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冬の美山荘 こちらの美しさは他とは一線を画す。 美山荘が奏でる静謐で知的な旋律。 毎朝山に入って摘んでこられる食材、丁寧なお料理の数々。心尽くしとはこのことを言うのだといつも思います。 今年も本当にお世話になりました。 心から感謝をつたえたくなる、そんな場所です。 伺った日が十六夜で八寸はお月見の装いで。 夏から秋への移ろいを感じる素晴らしいコースでした。 やはりなんと言ってもこちらの鯉には毎度感激いたします。幼少期から佐賀の名店、龍水亭さんの鯉で私の鯉舌、笑?は養われましたがこちらの鯉は 甘味、旨味がまた違うんですね。 冷水で締めすぎていないので食感諸々違うのは当たり前なんですが、兎に角こちらの鯉は毎度素晴らしいなと思います。 季節ごとのお皿もどれも素晴らしい仕上がり。 侘び寂びの中にある穏やかに流れる空間 いつも感謝しております。 昼の訪問。 花背の山あいは桜はまだ咲いておらず、またいつか春の桜の景色にも遭遇してみたいなと思う。 今回は母屋ではなく客室にてご用意頂いた。 八寸。 大将や女将さんが毎日摘んで来られる美しい山菜。 ふきのとうの白和え うるい かわえび とちもちこんにゃく 地鶏卵味噌漬け たたきわらび ゼンマイ 湯葉巻き こごみ 酒粕あえ この八寸だけでもどれだけの手仕事や時間、愛情がかけられていることだろう。 とちもちは半年かけてやっと出来上がるとのこと。 頭が下がる思いである。 雪が残る地面に目星をつけて丁寧に丁寧に ふきのとうを探されるとか。 なんて美しく尊い手仕事だろう。 よもぎ麩と白味噌のお椀は絶品でした。 濃くねっとりと白味噌の甘さが心地よく口内に拡がる。 そして美山荘の鯉のあらい。 こちらの鯉の旨さは上品でなめらかで甘い。 他の鯉とは訳が違う。 揚げ物 可愛らしいつつじの花 いたどり この赤みがかった葉っぱは微かな酸味があって爽やかであった。 たらのめ、こしあぶら、ふきのとう こごみ、すじえび、くるみのかき揚げ。 お塩は花背の土塩。 土を殺菌して塩と合わせて煮沸して高温オープンで焼くそうで、土の風味を残したお塩。こちらの食材を育んだ土壌から味わってほしいとの思いから。 琵琶湖の鰻と筍。 タンポポ、野人参、菜の花、京都牛をくるみだれであえた一皿。散りばめられた菊芋チップも絶品でした。 素晴らしいサラダ。 うどの剃り流し、あまごの焼き物、 筍と鯉子の卵閉じも印象的でした。 最後よもぎもちのデザート 人生一のよもぎ餅でした。 こんなによもぎが強くなめらかで濃いとは。 絶品でございました。 いつも素晴らしい経験をさせていただいています。 日本人の心の原点、原風景のようなものを思い出させてくれる空間です。 いつもありがとうございます。 朝食編 凛とした初冬の空気 朝食は塩サバのへしこ、大根おろし お豆腐とお麩の炊いたもの ふろふき大根 卵焼きもふんわりとおいしい。 優しい空気のなかで器も楽しみながら 静かなおもてなしを楽しめました。 大好きなお宿です。 今年二度目の訪問。 丹波山奥にある謙虚な美しさに心打たれる。 門外不出の、というフレーズを 昨今なかなか使える場所は少ない。 どこも統一化され同じような流行りの料理に毒され 人気のみで評価され、その評価がまたミーハーを誘い よくわからないマーケットができあがってしまっている。 こちら美山荘は京都からなかなかの山道を走ること一時間。わざわざ出向いてのみ辿り着くことのできる 門外不出、の静かな美しいお宿、そして摘み草料理のお食事処である。 日の入り前に到着、思ったほどは冷え込んでいない。 川のせせらぎと夕陽の光がこちらの光景を一層際立たせる。 