜の名店、たか田八祥さんで16年、修行。 その後、兄弟子の晴山さんや銀座の酒肴やPUKUPUKUいっぱしさんで更なる経験を積んだ後、満を持しての独立。 たか田八祥さんのお弟子さんと言えば、晴山さんの他に銀座の寛幸さんがある。どちらも、今や、それぞれ独自の世界を作り上げている。 大竹さんは、その中でも一番長く修行していた為、最もたか田八祥さんのお味を色濃く感じる。 例えばお椀。お出汁は修行先と同じく鮪節八割、残りを鰹節で仕上げ、酸味を抑えた、しっかり目のお味。ほんわり優しく仕上げた蛤のしんじょうから滲み出る旨味が少しずつ重なり食べ進むにつれ笑みが溢れるお椀。 例えば名物のジャガイモのはりはり。トビコ入りで、こちらも、そのまま忠実に再現。実直な大将のお人柄を感じられる逸品。 真ん丸く焼いたノドグロの幽庵焼きの他にも新玉ねぎに白子を合わせたり、おからをスッポンのお出汁で炊いたりと、大将の独自の世界も開花しつつあり、今後が、とても楽しみな名店が、また一つ誕生しましたぁ。
2018/02訪問
1回
やっぱり寛幸さんのお料理は美味しい上に楽しくて、好きだな~♪ 家庭料理を日本料理に昇華させるのが得意な大将ですが、今回のレバニラも炒めず、冷製に仕上げていて、確実にビールではなく日本酒を呼ぶ一皿に。 飛騨牛と松茸のハンバーガーも出汁の香りが効いていて、これまた日本酒にぴったり♪ すべては裏打ちされた確かな和の技法があるからこそ成せる技ですよね。 次は何が出てくるんだろうとワクワクさせてくれる、居心地も抜群に良いお勧めのお店です。 岐阜の料亭たか田八祥ご出身、三田の晴山でも働いていた方となると、その輝かしい経歴に敷居の高さを感じてしまう方も多いでしょう。 でも大将の寛幸さんは、培われた技量で家庭料理を昇華させ、割烹スタイルでもリラックスして頂ける空間を演出してくれる稀有な存在。 例えば肉じゃが。 おふくろの味の定番の肉じゃがも寛幸さんの手に掛かると、牛肉は飛騨牛。ここは、やはり割烹たる所以。でも、じゃがいもは、ごろっと見慣れた姿で登場。マストの玉ねぎは丁寧にすりおろされ、姿は見えなくてもソースの中にしっかり溶け込んでいる。 お友達のお家に招かれたような、何とも言えない居心地の良さ。 今回は出なかったけど家庭料理の定番の唐揚げだったりカレーだったりハンバーグだったりを見事に割烹レベルまで押し上げ楽しさもプラスして提供してくれる。 しっかりした技術に裏打ちされているため、遊びの中にも凛とした大将の主張を感じる。 最近はハンバーガーも始めたそう(笑) まだまだ色々な意味で伸び代を感じる寛之さんから目が離せません♬ 今宵頂いたもの 蛤のお出汁で作ったホワイトアスパラガスのすり流し 花山椒と共に トリ貝の天麩羅 すりおろした新玉ねぎを加えた自家製ポン酢と共に 芽ネギ添え 焼き物 時知らず バチコ炙りと共に 栖原さんのXO醬入りで和えた毛蟹と蕎麦、雲丹乗せ 飛騨牛の肉じゃが 天然甘鯛の鱗焼き タラの芽と共に 土鍋ご飯 ホタルイカとスナップエンドウ 豆乳ブリュレ 苺添え
2018/10訪問
2回
「ピエールガ二エール」 この店名を聞いたのは今から15年以上も前のこと。 当時担当していた”チューボーですよ”という番組の特番収録で訪れたフランスでフランス料理とは!を教えてもらうシーンの撮影のために訪れたのです。 そう、たいへん贅沢にも私のピエールガニエールデビューはパリの本店! でも、そこは予算の少ない(笑)ロケなので頂けたのは、たったの一皿。 正確に言うと頑張って予算を捻出して二皿用意してもらっていたのに、まさかの シェフの遅刻で収録時間がなくなり泣く泣く一皿だけ速攻食べて店を後にしたのです。 なぜシェフが遅れてきたかったって??