Lカルニチンさんのマイ★ベストレストラン 2010

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Lカルニチン (女性・宮城県)

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

今年初めて出会ったお店の中から、一番好きなフレンチのジャンルだけで選んでみました。
レビュー件数が少ないので、ベスト3だけの発表です。
この3軒は、いつでも何度でも伺いたいお店です(*^o^*)
しかも…今年出会ったばかりなのに2度も伺っているんですよ (^_-)-☆

マイ★ベストレストラン

1位

ル・ヴァンテール (すすきの(市営)、狸小路、すすきの(市電) / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 ¥2,000~¥2,999

2010/09訪問 2010/09/22

あまりにも美味しくて…★★★★★

dod1972さまのレビューを拝見し、こちらのお店の名物がクネルであることを知り、
オフィシャルサイトを見て、洗練された上質な雰囲気とテーブルウェアーに惹かれました(*^_^*)
リヨンの郷土料理には少々思い入れがあり、札幌に行ったら絶対に伺おうと思っていたお店です。

お昼に予約して1人で伺い、2900円のコース料理をいただきました。
女性1名でも入りやすいお店だと伺っておりましたが、
他にも女性ひとりの方がいらっしゃって、居心地がよかったです(*^_^*)

ランチ(2900円)の内容
 (メインは4択、デザートは2択、食後のドリンクはコーヒーかエスプレッソ)
- アミューズ2皿
- スープ    とうきびのスープ・トリュフ風味
- オードブル  羊のパテ
- メイン    タラバガニと北の鮮魚のクネル
- デザート  パプリカのクレームブリュレ
- エスプレッソと小菓子

アミューズ2皿とスープをいただいた時点で、あまりの美味しさに絶句してしまいました。
すべての味付けが自分好みで、一皿一皿が感動の連続でした。
オードブルの仔羊のパテやパンやバターも感動的な美味しさ!
メインの「タラバガニと北の鮮魚のクネル」に至っては、クネルの本場のリヨン
では絶対に食べられない贅沢な美味しさ!(「料理について」の項目をどうぞ)
野菜を使ったスイーツは苦手な私なのですが、このお店のものだったら食べてみたいと思って
敢てパプリカのクレームブリュレを選択しましたが、これも当たり!
パプリカの味はするけれど、デザートとしてちゃんと美味しかった!
上にのったバニラアイスも当然美味しいです。
最初のアミューズから最後の小菓子に至るまで、ひとつひとつの味に大満足できました。
本当に美味しいものに出会ったときって、ただただ、美味しいとしか書けないわたしです(笑)
全部が美味しいと、何か特徴を見出そうとか、どこが美味しいのか…なんていちいち探さないですから!
驚いたことに、こちらのお店はサービス料がかかりません!
こんなに豪華な内容のランチコースを、素晴らしい食器でいただけて、2900円なんて驚きです!

他のお料理も食べてみたくなり、食後にディナーメニューを見せていただき、
クネル以外のお勧めのお料理について尋ねてみました。

クネルの他には、足寄の牧場から1頭買いしている仔羊のお料理が名物とのこと。
1頭の仔羊のいろいろな部位を余すことなく使っていらっしゃるのだそうです。
仔羊のロティは、盛り合わせになっており、一皿でいろいろな部位を少しずついただけて、
時には脳みそまで登場することもあるそうです。

ディナーのデザートは5種類から選べ、その中に私が好きな物もあったこともあり、
その場で翌日の晩の予約をして、2日連続で伺ってしまいました(*^_^*)

翌日の晩は、前日に話題にのぼった素晴らしい食器で迎えていただきました。
マリー・アントワネットが愛した食器です。(詳しくは「食器について」の項目をどうぞ)
王妃様気分でディナーを堪能いたしました♪
ディナーコースは5900円のものをいただきました。

ディナー(コースA 5900円)の内容
 (メインは2択、デザートは5択、食後のドリンクはコーヒーかエスプレッソ)
- アミューズ2皿 (2皿目はバフンウニのカクテル)
- スープ    とうきびのスープ・トリュフ風味
- オードブル  生甘エビと生ホタテ(のカルパッチョ?)
- タラバガニと北の鮮魚、生ウニの贅沢クネル(ハーフポーション)
- メイン    石田めん羊牧場 サウスダウン仔羊のロティ (+\1500)
- デザート  パイナップルのサバラン
- エスプレッソと小菓子

