熊鷹さんが投稿した本等鮨 海馬 本店(大阪/四ツ橋)の口コミ詳細

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本等鮨 海馬 本店四ツ橋、西大橋、心斎橋/寿司、海鮮、日本料理

4

  • 夜の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.5
4回目

2020/09 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

2階に運ばれてくる寿司…少し減点

コロナ禍の長い自粛を経て、久々に訪問。最初姉妹店の天ぷら海馬さんを訪れるも予約で満席と言われ、こちら本等鮨海馬さんへ。

換気を考慮してか間口は開けっ放しの状態。予約してないことを告げると1階席は満席、喫煙可の2階席なら、と紹介させるも喫煙席はノーなので一旦諦めかけた。しかしスタッフの方が丁寧に、2階の席の配置を伝えてくれ、一度見ていただいても、と言うので状況を確認。

既に2組の先客がテーブル席に陣取ってはいたが、カウンター席との間隔は広くさほどタバコの臭いは気にならなかったので了承して一番奥のカウンター席へ。

生ビールと烏龍茶で約半年ぶりの乾杯。プチプチとした食感が楽しいヌタ和え的なお通しをつまみつつメニューを眺めてると、先程のスタッフがやって来て、トロ箱に入った本日オススメの鮮魚を見せてくれる。

ノドグロや大アサリ、カンパチのカマなどどれも魅力的だが、立派な型のメバルを選び煮付けにしてもらうようオーダー。他に干し明太子の炙りと、キスの天ぷらをアテに注文。

以前にも食したことのある干し明太子の塩っけはビールのアテにバツグン。キスの天ぷらは食べ応えのある身の部分に加え、ナス・オクラ・カボチャなどの夏野菜が付け合わせ。サクッと揚げられていて、天つゆ、塩の両方で楽しむ。

そうこうしているうちにいい感じに煮付けられたメバルが登場。しっかり身もついていて出汁が染みて美味い。レンコンとゴボウの歯応えもいいアクセントになっている。

続いて寿司へと移る。気のせいだろうか、コロナの影響なのか、以前来た時に比べ寿司ネタのラインナップが少し少ないように感じる。以前絶品だったノドグロの寿司は出来るかと聞いたが無理とのこと。なので素直にメニューの中から好みを選んでいく。

手始めにサーモン、煮あなご、太刀魚、中トロ、そして金目。小粒のシャリの上品な寿司は相変わらず美味いのだが、なにか物足りない。一気に秋めいてきたこともあり、連れは魚の赤だしを注文し啜りながら寿司を楽しむ。お次はカンパチ、〆イワシ、〆サバ、、炙りサーモン、鰻。どれも美味い。しかし何か違う。

今回は空腹を極めてから来なかったせいか、それなりに満腹。最後にトロと今日食べた中では一番美味いと感じた煮あなごをもう一度リクエストしてフィニッシュ。熱いお茶でさっぱりして店を出て連れと話して気がついた。やはりここでいただくお寿司は目の前で板前さんが握ってくれるのを目で楽しんでこそ。皿に盛られた状態で運ばれてきたものを2階で食べる、それだけで良さが半減してしまう気がする。勘違いかも知れないがラインナップのイマイチ乏しさと寿司をいただく流儀から外れた今回は少しだけ評価を落としたい。

2020/09/21 更新

3回目

2019/07 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

寿司と言えば海馬

3度目の訪問。3度目にして、やはり海馬、いいなぁと感嘆。適度な賑やかさ、それでいて新鮮なネタの季節の鮨。職人さんの親しみやすさも嬉しい。

暑さが際立ち始めた7月の終わり、地下鉄四ツ橋駅で下車し、歩いてすぐ。予約を告げると今回も職人さんの技を目の前で楽しめるカウンター席へ通される。少し遅れる連れを待つ間、冷えた生ビールで涼をとる。

