ちゅーかさんのマイ★ベストレストラン 2014

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ちゅーか (50代後半・男性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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ベストレストラン2014はこんな感じにまとめてみました。
1位は不動のレストランコバヤシ。ここは年3回利用させていただいていますが、毎回毎回変化球があって実に楽しい。価格もリーズナブルで満足度は極めて高いと思います。
2位から6位までは日本料理、寿司、蕎麦。どの店も個性的で印象に残る店ばかり。直近で行った事もあるのですが杉並まん月のつまみと日本酒の内容は感動もの。これだけ日本酒に力を入れている蕎麦屋は見たことがない。日本酒マニアの方は是非行かれてみると良いと思う。
そして沖縄料理のてぃんさぐぬの花。ここも美味しい。沖縄料理をこれだけ上品に出してくれるのはなかなかないと思う。
ケーキはエーグルドゥース。店の雰囲気も良いが味も素晴らしい。都内でも有数の洋菓子かと思う。
最後にマニアック過ぎるお店のサイゴン。正直 入りにくさ200%。知っている人がいないとまずは入れる雰囲気がない。これぞ本場のベトナム料理と言う味わい。元駐在者であれば懐かしい味。

そんな感じでフレンチ、和食、洋菓子、アジアン。どれもお勧めしたいお店ばかりです。

マイ★ベストレストラン

1位

レストラン コバヤシ (平井、東あずま、亀戸水神 / フレンチ)

5回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥15,000~¥19,999

2021/11訪問 2021/12/15

一言。やっぱり良い!

自分の誕生日は10月なのですが、やっぱり息子がいると落ち着かないということで、息子がウインターキャンプに行く11月下旬のランチに伺いました。
緊急事態宣言中は大変だったと言ってましたが、この日はランチにもかかわらず満席でした。
いつも良くしてくださるソムリエの刀根さんとご挨拶をしてスタートです。

まずはウエルカムシャンパンで乾杯!
いや〜沁みますね。美味いです。
お通しで出てきてくれたのが、岩手県産ホヤのフォンダン 山葵クリーム・パパイヤ乗せ。
海のパインアップルのホヤと果物のパパイヤをわさびのクリームで組み合わせてくるとは〜〜
やりますね。濃厚な味わいですけど、ホヤの香りとパパイヤの甘味が口いっぱいに広がっていきます。白ワインを合わしてくれましたが、これまたジャストマッチ!料理の旨さを最大限引き出しれくれます。
そして次に本日のオードブル。
根室産蝦夷鹿のカルパッチョ 赤ワイン風味。
じっくり寝かされた蝦夷鹿は柔らかく口の中でほろほろと崩れ落ちていきます。
トリュフ、マッシュルームと組み合わせると更に味が変化して美味しい。
赤ワイン風味で肉の旨味を出し尽くしている感じです。あえてここではシェリー酒で合わせてくるセンスも素晴らしいと思います。
パンは安定に美味しいです。
そして赤貝とビーツのテリーヌ&北海道秋鮭の燻製と半熟卵のゼリー寄せ。
赤貝のなんとも言えない食感と赤いビーツの組み合わせも絶妙。
さらに秋鮭と玉子の組み合わせも面白かったです。
次にお口直しでフォアグラのテリーヌ ブリオッシュトースト。オレンジジャム添え。
ここのフォアグラは本当に美味しいんです。ずっと食べていたいくらい。濃厚で繊細な味わいがとても良い。それにブリオッシュのトーストの上に乗せて食べるんです。絶妙な組み合わせです。ジャムの酸味と甘味がホント絶妙でした。
そして魚料理。 シャフおすすめ白身魚を本日のスタイルで。
サワラと鯛をレアにして出してくれました。
しっとりとした食感でいやはや参ります。
そしてメインはフランス産青首鴨のロースト ソースサラミ(内臓風味の赤ワインソース)
ここの肉料理の醍醐味はソースに内臓を使うこと。
素材を生かしさらに美味しくなる技を使っている。ホントすごいと思います。
最後にデザートにアップルパイをもらって終了。
最後の最後に誕生日プレゼントでレストランコバヤシのマトリッツオを食べちゃいました。
うまかった〜〜 余韻に浸れます。
食べた飲んだ楽しかった。
古典的な料理が中心ですが、技と腕が光る都内でも数少ないフレンチレストランだと思います。
行かれてない方はお薦めしたいと思います。
10月が自分の誕生日月ですが、息子の都合もあって11月に行く事に。
年3回は行きたいお店なんです。
結婚記念日と夫婦の誕生日。
それだけ思入れがあるお店です。
サービスも満点、工夫してくれた料理。
クラシカルだけど、ちょっと今風にアレンジもしてくれます。
ジビエの季節にも拘らずGotoで来られるお客さんは、デフォルトのメニューを頼む方が多いようです。
ここは是非ともジビエを頼むべきだと思います。

さてさて今回はランチで利用させて頂きました。
まずはシャンパンで乾杯~
旨いな~ 身体に染みわたります。
そして前菜は北海道産昆布森産真牡蠣のマスカルポーネチーズ和え ジン・ライムのゼリー
濃厚なマスカルポーネチーズと牡蠣のハーモニーがたまらなく美味しいです。
繊細な味付けは素晴らしいと思います。
そしてオードブルは気仙沼産カツオと松輪産真鯖の燻製マリネ。
燻製の香りがまた良いんです。脂の乗った鯖とあっさりはしているけど、じっくり寝かされうまみが増したカツオが美味しい~
これなら白ワインも良いけどキリっと日本酒でも合いそうな感じです。
そして北海道産サンマの冷製アボカドとリンゴのパート乗せ 肝とイチジクのピュレ サラダ添え。
當店定番のメニューの一つ。漁獲が少なく身も小さいとは言ってましたが、使われていたサンマはかなり大ぶり。サンマの香りが口いっぱいに広がります。アボカドの濃厚さとマッチしていました。
そして石川産キスとパプリカのグラチネ リゾット添え。
キスのイメージは小さく薄いものですが、パン粉が付いていて身が厚く食べ応え十二分。
キノコのリゾットの味とすごく合っています。
本日の魚料理は 白身魚本日のスタイルで
真鯛を使った料理に仕立ててくれました。
バターの香りが際立ち白身のうまみを引き出しているかのようでした。
本日のメインは蝦夷鹿のロースト キノコのソテー マロンピュレ ポワヴラードソース。
火入れ加減が絶妙。硬さは一切なく濃厚な味わいでした。
とは言え脂の部分を極力抑えてもらってあっさり。

デザートをもらって終了~
飲んで食べて楽しかった~
小林シェフ、刀根ソムリエの二人三脚は素晴らしいです。

次回は嫁さんの誕生日前後に行けるかな~と楽しみにしています。


年に何回かお伺いできればと思っていましたが、今回は1年ぶりになってしましました。
夜は混雑しているとのことであえて昼間の時間をチョイスしてコース料理を楽しみました。
ここ最近はヘビーな料理ではなくてあえてライトな感じに仕上げてもらっています。
脂身少なめとかetc
そう言うわがままも聞いてくれるところが良いんです。

12時入店は我々のみ
13時から1組のお客様がこられただけでした。
ある意味貸切に近い。すごい贅沢だと思います。

ソムリエの刀根さんと挨拶。そして刀根さんの作るスイカとカンパリーのカクテルをいただきます。
すっきりとした甘さと、少々青臭い感じが夏らしさを演出してくれてとても良いです。
まずはハマグリ(九十九里)と根セロリのスープ。
トリュフまでトッピングしてくれました!
濃厚な味わいがとても良いです。
手作りのパンも相変わらず美味しいです。
ワインも刀根さんに全てお任せ。
ペアリングしてくれるのが良いです。ハーフサイズクオーターサイズも対応してくれますので、ちょっと飲みたいと言う方にもオススメできます。
そして本日のオードブルは帆立貝と洋ネギのラヴィオリ 甘口白ワインソース
濃厚なソースと帆立、そしてラビオリがソースと絡んで美味しいこと。
素晴らしいです。いや〜久々に食べるとリセットされる感じがします。
そしてパテアンクルート。
香り鶏と仔牛の冷製パイ包みになっています。上にはブランデー漬けしたチェリーがトッピングされています。
ちょっともそもそする感じはしますが、あっという間に口に溶けていく感じで美味しいです。
そして肉々しい。
そしてメインの魚は白身魚のポワレ、トロナスとウイキョウ
何より鮮魚の使い方は素晴らしいです。皮目はパリパリでしっとりした身。
濃厚なソースとまた合います。
そして肉料理は子羊鞍下のロースト 夏野菜の詰め物ターメリック入りマッシュポテト添え
脂身を落としてくれたこともあって赤身中心。
これまた美味いんです。肉の香り、味わい最高でした。
ワインも美味しいし料理も最高!
デザート、小菓子を頂いて、結婚祝いのチーズケーキも頂いちゃいました。
ホントありがたいです。

また年末に来れればと思っています。

嫁さんと息子が一時帰国
そして我々夫婦の結婚記念日もある。
當店のページを見ると子供は小学生以上であれば大丈夫とのことで
それじゃ〜と電話予約しました。
数日前でも予約できちゃうところが嬉しい。
都内の人気店は数ヶ月前から予約しなきゃ行けないところも多くて躊躇してしまうけど、ここなら全く問題ない。人気は高くなって欲しいけど、ある程度余裕がある方が絶対に良いと思います。

さて今回はお料理1万くらいの仕立てでお願いをしました。
そして息子には2プレートくらいのお料理を出してもらうことにしました。
事前予約の際にこう言う細かいことまで打ち合わせが出来るのはとても良いです。
そして店内も改装されてより高級感が増したと思います。

まずはソムリエの刀根さん作のスイカのカクテルで乾杯。
スイカの甘さとオレンジリキュールの苦味がまた良い感じ。
夏の暑さにぴったりの味わいでした。
そしてお料理のスタート
お通しは以下の通り
・愛知県さん真鰯のカナッペ・岩手県産ホヤのフォンダン・勝浦産鰹の燻製マリネ・赤貝のテリーヌ
シーズンインした真鰯のカナッペは手で頂きます。臭みもなく濃厚な真鰯の味が良い感じです。
白ワインと合わせると更に美味しさが増します。
ホヤも独特の磯の香りがありますが、ホタテと組み合わせてあってこれもまた塩梅です。
鰹は燻製もしてあ流ので濃厚な味わいに変貌していました。こりゃ〜たまらんです。
赤貝のテリーヌも素晴らしい〜
一方息子の方はヴィシソワーズ、蛤とムール貝。センターにはチーズがあり、ばくばく食べています。
パンは以前と変わって3種類入ったバスケット。どれもレベルアップしていて素晴らしいです。
息子はパンを食べ過ぎていて、この後のステークアッシェが入らなくなってしまうんじゃないかと思ってしまった程。
そして我々の方は本日のオードブル。
以前から定番の和歌山産鮎のパテ、メロンパートドフリュイ、サラダ添え
鮎の肝をふんだんに使っていて香りと苦味が良い。そして濃縮されたメロンのゼリーとベストマッチです。白ワインが進むこと間違いなしです。あ〜〜美味い。
息子用に次の料理が出てくる。
見た目はハンバーグでも肉肉しいカットをしていて、まるでステーキのよう。
添えられているポテトも良い感じだ。
既に息子はお腹がいっぱいになっているようで、半分食べて終了。
自分が残りを食べましたが、こりゃ〜美味いですよ。
子供が食べるには勿体無いくらい。

そして次のオードブル
青森県産オオメマスと茹で卵の煮こごりテリーヌ ディル、エストラゴン風味。
マスをこう言う形で仕上げてくるのも流石小林シェフの見せ方なのだと思います。
本日の魚料理はシェフおすすめの白身魚。
キンキが主体でしたが、濃厚なソースとベストマッチな味わいです。
最近のフレンチは和食っぽいものが多い中、こう言った古典的な料理も改めて良いな〜と思ってしまった。
そして本日のメインディッシュ
豚足、キノコ、エスカルゴのパイ包。タルタル添え
これが結構なボリューム。
濃厚な豚足の味わい。お肌がプルプルになるのがわかる程。
これはふた回りくらい小さくても良いかも。
結構お腹にたまりました。
チーズとデザートが出て終了。

