レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2009/05訪問 2009/05/29
気になりつつもなかなか行けなかったこの店にやっと訪問。
若干の予約手違いで席と時間が変わる旨を予約直後の電話で知る。
その丁寧な謝り方にかえって好印象。
テーブル側は意外に足元の掘りが深く、見た目以上のゆったり感。
黒豚を黒ビールで煮た前菜が薄いパンに乗って出され、簡単に気に入ってしまう。
キッシュも玉ねぎの冷製過ごせも味が濃すぎず美味しかった。
名物焼きカレーも美味しかったし、全体のバランスを考えた絶妙なボリューム。
グラスワインも印象的なバランス。
何よりコストパフォーマンスがいい。一万円位安かった印象。
再訪は間違いない。
2位
1回
2009/08訪問 2009/08/20
久しぶりに心からいい店にあたりました。
クローチェ・エ・デリツィアの抜けた後に入って気になっていたガット・ネーロへ。
メニューを見る限りトリッパが売りのようで、値段も良心的。
待ち合わせの友人達が来るまで、ワインとプロシュートのサラダをいただく。
隣のセレブ感あるカップルが精算を始めたが、何やらトリッパだけでなく夏鹿と冷製のコーンスープも絶賛している。
期待が高まる。
コーンスープは我々が揃ったら早々に出され、再会トークで騒ぐ我々の会話を止めて、うまいと全員が唸った。
よし、幹事としても鼻が高い。
トリッパは、はちのすを小さめにカットしてあり、見た目もトマトソースパスタのようで、ここならトリッパの苦手な方でも薦められる。
パスタは名前忘れたけど、モツァレラチーズの入ったボンゴレビアンコのようなスパゲティ。
パスタの食感よりもチーズで変わる食感が印象的。
夏鹿は、臭みもないし、身が引き締まって、非常にうまかった。
鹿の偏見がなくなった逸品。
丁寧なながら、いい意味で堅苦しくない接客は、
非常にまた来やすい雰囲気でした。
こじんまりとして、値段もかなりリーズナブルですが、
この界隈のミシュラン掲載店に勝るとも劣らない店だと思います。
あまりに気に入ったので、頂いた名刺を調べたら、
横浜のエルカミーノといもともとワインやチーズの輸入をやっていたらしき会社が経営していて、
馬車道にSAKURA、汐留にリストランテ ラ ロッジャを出しているようだ。
追伸
後日ランチ1200円でサルシッシャとズッキーニのトマトソースペンネを食べました。
ペンネは私にはやや硬かったものの、
美味しかった冷製ホワイトコーンスープが出ててラッキーでした。
3位
1回
2009/11訪問 2009/11/30
私が酷評した羽重の同じビルの2階。
ミシュランに掲載されなかれば、知ることはなかったと思うほど目立たない。
結論から言うと、非常によい店。
フレンチでミシュランといえば近くにモナリザやロブションがあるが、
店の広さや従業員の数からして、同じ期待値で比較してはいけない規模。
こじんまりなりに、サービスも雰囲気も装飾もよい。
個人的にはモナリザより高評価。
最初に出るアミューズブーシュは、
盛り付けのエンタメ性も感じさせて、気に入った。
私が頼んだコースは、白子やフォアグラを楽しめるが、
肝系がダメな方はコースをじっくり読んで選んだ方がいいかも。
魚は真っ黒な状態で出てきて、イカスミパウダーでコートしているとのこと。
パウダーだと歯が黒くならないと丁寧に案内を受けたものの、
お手洗いでチェックしたら、その通り。
イカスミをこんな風に楽しめるのは感心した。
蝦夷鹿フィレ肉のローストは、かなりじっくりと火を入れているようで、
赤い色の割りには、臭みもなくて美味。
個人的に今年は鹿がうまく感じる。
デザートで満腹になってしまうので、
控えめがいいと伝えて、コース選択をし、確かに多すぎないが、
「薔薇のアイス ライチのリキュール“ディタ”のジュレとフランボワーズ」
で満腹になり、その後は正直食べるので精一杯。
でも味わいたいと思える味であった。
盛り付けが肉が強いとかデザートが強いとかシェフによって強みがあると思うが、
この店は、魚系が特においしかったかな。
全体的なバランスが一番よいです。はずれなし。
4位
1回
2009/11訪問 2014/10/21
恵比寿時代に訪問できなくて、残念でしたが、
いつの間にかヒルズに移転したと知り、ランチで訪問。