今回一番奥の石楠花へ通される。 外気は3度だが室内は十分に暖かく、一枚張りの大きなガラス戸からは縁台続く。紅葉も終わり冬の気配の花背の凛とした空気が我々の心を癒す。 暖かい離れの風呂でゆっくりと体をほぐし、深めの浴槽にじっくりと浸かる。 夕食まで一時間。 程よい塩梅だ。 風呂の後には生姜湯が届けられる。 涼しい川の音に誘われて縁台に出れば ひんやりとした空気で体は一気にクールダウン。 さて、お待ちかねの夕食は母屋へ。 前回のテーブルスタイルとは趣を変えて今回は 茶懐石スタイルで。 お部屋は鶴の襖絵、欄間も鶴、と鶴尽くしのお部屋で 日本酒は八栄鶴、こちらは夏に訪問した酒蔵の日本酒である、、素晴らしい夕食は始まった。 謙虚な美しさ、とでも言えばよいだろうか、、。 どのお料理も、そして女将さんの佇まいにも 謙虚な凛とした美しさが存在する。 すべてが程よい。 そして全てがきちんと整っている。 幸福感に包まれた時空間を心ゆくまで楽しませて頂いた。 ディナー覚書 銀杏の朴葉焼き 熱々の銀杏とお酒がなんとも良い。 2二十日大根のあちゃらづけ 原木舞茸の擦り流しにごまどうふ。 絶品でした。 生簀飼いの鯉 こちらの鯉には前回も驚いたんです、、 佐賀の龍水亭の鯉が日本一だと思っていたんですが 全く違うテクスチャー。旨味は前回のほうが強かったかな、、 姫大根、金山寺味噌、 もって菊の寒天。 八寸 地鶏卵の黄身の味噌漬け。 ジビエの最初は鹿肉。鹿肉には山葡萄をバルサミコにしたソースの味付け。 生の立派な落花生を茹でたものの炭火焼き。 栃餅をくだいてあられにしてあげた蒟蒻。 小さなお猪口にはやまくらげ 丹波の立派な黒豆の枝豆。立派でした。 川海老の揚げ物。 もくずがにの蒸しもの。 川蟹の上品な味わい。 最近上海蟹ばかりなのでこれはこれで質素でよい。 熊のすきやき せり ゆば さといもと共に。 あぶらがとても甘い。 熊はあまり火を通さないほうが良いとのことで さっと。 焼きカブラ。 ぐじ=甘鯛のかぶみぞれ仕立て 蕪の葉が程よいアクセントになっている。 それにしてもこの薄味のお出汁で甘鯛の甘さ、旨味、脂が際立っている。うまい。 こもち鮎 この時期の子持ち鮎は子に栄養がいくので親の味が弱くなる、、そこを杉板で香りをおぎなう調理法。 幽庵味噌漬けの鮎を杉板で挟んだ焼き物。 猪の頬肉。 えびいもをマッシュポテトにしたものと。 頬肉自体が苦手なので少し残してしまいました。 猪 みそづけのグリル。 私はこちらの方が好み。 締めはゆりねご飯。 付け合わせは甘海老と梅、酒粕を合わせたものなど。 デザートは 柿の葉アイスクリーム。 熟し柿の表面がキャラメライズされたところに アイスクリーム。美味しゅうございました! さるなし=ベビーキウイの酸味が効いていました 印象深かったのは鮎。 美しくそして今まで経験した鮎とは違うステージのお味でした。 朱のステージに現れたその鮎は美しい踊り子のように我々の五感全てを楽しませてくれました。 料理人の方々の研鑽を感じるひとさらでもありました。 近々再訪いたします、初冬の美山荘さんも楽しみです。
2022/12訪問
6回
雪の日に2度目の訪問。 最高級モンブランは1日20食?だかなんだかで 雪のの昼前にふらりと寄ってみた。 読み通りありつける。 前回は連れがフツーモンブラン、 私がラフランスプレート、 これも、それぞれ素晴らしかったんだけど 最高級モンブランは栗の風味が違うのね。 このマーケティングや出し方は本当によく研究されていると感心します。 で、みな3000円近くだしちゃうしね。 作りも納得の繊細さと丁寧さで お値段にも納得しちゃうのね。 これまで全く興味ない分野でしたが京都訪問が最近多いので寄ってみたら素晴らしかった。 そんなかんじーー。であります。 おすすめ。
