kaz_foodieさんが投稿したオルディヴェール(東京/白金高輪)の口コミ詳細

Drowning in the Sea of Foods

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閉店オルディヴェール白金高輪、白金台、広尾/フレンチ、ワインバー、インドカレー

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  • 夜の点数:3.5

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 2.5
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2018/12 訪問

  • 夜の点数:3.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス2.5
    • | 雰囲気3.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

『一見素朴だけどハイレベルな料理とワインペアリング。』

【総評】
パクチー事件(嫌いな食材にパクチーと書いたが堂々とソースにパクチーを使っていた。。。)はありましたが、その部分に目を瞑って(サービス的には完全にNGですけどね)、料理の味やワインのペアリングを取り上げると食後感はかなり高いです。独創性あたりを高めて、料理の出し方の前半~後半に至るまでの強弱を整えれば、ミシュラン1つ星を狙えそうなお店に感じます。

季節を変えて、春、夏、秋の味覚も是非味わいに来たくなるそんなお店でした。料理のレベルの割りにいい意味で敷居の高さも感じさせず、素敵なお店だと思います。ナイスレストラン(サービスもちゃんとしてくださいね)。

【デート使い】
アットホームで上品でちょっとレトロ。先日のラ・リューンと似たような系統のお店です。
深い仲になる前というよりは、親密な関係になった後で、ちょっとしたお祝い事や少し美味しい料理でも食べに行こうか、といったときに行きたいお店ですね。そういったシチュエーションでこの店チョイスしたらこの人センスいいな、と相手に思わせることができると思います。ワインもグラス1,000くらいのものから揃えていていいですね。後、予約も比較的取りやすく穴場感があります。

カウンターもあるんですけど、ワインの瓶でちょっとごみごみしてるので、個人的にはテーブルがおすすめです。

■予算
34,000(2名分)
プリフィックスコース 8,000 × 2
グラスワイン × 5 (4杯はハーフポーション=0.5杯分)

■参考メニュー
プリフィックスコース 8,000
それ以上のコースは要相談
グラスワイン 1,000-

http://www.ordi-verre.com/menu/

■内観
カウンター:あり(4席)
照明:やや暗い
静かさ:やや静か
店員との距離:やや近い
服装:カジュアルOK
トイレ:きれい

■公式ホームページ
http://www.ordi-verre.com/

■食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131602/13212408/

■私のブログ記事
https://theseaoffoods.com/2018/12/23/ordi-verre/

【イントロ】
『Ordi-verre オルディヴェール とは
フランス語で「日常の、いつもの」を意味する「ordinaire オルディネール」と、「ワインのグラス」を意味する「verre ヴェール」の造語です。

様々な発見で楽しませてくれる世界中のナチュラルワインと、偉大なフランスのグランヴァンを肩肘張らずに楽しんでいただきたいと思っています。

お料理はオーナーソムリエ 戸田の故郷鳥取の食材にもこだわり、クラシックをベースに現代的な要素も取り入れたフレンチです。

カウンターもご用意しています、遅い時間はバータイムでのご利用も大歓迎です。』
(公式HPより。http://www.ordi-verre.com/

師走に入り、とても寒い日でしたがオーナーソムリエが温かく迎えてくれました。
肩ひじ張らずに気楽にワインと料理を楽しめそうです。

今日もどんな食経験ができるのか期待が高まります。

【アミューズ ブーシュ】
写真 ワイン1:
シャンパーニュ。ブラン・ド・ブラン。泡がとてもシルキーで細かく、舌の上で踊ります。外がとても寒かったのだけどほっとする。

写真 アミューズ ブーシュ:
左から鱈のコロッケ、サツマイモチップスにビーツのペースト、チーズのちょっと固めのシュー生地に豚肉のリエット。印象的だったのがチーズのシュー生地と豚肉のリエット。チーズとリエットの異なる塩気とチーズのちょっと濃い風味がとても好み。休日家でこれをおつまみにずっとワインを飲んでいたい感じ、笑

写真 パン:
パン。美味しいパンは正義。水分を含んでいてぎゅっと詰まった生地をホカホカで食べるのが好き。これはそういうパンでした。

写真 バター:
バターは豆乳でできているそうな。舌ざわりはとても滑らかで、かなり控え目なのですが、確かにそこにいる、存在感のあるバターでした。連れもお気に召したよう。ナイスバター。

写真 アミューズ1:
無骨な焼き物の茶碗の蓋を取ると。。。

写真 アミューズ2:
トリュフの香りが立ち上ります。
黒トリュフを刻んだもの、黒トリュフのソース、4種のキノコ、白トリュフのムースの秋の味覚づくし、笑 そして、トリュフづくし、笑 蓋を開けたときのトリュフの香りの幸福感。。。私この料理の食材昔はすべて嫌いだったんですけど美味しい素材を選べば美味しく食べられるものですね。

写真 ブランデー1:
サービスでいただいたブランデー。フィーヌ。


写真 ブランデー2:
なんでもこのクリスタルグラス使ってみたかったからだそうな、笑 確かに、きれい、そしてナイスサービス、笑 トリュフの香りが口腔、鼻腔に充満していたのですがそれをしっかり受け止める強烈な果実感と甘い香り。でも、度数高くて一気によいました、笑

アミューズ終わった感じとしてはなかなかのインパクトです。こんな主張の強い感じにして、この後、料理大丈夫かいな、、、と一抹の不安、、、笑

【前菜】
写真 前菜1:
黒トリュフ、春菊、リードヴォー(牛の胸腺)のフリット、レンズ豆、白いんげんに黒トリュフのオイルのドレッシング。今日はトリュフづくしだ!の布陣。

