『カレーのスパイスとは【初歩】』波乗りトニ〜さんの日記

『波乗りトニー』の B級グルメ探訪  #食べログ波乗りトニー

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日記詳細

カレー用のスパイスは香・色・辛の3種類に分類される。
それらをバランス良く配合する事で本格的なカレーが作れる。

★主なカレースパイスとその特徴★
(香り系)
【クミン】
カレーには欠かせないスパイスの1つ。カレーの独特な風味はクミンによるもので、単体でもカレーの香りを感じられます。特有の香りとほろ苦さが特徴。
【カルダモン】
香り高く「香りの王様」とも呼ばれるスパイスでカレーのほかチャイなどにも使われます。独特の甘い香りがあり、ほろ苦さと辛みを持ちます。
【コリアンダー】
柑橘系の甘い香りとレモンピールにも似た苦味を持つスパイスです。種子の形のままか粉末で市販されています。カレーに使われるスパイスの中でも大事なものの1つで、インド料理の代表的な存在。
【シナモン】
スイーツの風味づけによく使われますが、実はカレーのスパイスでもあります。甘い刺激的な香りと清涼感のある辛みや甘みが持ち味。
【クローブ】
とても香りが強いスパイス。日本では丁子といいます。甘みにも辛みにも調和し、煮込み料理にぴったり。入れすぎには注意が必要ですが、適度に利かせると奥深い味わいのカレーに!
【ナツメグ】
甘い独特の香りを持ち、ハンバーグに使うスパイスとして有名。クッキーなどの焼き菓子やエッグノッグなどの飲み物に使うことも。
【ローレル】
ローリエやベイリーフ、月桂樹とも呼ばれるスパイスです。葉の形のままか粉末で市販されています。香りが強く、肉や魚のくさみ消しによく使われ、煮込み料理に合います。カレーに爽やかさをプラス!
【オールスパイス】
シナモン、クローブ、ナツメグの3つを合わせた香りに似ていることから名付けられました。辛みはなく、味に奥行きを出してくれます。多くの素材と相性◎。
【ガーリック】
独特の香りと旨味をあわせ持つ、言わずと知れたスパイスですね。多めに入れると、カレーのおいしさがアップ!

(色系)
【ターメリック】
うこんとも呼ばれ、カレー特有の黄色を出すスパイスです。ほろ苦くて、独特の香りがします。

(辛味系)
【カイエンペッパー(チリ)】
辛みの代表的なスパイスである、唐辛子のこと。ほんの少しでも辛みが付きやすいため、入れる量には注意が必要です。
【ジンジャー】
生姜のことで、ピリッとしたほど良い辛さと爽やかな香りが特徴的なスパイスですよね。カレーの後味をすっきりさせてくれます。
【ブラックペッパー】
黒こしょうのことで、ピリッとした辛さで刺激的なスパイスです。カレーにシャープな辛みを与えてくれます。

★カレー作りの基本5種類★
【香りを付けるスパイス】
・クミン ・コリアンダー ・カルダモン 
【色を付けるスパイス】
・ターメリック
【辛みを付けるスパイス】
・カイエンペッパー

配分目安
クミンが50~60%、コリアンダーやカルダモンが20~40%、ターメリックが10~20%くらい。カイエンペッパーで辛みを調整。

手順
(1)スパイスを分量通りに用意する
(2)フライパンでスパイスを焦がさないように炒め合わせる
(3)スパイスの香りが立ってきたら火を止めて完成!
留意
・ホールスパイスは、調理の最初に入れ、弱火でじっくりと加熱する。
・粉末タイプのスパイスは、具材を煮込んだあとに入れる。
・フレッシュタイプのスパイスは、調理の最後に入れる。
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