1回
2020/07 訪問
漆黒の扉の向こう側、人智を越えた充足感。
★本日のメイン食材(特選) ・北海道産 黒毛和牛ヒレ肉 ・北海道産 黒毛和牛タン ・北海道産 生馬糞雲丹 ・長崎県産 ノドグロ ・熊本県天草産 ハモ ・イタリア産 キャビア
★本日のメイン食材(野菜) ・千葉県産 アメーラトマト ・京都府産 賀茂ナス ・京都府産 万願寺唐辛子 ・アスパラガス ・大根
★本日のメイン食材(肉) ・北海道産 黒毛和牛ヒレ ・北海道産 黒毛和牛タン ・北海道産 黒毛和牛シャトーブリアン ・北海道産 黒毛和牛テート
・ネクタイ 胡麻 醤油 わさびで、塩昆布巻きロース、ランプのローストビーフ トマトとベーコンのソース
・北イタリア産 ラスパドゥーラ、アメーラトマト、ズッキーニ
・タン炉釜焼き、万願寺唐辛子、山わさび
・タン中、鮪出汁、太刀魚、炙りバチコ、白ダツ、白瓜、蟹真薯
・サーロインのバラ寿司 (馬糞雲丹、車海老、キャビア)
・ヒレ シャトーブリアン テート炉釜焼き、アスパラガス、賀茂ナス、大根
・カメノコ、梅、糸瓜
・出汁しゃぶ (ロース、ハモ、大根、青菜)
・出汁しゃぶ (ロース、ハモ、大根、青菜)
・出汁しゃぶ (ロース、ハモ、大根、青菜)
・ノドグロの炊き込みご飯 (ゴールドラッシュ、新レンコン、金平)
・サーロインのすき焼き (那須御用卵、サマートリュフ、一口ご飯)
・サーロインのすき焼き (那須御用卵、サマートリュフ、一口ご飯)
・ノドグロの炊き込みご飯 (ゴールドラッシュ、新レンコン、金平) ・梅素麺、九十九里産 ハマグリのつけ汁、生カラスミ、磯海苔、自家製ちりめん山椒
・岡山県産 晴王、静岡県産 クラウンメロン、自家製ミルク葛餅、自家製粒餡子、杏子の蜜煮、黒蜜
・グラス ノンアルビール ビットブルガー 900円
・ぶどうジュース Blessings of the moon 700円
・ネクタイ 胡麻 醤油 わさびで、塩昆布巻きロース、ランプのローストビーフ トマトとベーコンのソース
・北イタリア産 ラスパドゥーラ、アメーラトマト、ズッキーニ
・タン炉釜焼き、万願寺唐辛子、山わさび
・タン中、鮪出汁、太刀魚、炙りバチコ、白ダツ、白瓜、蟹真薯
・サーロインのバラ寿司 (馬糞雲丹、車海老、キャビア)
・ヒレ シャトーブリアン テート炉釜焼き、アスパラガス、賀茂ナス、大根
・カメノコ、梅、糸瓜
・ノドグロの炊き込みご飯 (ゴールドラッシュ、新レンコン、金平)
・サーロインのすき焼き (那須御用卵、サマートリュフ、一口ご飯)
・サーロインのすき焼き (那須御用卵、サマートリュフ、一口ご飯)
・ノドグロの炊き込みご飯 (ゴールドラッシュ、新レンコン、金平) ・梅素麺、九十九里産 ハマグリのつけ汁、生カラスミ、磯海苔、自家製ちりめん山椒
・岡山県産 晴王、静岡県産 クラウンメロン、自家製ミルク葛餅、自家製粒餡子、杏子の蜜煮、黒蜜
・岡山県産 晴王、静岡県産 クラウンメロン
2021/03/24 更新
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本日はこちらでディナー！
待ちに待った、ある平日火曜の19時。OMAKASEの予約戦争を勝ち抜いて手に入れたシートです。スーパーロピアの精肉店の脇にその入口があります。皆さん並んでるのですぐわかるかと…。17時〜と19時〜の2部制で、時間通りご案内。入る時にこのご時世なので検温も実施してました。
黒塗りの扉を潜ると、シックで高級感のあるオープンキッチンのカウンター。1回で12人×2回転、そりゃ予約も困難になるわな〜。店員さんもピシッとスーツでご接客。
さて、コースの始まり始まり〜。
まずは本日の食材を目の前で説明するパフォーマンス。もう、この時点で反則だ…笑
★本日のメイン食材(特選)
・北海道産 黒毛和牛ヒレ肉
・北海道産 黒毛和牛タン
・北海道産 生馬糞雲丹
・長崎県産 ノドグロ
・熊本県天草産 ハモ
・イタリア産 キャビア
★本日のメイン食材(野菜)
・千葉県産 アメーラトマト
・京都府産 賀茂ナス
・京都府産 万願寺唐辛子
・アスパラガス
・大根
★本日のメイン食材(肉)
・北海道産 黒毛和牛ヒレ
・北海道産 黒毛和牛タン
・北海道産 黒毛和牛シャトーブリアン
・北海道産 黒毛和牛テート
コースはこれらの食材を目の前で調理しながら提供してくれます。ライブ感も楽しめ、ワクワクが止まりません…！
★本日のコースメニュー
・ネクタイ 胡麻 醤油 わさびで、塩昆布巻きロース、ランプのローストビーフ トマトとベーコンのソース
