アジロウさんのマイ★ベストレストラン 2015

アジロウの外食日記

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

たまゆら 東浦店 (緒川 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2015/11訪問 2015/12/10

ちょっとした瞬間のさり気ない心遣いと笑顔がとても素敵です

愛知県知多郡東浦町のJR緒川駅から少し南。店の西側にはJR武豊線の高架をはさんで家具工場、東側には1ブロック先にイオンモールがありますが、周りには特に何があるというわけでもない場所にまるでカフェかバーのようなオシャレなラーメン屋さんが佇んでいます。
この日は、3kmほど離れたあいち健康の森公園で開催されたマラソン大会で無事完走した後、午後1時半ごろに伺いました。
外観だけではなく店内も和風テイストを活かしたちょっとレトロで超ハイセンスなインテリア。静かにジャズが流れる、ラーメン屋さんをはるかに超えたオシャレな空間です。

いただいたのは竹燻製麺。
アッサリしたスタンダードな塩拉麺なのですが、おどろくほど味わいの深いスープ。スープだけをいただいても間違いなく美味しいスープですが、このスープをいただいて感じたのは、このスープが軽く縮れた細麺をこれ以上はないというくらい上手く引き立たせているということ。これほどバランスの良いラーメンには滅多に出会えるものではありません。
トッピングにもこだわっています。
それぞれ味付けの異なる輪切りのゆで卵の上にさり気なく添えられた数粒のイクラと一片の醤油ニンニクが、スープの味わいに変化を与えてくれています。
2枚のチャーシューも絶品。崩れるように柔らかく煮こまれたチャーシューではなく寧ろシッカリとした食感のチャーシューなのですが、その香ばしさが堪りません! なんというか、肉としての美味しさを味わえるチャーシューですね。

最高にオシャレでメチャクチャ美味しいラーメン屋さん。でも、この店のポイントはもう一つあります。
それは、随所に感じることができるスタッフの皆さんの心遣い。店の外のテラスに並んで待っているときから食べ終わって店を出るまで、「お・も・て・な・し」(ちょっと古いか…(^^;)) の心が伝わってきます。
もちろん高級ホテルのようなサービスとは違いますが、ちょっとした瞬間のさり気ない心遣いと笑顔がとても素敵な店。
食べることの楽しさというものがどういうことなのかを熟知した人しかプロデュースできない素晴らしい店だと思います。

  • 竹燻製麺
  • 竹燻製麺
  • 海老和味麺

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2位

太門 (今池、千種、池下 / 居酒屋、うどん)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2015/10訪問 2015/11/03

もっと早く行っとけばよかった!

名古屋市営地下鉄・今池駅から徒歩3分。ドンキホーテの東側にあたる路地裏の、以前からずっと気になっていたうどん屋さん。やっと伺うことができました。
一応、うどん屋さんだと思って暖簾をくぐると、内扉には「酒場です」の貼り紙。内扉を開けると、カウンターだけの小さな店。白を基調としたハイセンスなインテリアです。
遅い時間に予約が入っているようでしたが、それまでの時間ということでカウンターに席をいただきました。

手書きのメニューは表面がうどん類、裏面にはドリンクとおつまみ。とりあえず、生ビールと旬の野菜の天ぷら盛、とり天を注文しました。
すると、まずはお通しが登場。私の中では「うどん屋さん」のイメージだったのですが、ココはこだわりの美味しいうどんがいただける居酒屋さんなのですね(^^)

お通しは長芋のマリネ、茄子の煮浸し、グリーンサラダとスティックサラダの盛合せ。お通しというよりもオードブルといった感じで、よくある居酒屋さんのお通しよりもずっと見栄えがあります。中でも長芋のマリネはサッパリした中にも長芋の穏やかな味わいが活きているなかなかの逸品。お通しといえども手を抜いていないのがわかります。

メニューには「エビス生中」とありますが、この日はエビスではなくて「エーデルピルス」というプレミアムビール。キレの良い贅沢な味わいのピルスナーです。
旬の野菜の天ぷら盛は、天ぷら屋さんのように揚げた物から一つずつ順番に出していただけます。この日は、あきしまささげから始まり、新れんこん、美茄子(ビーナス)、ズッキーニ、宿儺南瓜、そしてプチトマトまで。揚げたてホクホクの旬の野菜の天ぷらをゆっくりと味わうことができます。
奥三河鶏のとり天は絶妙な揚げ具合。シューシーでとてもしっとりしていて、濃厚な旨味が感じられるメチャクチャ美味しいとり天。記憶にある限り、今までとり天としていただいたものの中では断トツの美味しさです!

