復活KOKOKOさんが投稿したブラーチェ・エ・ヴィーノ・ジジーノ(東京/東銀座)の口コミ詳細

復活KOKOKOのグルメひとりぼっち

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復活KOKOKO (男性・東京都) 認証済

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ブラーチェ・エ・ヴィーノ・ジジーノ東銀座、銀座一丁目、銀座/バル、居酒屋、ステーキ

9

  • 夜の点数:4.5

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.1
9回目

2022/04 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.1
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

ジジーノ(東銀座)…久々に髭のシェフのいるジジーノへ

ひと月前にテルミニに来た際に髭のシェフがケガから復帰していることを知り、すぐに2階に上がって今日の予約を取っていたのである。1月はてっちゃんが代打で一人で厨房に立っていたから、髭のシェフの「ジジーノ」は昨年8月以来、ずいぶんご無沙汰してしまった。

店に着いたのは17時10分、予約の時間より20分くらい早いが入れてもらう。まずは生ビール580円で喉をうるおす。黒板メニューを見て今日のストーリーを考えながら・・・髭のシェフのカルボナーラを久しぶりに食べたいなあ、なんて思いつつ。

17時20分過ぎに妻が到着し、すぐに地下のせせらぎへ。選んだのはALIRA3,780円というルーマニアのカベルネ・ソーヴィニヨン。黒色果実を思わせる濃厚な果実味と心地いいスパイス感、ほどよい渋みを感じ、コストパフォーマンスの高い一本だ。お通しはクロダイの炭火焼。

さて、料理一品目は小エビとタロッコオレンジのサラダ980円が出る。タロッコオレンジはイタリアでポピュラーなブラッドオレンジなのだそうで、甘味が強くて酸味のドレッシングとよく合っていた。

続いてはいつも通り、野菜焼き盛り合わせ1,500円だ。一皿目の三種はアーリーレッド、肉巻き甘長唐辛子、長芋。二皿目はレンコン、ズッキーニ、ジャンボマッシュルームが盛られる。もちろんどれも美味いのだけれど、特筆はやはりジャンボマッシュルーム。妻が半分にカットするとエキスの水分がじゅわあっと滲み出してくる。肉厚で旨味たっぷり、贅沢な一品だ。

「鶏モモ肉食べたい」
「筍炭火焼なんかにしておいた方がパスタまでいけるんじゃない?」
「鶏モモ肉食べたい」
シェフからけっこうボリュームがあると言われ、パスタのためにも避けたかったが、妻の強い希望を受けて丹波地鶏モモ肉炭火焼980円を注文する。大ぶりな骨なしモモ肉2ピースがモロッコインゲンとともに盛られている。食べてみりゃ、そりゃあね、鶏モモ肉ほど炭火焼がハマる食材はない。皮に焼き目がついて肉全体がその香ばしさに包まれて、文句なしの美味さだ。

口直しの千切りキャベツが出たあと、メインは山形豚肩ロース(200g)1,780円だ。赤身はしっとりとし、噛むと心地よい弾力とともにしっかりと旨味を感じる。脂身も甘くて、炭火焼の強いスモーキーさが旨味の重層感を加えている。

もうお腹いっぱいでパスタは断念。次に来る楽しみが出来たからいい。尚、ジジーノには新しいスタッフが二人加わった。宣言中、まん防中はずっと髭のシェフが一人でやっていて大変そうだったけれど、下のテルミニも含めてスタッフが増えたのはとても喜ばしいことだ。会計は二人で10,200円。シェフの話を聞いていて思った。私の方が年寄だから、変なところで転んだら取り返しのつかないケガになりかねない。身体を過信しちゃいけないね。

2022/04/06 更新

8回目

2022/01 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.1
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

ジジーノ(東銀座)…さらばてっちゃん、次は札幌で

銀座テルミニのてっちゃんが最後の土曜日・・・のはずが髭のシェフがケガで出勤できず、てっちゃんはジジーノを任されることに。テルミニを予約していた常連客が皆ジジーノに予約を移しちゃったのだそう。もちろん我々も。だから17時半に行ったらすでにテーブル席はすべてうまっている。すぐにせせらぎに行ってワインを選ぶ。
大好きTRE ICONEね。アブルッツォ、プーリア、シチリアの三州で獲れた葡萄をブレンドしたフルボディ。これにするのならせせらぎに行かなくてもよかったかな。いつも通り、私だけ生ビール580円を一杯注文する。お通しは炙りカツオと薬味のアーリオオーリオ、てっちゃんっぽいネーミングだ。

