2回
2019/12 訪問
日本の茶懐石とフレンチを融合、斬新フレンチ
西麻布にある至高のフレンチ。
日本酒が使用された食前酒、せいこ蟹のムース、あん肝のパイ、30種類の野菜サラダ、
そしてスペシャリテの4時間火入れの蕪など。
最後はお抹茶とスイーツ。
日本の海、山、畑の恵みに感謝する芸術的なコース料理と素晴らしいペアリングを満喫しました。
さらに、こちらで誕生日のお祝いをして頂きました。
料理、雰囲気、サービス共に高水準です。
本当にありがとうございました(*´ω`*)
以下メニューです。
ルネサンス「再興」
▪️歳時記~毛蟹、カリフラワー/柚子、酒
アップルパイのように 35〜(あん肝、牛蒡、
黒トリュフ)
▪️敬愛するアルチザン~時季のお野菜たち
▪️北極星〜帆立の薄づくり、ライムとエシャロットの
ヴィネグレット、白味噌、大根たち
▪️定点〜蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ
▪️ぼんやりとした街の灯り~鮟鱇のポシェリソレ、
しじみ、乳清と酒粕のソース、春菊と菊芋と菊の花
▪️継がれる味~茶碗蒸し、鱈白子、白菜、トマト
▪️海の神 山の神〜七谷鴨炙り焼き&ブランダードの
ソース、ビーツ、長ネギ、カーボロネロの枯葉
▪️風の中〜洋梨、金木犀、プラリネノワゼット
▪️帰郷〜栗、山葡萄、林檎、蕎麦ほうじ茶のアイス
▪️小菓子とお薄
“World Peace”
2022/04/19 更新
三ツ星獲得後、初訪問。
アップルパイ等の今までのテイストを脱却し、日本の食材や調味料を使い、ほぼ国産。
色々と食べ歩きしましたが、やっぱり行って良かった。
前回より味付けも和の要素が強くなっています。食べ疲れしない、外国人には和食フレンチとして価値のあるお店として位置づけられてるのではないでしょうか。
色んな高級店に行き、スタンプラリーをしてる方も多いですが、大切な人と一緒に料理、接客、時間、素敵な空間を過ごすなら、半個室で過ごすレフェルは最高と思いました。
ただし、満員の場合はフロアは賑やかなのでランチや平日の夜がいいと思います。
① 野菜スティックのブーケ 豆腐サワークリーム
重いフライ?と思いきや、ドライタイプ。
豆腐入りの軽いオリーブオイルで好みの重さにできるのは良いですね。
3万もするコースですし、一発目はもう少しインパクトが欲しいところ。人参はピーラーで剥いた皮みたい。
②自家製キャビア 毛蟹、鮑とササニシキのリゾット。
蟹の甲羅に入り、目の前で焼いて。リゾット?と思いましたが、蟹、鮑、キャビアが主役。
重ねすぎてる気もしましたが、ほんのりチーズの味がし、国産キャビアの塩分濃度もよく、複雑ながらも一体化してました。冬に来て良かった。
③ フォカッチャと古代小麦のパン
目の前で作るnarisawaには勝てず。熱々でもなく、油が少し多いのも気になりました。ルシュクレクールもブリコラージュブレッドもハードの方が好き。
④アルチザン野菜
1度で50種類程度かしら?ドーンと見せてくれるパフォーマンスも。
色んな調理法で手間がかかってます。
「レストランメイ」、「ラボンヌターブル」、「シェ トモ」でも思ったのですが、季節が変わると食材が変わるものの、サラダ的なお料理は毎回出さず、1度でいいかな。
⑤定点・蕪
レフェルと言えばの蕪。甘みが増える頃合に。
リニューアル前から変わらず、毎回必ず出てきますが、甘みのある蕪が個人には好み。
⑥甘鯛のポシェ
少し間延びが。
ポシェではなく、鱗焼きが良かった( ˙³˙ )これも脱却かしら?
ブールブランソースのエスプーマ仕立てには、白味噌を。上手くマッチ。茗荷と生姜の薬味が少し邪魔かな。
下に敷かれた、枝豆のペーストと食べれば丸みを帯びますが、茗荷を少なくする又は中に入れて温度を上げるといいかと。
⑦七谷鴨
ジュに、しょっつる、黒糖を入れ、深みをアップ。
ソースが美味しすぎる。しかもミズナラを使って薪焼き。最近、焼鳥やフレンチで薪が流行っており、物珍しさ感がありますが、素材を生かせてないお店が多すぎ!
ある程度の厚みがある肉料理の薪に美味しいソース、上手くマッチしておりました。本当に美味しかったです。
⑧鴨腿肉と帆立のラビオリ 栗スープ
コンソメではなく、栗の甘さが詰まったスープ。
中には鴨のメンチと帆立が入ったラビオリ。
ラビオリの味が強いので、すごくバランスが良い!
⑨アルチザンチーズ
国産のチーズ。ゴルゴンゾーラは外国産の方が美味しいので、国産にしなくても。
⑩洋梨金木犀のスープ 米のアイス
ナシを薄く切り、花びらに見立てて。
キンモクセイが入ってます。実は近くで似た料理を食べちゃって^^;被りました。
⑪ミニャルディーズ
お重の箱にミニャルが沢山。最後はお抹茶で。
前回より、お手前が上手。お抹茶ではなく、違う飲み物が良いというのは私だけかしら?