食べて飲みました。
息子入れて3人で楽しめたのは良かったです。
次回は嫁さんの誕生日月の12月に再訪できればと思っています。
2016年10月再訪
今回は自分の誕生日祝いでやってきました。
いつも、いつも昼ばかりでしたが、今回は息子がお泊りキャンプでいない事もありかなり久々にディナーで訪問しました。
明るい昼間と違って、ちょっと暗めの照明で印象がガラッとかわって良い感じです。
お通しはイタリア産カルドンチェッロとポルチーニ茸のベニエ。
香りが良くて旨い!!
オードブルは定番の秋刀魚のマリネ アボカドとリンゴのパート乗せ イチジクと肝のピュレ サラダ添え。
秋刀魚のキモの苦みがアクセントになっていて美味しい
秋刀魚の炙り加減も絶妙で白ワインとバッチリ。旨すぎる~
北海道産雲丹のサラダも、風味が良く、サラダとは思えない味わい。
魚料理はオオモンハタの蒸し物。柔らかな食感と独特な香辛料の使い方。
まるでタイ料理を食べているかの様でこれも美味しい~
メインはシーズンインのジビエ。
自分は雷鳥のロースト。嫁さんは鹿の赤ワイン煮。
雷鳥は今年初めて出してくれたものだそうだ。
独特の香りがソースとマッチ。肉のカットの仕方も大胆で食感をより強調してくれている。
赤ワインが進んでしまう。
嫁さんの鹿の赤ワイン煮は柔らかで癖のない味わい。これも良い感じ。

ディナーと言う事でメニュー構成をあっさり目にお願いしただけあり、食べ終わってからのヘビー感はゼロ
フレンチを頂いたとは思えなかった。

ランチも良いけどディナーはもっといい。
またディナーに行きたいと思う。

***********以下過去レビュー******************
2016年8月14日再訪
今回は結婚記念日で再訪です。
写真が一杯なのが惜しい~ だいぶ消しちゃいました。

今回のメインはウサギと広島産本州鹿のローストを頂きました。
やっぱり印象的だったのはジビエ。
ぎっしり詰まったジビエのテリーヌ フルーツのコンフィとサラダ添えは山ウズラ、鴨、猪、鹿、ヤマシギがぎっしり。
これは旨かった~ ワインともベストマッチだった。

本日のオードブルの富山県産白ばい貝のマスカルポーネチーズ和え ジンライムゼリーも白ばい貝もこんな食べ方があるんだ~と思う味わい。
センスの良さが素晴らしい。

最後に出してくれたケーキは初めてのショートケーキ
甘さが控えめでこれも美味しかった~

次の再訪は秋。実に楽しみだ。

***********以下過去レビュー******************
2015年12月27日再訪
今回は嫁さんの誕生日記念と言う事で伺いました。
写真の数がFULLになってしまった関係で過去の写真。特にワインの写真を削除しました。<(_ _)>

さてさて今回は前回同様にメインは蝦夷鹿のローストを事前にチョイス。
お通しで出てきた新作の高知県産地牡蠣のマスカルポーネチーズ和え。ジンライムのゼリーとマッチしていてこれが旨い。シャンパンと一緒に食べると更に美味しい~~♪
そしてスープは何とスッポンとエスカルゴ。濃厚な味わいとコク。身体がものすごく温まる。
次に冷たいサラダ。この温度差のコントラストがとても印象深く良い感じだ。
鮮魚は鰆とタラの雲子のオリーブオイルのポワレ。なんと言っても白子が旨かった。
そしてメインの蝦夷鹿のロースト。適度な火の入れ具合がベスト。肉の食感に食べごたえがあって美味しい。そして栗のペーストとベストマッチ。この辺は素晴らしい組み合わせだと思う。
チーズはハード系中心にセレクト。熟成具合がとても良い。
何もかにもが我々の好みとベストフィット。変化球、そしてコントラスト、同じものが一つと無いところもこの店の醍醐味。
お決まりのコースも良いが、是非ともお任せでお願いすることをお勧めしたい。

次回は8月になるかと思うが次回が楽しみだ。

************以下過去レビュー*****************
2015年8月16日再訪
約1年ぶりの再訪。
息子はデイキャンプ。
この日はちょっと遅い結婚記念日祝いで訪問した。

さてさて今回の料理は夏のも関わらず本州鹿を使った料理が中心。
安定的に原料を入手できるようになったそうだ。
本州鹿のカルパッチョ 赤ワイン風味はドライ感があって、噛めば噛むほど味が出る感じでとても美味しい。
赤ワインと合わせると更に旨さが増してくる感じがする。
メインの本州鹿のステーキも固さはあるものの、これも野獣臭さはほとんど感じられず、実に美味しい。
原料もあるが、調理技術の高さをとても感じられた。
前菜で食べたカツオも程よい脂感とオレンジ風味の茄子ソースがベストマッチ。面白い組み合わせだがこれも良かった。
鮮魚の真鯛のポワレ 夏野菜のスイカ煮込み添えも実に面白い。スイカを利用してくる変化球が味に出ていてこれも美味しい。

いつも通りどの料理も満足度が高くいつも以上に工夫がみられてとてもよかった。
次回は10月になろうかと思うが再訪が実に楽しみだ。

************以下過去レビュー*****************
2014年10月5日再訪
自分の誕生日祝いに使わせていただきました。
今回も前回同様に13時ちょっと過ぎからスタート。
台風前の大雨の日だったが、今回も満席。さすがと言う感じだ。
今回は秋の味覚を堪能するスペシャルメニューと言う事で実に楽しみ!
まだジビエシーズンには入っておらず、海外産の雷鳥を2人でお願いすることにしてみた。

前菜は江戸前穴子のベニエイ仕立て。質の良い江戸前の穴子をフリットしたもの。
レベルの高い穴子を入手できるようになったと言う。
食べてみると、フリットしているにもかかわらず、穴子のいい香りと甘み、そして柔らかさが口いっぱいに広がる。
寿司屋の穴子も良いがフレンチの穴子も捨てがたい感じ。
次にオードブル。さんまのマリネ イチジクと肝ソース。さんまの皮目をパリッと焼いてあり食感のコントラストがあって良い。それとさんまの肝の苦みとイチジクの甘みが良く、さんまに乗せて食べるとこれが旨い。白ワインがどんどん進んでしまう。
次にブレス鶏のガランティーヌ キノコ フォアグラのステーキ。フォアグラのうま味と香りが全体に広がりこれが旨い。
そしてフレッシュポルチーニ茸才巻き海老。ムール貝のパスタ。とても美味しく食べてしまったが、ちょっと量が多めで、この時点でかなりお腹がいっぱいになってしまった。。
秋田産アマダイの蒸し物キャビアバターソース。アマダイの柔らかさと甘み。そしてキャビアバターソースが絶妙。あっさりとしたアマダイだがこってり系のソースがとても美味しかった。
メインの雷鳥。雷鳥の独特の香りと苦み。それと黒さくらんぼソースの甘みが三位一体になっていてこれが旨い。
流石ジビエの調理と思わせるバランスの良さだ。

パスタが量が多く重めだったが、どれも満足度が高く素晴らしい味わい。
次回は来年の1月くらいに訪問する予定だが、今から楽しみだ。

※写真が規定枚数を超えてしまったので、ワイン、デザート、重なったメニューについては削除しました。

*******************以下過去レビュー***************************
2014年8月3日再訪
毎年結婚記念日のお祝いに伺いました。
今回は11時半からスタートではなく13時スタート。
ゆったりとした感じでこれも良い。
今回も満席。他のお客さんでも誕生日のお祝いでお友達同士でこられていたようだ。
メインはソムリエの刀根さんおすすめの北海道産 仔羊のバリュエーションローストを嫁さん。そして特選A5和牛ランプ 網焼きローストを自分、と言う構成でコース。

前菜はもう定番になっている和歌山県産アユのパテ メロンのパートドフリュイ きゅうり・ういきょうのサラダ。
ウエルカムドリンクのシャンパンが前菜ととてもあう。
アユの独特の苦み。そしてメロンのあまみ。サラダの酸味の三つ巴と言った感じで美味しい。
定番になるのもよくわかる感じがする。
次に出て来たのはフロマージュブラン ビーツのムース 季節の貝 パパイヤと共に。これぞ貝尽くしと言った感じ。北寄貝とハマグリ、それにパパイヤの甘みが絡まってとても美味しい。ジャガイモとチーズがベースのビーツのムースも色鮮やかで白ワインととてもマッチしている。
そしてまたまた貝なのだが、千葉県大原産サザエのグラタン仕立てが出てくる。殻ごとオーブンで焼かれていて、中にカットされたサザエがぎっしり。バターの香り豊かで焦げたバター香りとサザエの苦みが実に美味しい。しょう油焼きも美味しいが、こういったフレンチ仕立てだと全く印象が異なっていて面白い。
次に秋田産メバルと夏野菜の煮込み。別にパクチーがあり好みでトッピングしていただく。嫁さんはパクチーがダメなのでイタリアンパセリをトッピングして食べる。香草の香りとメバルが最適な状態で食べられる。アジアンテイストなイメージだが、食べてみると一切そんな感じはしない。フレンチそのものだ。
そしてメイン!
北海道産子羊のバリュエーションローストは絶妙な火入れの仕方。網焼きされた香りが食欲をそそる。
カットしてみるときれいなピンク色。食べてみると歯ごたえ。肉肉らしい食感と野性的な味わい。
一方嫁さんの北海道産 仔羊のバリュエーションローストは仔羊の肉と周りにもつがたっぷり。すべての味わいを楽しめるのが良い。
印象的だったのは臭みが一切なく、濃厚な味わい。特にレバーは美味しかった。

今回も素晴らしい内容。
これで1万円の内容とは思えない満足度。
次は10月に伺うことになりそうだ!