テルミニだったら料理はすべてお任せにしようかと思っていたのだけれど、ジジーノになったからジジーノ式に注文しなくてはならない。

さて、料理一品目は四万十鶏とリンゴコンポートのサラダ980円。出てきた瞬間に思わず声が出たほどなかなかのボリュームだ。低温調理が施されしっとりさっぱりした鶏肉とリンゴとバルサミコがよく合う。

続いては炭火焼き野菜盛り合わせ2人前1,500円。一皿目の三品は長芋、肉巻きヤングコーン、レンコンね。レンコンが甘くて美味すぎる。二皿目はアーリーレッド、ズッキーニ、マコモダケ。
「マコモダケってきのこじゃなくて植物なの、知ってる?」
「もう何回もその話聞いた」

三品目はソーセージの炭火焼きトリュフマッシュポテト添え780円が出てくる。粗挽きのソーセージは香ばしくて噛むと肉汁が滴り、もちろん美味いんだけれど、それ以上に贅沢にトリュフが入って香り高いマッシュポテトがよかった。

口直しのキャベツが出たあと、メインの山形県産山形豚肩ロース200g炭火焼1,780円が出る。髭のシェフとカットの仕方など仕上がり具合が違うのが面白いね。外側はカリッと焼かれて香ばしく、中はしっとりとしていい甘みを感じる。マスタードソースが添えられたが、何もつけなくても十分にイケる。

さて、いよいよ佳境、パスタの注文だ。濃い赤ワインを飲んでいるので、オイルで肉で、あとはおまかせ、とお願いする。てっきりアーリオオーリオっぽいのが出てくるかと思っていたら、出てきたのは豚挽き肉とジャンボマッシュルームのラグーソーススパゲティ1,680円
これがもうバカウマ。
豚挽き肉、ジャンボマッシュルームなどが白ワインベースのソースで煮込まれ、パルミジャーノレッジャーノが加わっているよう。もうお腹いっぱい気味だったけれど、私も妻も無言で一気に食べてしまった。とてもいいしめくくりだった。

会計は二人で11,980円。てっちゃんは28日を最後に退職し、年内に札幌で新店オープンを目指すという。多くの常連客に愛されている姿をあらためて見て、とても微笑ましかった。きっといい店を作るだろうし、いずれ行ってみたいと心から思っている。尚、29日以降、髭のシェフのケガが治るまでジジーノは営業休止となるよう。

階段を降りると、若き後釜のゆうき君と出くわす。激励の言葉をかけたら、不安とプレッシャーの言葉を口にしていた。大丈夫。店長さんがしっかりしているし、変な客が来ない店だから。テルミニもジジーノも不滅だ。

2022/01/25 更新

7回目

2021/01 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気3.9
    • | CP3.9
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

ジジーノ(東銀座)…続・パスタの注文が楽しくなった

東銀座を目指して都営浅草線に乗ったら急行で止まらず日本橋まで行ってしまう。
浅草線に急行がある意味があるのだろうか、と憤りつつ駅員に事情を説明し、
追加料金なく改札を一旦出て反対側のホームに行って東銀座に戻る。
今日の晩飯は昨年9月以来の「ジジーノ」である。

予約の17時に数分遅れて入店し、すぐに地下の「せせらぎ」へ。
選んだワインは大好きTRE ICONE4,080円
アブルッツォ、プーリア、シチリアの三つの州で獲れた葡萄をブレンドし、
ばっちりと樽を利かせたCPの高いフルボディだ。

入店した際の先客は5人だったが、その後19時頃には満席になった。
数日前に店長の髭のシェフと電話で話した際は客入りの不調を聞いていたが、
それほど深刻そうにも見えなかった。

昨年までフロアを賄っていた女性店員が辞め、アルバイトの若い男性が加わった。
アルバイトなので配膳の際に料理名や素材名を告げられないのは仕方ない。

お通しは白身魚の炭火焼。
魚は髭のシェフから聞いたのだけれど失念してしまった。

料理一品目はシンプルサラダ780円が出る。
フリルレタス、サニーレタス、プチトマト、ブロッコリー、紅芯大根等が入る。
酸味のさっぱりとしたドレッシングがかかる、文字通りシンプルなサラダだ。

