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【イタリアン:やはり監修だけでは難しい】
2020/01訪問
1回
人間って本当に興味深い! ハムを芸術的に美しく薄く美味しくカットするためだけに、こんなに大げさなマシンを作ってしまうのだから。でも、色といいデザインといい、カッコいい!機能美と遊びっ気の融合。まさにイタリアンでしょっ! ・こんなマシンをイタリアパルマにオーダーし、 ・運ばれてくるまで9ヶ月も心待ちにされ、 ・岐阜の多田さんのペルシューを仕入れて、 ・食べてもらう直前にくるくるとハンドルを回してカットする、 のは、やはり、オーナーシェフの浅井努=Tomさんの好奇心=Curiosaが為せる技なんでしょうね。 お店の名前通りの「好奇心」という書がカウンター横の壁に飾ってあります。 背の高いカウンターは4人、4人テーブルが2つのこじんまりとしたお店。カウンターからはTomさんと女性シェフさんのお料理の様子が楽しめます。 とても美味しくて居心地がよく何度も食したいイタリアンが見つかりました。 15,000円(税込)のコースのみ。1.5~2ヶ月でメニューは変わるそう。素材の移り変わりに合わせて、のようです。 ☆甘鯛のフリット サラダ仕立て いきなり美味しい!甘鯛がとても柔らかくて、フリットにした温かみと甘味がじんわりと感じられます。少し酸味を感じられるパプリカとトマトのソースも温かみと甘味を引き立てる。で、上に盛られたサラダのドレッシングがとても上品で爽やか。 茄子の形のお皿も可愛い。 ☆パン 長芋を練り込んだもの。バケットとか3種提供されましたが、すぐそばの「シュクレクレール」さんのパンのようです。 ☆プチパンケーキ 安納芋のパンケーキ。上に溶かしたマスカルポーネ、更にキャビアが盛り盛り。 安納芋の甘味、マスカルポーネの甘酸っぱさ、キャビアの塩味の絶妙な味のトリオ。 パンケーキの柔らかさとマスカルポーネのなめらかさとキャビアのプチプチの食感のトリオ。 これ、好きです。 ☆冷製パスタ カッペリーニ。 細かく刻んでコンソメで煮込んだ茄子のソースに雲丹を合わせてあります。 先ずは、スダチの香り。 茄子の甘味を含んだコンソメの清んだ旨味。 雲丹を溶かし込んでいくと、細いカッペリーニに絡む絡む。 ☆ペルシュー 溶ける~~。ハムが溶ける~~。 溶けて美味しい~~。 きっと塩漬けの入れ方と出し方が凄いんだろうなと思わせる「旨甘しょっぱい」塩加減。 幸せですね。こんなペルシューがいただけるのは。 周りのお楽しみの品々と一緒にいただくのも、カップリングの妙! ・黒いちじく。皮ごといただきました。 ・ブラータチーズ。南イタリアのフレッシュ~~。 ・野生種のルッコラ。 ・サラミ。 ・桃のピクルス。 ・揚げパン。ペルシューが蕩ける~~。 ・ジャガイモのニョッキ。 ・ゆで卵。 ☆オマールのリゾット 炭火焼きのオマール。じゅわっとお汁が出てくる。お汁を逃したくない!お行儀悪くても、殻を手で持って、ちゅうちゅう。 ぷりぷりの身にトマトソースやパセリとレモンのソース、どちらも合う合う。 オマールのお出汁が滲みたリゾット。ふへっ。 美味しくて、全身の力、抜けた。 ☆鴨 京都の鴨と普通の椎茸の3倍も旨味成分があると言われている天恵姑(てんけいこ。「こ」の字は草冠が必要ですが変換できません。ごめんなさい。)を炭火焼き。 トリュフの香り。鴨と椎茸のどストレートな旨味。堪りませんね♪ ☆パスタ 〆のパスタは手打ちのもちもちの幅広細麺。秋刀魚の苦味も活かしながらオリーブオイルたっぷり。