fiveroyalesさんのマイ★ベストレストラン 2013

fiveroyalesのレストラン遠足ガイド

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fiveroyales (男性・神奈川県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2013年はボクにとっては、ひとつの転機の年だったかもしれない。
フレンチ、イタリアンのレストランから、ラーメン店、定食屋まで素晴らしい店に出会えた。
魅力ある店の基準とはなんだろう?
大切なことは店の顔が見えるということではないだろうか!

800円の定食と20,000円の星付レストランを同等に語ることはできないのか?
答えは・・・ノーだと思う。
700円なら、700円なりのサービスがある。
そして、20,000円なら、その価格に見合った満足があるだろう。

今回、閉店したラーメン店「翔丸」を出したのは、700円なりの満足いくサービスに納得したからだ。
閉店したのは残念だが、次につながる店が生まれているのも事実だろう。

大衆的なビストロ「間」は非常に楽しかった。
その雰囲気、空間、そして料理は2013年を飾るに相応しい内容だったかと思う。

二郎系の「学」を「間」以上に持ってきたのは、以上のすべてを言い尽くしていると思ったからだ。
700円のサービスを如何に、お客に提供してくれたか・・・そんな店主の想いを感じ取れた。

これからも、素晴らしい店が現れ、そして消えていくに違いない。
しかし、大切なのは、食をとおした生身の人間の触れ合いだろう。
2014年も、そんな感動を期待したい。

マイ★ベストレストラン

1位

翔丸 (大久保、新大久保、西武新宿 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ~¥999

2013/05訪問 2013/05/16

サラバ翔丸!また遭える日まで♪(地球一の味・・・魂の一杯! 至高の塩ラーメン)

《2013年5月15日 名店が消えた日!》
毎日のように通い始めて、どのくらいたったのだろうか?
最初は無愛想な店主に、腹がたった。
…鼻持ちならなかった!
しかし、味は一級品だった。
次第、次第に気持ちが通い始めていた♪
いつしか、マスターと呼ぶようになっていた。

客とのトラブルをよく見かけた。
国家公務員が店に来たときは、店主の肩を持った♪
すべてが懐かしい想い出となって、走馬灯のように甦ってきた!
笑いながら、自分は子どもだから…そう言った。
ありがとう、翔丸…また、会う日まで♪


2013年5月16日の閉店翌日の写真を一番最後に!

《ラストへ向かって♪》
ついに、「掲載保留」に なってしまいました。
最後のお別れは、こちらで!

5年あまり来ていて、実は夜初めてなんです。
厚切り焼豚で、芋焼酎ストレート♪
あ"~っ、至福のひとときだ!
ありがとう、マスター♪
お元気で!


今回の写真は、一番下にあります。
顔は、さすがにダメですって!


《会うは、別れの始まり…》

いや、真の出会いとは、絆が深まっていくことだと思う。

(2013年最終章)

職場が大久保に移転してから、5年余り…
週1のペースで、お世話になっていた。

急なはなしだが翔丸は、この5月で店を畳むことになった。
マスターに訳を伺うと…
新天地て心機一転、再スタートをきることになったとのこと。
それも、海の向こうで!

成功して、また私の前に元気な姿を、見せていただきたい♪

…魂の一杯! 至高の塩ラーメン…
ありがとう、マスター♪


(2012年2月シーズン)

麺が柔らかすぎる、麺量が減った…などなど
私の周囲の評判が、このところすこぶる良くないので偵察に…

マスターは、最近バイクではなく、マウンテンバイクで通勤しているようです。

いつものように、塩ラーメンの大盛り、味玉、そして白飯の組合せです。
先客は4人でしたが、私の料理を作り始めるころには満席です。
最近の翔丸の人気は、凄いんですよね。
昼どきは、常に待ちがあるんです。

マスターが、にこにこしながら私に話しかけてきましたよ♪
「遊びで、この調味料置いてみたんですよ!あくまで、遊びなんです」
そう言うマスターの顔は、なんか少年のようです。
見てみるとタバスコのような瓶に、ドクロがかかっています。
実は、これ激辛調味料なんです。

程なくして、私の料理の提供です。
麺の量は、いつもの大盛り量と変わりはありませんねぇ~!
まずは、いつものようにスープを一口…
「あ~、ウマイ♪」
次に、麺をずるずるずる~っ!
麺の固さは、いつものように固くもなく、柔らかくもない…
全くいつもの翔丸仕様であります。
スープ、ご飯、麺と食べ進め…一気に完食♪

私の心配など、微塵も感じさせない一杯でした!

本日も、もちろん、また来ますね♪


(2011年11月シーズン)

塩ラーメン、相変わらず頂きます。
いつもながら、ぶれない味と盛り付けの美しさ…
とても、素晴らしいものと思います。
私には、白米に等しい食べ物なのです。
全てが、アートな一杯に出会える喜びをかみしめつつ…
本日もごちそうさまです♪


(2011.6)再々々々訪

さて、本日はわたしにとっての「翔丸」の日です。
なるべく食べないように、食べないように、翔丸のラーメンを食べないようにぃ~引っ張っての来訪です。
何故かって、大好きなお店に対しては、ありがたい気持ちをもって常に接していたいからであります。
まあ、基本1週間に1度はいただいているんですが。。。


本日は雨の降り注ぐ1時過ぎではありますが、お客さんはそこそこ入っていますねぇ。
入店して帰るまで、常時、7割の入りをキープしていました。

ところで、初めてのラーメン店にうかがい、何をたのんでいいか迷った時の法則・・・
『券売機左上の法則』が意外と役に立ちますねぇ~!
もちろん、ラーメン通!の方の常識になっているのではないでしょうか。。。
当店の左上は・・・「醤油ラーメン(並)」となります。

さ~てと、本日は当レビューでの初出しの「醤油ラーメン(大)」を味付け玉子をつけて頼んじゃいましょうか。。。
もちろん、主役?の・・・「白めし(半ライス)」は当然のこととして!
基本的に至高!の「塩ラーメン」との違いは、そのスープにあります。
ラーメンに盛りつけられる具材と麺は、基本かわりはありません。

注文から約7分ほどで醤油ラーメン(大)の到着です。
いつものとおり、まずはスープからいただいてみましょうか・・・
がぁ~、おいしいですねぇ。。。
”当店自慢のWスープが醤油だれとあいまって、深~く深~くコクと旨みを存分に引き出しています。”
半ライスをレンゲですくい、ちょっとスープにくぐらしていたっだいてみましょうか。。。
も~、玉乱!!!

チャーシューに移行してみましょうか・・・
身はほろほろするタイプではなく、しっかりとした煮豚で噛み応えは充分です。
いつもと変わらず美味いですねぇ。。。

味玉をライスの茶碗に入れて半分にしてみましょう・・・
黄身がとろっとろですねぇ。。。
ひと口いただいてみると、ほのかに甘い黄身の旨みが口内を駆け巡ります。

これを繰り返し繰り返して最後のひと滴までいただいて・・・「ごちそうさま~!」

帰りにマスターに声をかけちゃいましたよっ!

fiveroyales:「マスター、2年ぶりぐらいで、醤油いただいちゃいましたが美味いですねぇ~。。。」

マスター:「いつも、この匂いとつきあっているから気持ち悪くってねぇ。。。」

おっと、久しぶりにマスターにこやかに笑ってますよぉ。。。
うれしいですねぇ。

本日はおいしい一杯ありがとうございます。
また、うかがいま~す。

ところで至高の塩ラーメンと醤油ラーメンどっちが好きかって?

それでも、もちろん「至高のほう!」ですね。好みの問題ですから。。。ねっ!


(2011.5)再々々訪

翔丸に入店しようと決めた日は、午前中はもうわくわく気分。。。
仕事なんか・・・いえいえ仕事あっての翔丸であります!

自分の中では年もトシなんで、前のようにはラーはできないんですよ!
そんな、自分にとっては水とか空気と同じ一杯をいただくために私は生きているのでありましたぁ~。。。

本日いただいたのは『和風油そば(800円)』大盛り(同料金)+小ライス(100円)です。

注文から提供まで5分ほど、相変わらずマスターの手際はいいですねぇ~。

麺はラーメンと同じ麺を使用しています。
もちろん自家製麺で、どんな製麺業者にもひけをとりませんよ!

具はおかか、水菜、長葱、きざみ海苔、きざみチャーシュー、そして・・・当店のオリジナリティーあふれる味玉(ハーフ・カット)です。
味玉は黄身が固まる一歩手前で堪えた状態です。
とっても綺麗なオレンジ色していますねぇ。。。

提供されたそばを懸命にまぜまぜしちゃいましょうか・・・。
あ~、手が疲れたぁ。。。

さてっと、ひと口!

