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1回
夜の点数：4.5
昼の点数：4.5
2008/09 訪問
夜の点数：4.5
昼の点数：4.5
映画で見るようなレトロな中華料理店、ここにあったのね。
2008/10/30 更新
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招待券をいただいたので、友人3人で上野国立博物館に行ってきました。「宮廷のみやび展」です。藤原道長自筆の日記「御堂関白記」や五摂家の筆頭で公卿第一の名門近衛家の1,000年の家宝を拝見することができるとても貴重な展覧会です。
上野動物園前で待ち合わせをしていると、おなじみの大道芸に人だかりができていました。今日は、バグパイプ演奏＆中国独楽の大道芸人さんです。
てっきり芸術大学の生徒さんあたりかなぁと思っていると、どうやらプロの方のようでした。それにしても、バグパイプと中国独楽ってあまり関係ないようように思いますけどね？
「宮廷のみやび展」は午前中に行ったのがよかったのか、思ったほどの混雑ではありませんでした。が、やはり見たい美術品の前には石のように動かないマダム。後ろからは早く早くとぎゅうぎゅう押してくるマダム。。。やはり女性のパワーはすごいです。
1,000年もよくこんな綺麗な状態で残っていたなぁ～と感心させられる工芸品や美術品が数多くありました。なんでも膠を溶かした絵の具？を使うとこのように色あせずに長い間残るのだと聞きました。
決して国立博物館の回し者ではないのですが。。。国立博物館には友の会（年会費1万円）とパスポート（年会費4,000円）とがあり、平常展・特別展をいつでも入場料なしで拝見できるとのことです。（特別展は回数制限があります。）
私は観賞専門ですが、美術品が大好きなので早速こちらに入会しました。今年中には日本を離れることになるかと思いますのでどんどん行きたいと思います！
ところで肝心の「蓬莱閣」です。西郷さんの銅像のある出口から出て京成線の乗り場の裏側にあります。
外見はちょっと入りにくそうに「高級北京料理」と看板に書いてあります。思い切って中に入ってみると、番台（レジ）にお年は召しているけれど、肌つやもよくかわいらしいおばぁさんが座っていて、隣には黒電話が置いてあります。
お店の中はそれこそ中国映画に出てくるようにテーブルも椅子も質素で飾りも多くなく混沌としています。
外から見るよりもずっと奥行きがあり、広い店内はお客さんでいっぱいです。ほとんどの方がご年配で、何十年もこのお店に変らず通っているんだなぁと言うのがすぐにわかりました。
どのテーブルに乗っているお皿も抜群においしそう！肉団子8個くらいと型抜きされたご飯だけが乗ったかなりシンプルなお皿、八方菜と型抜きご飯のお皿、餃子、小龍包、饅頭類などなど注文されているメニューはかなり豊富です。
私は以前もお話したように、中華料理にはかなりうるさい女。
最近流行ってきた酸辣湯麺だってもう10年以上前から本場でよく食べていました。東京で人気のお店に行ってもイマイチだったのですが、なんかここは大丈夫そうと思って早速注文しました。友人は酢豚飯と五目そば、3人で小龍包8個入りを一つ注文しました。
酢豚は甘めの味付けですが、肉・野菜共にかなりのボリューム＋型抜きごはん。
私の酸辣湯麺は匂いも本物、味も本物！！こんなにおいしい酸辣湯麺は久しぶりに食べました！きくらげや溶き卵やらが入ったあんかけも丁度良く、麺がなかなか冷めない上にけっこう辛いし酸っぱい！バランスがよく、酸味も辛みも同じくらい感じます。かなり熱かったけど、夢中で食べました。今減量中だってこともすっかり忘れるほどに。かなりの満足感。
サービスは味・価格とも文句なしです。サービスが一つ評価が低いのは、食べている最中にウェイトレスのお姉さんが、手の水を切りながら歩いていたのが飛んできてしまったり、なかなかお水を足してくれないことなどが気になったのでちょっと評価をさげさせていただきました。
こちらのお店は、洗練されていない本場の北京料理を食べたい方には絶対オススメです。私は北京料理が大好きなので、今日このお店を見つけられて本当に嬉しかったです！
でも、きれいなお店がお好みの方や、香港風の中華料理に慣れている方、洗練された広東料理がお好きな方には向かないかもしれませんね。