下仁田ネギとカラスミの香りと味もあるからなのか、日本の出汁の味わいが感じられます。量はリクエストができます。少し多目でお願いしましたが、もちもち麺で食べ応えはあるものの、しっかり最後まで味わい深い。 ☆ドルチェ ・葡萄のシャーベット ・ピスタチオのパンナコッタ(定番だそう)。焼きプリンみたい。 ☆エスプレッソ エスプレッソマシンで本格的に。 北新地の雑居ビルの2階。ANAホテルと新ダイビルの間の筋を大阪駅側に入っていったところ。通りすぎても、ビリケンさんを見つけたら振り返って2階辺りを見ると赤色の店名灯が見つかります。 ミシュラン一つ星のお祝い花束で隠れてしまったお店の玄関の写真が撮れず。次回ですね。
2018/11訪問
1回
食べログで、「大阪 イタリアン」 とサーチすると、1番に出てきます。とても期待して伺いました。 お店のある建物は中の島ダイビル。大正ロマネスクとでも言うかとても素敵なビル。店内の雰囲気はとても明るくて、真ん中の動線を挟んで壁にソファー席の綺麗なテーブル席。腰クッションまで置いてあるので、妊婦さんが二人いたのですが、長時間座っていても疲れないようです。私は外してもらいましたが。 最後にいただけるお料理の写真に料理名を手書きしてある説明書。カップリングワインの説明書。素材だけでなく料理名も記載してあるメニュー。 食べロガーにとってはとてもありがたいサービス。食べロガーでなくても、後で簡単に思い出せます。 サービスの方々、ソムリエさんも含めて5人もいたので、少しびっくりしましたが、皆さん素敵な笑顔ととても感じのいい対応。 お料理に合わせて香りや色彩を楽しめるように選択された食器。ナフキンが置かれていたのは写真をプリントした木製のプレート。40種類も作られたそうで、各テーブルで違う写真がプリントされているみたいです。 有田焼、パンを置くプレートは九谷焼、トルコ製のガラス食器等々、お料理以外の指標はとても素晴らしいと感じました。 お料理も見た目はモダンだけど、しっかりとしたイタリアンだなぁと感じられて、その点はいいなあと思えます。最後にシェフとお話した時も「イタリアの各地方の郷土料理を現代風に再構築しています」とのことでしたし、サービスの方々からの「イタリアでは、この素材にはこのソース、この付け合わせがよく使われます」というお料理の説明にも思いは伝わってきました。 が、説明してくださる意図がしっかりと具現化されていないお皿がちらほらとあり、食べ終わってからの満足感が小さいというか残らないというか。。。 かなり強調しながら説明してくださる複雑味が見た目にも「そうなんだろうなあ~」と思うのですが、「美味しい~!」と思わずこぼれ出るほどまでに昇華されておらず、むしろ、シンプルな「仔牛とマッシュルームのロースト」や「サルサポモドーロ」が美味しいし印象に残ってしまいます。 今月は神戸に近々オープンするというジェラート屋さんとの共演で、次の4種類のジェラートがお料理に添えられていたのですが、この相性は成功していたと感じました。鴨以外は。。 ・リンゴと生姜とアニス=鯖のお皿 ・栗=鴨のお皿 ・ゴルゴンゾーラ=リゾットのお皿 ・バルサミコ=カボチャニョッキのドルチェのお皿 ☆"ワッフェリーノ"フォアグラとレモン+雉とビーツのブロード 常温のフォアグラのワッフルと温かい雉とビーツのスープ。口の中で混ぜ合わせて、不思議な味。 ☆鯖のマリネとリンゴのジェラート ☆赤玉ねぎのクレマ 赤玉ねぎを煮込んでいくとこんな色になるそうです。