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共水と三河産兼光を蒲焼、白焼で関東風、関西風それぞれ楽しめる紅白丼
2023/08訪問
2回
帯広から北海道の道央を縦断、知床まで向かう道行きで網走に寄り、此の地でNo.1人気らしい回転寿司「月」にてランチ。外装から業界のイメージとは程遠いシックな造りで、えっここ?と気づかぬ隠れ家的な高級志向。 店内も黒を基調に打ちっぱなしのソリッドな硬質感で、廻らない方式のリモコン注文型ですがちゃっちゃとオーダーが握られ、どれも鮮度よく旨し。オホーツク巻きなど特色もしっかり出し、短時間でコスパよく満喫。 暗い空間はこれまでの明るく威勢のいい寿司店のハレなノリとは真逆かつ異端ですが、より本質に特化しネタを美味しく安く提供することに徹した方向性にも感じ、満席で客の絶えない出入りが証明する質実ではと納得です。
2023/02訪問
1回
これぞ酒場放浪記を絵に描いたようなド真ん中を行く居酒屋、素晴らしすぎるよ『一月家』! お伊勢参りの機会もそうないが、ご近所さんならそりゃ通ってしまうわい。 伊勢神宮外宮からちょい先の曽祢で1914年創業というから大正時代より続く超老舗。昼の2時から営業する店内はカウンターを馴染みの常連が入れ替わりで占める中、一見の客とも和気あいあい。 年内最後の営業に間に合い、開店同時に入ると客足は昼呑みから途切れることなく、テーブル席も帰省の同窓会らしき若めの集団で大賑わい。 噂通り、気兼ねなく会話をふられた隣の客が週3ほどで通うこと50年という地元書店主だった縁も楽しく、檸檬ハイやお茶割りの飲み方やオススメまでご指南いただく。 海の幸では“しび”と古来の呼び名で書かれたマグロの刺身、地元名産の鮫たれ、酢牡蠣ときてアジフライ、海老フライまでめっちゃ美味し。 かしわ肝煮に牛すじ煮込みはキラキラ鮮度のとろけるおいしさ、日本三大湯豆腐とされる名物もいただき、居酒屋メニューの王道ながらどれも唸るほど格別。 ご高齢の主人夫婦も矍鑠とし、自らカウンター越しの会話を盛り上げつつ漏斗で一升瓶から徳利に酒を注ぐ姿まで様になり役者の風情あり。 これぞ名店、品札に値段はなくとも心配無用で無粋な長居は禁物。さっとつまんで、ほろ酔いで席を次に譲るいなせさが相応しい飲み屋of飲み屋です。
2022/09訪問
2回
“やっております中”の看板に外観も怪しいが…味わい深い名物ウニのオンリーワンな店
2020/12訪問
1回
震災の翌年に遠野から宮古を回って以来の岩手沿岸部を車で走る。 昼メシは久慈に北上する道から山間部に入る道沿いにある『北川食堂』。なぜこんな場所で大人気なのか?…地元民から観光客までわざわざ足を運ぶという繁盛店。 連休の真っ只中、11時半過ぎに到着すると待たずに入店できたがすでに店内は満杯。店を出る頃には玄関前に行列ができていたので早めに来てラッキーだったよう。 この日は入荷がないというウニを中心に海鮮がメインだが、意外と味噌カツ丼や穴子丼なども地元リピーターには評判らしく迷う…が、やはりここはまず名物の五地層丼に。 見た目は日替わり海鮮丼だが、二重になっている下に『あまちゃん』でも有名になった“いちご煮”の丼が隠れているというのが売り。海苔で仕切られ、確かに卵とじになったいちご煮が濃い味で磯の香りをさせている。 お値段は¥2100とそれなりだが、両方を贅沢したいなら致し方なし。 田野畑村という、いかにものどかな地名のローカル色溢れる昔ながらの食堂ーー復旧した三陸鉄道に今回は乗る機会なく、次回はゆっくり鉄旅でも訪れたいものです。
2019/05訪問
1回
久々、アクアラインで木更津経由の房総半島、こちら側に来たからには寄り道して昼は富津で知られる黄金のアジフライ定食です。 浜小屋のような佇まいで朽ちかけたしみじみ感を出していますが、常に行列は絶えず13:30過ぎの到着でカウンターから奥の座敷までびっしり、もう数人先でアジも売り切れという間一髪セーフのタイミング。 待ち時間は10〜15分ほどで、席に着くと回転早くてきぱき小気味いい。揚げたてのフライは小ぶりなれど、身がやわらかくふかふかで何枚でもいけそうなサクサク感。 せっかくなのでこれも特色のカジメ(地元で取れる海藻)を麺に練りこんだラーメンとセットに。澄んだスープはさらっとしつつヌルヌル食感がまたなんともいえず。 ローカルな味わいにほっこり、腹も満たされ今宵の宿に向かいます。
