tatu8343さんが投稿したうなぎ 桜家(静岡/三島広小路)の口コミ詳細

tatu8343のレストランガイド

メッセージを送る

この口コミは、tatu8343さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

うなぎ 桜家三島広小路、三島田町、三島/うなぎ、日本料理、丼

1

  • 昼の点数:3.9

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 3.9
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2020/11 訪問

  • 昼の点数:3.9

    • [ 料理・味3.9
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

老舗の清らかな富士山の湧水にさらされた“ウナギ”は、絶品です。

県外へと美味しいものを、食べにドライブは、9月は栃木県、10月には群馬県と出掛けてきました。
今回、11月は静岡県にしました。
静岡県は非情に広く、西部、中部は遠すぎます。
そこで、選んだのは東部の三島市と富士宮市です。
先ずは三島へと向かいます。

“うなぎ 桜家”さんの、創業は“幕末”の1856年、安政3年です。
そして、“食べログ うなぎ 百名店 2018、2019年と2年連続の選出店”なのです。
美味しいことは勿論、その歴史も評価されての選出かと思います。

三島と言えば、ウナギを思い浮かべる人も多いと聞いています。
三島市内にはウナギ料理を出すお店が80軒も有り、人口比率では全国1位だそうです。
その美味しさの秘密は、清らかな富士山の湧水にあり、浜名湖などの産地から三島に運ばれてきた活きたウナギは、1週間ほど餌なしで湧水にさらされます。
この間にお腹に残った餌などが吐き出され、余分な脂肪も落ち、臭みが消えて美味しくなっていくそうです。
ウナギの味は水の良し悪しで決まると言われ、ミネラルを多く含む天然の水、富士山からの恵みの三島の湧水は正にこの条件にぴったり合っているとのことです。
富士山の大量の湧水を水源とする、日本三大清流の柿田川もその一つです。
その三島市の中で、歴史が1番古く、筆頭とされているのが、ここ“うなぎ 桜家”さん“なのです。

目的の三島市の“うなぎ 桜家”さんへは、横浜から自家用車で、約120㎞、1時間45分のドライブの予定です。
自宅を8時過ぎに出発、少し時間が掛かり10時頃に到着。
どこの駐車場が良いのかも分からず、取り敢えず1時間200円とリーズナブルな料金の“三島本町タワーズショップ”の駐車場へ駐めました。
闇雲に駐めた駐車場でしたが、“桜家”さんとの提携駐車場でした。
会計時に2時間の無料駐車券が貰えます。
お店まで2~3分、歩きます。

お店の開店まで、1時間近くあります。
お店の前には、“順番待ちリスト”が置いてありましたので、記入します。
7番目でした。
傍には案内係の方もいて、歩道を避け、神社の方で待つようにと説明されます。
神社の前の小川のところには、ガスボンベを用いたストーブがあり、待合用の長椅子が置いてあります。
大勢の方が、ここで屯することになります。

近辺を散策したりしていると、お店の裏手で職人さんが輸送されてきたウナギをウナギ桶(胴)に移しかえていました。
活き活きとした元気なウナギたちです。
この元気なウナギたちは1週間ほど、富士山の湧水にさらされ、ここに来ているのです。
期待が高まります。

開店時間の10分程前になり、“順番待ちリスト”を確認すると、3頁目になっていました。
1頁に16組分が記入できるようになっていますので、30数組が、待っていることになります。
案内係の方に、聞いてみると予約の方も含めると100人程度が、待っているとのことです。
それでも、昨日、いつもよりすくないとのことです。
そして、開店時間になり、係の方から、名前の呼ばれた人の順番にお店の中に、入れるとのことです。

11:00、愈々、名前が呼ばれ始めます。
予約の人も相当居たようで、私が呼ばれたのは11:10頃、12~13番目位でした。
案内されたのは、和室の2階お座敷です。
大人数の団体客が入れそうな、広い宴会場みたいです。
お客さんのグループの人数に合わせて、座卓を寄せたりして、相席にはならないように配置しているようです。
そして、座卓の間にはパネルシールドが、置かれています。
私も、2人用の小さな座卓に、1人で座ることができています。

座敷に座り、スタッフがお茶を運んで来ます。
今回、お願いしたのは
 1)うなぎ重箱 御吸物付(1匹半)
 2)白焼 小(1/2匹)
スタッフからは
「白焼は蒸すところから、調理するので時間が掛かります。」
「お出しする順番は、白焼から食べた方が良いのですが、お重を先に出しますか?」
と、確認されます。
私としては、良いと言われた通りに、白焼から食べることにし、お重は後から運んで貰えるようにお願いしました。

“桜家”さんでは、上や特上といったメニューは無く、1/2匹、1匹、1匹半、2匹とうなぎの分量で、値段が分かれています。
と、言うことはウナギの大きさ、品質が揃っていると言うことになりそうです。
(この事は確認できていません。)

“白焼 小(1/2匹)”
15分程で、白焼用の山葵の乗った小皿が運ばれて来ました。
続けて、白焼が出てきます。
時間は、それ程掛かっていません。
これ程、多くのお客さんが居るので、フライング、先行で調理しているのかと思います。

お皿の上には、1/2匹分にプラスして、その半分が乗っかっています。
3/4匹分相当です。
座卓にお皿を乗せる際に、スタッフからは
「少し小さめのウナギでしたので、少し余分に付けさせていただきました。」
との説明を受けます。
良心的なお店です。

先ずは何も付けずにそのままで、いただきます。
何の手応えも無く、箸で切ることができます。
肉厚とまでは言えませんが、臭みは全くなく、脂が適度に落とされているようです。
口に含むと、フワフワで、とても柔らかく、美味しい脂感も感じる美味しさです。
山葵を醤油に溶かしてしまい、山葵の香りを、“愉しみながら”、とはいきませんでしたが、上品で、アッサリした美味しさになりました。