黒トリュフの塊をシェフが目の前で削ってくれます。もう、香りがすごいです、笑 本当に凄いと語彙が減るあれですね、笑 黒トリュフと春菊って香り喧嘩せんかいな?と思ったんですけど何ともまあ折り目正しい感じに仕上がっていました。そして春菊もここに来るまで嫌いな食材だったんですけど。きちんと教育されました、笑 それにしても黒トリュフオイルの塩っけと酸味、旨味が料理全体の調和をとっている感じでフレンチってソースを重んじるよなと実感。後、リードヴォーのフリットが旨味と塩気が最高。これも休日のおやつにワインと一緒にいただきたいなぁ。

写真 ワイン2:
合わせたのはジョージア(今はグルジアって言わないんですね。。。)の赤。ライトボディで優しい果実味のあるワインでした。料理との相性もこれまで経験したペアリングの平均を軽く超えています。

写真 前菜2:
イカ墨のチップス、下にアリゴというマッシュポテトにチーズを練りこんだ南仏の郷土料理、ドライトマト、ケッパー、イカのソテーが隠れています。なんかプレゼンテーションが若干キモ美しいですが味の方は抜群。ベースはチップスの香ばしさと塩味、イカの旨味と塩気、チーズの旨味でしょうか。それだけで食べてもかなりの満足感なのですがそこにドライトマトの甘み(甘かった!)やらケッパーの酸味が加わると印象が変わるんです。いや、これは実に美味しかった。

写真 ワイン3:
南ローヌの白。シャトーヌフ・ドゥ・パプ。色も味も香りもかなりの主張の強さ。個性的な印象でしたが不思議と料理には合いました。

【魚料理】
写真 魚料理:
今日の事件はここで発生。。。
クロムツのポワレ?。ソースにコリアンダーを使っているそうな。。。

あれ???苦手な食材にパクチーって書きましたよね?ちょっとこの価格帯のお店としてはあまりにお粗末なミスに驚愕してしまいました。コリアンダーって書かないとだめですか?タイ語だからですか??結果、めちゃくちゃ強い風味でなかったので良かったのですが、やっぱり味するし、最初にメニューの説明して、苦手な食材はうかがってますが入ってませんかとか聞いてくれたのに(その時はコリアンダーに触れず)それかい!って感じでした。上品なポワレ?だったけど普通でした。。。いや、もしかしたら美味しかったのかもしれません。。。

写真 ワイン4:
ブルゴーニュの白。サシャーニュ・モンラッシェ。シャルドネ。どストレートなブルゴーニュのシャルドネ。やっぱりこういうブルゴーニュの王道な感じすきです。嫌なことはありましたが料理にはあってました。

【肉料理】
写真 肉料理:
気を取り直して、お肉のメイン。鹿肉のロースト、鹿の血を使ったソース、上下にあるのは何かのキノコでした。後、右上にはベーコンを里芋でサンドして、春巻きの皮のもっと粘度のあるようなものにして、フリットして巻いたもの。

ザ・フレンチというようなメインですが、意外とどっしりした感じはなく上品な味です。鹿肉は旨味全開という感じではないのですが、ソースとのバランスが良くかなり美味でした。肉は噛むととろけるというものでなく、とにかく柔らかいです。ふわっとしてるという表現の方が近いかもしれません。火入れにかなりこだわってそうですね。後、ベーコンと里芋の料理ですが里芋もベーコンもそれぞれの旨味があってこちらも印象的でした。巻いてある皮も噛み締めると衣と油の旨味がジワッとしみだしてきて、これサイド?って感じでした。もうひと工夫すれば前菜辺りにも普通に加えられそうな一品です。

写真 ワイン5:
肉料理と合わせたのはボルドーの右岸の赤。ポムロール。ライトよりなミディアムボディでフローラルさと軽めの果実感。こちらもそこまで主張が強くない肉料理にはピッタリ。ソムリエ兼サービスの彼は好き嫌い忘れてたけどペアリングの仕方はかなり好感の持てる方でした。人柄もよかったですしね。

【デセール】
写真 デセール:
デセール。チョコレートアイス、オレンジ風味のクレープ、シャーベットも確か柑橘の何か、ベリー系のフルーツ。レストランのデセールって端正、エレガント、可愛らしいみたいなものが多いですが一文字が何とも言えないラフさを出していていいですね。好きなプレゼンテーションです。この一文字がなければマルニ、一文字がついてたらメゾン・マルジェラみたいな感じですかね。
お味の方は品のあるチョコレートアイスと、オレンジ風味の、深みのある甘みのクレープがとても印象的でした。

【ミニャルディーズ & コーヒー】
写真 ミニャルディーズ:
下段左下から右上へ抹茶のフィナンシェ、アーモンドクッキー、チョコレートクッキーにチョコレートクリーム、カシスのマシュマロ。正統派、優等生って感じのアーモンドクッキーが一番好きでしたね。珍しさという意味ではカシスのマシュマロでしたけど。

写真 コーヒー:
コーヒー。ここのコーヒーはローストが深く、苦みが強いので好きでした。味が薄かったり、浅煎りで酸味が強いコーヒーを出すレストランが多いので、好きなコーヒーが出てくるとそれだけで好感度上がっちゃいます。今日もごちそうさまでした。

  • 肉料理

  • ワイン1

  • アミューズ ブーシュ

  • パン

  • バター

  • アミューズ1

  • アミューズ2

  • ブランデー1

  • ブランデー2

  • 前菜1

  • ワイン2

  • 前菜2

  • ワイン3

  • 魚料理

  • ワイン4

  • 肉料理

  • ワイン5

  • デセール

  • ミニャルディーズ

  • コーヒー

  • サイン

  • 内観

2018/12/23 更新

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