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丸亀市の海側にある宇多津ってタワーマンションまである都市的な町だったんですね。百名店の常連で以前より名の聞く『おか泉』めざし足を運ばなければ知ることもなかった。 お店は30台以上入る駐車場に車が続々、店舗前の行列も常に20,30人ほど並ぶもそこは回転の早いうどん店のこと15分ほどでテーブルに案内される。 ここではシンプルに麺だけを味わいたく、ぶっかけの冷やおろしと釜上の温を注文。やはり、できれば両方食べ比べて、違いを楽しみたいもの。他の客でも一品の追加があまりなさげなのがこちらの有り様か。 余計なものはいらない、素でよしな王道です。
2019/08訪問
1回
穴子でミシュランってどんなん?と銀座の裏路地で知られる三原小路の老舗が並ぶ最奥のこちらを初訪問。3年連続でビブグルマン選定され敷居も高からず、店構えは至極庶民的な佇まい。 燻製のオリーブ漬けからマスタードソース焼き、つみれ風の挟み揚げに秋懐石のメインとなるしゃぶしゃぶ、そして名物の煮あなごと蒲焼きをWで味わえる箱めし『ならび』まで様々に穴子尽くしを堪能。 閉店が早く2時間で押し出されるように急ぎ足となったのが残念ではありますが、文字通りの満腹で帰路に。通りの静けさが寂しい銀座の夜に後ろ髪引かれつつ、深酒せずに帰るのも隔世の感でしょうか。
2020/10訪問
1回
千葉・房総での〆は千倉で知る人ぞ知る老舗で明治2年創業と150年の歴史も…敷居の高さを全く感じさせず、漁港にある地元一の寿司屋さんってやっぱり好きだなぁと感じさせてくれる素敵さ。 19時に入店、店終いが早いため握りのおまかせコースをオーダーするもこういう店はそれが一番の正解。港に揚がったいい地魚を供するシンプルさが何より、特色が凝縮され満足感において間違いなし。 日本酒のアテに天然カジキのもつ煮のみ単品で別注、これがたまらん美味しさ。地酒の品揃えもばっちりで岩の井の山廃仕込みが特に個性的で気に入りましたが、君津由来のきみさらずも独特で印象深く。 楽しみつつ、おまかせでは特に子持ちヤリイカとトビウオの卵がうめー、イクラのせの活き〆縞アジもうめー、値が張る天然すみいかもうめー、というわけでこれにカニ汁付き。やっぱり好きだなぁ×∞…
2022/07訪問
1回
とろろご飯って頻繁に食べるものではないけど、たまに欲するといいものです。先日、焼津の帰りに立ち寄った丸子宿(鞠子宿)のこちら老舗は時代劇のセットから抜け出たような歴史遺産ともいえる佇まいの料亭茶屋。 ずっと気になっていたものの昼のみ営業でこの場所だとなかなか機会なく。歌川広重の浮世絵で有名な東海道五十三次にも描かれている街道の宿場町はやはり時代がかった風情で蝉の鳴き声とともにタイムスリップ。 徳川幕府開府前からの創業400年以上という由緒は広重の画のみならず松尾芭蕉や十返舎一九の作中にまで登場するほどとか。もちろん萱葺き屋根の古民家のみ風情が残るわけでなく、とろろ汁も昔ながらの味わいが絶品。 麦飯のお櫃がこれまた時代がかったレトロ感でたまりませんが、まろやかで滋味深いとろろのみで丼三杯がかっこめ、米粒すら残さず平らげる。空の米櫃が昔の家族ドラマみたいで笑えるほど。腹のみならず、ほんわか満たされます。 甘い卵焼きも独特、静岡名物の黒はんぺんまで美味しくいただき大満喫。このご時世とはいえ、いつもなら混雑が当たり前のところ、すぐの入店で回転もよく気持ちのいいひと時を時空を超え過ごせました。
2020/08訪問
1回
2023/05訪問
1回
2020/07訪問
1回
初夏の鮎をこんな供し方で…本領発揮の独自色、遊び心に感嘆!