2022/01訪問
1回
ノンアルコールでランチざっと八万円。大将のお人柄やお優しさなどなど大好きな空間です。 お刺身はどれもとてもおいしかった、大分の赤ウニもとてもよかったですね。 一年ぶりくらいの訪問でした。 都内にもお店できますよね、益々ゴージャスなお店になるのではないかと。 お世話になりました。ありがとうございました! 猛烈残暑の京都でしたがお料理は秋の気配。 素晴らしい松茸にイクラ、赤とんぼの掛け軸。 子持ち稚鮎と銀杏餅の白味噌スープサイコーでした。 イクラご飯は軍艦8巻分位!? のイクラ入っていたかも。 イクラ好きには堪らない締めですね。 でもこんなにイクラ攻めされても、、、 いちぢくのデザート、お弟子さんの秀作でした。 ハモとアナゴの量がわたしには多すぎで なかなかのビッグポーションでした。 この二皿とイクラにはちょっと飽きがきちゃったかも。 楽しい幸せな時間ありがとうございます。 また次回楽しみにしておりまーす! 大将のあたたかくて陽気な雰囲気も大好きなお店です。 好きなお店です。 器も毎回楽しませて頂いています。 大将の暖かで人懐こいお人柄に皆さま集まってくるのでしょう、いつも心地よいです。ウニのおなじみ、あの手巻きもあの笑顔で毎日、あの笑顔を飽きることなく提供できることも凄いとおもうのですよ、、こちらも飽きそうなもんだけれどと飽きない。たのしい。楽しい、と思ってしまうおみせ。高級食材がこれでもかとでてきます、しかし飽きない。絶妙なバランスでどれもこれももちろん美味しい、そしてたのしい。 なんだかいつもそんな笑顔いっぱいで帰れるおみせ。 美味しいのは当たり前。 大将のお人柄とお弟子さんたちのまっすぐな情熱。 初めて伺いましたとき、ちょうど蟹シーズンで、、その美味しさに舌鼓打ちながら楽しんだ良い思い出。 山岸さんの初回はなんだか私の中でとても印象的なんですよね。すごいな、ととても強く思ってしまった。しまった。って、とても良いことなんですがなぜあの初回のとき、あんなぬ感激したのかなぁと今思い返したりもします。次から次にでてくる贅沢な食材に圧倒されていたのか、大将やお弟子さんたちの精緻な美しい動き、仕事ぶりにうっとりしていたのか。 最後の甘味まで繊細さはちと群を抜いていた、私の強烈な思い出になっているこちらの初回訪問。
2023/10訪問
4回
お任せでたのみました。 どれも美味しかったです。 幻の村沢牛。初めて食しましたがシルキーな舌触りと上品な旨味。脂もしっかりありますが残らない。 また機会あれば伺いたいです。 心尽くしのコース! 締めのラーメンもおいしかった。 ありがとうございました。
2022/12訪問
1回
美山荘さんへは何度か伺ってきましたが 草喰なかひがし、さんへは初訪問。 中東ファミリー皆さんの楽しい、お人柄の良さ、 大将直伝の親父ギャグ、、笑も 存分に楽しみながらの贅沢な温かい時間でした。 コースはなかなかのボリューム、 それぞれの食材への熱い深い思いやストーリーも 心に響きました。皆さんが心のこもった丁寧なお仕事ぶりで、本当に温かい気持ちになれる場所。 お腹いっぱいになりすぎました、、それぞれのポーションが多めでして、序盤の鯉の照り焼きあたりが味もしっかりとしている上に大きめでお腹にずっしり溜まってきます。 またモロコや鮎、思い返すと揚げ物のお魚などもいくつかあり、煮えばなのごはんのあとにしっかり目の猪の煮物椀、栄養十分!そしてボリューム十分過ぎー!笑と、嬉しい悲鳴でありましたが、、何を言いたいかといいますと冒頭でも申しましたが とにかくお腹いっぱいになりすぎました。笑 メイン料理だと冗談まじりに仰っていた最後のめざし、久々にメザシを頂いた気がします。 丁寧なコースまた季節変えて行ってみたいなと思います。その時はお腹の心配しなくてもよいムームーでも着ていきたいです。 温かい温かーい、お店。