うま~っ。決してあっさりはしていないそばなんですが、こってりしすぎず麺をきっちりまとめあげています。

汁と油が旨い具合に調和していますね。
食べやすいです。

これはあくまでも個人的と断った上でなんですが・・・白飯のおかずとしてはぴったんこです。


さて、おいしいおいしいばかりではいけませんか。。。

食べ進むにつれた感じたことは、8割りほどいったところでやはり汁がないことで喉に通りづらくなるんです。
おそらくは、どこの油そばも同様かと思います。
このあたりは、別にスープを提供するなどの改良の価値はあるかもしれませんね。

いずれにしろ、当店の力作のひとつであることには違いはありませんね。

本日も大変満足のいく一杯でした。

また、よろしくお願いいたしますね、マスター!


(2011.4)再々訪

連休中に翔丸症候群を起こさないように、いってまいりました。

立て続け2連ちゃんですよっ!

その①…塩チャーシュー麺(大)1,000円+白飯100円

基本的には、塩ラーメンと同じです。
水菜、長葱そして大振りのチャーシューが4枚です。
あっ!マスター味玉をサービスしてくれましたよぉ~!
ありがとうございます。

味玉いつも食べているのに、コメントしてませんでしたので、先ずはこちらから…

味玉は、丸々一個の状態で丼に入ってきます。
白身は箸でつかむと、もうぷるんぷるんの状態です。
中を割ってみましょうか…
黄身は、鮮やかなオレンジ色ですねぇ。とろっとろの状態です。

本日の主役であるチャーシューをいただいてみましょう。
いゃ~、うまいですよぉ~!
ラーメンにさえ大振りのチャーシューが一枚のってるんですが、それが4枚!
肩ロースなんでしょうか?
部位までは、よくわかりません。

私は、ラーメンはごはんのおかず…のタイプなんです。
このチャーシューは、ごはんに合う合う!

とても満足のいく一杯でした。

ご馳走さまでした。

その②…油そば(大)800円+白飯100円

当店は、普通盛り、中盛りそして大盛りは同料金です。
結構、お得感はあるかと思うんですよっ。

今回注文の油そば!実は…お初なんです。
着丼したとき、その麺量の多さに驚きです。ひぃ~、嬉しい!

具は、ハーフカットの味玉、水菜,ザク切りチャーシュー…これはラーメンに入ってるものとは違います。
そして、ひき肉に辛味噌を合えた団子状のだまが、丼中央に鎮座していますねぇ!

これを一気にまぜまぜするわけですねぇ…

一口いただいてみましょう。いゃ~、これまたうまいですよぉ~!
かなり味が濃いので、まさに白飯のおかずですねぇ~。

恐らく、麺量400グラム?あろうかと、思われる油そばを一気に食べきりました。

難は、スープがないんで後半、麺が喉をとおりつらかったこと…くらいでしょうか。

いずれにしても、美味しくいただけましたよ。

マスター、ご馳走さまでした。


(2011.4)再訪

今回、ホント久しぶりに『塩つけ麺(大盛)』をたべました。

スープは、ほのかに香る梅の味わいが、なんとも言えない上品な仕上がりです。
汁の味はぼやけることなく、塩加減のバランスは良好。。。
もちろん、コクと深みのある味わいはなんとも言えないほどの絶品であります。

麺は中太ストレート・・・これが、つけ汁との相性がばっちりと決まっています。
スープの持ち上げが、とてもいい感じで安心していただくことができますねぇ。。。

至福のひととき!


生きているって「とても幸せなこと」です。
食べられることって「もっと幸せなこと」です。

そんな一杯に、本日も感謝です。。。

本日もありがとうございます。


                           ★★★★★★★★★★★★★★★

                    ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

           ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
    
(2011.3)再訪

 翔丸には、あまりのヘビー・ローテーションでうかがっているので、アップはしていないのです。

相変わらず「塩ラーメン(大盛)」+小ライス+味玉にていただきました。

食の好みはひとそれぞれですが、私的には一番のラーメン、それが当店の「塩ラーメン」です。
「塩」と言っても他店の「塩ラーメン」とは一線を画しています。

天才職人の味、それがこの「翔丸」の塩ラーメンです。

久しぶりに店内厨房の写真を撮らせていただきましたので、アップいたします。


(2010.9)再訪

13時過ぎに伺いました
お客さんは4割の入りです
店内は静かな空間です
いつもながら清潔な雰囲気です
私が入店すると『いらっしゃいませっ』と、いつものように表情を変えずに入店の挨拶
入り口の券売機で塩ラーメン大(並、中、大はすべて同料金)とライス小および味玉のボタンを押します
はじめて気がついたのですが、お客が券売機のボタンを押した時点で料理がスタートです
今回、どうしても料理の写真を撮りたかったので、店主に了解をとりOKをいただきました
肝心の塩ラーメン・・・いつもながらおいしいです!味も全くブレなしです
皆さんが言われるような決してコワイ店主ではありません
あくまでも、おいしい料理を提供したいという想いが私には伝わります
本日もおいしい一杯をごちそうさまでした
また、うかがいます
                      

                           ★★★★★★★★★★★★★★★

                    ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

           ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


店主がつくる一杯は、深みとコクのある味わいのラーメンがいただけますす
日々研究を続けている…と思えるほどに味はぶれず、くるたびに美味しくなっているのがわかります
腰のある自家製麺はつけ麺によくあいますが、実は塩にこそ本領発揮かと感じています

塩ラーメンは通常の透き通ったスープとは違いかなり白濁しています
一口すすると、そのふかみのあるコクに後をひきます
自家製麺はこしがあり、粘度の高いスープとの相性はかなりレベルが高いと思います
まさしく、至高の一杯がいただける店かと思います

  • 翔丸のもうひとつのランドマークとなりましょうか。。。
  • 魔法の媚薬と…塩の大盛り
  • 2011年11月の「塩ラーメン」  アートな一杯…これが最強の塩です!

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2位

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥2,000~¥2,999

2015/04訪問 2015/04/18

料理から…歌が聴こえた♪

(2015年4月再訪)
~そして…嬉しくもあり、悲しくもあり~

事前に予約して、昼どきに使った。
ボクにはツボのジェネラルマネージャー、いつものように比嘉さんが楽しく迎える。

こちらでは珍しい、牛をメインとした料理だった。
前菜、パスタ、メインと、全てがボクの口に合った。
何よりも、この田道(でんどう)にある素晴らしいレストランだ。

オーナーシェフに全てを任された竹田シェフの腕前!
接客の全てを任されたマネージャーの比嘉さんの個性!
全てが一流だった♪

こちらの店を近々たたむとのことだった。
銀座にオーナーシェフ、かの小林氏も来るかも知れない。
詳細は分からないが、この場所、この雰囲気が好きなボクだ。
嬉しくもあり、悲しくもあった。


(2014年10月再訪)

ランチで使った。
閉店間近、9時をちょっとばかり回ってはいたが、使いたくて店のちかくから電話した。
残念ながら、満席だった。
では翌日、ランチはどうかと訪ねてみたところ…
「fiveさん、お待ちしています♪」
名のらなかったが、ボクを覚えていてくれたのだった。

11時半の口開けに入って、マネージャーに促された席に腰をおろした。
12時前には、全ての席が埋まった。

2種類あるランチのうち、2400円のコースを選んだ。
ワインはいつものように、マネージャーに手頃なものをお願いした。

料理が提供される度に、マネージャーからのお決まりの説明。
いつもながら、忙しくもあるのだが、それが心地が良いのだった。
説明の内容はもちろん、理解はできないでいた。

前菜3種から始まり、パスタ、メインへと流れる料理の提供は…流麗だ!

ボクはこの店が好きな理由を、考えてみた。
①料理…捻りはないが、王道を最高峰をいくイタリアン
②サービス(接客)…細やかな心づかい
③コストパフォーマンス…料理の内容以上の納得いく内容
④一番は…食べる雰囲気造りが、素晴らしい

狭い空間、立地としても便は決していいとは言えない。
それでも、ランチにはとうに還暦を過ぎた方も…
そして、お一人様の若い女性も来る。
そう、まだ見ぬ…軽井沢の小林シェフのマジックがあるのだろう♪

ひとりで、2時間ちかく寛いでしまった。
また、来たい…期待を裏切らない逸店!
シェフ、ジェネラルマネージャー…いつも、ありがとう♪


(2014年6月14日ランチ)

西から来たキミへ

キミから突然に連絡があったときは、嬉しかった。
以前あったのは2年半ほど前だった。
あの時キミとは、2度目はない…そう思った。
多分、キミもそう思っていただろう。

ボクが大好きな店で、食事をしよう。
キミの口に、果たして合うだろうか?