面白かったのは、途中にいただいた日替り日本酒。店が選んだ日本酒をいただけるのかと思っていたら、目の前に7本の一升瓶を並べていただき「この中からお好きなものを選んでください」といいます。予想外の展開にちょっと驚くと同時に、酒瓶を見てもどれを選んだらいいかさっぱりわからない状況に冷や汗状態(^^;
結局、清々しい青いラベルが気に入った若波酒造の純米吟醸「若波」をいただきました。福岡県の新しい酒造米「壽限無」を使った限定酒なのだそうです。
軽い飲み口ですが、それだけに料理の味を一層引き立ててくれるような爽やかな旨味。これは美味い! 我ながら良い選択をしたものですwww

最後に〆としていただいたうどんは、かま玉。
「玉子が固まる前に召し上がってください」と出されたかま玉は、汁はないもののアツアツ。この分では確かにどんどん玉子が固まってしまいそう。なかなか思うように起動しないスマホのカメラで、チマチマ写真を撮っている場合ではありません(^^;
カウンターの目の前で製麺される不揃いな手打ち麺は、柔らかいにもかかわらずコシもシッカリ。タレの味加減も絶妙です。

センスの良い店内は居心地も良く料理も酒も大満足で、居酒屋さんとしてもうどん屋さんとしても文句なく大絶賛です。
もっと早く行っとけばよかったと思うことしきり。再訪は間違いありません(^^)/

  • かま玉
  • 宿儺南瓜(旬の野菜の天ぷら盛)
  • 日替り日本酒は、この中から選べます!

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3位

らーめん奏 (吹上、御器所 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2015/07訪問 2015/07/26

この日、私の中では最高の塩ラーメンになりました

新栄で営業していたころから気になっていた店なのですが、いつの間にか代官町に移転していて、気が付いたら今度は吹上に移転してました。
名古屋市営地下鉄・吹上駅から南へすぐ。環状線沿いの小さな店舗です。

小奇麗な内装の落ち着いた雰囲気の店内。カウンターのほかにテーブル席が一つ。
店の奥には、まだ開店祝いの胡蝶蘭が置かれています。
この日はカウンター席の隅に座り、しおらーめんをいただきました。

少し褐色がかった麺は、平打ちというほどではないものの少しだけ扁平した形状。適度な固さとツルツルした食感が印象的な美味しい中太麺です。
透明度の高いスープは動物系と魚介系が1:1のWスープだそうですが、ほんのりと魚介の香りが漂う品の良い味わい。塩味は控えめですが味の輪郭はシッカリしていてメチャクチャ美味しいスープです。
名古屋で塩ラーメンの名店といわれる店は、私の感覚では概して塩っぱすぎるところが多いと感じていたのですが、この店のしおらーめんはベストな塩加減。印象的な食感の麺とのバランスも文句なく、この日、私の中では最高の塩ラーメンになりました。

逆にしょうゆらーめんはスープの味が少し強め。醤油自体は円やかな感じで決してバランスが悪いわけではありませんが、私的にはしおらーめんに1票を入れたいところです。

いずれにしろ、かなりハイレベルなラーメン。もっと早く伺っていればよかったと思います。

  • しおらーめん(中)
  • しょうゆらーめん(中)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

ラ・ベットラ・ダ・オチアイ ナゴヤ (池下、今池、覚王山 / イタリアン、パスタ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2015/10訪問 2015/11/25

落合シェフのネームバリューだけではない、シッカリとした強かさがあると思います

名古屋市営地下鉄・池下駅から徒歩5分。ナゴヤセントラルガーデンにあるイタリアンの有名店ですが、この日初めてうかがいました。
広い敷地を贅沢に使った一軒家。
高い天井のメインホールはとてもお洒落な空間に演出されています。

ディナーの営業は18時から。予約は18時からと20時半からの2部制になっていて、基本的にコースのみ。飛び込みで入ってアラカルトをという訳にはいかないようです。
予約の18時ちょっと前に店に着くと店のエントランスには既に大勢のお客さんが開店時刻を待っていて、時間になると順番に席に案内されました。

