Jeff Spicoliさんが投稿したルグドゥノム ブション リヨネ(東京/飯田橋)の口コミ詳細

Jeff Spicoliのレストラン感想文

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ルグドゥノム ブション リヨネ飯田橋、牛込神楽坂、神楽坂/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.9
      • |酒・ドリンク 3.9
  • 昼の点数:4.5

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 3.7
      • |サービス 3.7
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 3.4
      • |酒・ドリンク 3.1
1回目

2009/05 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.9
    • | 酒・ドリンク3.9
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味3.7
    • | サービス3.7
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク3.1
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

絶品ブータン・ブランと巨大マカロン

(2009年6月2日追記)

先週、ここで食事をする機会に恵まれる。思い出に残った品を2点ほど紹介。

最初にブータン・ブラン。久し振りに美味しいものを食べる事ができて感動。ナイフを通した瞬間に自家製である事が判る。とても柔らかい。そのソーセージがマッシュポテトの上にドンと載って、キノコと栗のソースがタップリとかかっている。程好くトリュフの香りがする素朴な美味しさ。

そしてデザート。自分が食べたのはブランマンジェ。でも敢えて紹介したいのは友人が食べた巨大なマカロン。それを食べた友人が一言、“小さなハンバーガーみたい”。彼女曰く、とても甘いけど、一緒にでてきたパッションフルーツのソルベの酸味と絶妙のバランス。

料理人でもあるフランス人オーナーの自信を感じる2品でした。

(2009年5月29日追記)

久し振りに夕食を食べ、デザートをオーダーしてビックリ。自分でオーダーしたのはブラン・マンジェ。大きくて、ほど良く甘く満足。

そして相方がオーダーしたのが、マカロン。てっきりビスケットやクッキーのような大きさのマカロンが可愛らしくでてくると思っていたら・・・大きかった。マクドナルドの普通のハンバーガーよりも大きい・・・かも、とは彼女の驚きの一言。たかがデザート(少なくとも男性には)ですが、書かずにはいられませんでした。おやすみなさい。

(2009年2月9日追記)

本当に久し振りに、平日のランチを食べる。もしかしたら平日のランチは初めてか?とは言っても、今まで昼も夜も何度も利用して、何度もレヴューに追記しているのは事実。訪問する度に、毎回レヴューを書き加えているわけではないが、今回は些細な事ながら新しい感動があり、追記することに。

このTabelogで写真をアップする人の殆どが、このレストランで撮影するのが布袋に入ってでてくるパン。(正確にはスライスされたバケット)今まで週末の遅めのランチ、もしくは早めのディナーを食べていて、このバケットを地元のフランス人がto-goしていくのを何度か目撃した事がある。

今まで、このパンを食べる時には、何もつける事なく、そのまま食べていたが、今回はパンにのせて食べるレンズ豆が登場。これがウマイ!店のスタッフによると、レンズ豆意外には、細かく刻んだ人参、ガーリック、玉葱そしてベーコン等が入って、マスタードで和えてあるとの事。勿論、この店のマスタードは、ハンバーガーなどに塗るもものとは全くの別物。

今までパンが美味しくて感動したレストランは多々あったが、パンと一緒に食べるもので感動したのは今回が初めて。

(2008年11月19日追記)

仕事を辞めて既に半年近く、収入が無いので極度の金欠状態。でも時には美味しいものが食べたい。そんな時は、やはり安心して食べられる場所を選択するにかぎる。最近レヴューを書いた殆どの店は、そんな安心して行けるレストラン。そんな訳で、またしても、この名前を覚えられないレストラン。

今回食べたのは、先ずリヨン風サラダ。これは完全にバカの一つ覚え。これを食べないと此処に来た気がしない。

その昔、外食の楽しみを覚えた当時に感動したのがシーザース・サラダの美味しさ。未だに大好きな、このアメリカ料理の定番的なサラダと全く違うベクトルに存在するのが、このリヨン風のサラダ。美味しいシーザース・サラダの最低条件となるのは、歯ごたえのあるローメイン・レタス。でもリヨン風のサラダで使われているレタスは柔らかい。(決して萎えているわけではない)因みに、このサラダ、皿ではなくボウルに入って出てくる。そして、何とそのボウルの中には4つの異なる種類のレタスが入っているらしい。

もう1つの前菜は、豚足、フォアグラと茸のロティーヌ。トリュフの入ったマヨネーズが効いた一皿。

そしてメインには鳩!平和の象徴を食べてしまう自分は一体何者か・・・!?