犬の散歩をしていたからだそう(笑) そんなロックなシェフから繰り出されるお料理は、繊細で…とお伝えしたいのですが当時の私は食べ手としての経験値も乏しく残念ながら全く覚えていない… いつか日本のお店に行こうと、うっすら思いつつも、幾つかの名店を除いては本店が海外にあり、ホテルの、しかも上層階にあるフレンチレストランは夜景重視で、無駄に高いイメージがあり何となく行くタイミングを逸してしまい… ところが、この度あるご縁があり訪問してみたら…! 大変失礼致しました! 思い込みとは成長を妨げる最悪な要素であると再認識。 結論! 世界中にピエールガニエールさんのファンがいらっしゃることが既に証明していますが、ここはフレンチの醍醐味であるソースはクラシカルでありながら、そこに酸や生姜などハーブやスパイスをさり気なく加えることにより、見た目の華やかさ同様、お味も後口は軽やか♪最後まで王道の凄みを味わいつつも新しい風も同時に感じられる個性豊かなフレンチでした! メニュー選びの自由度も高く、サービスも含めて温かいおもてなしに溢れたレストランでした♪ 次回はアラカルトを楽しもうと思います!
2018/08訪問
1回
近くて遠い本とさやさんに漸く初訪問(^▽^)/ 浅草に行くと、どうしても龍圓さんに行ってしまうので、その直ぐ後ろに店舗があるのは認識していましたが、なかなか行く機会がなく… そんな時!!まさかの龍圓さんのオーナーシェフの栖原さんからお誘いが♬ いやいや~、並みのカルビからして普通じゃない肉のクオリティの高さに加えて宇宙一の焼き手の栖原さんの究極の火入れで頂くので、幸せ過ぎて笑いが止まらない♪ 初めてオーダーしたと仰っていたゲタは栖原さんの焼き本能に火が付いたのか、直ぐに極上の火入れ具合を発見し、そのまま白飯にダイブ 最後の〆ラーメンも焼肉屋さんのラーメンである必然性を感じる旨さで最後まで堪能(^▽^)/ 素晴らしき焼き手と伺ったことを差し引いても旨い!と叫べるお店でした♪ あ、でも、出来れば常連さんと行くことをお勧めします(笑)
2019/10訪問
1回
ようやく訪れることが出来ました! いつか訪れてみたいと憧れているバスク郊外の三ツ星レストラン『アスルメンディ』の若きシェフ、エネコさんが自身のお名前を冠した 『エネコ東京』を六本木にオープンしたのは一年ほど前。 ずっと、ずっと行きたかったのに、ウェディングレストランと聞いて何故か二の足を踏んで訪れなかったことを本気で後悔… お店はエネコシェフの、スタッフ全員の”徹底しておもてなししたい!”という強い想いで溢れていました。 先ず名前を呼ばれて通されたのは、緑溢れる公園のような一室。 通称、ピクニックルーム。真ん中のテーブルにはバスケットが置かれていて蓋を開けると可愛らしい三つのアミューズが!!最初のサプライズです。 この驚きは次に通されたテラスでも続きます。 たくさんの自家製ハーブに囲まれ、吹き抜けの館内を見渡すことが出来る優雅な空間で、今度はきのこやピーナッツなど山の幸を中心としたフィンガーフードを頂きます。シンプルな見た目とは裏腹に、口に含むと襲い掛かる旨味の連鎖に、思わず、目がまん丸に! 最後に通されたダイニングルームはオープンキッチンを中心に居心地の良い空間が広がっていて、お友達の家に招待されたような和やかな気持ちになっている自分に気がつきます。 そう、楽しいサプライズのお陰で、いつの間にか、徐々に徐々に、仕事の慌しさから離れ、リラックスしていたようです。 これも全て計算された演出、おもてなし。 メインのお食事はスペシャリテのトリュフ風味の卵から始まり、これまたワクワクする演出の連続♪ 美味しさだけでなく楽しさも追求したエネコワールドは最後まで続き、帰る頃には、さて次回はいつ来ようかしら?と頭の中でスケジュール帳と睨めっこするほど。 いつか、ここで、エネコさんのお料理で、もう一度結婚式を挙げたいな~♪ あ、もちろん今のだんな様と一緒にですよ!
