『東北関東大震災』Lカルニチンさんの日記

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Lカルニチン (女性・宮城県)

日記詳細

このたびの大地震を経験し、自分の価値観が一変しました。

今はただ、温かいご飯がいただける喜びを噛みしめています。

ライフラインがなくなって、当たり前のようなことが、当たり前ではなくなり、

今までいかに恵まれた生活を送っていたのかを身にしみて感じました。

水道、電力、ガスがなくなった生活を具体的に想像したことがありませんでした。

短時間で遠くまで移動できる東北新幹線も、仙台空港も使えなくなりました。

道路が遮断され、流通がなくなるという事態が、

この大都市で起ころうとは、想像だにしていませんでした。

ガソリンがなくて、車での移動もできません。



現在は、日々の糧を求めて、何時間も雪の降る中、スーパーにならび、

卵1パックを購入できたことが、とても幸せで、贅沢なことなんです。



贅沢な食べ歩きをしていたことが、ほんの最近のことであるのに、

まるで昔のことのように思えます。


自然の脅威を感じ、絶対安全と言われた原発事故の恐怖にさらされ、

日本人がいかに自然を甘く見て、奢った生活をしていたことかと感じます。

文明の利器に頼り過ぎた生活はとても危険だと言うことを知りました。

今は、お湯さえも、燃料の残量を気にしながら沸かしています。

茹で卵を作った時の貴重なお湯で、髪を洗いました。

燃料は非常に貴重です。

省エネはちょっと考えればできることです。


私は住むところがあり、家族も無事で、とても幸せな被災者です。

しかし、家も家族も全てを津波で失ってしまい、寒さの中、

温かいものを食べることができない人達がたくさんたくさんいます。



被災していない皆さん、是非、募金をお願いします。

1食、ランチを抜いたと思って、700円とか800円とかでもいいです。

一日、喫煙して、タバコ代100円とか200円でもいいです。

被災者があまりにも多すぎます。

政府が税金でできることには限界があるでしょう。

少しでも多くの人達から、あたたかいご支援をいただきたく、

どうぞよろしくお願いいたします <(_ _)>


私も今年は贅沢を慎み、私より困っている友人・知人・仲間を助け、

ライフラインが復活した後も、省エネ、エコ活動を続けて行きたいと思います。

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