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サイン
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シャンパーニュ
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アミューズ ブーシュ1
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アミューズ ブーシュ2
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アミューズ ブーシュ3
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アミューズ ブーシュ4
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白ワイン1
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前菜1
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白ワイン2
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前菜2
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前菜3
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白ワイン3
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白ワイン4
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魚料理
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赤ワイン
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肉料理
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フロマージュ
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デセール1
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デセール2
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コーヒー
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ミニャルディーズ
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内観
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肉料理
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【総評】
写真 サイン:
納得の食後感。料理、ワインのペアリング、サービスに関しても満足のいく内容でした。
スタッフの方が皆さん上品なので若干敷居の高さを感じる人は多いと思いますが店内の雰囲気や会話などアットホームで居心地の良い空間を演出しようとしているところが感じられます。
再訪するでしょう。
【デート使い】
写真 内観:
カウンターはありますが店員との距離感を考えるとあまり初回のデートには向かないですね。こういうところに来るのに抵抗がない女性と2回目以降にじっくり口説くか記念日に使うならセンスの良さは感じさせることができると思います。
■予算
47,500(2名分)
■オーダー
Course 12,000 × 2
Glass × 10
Bottle water × 2
■参考メニュー
Course 12,000 (コースはこれの1択です)
Glass 1,500-
Bottle 8,000‐
■内観
カウンター:あり(4席)
照明:やや暗い
静かさ:やや静か
店員との距離:やや近い
服装:カジュアルOK
トイレ:きれい
■公式ホームページ
http://www.fft-crony.jp/
■私のブログ記事
https://theseaoffoods.com/2018/11/30/crony/
【イントロ】
『Crony(クローニー)の、日本語の意味は 「永続的な茶飲み友達」。
ずっと一緒にいても心地よく、素直な自分でいられ、 気兼ねない会話ができる仲間。
お客様にとって そんな存在でいられるレストランにしたいという 創業メンバー4人の想いからこの店名が生まれました。』
(公式HPより)
行った感じ確かにそうとも取れるけど、慣れてないとお洒落で割りと敷居が高く感じるお店ではあると思います、笑 でも、ソムリエの小澤さんという方はとても気さくで(余談ですが、長身、細身、イケメンです、笑)敷居の高さを忘れさせてくれる人柄を持っています。
入った瞬間に内装、漂う雰囲気から今日の楽しい時間を予感できるお店でした。
【アミューズ ブーシュ】
写真 シャンパーニュ:
食前酒でいただいたシャンパーニュ。果実感の強さ、しっかりとした甘みと酸味、発泡具合がこの日の気分にぴったりでした。
写真 アミューズ ブーシュ1:
石。という名のコロッケです。竹炭がまぶさっており、外は香ばしく中はほっくりしたイモが詰まってます。旨味と塩気も結構あって聞いてみるとグアンチャーレという豚のほほ肉の塩漬けが入っているそう。粘度もいい具合で美味しさと見た目の茶目っ気が同居した一皿。
写真 アミューズ ブーシュ2:
九条ネギのタルトレット。上にかかっているのは鴨の粉末。小澤さんから鴨がネギしょってきたんじゃなくて、ネギが鴨をしょってきたというまさかのダジャレが投入されました、、、笑 でも、人柄いいのでつまんないってならないですね不思議と。そう感じさせるようなディレクターの人柄もこの店の強さなのでしょう。
個人的に美味しいネギは辛くない。このネギは辛くない。
写真 アミューズ ブーシュ3:
プレゼンテーションが素敵な鯖。軽く火入れをして、上に乗っているのはクレソンの新芽。気持ちよく脂ののった鯖の旨味、塩っけがたまんなかったです。
写真 アミューズ ブーシュ4:
シューかたこ焼きのように見えるこれ、北欧はデンマークの伝統料理だそうです。エイブルスキーバーといって日本でいうお焼きみたいに中にしょっぱいものでも甘いものでも入れて食べるんだそう。この日、中に入っていたのはブロッコリーのペースト。上にコンテチーズとパセリのパウダーがお供しています。ペーストがクリーミーで塩加減も品行方正。アミューズ ブーシュ楽し。
【前菜】
写真 白ワイン1:
この日はここからワインのペアリングをしてもらいました。白。ボルドーワインでソービニヨンブランとセミヨンです。果実感が強く、甘いワインでした。前菜の甘みとのマッチングを狙ってくれて、この日はこれから料理とワインが合うってこういうことだなというのを強く認識することになります。
写真 前菜1:
イカのソテー。濃い茶色は菊芋のペースト。薄い茶色はオニオンスープ。イカは独特の粘着感がなくいたって淡泊。菊芋のペーストは深みのある甘さ、玉ねぎのスープは玉ねぎのストレートな甘さ。イカがこれらを着飾ると至福の美味しさでした。
味の余韻のあるうちにワインを飲むとこれまた甘いのですが味わいが一層引き立ちます。シナジーってこういうこと。
写真 白ワイン2:
白。しょっぱさに合う。ミネラル感と果実感をお楽しみくださいとのこと。先ほどとは全くことなる印象。確かにミネラル。ちなみに、このシャトーミラヴァルのワイン。現在のオーナーはブラピ、アンジェリーナ・ジョリー夫妻だそうです、笑 何でも豪邸を買ったらそこに畑がついてるそうな。。。こんなとこでハリウッドネタとは、笑
写真 前菜2:
白子のベニエ。衣は天ぷらに近い味でした。根セロリのペーストと魚介のソースで召し上がれ。白子のまろやかな感じと旨味で笑みがこぼれます。衣もちゃんとそれについてくる美味さ。
白ワインの美味しさもきちんと並走。
写真 前菜3:
パンです。ただし、ただのパンではありません。きちんと本日の12品のうちの1つにカウントされるコースの1部です。めちゃんこ美味いです。乳酸菌を酵母に混ぜて発酵させているらしいく、しっとりしていて粘度があり、塩っ気と甘み、酸味が三位一体になってます。ホエイ(乳から脂肪分などを抜いたもの)のホイップバターも最高。もう連れと美味しい、美味しいしか言わなくなって完全に語彙不足のアホでした、笑 因みに、乳酸菌入りの酵母はシェフがサンフランシスコで修行していた店から分けてもらったものらしいです。そういうつながりがあるっていいですね。
写真 白ワイン3:
カリフォルニアの白。酵母の出自も踏まえてのシャルドネのカリフォルニアワインです。ナッツのような香りがしましたね。これはもしかすると失礼に当たるのかもしれませんがこのパン、バター、カリフォルニアの白の組み合わせが本日最も印象深かったです。
【魚料理】
写真 魚料理:
鰆(さわら)のロースト。上にはケールのフリット。下にはパセリのペーストの板挟み。鰆の旨味と塩の感じが素敵な一品。ケールもパセリのソースも単品では苦いのですが鰆と合わせるとかなりいい感じになります。イケメンが白のTシャツとジーパンをはいた感じです。イケメンはよりお洒落に服もより素敵に見えちゃいますよね。そんな感じ。
写真 白ワイン4:
ロワールのソーヴィニョンブラン。グリーンの野菜と合うとのことで選んでいただきました。その言葉に間違いなし。この辺りからもう小澤さんへの信頼がゆるぎないものになりました。
【肉料理】
写真 肉料理:
シンシン(ビーフのお尻から内ももの部分)のロースト。黒舞茸のソテーとマッシュルームのペーストと一緒に召し上がれ。肉がめちゃくちゃ柔らかく旨味がありました。舞茸の旨味も合わせて二重奏。塩気も程よく効いており、メインに相応しい一皿。
写真 赤ワイン:
ローヌワイン、赤。シャトーヌフ・デュ・パプ(新しい教皇の城)というワイン。ローマ教皇クレメンス5世がお金稼ぎのために作られたのがこのワインのはじまりだそう。。。天皇が日本酒でそんなことしてるようなものか、笑 ともあれ、お肉は進みます、笑
【フロマージュ】
写真 フロマージュ:
チーズ。固いチーズの中に液体状のチーズが入っており、何とも不思議な食感でした。
【デセール】
写真 貴腐ワイン:
ボルドーの貴腐ワイン。ソーテルヌ。めちゃくちゃ甘美なお味。甘いデセールにもピッタリなお味。幸せ。異様な美味しさでしたほんとに。
写真 デセール1:
フローズンチョコレートにムースのチョコレート。中にはコニャックの入った洋梨のペーストが隠れています。フローズンチョコは口の中でフッと甘く消える。ムースは濃厚な甘さ。洋梨は果実感がしっかりあり、コニャックが深みをアレンジし絶妙。
写真 デセール2:
これ、これまでに出てきたあるものが材料になってます。何かわかりますか?
答えはパンです。
パンのアイス。食べるとすぐにわかるのですが見た目からは全然想像つかないですよね、笑 余り物のパンにひと手間加えて、パンを裏ごしして作ってるとのこと。もちろん甘いのですが、乳酸の酸っぱさも確かに感じます。これまた美味。
【コーヒー&ミニャルディーズ】
写真 コーヒー:
コーヒー。浅煎りとのことで苦みが薄く、酸味が強い。個人的には中煎り以上の豆が好きなので若干残念。まあ、でも、好みです。コーヒーとしては美味しいものがでてきました。
写真 ミニャルディーズ:
石に始まり、石に終わる。コロッケ、、、ではなく今度はアーモンドクッキーです。中はしっとりしたペースト状になっているのですがアーモンドクッキーを焼いて、粉にして、さらにバターなどと練り合わせて作っているとのこと。チーズのような濃厚さとアーモンドペーストの旨味がよく、最後まで楽しい。