2018/09訪問
1回
今回もパスタに乗ってイタリア全土を自由自在に飛び回ってきました~。 中でもピスタチオと自家製パンチェッタの新作は、モチモチ感に加えて独特な香りもあり、食感と薫りの奏でる協奏曲に改めて佐藤さんの力量に感動♪ 花咲蟹の一皿も印象的でしたが、やはりジェノベーゼの地元ならではの頂き方は確実にハマりますね! お肉の火入れも豚とオリーブ牛、それぞれの特性がいかされた焼き方で感激でした。 今回はパスタの驚きも勿論ですが、改めてましてシェフのスパイス、ハーブ、薬味使いがお見事なことを再確認して、幾重にも重なる旨味に酔いしれた一夜でした! 次回は、何処の州に行こうかしら♪笑顔がチャーミングな桑原さんの接客も愛らしい、本当に大好きなお店です! 店名の”マジカメンテ”の由来は「Magica(魔法)」と「mente(心・精神・思考)」だそう。 ”思い描いたイメージのとおり食材を魔法のように変化させる”という想いを込めて名付けられたそうです。 結果❗️ 食材だけでなく完全に私もMagicにかかりました~! イタリア現地での経験も長い佐藤シェフですが、その修業先が面白い。 普通誰も行かないような小さな町や村に自ら足を運び、そこのおじいちゃんやおばあちゃん達と交流して、その土地に伝わる料理を学び、郷土愛も含めてその技術を日本に持ち帰ってきたのです。 故にシェフから繰り出されるパスタの数々は他では見慣れない形状の物や、食べ慣れているジェノベーゼパスタも現地では食べる直前に和えているからと同じようにソースをかけただけの状態で提供してくれます。 そうかと思うと鱒が使われていたパスタを日本風に鮎でアレンジしてくれたり、と自由度も高いのです。 イタリアの伝統、郷土料理を見事に継承しつつも、個性も打ち出してくるシェフのお料理は最初から最後までワクワクが止まらない! 前菜やメインも薪火を変幻自在に操りながら、時に強く、時に優しく薫香をまとわせ、火入れも美しい状態で供してくれるなど、一切手を抜くことなく全てにこだわりを持って迷い無く攻めてくる。 今回は六種類のパスタを頂きましたが完全制覇を目指して通い続けたいお店です! イタリアの郷土料理を、そのままを味わい、感じられる稀有な店。 イタリアの伝統に拘っている佐藤シェフから繰り出される料理の数々は日本人向けにアレンジされることなく、教わったこと、学んだこと、感じたことをストレートに伝えてくれる。 日本では当たり前のようにアルデンテで提供されるパスタも現地で学んだ堅さで供するため、中には食べ慣れない食感のものも。 そのまま質問をぶつけてみたら、現地ではその様にして楽しんでいるからと明瞭なお答え。 そこには迷いも揺るぎも感じられない。 そう聞いて改めて食してみるとソースとの融合など、納得の柔らかさ。 伝統は進化していくものと言うけれど、その中でも現代まで残っている伝統は守ってしかるべきなのでは、というシェフの想いが伝わってきた。 焼きは薪火に拘っていて炭火とは違う、食材の特性を優しく引き出す火入れで癒される。 生パスタに拘っているシェフだけど頼まれれば乾麺での対応も可能とのこと! あ、イタリア未訪なのに、まるで見てきたかの様に現地の様子を料理の説明と共に一生懸命する伝えてくれるスタッフの女性は、とても好感が持てて、微笑ましい♪ シェフの料理にぞっこんだそうで、そんな尊敬の念も伝わってきてチームマジカメンテから目が離せません!