お水は無料です。
赤ワインはグラスでいただきました。
オバマ大統領の奥様がお好きだと言うワインで、グラスワインでさえ極上の美味しさ!
(参考までに 1杯 1100円)

前日のお料理といくつか被るものがありましたが、2度いただいても嬉しいくらいの美味しさで、
新たにいただいたお料理も、素晴らしく美味しくて感動の連続でした。
クネルは2日連続でいただいて、忘れられない味として記憶されました(*^_^*)
デザートのパイナップルのサバランも絶品でした。
一番低価格のディナーコースでさえこの満足度だと、1万円以上のコースの場合は
どうなってしまうのでしょう(>_<;)

このお店に来るために、次回の札幌行きを画策したいと思います。
次はディナーで、もうちょっと奮発したコースを頂きたいですし、
是非、中村氏がいらっしゃる時に再訪したいものです…(*^_^*)


お料理について
伝統的なフレンチの基本に忠実なお料理で、なおかつ現代的にお洒落で美味しい(*^_^*)
ひとつひとつのお料理の味が素晴らしく、久々に感動したフレンチでした。
食後に金田シェフとお話をして、エスコフィエという名前や、虎ノ門のワキサカという名前が出てきました。
知らなかったので、あとで検索!(笑)
フランス料理のバイブルとも言える「ル・ギード・キュリネール(Le Guide Culinair)」を刊行した
オーギュスト・エスコフィエ氏の基本の教えを大切にしながら、
時代や土地にあった美味しいお料理を追及されていらっしゃるのだなと感じました。
食材に北海道を感じるものがたくさんあったのも嬉しい限り。

●クネル
リヨンの郷土料理のクネルは、本場でカワカマスのクネルを何度かいただいたことがあります。
日本のかまぼこやはんぺんのような練り製品だと言われている割には、それほど魚の味はしなくて、
小麦粉とバターの味が強く、もったりむちむちしているものが多かったです。(量だけは多い!)
ブッションの庶民的なお料理なので、ソースに至っては、大味のものが多かったですしね…(>_<;)
新鮮な魚介類が入手困難な内陸にあるリヨンよりも、日本で作った方が、魚系のクネルは
きっと美味しいに違いないとは思っていました。
北海道の海の幸で作られたこのお店のクネルは、クネルもソースも海の幸のエキスたっぷりです!
クネルはホタテやタラバガニから作られているそうで、ソースの方は甘エビ数百匹分の頭などから
出汁をとっていらっしゃるそうです。
クネルの上には生ウニまで乗っていて、贅沢極まりないです(*^_^*)
本場のクネルよりも、食感もふわふわで柔らかく、ときおりタラバガニのかけらが見えたりもしました。
甲殻類のソースはさらさらしていますが、味は濃厚! 
ときどき何かの身のかけらも入っていますが不明…(笑) 
最高に美味しいクネル&ソースでした!ヽ(^。^)ノ
リヨンのクネルは魚だけではなく、家禽や肉やイカスミなんていうのもあるのですが、
こちらのお店では、この「タラバガニと北の鮮魚、生ウニの贅沢クネル」1種類だけとのことです。
北海道の海の幸がふんだんに使われ、まさしく看板メニューなのですね。
ディナーのどのコースにも、メインの前にハーフポーションのクネルが入っています!
お話を伺ったところ、シェフはリヨンで修業されたわけではなく、このお店を出す前に
虎ノ門のリヨン料理の名店「サラマンジェワキサカで」クネルの作り方を習ったとのことでした。
おまけに小樽の有名なかまぼこメーカーでも勉強なさったそうです。
本場リヨンのクネルなんて目じゃない!と感じた絶品クネルでした(*^_^*)

●足寄 石田めん羊牧場 サウスダウン仔羊のロティ  +1500円
子育てを放棄してしまうという品種の羊で、なかなか増えにくく、希少価値があるのだそうです。
私がいただいたプレートには、ヒレ肉、腿肉、タン、サガリ、そして万願寺とうがらしに詰められた
トリップのトマト煮が含まれていました。
タンの小ささで羊のサイズがわかります。
「えっ?!」と思ってしまうほど小さくて、想像すると可哀そうになってしまうのですが、
仔羊肉は柔らかくて美味しかったです。ソースの味も胡椒の具合も絶妙でした。
私はトリップのトマト煮が大好きなのですが、羊のトリップは初めてでした。
臭みは少なく、仔羊だけあって、薄く柔らかいです。
新鮮な仔羊を1頭買いされているお店ならではの珍しいお料理でした。