ランチ(2400円)

Antipaste(前菜)空まめパンチェッタピューレのルッコラサラダ
Pasta(パスタ)鶏とビエトラのトマトソース-リングイネ
Seconde(メイン)仔牛とオリーヴのストゥアマート

赤ワインは、ジェネラルマネージャーである、ソムリエに頼んだ。

お手頃価格のランチだが、一切手抜きはない。
何よりも、ワインに合って…旨い。

そして、あらためて…
「いかに美味しい料理で、楽しい雰囲気を演出してくれるか♪」
そんな貴重な店に出会えたことに、感謝したい。


(2014年4月初ディナー)

6時の口開けとともに入店。
予め決めていた料理は、コースメニューにした。

前菜
・ホロホロ鳥のガランティーナ
・白いんげん豆とトマトのサラダ、モッツェレラチーズのせ
・メカジキの香草パン粉焼き
・トリッパのトマト煮ペコリーノチーズ

(パスタ)
オレキエッテ シラスとチーマディラーパ カラスミ

(メイン)
仔牛のスペツァティーノ

(ドルチェ)
マスカルポーネチーズのタルト、チョコレートのスプポーネ

そして、この料理に相応しい、そして手頃な赤ワインを選んでいただいた。

前菜から、〆のドルチェに至るまで…
息つく隙のない、緊張感をともなう料理だった。

美味しい料理には、「物語」がある。
その物語には、必ず「起承転結」をともなうものだ。

素晴らしい空間があって、素晴らしい料理があった。
至福の2時間…
今日は自分への、ご褒美としよう。

今日、この素晴らしい時間を、ありがとう♪


(2014年4月ランチ再訪)

ほぼ一年ぶりにうかがった。
平日の11時半だったが、予約客がいるからと…
1時までの制限をつけられた。
予約なしの後から来た方々は、ことごとく入店を断られていた。
平日の昼時前にもかかわらず、ひっきりなしに来店した。

最寄り駅はJR 目黒駅、東急東横線中目黒駅…
いずれにしても、20分ほどで立地としては不利だろう。
にもかかわらず、狭い店内にもかかわらずだった…

Bランチを、ワインに合わせた。
一年前とは、メニューは変わっていた♪

前菜から、感動を味わった。
特にアサリのパスタは、秀逸だった。
殼つきのアサリの味わいが、しっかりとパスタに絡みついた。
味付けは濃いめだったが、この料理にはしっくりした味わいだった。

メインの鶏肉は、皮はパリパリ、身はしっとりしていた。
非常に柔らかく、あっさりとした肉は…
こちらも、赤ワインにしっくりと合った。

天然酵母のパンは、どんな料理にも合うから…
何度も、お代わりをしてしまった。

食の素人が、どんなに食事の理屈をいっても無意味だろう。
実際、是非行っていただきたいトラットリアだ。

世代を問わない、そして流行にとらわれないリストランテだからた♪


(2013年3月24日初稿)

実家からは歩いて、5分とかからないレストランがあった。
郵便局に行くたびに、大分前から、気になって仕方がなかった。
夜のみの営業だったから…
「一生行けないな!」、そう思っていた。
いつしか、昼の営業を開始した情報を得た!
憧れが、現実に一歩近づいた瞬間だった♪

今日はボクの大切な友人が、同行してくれた。
お付き合いいただき…
ありがとう♪

予約した昼の時間を、5分ほど遅れてしまった。
おそるおそるファザードと一体化した扉を開けての入店!
店員さんが、ニコニコしながらのお出迎えだった。
なんか、「ホッと」した!
敷居が高くない…高級料理を味わったことのない私には…
「バリアフリー」…あくまでも、カジュアルだった!

店内には、店員の方と私たち以外には…誰もいない。
今日は、暇なのかな?
…一瞬、そう思った。

「今日は、予約でいっぱいなんですよ♪」
にこやかに話す、店員さんは…一人店内を切り盛りしていた。
ジェネラルマネージャー!
仕事に誇りをもっている雰囲気に…惹かれる♪
「オーナーシェフの小林は、今、軽井沢中心なんです。」

本日の料理の説明が、ひととおり終了した。
料理は、調度いいタイミングで供されていく。
それぞれの料理を、肥えてはいない舌で確かめていった。
「美味しいなぁ~、旨すぎだぁ~♪」
こうした料理を食べ慣れていないからかな?

一緒の友人も、喜んでくれた。
ありがとうねっ!
キミがいなければ、きっと知らなかった世界…

決して味ではなく…
「何を食べたのではなく…誰と食べたか♪」

キミにありがとう♪
そして、ノスタルジーにはしたくない空間に…ありがとう!

「ぜひ、夜、お待ちしております♪」

もちろんですとも!

  • (2015年4月再訪)今年初めて来た!
  • (2015年4月再訪)先ずは財布に優しいワインを♪
  • (2015年4月再訪)メーカーのコルク

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3位

(矢部、淵野辺 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2015/10訪問 2015/10/12

実は…真の二郎だった♪(オリジナリティー溢れる一杯に…感謝♪)

(〜はじめに〜)
「学」のご主人は、もともと今はなき名店、町田二郎で長年通いつめ…
いつしか二郎のとりこになっていた。
メディアにも露出した町田二郎は、残念ながら3年8か月ほどで店をたたんだ。
ご主人は町田二郎の経営者が、静岡で新たに立ち上げた「大山」で修行した。
のちに、二郎が大好きで独立する。
そして、満を持して、遂に相模原の淵野辺で店を構えた。
ご夫婦で本店に挨拶をし、二郎を名乗ることを許された。

しかし、後日本店から二郎の名称を名乗ることを、却下された。
残ったのは、黄色いファサードと努力ち経験で培った二郎の味だった。

二郎を名乗れない、「真の二郎」が誕生した。

「学」は単なるインスパイアー店ではない。
カズ多い二郎にあって、二郎以上に二郎の味を継承した一店なのだ。

マスコミでも有名だった町田二郎の経営者は、今では…
おおよそ二郎とかけ離れた店を展開しているようだった。

「お客さん、来てくれてありがとうございます。」
ボクの眼を見て、真摯な気持ちで客と向き合う店主に…
いつも、心を奪われる。


…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★……★…☆…★…


(2015年10月再訪)
土曜7時ごろに行くと、長蛇の列だった。
どうやら今日は近隣の青山学院相模原キャンパスの学祭のようだ。
結局30分ほど待って、店内へと入った。
7人はどのカウンター席の中央に座り、今日の料理を対面で注文して950円を支払う。

子豚、カレートッピング、生玉子が、本日の注文だ。
10分足らずで、料理がカウンターに乗った。
カレートッピングはスパイスを変えたようで、さらにスパイシーでシャープな味わいとなっている。
器に入った生玉子を溶かし、麺をつけて一気に啜る。
この時間が、ボクの至福のひと時だった。

ところで今月31日はイベントで限定メニューをするようだ。
あくまでも、研究心豊かなご主人なのだった。


(2015年7月再訪)
体に堪えるほどの、暑さだった。
空調の効かない店内だかと思い、電車に乗った。
並ばずに、直ぐに店内に入ることができた。

小豚小に、カレーをトッピングした。
残念ながら、温玉は売り切れだった。
呪文は「野菜、ニンニク♪」だった。

スープは2口のみ、レンゲで啜る。
味わい豊かで、濃厚だった。
麺はもっちりして、歯を弾くほどに弾力があった。
今日の豚は、特にジューシーで味わいがあるな。

ボクの最高の一杯に、今日また出会えた!


