11回
2023/05 訪問
確実に前回を超えてくる、限界を超えて美味い「最高の一杯」
祝快気!飯田店主復活。本当に良かった。元気そうで一安心。
ネット予約サイト「OMAKASE」で毎週火曜日12時にその週と翌週月曜日を含めた5日分が予約販売される完全予約制。チケット争奪は激戦。
現在食べログ「ラーメン」では唯一の4点越え4.10で全国1位、2019年から5年連続ブロンズ&百名店、RDB99.75総合1位(ラーメン1位、つけ麺14位、醤油1位、塩6位)。レビュー70%らぁ麺、30%つけ麺、約70%醤油、30%塩。
2年連続「Japan Best Ramen Awards」第1位。
■訪問年月日
2023/5/(金)
■場所
東海道線「湯河原駅」徒歩約11分
■駐車
有り
店舗前に15台分
■並びの状況とルール
人気飲食店の予約専門サイト「OMAKASE」からの完全予約制。毎週火曜日12時にその週と翌週月曜日を含めた5日分を予約販売する。約10分で完売。「現在混み合っています」を繰り返しなかなか繋がらず売り切れ…と難易度はスーパー高い。一度予約した後はキャンセル料が取られる。
予約時間の10分前に到着する必要があり店頭に同時刻の予約者が集まる。
予約時間が近づくと店員さんから食券購入がアナウンスされる。
券売機は入口横外に置かれたタッチパネル式でカードも電子マネーも使える。
その後名前が呼ばれ注文の確認(連食の場合は食べる順序の申告)と席の位置が告げられる。
定時刻から約5分後、順に名前が呼ばれ店内に入り指定された席に着席する。
■注文と会計
店外に置かれているタッチパネル式券売機(現金、電子マネー、QRコード、カード(VISA、MASTAR)利用可能)
■メニュー
(各 しょうゆ/しお)
・らぁ麺 ¥1600
・わんたん入りらぁ麺 ¥1950
・チャーシュー麺 ¥2150
・わんたん入りチャーシュー麺 ¥2500
・つけ麺 ¥2000
・お出汁割り ¥200
・指宿産一本釣り本枯節のごはん ¥600
・おにくごはん ¥600
・バター醤油ごはん ¥380
・土鍋炊きライス ¥300
・土鍋炊き半ライス ¥200
・烏骨鶏の生たまご ¥400
■ルーティン
カウンター10席。テーブル4人×2卓。
一度に調理するラーメンは3食分。
作る順番は入店順ではなく全員の退店時間が同じになるように配慮され連食組みや子供などから調理する。
入店から約4分で1食目提供。5分で完食。
直ぐに2食目の盆がセットされ約8分後2食目提供。
「つけ麺」は内容盛り沢山で2食目完食が入店から約40分後。退店予定時刻の45分を迎える。
単食はそれほどいないが、10分程度早く退店している。
退店と同じタイミングで次の時間枠の人たちの食券購入が案内される。
■その他
「しょうゆらぁ麺」
白い美しい丼。
淡い醤油色、手前チャーシュー側に一振りした鶏油は黄金のコントラスト。
東京Xチャーシュー、その上に綺麗に盛られた九条ねぎ、その奥に丼に添えられた海苔、海苔の下に角切りされたメンマ、綺麗に畳まれた麺。
No.1ラーメンの貫禄的ビジュアル。
奥側の、鶏油が薄いスープを頂く。出汁の優しい旨み。
鶏油と出汁の優しい酸味のエッジを感じる旨みから醤油のまろさ甘みを感じるスムーズで極めて上品な味の変化は超一級。
醤油の角がさらに取れ出汁との一体感が半端じゃない。
鶏油の旨みも一段とレベルアップし、さらに美味くなったスープを感じる。
綺麗に整えられた麺をもちあげると見事にスープをまといシルクのように滑らかで優しくウエッティな食感。
時間と共に小麦が溶け込みスープの美味さは深みを増し、極上のらぁ麺を仕上げる。
「つけ麺 しお+にぼしお出汁割り」
和食の「御膳」のように美しい「つけ麺」。麺を主軸としたコース料理よう。
薬味皿に本ワサビ、梅鰹、ネギ、柑橘。
麺皿には白黒2種の麺に2種のチャーシュー、黒薩摩鶏幽庵焼きとTOKYO X、海苔、椎茸。
2種のつけ汁は冷たい鰹出汁と温かい鶏出汁のしお。
白い麺はストレートに小麦の旨味。口の中で跳ね返す弾力がある。
黒い麺は少しザラついた食感でコシがあり、蕎麦粉を使っていないがまるで日本蕎麦のよう。鰹出汁つゆとの相性は抜群。
鶏出汁スープにレンゲで2杯たっぷりと鶏油を注いだ黄金のしおつけ汁。そのまま一口いただくとダイレクトな鶏と塩の旨味。少し塩味を効かせたつけ汁は麺につけ汁の旨味を確実に乗せてくる。
