dosannkoさんが投稿したBAR ル・ヴェール(秋田/秋田)の口コミ詳細

【美味しい物】を、食べたい~よ~

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dosannko (男性・東京都) 認証済

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BAR ル・ヴェール秋田/バー

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  • 夜の点数:5.0

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2018/12 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

【惜別】故郷へ帰った~強面のバーテンダーが創る秀逸なカクテル

【惜別】2021年7月の三連休。佐藤さんから一通の葉書きが届きました。「暑中見舞いだろうな」と、見ますと、長い文面には、8月25日を最後に、一線から身を退かれて、他の街にて余生を送るとの事。今後は、最後の弟子の伊藤さんが、「ル・ヴェール」を守っていかれる事・・・。暫く、頭の中を様々な思いが駆け巡りました。初めてお伺いした銀座時代の事。秋田への移転してから最後の弟子がみつかるまでの事。コンペティションやパーティなど、これまでの年月の色々な出来事が思い浮かびました。いただいた本、「BARル・ヴェールの佇まい」に掲載されているオリジナルカクテルを、「全部呑みたいな計画」も、完遂できないのか~、などなど・・・。2020年から災いをもたらした、新型コロナウイルスの影響と両親の介護の為に、引退される日までに、お店に、お伺いする事が出来ません。とてもとても寂しいですが、どうぞ、お体ご自愛下さい。またいつか、どこかでお見かけ出来る日が来ましたら幸いです。いままで、ありがとうございました。
【再訪/修正と追加⑧】「秋田美人」の言葉がある様に、綺麗な女性が多い、「秋田」。その県都、秋田市の繁華街、「川反」。秋田駅からは、少し離れていますが、沢山の飲食店があります。昼よりは、「夜の街」のイメージがあります(夜しか行かないからかも~)。旭川を超えますと、ネオンが煌めいています。そんな街の一角に、目指すべきお店があります。それが、ここ、「ル・ヴェール」です。以前は、東京の銀座6丁目に、お店がありました。オーナーバーテンダーの佐藤さんは、東京では、その面持ちから、「ゴルゴ」と、呼ばれていました(一部のお客様や、仲間からですが。後輩や弟子は、本当に怖いので~そのあだ名では呼ぶ事はありませんでした(笑)。色々な事情から、東京を後にして、故郷の秋田に、お帰りになりました。で、あだ名も~「ゴルゴ」から「なまはげ」になっているのかな~? と、興味津々、お邪魔致しました(笑)。三丁目橋を渡り、左へ曲がったスグの所にお店はあります。外観は、ほぼ真っ黒で、シックにまとめられています。お店のドアの横には、「ドレスコード」の表示があります。お店のコードから外れていると、帰されるとの事でしたので、ネクタイをして行きましたが、それ程、厳しいものではないんですね~。まぁ社交場での常識の範囲で、一安心です。(誰だ~、礼服か紋付袴でないと入れないと言ったのは~(笑)。 ドアを開けますと、「チリン♪チリン♪♪」と、ベルが鳴ります。おや、いい音色ですね。(誰だ~、足元に赤外線センサーが有って、赤色灯が点くと言っていたのは~(笑)。(東京では、色々な噂が飛び交っていますね~(笑)。店内は、奥に向かって、細長く、うなぎの寝床の様です。右側にカウンター席とバックバーがあります。トイレへの入口の先の、店の一番奥には、テーブル席があります。旭川に向かって窓があり、その窓に面してテーブルが配されています。おや?カウンター席に、「常連客席」のプレートが置かれています。「予約席」ではない所が、意味深ですね。私は、常連ではないので、他の席に座りますね。店内には、竿灯やなまはげの模型があります。(増えたのかな~。なまはげは、佐藤さんがモデルかな?)。白いバーコートがお似合いの佐藤さんは、相変わらずの、「強面!」で、安心致しました。佐藤さんは、長く、帝国ホテルのBARで研鑽を詰まれた後、1997年に、銀座6丁目に、「(初代)ル・ヴェール」を、オープンされました。同じ年に、6丁目の、 銀座 テンダー と、 モーリ・バー と、合わせて、BARをはしごする「バーホッパー」の方達からは、「魔の三角地帯」とも、呼ばれていました。どのお店から呑み始めても、3軒とも廻らないと、帰れない~。と、言うお客様(ファン)が、つけられたのたのでしょう。 佐藤さんの手から創られるカクテルは秀逸です。職人の様な大きな手の平で、シェーカーを包み込みんでする、シェークは、柔らか~く振ります。「ローリングシェイク」と、呼ばれています。ステアの所作も、長~~い、バースプーンの先っぽを持ち、見事に使う様は、見ていて惚れ惚れ致します。「フィンガーズ・トップ・ステア」と呼ぶそうです。佐藤さんが創られる、「マンハッタン」が、評判ですね。ステアで創る、ショートカクテルは、ミキシンググラスで創る方がほとんどですが、佐藤さんは、大き目のグラスで創ります。長~~い、バースプーンを巧みに操ります。グラスにサーブする際、液体が、淡い色から濃い色に変化して行く様は、観ていて楽しいです。拝見していると、所作から、亡くなられた、佐伯さんを思い出しました。お味は、まろやか、いや、なめらかな感じで、刺激はさほど感じずに、舌からノドへと通って行きます。強面からは思えない、優しい味わいです(失礼だな~(笑)。オリジナルカクテルもそうですね~。ガツン!と来るより、味わい深いものが多いですね。お顔に似合いません(失礼だってば~(笑)。佐藤さんは、秋田のことが大好きです。コースターも秋田にちなんだ物を、使用されています。他の街から、「ル・ヴェール」を、訪れたお客様に、秋田の話題のきっかけになれば良いな~そして、会話の中から、秋田にもっと興味を持っていただけて、秋田を、好きになっていただけたらイイな~との、思いだそうです。ちなみに、リバーシブルですので、お好きな方の絵柄を使用して下さい(笑)。再訪時には、ショートカクテルには、格子状のコースターを使われていました。使い分けるている様ですね。初代のお店の、コースターも秋田杉から作られた物でした。冬はフードに、「きりたんぽ」もありました。故郷への思いの、濃い方だな~と、いつも思っていました。 それにしても、秋田に戻られてからは、よく笑われる様になりましたね~。 心から笑っている、「笑顔」も、ちょっとカッコ良いですね~(笑)。 「なまはげ」では、ありませんでした~(笑)。でも、「dancyu」の写真は、怖すぎますね~(笑)。 ごちそうさまでした。 また来ますね。2017年は、「ル・ヴェール」の、20周年ですね~。今から楽しみにしていますね。