●パイナップルのサバラン
サバランは定番のデザートだそうで、季節によってラムレーズンのサバランや
苺のサバランも過去に登場したそうです。
上の飾りはパイナップルです。薄くスライスしてオーブンで焼いたものだそうです。
生地の間にはカスタードクリームと刻まれたパイナップルが挟まっていました。
生地に浸みこませてあるのはキルシュベースのシロップだそうです。
シェフにあとで伺ったところ、フレンチの基本を説いたエスコフィエによると、
普通のサバランは「ラム酒」、果物を間に挟む場合は必ず「キルシュ」を用いるのだそうです。
一見斬新なサバランだと思いましたが、ベースについては、フレンチの伝統的な教えを
大切にされていることを感じました。
冷たく冷やされたクレームアングレーズのようなソースには、パイナップルだけではないと
思われるトロピカルな味も混じり、ヨーグルトのソルべの酸味も加わり、
全体的にさっぱりした爽やかな味わいに仕上がっており、夏に相応しいサバランでした。
私が食べたことのあるフランスと日本のサバランの中で、ダントツで1番美味しかったです(*^_^*)

●パン
北海道産の「はるゆたか」という品種の小麦粉で作られた自家製パンだそうです。
はるゆたかで作るパンは、モチモチするのが特徴だそうですが、膨らましにくいのだそうです。
もちもちしているし、ちゃんと膨れていましたよ!
シェフは一日の始まりに厨房に入ると、真っ先にパンの仕込みをされるそうです。
パンとバターがとても美味しくて、何個もお替りしてしまいました(^^ゞ
パンの販売があったら買って帰りたいくらいでした!

●バター
私は質問しませんでしたが、他のレビュアーさんのレビューに、
エシレバターのA.O.C.だと書かれてありました。
美味しかったので、なるほど…と思うと同時に、そういうことがメニューにも書かれていないし、
スタッフの説明もなかったので、なんて謙虚なお店なのだろうかと驚きました。
普通だったら「エシレバターに変更」というオプションがあり、数百円はプラスになる
のではないかと思いますが…(^^ゞ

食器について
カトラリーはクリストフル。
ランチで使用した食器は、リモージュの銘窯ベルナルドのギャラリーロワイヤル
ブラック・チューリップ
オーナーの中村氏のブログに説明あり↓
http://blog.livedoor.jp/masahitovolvo/archives/51723891.html
ディナーのショープレートはマリー・アントワネットが愛した矢車菊のモチーフの食器。
ロワイヤル・ド・リモージュ製作の「マリー・アントワネット」シリーズで、
王立セーヴル磁器製作所の磁器の復刻版とのこと。
この食器の説明はこちらに見つけました↓
http://allabout.co.jp/gm/gc/61785/
オーナーが今年の3月にパリで直接購入されたそうで、後者はお店には10客しかないのだそうです。
本当に素晴らしいですね。
優雅&贅沢の極みです。
お料理と食器とが、お互いに負けていない組み合わせです(*^_^*)

サービスについて
驚くことに、昼も夜もサービス料がかからないお店です。
それなのにサービス料をとるお店に全く劣ることのない素晴らしい接客です。
オーナーの中村さんの接客が素晴らしいという評判ですが、わたしが伺ったのはオーナー不在時でした。
それでも女性スタッフの心のこもった温かいもてなしで、昼も夜も十分に満足できました。
運ばれてくるときのお料理の説明も、はっきりしていて、とても詳しかったです。
お料理についてご質問させていただいたりしたのですが、快くいろいろ教えてくださいました。
何よりも、スタッフの方に話しかけやすい親しみやすさがあり、お店には温かい雰囲気と空気感があります。
食後の絶妙なタイミングで金田シェフが席まで挨拶に来て下さり、お話ができたことも嬉しく思います。
私が札幌に住んでいたとしたら、家族や大切な人との記念日に選ぶなら、絶対にこのお店ですね(*^_^*)
心もお腹も満たされること間違いなしです。
もちろん記念日ではなくても頻繁に通ってしまうことでしょう。