2018/09訪問
3回
食べログ アジア・エスニック TOKYO 百名店 2023 選出店
木場、東陽町/インド料理、インドカレー
久々に訪れたカマルプールは裏切りの無いお味で、しみじみ好きだな~と思わせてくれました。 大好きな海老のアチャ-ルから始まり、その日のおススメから鮪とアボカドのなめろうと鰤のタンドール焼きをオーダー。合わせてスルのスパークリングも発注♪ そこからは、定番のラムミックスにチーズクルチャと進み、当然、赤ワインも平行してお願いしちゃいます。 カレーは久々だったので火が点いてしまい、怒涛の四皿攻撃! 先ずは大好きなバターチキン、続いてキーマと海老のクリームと食べ進み、最後はラムミントでフィニッシュ~。 いつも、もっとカレーのメニューがあれば良いのに、と思いますが、きっと頼むものは同じになるので、そこは良しとします(笑) それにしても狭い店内にシェフが五人もいらっしゃって、本当に贅沢なお店だな~と今回も感心しきり♪ さて、次回は何のなめろうを頂けるのかしら。楽しみ、楽しみ~。 ここの、なめろう、本当に大好き♬今回はマグロとアボカドでしたぁ。ただ同じく毎度頼むエビのアチャールが今回は、ちょっと塩っぱくて、あちゃ〜でも定番のチーズクルチャはニンニクの香りが効いていて赤ワインがススム君の安定した美味しさ。 王様のラム肉も独特な柔らかさとクリーミーな感じがたまらなく、良きに計らえ気分(^。^)マイルドなバターチキンも良かったなぁ。あ、でも、今回は鰤のタンドールが一番だったかも。インド料理で季節を感じるのは、なかなか難しい中で、ここは旬の魚を使ったスパイス料理が出て来るので、季節毎に行きたくなる、中毒店です!
2019/01訪問
2回
久々のイルジョット~! お肉の火入れに定評のある、こちらのお店ですが、それ以外も秀逸なのです! 最初の牡蠣の冷製もエシャロットとトマトの他に、ある天麩羅屋さんで感動したからと、大根の鬼卸しを加え食感の楽しさもアップ~。 定番の愛農ポークのブルスケッタは無理言って一人二つの大贅沢~。何度食べても、最初と同じ衝撃に襲われる幸せな一品です。 今回初の海老の卵とじは丼で頂きたかったくらい♪ メニュー名だけ聞くと中華の一品のようですが、活けの車えびにトマトの酸味もアクセントとして加えた、見事なイタリアン。ロゼワインとの相性、ピッタリです。 さて、ここからは肉ショー! 先ずは事前にリクエストしていたジビーフのスライダーから。 バンズがホロホロ崩れるタイプなことに加えてパテが硬めなので、これは食べるのに相当苦労しました(笑)ジビーフは、やっぱりステーキの方か良いかも?? 続いて登場したのは近江牛のレバー。 見よ!この火入れ!!外は焦げる寸前まで炭火で攻めて焼き、中はこのレア感。 さすかの一言。 と、ここで愛農ポークのミラノ風カツレツの登場! 先ずは脂身のみ、という究極の一皿。 カリッの後に飛び出す極上の澄んだスープ!もはや、脂ではありません。本当に綺麗な出汁のよう。身のほうは噛み締める楽しさを満喫! やっぱり愛農ポークは最高だな~。 そろそろ牛肉かしら?と思いきや、これまた大好きな石田めん羊牧場の羊肉が金柑と共に供されました。ハイ、文句などあるはずがありません。 今回のメインは(もはやどれがメインか分かりませんが)近江牛の60日熟成と内ももの食べ比べ。付け合せのジューシーなしいたけをソース代わりに交互に頂くと口福が織り成す時間に恍惚。 最後の〆はパスタを二種類! あ、そう言えば、ここはイタリアンだった~。すっかりお肉塗れになってしまい二皿しかオーダー出来ないという失態…次回はやっぱりブルスケッタは一つにして、もう一皿お願いしよっと(笑) デザートの二種のプリンも完璧な仕上がりで今宵も最後まで堪能させていただきました! 