3回
2023/04 訪問
オッサン心をくすぐる具材たっぷり五目チャーハン♪
✔️五目チャーハン ¥1050
✔️水餃子 ¥600
✔️ビール (中ビン) ¥600
この日は野暮用で日暮里へ行ったついでに、昼飯は根津にある『オトメ』さんへ。
ここんちの五目カタ焼きそばは具沢山でえらい豪華だが、五目チャーハンだって負けちゃいない。
具材はエビ、カニ、ネギ、ニンジン、チャーシュー、卵、うずらの卵、銀杏、シイタケ、タコノコ、マッシュルームにサヤインゲンと、わかっただけでも12品目。
コメはやや硬めに炊かれ、食感としてはしっとりとパラパラの中間くらいかな。味付けにお酢を使っているようでちょっとクセのある味だが、オレは大好き♪
水餃子は1個1個が大きく、くるっと巻かれたフィルムが個性的。
雲呑のようなとぅるんとした皮に、ニラ多めでパンチの効いた餡。スープはさっぱりしながらもコクがあって全部飲み干せちゃうタイプだ。
この店は1人客であろうとカップル、ファミリーであろうとも空いたテーブルから案内するシステムのようで、タイミング次第では1人でも4人席に通される。相席はさせないようなので、1人で入ってもゆっくり落ち着いて食べられるのが嬉しい。
料理のレベルが高くスタッフの対応もとても丁寧で、いつ行っても満足度の高い町中華なのだ。
(2023.4.1/3.47/99件)
2023/04/21 更新
2022/05 訪問
オトメチックな店内でリッチな五目カタ焼きそばに舌鼓♪
日曜日のランチは久しぶりにコチラへ♪
東京メトロ千代田線根津駅より徒歩3分、言問通り沿いにある『オトメ』さん。
ここは建物の建替えを経て2020年3月に新装開店。
暖簾も看板もなく非常にシックでモダンな店構えだが、創業は戦後まもなく(前身はパン屋さん)という歴史の詰まった老舗町中華である。
店内もこれまた町中華らしからぬエレガントな装いで、天井にはシャンデリア、各テーブルに一輪挿しに生花、そしてBGMは品の良いクラシックという、まるでカフェのような雰囲気の落ち着いた空間である。
オトメさんは改装前から知っているが、内外観共に大幅にリニューアルされたものの、このオリジナリティ溢れるオトメチックな雰囲気は改装後もそのまま引き継がれているように思える。
店内はテーブル席のみ30席ほど。
14時過ぎの入店で、先客は地元の常連らしきご夫婦が3組に、ソロの女性が2〜3名(後客数名)。
メニューはフードもドリンクも種類が豊富。ワインなどの洋酒があるのもこのお店ならでは。
この日のオーダーは以下
✔️五目カタ焼きそば ¥1150
✔️餃子(5個) ¥500
✔️サッポロ黒ラベル(中瓶) ¥600
まずはいつものようにビールで喉を洗浄してから、餃子を口に放り込む。
おぉ〜、噛んだ瞬間、生姜の爽やかな香りが鼻を突き抜ける。
皮はカリカリでももちもちでもなく、ややふにゃっとした独特な食感だ。
個性的な餃子だが、生姜の風味が前面に出ていて旨いな。
最近の小さなマイブームが五目あんかけ焼きそばで、この日もいつもの調子で頼んだのだが、ここのは驚くほど具沢山、どう見ても五目どころではない。
鶏唐揚げ、焼豚、豚肉、海老、木耳、椎茸、筍、銀杏、蒲鉾、ハム、ネギ、胡瓜、人参、青菜、白菜、絹さや、パプリカ、スイートコーン、うずらの卵・・・
ざっと数えただけで19品目。
しかも具材は大きめにカットされており、食べ応えあり。
麺はカタ焼きそばにしては太めだが食感は軽やか。あんも優しい味付けだ。