まだ9月ではありますが、今後のスケジュールから考えると、
今年出会った素晴らしいお店のナンバーワンになりそうです♪

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

オーグードゥジュール ヌーヴェルエール (大手町、東京、二重橋前 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥4,000~¥4,999

2011/08訪問 2011/08/20

美しく斬新なフレンチ♪

2011年8月

ディナーに伺いました。
予約をしていませんでしたが、運よく20時半までの席だったら
用意していただけるということでしたので、大喜びで入店♪

8000円と13000円のコースがあり、どちらも品数は同じだそうです。
8000円のコースにしました。税込みでサービス料はかかりません。
それでいて素晴らしいサービスです。

グラスワインは赤と白とどちらも2種類ずつあり、どれでも1200円でした。
急いでいたのでテンポ良くお料理を出していただきました。
見た目にも美しく、どれもとても美味しかったです。

大満足の★5つ!

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2010年10月

2度目のランチ再訪です。
プチ同窓会で4人で伺い、3800円のコースをいただきました。
今回は一番奥の席で、窓辺で明るく、落ち着いて食事と会話を愉しむことができました。
相変わらず、お料理もサービスも最高でした。

●前菜前のアミューズ
カボチャのブリュレとスモークされた生クリームとチーズ入りのパプリカのフィナンシェ
甘じょっぱいアミューズでした(*^_^*)

●前菜
この日の前菜は5種類あり、4人全員が違う種類を選択したので、目で愉しめました。
 ★軽く温めたサーモンの軽い燻製、ゴマ風味、山葵の冷たいクリームソース
    私はこちらを選択しました。
    鮭は皮を剥がされており、皮の代わりに白ゴマが付けられていました。
    厚みのあるサーモンです!
    中は半生で、スモークされています。
    山葵ソースにも良く合いました。
    奥の緑の色のものは、千切りされたしゃきしゃきした野菜でしたが、
    何だったのかは不明…(^^ゞ
    スモークされた半生の鮭は驚くほど美味しかったです(#^.^#)
 ★岩手産ほろほろ鶏の白レバーによるテリーヌ仕立て黒コショウのビスケット添え
 ★ズワイ蟹、紅芯大根とカブのラヴィオリ仕立てとそのクー利のヴィネグレット
 ★マダムヴェルゴーのシャラン鴨胸肉のカルパッチョ、季節のフルーツヴィネガーと共に・・

●パン
  温めてある丸パン。
  パンもバターも美味しく、2個ずついただきました(*^_^*)

●メイン
 3種類から選べました。
 ★本日の魚介料理
 ★北海道産ホタテ貝のロースト、ヘーゼルナッツ風味、シャンピニョンヴィネグレット
 ★本日のお肉料理
    私はこちらをいただきました。
    小鹿のミンチのパイ包み焼きでした。
    小鹿の赤身肉のミンチが酢付けキャベツにくるんであり、その上からパイ皮で
    巻かれていました。
    臭みもなく、柔らかく、香辛料がほどよく効いており、大変美味しかったです。
    
●デセール
  3種類から選べました。名前は覚えていません…(^^ゞ
 ★かぼすのクレームブリュレ
    さっぱりした味のとろとろのクレームブリュレでした。
    なぜか褐色のバニラアイスでしたがアイスも美味しい(*^_^*)
 ★ライチのゼリーでマンゴー入りだったようです
 ★泡立ったスープの上にアイス? これは何だったか不明です

●小菓子
●食後のドリンク
  珈琲、エスプレッソ、紅茶、ハーブティーから選択可能


10年以上ぶりに会った友達もいて、名残惜しく、滞在時間はなんと4時間!
最後の客になってしまいました(^^ゞ
お心遣いで閉店時間頃にハーブティーをいただき、そのあと請求書が運ばれてきました。
請求書の裏に、個別支払い用の計算まで書いてあり、大変親切でした。

にこやかで丁寧なサービスで、本当に素晴らしいです。
同窓会だったので、集合写真も撮っていただきました(*^_^*)
私が選んだお店でしたが、友達にもとても喜んでもらえて、嬉しかったです(*^_^*)
また是非とも利用したいお店です。


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2010年7月

席数が少なく、予約が取りにくいと聞いていましたが、
3週間前で平日ランチの予約が取れました。
この日しかチャンスがなかったので、超ラッキーでした!