駅からも遠いし、少し不便ではありますが遠出してでも行く価値、ありますよ~。 変態的に炭火に向き合うシェフを駒沢にも発見♪ 初訪問のときにも感動したブルスケッタで早くもハイタッチの登場! こんがり焼いたブレッドの上に冷たいブッラータ、そこに常温の自家製愛農ポークの薄切りハムを乗せて、仕上げにたっぷりの山わさび! 温度の妙も加わって私の中で確実にブルスケッタ史上、ナンバーワン♪ 愛農ポークのソーセージの力強さで鼻息も荒くなったところで追い討ちをかけるようにジビーフのポルペッティのお出まし。 肉感、半端なし!どちらも余韻の長さに感動! その感動が覚めやらぬうちに今度はシェフの真骨頂、肉の炭火焼の登場。 今夜は50日間熟成させた鹿児島の経産牛と熊本の赤牛、それと骨付き愛農ポークをオーダー。 中でも、まだ若いからと言われつつもお願いしてしまった赤牛には脱帽!しっとりとした滑らかな食感と香りの強さに惚れ惚れ~!これ以上美味しくなるの⁈ 最後はハマグリのパスタでクールダウンしようと思いきや、さり気なく計算されたトマトソースとのバランスに再びテンションマックス! 駅からも離れていて行きづらいかもしれませんが、わざわざ行く価値のあるお店です! 次回はブルスケッタ、ダブルで頼もうっと♪
2018/12訪問
2回
なんと、なんと、もんじゃの概念を覆してくれた大好きな、こちらのお店が二月から「ひとりなべ」のお店に変わるという情報を聞きつけ、いち早く行ったきました~! 結論から言いますと素晴らしい~! 研究に研究を重ねて開発された万能なお出汁を軸に、様々なお鍋を提供してくれる。 この“様々”が想像を超える世界で卓越したセンスに脱帽~。 温めたもろみ醤油って頂いた事あります?? 火を通すと個性を失いがちなボルディエのバターはお鍋にすると見事に花開くってご存知でしたか?? モツと鮎のうるかが合うって想像できますか?? お鍋と言っても、一人用のお鍋なので三人で四種類は確実に楽しめます! もちろんお惣菜も、もんじゃ焼き時代から継続して絶品なので、こちらも必食です。 今回は湯葉の鰯梅巻きが秀逸でした♪ この一皿にも、お鍋同様、メニュー名から想像するお味を遥かに超えていく嬉し楽しい裏切りが~。 残念ながら、もんじゃは食べられなくなってしまったけど大人のワンダーランドは健在! むしろ、更に次の段階に進んでいるかも? あ、もちろん、お子さん達にも楽しんでいただける要素も変わらず満載。 是非ともお鍋の新たな世界を体感してください! 早めに行かないと夏ごろには別のお店に変わっているかも??(笑) こちらの佐藤幸二シェフは本気で魔術師だと思います!! 食材の組み合わせは勿論、素材の扱い方も独特でシェフの魔法にかかると、かぼちゃも馬車どころかロケットになってしまうほど! ピスタチオを発酵させたり、豚肉に白カビを付着させたりと、その発想は宇宙よりも無限で留まることを知らない! アメリカもんじゃはマッカンチ-ズで育ったアメリカ人も確実に驚く美味しさだし、納豆ゴルゴンゾーラもんじゃは、いつまでも、いつまでも、食していたくなる癖になるお味。 奥様お手製のお惣菜も、何処か懐かしいお味で、ただいま~の気分♪ 自家製の缶詰も、どんどん進化していて遂にはモルセーラまで登場。 これは、もち米入りの豚の血ソーセージのことで、その中身だけを缶詰にした物。 そのまま食べても、鉄板焼きの上でカリッカリに焼いても赤ワインがぐいぐい進むお味で悶絶~。 ここは、何度訪れても新たな発見、驚きがあり、まさに、大人も子供も楽しめる究極のワンダーランドなのです!