二品目はソーセージ炭火焼きトリュフマッシュポテト添え780円だ。
1本の太いソーセージをナイフで半分に割り、妻と分けて食べる。
粗挽きで密度がみっちりとつまったソーセージで、嚙むと肉汁がほとばしる。
トリュフマッシュポテトは自家製マスタードと和えるととても美味かった。

続いては野菜炭火焼盛り合わせ2人前1,500円だ。
いつも通り、おまかせ6品が3品ずつ二皿に分けて出される。
一皿目は大根、長芋、ズッキーニ。
二皿目はマコモダケ、肉巻き甘長唐辛子、レンコン。
鉄壁のラインナップだ。

口直しの千切りキャベツが出たあと、
メインは前回に続いてハンガリー産鴨胸肉(約200g)2,200円が出る。
肉の臭みはなくパサパサ感もない。
旨味が強く、ボリュームも見た目以上に食べ応えがある。
添えられたセルバチカの苦みがいい薬味になっている。

さて、パスタである。
パスタメニューはなくなり、
ソースや具、味つけなどのファクターを告げて注文するスタイルになった。
お好みおまかせパスタと言ったらいいだろうか。
注文はオイル×魚介×辛み1,580円
魚介は海老、イカ、ホタテ、まぐろ、これにしめじ、インゲン、パプリカ、イタリアンパセリなどが加わる。
正直言って好みのど真ん中の味だ。
まさにこんなパスタを食べたくて注文したのだ。
さすが髭のシェフ、と心の中で思ったが、妻は「ちょっと辛い」と言っていた。

会計は二人で11,520円。
いつもながらとても心地よい時間を過ごせた。
パスタの注文が楽しくなったので、次は髭のシェフを困らせる注文をしてみたい。
いい店だからその良さを思い切り味わいたい。
銀座テルミニとともに力強く生き延びていってほしい。

2021/01/18 更新

6回目

2020/09 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気4.1
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク4.3
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

ジジーノ(東銀座)…パスタの注文が楽しくなった

なんだか過ごしやすい気候の土曜日だ。
でも、なーんにもしない。
末期的なダメ人間になった気分だ。
ダメ気分のまま、夕方に着替えて家を出て地下鉄で東銀座駅へ。
向かうは2ヶ月半ぶりの「ジジーノ」である。

入店し、すぐに地下のワイン庫「せせらぎ」へ。
他の客が選んでいるのを邪魔しないよう、さっとTRE ICONEを取る。
アブルッツォ、プーリア、シチリアの三つの州で獲れた葡萄をブレンドし、
ばっちりと樽を利かせたCPの高い濃い赤、大好きな一本だ。
お通しはトビウオの炭火焼きとゴーヤのピクルスが出る。

我々が入店した17時半過ぎには先客は5人ほどだったが、
18時半頃には満席となり、予約のない客は入店を断られていた。
盛況に見えるが、髭の店長曰く、平日の客入りは芳しくないよう。
苦境はまだまだ続いているのだそうだ。

さて、料理一品目はシラスのアーリオオーリオサラダ980円

続いては野菜炭火焼盛り合わせ2人前1,500円だ。
いつも通り、おまかせ6品が3品ずつ二皿に分けて出される。
一皿目はジャンボマッシュルーム、肉巻き甘長唐辛子、レンコン。
二皿目は長イモ、しいたけ、マコモダケ。
もちろんどれも絶品。
炭火で焼かれた野菜がこの店の本当の主役と言っていい。
いつも通り、TRE ICONEとともに心地よい時間が流れていく。

口直しの千切りキャベツが出る。
ソースの味が、いつもよりニンニクが利いて、若干変わったように思う。

メインはハンガリー産鴨胸肉炭火焼(200g)2,200円を選ぶ。
炭火焼されたなす、甘長唐辛子がつき、
生のルッコラ、ラディッキオが添えられる。

食べる。
一見さほどのボリュームに見えないが、
実際は見た目以上に厚みがあって食べ応えがある。
胸肉ながらパサつきはなく、しっとりとして適度な弾力がある。
脂身の外側についた焼き目の部分が香ばしい。