5階のレストランフロアで、ひときわ高級感漂う入口です。
外からは中が見えなくて、入口には本日予約で満席との表示がありました。

薄暗い廊下とは対照的に、ドアを開けると窓からの明るい光で満たされていました。

店内はL字型になっており、窓際の2人席が3テーブル、その奥に4人席が1つ、
ドア近くに2人席、窓際の席の後ろの壁に2人席がありました。

予約したのが遅かったからなのか、13時からの遅い時間の予約だったからなのか
一番窓から遠い席になりました。
窓際が良ければ、その旨を伝えて予約するべきでしょうね。
(しかし現在は、東京駅の赤レンガの建物の大規模工事中で、展望はいまいちです)

上着は預かっていただけて、手荷物は籠に入れて自分の椅子の下に
置くようになっています。

この日は久しぶりに会うお友達とのお食事会でしたので、お料理だけには集中できず、
メモも取っていませんので、食材や味についての記憶はかなりあやふやです(汗)
ただ、いただきながら、とても美味しかったこと、
運ばれてくるたびに盛りつけの美しさに感動したこと、
お友達と楽しく素敵な時間を過ごさせていただけたこと、
質の高いお料理とサービスを提供していただけたこと、
2人とも大満足でまた来たいと思いながら帰れたこと、
それだけに尽きます。

スタッフの方は全員男性で、とても丁寧でした。
フロア担当の方が丁寧なのは、こういうお店では当たり前なのですが、
ちょっと驚いたのは、お料理を運んできてくださったのが厨房の方で、
お料理について、直接説明をしてくださることです。
しかもひとつひとつの食材やソースについて、とても細かい説明をしてくださるのです。
これには驚きました。
お料理に興味のある方でしたら、直接質問ができるのでいいお店ですね。
しかも、お料理の担当が違うからなのか、数人の方が運んできて下さいました。
こういうお店に出会ったのは全く初めてです。


そんなわけでお料理の説明はさらっと…(笑)

3800円のコースをいただきました。
ドリンクリストは2枚で、ソフトドリンクは500円から。
こんな場所なのに、良心的な価格だと思いました。

★微炭酸のブドウジュース(赤と白があります) 700円
フランス産ワイン用葡萄のストレート果汁使用と書いてありました。
私は赤をいただきました。ちょっと赤ワインを飲んでいる気分にもなれ、
シュワシュワとシャンパンを愉しんでいるような気分にもなれ、
甘すぎず、さわやかで美味しいジュースでした(*^_^*)

★アミューズ(メニューには書いてありません)
カボチャのスープだったと思います(笑) ←既に記憶が飛んでます!(爆)
表面に3滴たらしてあるのはピスタチオのオイルで、本当にピスタチオの味がしました(笑)
こういう細かい部分って地元のフレンチでは絶対に出会えないものです。
しょっぱい系の焼き菓子がついていて、何の味だか忘れちゃいましたが、
ちゃんと説明をしてもらってます(笑)
アミューズと言うよりも、ちゃんとしたスープでしたよ。

★前菜 カニ、フロマージュブランのリエット仕立て、フレッシュ野菜と共に
表面は柑橘系のソースでした。
ほぐしてある蟹の身とフロマージュブランの組み合わせは、あっさりしていました。
柑橘系の味が加わって、冷たく、爽やかで夏らしい前菜。

★メイン 帆立貝柱のタンドリー風 ヘーゼルナッツのヴィネグレットソース
前菜の蟹が吹いた泡がのってきたのではないかと思わず錯覚(笑)
帆立の下のピンク色はマッシュポテト。
帆立の表面にのった焦げたものがカレー味でした。
お皿の縁に2か所に乗ったものがへーゼルナッツのソースです。
表面にいくつかポチポチとのせられたソースや泡の説明もされましたが
なんだったか忘れてしまいました(^^ゞ
美味しかったからそれでいい!(笑)

★デザート チョコレートムース
デザートは3種類から選べました。
このチョコレートムースは、ねっとりしています!!!
泡なんて入っていませんよ。
ムースじゃなくて、なめらかなペーストって言ってもいいくらいでした。
下にはオレンジのソースが入っていました。
冷たく冷やされていて、とーーーーーっても美味しかった~~!
お料理のポーションは少なめでしたが、このチョコムースのおかげで
最終的には大満足な満腹状態になりました。
デザートだけで1000円以上の価値がありますっ!!!
新丸ビルのオフシャルサイトの説明にはこう書いてあります。
「軽やかな食感のサバランなど、パティシエ出身のシェフによる
デザートの魅力にもグッときます。」
これはもうスイーツ好きにはたまりません!
サバランは夜じゃないと選べないのかなぁ…(*^_^*)
また行かなきゃ…