いただいたのはディナーBコース。前菜2皿、パスタ2皿、メイン1皿にデザートとドリンクという流れ。前菜の一品目とデザート以外は、メニューの中から選ぶことができるシステムです。
先ずはワインをということで、サンティコ・ブリアコ・プリミティーヴォ/ロッカ・ディ・モリをカラフェで注文してから料理の注文です。
この日の前菜の一品目は、ズッキーニの花でモッツアレラチーズを使ったソースを包み込んだ手の込んだフリット。それに、前菜のもう一品は、沖縄産・豚もも肉のハム・サラダ添え。パスタは、新鮮なウニのスパゲッティ、ナスとリコッタチーズのラビオリ・子羊のラグーソースの二品。メインは子羊の香草グリルと子羊のソーセージをいただきました。
本日のデザート3点盛り合せは、ティラミスやチーズケーキなど。最後はカフェラテです。

どの料理もハッキリしたわかりやすい味付けですが、味もボリュームも大したもの。特に落合シェフお得意の新鮮なウニのスパゲティは、ウニの香りとコクが頭の中にまで充満するような見事な味わい。最初から豊潤で飲み応えのあるフルボディのワインにしておいたのが少し心配だったのですが、かなりコクが強くて全然問題なくいただけました(^^;

この内容で7,344円(ワインを除く)はさすがに高コスパ。一斉に調理を進められるように2部制の予約に限定し、テーブル単位ではなく同じ料理の種類ごとにサービスしていくオペレーションで効率化を追求しているからこそできる価格なのだと思います。テーブル単位でみると料理の種類によって提供時間が大きく異なったりしてしまいますが、だからこそこの価格でこれだけの料理がいただけるのだと思うと合点がいきます。
高級店とは違う、最高にオシャレなカジュアル・イタリアンを追求していると言ったら怒られるでしょうか(^^;

いずれにしても、私的には金額以上の価値を見い出せるお得なレストランに思えました。
決して落合シェフのネームバリューだけではない、店舗運営のしたたかさを見たような気がします。

  • 新鮮なウニのスパゲッティ
  • ナスとリコッタチーズのラビオリ 子羊のラグーソース
  • 子羊の香草グリルと子羊のソーセージ

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5位

田代 (尾張瀬戸 / うなぎ)

1回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2015/01訪問 2018/11/25

初めて知った尾張瀬戸の鰻の名店…人に教えたくて仕方がありません

名鉄・尾張瀬戸駅から500mほど東にある深川神社の参道。駅から商店街のアーケードを抜けてから左に折れ、深川神社に向かうその道に鰻を焼く美味しそうな匂いが漂ってきます。
参道に沿って、まるで屋台が並んでいるかのような古くて小さな店が立ち並ぶ、宮前地下街という名の商店街にある小さな鰻屋さん…。店の目の前に行ってみるまで、それが食べログTOP500に入るうなぎの田代だとは全く気づきませんでした。
正直なところ評価が高いということだけは知っていたものの、食べログのレビューもあまり真剣に読んだことがなく、ずっと立派な店構えの大きな店を想像していました。それがまさかこれほど小さな店とは…。

しかし、逆に言いようのない好奇心が湧き上がってきます。
実はこの日は鰻を食べるつもりはサラサラなく、タマタマ通りかかったようなもの。しかし、幸いにも昼食はまだ。もうそのまま通り過ぎるわけにはいきません。
そうと決まれば、早速のれんをくぐり奥のテーブルに。座るや否や、鰻丼(並)(2,700円)を注文しました。

注文を受けてから鰻を焼き始めるのですが、焼き場が参道に向かってオープンになっていて、鰻を焼くところを店の外から直接覗くことができます。なるほど、さっき参道で嗅いだ香ばしい鰻の匂いはココから漂っていたわけですね。

店内の様子を眺めながら待つこと十数分。待望の鰻丼が登場です。
丼からはみ出しそうな鰻はまるまる1匹分。これが「上」だと1.5匹分になるのだそうです。
さばいたままの鰻を殆どそのまま焼いていただけだと思うのですが、香ばしい焼き具合の鰻は歯応えのシッカリした弾力があります。もちろん関東のように蒸してはいないので上品な柔らかさはありません。しかし、んーなるほど、これは美味い。ワイルドな鰻の食感もさることながら、ハッキリした甘辛のタレにも涙が出そうです。

それが見かけからは想像できないような、小さなレトロのこの店でいただけるというところが絶対的に面白いところ。このギャップが何とも言えないワクワク感を醸し出しているような気がします。

初めて知った尾張瀬戸の鰻の名店。人に教えたくて仕方がありませんww

  • 鰻丼(並)
  • 鰻丼(並)
  • 鰻丼(並)

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6位

炭屋 (塩釜口、植田(名古屋市営) / 焼肉、ホルモン)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2015/01訪問 2015/02/16

やわらかくてタレの味がシッカリ浸みたカルビがメチャクチャ美味しい!