さてパスタである。
パスタメニューはなくなり、客の好みで作ることになっている。
既に前回訪問時からそうで、前回はオイル系おまかせで注文した。
今回は「ラグーソースでおまかせで」と注文してみた。

出てきたのが仙台牛のラグーソーススパゲティ1,480円だ。
ミートソースっぽいものを想像していたが、見た目の華やかさに驚く。
フレッシュな色のトマトソースがパスタ全体にからみ、
ピーマンが緑の彩りを加え、パルミジャーノが上からたっぷりかかる。
文句なしに美味い。
やはり髭のシェフのパスタはもの凄く美味い。
次回は白ワインで、メインをアクアパッツァにしてパスタを魚介のラグーに、
なんて想いを廻らせてみる。

ジジーノ、テルミニが属するリヨングループから9月1日に
ガール・ド・ボーヌ」という新店がオープンした。
その一方で、かつて親しんだWATERLOOが店を閉じるのだそう。
世の中はどんどん動いている。
変わってもらいたくないものも変わっていかなければ生き残れない。
ならば力強く進化してほしいと思うのである。
尚、この日の会計は白泡を一本テイクアウトして二人で12,220円だった。

2020/09/15 更新

5回目

2020/06 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.1
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

ジジーノ(東銀座)…今こそじっくり楽しみたい炭火のマジック

土曜の午後、丸の内から銀座へと歩く。
だいぶ人出が戻ったと言われるものの、以前の平時と比べればまだまだ。
各ショップのセールも早くも呼び水としての賞味期限切れか。
夕方は、宣言解除後に金、土の夜営業を再開した「ジジーノ」に行く。

予約の17時半より少々早く入店すると、若い女性4人組の先客がいる。
いつものカウンター席にいったんつき、すぐに地下のせせらぎへ。
選んだのはTARIMAというスペインのモナストレル。
やや酸味を感じたが熟した果実の味わいがありまずまずの飲み応えだ。

お通しはマンガリッツァ豚の生ハムにトリュフクリームをのせたもの。
さすがハンガリーの国宝、ひと口かじれば口の中いっぱいに旨味が広がる。

さて、この日の料理一品目は仔牛とブロッコリーのサラダ980円だ。
レタス、ラディッキオ、ルッコラ、プチトマト、炒り玉子などが入り、
さっぱりした薄味のドレッシングで味付けられている。

続いては野菜炭火焼盛り合わせ2人前1,500円だ。
いつも通り、おまかせ6品が3品ずつ二皿に分けて出される。
最初の3品はジャンボマッシュルーム、レンコン、紫玉ねぎだ。
レンコンは旬じゃないせいか小さくて硬めだった。
次の3品はズッキーニ、長芋、肉巻き甘長唐辛子。
私はこの肉巻き甘長唐辛子が大好きなのだ。
これだけを単品で注文するときがあるほどだ。

ここで口直しの千切りキャベツが出て・・・

メインは沖縄和牛(イチボ)150g2,680円である。
ルッコラ、ラディッキオのサラダとナスの炭火焼きが添えられる。
つけ合わせのわさび、ガーリックチップと一緒に食べる。
口の中に入れた瞬間、思わず目を薄めてしまうほど美味い。
噛み切って飲み込んでしまうのがもったいないと思えるほど。
本来のイチボはお尻の肉で脂身が少ない赤身主体の部位だが、
このイチボは赤身に僅かに脂身のサシが食い込み、
強い旨味とともに心地よい弾力を感じるのである。

〆のパスタを注文しようとすると、パスタメニューは廃止したと言われる。
好みの調理法や具材を言ってくれれば、それに合わせて作るという。
それならば抽象的な注文をした方が楽しみが多くて面白いので、
「オイル系で」とだけ注文する。

出されたのが梅山豚のパンチェッタと彩り野菜のペペロンチーノ1,500円
出てきた瞬間に、その彩りの鮮やかさに声を上げてしまう。
具の野菜はアスパラガス、ズッキーニ、スナップエンドウ、インゲン。
更に全体にブラックペッパーとイタリアンパセリがかかる。
スパゲティの茹で加減が絶妙だし、塩味やニンニク味も控えめで、
大人のペペロンチーノという感じ。
髭のシェフのパスタ料理は本当に美味い。
これを選んでよかった。