程なく連れも合流し、お通しのともずく酢で改めて乾杯。今回はしっかりお鮨を楽しもうと決めてはいたものの、やはり少しアテから始めたい。

メニューにある「牡蠣料理」は、お客の好みの調理で供してくれる。「大ぶりな岩牡蠣を、生で酢牡蠣でも、フライでもサクッとしていいですよ」と薦めてくれるも、「焼き」をリクエスト。熱々ですよ、と運ばれてきた岩牡蠣、職人さんの言う通り、焼いて縮んだあとでも迫力の大きさ。レモンを絞って口に運ぶと、ぷりっぷりの食感と共に牡蠣の爽やかな香りがいっぱいに広がる。潮の風味が抜群で、焼きを選択したことに満足。隣席の客が酢牡蠣を頼んでいたが、生の大きさにはビックリ。食べ方はいずれにしても、食してみて間違いはない。

次に金目鯛のあら炊き。注文を告げると、職人さんの活きの良い声で「あいよ!金目鯛あら炊きねぇ、残いちね」。てことは、今晩の仕入れは残り1ってこと。来店前から金目鯛のあら炊きは食べたいと話していただけに、内心ほくそ笑んで待つ。鮮やかな赤が照りに輝いたあら炊きが登場。しっかり身のついた部分を2人でつつくのが楽しい。一緒に炊き合わされた蓮根や牛蒡をかじると、絶妙な甘辛さに山椒が効いているのがよくわかる。

あとは毎回注文する小蛸のうま煮をつついて、お鮨へ。

先ずはカンパチ、鰻、数の子、サーモン炙りあたりから。目の前で手際よく握られるお鮨は、シャリは小ぶりで見た目にも美しい。サビはほどよく効いているが、言えば別に盛ってくれる。数あるネタの中から、次は何を握ってもらおうか、と迷うのが鮨の醍醐味。中とろ、イワシ、コハダ、鱧、金目鯛など、絶品鮨を口へ運ぶほどに幸せな気持ちになる。

とりわけその美味さに唸ったのが煮あなご。土用の丑の鰻を押しやって主役をはるほどの存在感。ふわっふわの食感と穴子独特の甘みがたまらない。

そしてこの日、最高だったのが、のどぐろ。きれいなピンクの身に軽く塩をまぶして供してくれる。醤油はつけずにそのままで。脂がしっかり乗った旨味に塩が絡み、ほっぺたが落ちるとはこのこと。本当に感動ものの美味さ。

さらにはトロへと食べ進め、ここで職人さんにリクエスト。バッテラが食べたい、と。メニューには載ってなかったのだが、「鯵で良いですか?」と快く受けてくれる。

押し型に鮨飯を詰めて、鯵をふんだんに敷き詰めていく作業は見ていて楽しい。感心したのがその丁寧な作業。出来栄えに妥協することがないのだろう、隙間が出来ないように追加で鯵の身をしいてくれている。しっかり押して、型抜きされたバッテラが登場。優しく布団をかけるような手つきで薄く〆た昆布を纏わせると、大胆にザクッと包丁で切っていく。ドーンと並べられた鯵のバッテラは圧倒的な存在感。

聞けば、普通のお鮨の2〜3倍の鮨飯を作うのだとか。厚みのある鯵とたっぷりの鮨飯だが、あっさりしていてこれがまたペロリといけてしまう。

さすがに腹一杯。それでももう一度あの感動を、と、のどぐろを再び注文。「今度はどうしますか?お醤油でもポン酢でもいいですし、先ほどのお塩でも」との職人さんのアドバイス。やはり再びお塩で。

脂の乗った魚はワサビをしっかりつけても脂の甘みがワサビの辛さを打ち消してくれるらしく、言われる通りにたっぷりのワサビと。本当に絶品で、この魚がある季節のうちにもう一度来店したいと思わせるほど。