-------------------過去レビュー -----------------------------------
2014年1月5日再訪
嫁さんの誕生日祝で伺いました。
この日は満員御礼。早くからこられていらっしゃる方が大半だった。
メインは事前予約だった事もあり、ヤマシギと青首鴨で悩んだが今回は青首鴨にすることにしてみた。

まずは青森県産鮑と胆のカネロン仕立て。鮑の食感と胆の濃厚感、それとシャキシャキとした野菜が印象的。
シャンパンと頂くとこれが美味しい。
そして前回も頂いた、蝦夷鹿のカルパッチョ。サラミ状になった蝦夷鹿の濃厚な味わいがとても良い。
銚子産マカジキの謹製は燻製の具合が丁度良い。白ワインと一緒に食べると美味しい
次に蟹のブイヨン。ニョッキ仕立てになっていて、蟹の風味がとても良い。そしてスッキリとしている。
北海道産まだらの蒸し物。入れ物はタジン風で面白い。レタスに包まれていて、鱈の食感とのコントラストとソースの味わいが良い。
こう言った味付けも有りなんだな~と思いました。
メインの青首鴨の胆赤ワインソース。適度に薄切りがされており、良い感じの食感を楽しむことができる。
濃厚な味わいが赤ワインとバッチリ。さすがジビエ料理と思わせる内容だった。

毎回思うが調理法が素晴らしいの一言。
また何時行けるかが楽しみだ。

--------------以下過去レビュー --------------

2013年10月再訪
今回は自分の誕生日祝で伺いました。
1ヶ月前に嫁さんが予約。
ジビエシーズン突入のはずだったが、まだ安定して捕獲できていないらしく今回のメインは山ウズラにすることにしてみた。
ジビエは始まってはいるものの契約している猟師さんに依存していることがあるので、予約時に確認をされると良いと思う。

毎回同じメニューは出てこないのだが、今回特に印象的だったのが野鳥のテリーヌだ。
ホロホロ鳥とヤマシギを使ったもので、ちょっと野性味ある味わいで今まで食べたテリーヌの中ではダントツに美味しかった。
それと金目鯛を自家製のフランス風味噌でマリネードしてパリパリに焼き上げた発想も面白く、これも美味しかった。
金目の脂感とフランス風の味噌が絶妙にマッチしていて、皮目がパリッとしている食感のコントラストも良かった。
そしてメインの山ウズラ。
火の入れ加減が繊細で硬いことは一切無く、美味しさを引き出している。
またソースが何とも言えず美味しい。

最後のデザートで嫁さんがお願いしたマロンのケーキは洋酒が強すぎて、まだまだ完成度が高くはないがこれからが楽しみな味わいだった。

次回は嫁さんの誕生日に合わせて予約!
再訪が楽しみだ。

--------------以下過去レビュー --------------

2013年8月再訪
結婚記念日で再訪しました。
8月お盆明け時期でどうかと思ったが、席は満席。さすが人気店と言ったところだ。
とは言え前回年末に伺ったとき違い、通常のお昼のメニューを食べていらっしゃる方が大半の様に見えた。

さてさて、今回も料理で8000円程度でお願いしてみた。
ジビエシーズンではないが、この時期でも楽しめる鴨、鳩をお願いしてみた。

まずはソムリエの刀根さんオリジナルのジンジャーとパインアップルのカクテルを頂く。
スッキリした味わいとジンジャーの辛み、パインの甘みが美味しい。
鮎のパテは独得のほろ苦さがたまらなく良い。メロンゼリーと交互に食べると更に旨さが増してくる。
白ワインと一緒に頂くとこれが美味しい。
次にヴィシソワーズ サザエとコンソメのスープ 鮑のせ。濃厚な味わいがとても印象的。鮑の独得の食感が絶妙に旨い。
そして兎とフォアグラ ゼリー寄せ。うさぎの独得な食感と淡白な味わい。それに濃厚なフォアグラが一体感があってこれも面白い。
魚料理は新潟佐渡産アラの蒸し焼き 南フランス仕立て。パクチーをトッピングして食べると言うやり方でとても斬新。
魚の味わいがグッと増してくる。香り消しと言うより魚の風味を強くすると言う印象だ。
メインの鴨は内臓のペーストの濃厚感と絶妙にローストされた胸肉。軟らかで飲み込むのがもったいないくらいの味わい。
鳩は野性味溢れる食感と味わい。
シーズンインしたら改めて別のジビエ料理を食べたいと思わせる味わいだ。
写真を見て頂くとわかるが一つとしてメインで重なっているメニューがない。これは凄いサービスとおもてなしで他店には無い内容だ。
次回は10月になろうかと思われるがとても楽しみだ。

--------------以下過去レビュー --------------

2012年12月16日再訪
嫁さんの誕生日祝に再訪しました。
伺った時期がクリスマス間もない事もあり、満席。
ランチメニューを頼んでいらっしゃる方はおられず、ジビエ目当てのお任せにされているのが目に付いた。
気軽にランチメニューも良いが、せっかくこの時期であれば是非ジビエを頂いてもらいたい。

今回は嫁さんセレクトでメインは山ウズラと十勝産蝦夷鹿にしてみました。
何度も再訪しているが同じ料理が出てこない事自体があり得ないサービスかと思う。
小林シェフの新作メニューかわはぎのボンファム風もあったりと隙の無い味わいだ。
何度行っても飽きない、これでもか!と言う驚きが毎回あるフレンチは無い。
毎回思うが、この値段で本当に良いのと思うような満足感はあり得ない。
次回行くのが楽しみになる。

--------------以下過去レビュー--------------

2012年10月7日再訪
ちょっと書くタイミングを逸してしまいしたが、自分の誕生日に嫁さんが予約して再訪しました。
何度も書くようですが、やはり小林シェフの意気込みがすべてに於いて感じられる。
今回もジビエの走りという事で、雷鳥をお願いしてみたが、独得の香りを旨く調理して美味しさに変えている点は実に素晴らしい。
トップページに書かれている「レストランコバヤシへようこそ」の本を購入して読んでみたが、なるほどこのシェフの歴史にこの味ありと思わせる部分がわかった。もし興味があるのであれば、購入してからお料理を味わうと更に感じ方も変わってくるかと思う。
この値段でこの味。損しているんじゃないか心配してしまうくらいの味わいで毎回驚きがある。

次は12月。嫁さんの誕生にに再訪する予定。実に楽しみだ。


--------------以下過去レビュー --------------

2012年8月12日昼再訪
結婚記念日のイベントはいつもこの店と決めているので、1ヶ月前に予約。
ミシュランのプチターブレに掲載されてから、予約が取りにくくなっているようだが、ここ最近は少し落ち着いて来ているようだ。
夏場のメイン選びは悩んでしまうのだが、今回は仔羊と鳩にしてみた。

前菜は京都産岩牡蠣のジンライム風味ゼリー載せ。キリッと冷えた生牡蠣とトッピングされたジンライムのゼリーがマッチしていて、あっという間に食べてしまう。素材との調和感は相変わらず素晴らしいと思う。
ムール貝のカッペリーニも満願寺唐辛子ソースの味わいが良い感じでとても美味しい。
写真には写さなかったが、ソムリエの刀根氏の作ったパインアップルベースのカクテルととても合っていて良かった。
次にフォアグラを入れた鴨と兎のテリーヌは濃厚感があり、またフォアグラの味わいが美味しい。赤ワインと合わせて食べてみたが、更に美味しく感じられる。
青森県産鮑の蒸し物 肝マスタード入り赤ワインソース 煮茄子添えは、軟らかに処理をしてある鮑とソースが絶妙。口の中で噛むと、独得の歯ごたえと味わいが素晴らしい。
秋田産甘鯛のヴァプール 夏野菜のこんがりソテー レモンバターソースは表面の皮目がパリッと焼かれ、濃厚だが、爽やかなレモンバターソースとマッチしていた。
魚釣りが趣味というオーナーの小林氏の素材へのこだわりをとても感じる事ができる。
そしてメイン。自分はオーストラリア産仔羊の岩塩生地包み焼き アルルカン風ガーリック・バジルソース、嫁さんはフランスラカン産 窒息鳩のしっとりロースト レバーペースト 野菜添え。
岩塩生地包み焼きは塩で固められた状態で見せてくれる演出もあり、何とも楽しみな感じだ。
開封された仔羊の肉の状態はレアでとても軟らかい。ソースとの相まって赤ワインが進んでしまう。そして嫁さんの方の鳩を少しもらって食べたが、表皮がパリパリと焼かれてレバーペーストとの味がこれでもかーと言う感じで美味しかった。

お料理だけの値段は8000円。ワインを入れて15000円と言うとてもリーズナブルで満足度の高いフレンチはなかなか無いと思う。

今回初めて知ったがオーナーの小林氏は、親戚は向島にある料亭きよしだそうで、幼少の頃から舌を鍛えられ、色々な素材を見て育って今があるとの事。
現在は介護もしながらお店の運営もやらており、すごいパワーを感じる事が料理の中からも感じられた。

--------------以下過去レビュー --------------

2011年12月18日昼再訪
嫁さんの誕生日月が12月。
クリスマスシーズンになる前に訪問いたしました。
今回はメインにはキジを使用した料理をお願いしてみた。

前菜は自家製福井産カツオの燻製。カツオの香りと旨みが凝縮されており、実に美味しい。オレンジ、コリアンダー入りの茄子のソースが絶妙。
良い素材を高い技量で調理しているのがよくわかる。
次にフランス産青首鴨のソーネリユ。これも青首鴨の味わいが実に濃厚。それと洋なしと根セロリのサラダと一緒に頂くと実に美味。
唸ってしまう程いいバランス。
長万部産ホッキ貝のマリネは緑マスタードと香菜の入った肝のソースが何とも言えず美味しい。
そして青森産鮑の酒蒸し。この価格帯こんな素材を出して頂けるのが実に嬉しい。
軟らかく鮑の旨みがギュッと詰まっている。
ザリガニなど食べることはあまりないが、ビスクは素晴らしい。
ザリガニの味噌が濃厚で今まで食べた中の料理では1,2番の味わい。
そしてメインのフランス産キジのブレゼミルミイ仕立て。豚の血液をソースに使い濃厚感をより強くしている。
これぞ究極のジビエ料理という感じ。野生的な味わいと繊細な味わいが混在している点は素晴らしい。

行く度に驚かされ、感動の連続。
ランチコースは人気で予約必須の様だが、昼にお任せコースでゆったり楽しむ事が実に楽しく感じられる。
大切な人とのひとときを楽しむには最高だ。
※今回酒代無しで9000円のコースでした。

--------------以下過去レビュー--------------

2011年8月21日訪問
結婚記念日はお決まりのこの店で!と言うことで今年も訪問させていただいた。
年3回訪問させていただいているが、季節感ある食材を使って出してくれる味わいは最高。
今回も堪能させていただいた。
まずはソムリエ刀根氏オリジナルのカクテル。パインに凍結したジンジャーエールとお酒の味が実に美味しい。
元々オーナーシェフの小林氏の誕生日に合わせて作ったとの事。食前酒でシャンパンを頂くのも良いが、少し甘めで爽やかなカクテルをいただくのも実に良い感じだ。
次に、付きだし 穴子と彩巻えびのベニエ。サクッと揚げられており、あっさりとした味わいで付きだしでいただくのにはピッタリ。
オードブルは自分は冷製のテリーヌ、嫁さんは鮎パテ。本来は同じものなのだが、自分がメロンが苦手(イガイガしてダメなんです)で外していただきました。冷製テリーヌは穴子、手長えび、カレイをまとめており、ニンニクマヨネーズと一緒に頂くとこれが美味しい。
嫁さんのは鮎のパテを少し食べてみたが、鮎の香りと苦みがあり季節感を非常に感じる味わいだった。
スープはクロアワビを浮かせたヴィシソワーズ。クロアワビの食感が実に美味しく、ヴィシソワーズの味と実にマッチしていた。
魚は銚子産シタビラメを蒸し焼きにし、ソース、彩りの良い野菜を載せたもの。ソースの濃厚感とシタビラメの味のコントラストが実に美味しい。
メインのお肉はフランス ラカン産の鳩丸ごと1羽丸焼き。夏の時期でも安定的に入る鳩を頂いてみた。
肉は小さいが味は濃厚。固さも適度で内臓のソースと一緒に頂くと実に旨い。
骨までしゃぶってしまったくらいだ。
パンは今年頭からフランス産小麦を使用した小麦粉に変わり更に美味しくなっている。豊な香りと味。それとパリッとした食感。フレンチで出してくれるレベルのパンとしてはかなり高くなっているのが感じられた。
デザートは桃のコンポートソルベ添え。桃半分の上にシャンパンのソルベが乗っかっている。これが旨い。
デザートは年間通じてあまり変わらないのだが、季節感あるものを選ぶと良いかもしれない。

相変わらず良い素材を技量の高い調理法で出してくれる、そしてこの内容にして価格はお手頃。実に満足度が高い。
ミシュラン東京プティ ターブルに掲載されたこともあり、ランチは盛況との事。
是非事前にお電話をして行かれることをお勧めしたい。