★食後のドリンク
いろいろ選べました。紅茶も2種類から選べます。。
デザートの写真を撮っている間に運んでいただけたので嬉しかった。
普通のフレンチでは、食べ終わってからエスプレッソが出てくることが多いので…
デザートとコーヒーは一緒にいただきたいものです(*^_^*)

★プティフール
緑っぽい生地の焼き菓子はなんだったかな…?(笑)
パクッと一口で、ご馳走様でした(*^_^*)


●全体的なお料理の感想
斬新な味のソースや、斬新な食材の組み合わせなのですが、味がバラバラになることなく、
美味しくまとまっているのに完成度の高さを感じました。
ソースやペーストはオリジナリティーの高いもので、初めて出会うものばかり。
付け合わせの野菜は、ひとつひとつが吟味されて用いられているのがわかりした。
絵画的な色彩や、立体的に盛りつけられた造形美、ふわふわの泡の素材感など
芸術的な盛り付けは、目から「美味しそう! 食べたい!」という気持ちにさせてくれました。


ミシュラン1つ星だからでしょうか?
白人のかたのグループが2席ありました。
国際的に認めらたお店の味とサービスは、本当に足を運ぶ価値があると思いました。
しかもランチの3800円は破格だと思います。

是非またおとずれたいお店です。
星を5つ付けたいですが、ディナーに来てからにしようと思います(*^_^*)

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

メゾン ドゥ アッシュ (北上尾 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2010/08訪問 2010/08/30

再訪 ますます好きになりました♪

2010年8月 再訪

ぞっこんLOVEのお店です(*^_^*)
夏休みの旅行計画を立て、日程が決まると、真っ先に予約の連絡を入れたお店です。

今回も渋滞に巻き込まれ、途中から電話をかけると、
奥様が「大丈夫ですから、どうぞ気をつけてお越しくださいね」とおっしゃってくださいました。
前回と同じシチュエーションになりました…(^^ゞ
この日の出発地点から2時間かかって、15分遅れで到着です(^^ゞ

2400円のランチコースをいただきました。

前回と同じお料理にならないように気遣っていただき、本当にありがたかったです。

●バターとリエットと自家製パン
ワインが飲みたいのを我慢して、美味しいリエットとパンをいただきます(^^ゞ
リエットもバターもパンもとても美味しいです!

●前菜のプレート
白い苦瓜、コリンキー、緑色の斑点模様のトマト、金糸瓜など、珍しい夏野菜の混じったカラフルなプレートでした。
スモークサーモンの中にはアボガドのサラダが入っていました。
ひとつひとつ、とっても美味しかった!
スモークされたお魚ものっていました。
前回もそうでしたが、何かスモークされたものが入っているのがアクセントになっているような気がしました。

●スープ(ガスパチョ)
スープは2種類用意されていたようで、前回と同じグリーンピースのポタージュとガスパチョがありました。
迷わずにガスパチョを選択♪
水を一切使用していないそうで、濃厚な野菜のビタミンが暑くて疲れた身体に浸み渡るようでした。
ニンニクがちょっと効いていて、美味しかったです。とても本格的な味でした。

●メイン
せっかく遠くからいらっしゃったので…と、このコースでは選択肢のなかった子羊のローストでも
OKとおっしゃっていただき、ありがたく二人とも子羊のローストをいただきました。
2人分を一緒にローストするのに時間がかかるとのことでしたが、この日はここへ来るためだけの
1日だったので、待つのは問題なく、美味しく出来上がるのを楽しみに待っていました(*^_^*)
柔らかくてめちゃうま♪
骨付きではなかったので、食べやすかったです(*^_^*)
お野菜もたくさん添えられていて、お腹いっぱいになりました♪

●デザート、食後の珈琲
デザートも前回と重ならないように気遣っていただきました(^^ゞ
手前から、キャラメルのアイス、バナナの冷たいムースケーキ、バナナのケーキです。
真中のクリーム色のバナナの冷たいムースは、イタリアンデザートのセミフレッドに良く似ている食感でした。
茶色っぽいバナナのケーキは濃厚でねっとり。
実に美味しい組み合わせでした(*^_^*)