名古屋市営地下鉄・塩釜口駅から北へ200mほど。飲食店が数軒のきを連ねた建物の隅にある炭火焼肉の専門店。
カミさんの誕生日に何処かへ食べに行こうとカミさんの希望を聞いていたら、こともあろうに誕生日でも何でもない娘のリクエストが通ってしまい、焼肉を食べに行くことになりました。

そういえば、去年の娘の誕生日にも焼肉食べに行ったような…?
焼肉好きな娘とそれに甘いカミさんと…困ったものです(^^)

気の利いた排煙ロースターなんてものはなく、各テーブルに昔ながらの七輪が乗ったシンプルで小さな焼肉屋さん。当然、店内には食欲をそそる匂いの煙が充満しています。
さっそく生ビールと壁に掛けられたメニューの札を見ながら肉を順次注文。なんだか恒例になりつつある誕生日焼肉が始まりました。

どの肉もかなり質の良い肉を出してくれます。その中でも特にカルビやハラミは、やわらかくてタレの味がシッカリ浸みていてメチャクチャ美味しいこと!
肉質もさることながら、タレの味もかなりのハイレベルです。

さらに嬉しいのはそのボリューム。一枚々が大きく厚みのある肉で、一人前でもシッカリした量があります。値段が安い分、量を減らしているようなチェーン店とはワケが違いますね。
肉以外でも、ご飯の大盛などは呆れるほどの量ですし、しかもおかわり自由。
焼肉を食べに行くと呆れるほどご飯を食べるウチの家族には涙が出るほど嬉しいサービスです(^^)/

実質的に駐車場のない店ですが、お伺いしたら、向かい側のコインパーキングに駐めれば駐車料金の一部を出していただけるとのことで、200円(1時間分)ほど食事代から返していただけました。

こんな誕生日、カミさんはどう思ったのかな?

  • 上カルビ
  • 上カルビ
  • ハラミ

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7位

サラマンジェ ドゥ カジノ (国際センター、伏見、近鉄名古屋 / フレンチ、ビストロ)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2015/06訪問 2015/10/24

予約至難の超人気フレンチ その人気の秘密とは?

名古屋駅から広小路通へ出て、東へ徒歩10分程。柳橋交差点を過ぎて1本目の路地を北に折れたところのビルの1階にある小さなフレンチの店。名古屋では予約困難な店として有名な店の一つです。
この日は知り合いが数ヶ月も前に早朝から並んでゲットしたという貴重な予約にお誘いいただくという、とてもありがたいランチにうかがいました。

ランチタイムにはちょっと早めの午前11時30分ちょっと前。予約の時間に間に合うように店につくと、店の前には「Close」の札が。店内を覗いても照明も点いていません。
日にちを間違えたのかと不安になりかけたころ、ようやく店の照明が点き、小柄なマダムが出迎えていただきました。

こじんまりとした店内は4人がけのテーブルにしたら4.5卓しかなく、ランチは1回転のみなので、1日あたり実質4〜5組という狭き門。カジノの賑やかさを感じさせる、カジュアルですが品の良い内装です。

ランチコースは1,890円。前菜と主菜はそれぞれ4〜5種類の中から選び、それにパンとデザート、ドリンクがついてきます。
前菜と主菜は定番のメニューのほか、日替りのメニューを黒板で案内してくれます。

この日の前菜は黒板メニューの中からトマトのムースとズワイガニのゼリー寄せ、主菜はオーストラリア産 牛ランプ肉のグリエを選びました。

事前に聞いてはいましたが、驚いたのはそのボリューム。前菜も主催も、主役の料理はもちろん、付け合せのサラダやガロニーも結構な量があります。女子率の高い店ではありますが、このボリュームならビジネスマンでも十分満足できそうです。

牛ランプ肉そのものはオージービーフらしいワイルドな味わいで肉の旨味も十分ですが、もう少し優しくいただける柔らかさがほしいところ。プルプルしたゼリー寄せの食感とズワイガニの風味、ランプ肉のソースやガロニーの自然な甘さなどは素直に美味しい味わいです。

それにしてもこの値段でこれだけのランチがいただけるのは十分すぎるコスパ。おいそれと予約が取れないほどの人気はその辺りにあるのでしょう。
ラッキーなら当日キャンセルを拾えることもあるようですが、正攻法での予約は至難の業。この日はお誘いいただいた知り合いに、ひたすら感謝の一言です。
お誘いいただいて、どうもありがとうございました(^_-)-☆