-----------------以下過去レビュー-----------------

2010年12月26日訪問
今回は嫁さんの誕生日祝でお昼にお任せでお願いした。
もちろん時期本番のジビエをチョイス。
今回はフランス産真鴨でお願いしてみた。
前菜の洋ネギ・ジャガイモのスープ 冬トリフを浮かべて のトリフの香りがとても豊で味わい深かった。
メインの新潟産網捕り真鴨の半肉丸でロースト 塩漬けレモン風味 聖護院蕪のの込み添え 肉の臭みが一切無く、肉の熟成度は抜群に良い状態。フィレは軟らかく、骨付きは固さはあるが味がとてもあるワイルドな感じだった。
何よりソースの相性が抜群に良い。
昼からお任せで頂くのは実に良い。裕に3時間を超える食事を楽しむことが出来た。
お任せメニューに関しては何一つ同じ物が出ること無く、何時も期待出来る内容であることは素晴らしい。
これぞ!と思うときに利用してはいかがだろうか。

-----------------以下過去レビュー ----------------

2010年10/9再々再々訪
自分の誕生日のお祝いで相方と2人で再々再々訪
ジビエが既にスタートしており、今回は雷鳥をチョイス。
相変わらず素晴らしい味付けとサービスを満喫。
この価格でこのレベルのフレンチは都内を探してもなかなか無いかもしれない。
と言うことで年末にまた利用予定。

-----------------以下過去レビュー-----------------
3/20再々訪
今回は野ウサギが特別に手に入ったとのお店のブログを見て即予約をしてみた。

予約時間よりやや遅くなってしまったが、気持ちよく受け入れてもらえた。
電話予約ですでにメニューをお願いしていたので、メニュー表が既にテーブルの上にあった。

まずは、メヒカリのフリット。サクッとした薄衣でフライしてあり、魚の風味が素晴らしい。
次に前菜の瞬間燻製のカサゴのマリネ。燻製の味わいに嫌みが全くなく魚の風味をより高めている感じだった。
次に利尻産ウニサラダ。前々回頂いた物と重なったメニューだったが、相変わらず美味しい。ウニの風味、軽く燻煙されたアワビの味わい食感のバランスがとても良い。
子持ちヤリイカのコンフュは程よい加減に加熱調理がなされ、口溶けの良い食感といか独特の甘みを引き出しており、嫌な風味は一切なく食べやすく仕上げていた。
本日の魚料理は太刀魚のスチーム、コリアンダーソース添えで、コリアンダーシードを用い、柑橘系のソースを合わせた酸味のある味わい。太刀魚の鮮度が高くソースとの相性は抜群に良かった。
そしてメインの野ウサギは、軟らかく一切獣臭がせずすっと口の中に消えていく感じだった。やや量が多く飽きて来たことは否定できないが、調理法、味わいは素晴らしい。

かなり良い素材を使って1万円(サービス料別)
この価格を考えると極めてコストパフォーマンスの高い内容であると再認識した。
ワイン、ソフトドリンク含め比較的安価であり、これぞと思う特別な日に行くにはピッタリなお店だと思う。
唯一自分がリピートしているフレンチになっている。

-----------------------------過去レビュー -----------------------------

2/12再訪問
今回は親しい友人とディナーの利用をしてみた。
写真にUPしたメニューの内容でジビエを頂いた。

実に良心的な価格で味のセンスがすばらしい。
豚の血液と鶏レバーペーストのパテはチョコレートケーキの様な飾り付け。
味も臭みが無くとても美味。
メインのジビエのベキャス(山シギ)と蝦夷鹿のステーキ マロン添えは圧巻の味わいだ。
そろそろジビエのシーズンが終わってしまうが、機会があれば是非行ってみて欲しい。

補足だが、ワイン持ち込みが出来る。1本あたり4000円弱の金額になるので、高いワインであればペイできる金額かと思う。

今回ワイン数杯、チーズ盛り合わせ、ワイン持ち込み料を合わせ一人18000円弱。この内容で非常にリーズナブルかと思う。


-----------------------------過去レビュー -----------------------------

総武線平井駅北口を出て左手に歩いて3分。
やや怪しい、人通りの少ない所を進んで行くとお店が見える。
当日10時に予約だったが問題なく予約することができた。

12時過ぎに入店。先客が1組。その後あっという間に満席近くなった。
祝日の最終日でもあったため、材料の手配がつかずすべての料理、デザートをチョイスできなかったのは残念だった。それだけ新鮮な材料をこだわって使っている事がわかる。

今回はジビエを頂く事を目的にこのお店を選んでみた。
ランチ、ディナーを問わずジビエ料理を選べるのはジビエに対して自信がある証拠なのだろう。

Bランチ5040円のコースをチョイス
それにオプションとして蝦夷鹿の赤ワイン煮と蝦夷鹿のステーキを頂く事にした。

レッドビーツと赤貝、マンゴーの前菜。これは本来であれば食前酒のシャンパンと頂くのが最高の組み合わせなのだろうが、今回は車での訪問だったため、やや塩味が強く感じた。

パンは2種類でバケットと丸いフランス。バターは塩分がほとんど感じられないプレーンな物だった。
パンは焼き直しとは言え、皮はさくさく、中身はふんわりとしておりプレーンなバターでも美味しく頂けた。

そしてサラダはウニをベースにしたドレッシングソースをあえてあり、これがあっさりとしている割に味がとても濃厚。実にバランスが良い感じだ。

次にジャガイモのポタージュ生牡蠣の牛乳の泡添え。ジャガイモの甘み、風味がとてもよく、生牡蠣の裏には青ネギが仕込まれてあり、牛乳の泡と一緒に頂く。蠣のうまみがより強調されとても美味。
やや味は薄めだが素材のうまみをうまく引き出している。それがこの店の狙いなのがわかる。

メインの蝦夷鹿の赤ワイン煮マロン添え。柔らかく赤ワインで煮られており蝦夷鹿の臭み等は一切感じられない。マロンと一緒に蝦夷鹿を頂くとマロンの香りと甘みが蝦夷鹿の味をより強調してくれる。またブロッコリーベースのソースも青々しい香りが蝦夷鹿の味をより旨く感じさせる。付け合わせのキノコのソテーもプレーンだが薄味で風味がより強く感じられた。

一方蝦夷鹿のステーキだが、仕入れした後マリネをして最後の1皿分とあって、柔らかさうまみ感は非常に良かった。臭みが目立つジビエを上手く料理しているのには感激した。

デザートはクレープ バニラアイス添えとグレープフルーツのゼリー カスタードソース満願寺唐辛子をチョイスした。
クレープは濃厚な味わいで蜂蜜が塗られている。アイスと一緒に食べるととても美味しい。グレープフルーツのゼリーにカスタードソース満願寺唐辛子をかけてみる。満願寺唐辛子の風味がカスタードの風味とマッチしており、辛いイメージとは全く異なった。

珈琲とエスプレッソを注文すると、お菓子を別に出してくれる。その中でもナッツのクッキーが味わい、食感とともに美味しかった。別に持ち帰りたいくらいの美味しさだった。

全体的にトラディショナルなフレンチと比較すると味は薄めで油も少なめ。その代わり素材の味わいが楽しめる様にシェフの小林氏の味付けなのがわかる。その点が評価を二分している事がわかった。

2月まではジビエコースがあり山シギ(ベキャス)は入荷待ちとの事だった。ジビエコースで最低8000円だが、小ガモ、雷鳥など色々なジビエを再訪して頂きたいと思う。

  • (説明なし)
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2位

銀座 水野 (銀座一丁目、銀座、有楽町 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2014/04訪問 2014/05/08

【再訪】丁寧な作りと味はさすが!

2014年4月訪問
久しぶりの訪問。
Eさん夫妻、Aさんの4人で訪問させていただきました。
前回同様にカウンター席に着座。
やはりテーブル席も良いがカウンターで食べるのがとても雰囲気が良い。
まずはビールで乾杯!銅製でできたビールグラスで飲む生ビールは格別!!
最初に出された蟹と湯葉の土佐酢ジュレ。蟹の味が濃厚。そして塩分が少ないので湯葉の味が楽しめた。
さすがと思わせるバランスの良さ。
えんどう豆スープに入ったえびしんじょうも豆の香り豊か。そしてえびの味わいと食感が素晴らしい。
刺身3点盛りの中でも雲丹は絶品。スプーンですくって食べる贅沢はなかなかできない。
お口直しのハマグリのスープ。このだしがたまらなく美味しい。繊細な貝のだしが良い。
タコの柔らか煮、トマトの蜂蜜煮、南蛮漬けが日本酒とまた合う。
そして焼き物。魚と肉の両方がのっている。何より牛肉のあぶり焼きが旨い。
火の入れ方が絶妙。脂も適度に落ちてうま味感が増しているようだ。
最後の〆はウナギご飯。
土鍋で炊いたご飯と、絶品ウナギが美味しい。あまりご飯ものを食べないほうだが3杯もおかわりをしてしまったくらいの美味しさだった。

すべてにおいてバランスが良く、またセンスのいい味付け、盛り付けは素晴らしい。
なかなか行けないが四半期ごとに是非訪問してみたい。

Eさんよろしくお願いします!
-----------2013年10月訪問 -----------

友人のEさん夫妻と一緒に訪問させていただきました。
噂では聞いていたものの、実際はどうなのだろうか!と言う事でここ最近にないこの期待感!
19時ちょっと前にお店に到着した。
日本料理店なの?と言う入り口を開けて中に入る。
お客さんは我々だけのようだ。
既にEさん夫妻は到着済み。
私が会社を出る前にFBにかき込んだのを見て大急ぎでお家を出られたとの事。慌てさせてしまって申し訳ありませんでした。
会社から銀座までは1時間ちょっと。事前に知らせておけばよかったと反省。。

さてまずはビールで乾杯。
銅製で出来たカップがとてもオシャレ。
先付けの雲丹のゼリーがとても美味しい。ゼリーの食感と雲丹の濃厚な味わいが口いっぱいに広がる。
ビールにはちょっと合わないが日本酒であれば最高かと思った。
椀ものは、何を言ってもダシの濃厚さ具合がたまらなく美味しい。
言えば簡単だが、コクがあってキレが良い。後味が無いと言うのが特色なのだろう。
天然の旨み素材をギュッと濃縮しているのは素晴らしい。今まで食べてきた中では絶品の椀ものかと思う。

刺身は5点。戻りカツオの味わいもなかなか美味しいし、少し炙った白身も旨かった。どれもこれも良い状態のものばかり。

焼き物は紙み包み入っていて、とてもオシャレ。
松の葉と紅葉した葉で封をしているのが印象的だった。
鮑も美味しいし、寿司も美味しい。これもさすがと思わせる技が際だった味わいだ。

そしてメインの松茸のしゃぶしゃぶ。
松茸は長野産のもの
牛肉はA5クラスの最高級品。
松茸の香りと食感がたまらない。
牛肉も軟らかく噛まなくても口の中でとろけていく食感。そしてパッと広がる牛肉の旨み。
基本的には赤身が好きだが久々に霜降り系の肉も食べると実に美味しい。

最後の〆は土鍋で炊かれた栗ご飯。
栗の香りと米の旨みが凝縮されていてこれが美味しい。
2杯もおかわりしてしまったくらいだ。

最後のデザートは驚きのイデミ・スギノのケーキとマカロン
水野さんの奥様が好きと言うことで、出していただいた。
和食とどうなのかと思ったが、意外にもマッチ。
さすがだな~と思ってしまった。

常連のEさんと行ったこともあるだろうが、これは四季の度に伺いたいと思う内容だった。
ありがとうございました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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3位

たかおか (新千葉、市役所前、千葉みなと / 寿司、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2015/03訪問 2015/06/01