この日の会計は二人で11,340円。
このほか、日曜の夕食用にテルミニのテイクアウトもした。
いつもながらいい時間を過ごせたし、心のタンクに給油をしてもらえた。
19時を過ぎれば店は満席、予約のない客は断られていた。
テルミニ、ジジーノの盛況は嬉しい。
人出の芳しくない銀座は寂しい。

2020/06/28 更新

4回目

2019/11 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク4.1
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

ジジーノ(東銀座)…やっぱり梅山豚の炭火焼きもいい

約2か月半ぶりのジジーノである。
予約の17時半より15分ほど遅れて店に着き(事前連絡済み)、
すぐに地価のワイン庫「せせらぎ」へ。
ルーティーンだ。
選んだワインはアブルッツォ州の、もちろんモンテプルチアーノ。
酸味があって飲みごたえはそこそこ、という感じ。

お通しは何かの魚のカマ炭火焼きだ。
確か〇〇かさご、って言っていたように思うが、失念した。
こういうものを出されると無言でむさぼるように食べてしまう。

この日の料理一品目はシンプルサラダ620円
サニーレタスの他にミニトマト、赤大根、ブロッコリー等が盛られる。

続いてはいつもの野菜焼き盛り合わせ二人前1,400円
おまかせ6種が二回に分けて出される。
最初の三種はアスパラガス、マコモダケ、長芋だ。
二皿目は肉巻き甘長唐辛子、レンコン、黒アワビ茸だ。
レンコン、黒アワビ茸は一つしか出されず、それを分けて食べる。
いろいろなものの値段が上がっている世の中だが、野菜類もそうなのだろう。

お口直しの千切りキャベツが出る。

メインは梅山豚ロース(200g)1,980円
粒マスタード、ラディッキオ、セルバチカが添えられる。
前回は牛サーロインの炭火焼きを食べて悶絶した。
でも今回は身の丈に合った豚肉を食べた。
旨味たっぷりの豚肉が炭火の力で更に旨味を増す。
セルバチカの苦みがいいアクセントになる。

〆のパスタはこの日のおすすめの岩手鴨ラグーソースペンネ1,750円
ラグーソースだから鴨肉のミートソース的な出来上がりを想像したが、
トマトソースパスタ的な仕上がりになっている。
具はトマトのほかに青梗菜、モロッコインゲンが入る。
正直言って、ちょっと鴨肉の臭みを感じた。
ただ単に、私は鴨肉が苦手なのかもしれない。

この日もいつもながらの楽しい一夜を過ごすことができた。
背伸びしてもしなくても楽しめる。
本当にありがたい店だ。
次は久々に野菜炭火焼きを二周してもいいかな、と思う。
会計は二人で10,630円だった。

2019/12/06 更新

3回目

2019/09 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

ジジーノ(東銀座)…牛サーロインの炭火焼なんて拝めるだけで幸せ

ゴールデンウィーク以来のジジーノである。

予約の17時半に店に行くと、全16席の店内に先客はない。
待ち合わせている妻の姿も店の外にも中にもない。
スマホを見れば「電車が止まっている」とのメッセージが入っている。

やむを得ず、グラススパークリングを注文し、
店の二人の店員さんたちと世間話をしながら待つ。
15分ほど遅れて妻が到着し、すぐに地下のワイン庫「せせらぎ」へ。
選んだのはメドックのカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー。
有名なシャトーのセカンドラベルのよう。
だからか、値段の割に果実味も凝縮感も香りもなかなかだった。

お通しは鯨のタタキが出て来る。
クセのある肉が苦手な妻は恐る恐る食べているが、
口に運んだあと、ホッとした顔で「全然大丈夫」と言っている。

さて、料理一品目は生ハムとメロン650円である。
夏バテには果物の天然の甘さがいい、などとよく言われる。
さっぱりしたタイプの生ハムが使われていて、とても食べやすい。

二品目はいつもの野菜焼き盛り合わせ二人前1,360円
おまかせ6種が二回に分けて出される。
最初の3種は長芋、きゅうり、肉巻甘長唐辛子である。
甘長唐辛子は時季的にサイズが小さいようだ。
続いてはゼブラナス、オクラ、レンコンが出て来る。
レンコンはこの店の野菜焼きのエースと言ってもいい。
ゼブラナスは外皮が縞模様の珍しいナスだ。

