この口コミは、如月 来夏さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:5.0
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¥2,000~¥2,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 3.5
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|雰囲気 3.0
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|CP 3.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味5.0
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| サービス3.5
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| 雰囲気3.0
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| CP3.0
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| 酒・ドリンク- ]
まごうことなき埼玉スイーツ四天王の1つ
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2019/10/20 更新
実は以前に間違えて姉妹店の「シャンドワゾー グラシエ・ショコラティエ」のほうを訪れたことがある。あちらはイートイン完備のアイスクリームとショコラティエの店なのだが、せっかく入ったのも何かの縁だとアソートの高級チョコを買ったところ、この世のものとは思えない美味さと値段に目玉が飛び出しそうになった。
それ以来、川口って立ち寄る機会もなく。
平日の午後、のんびりスイーツ吟味でもしようと入店すると女性客が店内レジカウンター前で列をつくっている。それ以外にも店内を物色中の客が数人いたので10人弱もの客がいたということか、人気がいかほどのものか想像だにしていなかった。
モンブラン
サバラン
ミゼラブル
フランボワジエ
以上4点購入。
接客も申し分ないし店内ディスプレイも見やすく綺麗なんだけど、注文後の梱包会計までにけっこう待たされる。提携パーキングが分かりづらいのでちょっと説明がほしいところ。
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見た目もオーソドックスで奇をてらうことのないモンブラン、こんな洒落たパティスリーの割に古風なものもつくるんだと意外に思ってしまうほど。絞り出された栗ペーストは和菓子にあっても不思議じゃないし、中に入る栗も甘露煮みたい。土台のざっくりしたタルト台が実に美味しくよく出来ていて、あーやっぱりモンブランって洋菓子なんだなと思わせてくれる。
リキュールがかなり強く効いたサバランはガラス瓶入り。何層にも積み重なった断面を見るとスポンジ生地の占有率がかなり高いことが分かる。そのスポンジがブランデーの海にひたひたに浸かり、ひとくち食べてみただけで舌が痺れるのだから相当に強いリキュールかと。購入時に店員からアルコール度合いが強いとの注意があったので、辛シビにあやかってアルシビとカテゴライズしたい。
スペシャリテらしいミゼラブルは「小川軒」のレーズンバターサンドを超豪華にしたような味わい。ブランデーに漬けられたレーズンと濃厚リッチなバタークリームの組み合わせは悪魔的で、それこそ無限に食べられてしまう。まさにオペラの名を借りた悪魔のスイーツ。スペシャリテの名に恥じない、これだけのために来店する価値がある。
最後にフランボワジエ。一時期、どこへ行ってもフランボワーズだらけという風潮があった気がして、その頃によく食べた酸味の強いあの味。ラズベリー由来ということだけど、日本じゃあまり馴染みのない果実でここ最近になって定着した感がある。トッピングされたクラッシュナッツまでもがフランボワーズ色に染められ、スポンジ生地に挟まれた層にもフランボワーズがこれでもかと入る。
建物のファサードが「アルカイク」「アングランパ」「アカシエ」と色違いで似通っているので、勝手に四天王と決めつけてしまったが、どれも甲乙つけ難い名店であることに変わりはない。