【再訪】仕事の丁寧さは素晴らしい。

2015年3月27日再訪
約半年ぶりに再訪しました。
今回も18時スタート。

いつも通りビールで乾杯。
ヱビスの瓶ビールが旨い。
日本酒を中心に飲みたかったのもあるので、今回は中ビンを2人で1本頂く事にした。

最初に出てきたのが京都舞鶴産の煮だこ。小豆を入れて煮たものだそうだ。
タコの香りと味が凝縮されているのもあるが、柔らかさが良い。
ほんの少し塩をつけて頂くと、これがまた旨い。
そして和歌山県産の鰆のたたき 一週間寝かし品。1週間も寝かした鰆なんて初めて食べるが、旨みが全くイメージと違う。
それでいて臭みが一切ないのも素晴らしい。
次に愛知県産めひかり 1/2に濃縮した海水で漬け焼いたもの。めひかりはフライものではよく見るが、身が柔らかく焼き物は初めて。天然の塩味が全体に広がり、まためひかりの肉質を適度に〆てくれているようでこれも旨い。
次にきんきの煮物 鮪の骨ときんきダシ。きんきの煮物だが、鮪ときんき自身から取ったダシを使っていて、すっきりはしているが、ダシ感が凄い。煮も柔らかくほろほろと崩れ落ちる感じが素晴らしい。
お口直しに大阪産 水ナスのダシ浸し。水ナスが出始めてきたという事で、ダシに漬けたもので、水ナスの甘さが引き立ち、また独特の食感が美味しかった。
そしてからすみの味噌漬け。これが何とも言えず美味しい。日本酒と合わせて飲んだが酒の宛てとして食べると、どんどん日本酒が進んでしまう。
ここから寿司。
千葉県銚子産 棒鯖寿司。目の前で炭焼きするパフォーマンスは素晴らしい。表面がうっすらと焦げ目がついていて旨い事。前回も出ているが、これは絶品の棒鯖寿司だ。
握りのスタート
青森県八戸産 桜鱒 三重県産桜葉漬け。桜鱒を桜の葉で漬けこんで握りにしたもの。桜の葉の香りが春の感じがする。それと熟成による柔らかさと旨み感が増えていて美味しい。なんと言ってもシャリとのバランスが抜群に良い。大きさ、温度、ほぐれ感は絶妙。
そして大分産 スミイカも寝かしがしっかりなされており、うま味感が強い。それと柔らかさが別次元。
千葉県 勝浦産 初鰹 鰹の独特の香りがしつつもうま味が全然違う。
次に千葉県勝浦産 金目鯛 漬け。白身の中では断トツの美味しさ。これも寝かしの状態が素晴らしく良い。丁寧な仕事がすべてに出ている。
赤貝もサクサクとした独特の食感である意味お口直しに近い感覚。
千葉県産 蛤の茶わん蒸し。蛤のダシがたっぷりでこれまた美味しい。
ここからは後半戦
紀州勝浦の鮪。これも寝かしがされていて味わいが全然違う。中トロもうま味が濃縮されている感じでとろける様だった。
石川県 七尾産小肌。〆具合が素晴らしい。いくらでも食べられてしまいそうなくらい。
千葉県 銚子産 煮蛤は旨みが濃厚。独特の食感でこれまた良い感じだ。
石川県産 鯵はとろけてしまうような食感。それと鯵ってこんな味だったっけと思うような美味しさだった。
千葉県 木更津産 車エビは目の前で茹で上げて握ってくれる。えび独特の甘みと香りが抜群に旨い。
北海道 浜中産 雲丹も口の中で溶けて行く様な食感。そして濃厚な味わい。
熊本県 天草産 穴子も香り豊かで何と言っても柔らかくほろほろと口の中で消えていく感じ。色々な有名店で穴子を食べているが、ここの穴子は別格かと思う。
最後は海苔汁と玉子。ここまでくると流石におなかはいっぱい。

どれも美味しく素晴らしいものばかり。これだけ一つ一つに魂を込めて良い仕事をしているのは無いと思うくらい。
ご主人の高岡さんは32歳。まだまだ伸びシロがあり、これからも楽しみ。
ちょくちょくとはいかないが、また再訪したい。

※今回飲んだ日本酒
玉川 山廃五百万石
獅子の里 純米辛口
飛露喜 特別純米
福祝 山田錦55
庭のうぐいす 
東洋美人 原点 おりがらみ
鏡山 特別純米無濾過
十四代 角新純米

************以下過去レビュー*************
2014年8月1日訪問

前回とても印象が良かったので、会社の同僚と再訪してみました。
前回同様に2週間前予約。都内の人気店の様に予約すらままならないことを考えるととても気楽に行けるのが良い。
18時スタート。今回も先客は無く我々3人のみ。

まずは瓶ビールで乾杯!
コップは薄張りガラスのこだわりもの。
非常に軽く薄い。電球の技術をコップに利用したものだそうだ。
そういった器のこだわりも素晴らしい。
すべてのお皿は作家さんにお願いして作っていただいているとのこと。
ここまでのこだわりを持ってやられているお店は千葉ではそうそうにないと思う。

前回同様にわかめとだしに漬けられたレンコンのスライスが出てくる。
そのままでも美味しいし、三杯酢で頂くのもとても美味しい。
ガリは佐賀産の新生姜を一度茹でてから甘酢に漬けているとのこと。
辛味が薄く、それでいて締まる味わいがこれまた美味しい。
まずは北海道産のタコ。小豆と一緒に煮ているそうだ。香りが高く甘みがあって美味しい
ビールが進んでしまう。
そしてカツオ。わらで炙っていて、香りがまた良い!前回も良かったが、これは本当に美味しい。
前回は2種類の雲丹だったが今回は5か所の雲丹。北海道小樽産の馬糞雲丹、岩手産の紫雲丹、それと兵庫産、佐賀産、長崎産。これだけの種類の雲丹が食べ比べできるのも他にはないと思う。
八街産の枝豆も濃厚な甘さがあってまたまたビールが進んでしまう。
そして焼き物。太刀魚を使ったもの。
脂がのっていてほろほろと崩れ落ちるような食感が美味しい。添えられているマイクロトマトの酸味がまた魚とよくあっている。
茶わん蒸しは魚のダシが効いていてこれま良い感じ。これだけ色々だしてくれる寿司屋さんはホント素晴らしい。
次に烏賊ゲソをいかの胴体に詰めて甘く味付けしたもの。これも良い仕事をされている。柔らかで一体感のある感じが素晴らしいと思う。
目の前に炭火が置かれ、棒鯖寿司を炙ってくれる。
表面を軽くあぶって出してくれるのだが、これがまた旨い!鯖のいい香りとうまみが実に良い感じだ。
これはもうちょっと食べたくなるくらいの味わい。
小休止になすとはぐら瓜の漬物。甘みがあって野菜の味わいをうまく引き出している塩味がとても良い。

これから握り!
まずは金目。金目の上には芥子が乗っかている。シャリは小さく口の中に入れるとほろほろと崩れ落ちる感じ。
米のこだわりもすごくて、千葉県芝山産のコシヒカリを2年寝かしたものを使っているそうだ。
千葉のお米処 多古産も使ったことがあるそうだが、酢を吸ってしまって今ひとつだったとおっしゃっていたくらいのこだわり。
イカは甘く濃厚な味わいでこれまた旨い。いかは数日氷水で寝かせているそうだ。
鳥貝の加熱も絶妙な火の入れ方で香りと味が引き立っている。
そしてマグロ3種。すべて大間産。時期外れではあるが美味しい。仕入れのこだわりも非常に感じられる。
小肌は酢の締め具合が良い感じ。締まった身がシャリとあっていてこれまた旨い!
煮ハマグリは甘目の味わい。柔らかな食感。あっという間に食べられてしまう。
銚子産の鯵は脂がのっていて口の中でとろけてしまう。
車エビは甘くこれまた良い感じに仕上がっている。
そして最後の穴子。どちらかと言えばふわっと柔らかなタイプ。
口の中に入れるととろけて行く感じだ。できれば塩も食べてみたい。
最後の〆は玉子焼き。えびをすり身にして山芋玉子で焼き上げたもの。
甘さも控え目でこれまた旨い。デザートとして食べるにはピッタリな感じだ。

1度行って印象が良いところに、2度目行くとガラッと変わる場合があるが、ここはそんなことは一切ない。
細部に亘る仕事、こだわりの仕入れ、器。
強いて言えば店内に置かれている「お花」と「BGM」に気を使えば100点満点なお店かと思う。
お酒をそこそこ飲んで2万円ちょっと。
千葉にしては高いが、都内で同じレベルを食べたとしたらかなり高額になるだろう。
年に数回は通いたいお店になりそうだ。

------------以下過去レビュー -----------------------
2014年5月訪問

千葉県100件目レビューはここにしました。

さてどうぞ!
葡萄糖幹事長さんのレビューを見て、とても気になる寿司屋としてブックマークしていたこの寿司屋に、念願かなって伺ってみました。

約2週間前に予約。
期待して伺ってみました。
場所は千葉駅から徒歩10分くらいだろうか、店の看板は小さく正直わかりにくい。また店自体がビルの1階の奥まったところにあるので、本当にここなの?と言う場所にある。土地勘があってもわかりにくいのでgoogleの地図を片手に伺うことをお勧めしたい。

18時にお店に到着。先客はなく我々のみ。
白木つくりのカウンター席のみ。ネタケースもなくすっきりとした、今人気の高級すし店に似た雰囲気がある。

ご主人にご挨拶、
早速開始!
まずはビールで乾杯。
生ビールサーバーは置かずに中ビンの瓶ビールだ。ある意味手がかかるビアサーバーを置くよりは、回転の良い本数を置いた方が、味も良い点を考慮されていることも良いと思う。
瓶ビールは4種類 キリンラガー、スーパードライ、ヱビス、それと地ビール。自分はキリンラガー。
心なしかいつも飲んでいるラガーより美味しく感じた。

大皿にわかめ、それとレンコンのマリネ。それと角切りの手作り生姜が出てくる。
まず生姜を食べてみると、辛味の少ない新生姜。柔らかさが感じられる。ほんのりとした甘い薄味でつまみで食べても実に美味しい。

先付一寸の3品は蝦蛄、北海道の水だこ、大原の煮鮑。
これが旨い。蝦蛄は甘みがあり実に美味しい。水たこはやや塩分があったが、ワサビと一緒に食べるとこれが旨い。
そしてアワビは硬さが全くなく、香りも最高。あっという間に食べてしまった。
最初から良いものを出してくれる。期待が高まる。
日本酒もこだわりがあり悩む。ここからは日本酒にスイッチ。
次に出てきたのは雲丹2品。 もちろんどちらも無ミョウバン。特に濃厚な味わいだったのが馬糞雲丹。しっかりとした身が印象的だった。
次に銚子産カツオ。稲わらで表面を焼いてあり、焼いた香りが実に良い。脂も乗っていて今まで食べたカツオの中では一番おいしいと思うくらいだった。何よりこだわりがすごい。
やり烏賊の足を胴体に詰めて煮込んだものも柔らかく、烏賊の甘みが感じられともて美味しかった。
そして、細魚を笹の上に乗せて一度蒸しあげてから炭火で焼いたもの。
こんないい仕事をしてくれる寿司屋は無いと思うくらい。笹の香りが細魚に移り、また魚の味と香りが濃縮された感じに仕上がっているのは美味しかった、そして驚いた。
茶わん蒸しを挟んで、寿司となる。
まずは鯖の棒寿司。脂の乗った鯖の味わいが素晴らしい。程よい酢飯の解れ具合もとても良い。
鯖寿司好きであればたまらない味わいかと思う。
香の物は茄子ときゅうり。塩分控えめの浅漬けタイプで鯖寿司とよくあう。

ここから握りがスタート
シャリはかなり小さめ。さいとうに近い印象。
赤酢と白酢を組み合わせているとのことだが、酸味や香りが強い事は一切なくとても良いバランス。
シャリの温度も適温でバラケ具合の素晴らしい。都内の有名店と変わらないレベルにまたまた驚く。
一番最初は金目鯛。脂の味わいが甘みに感じられてとても美味しい。
次に炭烏賊。烏賊の甘みが濃縮されていて、旨い旨い。
鳥貝の火入れ加減も絶妙。柔らかさと甘みが濃縮されていてこれもすごい。
小さな所だが細かい部分への仕事は素晴らしい。
そして鮪。3品連続で鮪だったが、どれも都内の有名店に行った時の印象と変わらない味わい。
わざわざ都内まで行く必要が無いと思わせるレベルの鮪を使っている。
小肌も酢の〆具合は最高。さっぱりとした中に濃縮されたうま味が口いっぱいに広がる感じだ。
ハマグリは柔らかく、甘目の煮切りがベストマッチ。これも旨い。
鯵も脂がのっていて口の中でトロケル感じだ。
車エビは甘く香りが最高。シャリと実にあっている。
穴子は柔らかく香りも良く個人的には好みの味わいだった。なかなか相性のいい穴子に出会える機会が少ないだけに、今回はとてもよかった。
仕上げは玉。まるでケーキの様な仕上がり。