メインは待ってましたの黒毛和牛サーロイン(200g)4,580円だ。
メニュー表示は長野県産リンゴ牛だったが、今日の仕入れはこちら。
確か鹿児島県産の黒毛和牛と言っていたと思う。
店員さんからは「めずらしいですね」と言われたが、
そう、私はこの店でこんな高い品を注文したのは初めてだ。
注文する際、妻は「そんな高いの頼まなくていいよぉ」なんて言ってたが、
その言葉とは裏腹に、目をキラキラと光らせ期待満面の表情だったので、
たまにはいいかな、と思い切って注文した。
セルバチカ、ラディッキオ、炭火焼のクロアワビ茸が添えられる。

食べてみると、身体中がとろけていくのではないかと思うほど美味い。
ニンニク醤油、わさび、トリュフ塩が出されているが、
軽く塩胡椒が振られているので、そのまま食べても十分にイケる。
脂が多くてもちっともクドくないし、いつまででも食べていたいくらいだ。

〆は久々にトリュフのカルボナーラ1,550円を注文する。
髭のシェフのパスタはテルミニ在籍時代から親しんできたが、
とりわけカルボナーラは絶品なのだ。
生クリームがたっぷり使われながらちっとも甘くならない。
ソースもゆるすぎず固まりすぎず、麺へのからみ具合がちょうどいい。
細かく刻まれたトリュフとパンチェッタのみが具として認められる。

会計は二人で13,500円。
いつもよりだいぶ高いけれど、それでいい。
堪能した。
とても幸せな気持ちになった。

2019/09/12 更新

2回目

2019/04 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.1
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

ジジーノ(東銀座)…平成最後の肉の日に迫力のTボーン炭火焼を

10連休三日目、昭和の日の晩は昨年12月以来のジジーノである。

予約の17時半に店の前に着くと1階のテルミニの店長さんと会い、
鍵を渡されて先に地下のワイン庫「せせらぎ」へ行き、
ワインを選んで鍵をテルミニに返してから2階の店へ。
ジジーノの店員さん側から見たら、
我々はいきなりワインを持って現れたことになる。

選んだワインはムスケンというイタリア中部マルケ州の赤で、
葡萄はサンジョベーゼ60、メルロー30、カベルネ・フラン10。
酸味があって最初は若く感じるが、飲み進む内に丸まってくる感じだ。

いつも通り、カウンター席に座って黒板メニューを見る。
本日は平成最後の肉(29)の日とのことで、
いつもは見かけないような肉もののメニューがある。
お通しはアオリイカの炭火焼、バジルのみじん切りが散らされる。

さて、料理一品目はシンプルサラダ580円が出る。
フリルレタス、サニーレタス、ラディッキオ、トマト、玉ねぎ、
ブロッコリーなどが盛られる。

二品目は白レバーペースト500円だ。
軽く焼かれたスライスバゲットとダークチェリーが添えられる。
オデリスの白レバーと同じくらい美味い」とは妻の弁だ。

続いては野菜焼き盛り合わせ二人前1,360円、6品が二回に分けて出る。
最初の3品はスナップエンドウ、長芋、ジャンボマッシュルームだ。
ジャンボマッシュルームはナイフを入れると水分がたっぷりと滴る。
後の3品はレンコン、きゅうり、肉巻きタケノコ。
きゅうりに火を入れるのは珍しいが、意外と炭火焼は違和感がなかった。
レンコンは単品だと680円、きっと市場の価格が高いのだろう。
大好物の肉巻き甘長唐辛子がメニューになかったのが気になった。

さて、メインはUSアンガスTボーン炭火焼500g2,500円である。
一般的なTボーン肉と同様に、骨を境にヒレとサーロインがつく。
骨は概ね100g程度と思われ、つまり肉は400gくらいあると思う。

妻が全体を小さく切り分け、食べる。
いかにもアンガス牛らしく、サーロインの赤身には噛み応えがあり、
肉の旨味がギュッと詰まっていて、牛肉を噛みしめている喜びを感じる。
“骨際の肉が一番美味い”なんて慣用句のように巷間で言われるが、
確かに、脂身に満ちて赤身部分とは違った食感で、とても美味い。
ワイルドな肉も炭火焼の香ばしさに包まれてひと際美味くなるのだ。

