ファイヴ・スポットさんが投稿した酔来軒(神奈川/阪東橋)の口コミ詳細

ファイヴ・スポットの町中華探訪♪

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ファイヴ・スポット (男性・東京都) 認証済

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酔来軒阪東橋、伊勢佐木長者町、黄金町/中華料理

1

  • 昼の点数:4.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 3.8
      • |サービス -
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2023/02 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味3.8
    • | サービス-
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

老舗だけど攻めている。名物の酔来丼はコスパ最強!!

ただいま減量中につき極力外食は控えており、2月に巡った町中華は2軒のみ。
そのうちの1軒がこちらの酔来軒。

この店はメディアでも度々取り上げられているのでその存在はよく知っていたのだが、なかなか行く機会がなく、今回が初訪問。
気になっていたメニューを一気に制覇すべく、この日は助っ人を召喚した。

横浜市営地下鉄阪東橋駅より徒歩7分ほど。全長およそ350mのアーケードに食品や雑貨など約130店舗が軒を連ねる『横浜橋通商店街』をまっすぐ突き抜けると、すぐ左手に「廣東料理」を掲げる看板が見える。

ドアを開けると思わず「うわぁ…」とため息が漏れる。
創業は昭和15年。戦後まもなく建て直され築80年近くになるという店内は昭和の面影を色濃く残しており、これまでに幾度となくCMやドラマのロケ地として使われてきたのだとか。

テーブル席とお座敷があり、我々は迷わずお座敷へ。

店は40代くらいの若き兄弟2人でやられていて、主にお兄さんが調理を、弟さんがホールを担当されているのだが、お2人の明るくて溌剌とした接客が実に心地よく、食べる前から名店の予感が走る。

メニューは卓上のグランドメニュー以外にも壁の至る所に張り出されており、にわかに全貌を把握するのは困難だが、ここに来たら是非とも食べてみたかったメニューがあった。
それが今回注文した以下の5品だ。

✔️酔来丼 ¥400
✔️しいたけシュウマイ ¥500
✔️トマトの肉団子 ¥600
✔️いかパッチン ¥700
✔️アサリのうまいやつ ¥800

しいたけシュウマイは椎茸の下に豚ひき肉を詰め、シュウマイの皮で包んで蒸した贅沢な逸品。
椎茸は刻んだものではなく、ごろっと丸ごと1個入っているのがポイントで、肉汁がジュワーっと染み込んだ椎茸の旨みがとんでもないことになっている。

トマトの肉団子もこれまたプチトマトが丸々入った肉団子で、豚肉の甘みとトマトの酸味、それに絡まる甘酢あんが同時に楽しめる優れものだ。

いかパッチンは塩コショウで味付けされた茹でイカにネギと生姜を乗せ、熱々のサラダ油と醤油を垂らした香り高き一品。
これは酒のつまみとしてはもちろん、白飯にのせて食べるのもありかも。

アサリに火を通し山椒や甜麺醤などでピリ辛味に炒めたアサリのうまいやつはその名に偽りなしのうまさである。

そして〆は酔来丼。来店するお客さんの実に2人に1人が頼むという押しも押されもせぬこの店のキラーコンテンツである。
ご飯の上に乗っているのは目玉焼き、ネギ、もやし、メンマ、そして2時間じっくり窯で焼いたというチャーシュー。
目玉焼き以外はいわゆるラーメンの具材だ。
特製の醤油ダレを上からかけ回し、揚げ焼きされた目玉焼きを崩しながら全体をごちゃ混ぜにしていただくのが酔来軒流。最低7〜8回はかき混ぜてくれとお兄さん。

完成された酔来丼は具入りの卵かけご飯といった感じで、チャーシューの塩味と目玉焼きの黄身のまろやかさがごま油が効いたコクのある醤油ダレと一体になり、なんとも言えないジャンクな味わいに仕上がっている。
これは旨い!しかも400円というから驚きだ。

明るいうちからこいつをアテにビールを飲む背徳感たるや・・

裏メニューに「スペシャル酔来丼」があることを知ったので、また行かないと♪


衝撃の酔来丼から中5日、裏メニューの「スペシャル酔来丼」がどうしても気になって、後日再び酔来軒を訪れた。

これ裏メニューと言っても、ちゃんとメニューには載ってます。裏っ側にw(写真参照)
店主曰く、美味しいから食べてほしいのだけど、あんまり出るとチャーシューがなくなってしまうのでこのような形でこっそり載せているのだそう。(※店はチャーシューが無くなり次第閉店)

さて、✔️スペシャル酔来丼 ¥850

値段は通常の酔来丼の倍以上だが、ご飯に乗っている具材も大幅に増量されている。
まるで花びらのようにチャーシューがどんぶりの縁を囲み、センターには目玉焼きが2つ鎮座。そしてメンマ、長ネギ、もやしが脇を固める。

食べ方は酔来丼と同じで、特製の醤油ダレを回しかけ、よ〜くかき混ぜてから食べる。
味はもう言わずもがな。
ただ酔来丼と違ってチャーシューが細かく刻まれていないためうまく混ぜ合わせることができず、食べやすさや味のバランスを考えると、どんぶり飯としての完成度は酔来丼の方が上だと個人的には思う。

ちなみに店名を冠したこれらのどんぶり飯は、もともと賄いだったものを3代目の現店主(お兄さん)が改良してメニュー化したのだそう。
先の4品もお兄さんの考案によるものらしい。

およそ老舗とは思えない攻めの姿勢が素晴らしいね!

ここは何を頼んでも間違いなさそうだ。
そして特筆すべきは、店主兄弟の温かい応接。これが何よりの調味料になっているのだ。


(2023.2.22/3.49/464件)

  • いかパッチン

  • しいたけシュウマイ

  • しいたけシュウマイ(椎茸は丸々1個入っている)

  • トマトの肉団子

  • トマトの肉団子(中身は破裂注意の熱々プチトマト)

  • アサリのうまいやつ

  • 酔来丼(特製ダレと中華スープが付く)

  • ごちゃ混ぜにした酔来丼

  • スペシャル酔来丼

  • スペシャル酔来丼(特製ダレと中華スープが付く)

  • スペシャル酔来丼(チャーシューのアップ)

  • メニュー1

  • メニュー2

  • メニューの裏に書かれた「裏メニュー」

  • 内観(いまが令和であることを忘れてしまう風景だ)

  • 内観

  • 内観

  • 内観

  • 内観

  • 内観

  • 内観

  • ディスプレイ(右上には酔来丼のサンプルが)

  • 外観

  • 外観

  • 外観

2023/03/09 更新

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