2019/11訪問
1回
小田原の先、箱根の入口、相変わらずの待ち人数で混雑する鰻店『友栄』。ですが、前日までの事前予約でキープし受付だけ済ませれば、そのタイミング次第、この日の午後は13時過ぎの到着で1時間半待ちとなり、想定内の範囲。 近くには蒲鉾鈴廣の本店からミュージアム、かまぼこの里もあれば、生命の星・地球博物館もあり、少し足を延ばせば箱根湯本駅の商店街も…と時間の過ごし方には困らない。 連絡が来て戻ると、入店してすぐに御膳が運ばれ、さすがにこの時間では肝焼きが売り切れだったのが残念も身の厚いふかふかの鰻重と白焼きを堪能。山葵醤油など薬味も効いて変化を満喫。この普遍的な人気は続くのでしょうか。
2019/07訪問
1回
初島の港に並ぶ磯料理のお店が10数軒、見比べながら一番人気のこちらに。到着日の夕方にはどこも店終いで裏寂れてるのかと思いきや昼間は待ち時間30分の大人気。席数が多くないせいもありますが、お酒を飲みながら長居する輩が動かないため…。 それでも名物の烏賊丼はじめ伊勢海老の活き造りに明日葉の天ぷらも新鮮で美味。日本酒がすすむことこの上ないので致し方なし。なんといっても、たまらないのは烏賊わたの肝焼きで、味噌と和えて鉄板でまぜまぜ、これはもうやみつきです! 極上の至福、これだけを目的にこの島へ来てもいいと思えるほど。こちらは女将さんも感じよく再訪ありですが、他の店もハシゴするとそれぞれアットホームで翌日『白扇』でも違いを堪能。ここではマグロでもなくアジでもなく、おまかせの漁師丼も頼んでいる場合じゃない。 まずは烏賊丼、そこに肝焼きをまぶして食べるのが絶品!
2019/07訪問
1回
秩父方面まで久々足を運び、まずは気になっていた忠七飯の『二葉』に続き、この埼玉・小川町という古い街並みになぜか点在する老舗名店を一気に総ざらい。 お次は、いつも早い店終いで縁のなかったこちら『福助』を昼間に梯子。老舗の名店として知られる、その女郎鰻とは?という積年の気かがりを晴らすべくようやく訪問。 まずその歴史と店構えから期待通りそそられるわけですが。シブすぎる佇まいと要所に古びた写真、福助人形などが飾られ、確かに風情はたまらないレトロ感満載。 作家・田山花袋が愛した由緒正しさから倉本聰の寄せた直筆文までさすが年季の入り方が随所に伝わります。 店内の床下には水が流れ、覗き込むと鰻の寝床となる籠が。その横の廊下にはドジョウがぬめる魚籠も無造作に置かれています。 ただ期待した分、その老舗感が鰻丼など味で堪能できたかというと残念ながら…米も水分過多でバリッとしたかための炊きが好きな身としては全体に湿りすぎな印象。 これまた気は済んだものの再訪するかは微妙。とはいえ、ドジョウ唐揚げに鯉こくなども楽しめ味はある。このご時世もあってか限定10食、15食など鰻も数を限って商売っ気のない実直な営みをしているようで、あるうち訪れたい場所であることは間違いないかと。
2019/06訪問
1回
目当てにしていた函館で評判の店はいずこも満席で振られてしまい、昼間予約不可のこちら「うに むらかみ」。築地にも卸すウニ加工会社の直営店で行列必至の超人気店ですが連休中日の午前に30分待ちで入店。 今の時期は利尻礼文のエゾバフンウニが6月からの3ヵ月解禁ということでそのうに丼とムラサキウニとの食べ比べ丼、そして迷った挙げ句、ウニグラタンも。 贅沢に頼んで、もちろん美味しいのに期待が大きい分、値段を考えると食後に微妙な気分。丼のサイズもメニュー写真とパネマジの差異を感じ、今のご時世、これくらいするのは当然なんだろうけど…。 10代の頃、初めて小樽を訪れ商大生だった従兄に連れて行ってもらった名店「一心太助」のウニ丼、イクラ丼の感動と衝撃が原点なだけに、比べると詮無いことはわかりつつ勝手にちょっと残念でした。
2018/07訪問
1回
よく食べた!そそられるラインナップゆえ選びきれない…
2017/09訪問
1回
土日に昼から呑める適度なクオリティの場所があるありがたさ、恵比寿という激戦区の街でもなかなかなく雰囲気含め、夜のしっぽり感まで味わえるすばらしさ、それだけで存在価値ありです。 さすがそれだけ重宝ゆえ予約必至ともいえますが、ひっきりなしに混んではいても決してハードルが高すぎるわけでもなく。 今回は二軒目の繋ぎで運良く訪問できあまり料理を注文できずながら、次あらばオーダーしてみたい名物もいろいろあり、常にストックしておきたい存在としてキープできればと。