  • オーストラリア産 牛ランプ肉のグリエ
  • トマトのムースとズワイガニのゼリー寄せ
  • パン

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8位

居酒屋 遊膳 (山陽姫路、姫路 / 居酒屋、日本料理、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2015/09訪問 2015/10/16

1尾を丸ごと天ぷらにした播州産の大きな穴子 圧巻です

姫路駅からブラブラと歩いて姫路城方面に向かい伺ったのがこちらの居酒屋さん。姫路駅前のアーケード街から少しだけ外れた路地にある小さな店です。
優しそうなお姉さんのお出迎えを受け、足元が掘りごたつタイプのカウンターに。
古民家風の落ち着いた和の空間が、こじんまりした店のサイズとマッチしてとても良い雰囲気の店内。ビジネスマン風のお客さんで賑わっています。

先ずは生ビールで喉を潤してから、播州の名産を中心に自慢の料理の数々をいただきました。
イチオシは見た目の迫力も満点の伝助穴子特大天ぷら。なんと1尾を丸ごと天ぷらにした播州産の大きな穴子が、長さ60㎝を超える長ーい皿に盛られて登場します。思わず歓声を上げたくなるまさに圧巻のビジュアル。ふわふわ食感の肉厚穴子のサクサクの揚げたて天ぷらは、決して大味になることはなく伝助穴子の魅力をうまく引き出している一品です。

面白かったのは「播州地酒」姫路城名所飲み比べセット。500円で播州の地酒3種類を60mlずつ飲み比べができるようになっていて、姫路城内の各ポイントの名前を付けた5種類の異なる地酒の組み合わせから選べるようになっています。
この日選んだのはヤエガキ酒造の八重垣、壺坂酒造の雪彦山、田中酒造場の名刀正宗の3種類の地酒が味わえる大手門セット。冷酒か常温かをきかれたので常温でいただきました。
麹を使って日本酒が作られた最初の地ともいわれ、酒造米として有名な山田錦の最大の産地でもある播磨地方は、日本酒のふるさととして地酒の消費も盛んなのだとか。この日いただいた銘柄は概して辛口ながら、ほのかな甘みや豊潤なコクを味わえるものなど、その違いをしっかりと愉しめました。

最後のお見送りに至るまでスタッフの皆さんの笑顔も申し分なく、とても居心地の良い居酒屋。
再度、姫路に行くことがあったら、またぜひ伺ってみたい店の一つです。

  • 伝助穴子特大天ぷら
  • 伝助穴子特大天ぷら
  • 本日のお造り ちょっと盛り(カツオ、天然鯛、サワラ、カンパチ、ハリイカ)

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9位

作島 茜 (吉良吉田 / 居酒屋、海鮮)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2015/07訪問 2015/07/20

佐久島のイメージが急上昇した一日でした!

三河湾に浮かぶ離島の一つ、佐久島。この島の玄関口である佐久島西港渡船場から徒歩5分程の高台にある居酒屋さんで、美味しい島の料理をいただきました。
佐久島で唯一無二の居酒屋というので漁師町風の古風な居酒屋を想像していたのですが、厨房前のカウンター席の後ろにはオープンなウッドデッキが広がる南国のアジアンリゾートみたいなカッコいい酒場。少々蒸暑い休日のランチタイム。気の合う仲間数人でリゾート気分を満喫しました。

ウッドデッキに席をとり、暑さを吹き飛ばすためにも先ずはビールで乾杯!
そのあとは、地元食材を中心とした素朴ながら新鮮で心のこもった料理を堪能させていただきました。

特に美味しかったのはタコの刺身やタコにんにく焼きなど、島特産のタコ料理。他にも大あさり、アオリイカや平貝など、島ならではの魚介料理がメチャウマ。
野菜なども基本的に地場産のものを意識しているようで、例えば島トマトスライスは温室栽培の真っ赤なトマトではなく敢えて少し青みが残る島の露地もののトマトを使い、オリーブオイルとスパイスで味を調えるなどひと手間加えた嬉しい逸品。
決して凝った料理ではないものの、観光客向けのそれなりの料理ではない、オーナーの気持ちが伝わってくるような料理は感動ものです。

アイランドリゾートを感じさせるサイコ~の気分の中でゆったり過ごす休日。
初めて訪れた佐久島のイメージが一気に急上昇した一日でした!

  • タコ(刺身)
  • 乾杯!
  • ポテトサラダ

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