『大地の芸術祭2日目』ka10さんの日記

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大地の芸術祭2012鑑賞記ー4

8月28日から新潟に旅行に来ています
3年に一度新潟県は妻有地区で開催される「越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭」を鑑賞するために来たのです
妻有地区の里山全域の屋外・廃校・空き家などなどで日本・世界各地の現代美術家がそれぞれの作品を展示している、世界最大規模のアートフェスティバルなのです!

さてさてそんな芸術祭鑑賞記も2日目です
写真1枚目のLACHIKU
これは自分が生まれ育った埼玉県は比企地域の竹を使っているそうで、製作は隣町の鳩山町にキャンパスが在る東京電機大学のゼミだそうで・・・
興味津々で観ていると喉が渇いてきた
入り口脇には無料休憩場のテントがあるので麦茶をいただいて休んでいると、麦茶の補充に地元の方がやって来た
こうした地元の方々に支えられてこの芸術祭は成り立っています
色々と話をしましたが、自分が思っていたとおりこうした地元の方々は完全な無償の奉仕でサポートをしているのだそうです
大学を巻き込んで企業誘致とかそうした考えは微塵もありません
金銭的な欲が全く無いからこそ、目一杯心から楽しもうとしているんでしょうね

妻有地区に散らばった作品を観ているとこうした地元の方々と頻繁に出会いますが、話をしてみると皆さん「オラが集落の作品・先生が一番!」そんな気概でおられるような気がしてくる・・・
こうした地元の方々の心意気が伝わってくるのがこの芸術祭一番の魅力かもしれない

2番目の写真からむしプロジェクトは大正時代まで使われていた風車小屋を早稲田大の学生が再生した作品だったが、ここにもそうした地元の有志の方がいて「この展示は大変評判が良いらしくて3本の指に入るらしいよ」と自慢げに語りかけてくる

こうして2日目も妻有の人々と大自然と芸術を堪能しています
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