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サイン
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内観1
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内観2
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内観3
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アミューズ
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前菜
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前菜
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白ワイン
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スープ
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シェフからのプレゼント
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肉料理1
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肉料理2
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赤ワイン
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デセール
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コーヒー
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プティ フール
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【総評】
写真 サイン:
色んな甘さを体験したな、というのが最初の印象です。食後感も明確によかったです。
この価格、この雰囲気で、今日のメニューが楽しめるのならまた来たいなと思えるお店です。
今時なお洒落さのフレンチに疲れたら、ゆっくりまったりできるこのお店にこようと思います。
次回は、シェフの渾身のコースを頼もう。
少し残念だったのは2テーブルほどしか埋まっていないのにメインのお皿が出てくるのに前のお皿の食後に5分以上は待たされたことでしょうか。マダムも遅くなってすみませんと気にしていたので、その辺りの意識や気遣いを持ってくれていたことはわかりました。
【デート使い】
写真 内観1:
写真 内観2:
写真 内観3:
深い仲になった後や記念日使いには、かなり重宝しそうなお店です。
また、万人受けしそうです。
ですが、初回デートや深い仲になる前に口説くお店としては今一つかもしれません。
お店全体に品があり、照明も適度に薄暗いのですがカウンター席がないんですよね。。。
2件目のバーに繋ぐための1件目ならありかもです。
■予算
20,000円(2名分)
■オーダー
Menu A 5,000 × 2
グラスワイン × 5
■参考メニュー(税、サービス料抜き)
Menu A 5,000 (前菜1皿、スープ、メイン、デザート)
Menu B 6,500 (前菜2皿、スープ、メイン、デザート)
月替わりの季節のコース 7,500 (前菜3~4皿、スープ、メイン、デザート)
Menu C 9,000 ( La Lune おすすめのメニューと旬の食材を中心にしたコース)
Menu D 12,000 (お客様のお好みとご予算に合わせたコース)
■内観
カウンター:なし
照明:やや暗い
静かさ:やや静か
店員との距離:やや遠い
服装:カジュアルOK
トイレ:きれい
■公式ホームページ
http://la-lune.tokyo/index.html
■私のブログ記事
https://theseaoffoods.com/2018/11/19/la-lune/
【イントロ】
『ラ・リューンとは、フランス語で「月」の意味です。
お店が「月」で、お客様は「太陽」。
太陽に照らされてこそ、月は輝く...という意味を込めて名付けました。』
(公式WEBサイトより引用。)
このコンセプトから読み取れる通り、入り辛さや敷居の高さは一切なく、品があるアットホームさが感じられました。連れも「品があるけど、落ち着くね」とまさに同じことを感じていたようです。
【アミューズ】
写真 アミューズ:
この茶色の塊。実は焼き芋です、笑 焼き芋の周りにあるのはゴボウの粉で所々に岩塩が混じっています。薩摩芋の甘さ、岩塩の塩っけ、ゴボウの粉の苦みがいい塩梅で品のあるご挨拶でした。
【パン & リエット】
写真 パン:
パンは特に印象に残らず普通のパンでした。
写真 リエット:
リエットに関してもこれといった印象が残っていません。いや、美味しいは美味しかったんですよ。
【前菜】
写真 前菜:
フォアグラのテリーヌ。このお店のスペシャリテです。
木のお皿のプレゼンテーションも素晴らしいですね。良い歳の重ね方をした淑女みたいです。
こういったフォアグラはどっしりした味のものが多い気がするのですがこちらもこの店らしく繊細で品のあるお味です。口に入れるとゆっくり溶けて甘みが口いっぱいに広がります。
右から赤ワインのソース、ラズベリーのソース、黒コショウ、岩塩とありますが赤ワインのソースがなんとも絶妙にこの料理とマッチしました。濃厚な中にしっかりとした甘みがあるんですがテリーヌの甘みとは喧嘩せず、円満な関係を築いていました。
後、忘れてはいけないのが右上のブリオッシュ。表面はこんがり焼けているのですが裏面は焼かれておらずしっとりしています。これもバターの風味と甘みが折り目正しく混在しています。
この一皿だけで色んな甘みを楽しめました。
写真 白ワイン:
ポルトガル産の白。フローラルで清楚な感じの香りでこちらも甘めなのですがフォアグラとの相性は絶妙でした。
【スープ & シェフからのプレゼント】
写真 スープ:
ポルチーニ茸のポタージュ。白く泡立ってるのは牛乳で表面のパウダーはポルチーニ茸の粉末です。こちらも引き続き品のある味。ポルチーニ茸の旨味と牛乳のクリーミーさが目立つお皿でした。
写真 シェフからのプレゼント:
鱧のフリット。鱧の下にいて見えませんがレモンソース隠れています。レモンソースはレモンの風味は濃いのですが酸味よりも甘みの主張が強くたんぱくな味の鱧をうまく引き立てていました。うれしいプレゼントです。
【肉料理】
写真 肉料理1:
山鳩のポワレ。赤ワインと内臓のソースでいただきます。葉物も青い部分はフリットされていてそれぞれキチンと調理されています。シェフは最近山の幸と海の幸を一皿にいれるのが流行りらしく中にアワビが隠れています。こちらも品があるといえばありましたがやはりメインだけあり、ソースがかなり主張していました。山鳩とはっきりした舌ざわりのソースが口腔で絡んで噛めば噛むほど旨味が溢れてきます。アワビはこりこりして美味しかったですけどあえていれなくてもよかったかなという印象でした。
写真 肉料理2:
この穴の開いた物体。山鳩の頭のコンフィです。
香ばしくこれだけおつまみで売ってたら最高な味です、笑
写真 赤ワイン:
スペイン産の赤。こちらもフローラルでしたが妖艶な感じのフローラルさでした。
もちろんその妖艶さでメインの主張もしっかり受け止めます。
【デセール】
写真 デセール:
紅玉のクリームブリュレ仕立てとタイムのソルベ。タイムのソルベでメインを名残惜しみつつお口直しです。紅玉は表面がカラメルでかなりしっかり覆われていて、割ると中からとろとろのクリームが溢れでてきます。リンゴの酸味と甘み、クリームブリュレの甘みの混在具合が秀逸でした。この季節のメニューでリピーターが多いというのもうなずけます。
【コーヒー & プティ フール】
写真 コーヒー:
コーヒーはスペシャルティコーヒーでしたが、コーヒー豆が古いのか入れて保温時間が長いのか、ちょっと酸味が強く好みの味でなかったです。こちらは明確に残念でした。
写真 プティ フール:
生チョコとサブレ。お皿とお菓子の粛然としたたたずまいがかなり印象的でした。
シェフとマダムが投影されたようなプレゼンテーションでした。
サブレは小麦とバターの味に塩気が混じっていて美味でした。