これは、アーモンド、パンチェッタ、ベシャメルが入った竹炭のメレンゲボールに玉ねぎの甘味が絡んで食感も味もBuono! ☆ファゴッティーニ 茄子とカジキのリピエノ 中にカジキが入った餃子のようなパスタに茄子とサフランのピューレとマジョラムでほろ苦く。 トルコ製のガラス食器が鮮やかで涼しげでした。 ☆鴨のテリーナと栗と塩のジェラート 鴨のテリーヌが全く旨味が感じられず残念です。テリーヌにしなければまだ良かったかもしれません。 ☆甲烏賊とチーマディラーパ とにかく烏賊の香りが凄くて、イタリア野菜の菜の花とロメインレタスも烏賊と魚のスープでくたくたに煮込まれていて、漁港で食べるイタリアン♪って感じ。上にのっていたインゲン豆のチュイルは見た目楽しい。 ☆赤ワインのリゾットとゴルゴンゾーラのジェラート グアンチャーレと洋ナシとゴルゴンゾーラと赤ワインは相性いいなあ。 ☆キウイのグラニータ ☆仔牛とキノコのアッロスト とても柔らかい仔牛のロースにシンプルなマルサラソース。マッシュルームにポルチーニがクランブルしてある。ポロネギも美味しい。 ☆スパゲッティ サルサポモドーロ ポモドーロ以外に、シェーブルチーズ、トリュフ入りのブリアサヴァランの2種類のチーズからも選択できたのですが、フランスのチーズを食べなくても、ここはやはり、サルサポモドーロでしょ。とてもシンプルなトマトソースがもちもちスパゲッティと絡めて美味し! ☆カボチャのニョッキとバルサミコのジェラート ドルチェでニョッキ!それもかなり柔らか過ぎ。 バルサミコジェラートはいいね。 ☆サラーメディチョコラート サラミソーセージみたいなチョコレート。チョコレートの中のクッキーをサラミソーセージの脂身に見立てた細長いチョコレート菓子。 ☆カモミールティ 最後にシェフが、それを"シェフが"お客に聞いたらダメですよ、と思ってしまったことを言われたこともあり、期待値が大きかっただけに。。。
2018/10訪問
1回
イタリアンの楽しさと美味しさを教えてくれる 超、好きです‼ いや~、美味しかった。楽しかった。 全体写真を撮り忘れてしまった(ToT)ので伝わりにくいのですが、お料理の写真の1枚目から5枚目までのアミューズ。 実は、いっぺんにテーブルに5皿が、とんとんとんとんとん、と置かれていくのです! 壮観。賑やか。楽しい。わくわく。 もう~、ハートわし掴みです。 のっけからのこのアミューズの演出で、一気に「コンヴィーヴィオの世界へようこそ!」とがっつりと惹きこまれてしまいます。 お料理もがっつりとしたイタリアンだけど、全く重くない。最後のラザニアもお代わりしてしまうほど、食べやすい。(ラザニアもココットに入った状態の写真を撮り忘れた。うううっ。) たまらんっす。 最初に(おそらく)スーシェフ、最後に辻シェフが 各テーブルを回られてご挨拶。 サービスの方もお料理の説明はもちろんのこと、知らない素材を聞いて、ハテナマーク顔をしていると、タブレットでネットから探した写真を見せてさらに詳しく説明してくださる気配り。 テーブルも5つくらいでこじんまりとしつつお洒落な寛げる店内空間。とても居心地がいい。 東京にいたら、毎月でも通いたいくらいです。 ・アミューズ ☆ガスパチョ; トマトの冷製スープ。爽やか。アボガトの緑にバジルの香り。トスカーナのオリーブオイルで仕上げられています。 ☆ラディッシュ;赤パプリカのソースで土に見立てたパン粉で畑の中のイメージ。 ☆ヤングコーンのフリット;パルマの生ハムを巻いてあり、ハムの塩気がフリットといい感じ~。 ☆鱈と鰹;バカラマンテカート(?)=鱈の練り物?カナッペ風。アクセントの黒胡椒がいいね。 鰹はさっと炙って、 豚の背脂をのせていただきます。 ☆植木鉢;チーズのオーブン焼き。