“うなぎ重箱(1匹半)”
白焼を食べ終わる頃に、“うなぎ重箱“が、来ました。
ワクワクしながら、重箱の蓋を開けると、鰻がビッシリ敷き詰められています。
そして、醤油の焦げたような香ばしさが漂ってきました。
身の焼き上がりはフックラ、カリッと、香ばしいという印象です。
こちらも箸で切ると表面に少し弾力があり、口に入れるとフワフワで、蕩けてしまいます。
照り輝く”タレ”は濃すぎず、サラサラし、鰻の旨味の邪魔をしない適度な甘さです。
付けているタレの量も、控えめで、タレで誤魔化さない、うなぎ本来の美味しさを味わうようにされています。
ご飯にも、タレが適度に染込み、美味しくいただけます。
蒲焼きを乗せて食べます。
少しのタレが染みたご飯だけでいただきます。
何れも、アッサリ気味で上品な美味しさです。
座卓には“うなぎのタレ”が置いてありましたが、注ぎ足すことはしませんでした。

“御吸物(肝吸い)”
肝吸いは”肝”、”お豆腐”、”三ツ葉”、”柚子”の入った清し汁です。
大変、大きな肝です。
“桜家”さんでは、肝焼などの単品メニューがありません。
ここに使い、お客さんに提供してしまうのだと・・・、何となく納得です。
柚子が香り、お椀には玉子豆腐のような滑らか食感の豆腐、三つ葉の心地良い苦味が全体を引き締めています。
肝はプルッとした食感で、食べ応えがありました。
これを“焼き”にしてくれたら、絶対頼みます。

“お新香”
お新香は“沢庵”、“キュウリ”と“大根”の糠漬けでした。
手を抜いていない本格的な漬物で、美味しくいただきました。
素朴ながらも、老舗ならではの品揃えです。

贅沢なランチでした。
しかし、三島と言えば“鰻”と言うことが、理解できる価値のあるランチでした。

次は、富士宮を目指します。
勿論、B級グルメを食べにいくのです。

  • ついに行きました。1856年/安政三年創業の鰻の名店”桜家”です。

  • 少し、早めの到着で、静寂でしたが、11:00、開店直前では、待ち客は100人ほどになったそうです。

  • 最初のお料理は、白焼からです。先ずは、”山葵”が運ばれて来ました。

  • ”白焼”は皿に3/4匹相当のウナギが乗っていました。

  • こう見ると、立派な"白焼"なのですが・・・。良心的なお店です。

  • ”白焼” 小(1/2匹)⇒3/4匹については「少し小さめのウナギでしたので、少し余分に付けさせていただきました。」との説明を受けました。

  • ”白焼”の側面です。山葵が醤油に浸かってしまいました。

  • ”うなぎ重箱(1匹半)”は、肝吸い、お新香付きです。

  • ”うなぎ重箱”セットのTopViewです。

  • 重箱の蓋を開けると、鰻がビッシリ敷き詰められており、醤油の焦げたような香ばしさが漂ってきます。

  • ”うなぎ 桜家”さんは、”上”や”特上”といった段階のメニューは無く、1匹、1匹半、2匹とうなぎの分量で値段が分かれています。

  • 照り輝く”タレ”は濃すぎず、サラサラし、鰻の旨味の邪魔をしない適度な甘さです。

  • 身の焼き上がりはフックラ、カリッと、香ばしいという印象です。

  • お新香は“沢庵”、“キュウリ”と“大根”の糠漬けです。素朴ですが、老舗ならではの味です。

  • 肝吸いは”肝”、”お豆腐”、”三ツ葉”、”柚子”の入った清し汁です。

  • 肝吸いには、こんな大きな肝が入っていました。

  • 1人客でしたが、お茶は急須も一緒に運んで来てくれています。

  • テーブルの上には、"醤油”、”山椒”、”うなぎのタレ”が置いてあります。

  • 内観:和室の2階お座敷です。大人数の団体客が入れそうな、広い宴会場みたいです。

  • 畳の部屋で、床の間も設えています。座卓の上にはシールドパネルが置いてあります。

  • おしながき1.表紙です。

  • おしながき2.一品料理と、お飲物です。

  • おしながき3.御献立と書いてあります。うなぎ丼、うなぎ重箱など、メインの献立です。

  • おしながき4.コース料理とお持ち帰りです。

  • 開店前にはお店の裏手で、輸送されてきた鰻をウナギ桶(胴)に移しかえていました。

  • 活き活きとした元気なウナギたちです。

  • スタッフは労るようにウナギ桶に移し換えていますが、ウナギはそうはいきません。元気ですから・・・

  • ウナギ桶は、重ねられ、底には少しだけ水が残るザルと桶が合体したような構造です。

  • この元気なウナギさんたちを見ていると、次第に期待が高まっていきました。

  • 源兵衛橋側からのお店の外観、向こう側は三島広小路駅脇の踏切です。

  • 古い立て看板です。ひょっとして、安政、江戸時代に製作ですかね(?)・・・

  • 入口の引戸と、暖簾は、少し奥まったところにあります。

  • 建屋の壁と入口のチョットした隙間に、飾られた”鹿威し”です。

  • この隙間には、伝統的なうなぎの仕掛けの、大きな”竹製ず”も飾っています。この仕掛けは、一度入れば逃げられない構造です。

  • 大勢の人が、訪れるのですが、お店のキャパシティーも大きいので、落ち着いたところです。ご馳走様でした。

  • 会計時、無料駐車券を2時間分が貰えます。私の場合、10:09入庫、出庫は12:00頃、丁度2時間でした。

2020/12/23 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