2017年8月に、「秋田キャッスルホテル」で催された、「祝う会」に参加させていただきました。余談に書かせていただきます。
【佐藤さんのオリジナルカクテル】
「ブラックダイキリ」
2017年の作品。ネーミングとは違い、茜色のショートカクテル。ラムベースですが、ベースを感じさせず、「グッ」と来る味わいの中に爽やかさを感じる、2つの個性を感じました。舌と心に残る味わいです。
「カシオペア」
2013年の作品。真っ赤なロングカクテル。小さな★が浮かんでいます。ほんの少し、下に刺激を感じます。レッドベアを使用されていますので、滋養強壮に良いそうです(笑)。旅行会社の企画の際、創作されました。
「あきたこまち」
2012年の作品。日本酒がベースのショートカクテル。淡い黄色が幻想的です。実った稲穂を想像しました。やさしい口当たりで、「スッー」と、吞めます。が、後から効いてきます。秋田市でのカクテルパーティーの際、創作されました。
「美の郷」
2010年、CCS(カクテル・コミュニテーション・ソサエティ)の、「アーティスト・オブ・アーティスト」での優勝作品。秋田をテーマにして創られました。ウォッカベースのショートカクテル。金色が綺麗です。さっぱりとしていますが、度数はあります。デコレーションはありませんが、発表された時は、グラスのステムに、紅葉の葉が配されていました。
「ハニーアイランド」
2010年の作品。ふわふわの気泡が、唇に当たり、舌の上をおどる様に、くすぐります。いつの間にか、消える様に無くなっています。吞んだという感覚がない、不思議なカクテルです。う~ん、わからない・・・・不思議すぎます。
「シアージュ」★★★★★
1998年の作品。ジンベースの透き通る様な、マリンブルーのショートカクテル。ひと口目から、見た目通りのクールな味わいが、口中に広がります。「スッ~~」と、吞めますが、後で効いてきます。酔い心地も爽やかです。寒~い冬に、夏の島を思い浮かべながら吞むのも、良いかもしれません。
「ドクターブラックジャック」
1997年の作品。薬草系のリキュールベースのロングカクテル。佐藤さんのドラックカクテルです。吞み過ぎた時に、体調にやさしくしてあげる為の、お酒です。
「ヴェルサイユ」
1996年の作品。ワインベースの深い真紅のショートカクテル。色合いと同じく深みのある味わいが舌上を刺激します。ほんの少し、コクのある余韻が残ります。
「ル・ヴェール」
1991年の作品。甘~い、デザートの様なショートカクテル。グリーンバナナのコクが美味しさを際立たせています。
「ピーチレディ」
1988年の作品。クラッシュドアイスがグラスに詰め込まれた、リキュールベースのロングカクテル。甘めで軽い味ですが~、ストローで呑むと、酔いが早く廻る~との、言葉通り、潰れました(泣)。
「フォンテンブロー」
1988年の作品。白ワインベースの、食前酒。甘さを感じますが、キレがあります。余韻が下に残ります。帝国ホテルのフレンチレストランの、食前酒として考案されました。
「チャーミングローズ」
1978年の作品。ラムベースの、赤がとても綺麗なカクテル。創る時、シェークしてグラスにそそぎ、トニックウォーターで割る時に、バースプーンを使います。2つの所作を見られるので、自分的には、「お得」なカクテルです(笑)。軽めで、ラムで、ゴクゴク呑めるタイプは珍しいですね~。
「スイート・ピー」
1977年の作品。ジンベースの黄色のロングカクテル。唇から舌の両側に、少し刺激をあたえながらノドへと落ちて行きます。口上にコクのある余韻が残ります。ANBA(全日本バーテンダー協会)のカクテルコンペティション優勝作品。
【余談/ル・ヴェールを祝う会】
2017年8月に、秋田市内にある「秋田キャッスルホテル」にて、ル・ヴェールの開業20周年と、オーナーの佐藤さんのバーテンダー職歴50年を祝う会の催しがあり、参加させていただきました。大きな宴会場は、350人ほどのお客様で賑わっていました。なまはげのお出迎えを受け、主催者の挨拶と乾杯の合図で、宴会が始まりました。料理は、一口サイズの和洋中華があり、どれも美味しかったです。また、秋田産の野菜のコーナーもありました。キュウリは1本そのままの形で置かれていて、味噌や塩を付けていただきました。トマトも1個そのままで置かれていましたが、かぶりつくのも、どうかな~と思い遠慮しました(笑)。枝豆は、お酒のつまみに丁度良かったです。あきたこまちのおにぎりや、いぶりがっこもありました。「ババヘラアイス」も、スタッフの方が作ってくださいました。主賓と交流のあるバーテンダーの方々、20人ほどが、お客様に、カクテルを振る舞ってくださいました。東京の新橋さん、浅倉さん、福岡の長友さん、熊本の野末さん、八戸の寅谷さん、静岡の杉山さんをはじめ地元秋田の方々と、そうそうたるメンバーでしたね~。どの方のも吞みたくて、ツイツイ梯子して、潰れました(笑)。お土産は、佐藤さんの著書でした。弟子、孫弟子に外弟子のお店も載っていて、巡ってみたくなりました(笑)。
【余談】
銀座のお店への投稿は、こちらにあります。~(備考欄のお店とは違っています。??何でだろう??)
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13002709/