2022/01訪問
1回
今回は1番軽いコースで頂きました。 なんといってもおもてなし。 このおもてなしこそ我々のDNAに優しく深く響くおもてなしではないでしょうか。 星の数ほどある今をきらめく有名店、人気店、高いだけの店etc...ではなかなか無い、モノ、が、この 昔からの古き良き暖かい歓迎からのおもてなし。 女将さんほか皆さんの玄関先でのおもてなしから サービスがスタートしていますよね。 もうそれだけで嬉しく満足してしまいます。 でもサービス業って、こんなものかもしれません。 単純です。 気持ち良いおもてなしで我々の心は120%開くのです。 お料理、今回の1番はやはり、、 間人蟹(たいざがに)の香箱です! 美味しい、美味しい、そこいらのズワイガニとはまたちっと、、わけがちがうんです。 間人蟹とは! ここからはコピペいきます。 日本海に突き出た丹後半島にある「間人(たいざ)漁港」(京丹後市丹後町)では、毎年11月6日にズワイガニ漁が解禁されます。この間人漁港に水揚げされる「間人ガニ」は、京都府の最北端、経ヶ岬の沖合い約20~30㎞を漁場とし、日帰り操業により鮮度が抜群。味や品質などすべてにおいて最上級といわれています。 最上級の味! 旨味ぎっしり、身の引き締まった香箱蟹。 日本海の宝箱を有難く頂きました。 その他松茸のハモ包焼きなど。 ゆっくりと備長炭で熱を入れていく様子を楽しみながら、松茸の香りとともに美酒を楽しみました。 カラスミ入りのお餅も美味しかったなぁ、、 料亭ならではの落ち着いた空間、またお伺いできればと思います♫
2021/11訪問
1回
空間が抜群に心地よく温かくおしゃれで良い。 白子のフリット?揚げ物は白子だと知らなければクリームコロッケを食べているようで白子の認識難しかった。カワハギが少し魚っぽさ感じたのですこーし残念。 海老芋のお皿は革新的でした。 皮までチップスにして食べるっていうね。 海老芋の類は難しいですよね。美味しいんだけど量感じるとそこですぐ飽きちゃいますもんね、、、。 とっても素敵なシェフにスタッフに空間でした! カジュアルランチでオススメです!
2022/11訪問
1回
懲りすぎて 折角のシェフのこだわりや時間をかけたもの等が こちらの舌の上で満足感与えられないものになってしまっている気がする。 シェフのすごい熱い情熱はわかるし素敵な奥様のお姿も心に染みる。 染みるからこそ、もっと、 味として記憶に残るものを、パンチのある皿を、と思ってしまった。 パンチとは味の濃さ云々ではなく 本当に美味しさにフォーカスしたもの、あれやこれや技術や機械を使いすぎて結果とても弱い皿になってしまっている気がいたしました。 次回いくことあれば勿論期待をしていきたいです。
2021/08訪問
1回
肉コース。 肉は素直にうまい。 ロースの刺身でスタート。ユッケと言ってよいのかな。 タレもちょいパンチあるともっとよくなりそう! それから香箱蟹仕立て、、これは蟹身と卵の下にホルモンが仕込まれ和風ジュレで懐石の一皿の感。 さすが山岸ファミリーです、懐石風メニューがあるのがこちらの面白いところ。 モモ肉ユッケ、トリッパスープ、 スープ、もちょっと洗練されていくのではと期待♫ からのタン!舌のかなり奥の方だそうで柔らかでうまい。レモンまで仕込んである白ネギをたっぷり包んで頂く。良き。 久々のやまちゃん、いまや京都の焼肉部門で一番なんだとか!おめでとうございますっ! サイドメニューの味付けは次回、もちょい期待したいとこですっ!
2021/12訪問
1回
満点です。