(2015年6月再訪)
うどんmeets二郎♪

学の店主の限定創作麺の日
トッピングは一切不可
選択の余地はない
今日はご主人に、全てを任せよう。

提供された一杯は、『釜玉うどん』そのものだった。
味わいは油そばよりの、味わいかもしれない。
食べ終わったあと、自信作だった笑顔で話してくれた。

学、ましてや二郎とは違う一杯を楽しんだ。
あくまでも、限定の一杯!
ご主人の研究熱心に、いつもながら感服した。


(2015年5月再訪)
店に着くと、気になるトッピングがあった。
小ラーメン、温玉、そしてトッピングにはモツ味噌にした。
モツ味噌は、なんだか酒のつまみになりそうだぞ。
しばらくすると、モツ味噌の旨味がスープに馴染み、なんとも言えない味となった。
温玉は今回は別皿ではなく、丼にそのまま入った。
崩れないようにレンゲで掬(すく)い、麺に絡めて口にした。
なんとも言えない、コクと旨味を感じた。

今日は給料日前だからか、客は少ない。
その分、ご主人とは世間話もできた。

(2015年4月再々訪)
先週は夜は臨休で振られたが、今日は営業していて一安心だ。
今日はアンティーカ・トラットリーア・ノスタルジーカを昼に、夜には鳥元を使っていた。
最後の仕上げだった。
なんと、幸せな一日だったことだろう。

店内には、3人しか客はいない。
いつもは、外にかなりの並びがある。
通っているから分かっているが、学には稀にこうしたこともあった。

券売機は相変わらず、直していないようだ。
口頭で「小ラーメン」を頼み、トッピングに「カレー」、そして「温玉」をつけた。
提供される直前のコールは、いつものように「ニンニク、野菜♪」を忘れない。

食べているお客さんが居なくなり、後からお客さんは来なかった。
ご主人と、世間話を楽しんだ。
先週、臨休で振られたこと、ご主人の敬愛した亡き町田二郎のこと、ご主人の大好きなラーメン二郎 中山駅前店のこと、プライベートなこと…

『「学」に惹かれる一番の理由は、旨い料理に見合う、ご主人の人間性だ❢』
人がいて、そこには旨い料理があった。
今日一日のボクの至福は、忘れられない。


(2015年4月再訪)
土曜夜いつもの夜に行くと、ご主人は余裕で店を廻していた。
入りは7割程度だった。

ボクは短冊メニューから、限定のハバネロを頼んだ。
温玉は、もちろん麺に絡めるための必需品だ。

つけ麺みたいに、ボクは麺を温玉の器に潜らせて口にした。


…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…

あ~♪
I'm Alive…オレは、まだしぶとく生きている!
ボクより一年後に入ったキミ!
熱いから、本気でケンカもしたね。
トップに昇りつめた。
キミは天使になった♪

windows3.1…
窓際で、壊れてしまえば、お払い箱なのだ。
それが、オレだった。

だが、生きているから、家族と触れ合える。
旨いものが食える。
カスなオレだったが、今そう思った。
また、ケンカするべ!
それまで、待っていてくれよな。

(2015年3月再々訪)
土曜の7時位に使った。
いつもの時間だ。
並びは3人程で、思ったほどではない。
外の看板の告知から、今日は極太デーと知る。
嬉しいぞ♪
しかも、二郎の代名詞、カネシの粉で「うどん」ぽくしてるようだ。

5分ほどで、店内奥のカウンターに腰を下ろした。
実は学では、この場所が一番好き!
前のロットのお客さんの料理を提供してから、ボクの料理の調理の開始だ。

手際はいつもながら、素晴しい。
本日はうどん(モチロンラーメン、しかし、極太)、カレートッピング、そして、麺に付けるために温玉をお願いした。

麺はまさにうどん、いや、それ以上に太い!
温泉タマゴに麺をくぐらせて、一口…
いつもながらの旨い料理に、玉子の粘りあるコクが絡む。
旨すぎだった。

この店の料理とは、つくづく波長が合う!
そして、御主人の人柄とも♪


(2015年3月再訪)
生玉子に変わって「温玉」になっていた。
珍しく客がいなかったので、ご主人と落ち着いて話すことができた。

料理は相変わらず、安定していた。
麺、スープとの相性はもちろん、温玉にも馴染んだ。

ところで本家二郎の味は、変わった。
なるほど、一部業者が変わったからのようだった。
各店舗、独立採算とは言え、親方の言いつけは守らなきゃいけないからね!

ご主人、いつも旨い一杯を、ありがとうです。


(2015年2月再訪)
たまたまきたら、「極太デー」だった。
味は変わらない。
食感の旨い麺が、さらにボクを惹きつけた。
いつも、ご主人、ありがとう。


(2015年1月再訪)

退院後、久しぶりに訪問した。
珍しく外の並びに、店主が出て注文を取った。

いつものように小ラーメンを、頼んだ。
玉子がなかったから、「ハバネロ味噌」、あと「プライドオニオン」を追加した。

久しぶりに口にした「学」!
恐らく、ボクが一番好きな一杯なんだと思った。


(2014年11月再訪)
自分にしては、久しぶりとなった。
「調子悪かったんですよ。」
そう、ご主人はにこやかに笑った。
見た目は、少しやつれているのが分かる。
不調にも関わらず、料理の味には全くブレを感じない。

今日はトッピングを、「シチュー」にした。
なんでもトッピングのカレーを、汁状にしたものだそうだ。
スープ、麺、トッピングはいつもながら、バランスの取れた一体感を感じた。

今日も、満足、満腹で店を出た。
また来たい…
ボクにとっては、そう思える数少ない店の中の一店に違いない。

(2014年9月21日看板が変わった…)
「学」の店名から、『學』に名称が変更された。
それに伴い、看板も取り替えられた。
読み方は、従来通り「がく」だ。

本日も小ラーメンに、味噌、生たまごトッピング!
すき焼き風にして、食べた。

ボクのソールフード、学❣

9月とは言え、涼しい一日…
案の定、今日は30分待たされた。

(2014年9月再々訪)
涼しくなったから、さらにかよいやすくなった。
7時頃行ったが、並びは3人。
今日は、10分ほど待っての入店となった。

小ラーメンに生玉子をつけた。
コールはいつものような、「にんにく、野菜」にした。
「生玉子はすき焼きみたいに、つけて食べてみてくださいね。」

提供された丼から、麺を掬(すく)って食べた。
円やかさが加わり、いつもと違った味わいになった。

涼しくなったからか、今日のご主人の動きは軽やかだった。

(2014年9月再訪)
「お持ち帰り豚」を、久しぶりに提供していただいた。
豚感染症で、多くのラーメン店は仕入れに苦労していた。
ボクの再三再四の、お願いに応えていただいた。

「縁起を担いで字画を変えるんですよ♪」
そう嬉しそうに話す店主に、今日もパワーをいただいた。
新生「學」にさらに期待をしたい。

(2014年8月お盆に♪)

今日はさすがに、お客さんは少なかった。
すんなり入店して、いつものように「小ラーメン」を!
トッピングは「カレー」、暑い日だったから、学オリジナルの「ぬる麺」にした。

お客さんは3人
普段話せないことを、和気あいあいはなした。
five「ラーメン二郎 湘南藤沢店いかがでしたか?」
二郎をこよなく愛するご主人は、食べた印象をニコニコしながら話した。
お客さんが、会話に入る、
ちょっとした一瞬のファミリー♪としての…
一体感を感じた!
あ~♪
やっぱり、この店を知ってよかったなぁ~
「料理は会話の潤滑油!」
ボクは、そう思った。


(2014年8月再訪)
~初めての「極太デー」~

鳥元中華そば うづまきレビューを書いたあとでの訪問となった。
こんなにも来ているのに、「極太デー」に当たった初めてだった。
明日から3連休なので、トッピングはなしだ。

程なく提供された一杯は…
うどんみたいに太い麺は、もっちりとしていてコシがあった。
もちろん、スープとの相性は、すこぶる良い!
例えるなら、讃岐うどんか…?

今日も旨い一杯、ご馳走さまでした♪


(2014年7月再々訪)

この夏、最高気温をマークした翌日に伺った。
今日も、とても暑かった。

19時ジャストに…到着!
並びは2人なので、今日は楽だ。

店内に入ると、相変わらず夏場の空調は芳しくない。
扇風機が、生ぬるい風をかき回した。

今日も小ラーメン、野菜、ニンニクのコール!
そして、「ぬる麺」にした。
水で絞めた麺を、手際よく熱々のスープに投入する一杯だった♪

旨い、一杯をありがとうです。
ところで、「豚」は以前の味に戻っていた。
「多分、肉の仕入れ先の関係なんでしょうね。」

「相変わらずラーメン二郎 中山駅前店日曜は必ず行きますから!」
聞くまでもなく、分かっていた。
そんな店主が、好きなんだ。

(2014年7月再訪)

昨年の暮れからPED(豚流行性下痢症)で、豚肉を扱う飲食店では苦労を強いられている。
もちろん「学」も同様だった
「お持ち帰り豚」はその影響で中止。。。
肉は変えていないと、ご主人は言っていたが・・・
全くジューシーさは、なかった。
はっきり言って、ぱさぱさだった。

店主が言うには・・・
『早くて、暮れまで難しいでしょうね!』
・・・殺処分して一からのスタートは、尋常じゃあないということだった。
豚は残念だが、ご主人の責任ではない。


いつも安定した味を、今日も堪能した。
有難うね、ご主人!