髭のシェフがサービスで長期間酢に漬け込んだニンニクを出してくれる。
そのまま食べても美味かったが、肉に添えてもとても美味かった。

髭のシェフのパスタに未練はあったが、さすがにここでお腹いっぱい。
会計は二人で9,420円だった。
いつしか店外にはテルミニと色違いの照明看板ができていた。
「次はメインを軽めにして髭のシェフのカルボナーラを食べようね。」
なんて妻と話しながら店を後にし、都営浅草線の東銀座駅に向かった。

  • USアンガスTボーン炭火焼500g2,500円

  • シンプルサラダ580円

  • 白レバーペースト500円

  • 野菜焼盛り合わせ、スナップエンドウ、ジャンボマッシュルーム、長芋

  • きゅうり、肉巻タケノコ、レンコン

  • お通しのアオリイカ

  • サーロインの赤身部分

  • Tボーンの骨際の肉

  • ニンニクの酢漬け

  • ムスケンというマルケ州の赤

  • 肉(29)の日

  • オレンジの照明看板がついた

2020/02/25 更新

1回目

2018/03 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気4.1
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

炭火で焼かれて私は蝶になる

ここのところ一気に過ごしやすい気候になり、
例年よりだいぶ早い桜の開花宣言からも約一週間がたった。
こういう時分が一番服装に迷う。
洒落者は先取りがセオリーだから思い切って軽い格好をするのがいい。
夜は昨年暮れ以来の「ジジーノ」だ。

予約の17時半に店に行くと、この日は出足が遅いようで一番乗りだ。
馴染みの店員さんたちに迎えられ、いつものカウンター席に導かれる。

席につく間もなく鍵とランタンを持って地下のワイン庫「せせらぎ」へ。
選んだのはボルドーより東のベルジュラック地区の赤だ。
メルロー、カベルネフラン、カベルネソーヴィニヨンで渋めの表示だが、
なかなか凝縮感のある果実味でとても美味かった。

お通しはヒゲソリダイのカマ炭火焼と小松菜のアーリオオーリオだ。
ヒゲソリダイは身が軟らかくしっとりとして食べやすい。
イタリアンなのに箸でむさぼるように食べる。

この日の料理一品目は桜海老と金柑のサラダ980円が出る。
レタス、ブロッコリー、芽キャベツなどの緑の上に、
桜海老、金柑、紅芯大根、ラディッシュの赤、橙が散りばめられ、
春らしい色鮮やかな品だ。
金柑は煮るより生で丸ごとが美味い、との髭のシェフの弁に大きくうなづく。

続いてはお決まりの野菜焼き二人前盛り合わせ1,280円だ。
六品が二回に分けて出てくる。
最初の三品は長芋、マコモダケ、椎茸だ。
続いてはレンコン、スナップエンドウに、メニューにない聖護院かぶら。
メニューにない品が出てくると得した気持ちになる。
どの野菜も炭火という魔法の調味料を得て盤石の美味さだ。

そして大好き肉巻き甘長唐辛子600円は単品で注文する。
野菜高騰の折、大変だよなあ、なんて思いながら食べる。

いつも通り、口直しの千切りキャベツが出た後に、
メインの梅山豚ローズ200g炭火焼1,850円が出てくる。

美味い。
やっぱり脂身が甘みがあって炭火の香ばしさも加わって、とても美味い。
付合せのセルバチカの苦味もよく合う。
梅山豚バラ肉の炭火焼きも久々に食べてみたいと思った。

ここでお腹いっぱい。
最近は髭のシェフの絶品カルボナーラまでなかなか到達できない。
会計は二人で9,370円だった。
次回は絶対にパスタまでいこう、なんて妻と話しながら、
店を後にし、地下鉄東銀座駅に向かった。
因みに表題は内容とはあまり関係がない。

  • 梅山豚ロース、脂身が甘い

  • 桜海老と金柑のサラダ980円

  • 野菜焼き盛り合わせ二人前、最初の三品、椎茸、マコモダケ、長芋

  • 続いてレンコン、スナップエンドウに聖護院かぶら

  • 肉巻き甘長唐辛子600円

  • お通しのヒゲソリダイと小松菜

  • 口直しのキャベツ

  • 梅山豚ロース200g炭火焼1,850円

  • 地下のワイン庫「せせらぎ」

  • この日のメニュー1

  • この日のメニュー2

  • 店内は全16席

  • 都営浅草線東銀座駅が最寄

2018/04/05 更新

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