2019/02訪問
2回
また進化していた!! 今回は特に塩の打ち方に驚き~。 つくねは最後の2cmだけ塩を多めに振り、ピーマンと合わせる事でピーマンの苦味を甘味&旨味に変える。 ハツも最初の大きな二切れのみ塩を多めに振り、弾ける脂との融合を楽しみ、残りはハツそのものの香りを楽しむ。 一串一串のストーリーが心地よい。語り手は主に塩。 最初のササミも夏を意識してグリーンオリーブの爽やかなタプナードで季節感を演出。 常にお客様の目線に立って模索し続けるノリさん。 そこにシノさんセレクトのワインが加われば、当然、最強のマリアージュ~。 今宵も酔いしれました♪ 今回の目的は北海道美唄市の西川農場で育てられたアスパラひつじ! その名の通り、アスパラを飼料に丁寧に育てられた羊。 これが想像以上の美味しさ! 勿論、アスパラひつじのポテンシャルの高さもあるけど、食材そのものの旨みを最大限に引き出すノリさんの焼きが本当に素晴らしい! 香りを綺麗に残しつつも旨みと甘みをしっかり感じられる火入れは、お見事!の一言❗️ スペシャリテのフォアグラと卵は今回もぐちゃぐちゃに混ぜて自家製パンにオン♬ 敢えて前日に焼くことによって引き出されたパンの酸味がポイント!濃いソースと絶妙なバランスで素敵なワインの架け橋に! そう!ノリさんのお料理は酸が決め手。全てはワインに寄り添う為。 トマトの豚肉巻きもミニトマトではなく酸味のあるトマトを選び、それを丁寧に豚肉で包み込んで焼き上げた一串。 トマトの酸味が豚肉の脂とお口の中で戯れ、これまたワインを呼ぶ美味しさに。 勿論、今回もワインのセレクトはマダムのシノさんに全てお任せ。 プロヴォークという名の刺激的なエチケットのワインは、ガメイ種とは思えない軽やかさと華やかさがあり、流石のセレクト♬ 因みにプロヴォークとはフランス語で「刺激します」という意味。 今宵も、その言葉通り、脳も心も胃も肝臓も刺激された一夜でした✨ ノリさん、シノさんに感謝、感謝です! 以前から憧れていたシノリさんに遂に行って来ましたぁ。 店内に一歩足を踏み入れた瞬間、あの感覚が❗️まだシェフともマダムとも話していないのに、まだ一口も食べていないのに、既に通っている自分の姿が見えちゃう不思議な感じ。たまにあるんですよね〜。久々の感覚に既にテンションMAX(笑) 炭火愛が強過ぎてフレンチから焼き鳥の世界に転身したシェフ。それを支えるワイン愛溢れるマダム。二人の織り成す空間は、もう空気が既に美味しい♬ 先ずはフランスの家庭料理のガルビュールからスタート!炭火で焼かれた菜の花にはアンチョビソースが、ささみにはタプナードが添えられていたりとフレンチのエスプリが所々に。どれも、会話の中からマダムがセレクトしてくれるワインと、とてもよく合う✨ 炭は色々試した末、様々な条件から土佐の備長炭に落ち着いたとの事。そんな炭を変幻自在に使いこなすシェフは、それでも毎日違った顔を見せる炭火と日々悪戦苦闘していると仰る。炭火との対話が始まると途端に会話がプツッと切れる。そんな表情を見ていると更に食欲が〜❗️ スペシャリテの卵とフォアグラのオーブン焼きをぐちゃぐちゃに混ぜて自家製パンに付けて頂くと、更に更にお腹が空いてくる!あぁ、食べれば食べるほどお腹が空く、この感覚、大好き♬ 今の時期はジビエも充実(^。^)今回は猪と鴨をチョイス!最初から最後まで塩梅がピタリと決まっていてノーストレスのまま食が進みます。そう言えば、普通の焼き鳥屋さんの卓上に必ず置いてある塩も七味も一切無し❗️必要なかったので最後まで気付かなかった♬ シェフとマダムのお名前を組み合わせて付けられた店名、シノリ。夫婦愛にも溢れる名店でした
2018/07訪問
3回