三谷シェフは、三ッ星ミシュランレストラントロワグロから、
代官山のパッション、
個人的に思い入れの深い原宿のオーバカナル
で活躍されたというキャリアで、その逞しい見た目とギャップある繊細な味が楽しめます。
おまかせコースの内容は、
(抜けてるのもあるかもしれませんが)
1.ムール貝のワイン蒸し
これは、ムール貝がこぶりで、ちょっと期待はずれ。
一瞬嫌な予感がするが、それを挽回する
2.茸と牛肉のソテー
でまるで鶏肉のようなくせのない顎肉の柔らかさとキノコのハーモニーで感動し、
3.スープドポワゾン(名前違うかも。要は魚介のスープ)
で、奥深い様々な魚介から出汁と取ったスープを楽しめます。
何で出汁を取ったかを当てるだけでも楽しい。
感じのよい店員さんが、シェフの書いた本を基に、
丁寧に教えてくれます。
4.ラムステーキ
メインで、ヴォリュームあるラムが3枚。
付け合わせもなかなか迫力があり、十分腹いっぱいに。
5.ドルチェ
フレンチはデザートの品数が多すぎて、辛党の私は
もっと少なくてよいと思っていたが、
ここは苺とアイスのシンプルなデザートで、
お腹具合からもちょうど良かった。
総じて、メインのボリュームと、やや濃いめの味。
畳みかけるようなデザートがないバランスから言って、
どちらかと言えば男性に好まれるフレンチという印象です。
そういえば接客も気持ち良く、自然体で料理を非常に楽しめる店です。
5位
1回
6位
1回
2009/06訪問 2009/07/20
「東京いい店うまい店」掲載店で、以前から狙っていた。
昼のピーク時に訪問で、列は二人、中に入ると座り待ちが5人。
緊張感あるご主人の仕事と、全く緊張感のないサラリーマン達の雑談を眺めていたら、
時間を感じる前にカウンターが空いた。回転が速い。
最初のエビを挙げたての最高の状態で頂く。
バリバリと頭に音が響く。まず、その一口でノックアウト。
揚げる前に海老を揉んでいるせいか、単に食材がいいのか、とにかくうまい。
さくさくと奏でる穴子、
ほくほくのカボチャ、
パリパリのししとう、
ふわふわのキスと、
味と一緒に音も楽しみながら、余韻を引かれていた海老がもう一度出て、
食べやすいサイズのかき揚げで締める。
山の上の5分の1と考えるとコストパフォーマンスは天ぷら界一ではないでしょうか。
7位
1回
2009/05訪問 2009/05/05
オセロの中島知子が、最も勧められる一品がこの店の杏仁豆腐だと言っていたテレビ番組を見て、
いつか行きたいと思っていた店。
ランチでフカヒレのコース2800円を注文。
デザート目当てであったが、他の品も非常に美味しかった。
コースの海老マヨネーズもナッツがアクセントになって、印象に残る一品。
メインのフカヒレが出た時に、ご飯にかけるのもお薦めですと言われたので、
高級感あるお店でも遠慮なく試すことができた。
やや濃いめの味付けが、ご飯にぴったりで、ついついおひつに入ったご飯を自分でおかわり。
お目当の杏仁豆腐もさすが、滑らかで柔らかすぎず、非常に美味しかった。
確かに杏仁豆腐自体が目的で食べ歩くほど好きではないので、
少ない選択肢の中ではあるが、
これ以上美味しい杏仁豆腐は食べたことない。
8位
1回
2009/08訪問 2009/08/10
大衆焼鳥屋を期待して行くと合わないでしょうが、入れ替え制を取っている所から、ある程度店の意向を察して使えば、なかなかの店だと思いました。
20時15分という指定に合わせるため、先に一杯ひっかけたせいか、焼きの待ち時間も気になりませんでした。
確かに愛想よいとは言えないおじ様もワインに詳しく、焼鳥とワインを愉しむ店ですね。
5人だったのもあり、それなりに騒げたし、レバーを始め、焼鳥は上質ではずれなし。
締めの親子丼もカレーもなかなかですが、焼鳥だけで十分満足できました。
9位
2回
2019/01訪問 2019/01/17
上位4軒は、価格帯もそんなに変わらないし、甲乙つけがたい店。
印象とか雰囲気とかで無理に差をつけた感じ。
坂本屋とエリーゼは、わざわざ行ってよかっただけでなく、
感動すらあったので、どうしても入れたかった。
「食べログ」の評価項目にサービスとか雰囲気がなければ、
1位2位でもよかったかもなぁ。
『うかい亭表参道』も他のうかいに行ってなければ、
間違いなく入ったが、今年行って新たに発見があったという視点ではずしました。