(2014年6月再々訪)

フライドミックスに、カレーをつけた。
料理は、いつもの小ラーメン。
さらに、「ニンニク、野菜」をコールした。
「あっ、ご主人、ぬる麺でね。」

トッピングとのバランスは、いつも通り期待を裏切らない。
ぬる麺にしても、野菜との相性は味わいを損なうどころか…
むしろ、良かった♪

お客さまがいなくなったところで、ご主人と世間話をした。
そして、ご主人は…
「ボクは今がピークなんだと思うんですよ。」
ちょっとばかり痩せた、ご主人の寂しげな笑顔が素敵だった。


(2014年6月再訪)

暫くぶりに来た。
夜の7時すぎだったが、今日は並びが、非常に多かった。

入店すると、久しぶりに来店の自分に歓迎してくれた。
「小豚ラーメン」野菜、にんにくに、カレーをつけた。
「お持ち帰り豚」を買いたかったが、店内の短冊にはなかった。
ご主人に聞いてみたら、昨今の豚の事情から入れられなくなったようだ。
そういえば、他店は豚の煽りで値上げしていたことを思い出した。


心なしか、今日の豚はジューシーさに欠けているようだ。
っしかし、今日も味は安定した一杯だった。

(2014年2月再訪②)~ちょっと、嬉しかったこと~

今日は「小豚ラーメン」野菜、にんにくにして、炙り味噌をつけた。
豚はジューシー、野菜はしゃきしゃき…
いつもながら、変わらず完成された料理だった。

満席の客がいなくなったところで、ご主人に会話を切り出した。
乳化、非乳化スープの作り方とメリット、デメリットをレクチャーして貰った。

そして、ご主人が毎週楽しんでいる、ラーメン二郎 中山駅前店の二郎の話しを皮切りに…
ラーメン二郎 八王子野猿街道店2の親御さんの経営しているラーメン二郎 新小金井街道店
ラーメン二郎 湘南藤沢店など…
ボクの興味ある二郎についての会話をした。

二郎、ラーメン以外の店に、ご主人と行きたいことを話す…
「もちろんですよ。でも、休みは日曜だけですからね。」

楽しみが、ひとつ増えた。


(2014年2月再訪)

土曜日が大雪だったので、祝日の火曜日夜になった。

いつものように「小ラーメン」に炙り味噌、そしと煮たまごをつけた。
ご主人はもくもくと、ボクの料理を作る。
バーナーで、背脂で溶いた味噌を炙る。

「先週、ラーメン二郎 八王子野猿街道店 2行ったんですよ♪」
ご主人は、嬉しそうにボクの話に耳を傾けてくれた。

今日も、完成された一杯だった。
いつも、ありがとうございます!


(2014年初詣)

小ラーメン、野菜、にんにくでお願いした。
トッピングには、味たま、炙り味噌だ♪
変わらぬ味、変わらぬ一杯が嬉しかった!
ご主人の顔を見ると、調子が悪そうだ。
しかし、笑顔で話しかけてくれた。
「今日も、飲んで来られたんですかぁ~?」

いつもの通り、ブレのない一杯だった。
いつも、ありがとうございます♪

(2013年12月再々訪)

新作が、登場した♪
二郎はラーメン、豚は基本同じ(…のはずなのだが…)だ。
新作は、トッピングなのだった。
ガツ味噌♪

「酒のつまみにいいですよ♪」
ニコニコと話す、店主だった。
すでにボクは、飲んでいたが…

とても美味しかった!
そう伝えると、さらにニコニコと笑みを浮かべる店主だった!

今日も、満足のいく一杯だった♪


(2013年12月再訪)

ちょっとエネルギーを補充したくなって、寄ってみた。
心の栄養!

ご主人に近況を伺った。
・・・同業者から、いじわるをされたんですよ!
おそらくは、ご主人への歪んだ羨望(せんぼう)なのだろう。
にこやかに話すご主人には、あくまでも余裕を感じた。


今日は「小ラーメン」に「炙り味噌」をトッピングした。
「特別に豚を炙ってもらいたい」・・・
そんなお願いも忘れなかった。

出てきた一杯は、炙りによる香ばしさ、そして脂由来ではない味の深みを感じた。
今日もスープと麺、増しにした野菜のバランスは絶妙だった。
もちろん、学の特徴ある「豚」は脂が乗っていて、いつもながらに旨い

  • (2015年7月再訪)久しぶり…と言っても一か月ぶりの再訪
  • (2015年7月再訪)今日は暑いから、珍しくかなり空いていた。
  • (2015年10月再訪)トッピングのカレー。スパイスを変えたそうで、味がさらにシャープになった❢

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4位

ビストロ 間 (恵比寿、代官山、広尾 / フレンチ、ビストロ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2013/05訪問 2015/09/30

キミと一緒の夜に…♪

雨は止むことはなく、むしろ傘にはじくくらい強くなっていた!

駅の東口から地下道をまわって、外に出た。
しばらく歩いたが、結局迷ってしまった。
電話の向こう側からの声に導かれると…
そこには、ビニールシートがかかった外観の店が現れた。

「バンドエイドいただけませんか? 転んでしまいまいました!」
あまりに興奮し過ぎて、店の前で転倒してしまったのだった!

あらかじめ用意されたカウンター隅の席から、奥のテーブル席に移された。
見た目、あまりにひどい状況だったからだろう。

早速、本日のストーリーが始まった♪
まずは、お決まりのアミューズからだ!

お菓子屋さんにでてくるようなソフトクリームに…
まずノックアウト!
さあ、サプライズの始まりだ♪

アミューズ
フォアグラのソフトクリーム…フォアグラの塩辛さから一転、いちぢくのスィーツに変身!
下世話な表現だが、酒のつまみが…そのままケーキに移行した感じだ!

前菜
間スペシャリテ…アイスポテトを馴染ませていただくサラダ。こちらの定番のようだ!
パフェに見立てたサラダが、ホテトを中心に織り成したハーモニック♪
隠し味に、生クリームがあったのだろうか?多分、気のせいだろう!

二つ目の前菜
アスパラガスのブルーテ…美しい一皿。素材の旨さを見事にあらわしていた。
これは、味を楽しむのはもちろん、作り手の芸術的感性をかいまみせてくれた。

メインディッシュ
岩手県産岩中豚のロティ…豚の旨味を見事に表現した一皿。トマトのパイ包みバリエと組み合わせた一皿。
メインに相応しく、山の頂点を想像するに足りる一皿となった。豚、フォアグラ、ドライトマトの素材が…
どれひとつとして、ぶつかることなく調和した一品となった♪

くずし
鮮魚と紅ズワイ蟹のたけのこごはん~柚子の香り~
ここで、料理の実質的な〆になる。洋食であるフレンチに、和の料理が見事に調和した。
そんな感じだろうか。和食屋さんに出てきても、不思議ではない…そんな炊き込みごはん♪

デザート
ガトーフレーズ 苺のグラスと抹茶のサヴァイヨン…
アンコールに相応しい一品となった。
すべての料理を肯定した上で、優しく〆てくれた。
最後の余韻に相応しく、苺の酸味が口の中いっぱいに広がった。

コーヒーか、ハーブティーで、流してお仕舞いにしよう。

作品である、店の一品、一品に愛情ある解説が加えられた。
料理は活きた芸術として、ボクらに語りかけてくれた。
主役は…もちろん、ボクたちだ♪

素敵な演出をありがとう♪
1日の締めくくりにりに相応しい、最高の芝居を楽しませてもらえた。

外に出ると、そこには日常があった!
また、素敵な芝居を楽しみに明日から頑張ろう…
そんな気持ちだった♪


  • ようやく、たどり着きました♪迷ったぁ~!
  • 最初に、こんな…お出迎え♪
  • 永久(とわ)の言葉は…貴女に♪

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5位

ボノミー (五反田、大崎広小路、大崎 / ビストロ、フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2013/07訪問 2014/03/16

2013年七夕……こんなに素敵な夜だから♪

きっと、その日の織姫と彦星は、最高に幸せであったに違いない。

~五反田~
五反田は、幼少のころからオヤジと来た場所。
夜には、揚羽蝶が美を競演する…そんな場所と記憶していた。
オヤジは、ことあるごとに五反田に連れて行ってくれた。
しかし、際どい店ではなく、スナックばかりだった。
オヤジは、ムスコが言うのもなんだが、女性にもてた。
堀が深く、優しい印象が人を魅了した。
優しさは、弱さの裏返しだ。
オレは、オヤジを嫌った!


