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詳細なお食事の内容などは他の方にお譲りし、特に心に残った部分だけ記載します。 こちらのお店は、むかし万福寺塔頭にあった白雲庵という名をもらってはじめたものとお聞きしています。 ご存知のとおりその万福寺門前にあり、黄檗宗の来朝とともに持ち込まれた調理法を用いる普茶料理を出していらっしゃいます。 敷地はひろく高低差もあり、中には水が流れて池があります。おもしろいものでは、大きな味噌樽と思しきものを持仏堂につくりかえたものなどがあります。 通していただいた部屋は障子が大きく開かれ、白洲の敷かれた庭がみえ水の音が聞こえます。 食事の前にお抹茶とお干菓子をいただくほか、食事に合わせて温かい烏龍茶などを勧めてくださいます。 (ですので、飲み物のメニューはありませんでした) 精進料理ですから当然魚肉や五葷を除いて(はじかみは出ましたが)いるのですが、 蘭の昆布茶、いくらを模したタピオカ、柚子を丸ごとくり抜いて味噌をつめたゆべし、梅干しの天ぷら、金山寺味噌を挟んだ蓮根揚げなどユニークなものが並びます。 うなぎ擬きに至っては、私などは本物の鰻よりも好きかもしれないと感じました。 味・香り共に単調でなく変化に富んでおり、またお店の佇まいもあって最初から最後までとても楽しいお食事でした。 丁寧なお料理、他ではあまりない経験、量も十二分で1人7000円余はかなりお安いのではないかと思います。 好みは分かれるかもしれませんが、私は是非リピートしたいと思いました。
2021/06訪問
1回
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おろしそばを頂きました。 うすむらさきの大根の花を添えていて、美しかったです。 各テーブルの間隔がひろく、また視線がずれるように配置されており、照明の薄暗さもあって寛ぐことができました。 蕎麦湯もどろっとして、私好みでした。