久々に、本当に久しぶりに訪れた山路さんは以前よりも数段パワーアップしていました♪ ワインが近くの酒屋さんから提供されるようになった以外は特に大きな変化もなく、料理の見た目も変わらないのですが、そのさり気ないお皿の一つ一つが少しずつ違うのです。 それは大将の春くんの雰囲気にも表れていて、相変わらずディーンフジオカ似のイケメンなのですが以前よりも明るく、お喋りも軽快で、料理をとても楽しんで作っていることがストレートに伝わってきて気持ちが良いのです! 最初のころは何よりも一生懸命さが先に伝わってきましたが今は余裕があるからでしょうか、力が抜けた中で、しっかりと自分の世界を極め始めている様子が料理を通じて感じられ最後まで癒されました♪ 素敵な常連さんも増えているようで自分のことのように嬉しいです(^▽^)/ 次回は品切れと言われてしまったので〆の手打ち蕎麦のお代わりを事前予約してから伺います(笑)
2019/10訪問
1回
初めて伺った時の大将のインパクトの強さに仰け反った記憶が未だに鮮明(笑) あれから12年。 ここは予約のみ、一回転しかしないので43年間、外の準備中の札は、ずっとそのまま。 生は一切出さず江戸前の仕事をキッチリ施した肴&魚のみ。 先ずはこの季節限定の江戸時代から伝わる技法を使って作られた茶ぶり海鼠の漬けからスタート。 季節によって内容が変わる卵は、今回は松葉蟹と蟹味噌入りの虎玉。虎玉とは、敢えて虎の文様に似せて焦げ目を付けて焼き上げる、これまた江戸前の技法。 鰤の皮のすき引きや、初めて食す海鼠の一種の湯虫など他では決して味わえない肴が続く。あん肝の味噌漬けと白子入りの茶碗蒸しは、その名も痛風殺人蒸し(笑)上に掛かったアオサ海苔の餡がお見事❗️ 握りも名物の小肌は今回は四種類。締め方が全て違うのです。 穴子の握りは穴子の骨出汁で蒸した白蒸し。エロいの極限‼︎ 鮪の握りは赤身、中とろ、大トロの三枚付。これは初めてのスタイル。伝統を踏まえた上で進化し続けているのです。 半分以上、築地以外から仕入れている魚達は、月一回、生産者を回って共に酒を酌み交わし、そして培われてきた人間関係から生み出された大将の涙の結晶。和芥子も江戸時代からの作り方を伝承している確かな所の物しか使わない。 一つ一つに大将の、女将さんの、お母さんの、シュンスケ君とケンジ君の魂が込められているのです。皆さま、命懸けなのです。だから、だから、私も必ず心を込めて頂くようにしています❗️ 色々なルールがあるので(笑)多少戸惑うと思いますが、大将の口上を聴きながらのひと時は、本当に癒されると思います(^。^) 鮨を真っ直ぐに愛している大将の心意気が詰まった、唯一無二のお店なので大切にしていかなくては❗️
2018/01訪問
1回
白金高輪の「金龍山」と同じ焼肉が赤坂でいただけると聞いて早速行ってきました! とは言え、予約したのは私ではありませんが… ここは基本的にはランチのみの営業でして、タンシチュー、一本勝負。 そのタンシチューを頂かないと夜の予約はできないシステムなんです。 普段は、夜、全力投球で飲んで食べるためにお昼は抜いているので、友人を送り込んでの予約でした(笑) どれも美味しかったですが次回はカウンターで大将に焼きの手ほどきを受けながらベストな状態で頂きたいな~。 あ、カウンターに座りたい理由はもう一つありまして、テーブル席だと換気の関係でモクモクになるからです(笑) 因みに店名の「らいもん」は浅草の雷門から。 実は浅草寺の山号は金龍山なんですって。 では、「金龍山」は、それにちなんで?と思いきや、お母さんのお名前が金さんで、辰年のため龍をつけ、最後の山は神様が宿る場所だから付け加えたそうです。 その後、浅草寺の存在を知り、今では毎年初詣に訪れているそうです。 そんな訳で後付けですが(笑)浅草に少なからずご縁を感じているそうで、雷門を音読みして「らいもん」としたそうです♪ 夜の営業は週に一、二回のみ、しかも不定期なので、なかなかハードルが高いですが、「金龍山」よりかは取れると思いますので先ずはタンシチューから如何でしょうか? 因みに友人いわく、こちらのタンシチューも絶品とのことでした♪