普通に飲んで、食べて約2万円くらい。(おまかせ しかない)
このレベルであれば都内有名店にわざわざ行く必要は無いと思うくらい。
そう言った意味ではCPは高いと思う。

ご主人に聞いたところ全国の有名寿司店を200数十件の寿司店をまわったそうである。
そういった意味では良い所をうまく取り入れて構成しているのだと思う。

また行きたいと思わせる寿司屋に出会えたことは良かった。

  • 京都舞鶴産の煮だこ 小豆で煮ています。
  • 和歌山県産の鰆のたたき 一週間寝かし品
  • 愛知県産めひかり 1/2に濃縮した海水で漬け焼いたもの

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4位

鮨 村上二郎 (北新地、西梅田、東梅田 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2014/10訪問 2014/10/22

店の名前が印象的です。

和音水響亭 北新地店の〆は寿司。
それも大阪でトップランクのさえ喜さんの一番弟子という村上二郎さん。
店に表札がついているのもとても印象的だ。そう言った意味でも一度見たら忘れないと思うくらい。
ここ最近の話題店とあって予約でいっぱいだそうだ。

さてそんな事もあり1回転した20:30に入店。
真新しいL字の白木のカウンターがとても良い感じ。
ご主人の村上さんはとても若くて好印象。

ビールは瓶ビール。薄張りグラスも良い感じだ。
改めて乾杯!
お通しはえびの卵和え。えびの甘みとえびの卵の濃厚さが相まってとても美味しい。
のっけからこれであれば期待できそうだ。
続いて出てきたのが白身の刺身。
寝かしがしっかりとされていてうま味が濃縮されている。
そして季節まっただ中の松茸。
蒸し物に仕上げてあり、松茸の香りがたまらなく良い。
それとメリハリのあるダシが松茸の味をより引き出しているのがわかった。
結構飲み食いしていたのだが、すっと身体の中に入って行く感じがする。
同じお盆に小さないくら丼。プチプチとはじける食感がまたたまらなく美味しい。
構成的にどれも良く流石と思わせる。
そして焼き上げた金目と松茸を炙ったものにとろみのつけたダシがかかっている。
金目の味と炙った松茸の味が何とも言えない美味しさ。もっと食べたくなるくらいだった。

ここのお店は赤酢を使っている。
赤飯ほどではないが、ご飯が赤茶色でかなり印象的。
それでいてツンとした酢の香りもなくマイルド。
しゃりの出来栄えはここ最近食べている寿司屋さんの中でトップランクかと思う。

寿司はにぎり12貫と巻物。
すべてが美味しかったが印象的だったものは
マグロ。寝かしがされていて味に安定感がある。
しゃりが非常に小さく一口で食べられてしまう。そんなこともありあっという間に消えてきく感じがする。
鯵も香りが良く非常にバランスが良い。おなかがいっぱいだったにもかかわらず、どんどん入っていく。
小肌はキリッと酢でしめられていて美味しかった~
煮ハマグリのしっかりとした味わいも良く美味しい。
最後の穴子も柔らかく美味しい。できることなら塩でも頂きたい感じだった。
巻物はたくトロ巻き。〆にはぴったりな感じの味わい。

つまみも寿司もメリハリがあって実によかった。
何より村上さんのポテンシャルはまだまだあるように感じられた。
なかなか大阪に行く機会もないが、また行きたくなるような寿司の内容だった。
予約していただいたlさん 大変ありがとうございました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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5位

うぶか (四谷三丁目、曙橋、四ツ谷 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2014/08訪問 2014/08/20

うぶな私にも感動を与えてくれるお店

 仲良くさせていただいているAさんと伺わせていただきました。
すぐ近くには車力門 ちゃわんぶがあったり人気店が目白押し。
ここ最近注目されているお店だけに非常に期待をして伺ってみました。

さてさて19時に予約。入店時は先客はおらず、早いもの特典で好きな席を選ぶことができた。
カウンター席は使っていなかったが、一番カウンターに近いテーブル席に着座することにしてみた。
今回は料理中心にと考えていたので、お酒は控えめに(笑)

まずは生ビール(小)で乾杯!!
暑い日の生ビールは格別に旨い。
先付は鱧焼き霜 寿都産甘海老。
甘海老と聞いてどうかと思ったが、これがなかなか美味しい。安物の甘エビとは一味もふた味も違った印象。
鱧もうっすらと炙られていて香りが素晴らしく良い。あっという間に食べてしまう。
添えられている里芋のねっとり感と里芋独特の甘さが鱧と甘エビの味を引き立ててくれる。

二品目は昆布森産毛蟹 利尻産うに。
ジュレ仕立てになっていて、これまた美味しい。蟹好きにはたまらない。
雲丹の甘みとうまみ、それと毛蟹の味が相まって実に美味しい。
ここで日本酒にスイッチしたが、ヤバいくらいお酒が進んでしまう・・・。

三品目はズワイガニのしんじょと煮あわび
煮鮑が柔らかいこと。それとズワイガニを贅沢にもしんじょにしているのも良い感じ。
一ひねりどころではない変化球と言った感じだ。

四品目は刺身盛り合わせ 内容は沖縄産 才巻海老 アマダイ。
沖縄産の才巻き海老が思ってた以上に美味しい。
あまり生で食べるイメージは無い色あいだったが、すっきりとした甘さのえびで、甘エビとは違ったものだった。
アマダイも〆具合がよく、身が硬くてこれも良い状態だった。

五品目はズッキーニ 海老味噌田楽 新銀杏
ズッキーニに甘いえびの田楽味噌をのせたもの。
えびの田楽味噌はどんなものかと思ったが、それほどえびの香りはせず、味に複雑さを与えている感じだった。
新銀杏の味わいも良くズッキーニとよく合っていた。

六品目はエビフライ
まるでフライドチキンの様な大きなえび。
自家製タルタルソースを付けて食べてみる。タルタルの中には山椒の実が入っていて味に変化を持たせている。
エビフライの中にはえび味噌ベースのソースがたっぷり。
これがとても美味しい。
パン粉は細めでやや硬いのは気になったが、創作系としては素晴らしいと思った。

最後の〆は花咲蟹と夕顔の炊き込みごはん
夕顔を炊き込みご飯としているのも面白い。
花咲蟹の味とマッチしていた。

デザートは桃のシャーベットバジル風味。
お酒とバジルを使ったソース。おそらくシャンパンだと思うが、ちょっとピリピリとした刺激とバジルの香りが桃のシャーベットと合っていて面白かった。

四谷三丁目は実に面白い。
また機会があれば再訪したいと思う。

  • 鱧焼き霜 寿都産甘海老 
  • 昆布森産毛蟹 利尻産うに
  • (説明なし)

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6位

てぃんさぐぬ花 (代田橋、明大前、笹塚 / 沖縄料理、居酒屋、沖縄そば)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2014/10訪問 2014/10/30

【再訪多数】上品な味わいとこだわりは素晴らしい。また行きたくなる店

2014年10月再訪
今回は息子の保育園の家族と行ってみました。
保育園のお友達のお父さんはなんと恩納村出身のバリバリの沖縄の方。
そんなこともあり楽しみ!
予約して12時前にお店に到着。2階の座敷を使用させていただいた。
子連れだったこともあり、座敷1部屋をほぼ貸切にしてくれるサービスも良かった。
大人4人、子供2人の計6人なこともあり色々なものを注文できるのが良い。
さてさてメニューを見ながら考える。自分は運転手だったので飲み物はさんぴんちゃ。嫁さんは泡盛を注文していた。
料理は一気に注文。ラフテー、刺身盛り合わせ、塩焼きそば、タコライス、ソーキそば、ゆし豆腐そばハーフ、アーサー入りだし巻き、フィッシュアンドチップス、ニンジンしりしり、島らっきょ、魚の天ぷら、沖縄野菜のサラダ、もずく酢、豆腐ようを注文。
息子たちはお腹が空いていた事もあり、麺類も早めに出してもらうようにしてもらった。
まずはいつものお通し。蒸し野菜に肉みそを付けて食べるものだ。ここの野菜はとても美味しい。ゴーヤも苦みが少ない。甘目の肉みそとよく合う。
沖縄野菜のサラダは海ぶどうがトッピングされていて量もそこそこ。ぷちぷちとした海ぶどうの食感がとても良い。
刺身盛り合わせは沖縄で採れる魚が中心。たこ以外は息子たちに食べられてしまった。それだけ美味しかったのだろう。
塩焼きそばは独特のハムの香りがして美味しい。ちょっと塩っぱかったが、おかずとして食べるにはいいのかもしれない。
タコライスはフライドオニオンの食感がサクサクとしていて、これは旨い。ソーキそばもいいがタコライスもランチで食べるにはぴったりだと思う。
ラフテーは柔らかく脂っぽさは一切なし。とろけるような肉の食感がたまらなく美味しかった。
フィッシュアンドチップスは揚げたジャガイモがリング状のなっていて面白い。この形状は沖縄では一般的らしい。
白身魚の食感、風味も良くフィッシュアンドチップスにしてはかなり上品な出来栄えかもしれない。
アーサーいりだし巻きは、あおさの香りが良く卵とマッチ。お酒の肴としてはぴったりかと思う。
島らっきょ、豆腐よう、もずく酢は平均点以上に美味しかった。
最後のデザートに黒糖プリン、サーターアンダギー、波照間黒糖のアイスを注文。
お腹がいっぱいだったが、これも完食。ご馳走様でした。

どの料理もはずれな無し。息子たちも喜んで食べていたくらい。
都内の沖縄料理店の中でも間違えなくここはトップクラスだと思う。

また時期を見て再訪します。

****************以下過去レビュー ****************
2013年9月再訪
久しく沖縄料理を食べていないな~と言うことで伺ってみました。
周辺にコインパーキングはあるのだが数が少ないので、車で行くにはハードルが高い。
とは言え、少し離れた環七からすぐのところに置くことができた。
いつも甲州街道から商店街を抜けていくが、北側から行くとちょっと街並みが違ってみえる。
13時ちょっと過ぎにお店に到着。
今回は2階の座敷を利用させていただいた。
自分はゴーヤチャンプルーランチ、嫁さんは海ぶどう丼ランチ、息子にはゆし豆腐そば(〆サイズ)をお願いすることにした。
ここの料理は何を食べても美味しい。
沖縄料理が好きであれば楽しむことが出来ると思う。
最後の黒糖クリームブリュレ、黒糖アイスも最高!
気軽にこれだけの料理を楽しめるのは都内ではなかなか無いと思う。
また再訪の予定を考えなくては!