中のアーモンドとの食感と香ばしさが楽しい。米のアラレをまぶしてさっと揚げたキタアカリ。たたいたトマトをオリーブに詰めて。 最初に3皿出てきた段階で、思わず「凄いな」と口から溢れたら、すかさず、「もう一回あります」と計5皿がテーブルに一気に並ぶ。完全、気分あげあげです。 ・ホワイトアスパラガスのグリル 軽くマリネしてあり、下にバッサーノソース(イタリアのなんとか?村の卵黄のソース) 。上に長崎のかますの炙りと北国赤海老(甘エビの食感と味わい)がのせられて、コールラビとフルーツトマトとケッパーのドレッシング。キャベツのような甘みにケッパーの酸味も効いた爽やかなドレッシングと少しねっとり感のあるなんとか村のソースで面白いなあ。かますと赤海老の組み合わせも面白い。オランダのホワイトアスパラガスは野菜のえぐみもありで好きです。 ・コンビバーガー カチョカヴァッロのチーズバーガー。牛のラグーとトマト。バンズが少し粗めに焼いてあるので牛のラグーのバンズの中への染み込み具合が半端ない。 定番らしく、先月は鯵の南蛮漬けだったとか。 うん、それ も食べたいぞ。 ・フォカチャ レーズンくるみパンも自家製 飽きない様に味を変えて。 ・カチョ エ ペペ スペシャリテ。 これ、美味しい! 私的にこれまでのパスタ経験で一番かも。極めてシンプルだけどこれだけをパクパク食べたいくらい。 叩いて潰してより風味を出した胡椒で、きゅっ、と締まりがある。 少し幅広なタリアテッレ、フィットチーネかな、がペコリーノトスカーナという羊のチーズとよく絡んで旨し。 ・甘鯛のうろこ焼き じゃがいものソースにサフランとトムヤンクンやフォーなどに使われるこぶミカンの葉で色彩と風味を増して。なるほど。でも、甘鯛のうろこ焼きはどこにも出てくるなあ。。 スプーンが面白い。スプーンにまつわるお話も笑いました。 ・豚のカツレツ チンタ・セネーゼ豚というトスカーナの原種に近い高級豚。日本で生産されているのは唯一人だそう。 この豚が堪らなく旨い。豚肉大好きなのだけど、この豚も私的豚史上、ベストかも。脂身の上質な甘さと赤身肉の旨味は至極です。カツレツではないこの豚のお料理も食べてみたい。 ・ラザニア ホウレン草を練り込んだベシャメルソースに牛のラグー。焼き上がりのココット状態で「これで2人前ですけど、先ずは1人前でお持ちします」といただいたが、山椒が効いていてとても食べやすく美味しくて、2人前もペロリといただいてしまいました。 このラザニアも私的史上一番です! ・ドルチェ パッションフルーツのジェラート。 ココナッツのスープ。クランブルを添えて、ココナッツパウダー。 ・小菓子 パスタに練り込まれたこだわり卵を使って、楽しいプレゼンテーションです。 お店のつくりも面白くて、北参道駅から歩いてくると最初に外からキッチンが見える窓。そこをぐるりと回って、入り口は2階。最後の写真は入り口ではありません。
2018/06訪問
1回
大好きなお店になりました。 お洒落メガネで背が高い木下シェフは、ばりばり関西弁。カウンターで他のお客様との会話が聞こえてきましたが、イタリアンのみで和食の修行は全くされていないそう。でも、日本の風土で日本の食材を使ったイタリアンは、イタリアで作っていたイタリアンと同じものには決してならないので、日本のイタリアンを日々追求していらっしゃるとのこと。 「どんぴしゃ、なんですけど。私の好みに!」 シェフやスーシェフの方に感想を聞かれて、何度もそう答えていました。 オリーブオイル、にんにくなどはまったく(?)感じられません。昆布出汁の味が素材から幾度となく立ち上がります。