『行く年』パニーさんの日記

平成23年も終わろうとしています。
色々あった1年でした。
また、色々なことを考えさせられた1年でもありました。

人間は生きている限り食べなければならず、ならば、自分が生きている間にあとどれほどの食事が出来るのか。
極端な話、3分後には死ぬかもしれないし、元気に100歳を突破するかもしれない。
どれだけ長生きしようと必ず悔いは残りますが、少しでも濃密な時間を過ごせたらいいなと思います。


先日あるお店に伺ったとき、お店のご主人と常連さんの会話を横で聞いていたのですが、ご主人曰く、地震の後は1日店を開けてもお客さんがひとりも来ない日があったとのこと。
そんなことは数十年商売をしていて初めて経験で、その後もお客さんが1日に2～3人しか来ない日が続いたりして、お店をたたむ事も真剣に考えたそうです。
都心（銀座の外れ）のお店でそんな状態なら、実際どれほどのお店が姿を消したことか。

一個人に出来ることなど限られていますが、何も考えずに美味しい食事が出来ることに感謝しながら、今後も色んなお店にお邪魔しようと思います。


少し早いですが、良いお年を。