~織姫と彦星へ~
予約していた店は、かなり迷ってしまった。
しかし、こうして迷うことも…
二人の仲を深める、イベントのひとつなのかも知れない。

重厚な扉を開けると、にこやかに若い女性店員が迎えてくれた。
予約の時間に遅れたことを詫びた。

店の中央にあたる席に案内され、椅子に座った。
キミとこうして食事できる時間を楽しもう。
ミネラルウオーターで口を潤し、昂る気持ちを沈めた。
料理は予約の際決めていたから、飲み物を決めた。


料理は6300円、シェフのお任せ!
飲み物としての赤ワインは、手頃なものをお願いした。

メニュー

○チーズのラスク
○長崎より 鮑のサラダ 肝のソース
○牛バラ肉の赤ワイン煮込みとフォアグラのテリーヌ 根セロリのレムラード添え
○長崎より 甘鯛のウロコ焼き カリフラワーのピュレ添え
○シャラン産 鴨のロースト マデラソース
○デザートの盛り合わせ

最初に提供されたチーズのラスクを頬ばった。
チーズが焼かれ、香ばしさが口の中いっぱいに広がる。

アワビは非常に柔らかかった。
歯をたてなくても、マシュマロのようにすんなりと喉に入った。
肝をつけると、苦味と独特の深みが口中を支配した。

牛バラ肉は、コンビーフの繊維質みたいにきれていく。
美味しいが、目新しさはなかった。

フォアグラのテリーヌは、バターのように舌にまとわりついた。
独特のコクと甘味が楽しめた。

秀逸な甘鯛のウロコ焼きは、表面はウロコを感じさせないほどのパリパリ感…
そして、身のしっとりとした芳醇な脂が素晴らしかった。

鴨のローストの弾力は、歯を押し返すほどだった。
スパイスが隠し味となって、絶妙に鴨肉の旨味を引き出している。

デザートの盛り合せで、演技は大団円を迎えた。
口の中を、さっぱりと、そして苦味で浄化してくれた。


~そして、夜は更けゆく~
重厚な扉を開けて、外に出た。
車のライトとは対象的に、満天の星が輝いていた。
まだまだ、都会の空も棄てたものではないな!

オレは、織姫と彦星が密会しているはずの…
天の川を探していた♪


  • 五反田駅から直線で、徒歩5分!
  • 午後6時…まだ、客はいなかった♪
  • テーブルセット♪

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6位

イル ルポーネ (中目黒、代官山、恵比寿 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2015/05訪問 2015/06/20

どんなときでも、キミはボクを優しく包んでくれた♪

(2015年6月再訪)

今日は楽しみにしていた食事会だ。
提案頂いた高津酒臓さんは、急用があり参加できないのが、残念だった。
今日は食べログを通じて初めて会ったレビュアー仲間、佐久間北大さん、IKKO−MAMAさんとの食事会だ。
3人で会うのは、もう何回になるかな。

…☆…★…☆…★…☆…★…

中目黒駅からは山手通りを五反田方面に向かい、駒沢通りを横断する。
陸橋に隣接する花屋さんとコンビニの路地入ると、すぐ右手にある。

開店時間直後に入ると、一番乗りだった。
全てのテーブルには、ナイフ、フォークがセットされ、本日も予約で埋まっているのが伺えた。

ボクはイル・ルポーネで大好きなピッツァ、ビスマルクを注文して、他の注文は2人に任せた。
飲み物は赤ワインを適当にお願いして、アルコールが苦手なIKKO−MAMAはソフトドリンクとした。

会話が弾み、宴がすすむ。
料理が出てきては、グラスを通してワインの味と香りを楽しんだ。
ビスマルク以外の料理も、どれもが丁寧に作られ満足いくものばかりだった。
前菜の盛り合わせは、少しづつ色々な味を楽しめた。
特別にボクたちだけのために作ってくれたピッツァも香草からくるうまみなんだろうか?
とても美味しくいただけた。

…☆…★…☆…★…☆…★…

時間は流れ、話は盛り上がった。
気がつくと、店内は予約客で狭い店内は満席だった。
仲が良すぎるから、また彼と喧嘩してしまった。
それはいいが、店と他のお客に迷惑をかけてしまった。
それでも穏やかな新店長と、気さくで美しい、ベテランスタッフがにこやかに送ってくれた。
以前の店長は、軽井沢の新店舗でがんばっているそうだ。

また、このメンツで食事を楽しみたい、そう思えるボクの貴重な時間だった。


(2014年5月再訪)

素敵な笑顔が、溢れていた♪

…☆…★…☆…★…☆…★…

その建物に向かうとき、気持ちは、あれほどローダウンしていたのに…
今では、その気持ちは高揚している。
以前の楽しい気持ちが、沸き上がってきた。
トラットリアであり、ピッツァリアの素敵なレストランで、ひとり贅沢な時間を過ごそう…
そう決めていたからだった。

店の扉に向かうと、見覚えのある女性店員が笑顔で迎えてくれた。
「おひさしぶりです。お待ちしていました。」
…どうやら、ボクを覚えていてくれたようだ♪
嬉しかった。

その店員さんに促されるように、窯に一番近いテーブルに腰を下ろした。
ガラス越しに、いつかのシェフが満面の笑顔で、迎いいれてくれた。
さっきまでの気持ちは、一気に消滅していた。

シェフは仕事が一区切りしたところで、わざわざボクのテーブルまで来た。
やはり、覚えていてくれた。
どうやら、あのときの記念撮影を、覚えていてくれたようだ。
挨拶を交わし、店長シェフの提案で料理を決めた。

ホールは女性2人、シェフは男性3人のスタッフが、サービスにあたっている。

VINNI ROSSI(赤ワイン)
・シラーIGT シチリア…
スパイシーな香りで、酸の感じが程よい、飲み疲れしない味わい。
そんなワインは、今回の食事の脇役として、最後まで料理を際だたせてくれた。

・子牛ヒレ肉とパプリカのブラチオーラのグリル(2400→1200円)
・自家製ソーセージのグリル(1700→850円)
…この2品は、ひとり用に合わせて貰った。

子牛ヒレ肉とパプリカのブラチオーラのグリル…
叩かれてミンチ状になったヒレ肉は、まるでソーセージのようだ。
香辛料の香りが、肉を上手にまとめあげている。

自家製ソーセージのグリル…
スパイスがしっかりとした味わい。
パリパリとした食感が、口を支配するひととき。

・DOC (ドック)…
水牛のモッツェレラチーズ、プチトマト、バジルのトマトソースベースのピッツァ
得てして水分を多く含む水牛のモッツェレラチーズ。
焼き上げることで、水分が木地にでてくるが、これがこのピッツァのだと思う。
プチトマトの酸味、バジルの香りとが、この癖のあるチーズをまとめあげた。
それが、このピッツァの特徴だろう。

どの料理も、ボクにはご馳走だ!

18人で満席の店内は、ひとつを除き二人テーブル。
そして、9時過ぎには満席だった。
ボクだけひとりだったが、最後まで落ち着いて、食事を楽しむことができた。
それは店員さんの、接客の細やかなサービスがあったからだろう。

最後に、スタッフ全員の記念撮影をした。
ありがとうございました♪

(2013年7月初訪)

そのとき、ボクは途方にくれていた。
何をどうして良いのか、全く検討がつかないでいたのだった。

その日、母親に当たられていた。
ボクの感情は、平常心を少しづつ失っていく。
母に返した言葉は…
「今日は、これで帰るよ!」
入院している母は、九死に一生を得る…
そんな感じで、死を克服していた。
…相変わらず、母のわがままに、ボクはへき易していた。

魂が浮遊した…そんな感じがした。

時計を見ると、既に8時を回っている。
腹が減るのも、ムリもないか!
病院のすぐそばの、川を渡った所に…
素敵なピッツアの店があることを、思い出した。
オヤジが亡くなった十数年前は、蕎麦屋だったところだ。

窓越しに店内を見ると、先客は2組…
店内は、がらがらだった。
扉を開けると、女性店員がにこやかに近づいてきた。
「9時まで予約がいっぱいで、それ以降ならご利用いただけますが…」
駅からも、離れているのに、結構人気なんだ…そう、思った。
腹も結構減っていたし、時間も時間だったから…
丁重にお断りし、家とは真逆の駅へと向かった。

金曜日ということもあって、中目黒駅周辺は人、人、人…
目黒銀座にはいって、焼き鳥屋、リストランテを覗いてみた。
料理だけでなく、雰囲気が今の自分にしっくりした店がなかった。
時計の長針が、12を回っていた。
さっき来た道を、引き返し店の扉を開けた。
「また、来てくださったんですね!」
大振りの笑顔で、私を迎えてくれた。
嬉しかった♪
「いま、テーブルを作りますから、ほんの少し 外でお待ちください。」