全てのお料理がメインとなる素材そのものの味、和風メインの下味、ソースや付け合わせとの重なる味を楽しめる。 しっかりとガストロノミックに計算された組合わせと重なりだと思いました。 どのお皿でも、お店が薦める食べ方を説明していただけます。 美味しい、そして、好きです。 ・白海老 奥田農園トマト ブイヤベース のっけから目に楽しいひとさら。トマトの輪切りの配列が可愛らしい。富山の白海老は表面はしっかりと、中はお刺身状態。ブイヤベースソースをかけながらいただくとお腹が次を求めてしまう。奥田農園のトマト、有名ですね。 ・剣先烏賊 自家製唐墨 うすいえんどう 試行錯誤を重ねられて辿り着いた温度でボイルされた烏賊は生よりも粘り気と甘みが増しています。そのままでもよし、空豆やぱらりとふられた唐墨と混ぜ混ぜしながらでもよし。 ・GV鮑 わさび菜 坊主ごろし 鮑はこちらでは定番の素材だそう。ガストロバックで明石の海苔の風味を鮑に閉じ込めてあり、とても柔らかく旨味がじゅわりとくる。栄養価が高いのでお坊様が要らないとか、美味し過ぎて食べたお坊様が亡くなっちゃったとか諸説ある鳥取の岩もずくのソースとわさび菜で味の重なりも。 ・淡路岩屋産桜鯛 加賀蓮根 梅 桜 お皿に散らしてあるのは桜の花びらの粉末。もう過ぎてしまったけれど、心ウキウキと華やかなひとさら。 マリネされた桜鯛にタイラギ貝ものせてあります。そこになんと!マグロ節のジュレ。 ・長崎産マナガツオ 新玉葱 木の芽 愛菜鰹の一番だしの下味が淡白な白身に沁みて美味しい。 ・千葉産大蛤 アスパラガス バジル イカ墨 最初にさっとメニューに目を通した時は、「あれれ、イタリアンなのにパスタないのかな?」と思ったら、下の英語はPastaとだけしっかり書いてありました。 これもなんと!イカ墨と「昆布」を練り込んだタリオリーニ。何もなくてもパスタの麺だけでも美味しい。蛤は酒蒸しされています。 ・鳥取産鹿 うるい イベリコ豚のムースソース 1時間かけて炭火でじっくりと焼かれた鹿肉。真っ赤な肉の色に、おおっと思いますが、しっかりと火は入っていながら、とても柔らかくて、肉用に作ってもらったという高知県の塩のみで味付けされたお肉はパンチ力抜群。 豚ソース、うるい、サマートリュフとの組合わせも楽しめます。 ・富山産蛍烏賊 泉州タケノコ 木の芽 これもメニューだけでは何だろうと思っていたら、リゾット。リゾットとピラフの中間みたいな出来上がり。そのままでも優しいお味で食べきれそうですが、魚介/アオサ海苔/サフランの出汁をお好みでかけると、ふふふ、楽しい。 ・新生姜 パッションフルーツ ジャスミン スターアニス 最後までイタリアンの概念を越える。パッションフルーツ味のタピオカ。 生姜のムースと八角(スターアニス)で爽やかさん。混ぜ混ぜしないで。 ・カモミールティー パンはお近くのサマーシュ。ポレンタとオリーブのパン。 これで10,000円のディナーコース。13,000円、16,000円のコースもあり。 1ヶ月程度でメニューが変わるそうなので、通いたい。
2018/05訪問
1回
お休みを取ったので、ランチで訪問。 銀座8丁目交番の道向かいのB1F。 オープンキッチンをL字に囲むカウンター。椅子が面白くて、カップルでいくと、二人だけのソファーシートみたいにもなりそうなつくり。カウンターからは、シェフのお仕事を、ガン見(?)、でした。 お昼のフルコース(3,800円。パスタに追加で黒鮑を入れてもらったので、ジャワ茶と合わせてしめて7,000円でした)をいただきました。 全てのお皿、好きです。オイルの効かせ具合も爽やかで、全ていただいても、全く重くありません。 