→挨拶代わりの冷製肉盛り合わせ。ネクタイ、お刺身のように…。ロースは旨味の塩昆布で。ランプのローストビーフと一緒に食べるのは、めちゃくちゃ美味しいトマトとベーコンのソース。
・ラスパドゥーラ、アメーラトマト、ズッキーニ
→大きな北イタリア産のラスパドゥーラの塊から削り出したフワフワの濃いチーズ、グリルされた甘〜いフルーツトマトのアメーラトマトとズッキーニがグッド。
・タン炉釜焼き、万願寺唐辛子、山わさび
→高温で一気に熱したタンは、外はカリッ、中はしっとりサクッと最高のレア加減。山わさびとの相性も抜群！万願寺唐辛子のピリ辛な感じも良い。
・タン中、鮪出汁、太刀魚、炙りバチコ、白ダツ、白瓜、蟹真薯
→特に柔らかいタン中を茹でタンで。優しくも強い旨みを感じる鮪出汁には、ほっくり柔らかな太刀魚、ナマコの卵巣を天日干しした高級珍味のバチコ、芋茎のシャキッとした白ダツ、白瓜、蟹真薯が入ってます。特に炙りバチコの複雑な塩味が何とも言えがたい旨味を醸し出してますね。
・サーロインのバラ寿司 (馬糞雲丹、車海老、キャビア)
→生に近いサーロインのミンチの上には、濃厚な甘みの馬糞雲丹とキャビア。馬糞雲丹はミョウバン入りですが、ぶっちゃけ全く気にならない。目に入った情報だけでどうこう言う必要無し。下に敷かれているのは車海老。何だこのキラキラしたバラ寿司は…笑
・ヒレ シャトーブリアン テート炉釜焼き、アスパラガス、賀茂ナス、大根
→来ました主役の炉釜焼き3種盛り合わせ！火入れが完璧だ…、本当に美味しい赤身に、肉屋の本気が伺えます。特にシャトーブリアンはサシのバランスが堪らない。付け合わせの野菜も旨いんだよな〜。
・カメノコ、梅、糸瓜
→ま〜るい容器で運ばれてきました。開くと…後脚の付け根ら辺の希少部位 カメノコ、そこに梅と糸瓜を添えてあります。さっぱりと食べられますね、炉釜焼きで少々油が口の中に残っていたところでの提供のタイミングもグッド。
・出汁しゃぶ (ロース、ハモ、大根、青菜)
→昆布や椎茸などの激ウマ出汁を、サシがたっぷりの薄切りロースをしゃぶしゃぶ…。こんなの旨くない訳がない。味の染みた大根も堪りません！ほっくり肉厚なハモは、しっかり骨切りされており大満足。この中にうどんを入れたら…、そう思いながら完飲してしまう。
・サーロインのすき焼き (那須御用卵、サマートリュフ、一口ご飯)
→目の前でさっと割下に潜らせたサーロインに、濃厚な黄身が特徴のブランド卵 那須御用卵を乗せたれた状態でまずは提供されます。すると上からサマートリュフを半分？ほど目の前で削ってくれます。もう…、こんなにいいの？笑 と思ってしまうほど。お皿に外にまで散らされたトリュフを掻き集める行為は、行儀が悪いと言われようと絶対にやめたくない、それくらい至福の時間。さて、これで食べられるのか？と思いきや、食べ方があるらしい。トリュフを全部詰め込み、細かな気泡が立つまで混ぜ混ぜ…その後一口ご飯を入れて完成。意識が飛ぶほどトリュフの良い香り、濃厚な卵黄と柔らかなサーロイン、友人2人と言葉を失いました笑
・ノドグロの炊き込みご飯 (ゴールドラッシュ、新レンコン、金平)
→ここで登場、ノドグロさん。甘みの強いゴールドラッシュというトウモロコシに、水々しい新レンコンなどを加えた土鍋の炊き込みご飯。味が結構濃い目でしたね、めちゃくちゃ美味しくておかわりまでしてしまいました笑
・梅素麺 (九十九里産 ハマグリのつけ汁)、生カラスミ、磯海苔、自家製ちりめん山椒
→〆は炊き込みご飯と思っていたところに梅素麺のセットが到着。何と九十九里産の大きなハマグリ入りの出汁で食べる素麺とのこと。5,000円のコースで国産のハマグリが出てくる店って普通ある？笑 薬味には生カラスミ、磯海苔、ちりめん山椒と最後まで"普通じゃない"楽しませ方をしてくれる。も〜うさすがにお腹がいっぱいだ…笑
・岡山県産 晴王、静岡県産 クラウンメロン、自家製ミルク葛餅、自家製粒餡子、杏子の蜜煮、黒蜜
→デザートまで付いてました。それも高級なブランド物のシャインマスカット 晴王、クラウンメロン。それだけでなく、牛乳と生クリームで作ったもっちり葛餅まで…。恐れ入ります、デザートも全く抜かりがない。
ご馳走様でした。
5,000円のコース、到底信じられない。食材の質は間違いないし、接客サービスはしっかり高級店クオリティ、人件費も考えれば赤字なのかと心配するレベル。
確かにこのお店より美味しいお店は沢山あるだろうけれど、同じ価格帯の土俵に立った時、このお店の右に出るようなお店は果たして存在するのだろうか…。"コスパが良い"、これだけの言葉で決して終わらせてはいけない、素晴らしいお店だと思いました。予約戦争、また参戦する価値ありです、再び伺える事を切に願って…。
※訪問時→評点 3.89