店内は20人も入れば、満席になる…
そんな、こじんまりとしたレストランだ。
落ち着いた雰囲気だから、愛のキューピットの手伝いもしてくれるだろう。
席は2人席だが、4人席にも対応していた。

ワインリストから、手頃なボトルをお願いした。
そして、ピッツアの気分だったから一枚お願いした。
ワインを頃合いを見計らって、サーブしてくれる。
今日は甘口で、スッキリしたあと味のワインにした。
「人間辛口なんだけどなっ!」

20分ほどで、ピッツアが焼き上がった。
直径30cmはあるほどの生地に、具がしっかりと、ちりばめられていた。
…おとな食いだな♪
さて、苦手なナイフとフォークで、ピッツアと格闘しようか…

一口、放るように食べた。
チーズのコク、深みが生地、具材にまとわりつく。
全ての具材が自己主張しながらも、お互いに潰しあうことはなかった♪
「うまいなぁ~♪美味しい、美味しい!」
呪文のように、言葉を繰り返す。

「サラダを下さい♪」

いつの間にか、先程の女性店員と打ち解けていた。
調理場の職人さんを、紹介してくれた。
お互い、笑顔がこぼれた。
若い職人さんは、自慢の竈を撮るよう勧めてくれた。

お会計を済ませて、外に出ると…
全身に蒸気のような湿気が、体に的割りついた。
空を見上げたが、月は見当たらない。

歩を山手通りに向けた瞬間…
「本日はありがとうございました!」
先程の2人が笑顔で、送ってくれている。

離れた魂が、戻った瞬間だった。
「こちらこそ、ありがとう♪」
…そう、心の中で呟(つぶや)いてみた。


  • (2015年6月再訪)本日の食事会の舞台♪
  • (2015年6月再訪)新店長
  • (2015年6月再訪)本日のオススメ♪

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7位

めぐろ三ツ星食堂 (目黒、白金台、五反田 / 洋食、オムライス、カレー)

6回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2020/03訪問 2020/04/04

大切な打合せは“ここ”で…!

3月6日金曜夜、6時15分に目黒駅改札口で待合わせましょう…
ボクは1週間ほど前に、今日会う相手に“そう”ショートメールを打った。 

当日時間になっても、約束の方はなかなか来なかった。電車がホームに停まる音が聞こえると、ボクは改札口を出る降客を幾度となく見ていた。

常に待合せ時間前に来ている方なので不思議に思っていると、スマートフォンの電話が鳴った。どうやら、隣駅の恵比寿と待合せを間違えたようだった。

東口を出て目黒通りを渡り、白金方面へと歩いた。ボクより年齢は上で、およそイメージする大阪人のおおらかで気さくな雰囲気に惹かれた。取り留めのない話ばかりだったが、歩く間は話題に欠くことはなかった。
予約時間に遅れることはなく、店に入ることが出来た。

先月は人数が多かったので店内奥のテーブル席だったが、今回はふたりと言うこともあり、窓から外の景色が眺めれる2人用テーブルを用意してくれていた。
ボクは大切な“最後”の打合せには、ぜひ“ここ”でと思っていた。

料理を数品頼み、〆はいつものようにオムライスとしよう。

予め、ワインに合うオムライスを得意とする洋食屋であることを話していた。相手の方もそれを、楽しみにしているようだった。

サラダと野菜炒めを楽しんだ。味は分かっていても、いつも通り、美味しく楽しめた。

〆のオムライスは、“ケチャップオムライス”にした。
久しぶりのケチャップオムライスは、酸味が効いて満たされたお腹にもス~っと収まった。そして、追加したワインにもピッタリ合った。

ボクたちは、目黒駅改札で分かれた。身のある話は、たっぷりと出来たかと思う。
今日は若い仲間6人との、食事会で利用した。
これからは今までみたいに利用出来なくなるかと思うと、さびしくなる。食を意識するようになって、一番通ったレストランのひとつだった。

目黒駅東口から、白金方面へと5分ほど歩く。途中にはビブグルマンに輝く麺や 維新を眺め、さらに歩いて眼鏡店のある路地に入った。
威風堂々としたリストランティーノ ルベロの斜め前に、馴染みある店が見えてきた。

扉を開け、調理場にいるふたりに挨拶をした。開店直後だったが、すでに席は8割ほど客で埋まっていた。
奥さんに促され、用意された奥のテーブル席へと座った。

初めての利用のメンバーがほとんどなので、名物の正油オムライスを最後に楽しめるよう注文していった。
ここのオムライスは、ワインとの相性が良かった。

飲めるものはワインを、そうでないメンバーはソフトドリンクで乾杯だ。
飲物で喉を潤したら、次は料理を決めよう。
“若鶏の竜田揚げ”、“オキナワ風野菜炒め”、“ツナとゆで卵のニース風サラダ”をシェアして楽しむことにした。

美味しい料理を前にすると、自然と会話は弾んだ。普段聞けない、本音が出たりするものだ。

〆はもちろん、オムライスだ。満場一致で、全員が正油オムライスを注文した。洋食屋でもない、ましてや中華のオムライスではないワインに合うオムライスだった。それは奥さまが元フレンチのシェフだったことが、このオムライスの特徴になっていた。

話に夢中になってしまい、気がつくと他には客はいなかった。閉店時間は、大幅に過ぎていた。
会計を済ませると、ご主人、奥さまは外に出て見送ってくれた。
ボクは他の5人とは、駅前で分かれた。権之助坂の歩道は、飲食を楽しんでいたあろう人で、溢れ返っていた。
冷たい雨が、1日中降り注いだ。今日は定時でタイムカードを打ち、新宿では山手線へと乗り換えた。実家に行く用事があったが、久しぶりに"あの店"へ行こう。実は人気店なので、事前に連絡をしていた。

駅へ着いても、一向に雨は止む気配はない。そればかりか、むしろ雨風はさらに強くなった。風で傘が飛ばされないよう、柄(え)を短く持って歩いた。人気のラーメン店をチラっと見ると、相変わらず混んでいるのが分かる。

更に進み路地へと入った。店舗前へ来ると、懐かしさがいっぱいになった。一年半ぶりぐらいにはなるだろうか。タイミングが合わず、来る機会に恵まれないでいた。

傘立てに傘を置き、扉を開け店内へ入ると、笑顔で迎え入れてくれた。カウンター席にはまだ客はいなかったが、奥のテーブルにはグループ客が数人すでに料理の提供を待っているようだった。
開店直後だったから、口開けの客になるかと思っていた。相変わらずの人気なのが、他人事(ひとごと)ながら嬉しい。

グループは予約なのだろう。すでにきよみちゃん、しほちゃんは調理にあたっている。
入口そばの、カウンター壁際の席に座り、メニューを見た。前回とほぼ変わらない、料理のラインナップだ。

今日はこの後は特に予定がないから、ワインはボトルにしよう。料理は久しぶりに来たので、お店イチオシの"醤油オムライス"だ。

"料理の提供はちょっと待ってね。"メインシェフのしほちゃんが"そう"ことわった。先のグループ客の料理を全て片付けるようだ。
"今日は時間がたっぷりあるから大丈夫!"そんなことを、言ったかも知れない。

柿の種をつまみに、ワインを楽しんだ。合間にチキンカツをサービスで提供してくれた。これで、ワインは半分は進んだ。

グループ客の料理が全て提供される頃には、入口そばのテーブルは客が入り、カウンター席も全て埋まった。
相変わらずの人気で、盛況のようだ。

待ちに待ったボクの料理が、カウンターへと届いた。まずはスプーンで割って一口、さらに一口と口に運んだ。
洋食屋さんのオムライスとは違う、フレンチの匠(たくみ)が味わいを深めた。まさにワインが進むオムライスだ。

手際よく、お一人様の女性のカウンターへと、料理が次々と提供された。ここは女性一人客が多いのが特徴だ。他の洋食屋さんの1.5倍はあるボリュームを、若い女性を含めみ楽しんでいた。

1時間半は粘ったかもしれない。
そろそろ会計を済ませよう。
しほちゃんが、外まで送ってくれた。調理場を見るとご主人のきょみちゃんは、フライパンを煽っていた。

久しぶりだったが、今日はあまり話せなかった。権之助坂を、人を避(よ)けながら歩いた。雨は一向に衰えることなく、傘に降り注いだ。



金曜の夜七時を回った時間に、お店に連絡してみた。金曜のこの時間は常に満席のだから、今日はダメかなと思っていた。
ラインへの返信は…「お待ちしていま〜す。」

いつからだろうか…ここに来るようになってから。
週末の夜は、いつもいるようにな気がする。おそらく店の全てが、家の寛ぎとは違う居心地の良さを、気持ち、体が自然に感じ取っているのだろう。