--------------以下過去レビュー --------------

2013年2月2日再訪
土曜日の12時半を廻った時間。
さてどこにランチしにいこうかと思い、以前ブックマークをしていた中華料理のSEN YOへ行ってみようと車で行って、コインパーキングまでいれて、店前に言ってみるとなーんと臨時休業でお休み。。
高円寺周辺に戻っても良いとは思った物の、行きたい店がパッと出てこない。
ここからなら代田橋もそれ程遠くないと思い、以前伺って印象の良かったこのお店に行くことに変更してみた。
代田橋周辺で一番悩むのがコインパーキング。点在はしているものの、小規模の所ばかりで満車が多い。
何とか甲州街道沿いのコインパーキングを発見して駐車して店まで歩く。
昼間やっている店が少ない事もあり、ちょっと寂しい感じだが、人気の首里製麺は既に満席なのが外から見える。
市場の中を歩いて行くと、三線のお店で教室が開かれているのもココならではなのかもしれない。
今回は生演奏が無いのが残念だったが、それは良しとしましょう。

テーブル席に着座してメニューを見る。
ランチは17時までOKなのも嬉しい。
前回はランチメニューからお願いしてみたが、今回はグランドメニューから注文することにしてみた。
嫁さんは泡盛が飲みたいと言う事で、マンゴーから取った酵母を使った華忠孝をお願いしていた。
自分は車なので我慢、、、、。
そしておつまみ三種盛、生海ぶどう、島サラダ、塩焼きソバ、それとアーサーソバ(〆サイズ)をお願いしてみた。
まずは三種盛り。豆腐の上に酒盗が乗ったもの。イカ墨の塩から、そしてカツオの腹の部分の塩漬け?が出てきた。
この味であればお酒が進むこと間違いない感じ。自分はお茶だったが、嫁さんが羨ましい感じだ。
そして海ぶどう。これは塩漬けではなく、生!プチプチとした食感がたまらなく美味しい。
この店ならでは味わいかもしれない。
島サラダは沖縄の野菜をふんだんに使っており、上には海ぶどう。
爽やかな酸味のドレッシングがまた美味しい。

塩焼きソバはソーキソバを使った麺にふんだんな野菜でとてもヘルシー
油っぽいのかと思ったが、意外にもあっさり目。
あっと言う間に食べられてしまう。
嫁さんは〆サイズのアーサーソバ。海苔がふんだんに入っていて、香りが良い。それと天然のコクがとても美味しい。
小さいサイズがチョイスできるのも嬉しい。

そして最後どうしようか悩んだが、デザートにサーターアンダギーと黒糖アイスクリームを注文してみた。
サーターアンダギーは揚げたての熱々を出してくれるので、とても美味しい。
油っぽさも無く甘みも薄いので食後に食べても重くは無い。
黒糖アイスは上にピーナッツと黒糖がたっぷりかかっていて、甘みの薄いアイスとマッチしていて良い感じで、息子は喜んで食べていたくらいだ。

是非夜に再訪して泡盛とここの料理を楽しみたいと思った。
再訪は絶対ありです!

--------------以下過去レビュー --------------

前回、首里製麺に行って、ちょっと気になっていたこのお店に行ってみることにした。
市場の奥に位置する場所で対面には人気店のしゃけ小島がある。
何と言ってもこの店の印象は、入り口で三線を弾く綺麗な女性が生演奏をしてくれている事。
時間帯にもよる様だが、ピークの時間帯であればいらっしゃる感じだ。

土曜日の13時ちょっと過ぎに訪問。
店内はもっと奥行きがあるのかと思ったが、細長い作り。
案内された奥のテーブル席に着座してみた。
店内は沖縄を思わせるインテリアで、オシャレで上品に仕上がっている。
それと前述している通り、三線の音が響き、何ともゆったりとした南国の雰囲気を満喫出来る感じだ。

メニューを見るとランチメニューは700円台からあり、比較的リーズナブルな印象。
ランチメニュー以外にグランドメニューからチョイス出来るのが嬉しい。そう言った意味では、昼から泡盛を頼んで飲む事出来るのも良いと思う。
とは言え、車で来ている事もあり、今日はお茶で我慢、我慢。
ランチメニューから、自分は「上地さん宅のゴーヤチャンプル定食850円」を、嫁さんは「ぷちぷち海ぶどう丼セット950円」を、息子には「ゆし豆腐そば 締めサイズ」を注文してみた。ランチメニュー以外に「にんじんシリシリ」それと「島タコ刺し」息子に「マンゴージュース」をお願いしてみた。

料理が出てくるまでちょっと時間がかかったが、まず出てきたのが嫁さんの海ぶどう丼セット。ご飯の上に海ぶどうがたっぷり乗っている。それ以外に沖縄で採れた鮮魚の刺身、トロロが掛かっており、何とも美味しそうだ。小鉢は紫芋のポテトサラダ、味噌汁、漬け物がついている。
ぷちぷちと言っている通り、海ぶどうは生。塩蔵ではないので、沖縄で食べるものと同じだ。
刺身ととろろ、そして海ぶどうの食感が何とも美味しい。
そしてにんじんシリシリ。沖縄家庭料理ではメジャーなものらしいが、細切りのにんじんを炒めて最後に玉子でとじたもの。薄い塩味でにんじんの甘みがあり、これまたご飯と良く合う。にんじんの嫌いな子供でも食べられそうな味わいだ。
そしてゴーヤチャンプル定食は宮古島の契約農家である上地さんのゴーヤを使っていると書いてある。
苦みが少なくシャキシャキとした食感が美味しい。それと定番のスパムの味わいも美味しい。
暑い盛りの時期にはピッタリな感じのメニューかと思う。
それとご飯に少量のっかいている肉味噌の味もまた食欲を増長させてくれる美味しさだった。
セットについている、紫芋のポテトサラダもほんのり甘みがあり美味しかった。
島タコ刺身は硬いが噛めば噛むほど味があり、高麗辛子と酢としょう油を合わせた付けタレもタコの旨みをより増してくれている。
この食べ方はアリだな~と言う感じで今も家でそのタレを作ってタコ刺しを食べているくらいだ。
息子のゆし豆腐そばは通常のサイズの1/3で、飲んだ後に食べるのにピッタリな大きさになっている。
小さな子供が食べるにはピッタリな大きさで、お昼からも頼めるのも嬉しい。
天然にがりの味わい豆腐と、カツオダシの味わいがあり、とても美味しい。
麺は太麺でつるみ感があり、ちょっと沖縄風な感じはしないが、この食感もありかな~と思う感じだった。

どれを見てもとても上品。まるでホテルで出てくる様な感じに仕上がっている。
店の雰囲気も良く、沖縄旅行でもまず見ないような泡盛の品揃えもあったりして、とても興味深い。
是非グランドメニューと泡盛を飲みながらやってみたいと思った。

少人数より4人以上で使うにはピッタリな店かと思う。
ここは再訪あり!なお店です。
ごちそうさまでした。


  • ラフテー
  • 刺身盛り合わせ
  • タコライス

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7位

和音 (大江橋、北新地、東梅田 / ダイニングバー、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2014/10訪問 2014/10/20

日本ワインの良さを教えてくれるワインバー

大阪に出張。
せっかくだからと言うことで関西在住の友人に色々と連れてっていただきました。
ありがとうございました。

実は新地は初めて!
どんなところなキョロキョロしながら歩いてしまう。
まず一件目に来たのがのこのお店。
和音と書いてワインと読むそうだ。
暖簾をくぐって中に入ると雰囲気の良いカウンターとテーブル席。
予約していただいた事もあり、角のカウンター席に着座した。
美人の女性二人で切り盛りされていて、とても良い感じだ。
これなら女性お一人様でも利用しやすいお店かと思う。

まずは、泡で乾杯と言う事で出てきたのが、広島の三次ワイナリーのスパークリングワイン。
甘み控えめですっきりとした味わいが美味しい。最初の一杯目から日本のワイナリーのすごさにちょっとびっくり。
まずは野菜たっぷりのミネストローネ。野菜のうま味が凝縮されていて、ワインとよく合う美味しさ。
それからパテを注文。ここで滋賀県ヒトミワイナリーの田舎発酵の微炭酸の「パピオンH3」。
パテはマスタードを付けて頂く。しっかりとした肉質。どちらかと言えばドライ感のある食感でワインとよくあう。
ヒトミワイナリーのワインも個性があってこれも美味しい。料理に合うワインを出してくれるのも実に良い。
そしておすすめのカブのソテー、それとポテトサラダ。
ワインは大阪羽曳野の仲村わいん工房の「手作りわいんさちこ」
カブのソテーはカブの甘みを引き出す絶妙な火入れでこれが旨い。
さちこと良く合う。それとポテトサラダ。ガッツリ重い印象かと思ったが、味付けが薄目でやさしい感じ。
ジャガイモの香りと甘みが感じられてとても美味しかった。

日本のワインの良さを再認識。
特に大阪でワインを作っているなんて初めて知りました。
そして帰宅してからネットで探してはみましたが、本数自体が少なく時期によっては手に入りにくいものもあったのには驚きました。

料理も美味しく、ワインのセレクトも素晴らしい。
そして美人の店主からワインを注いでもらうのもこれまた嬉しい。
また大阪に行く機会があればぜひぜひ立ち寄りたいと思う。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

エーグルドゥース (目白、椎名町、下落合 / ケーキ、カフェ、マカロン)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/05訪問 2014/05/22

【再訪】味のセンスは群を抜いてますね

2014年5月再訪
息子の誕生日。
今回は保育園のお友達を呼んでミニパーティーをしようと言う事で、ケーキを購入することに。
子供たちは生クリームを使用していないパティスリー ルナールのケーキを購入。
大人たち用には別のお店の大人のケーキ(笑)にすることにした。
どこのケーキにしようか悩んだが、ここ最近行った中で一番印象の良かったここにすることにしてみた。
1週間前に電話で予約。スタンダードなイチゴのケーキより、チョコレートケーキで予約をした。

当日受け取りに行った際、ケーキの他マカロンと焼き菓子を購入。

通常カットされている状態のケーキではなく、まるまる1台のケーキを見るのは初めて。
そして素人には切るのが非常に難しい。
後からググってみたが、パン切り包丁はNG。刃の薄い包丁を使って、40~50℃のお湯で包丁をあらかじめ温めておいてから切るときれいにカットできるらしい。次回からはこれを参考にしてカットしたいと思う。

さてさてケーキの方だが、チョコレートの苦みと洋酒の香り、ドライフルーツの酸味がマッチしていてとても美味しい。流石!と思わせる味わいだった。
この店のケーキを選択して正解!
皆の評判も良く、どこのケーキ屋さん?と聞かれたくらい位だった。

また近くに寄った際には是非購入をしてみたいと思う。

----------------以下過去レビュー -------------------
2014年3月
せっかく目白に来たのだからと、都内のケーキランキングで上位のこのお店に立ち寄ってみることにしてみた。
店内に入るとお客さんでいっぱい。
イートインも2テーブルあるが、正直これだけの待ち客が多いと落ち着かない様に思えた。
タイミング良く店員さんと目があって注文することが出来た。
ケーキの名前は失望してしまったが、ラズベリー、いちごの乗った回りに軽いメレンゲ系のスティックがついたもの、それとモンブラン、プリンとシュークリームを購入することにしてみた。
名前を聞かれ、箱詰めと支払いを5分強待っただろうか。やっとケーキを手に入れることができた。
流石人気店と言った感じだ。

さてさて持ち帰ってすぐに食べてみた。
やはり印象的だったのがモンブラン。
1時間以内で食べてくださいと言う事だったが、底面にメレンゲ菓子がありサクサクとした食感、そして軟らかなクリームと栗の食感のコントラストが抜群にセンスが良い。もちろん甘みも薄く栗の風味が強く、今まで食べたモンブランの中では群を抜いて美味しいと思う。
そしていちごのケーキは軟らかなムース状の食感と酸味のある木莓、ラズベリー、そしていちごがベストマッチ。トータルバランスは実に素晴らしい。
プリンはやや香料が強い印象だが、カラメルの苦みも程よく美味しかった。
シューは生クリームたっぷりなタイプかと思ったがカスタード。
どちらかと言えば柔らかめのクリームで口溶け感は素晴らしい。
そしてバニラの香りと玉子の香りが実に良かった。

これらを食べてみると人気が高いのがとてもわかる味わいだ。
そして都内ベスト10に入ると言うのもわかる。

駅から少し離れていて不便だが、焼き菓子含めまたケーキを購入しに行きたいと思う。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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9位