夜も行きたいお店です。 ・鮮魚のカルパッチョ めじなでソースを中に包み込んだカルパッチョボール。これはソースがしっかり絡むので素晴らしい。 ・前菜の盛り合わせ ゴボウのスープ=身体を温めてくれる優しさ。 ジャガイモのミルフィーユ トリュフの欠片=微かにトリュフの香り。ミルフィーユジャガイモがしゃきしゃきと。 つぼみ菜の竹炭焼き=豚肉の甘みでつぼみ菜の苦味はしっかり包み込まれています。つぼみ菜、初めて知りました。たらのめ?菜の花?みたいな見た目です。 ・本日の鮮魚 蛤のスープ仕立て 真鯛に蟹が乗っかってます。蝦も添えられて。蛤スープいいですね。蛤がイタリアンになるとこうなるんですね。和食とは違う蛤の旨さ。美味しい。 ・お肉料理 青森県産五穀鶏のロースト=火入れ加減がとてもよくて、鶏の柔らかさ、旨さがたまりません。トマトソースとの絡みも抜群。 ・パスタ あなごの稚魚のオイルソース。 2種のパスタとリゾットから選択できますが、春らしいかなと思い選択。 あなごの稚魚とホウレン草にオイルソースの絡みも味わい深いですが、黒鮑とオリーブオイルもとても合います❗ ・ドルチェ ブラッドオレンジ 蕎麦の実ティラミス 伊予柑のケーキ ・コーヒーと小菓子 遅めの時間だったので、コーヒーの頃には、シェフがディナーのために平打ちの幅広麺パスタを仕込まれていたのをじっと見学させていただきました。 お腹ごなしに日比谷ミッドタウンへ。雑然としていたシャンテのあたりが人工の街になりました。象徴はゴジラだ!
2018/03訪問
1回
私の東京イタリアンの基準点だと思っているお店です。目黒川の桜の蕾はちらほらと開きかけています。明日からは桜を目当てにしたお客様でずっと満席とのこと。今回はぽっかりとあいた予約の間を狙えたみたいで、二組でした。ということもあり、話を向けるとソムリエ/サービスの方も雄弁に語っていただけました。もともとけっこうお話好きな人だなと思っていたけど。 前回の来店時から内装がとてもモダンシックに換わっていて、より居心地がいい空間になっていました。 私がこちらのお料理を好きなのは、和食の出汁が使われていたり、日本人向けのテイストを感じられながら、しっかりとしたイタリアンだから。和食が好きな私には まさに「私好みな」イタリアン。 今回のコースはジョイア。 ・トルタフリッタ 巻かれた生ハムがフリッタの油を消して更に、塩味がこれからの食欲を刺激します。 (アンティパスト) アンティパストの2品は「和」の味が感じられる。 ・アスパラガス 黒胡麻とパルミジャーノのエスプーマ 黒と白のソースで和とイタリアンの融合。 ・ほろほろ鶏のスープ アロットラット 菜の花 名古屋コーチンの旨味に菜の花の春らしい苦味。そこに、カップの鶏のスープをかける。オサレな焼鳥屋さんにも出てきそう。 (プリモ) ・文旦のリゾット 桜マスのグレープフルーツ 私的に本日の一番。桜マスに柑橘がマッチするのはよくわかるのだけど、柑橘が酸だけでなくて甘みのレベルまで昇華されていて、硬めのリゾットと柔らかい桜マスにまとわる。美味い❗ ・アニョロティ ダル プリン こちらのスペシャリテ。とても好きなのだけど、リゾット桜マスの後だと、もう少し量を減らしたほうが最後のふたつくらいは重く感じる。 (セコンド) ・ストラコット ディ マンゾ マルサラのソース ほろほろと口の中で崩れる牛のほほ肉 フォアグラの欠片を散らしたソースが濃厚。 (ドルチェ) ・温かいバナナのエクレア カルーアのジェラート バナナの甘みとコーヒーの苦味。 ・カプチーノ なんと!ノンアルコールペアリングを検討中とお聴きして、是非是非とお願いしたら、岡野シェフの地元のトマトジュースをお試しで提供していただいた。とても上品な甘み。どのお料理に合わせるかなあ。 ますます、いいお店になってほしい。