ドアを開けると案の定、テーブル、カウンターと客で満席だった。いつも楽しむ、右手カウンター壁際の一つを除いて…

大好きな醤油オムライスと思ったが、日替り料理を確認するとオムチーズカレーとのこと。今日は、日替わりにしよう。
そして赤ワインを、ボトルでいつものように注文した。

抜栓されたボトルから、ワインをグラスへと注ぐ。ひと口でワインは、干上がる。一気に疲れが取れていく。サービスでいただいた枝豆…今夏は初めてだった。しかしワインには合わないが、旨いなぁ。

客のオーダーが捌(はけ)けたところで、ガラス越しの調理場でボクの料理に取り掛かった。
提供されたオムライスは、いつもながらにボリュームはタップリ。そしてこのワインに合うオムライスだったから、どんどんグラスは進んだ。

オムチーズカレーはオムライスにカレールーが乗ってはいない。ライスをカレーで炒め、チーズが入っているスタイルだった。

ご主人、奥さまに近況など世間話をし、アッという間に2時間が過ぎていた。
いつもながらに、美味しい料理と、楽しい会話をありがとうございます。

きよみちゃん、しほちゃん(^0^)
金曜、夜8時まえに寄ってみた。
この時間は混んでいるので連絡すると、「お待ちしてます!」と返ってきた。
東口を白金方面に5分ほど歩いて、いつもの路地を入る。

店内に入り、久し振りの挨拶を交わして、ボクはカウンター隅のいつもの席に腰を下ろした。
元フレンチシェフのシホちゃんに『本日のオムライス』を先ずは確認。
お客さんからは好評というシホちゃんの、『オムチーズカレー』押しに従った。

スマフォを取り出し、フォロワーさんのレビューを読む。自分が好きなことか出来る居心地の良さが、この店が好きな理由のひとつだった。

オムライスが提供されるまでには口元が寂しいから、ワインをボトルで頼もうかな…

提供されたオムライスは、相変わらずボリュームがあって嬉しくなる。
ひと口食べてみると、カレー風味の味わいに、プラスアルファのシェフ拘(こだわ)りのひと手間を感じる。
理屈抜きに、ボクのお気に入りの一店だ。

客はその後、出たり入ったりを繰り返した。
それでも、いつもの入りに比べ、客は少ないと感じた。

元気は注入された。
また明日から、ガンバれるな…
そんなガスを注入した、金曜日の夜だった。



7時30分を廻ってから、お店に入った。
いつものように、ご主人、奥さまがにこやかに迎え入れてくれる。

今日はホタテがあるから、ホタテオムライスにしてもらった。ワインはボトルではなく、グラスにした。疲れているから、酔いが回りそうだったから。

ボクが来てから、続々とお客さんがやって来て、いつのまにか店内は満席となった。金曜はいつも、8時くらいから混み始める。

そんなことを思っていると、ボクのホタテオムライスがご主人のきよみちゃんから手渡された。スプーンで割ると、ゴロゴロとホタテが顔を出した。そのままひと口頬ばる。いつもながら深みある味わいに、疲れが癒やされる。
まさに、ワインに合うオムライスだと思う。

今日は、早めに店を出よう。
いつもなら奥さまのシホちゃん、きよみちゃんがお見送りしてくれるが今日はない。ふたりは調理場で、奮闘していた。

  • (説明なし)
  • ワインに付く柿の種
  • (説明なし)

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8位

リストランティーノ ルベロ (目黒、白金台、五反田 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2013/08訪問 2014/03/16

すてきな晩だからこそ、キミと♪

JR 目黒駅から、白金方面にちょっと歩いた。
都心の賑わいは、路地を入ると一転、静寂な住宅地へと替わった。

入り口は、ちょっとした庭に入ったところにある。
猛暑だからか、庭は水撒きがされていて心地よい。

口開けの客となったボクたちは、2階の窓際席へと案内された。
6時を過ぎていたが、まだたっぷりと陽射しが照りつけていた。

料理はすべて、アラカルト…コースはなかった。
温もりを感じさせない接客サービスの担当者が…
板書メニューを提示してくれた。
ボクらは料理を迷ったが、なんとか決めることができた。
店員からは、田舎者と見えたかも知れない。

アラカルトとして、前菜、メインを決めていき…
最後のスィーツもなんとか決めることができた。
「起承転結!」
国語で、昔、そんなことを教わったことを思い出した。

窓の外は、店内のシックな造りとは違い…
残念ながら、駐車場を眺める形となってしまった。

今日は、限られた時間ながら貴女と逢えたことで良しとしよう。
何を食べ、どう感じたろうか?
貴女がいたからか、味の印象が薄い。
しかし、美味しく頂けたのは間違いない。
さて、頼んだワインの円やかさ、優しさが貴女みたいで印象的だった。

次第に陽は暮れていき、紅へと代わった景色が…
窓からの眺望を変えた。

お喋りは好きだが、話題に乏しい自分…
貴女は楽しい話題を、振ってくれた。

居心地の良い空間があって、旨い料理がある。
それは、二人の楽しい会話の脇役でしか過ぎない♪

起承転結で、料理を楽しみ、そして会話を楽しんだ。
あっと言う間の2時間半だった。
外はすでに、暗くなっていた。
目抜通りに出ると、車のライトがまばゆく感じた。

送りを断るキミの背中を、ボクは見つめていた!


(『貴女』はフィクションで、実在しないことをお許しください。)

  • 外の喧騒とは隔絶された静けさがあった!
  • (説明なし)
  • 一歩足を踏み入れると、ちょっとした庭が♪

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9位

焼肉ホルモン 稲田 (目黒、白金台 / 焼肉、ホルモン)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2013/02訪問 2013/04/21

身体は冷えていた…しかし、心は暖かかった♪

大切な友人と使った。
友人は喜んでくれた。
ボクの注文のセンスを褒めてくれる。
実は焼肉は初めてだった!

遠方からの友人の体調は、食事には万全ではなかった。
しかし、辛いであろうに、終始にこにこしてくれている。
要するに、大人なのだ。

実は彼は、自慢すらしなかったが…食の達人!
正真正銘のその道のプロだった。
ボクの未熟な注文の組合せを優しく見守り、そして優しく料理の説明をしてくれた。
当日、彼は非常に忙しく、私に詫びながら電話と私を行ったり来たりしていた。
もちろん、突発のことなのだった。

優しい人柄、そして会社を経営する厳しさを垣間見た瞬間♪

そんな、2人の特別な空間を作ってくれたこちら!
さすがは、ミート矢澤の系列です。
肉の味わいは、もちろんのこと…
比較的若い店員さんのサービスがしっかりとしていた。

…「何を食べるかではなく、誰とたべるのか♪」
ボクは、そんな空間を楽しめる店が、大好きです。


ありがとう、kazuさん♪
ありがとう、稲田♪


  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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10位

BAR五 (恵比寿、代官山、中目黒 / バー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2013/05訪問 2013/05/12

素敵な夜だからこそ…♪

雨足がさらに強まっていた。
1日の昂(たかぶ)った気持ちを、クールダウンしよう♪
外から地階に降りると、重厚な扉が眼前に立ちはだかった。
重い取っ手を引いて中に入ると、薄暗い照明が出迎えてくれた。

「いらっしゃいませ♪」

カウンターに導き、注文をとる。
「何でもできますから!」
ジョニ黒のショットと、クランベリージュースを頼んだ。

仄かな明かりの中、棚にはびっしりとウイスキー、スピリッツなどの瓶が並んでいる。
「値段のつけられない、オールドものもあるんです。」
棚にあるボトルストックについて聞いたからだ。
「お客さんが、飲んでくれてこそなんですが…」

強面の雰囲気と違い、マスターは低く落ち着いた声で…
優しい口調で話しかけてくる。

「飲食店関係の仕事をなさってるんですか?」
マスターは、私が奨める飲食店をメモした。

「今日は高くなりすみません。また、ぜひご来店ください。」

重い扉を引いて外に出た。
雨はいっこうに、止む気配はなかった。
酔っていたからか、駅までの短い道のりを迷った!


  • 雨の中、素っ気なく看板があった!
  • 地階を降りると、重厚な扉が立ちはだかった♪
  • ジョニ黒をショットで♪

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