この日も全席予約でいっぱいでした。
本当に大好きです! このお店!
お料理も美味しいし、マダムの接客も、ほんとうに素晴らしいです。
近くに住んでいたら、毎月必ず伺いたいと思います。

運転があるため、連れはワインが飲めないのが悲しそうでした…(^^ゞ
いつか夜に伺いたいです…(T_T)

ご馳走様でした。
ありがとうございました。
また寄らせていただきます(*^_^*)

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2010年5月

全国の安くて美味しいフレンチをたくさんご存じのR923Eさまのレビューを見て、
ずっとずっと行きたかったお店です。

ようやく都合の良い時に予約がとれて、ランチに行ってきました。
GWの渋滞に巻き込まれ、到着時刻が予定より遅くなりそうでハラハラしましたが、
電話をすると、奥様の対応がとても感じ良くて、
「時間は大丈夫ですから気を付けていらしてくださいね」とおっしゃっていただき、
とてもほっとさせられました。

なんとかそれほど遅刻せずに到着。
4卓のみのこじんまりしたお店で、ご夫婦2人で切り盛りしていらっしゃいます。


2400円のランチをいただきました。

最初に登場したのは、メニューにはないアミューズとでもいうのでしょうか、
大好きな豚のリエットが出てきて嬉しかったです!

★豚肉のリエットとバターと自家製パン
リエットがとても美味しい! パンも自家製とは驚きます。
前菜が出てくるまで、小腹を埋めて待っていられてGOOD♪
メインの時にパンのお替りをしましたが、これまた別のパンで、
こちらも自家製とのこと。なんて美味しいんでしょう!
ちゃんと温められていてホカホカでした。
メインの後にリエットのお替りもいただいちゃいました♪


★前菜 ローストポークと春野菜のババロア
ボリュームたっぷりで驚かされました。
ローストポークには粒こしょうが散らされています。
手前にはホタルイカとスモークされた帆立と茹でた青菜が添えられています。
春野菜のババロアはほうれん草ベースだそうですが、青臭くなく、とても美味。
コンソメのジュレがかけられていました。
ババロアの上に乗ってる野菜と、付け合わせの野菜は種類が違いました。


★スープ 旬の野菜のピュレスープ
グリーンピースのスープでした。
ランチコースのセットのスープで、こんなに量があるスープを出してくれたお店は初めて!
たっぷりいただけて、かなり満足でした!


★メイン 牛とも三角のステーキ
こちらは連れが選択し、お肉を1枚いただきました。
わりと歯応えのあるお肉でしたが美味しかった♪
付け合わせの野菜の種類の多さに驚きました。


★メイン 仔鴨もも肉のコンフィ
こちらは私の選択。
前菜を食べている間中、鴨の脂のシューシューいう音と、
香ばしい香りがフロアに流れてきていました。
脂でジューシーに煮てあり、皮はぱりっとした仕上がりです。
骨からほろりと肉が取れました。
付け合わせの野菜が多く、お腹いっぱいになりました。
特に美味しかったのは付け合わせ野菜の「長ネギ」です。
美味しくソテーされていて、甘みを感じました。
連れのメインには、長ネギではなく、玉ねぎの付け合わせでした。


★自家製デザート 
グレープフルーツのソースがかかったプリンとキャラメルのアイスでした。
プリンはとろとろで、バニラビーンズもちゃんと入っていました。
爽やかなグレープフルーツソースは初夏にぴったり!
キャラメルアイスは大好物ですが、これまた絶品♪


★コーヒーまたは紅茶
珈琲をいただきました。
深入りの濃いめの珈琲で、私の好みの味でした。
とても美味しかった~~~!
欲を言えば、オウム印の茶色のお砂糖だと嬉しいです(*^_^*)


大満足なランチでした。
たった二人で息のあったコンビネーションで調理と接客をされており、感動しました。
自分の住む町にあったら、確実に月に1度は通ってしまいます。
車で帰るためにワインを飲めなくて残念でしたが、
冷蔵庫にたくさん横になっていたワインは興味深いです。


帰りは玄関までお二人で見送りに来て下さり、とても心温まるおもてなしでした。
是非また伺いたいお店です!(*^_^*)

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