熱い上がりでガリを齧ってご馳走さま。まだまだ食べたいメニューがたくさん。今回は行き着かなかったが、海鮮グラタンを次は必ず食べてみたい。焼き牡蠣、煮あなご、のどぐろ、そして海鮮グラタン。近いうちの再訪を誓って幸せな時間を締めくくった。

2019/07/28 更新

2回目

2018/11 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

手頃な高級感

夏以来、2度目の訪問。とにかくリーズナブルに本物が楽しめると言った印象があるお店。ワクワクしながら店内が見晴らせるガラス扉をくぐると、とても威勢のいい挨拶で迎えてくれる。

カウンターの一番奥に通されて、生ビールと熱いお茶で乾杯。とろろ芋を使った上品なお通しが食欲をそそる。

先ずは一品物をいくつか注文。前回美味しかった記憶のある小蛸のうま煮を今回もオーダー。柔らかく煮た蛸の食感に舌鼓を打つ。鯖のへしこは薄く切られた大根の上に乗せ一緒に食べることで、その塩辛さが中和され、抜群の酒のあてになる。カレイの一夜干しはみりんの甘さとカレイ本来の塩味がうまく調和していてこれもお酒が進む。

何か一つサラダでもと、生ハムとアボカドのサラダをオーダーしたのだが、思った以上のボリュームに驚かされる。味は申し分ないのだが、これだけでお腹が少し膨れてしまうのが、少し後悔。

一通りの一品物を楽しんだあと、いよいよお寿司へ。先ずはその名も「海馬」なる上にぎり10貫の盛り合わせをひとつ頼んで2人でシェア。中トロ、剣先イカ、海老、いくら、ウニ、スズキ、カンパチ、ヒラメ、穴子、とり貝の10貫。中でも岩塩でいただくイカや、スズキ、穴子が秀逸で、2人で何を食べるか相談するのも楽しい。

更に追加で単品を握ってもらう。数の子、しめ鯖、サーモン炙り、鰻、小肌などなど。イケメンで元気な板さんがオススメしてくれたのがやいと鰹。やいとを据えたかのような模様が特徴の鰹らしく、脂がしっかりのっていて美味。鰻と穴子を注文し、食べ比べるのもよし。

お寿司を堪能して、何かもう一品物を、と選んだのが、北海道は仙鳳趾(せんぽうし)産の、ぷりっぷりの牡蠣のバター焼き。かなり大きめの粒の牡蠣がバターにからまって、なかなかの食べごたえ。

大いに満たされて、熱いお茶で締めくくる。やはり今回もリーズナブルで、背伸びせず無理なく使えるお店として、これからも重宝しそう。

次、訪れた際には、一品物の注文は2、3品に抑えてでも、お寿司をしっかり堪能したいと思う。

2018/11/25 更新

1回目

2018/07 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

本格寿司をリーズナブルに。

以前から気になっていた海馬さんへ。広々としたカウンター席へ通され、本命の寿司に行く前に、いくつかの一品をオーダー。

万願寺のじゃこ炒め、蛸のうま煮、干し明太子をつまみながら、乾いた喉を冷たい生ビールと烏龍茶で潤して行く。

天ぷらの盛り合わせには、ちょうどいいサイズの海老が2尾。茗荷、白身魚、イカ、獅子唐、蓮根、那須など多彩。天つゆと塩、好みの方で頂く。

寿司ネタはザッと40種ほどか。ほかに細巻きの種類も豊富。一貫あたりのお値段はリーズナブル。中トロでも600円。それ以内の価格で、鰻やイクラ、金目鯛、数の子なども楽しめる。どれも新鮮。なかでも身の締まったカンパチの歯ごたえは秀逸。最後にカンパチのカマの煮付けを頼んで満腹。

本格寿司と粋で確かな一品をたらふく食べて、会計は納得のコスパ。少し気取ることも出来、かつ、無理なく使えるお店。また来ようと思わせてくれる。

2018/08/10 更新

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