玄蕎麦 野中 (中村橋、練馬 / そば)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999

2014/07訪問 2014/08/08

【再訪】 安定感に関心してしまう蕎麦の香りと味、そして食感

嫁さんが残業で遅いので、蕎麦屋にでも行こうと言う事で近くのあおいに行ってみると臨時休業。
早い夏休みらしい。残念。
桜台の石臼挽き ふるまい蕎麦 ふる井も定休日。うーん困った。
ちょっと離れてはいるが、夜に行ったことがないので、予約なしで行って見ることにしてみた。

入店した時間も早かった事もあり、先客は一人のみ。
一段上がったテーブル席に着座した。
メニューを見て、どうしようか悩む。
息子はせいろ。自分は少し飲みたいのでビール。ここは瓶ビールの小瓶になる。
つまみにだし巻き卵、手作り豆腐、天ぷら盛り合わせを注文。後からイカ天ぶっかけ蕎麦を注文してみた。
だし巻き卵はほんのり甘くておいしい。息子も喜んで食べていたくらい。
手創り豆腐は土鍋の中に豆乳とにがりを入れてお店で作ったもの。
柔らかな食感と滑らかさがこれまた美味しい。
途中からそば焼酎8年物の蕎麦湯割りにしてみたが、これもまたつまみとよくあう。
天ぷらの技量は非常に高い。毎回関心してしまうくらい。
衣の量、食感、風味 すべてベストな状態で出してくれる。
素材も良くここでは是非天ぷらは食べるべきかと思う。

イカ天ぶっかけは、やはり蕎麦が旨い。のど越し、香り、食感。すべてにおいてレベルが高い。
つゆとの相性も抜群なのも実に良い。

夜も昼もあまり変わらないのは良いが、なぜか忙しなさを感じてしまった。
夜はまったり酒でも飲みながらつまで、そばを食べてなんて使い方ができれば更に良いと思った。

---------------------------以下過去レビュー ---------------------------

かれこれ2年ぶりの再訪。
土曜日のお昼に訪問。
ちょっと遅い時間なので駐車場が空いているかと思ったが、直前で入れらてしまい満車。
すぐ近くにあるコインパーキングに車を置いた。
13時半近い時間もあってお客さんは半数程度。でも人気の高さが良くわかる。

座敷のテーブル席に着座。
メニューを早速見る。
息子はせいろ。自分はかき揚げせいろ。嫁さんはイカ天ぶかけを注文することにしてみた。
お茶は以前同様黒豆茶の入った紫色のお茶。
相変わらず雰囲気も良く落ち着いた感じが好感が持てる。

まずは息子のせいろが運ばれてくる。
この量であれば大盛りにする必要がないのも良い。
自分と嫁さんの蕎麦が運ばれてくる。
初めてかき揚げを頼んでみたが、非常にきれい。
野菜かき揚げの様なダイナミックなものではなく、繊細な感じだ。
早速そばを頂いてみる。
香りが強く蕎麦の甘みが感じられ、適度な食感も素晴らしい。
おそらく練馬の蕎麦屋の中では断トツの味わいかと思う。
そしてつゆも相変わらず、ダシ感が良い。
そしてかき揚げ。衣だけに見えるが下にはえびが3匹入っている。
サクサクとした食感。そしてつゆに入れたときの解け方もとても良い。
えびとのバランスも良く、実に完成度が高い天ぷらかと思う。

嫁さんのイカ天ぶっかけは大きないか天ぷらが3つ乗っかっている。
サクサクとした天ぷらの衣と甘みのあるイカの味がとても良い。
ぶっかけつゆとの相性も抜群に良く美味しい。

最後に蕎麦湯でつゆを延して飲んだが、つゆの実力を非常に感じられる味わいだった。

久々に伺ったが、いろいろと名店が練馬ではあるが、ここはとびぬけて美味しいと思った。
またそばが食べたいときは第一候補として再訪したい。

-----------------過去レビュー ---------------
2012年6月10日再訪

前回に引き続き久々の訪問。
13時半過ぎに伺ってみました。
運良く野中さんの駐車場に無事に止める事もでき、お店に伺ってみると満席。
とは言え店内の椅子に5分程座っている間に席が空いた。
手前が普通のテーブル席。左手は靴を脱いで上がるテーブル席になっている。
たまたま空いたのが靴を脱いで上がるテーブル席。
背もたれの無い椅子なので、小さい子供やお年寄りの方が座るのにはちょっとツライかもしれない。
手前のテーブル席であれば背もたれのある席なので、席に余裕があるようであればそちらの方が良いかもしれない。
メニューを見ると季節感のある野菜を使ったものが目に付く。
嫁さんは旬の天おろし、自分は季節の天せいろを注文してみた。
前回同様、黒豆茶が出てくる。
きれいな赤紫色で香りも良く美味しい。
さほど待つことなく蕎麦が出てくる。
きれいにもられた野菜天ぷら。そして勢いの感じられる蕎麦だ。
旬の野菜がたっぷり。トマトの天ぷら、茗荷、ずんだ、はじかみ、かぼちゃ等々。
カラット上がっており衣の感じはとても良い。
蕎麦は端境期なはずだが、香りが抜群に良い。
使っている蕎麦や保存状態が極めて良いのだろう。
つゆに負けない蕎麦の香りと味、そして独得の食感は美味しい。

嫁さんの旬の天おろしは、同じ天ぷらが蕎麦の上にトッピングされており、つゆを上からかけるもの。
天ぷらの味と蕎麦が良く調和している感じでこれも良い感じだった。

最後に嫁さんが黒豆ゼリーを注文。
甘みが薄く、黒豆の香りが強く実に美味。
土日祝日はデザートメニューが少ないのが残念だが、行かれたら是非お勧めしたいと思う。

練馬には蕎麦の名店が多いが、その中でも蕎麦の安定感はとても良いと思う。
強いて言えば、以前のレビューに書いてもいるが、個人的には蕎麦と天ぷらのつゆが別であればもっと良いと思った。

--------------以下過去レビュー--------------

練馬駅と中村橋駅の丁度中間。さらに西武池袋線と西武新宿線の間にあり、非常にわかりにくい場所にある。郵便局(中村第二郵便局)が隣にあるのでそれを目印にこられるといいでしょう。駐車場も完備しているので車の利用も可能だ。ただ人気店とあってすぐに駐車場がいっぱいになってしまうので、近くのコインパーキングの利用をお勧めしたい。

野中さんはここ2年訪問しておらず、久々の再訪となった。

入り口にはどこの蕎麦を使っているのかが貼ってある。その日の必要な分を製粉するので新蕎麦の時期は高い香りを楽しむことが出来る。
限定ではあるが、火・木・土の十割蕎麦と水・金・日の田舎蕎麦が楽しめる。今回は遅い時間に行ったためそれを選ぶことは出来なかった。

蕎麦屋さんでお茶と言えばだいたいそば茶が出てくるが、ここは黒豆茶が出てきた。紫で香ばしい香りが特徴だ。

さて今回頼んだのは、天せいろ1845円。普通の店よりかなり高め。
待つ事10分。ボリューム感ある天ぷらが目に入る。
蕎麦は緑がかっており新蕎麦だと言うことがわかる。
わさびを自分ですりおろし、蕎麦の上にのせ、つゆを付けずに食してみる。コシ、つるみ感、蕎麦の香りが広がる。
蕎麦の出来栄えはすばらしい。
つゆにつけて食べてみる。つゆはしょう油が強すぎ、蕎麦に少しだけ付けて食べるようなスタイルをしないと、蕎麦の味、香りが全くわからなくなってしまう。もう少しつけだれの出来が良ければ更に旨くなると感じた。

天ぷらは秋野菜がたくさん入っている。松茸、シメジ、エノキ、満願寺唐辛子、銀杏の他、エビ、キスが入っている。一人だとやや多い感じだ。食感もさくさくに揚げてあり出来栄えは良い。ただ天つゆが付いていないのは不満。天つゆとつけだれは別にして欲しい。

ちょっと気になった事は店員の方が多すぎること。それとメニューに消費税が含まれておらず、会計時にとまどってしまったことである。

誰にでも勧められるこだわり蕎麦屋ではあるが、細かいところを修正すれば更に良い店になるに違いない。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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10位

サイゴン (高座渋谷、いずみ野 / ベトナム料理、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2014/11訪問 2014/11/25

ベトナム本場の屋台の味が楽しめるとてもディープなお店【日本語可】(笑)

1200件目のレビューを書くところがないな~と思っていましたが、先週末行った、このお店にすることにしてみました。

場所は高座渋谷から徒歩15分弱だろうか、いちょう団地の中にあるお店だ。
この辺りは東南アジア系の方が多く住まわれており、アジア食材のお店や料理店が点在している。
他のレビュアーさんが書かれている様にリトルベトナムと言われるのもわかるような地域だ。
お店の隣りは寿司屋。そしてその隣は日本ではまず見ることのない、ベトナムカラオケのお店。ここも是非行ってみたいお店だ(笑)

さてさて基本的にはお店は予約ができないそうなので、地元の友人に先に席を取っていてもらった。
11時半過ぎにお店に到着。
何とも言えない雰囲気のお店で、日本人だと極めて入りにくい雰囲気のお店。
扉を開けて入ると薄暗い店内でいかにもベトナムにありそうなカフェの感じ。
あまり広い店内ではないが、テーブル席とカウンター席がある。
壁際の席に着座した。

今回は大人6人、子供6人の12人の大所帯だったこともあり、いろいろなメニューをお願いすることができた。
私たち家族含め、友人達はベトナム駐在経験者だったり、奥様がベトナム人だったりとある意味ディープなメンバー構成。
この店に誘ってくれた友人もベトナム系の方。
色々な意味で今回は楽しい宴会だ。
何を食べようかメニューを見る。
写真つきの日本語つき(笑)のメニューがあるので特に問題はない。
そしてご主人も片言だが日本語はOK、英語もOK!特に心配する必要はない。

頼んだメニューは以下の通り
肉揚げ春巻き(チャーヨー)、ブンボー、手羽先のヌックマム付け焼き、ブンチャーヨー、バインセオ、鶏肉と野菜の和え物(ゴイガー)、ミンサオ(春雨と野菜炒め)、バインコット、バナナのぜんざい(チェー)、アイスミルクコーヒー(カフェスゥダー)

何を頼んでも量が多い。
特に麺系の量は半端ない。ベトナムで食べる量は極めて少ないのだが、ここはすごく多いので6人の大人でもお腹いっぱいになってしまう。2人で1つをシェアしてつまみを頼んで丁度いいくらいかもしれない。

全体的な印象を言えば、ベトナム。それもホーチミンで食べた道路端で食べる屋台の味わい。
決して上品ではないけど、なぜか美味しい。B級なんて言うのは失礼かもしれないが、とても懐かしい味わいだ。
日本で食べるベトナム料理店の味のベクトルとは全く異なる。
そういった意味で、評価が両極端になるのもわかるような気がする。
これぞベトナム庶民の味。日本でこの味を出してくれるお店はそうそうないと思う。

すべてにおいて野菜もたっぷり。おなかはいっぱいになっても、くどくなくすっきりした感じもベトナム料理ならでは。

この店では何を食べても良いとは思うが、あえてバインセオよりもバインコットを必ず食べることをお勧めしたい。
大振りの型で焼かれたバインコットはサイゴンの屋台の味そのもの。これは食べるべき鉄板の一つだと思う。

これだけ飲み食いしてお会計してみると一人頭2400円と破格でびっくり。
値段も屋台価格に近いと思う。

場所も不便でなかなか行ける場所ではないが、ベトナム旅行で食べた屋台の味を日本で!と思った時には仲間同士で行かれると良いと思う。

また別の駐在していた友人と再訪したいと思う。

  • チャーヨー
  • 手羽先のヌックマム付け焼き
  • ブンチャーヨー

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