2018/03訪問
2回
以前、シックプッテートルがあった場所のイタリアン。東京駅から歩いても15分かからない八丁堀。 小振りの店内は15~6人くらいで満席ですね。 8,000円と10,000円のコースがあります。 本日は10,000円で。 北イタリアのお料理は南のオイルオイルした感じのお料理よりも私は好き。 アミューズやお料理のプレゼンテーションはフレンチっぽい感じがします。 真っ黒なお皿に真っ黒な一品。ホタテの炙りにイカスミを纏わせてオーブン。 真っ白なお皿に真っ白な一品。ドルチェのイチゴちゃん。 「配色や非シンメトリーな配置で「おっ?!」という驚きや楽しさも味わっていただきたい。」(フレンチですね。) 「イタリアンだから、どうしてもフレンチのソースに比べるとバラエティーに欠くので、素材の美味しさを楽しんでいただきたい」とのこと。 で、こちらのパスタ。美味しい! アルデンテがとても素晴らしく、パスタソースがとても強いのに、それに全く負けないパスタ自身の強い旨味があります。 2種類のパスタをいただきました。 ・カバァテッリ 猪のサルシッチャ リコッタチーズを燻製にして ・花咲ガニなタリオリーニ イタリアの靴底地方の唐辛子がピリリと効いて どちらのパスタもソースとパスタの組み合わせチョイスが秀逸。 特に、蝦夷鹿のロティで肉の旨味を味わった後のタリオリーニの唐辛子ピリリは〆として、コース全体を締めてくれました。
2018/01訪問
1回
安心できるイタリアン。パスタはいつも美味しい! プレゼンテーションも味も安心感のあるイタリアン。西麻布にはまた今度行きたいと思います。 アミューズはイベリコ豚とオリーブ アンティパストは カプレーゼ、胡桃豚のハム、鯵のグリルに玉ねぎのマリネ乗せ。 人参のムースと函館産雲丹とコンソメのジュレ。 コンソメが少し強いが三点纏めると美味しい。 パンはバケット(ドンク)とトウモロコシのパン(サマシュ。神戸パン屋100選の1位らしい) さんまのグリルと焼きナス バルサミコソース さんまのカリカリとナスの柔らかさにバルサミコソースが絡みます。 パスタは イカのラグーソース ズッキーニとそら豆 からすみを散らして。やっぱりここのパスタは美味い! メインは鯛のポワレにガスパッチョ トマトの冷製ソース。 ドルチェはパンナコッタ、マンゴーアイス、プラムのタルト カプチーノはプーさんで楽しい~。
2017/08訪問
1回
20種の最上サラダ インサラティッシマリナシメント(視覚も味覚も楽しい❗) 車エビのインパーデッラ野菜ソース(ぷりぷり) 博多地鶏と甘甘娘 (炭焼きの鶏が)サマートリュフのタヤリン (最高です。いくらでも食べられるよ)、シーザー、卵、ガスパチョのドレッシング混ぜ混ぜサラダ(三種のドレッシングを混ぜ混ぜするとまろやかで味わい深い) 二の腕肉のビステッカスリランカの胡椒添え(これも炭焼きで胡椒と合わせて食べると素敵❗) チーズとオレンジシャーベットのドルチェまで 、とても楽しく印象的な料理でした。最初のミズタコとビシソワーズだけが自分には印象薄かったが、それ以外は何時間も口の中に美味いが残りました。幸せ。お店の作りもスタッフも好感度高い。
2017/06訪問
1回
野菜のマリネ 穴子のフリット 手長エビとトマトのリングイネ 阿蘇赤牛 のタリアータ
2017/06訪問
2回
2016/10訪問
1回
【新しい食べ方】