  • お店です。

  • お店のドアです。

  • 看板です。

  • ドレスコードです。

  • 冬のお店です。

  • 早い時間のお店です。

  • 川側から見たお店です。

  • コースターです。

  • コースターです。

  • コースターです。

  • コースターです。

  • コースターです。

  • 銀座時代のコースターです。

  • カウンター上にあります。

  • 「ブラックダイキリ」です。

  • 「あきたこまち」です。

  • 「カシオペア」です。

  • 「美の郷」です。

  • 「ハニーアイランド」です。

  • 「シアージュ」です。

  • 「シアージュ」です。

  • 「エスポワール」です。

  • 「ドクターブラックジャック」です。

  • 「ヴェルサイユ」です。

  • 「ル・ヴェール」です。

  • 「ピーチレディ」です。

  • 「フォンテンブロー」です。

  • 「チャーミングローズ」です。

  • 「スイートピー」です。

  • とある日のチャームです。

  • 「マンハッタン」です。

  • 「アイリッシュコーヒー」です。

  • 「ジンフィズ」です。

  • 「ジントニック」です。

  • 「ジントニック」です。

  • 「ジンリッキー」です。

  • 「カンパリソーダ」です。

  • 「エメラルドクーラー」です。

  • 「バイオレットフィズ」です。

  • 「ソルティドック」です。

  • 「グラスホッパー」です。

  • とある日のチャームです。

  • とある日のチャームです。

  • とある日のチャームです。

  • とある日のチャームです。

  • とある日のチャームです。

  • お会計の時にもらった飴です。

  • 【祝う会】参加しました。

  • 【祝う会】参加しました。

  • 【祝う会】お土産です。

2021/08/26 更新

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