このメインを食べた後、デザートの代わりに何ともう1つ前菜を食べたが、それに関しては失念。でも当日のスペシャルだったような気が。

合計で前菜を3皿とメイン。オーダーしたものを全て食べ終わった時点で、満腹満足。

でも予想外の驚きは、最後の最後。

良かったら食べてみて、と言われ、出てきた皿の上にはドライ・フルーツ。何とパイナップルに黒胡椒がかかったもの。自分が無知なのか、この発想には驚く。勿論、良い意味で。やはりフランス人シェフ恐るべし。

(2008年7月18日追記)

このレストランどうやら8月の上旬に2週間のバカンスをとるらしい。その前に一足先にバカンス・モードなのは、新しい料理の数々。とは行っても決してキッチンのスタッフが暑さでダレているわけではない。

内陸部にあるリヨンの人間がバカンスで海岸近くに移動するように、料理も海を求めて南下。先ず前菜はタラの卵をスモークしてペースト状にした“タラマ”。これはリヨンの料理ではなくギリシャ料理(らしい)。この上品なピンク色をした自家製のタラマを一緒にでてきたトーストにタップリと塗って食べる。それでもタラマが残って普通のパンに塗って食べ終える。

そしてメインは“マダイのピザラティエール”。これは南仏のニースやマルセイユで食べられるピザに似た生地。その昔、イタリアン人が南仏に紹介したらしい。チーズは乗せず、白いピザと呼ばれる事もあるらしい。この上に刺身のようにスライスされたマダイが盛られている。確かに夏向きな味わい。でも特筆されるべきは、この料理のソースの色合いが黄色やオレンジなど完全なサマーカラー。

ある程度の料理人なら常に旬な食材をつかってメニューづくりをするのは当然。ここでは旬な素材を使うだけでなく、プレゼンテーションでも季節を感じさせてくれる。

そして勿論シェフのセンスは料理の見た目だけでなく、味わいとなって表れる。

因みに、今回はランチのレヴュー。

(2008年7月3日追記)

最近になって久し振りにランチとディナーで利用。今回のレヴューはディナーに関して。

最初に食べたのは“リオン風のサラダ”。ランチでもディナーでも、このレストランに来ると必ず食べる。半熟の卵ののったサラダで、酸味の効いたドレッシングが単なる生野菜を食べているのではなく、1つの料理を食べていると実感させてくれる。

外国人のシェフは日本人シェフと比べ、サラダにしっかりとドレッシングを使う。以前そんな外国人シェフの一人が日本人シェフのつくるサラダに関して”under dressed“という言葉をつかって表現していたのを思い出す。

サラダの後に前菜をもう1つ。当日の朝に入荷されたばかりのズッキーニ。このズッキーニの本体から花までの全ての部分を軽く天ぷらのように揚げたもの。もう一度タイミングが合えば食べたい。というか入荷日にタイミングを合わせてでも食べたい。

そしてメインはコレナシ豚。コレステロールの少ない豚という事らしい。その味よりも、低コレステロールを期待してオーダー・・・。勿論その味はサッパリとしていて、期待どおり。その豚はスパゲティのボロネーゼのようなミートソースの上に乗っていて、そのソースが非常に美味。ソースの中に入っているのは細かく刻まれたズッキーニ。さらに豚を囲むのはアスパラガスや蚕豆などの野菜。

最後のデザートは、熱が加えられたイチジクとフランボワーズの上にバニラのアイスクリームがのったもの。イチジクとバニラという単語にだけ反応して、暖かいとは知らずにオーダー。その結果は・・・暖かいデザートを食べて初めて満足。夏なのに。

今回、料理以外で気付いたのはフランス人の客の比率が今まで以上に高くなっているという事。そのフランス人の中の何割がリオン出身だかは解らないが、この事実は少なくともこのレストランが本場の味わいをフランス人に提供している事を物語っていると解釈。

誰も正確に覚えることのできないこのレストランの名前。この店に集うフランス人は単にLugdnumと呼ぶらしい。これなら自分でも覚えられる。

(最初のレヴュー2008年5月8日)

過去4ヶ月の間、最も頻繁に利用している店舗。その最大の理由は、クリストフ・ポコ氏の存在。そのポコ氏が以前シェフを勤めていた、ソフィテル東京のプロバンスで食事をした際に、友人が言った“やっぱりフランス人がつくると何かが違う・・・”という言葉を思い出す。

日本人シェフが細部にこだわり、一生懸命丁寧に料理するのに比べて、フランス人がフランス料理をつくるに際しては、肩の力が抜けた状態で、心身共に自然体で料理をしているような印象を受ける。フランスで生まれ育ち、その料理を食べ続けた結果として、料理の本質を殆ど先天的に理解しているという事か。

ソフィテル閉店後、今回は自らがオーナーも兼任する店でシェフが提供するのは、シェフの出身地であるリヨンの料理。その地に行った事のない自分は、“リヨンの人たちは毎日こんな食事を・・・”と単純に納得できる美味しいもの。その一方でブータン・ノワールなどの幾つかの料理で表現されているのは、シェフが単にリヨンの日常的な郷土料理を再現するだけでなく、フランス料理の現代的な一面を伝えようとする意思。

そのフランス人オーナー・シェフが細部にまでこだわっているのは店の内外装。そこで使用されている殆ど全てのものがリヨンもしくはフランスから取り寄せられたという事は一目瞭然。流暢な日本語を話すシェフからは日本の文化と人々を尊重しながら、自分の出身地の文化を分ち合おうとする前向きな姿勢を感じる。

唯一残念なのは、席と席との間隔が狭く、体が比較的大きな自分には窮屈なこと。今や完全に観光名所となった神楽坂で、リヨンを再現するには大きな投資と維持費が掛かる。その為にも、可能な限り座席数を増やす事は仕方なし。

2016/04/10 更新

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