具だけで腹パンになってしまいそうだが、麺とあんかけがあっさり目なので、意外にぺろりといけちゃう一品である。
改装前のオトメさんは裏メニューにナポリタンがあったのだけど、今もあるのだろうか。
次行ったら聞いてみよう。
訪問日:2022.05.22、食べログ点数:3.46、口コミ数:61件
2022/05/25 更新
✔️広東麺 ¥1050
✔️ニラレバ野菜炒め ¥750
✔️肉団子 (ハーフ) 値段失念
✔️ニラ玉野菜炒め ¥730
✔️水餃子 ¥600
✔️あんずサワー ¥500
快晴の暖かい日曜日。久しぶりの「谷根千」散歩も兼ねて、ランチはお気に入りの『オトメ』さんへ。
地下鉄千代田線根津駅の1番出口を出て、言問通りの坂を谷中方面へ上っていくとすぐ右手にある、スタイリッシュな外観の町中華だ。
ドアを開けると、町中華らしからぬゴージャス感に驚かされる。
日本広しと言えども、天井にシャンデリアがきらめき、BGMにクラシックが流れる町中華はなかなかないだろう。
そんなオシャレな雰囲気も相まって、利用客は女性が大半を占める。中にはワイングラスを傾けながら優雅にソロランチを楽しむ女性客の姿も。
ちなみに「オトメ」という屋号は店の前身が『オトメパン』というパン屋さんだったことに由来する。屋号や内観のモダンなイメージとは裏腹に、創業は70年近く前という、根津のレジェンド町中華なのである。
さてさて、何度もお邪魔しているオトメさんだが、メニューの選定には毎回迷う。
メニューブックには麺類、飯類、一品料理と多彩な中華がズラリと並び、その数は軽く100種類を超えているのだ。
悩みに悩んだ末、出した結論は、「五目野菜のうまにかけそば(広東麺)」。
これまでに食べたこの店の五目シリーズ(五目チャーハン・五目そば・五目カタ焼きそば)がどれもえらい具だくさんだった事をふと思い出し、ならば、唯一未食だったこの五目メニューはどんな感じなんだろう?と、ただただ「五目」という文字に反応してしまった次第である。
結論から言うと、これもまた期待を裏切らない1品だった。
先ず例の如く具が豪華で、豚肉、ハム、エビ、キクラゲ、シイタケ、タケノコ、マッシュルーム、ヤングコーン、キュウリ、ネギ、人参、白菜、青梗菜、絹さや、蒲鉾、銀杏、うずらの卵に鶏唐揚げが2個といったところか。
ただ単に具材が多いだけではなく、もちろん味もハイレベルだ。
広東麺のわりにはとろみもエンミもさほどなく、素材の旨みを含んだ深くて優しい味のスープが秀逸。そのスープが絡む麺はやや太めでもっちり。それを野菜と束にして頬張ると、思わず「ああぁ…」と感嘆の声が漏れる。
前菜にと頼んだニラレバも、「これがレバーなの?」とレバーのデカさにビックリしつつも、これまた大当たり。衣をまとったレバーは下味がしっかり付き、ふっくらやわらか。それでいてクセやパサつきは全くない。ニラやもやしのシャキシャキ感もたまらない。
ふわふわで軽やかな食感の肉団子は、もしかして鶏団子?肉に絡まる甘酢あんもさっぱり味で、パクパクいけちゃうな♪ 無理言ってハーフサイズでお願いしたけど、フルサイズでもよかったかも。
ツマのニラ玉や水餃子も少し貰ったが、どの料理も全体的に味がソフト。そして食後には温かいお茶のサービスまで。
丁寧な接客で居心地も良く、さらに優しい味付けとくれば、女性客が多いのもうなずけるよね。
奥の厨房を覗くと、コックコートを着て並んで調理をする親子の姿が見える。
店主の高齢化と後継者不在による廃業が深刻化している町中華だが、ここは将来も安泰でしょう。
(2024.3.3/3.48/127人)