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昼の点数:4.2
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 -
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史上最高のアジフライを筆頭に、鮮魚いずれも極上揃い
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2022/01/11 更新
せっかく房総を南下したのであれば、ぜひ食べておきたいお店として
以前より機会をうかがっていた1軒、それがこちら「さすけ食堂」
『黄金アジ』を看板に掲げる、富津の大人気店で
平日ながら、開店前より駐車場が埋まっている、同エリアを代表するお店
黄鰺、根付きのアジとも言われる黄金アジを
アジフライやお刺身、なめろうなど様々な調理法で頂けるのですが
そのバリエーションが豊富な上に、カジメラーメンなども提供され、とにかく楽しみが満載
今回はこちらで、アジフライ3個✕アジの刺身✕その他お刺身が頂ける、さすけ定食
そしてカジメラーメン&半フライセットを頂いてみるものとなりました
■ さすけ定食
まずこちらのお刺身ですが、メインとなる黄金アジ、その他2品は日替わりとなる模様で、この日は
・カンパチ
・太刀魚
これらがセットとなります
こんな煌びやかに脂が乗ってる刺身が、美味しくない訳が無い
まずはアジから一口運んでみると・・・溶ける。
それでいながら、身にはしっかりした歯ごたえがあり、噛みしめる度に、また溶ける
普段口にするアジとは、サイズからして違うものの(黄金アジは普通のアジの1.5倍~2倍のサイズなのです)、サイズだけで無く食感、脂の乗りと、全てが別次元
良質な青魚の脂だけに、いくら食べても飽きること無く、エンドレスに食べ続けられます
続いてもう一つのメインとなるのが、こちらのアジフライ
同品を目にして、まず驚かされるのがそのサイズ
鯖や鮭ならともかく、鰺でこのサイズはそうそうお目に掛かれるものじゃあありません
早速、アジフライを一口運ぶと、とにかくふわっふわ
真綿のようにフワッフワしているのに、噛みしめる度に旨味を蓄えた脂がジューシー極まりなし
普通の魚は、火を通してしまうと、どうしても身が固くなるというのに、このアジフライには身の固さなんて皆無
衣がかろうじて身をつなぎ止めている・・・かの様に、フワフワした柔らかい食感ながら、噛みしめる度にジュースのような脂の旨味が溢れてきます
お好みで醤油を、とのことでしたが、この脂の美味さを前にしたら、調味料なんて野暮な味付けは不要
大自然が育む素材の美味さ、それを一片たりとも欠かすことなく、最大限に引き出した調理法、正に引き算の美学と言える1品に
■ カジメラーメン
こちらの品が提供される際、お店の方より「ニンニクをたっぷり入れてね」とのアドバイスが
見るからにアッサリ、スッキリした塩仕立てのスープに、ジャンクの王様とも呼ぶべき、おろしにんにく??
想像の付かないお勧めの食べ方ですが、まずはデフォの状態から味わうべく、スープを一口
塩ベースでアッサリしたスープ、野菜と魚介出汁?も感じられます
また、ラーメンに乗った三枚肉、こちらはチャーシューでは無いため、この豚からも出汁を取っているのかも
これもまた、柔らかくホロホロの火加減で、味付け自体はシンプルなれど、このスープにふさわしい上品な仕上がりに
ですが、ラーメンのそれとは、明らかに違う粘度もまた特徴の1つ
その粘度を与えている主犯となるのが、カジメを練り込んだ麺
一時流行ったタピオカ麺よりも、更にコシが強いモッチモチぶり
そこに加えて、カジメの持つネットリした食感も合わさっているので、麺を啜っているのにもずくを食べているような錯覚に陥ります
その後、お勧めされた、おろしにんにくを投下
これによって初期の優しいスープから、どこかホッとする、普段慣れ親しんだラーメンの風合いに変化
アッサリスープの邪魔になりそうに思ったにんにくですが、こちらが入ることにより、
スープの持つ甘さや塩だれの美味さが引き立つものとなり、変化に富んだ一食となりました。
なお、お店の詳細やメニュー等に関する情報は
https://barconcertvienne.com/wasyoku/8645/
こちらの記事をご参考下さい