麺を半分くらい食べ進んだ頃、「鰹昆布出汁水」と「しゃぶしゃぶ肉」が運ばれてくる。
この「鰹昆布水」は残った麺の上にいっきにかける。
「しゃぶしゃぶ肉」は「鰹昆布水」をまとった麺と共につけ汁にダイブし一緒に食す。
「鰹昆布水」はさすが元祖と思わせる桁違いな旨み。糸引くほど濃度が高く鰹と昆布の旨味が濃厚で一味も二味も違う。これに「しゃぶ肉」を添えつけ汁にダイブすると至極上品で旨味の極限を味わえる。極薄に切られた「しゃぶしゃぶ肉」は少し塩味が効いた極上の豚の旨味、つけ汁の鶏に麺にまとった昆布と鰹が、メインと言えるに相応しい。
最後は「にぼし出汁割り」の〆。2種のネギに正方形の海苔、柚子、少量の極細麺が入る。
にぼし出汁は〆に相応しい優しく奥深い染み渡る美味さ。「つけ麺」の〆「にぼしらぁ麺」で極上の余韻。
毎回、確実に前回を超えてどれも限界を超えて美味い「最高の一杯」
2023/05/13 更新
2023/02 訪問
「しおらぁ麺」「しょうゆらぁ麺」「つけ麺」まだまだ美味くなる余地があることに毎回驚かされどれも限界を超えて美味い「最高の一杯」
ネット予約サイト「OMAKASE」で毎週火曜日12時にその週と翌週月曜日を含めた5日分が予約販売される完全予約制。チケット争奪戦は激しく予約を取るのはかなり困難。
現在食べログ「ラーメン」では唯一の4点越え4.10で全国1位、2019年から5年連続ブロンズ&百名店、RDB99.75総合1位(ラーメン1位、つけ麺12位、醤油1位、塩8位)。レビュー70%らぁ麺、30%つけ麺、約70%醤油、30%塩。
2年連続「Japan Best Ramen Awards」第1位。
■訪問年月日
2023/2/(金)
■場所
東海道線「湯河原駅」徒歩約11分
■駐車
有り
店舗前に15台分
■並びの状況とルール
人気飲食店の予約専門サイト「OMAKASE」からの完全予約制。毎週火曜日12時にその週と翌週月曜日を含めた5日分を予約販売する。約10分で完売。「現在混み合っています」を繰り返しなかなか繋がらず売り切れ…と難易度はスーパー高い。一度予約した後はキャンセル料が取られる。
予約時間の10分前に到着する必要があり店頭に同時刻の予約者が集まる。
予約時間が近づくと店員さんから食券購入がアナウンスされる。
券売機は入口横外に置かれたタッチパネル式でカードも電子マネーも使える。
その後名前が呼ばれ注文の確認(連食の場合は食べる順序の申告)と席の位置が告げられる。
定時刻から約5分後、順に名前が呼ばれ店内に入り指定された席に着席する。
■注文と会計
店外に置かれているタッチパネル式券売機(現金、電子マネー、QRコード、カード利用可能)
■メニュー
(各 しょうゆ/しお)
・らぁ麺 ¥1600
・わんたん入りらぁ麺 ¥1950
・チャーシュー麺 ¥2150
・わんたん入りチャーシュー麺 ¥2500
・つけ麺 ¥2000
・お出汁割り ¥200
・指宿産一本釣り本枯節のごはん ¥600
・おにくごはん ¥600
・バター醤油ごはん ¥300
・土鍋炊きライス ¥300
・土鍋炊き半ライス ¥200
・烏骨鶏の生たまご ¥400
■ルーティン
カウンター10席。テーブル4人×2卓。
一度に調理するラーメンは3食分。
作る順番は入店順ではなく全員の退店時間が同じになるように配慮され連食組みや子供などから調理する。
入店から約7分で1食目提供。5分で完食。直ぐに2食目の盆がセットされ約6分後2食目提供。「つけ麺」は内容盛り沢山で2食目完食が入店から約40分後。退店予定時刻の45分を迎える。単食はそれほどいないが、10分程度早く退店している。
退店と同じタイミングで次の時間枠の人たちの食券購入が案内される。
■その他
「しおらぁ麺」
薄青色に塗られ家紋を白く浮き上がらせた美しい丼。透明なスープに浮かぶ黄金色に輝く鶏油とのコントラストが美しい。四角く形が整ったシナチク、2枚の大きく薄いロースとバラのチャーシュー、その上に白髪ネギ。見た目とてもシンプルで美しい。麺はシルクのように滑らかで優しくウエッティな食感。時間と共にじわじわと小麦が溶け込みスープの美味さも深みを増す。決して時間が経っても麺は柔らかくならず、最後まで同じ食感を維持する。チャーシューはスープに良く合いただただ旨い。
「わんたん入りしょうゆらぁ麺」
白い美しい丼。薄い醤油と鶏油のコントラストが美しい。海苔、チャーシュー、緑色のネギ、両サイドのワンタンが綺麗に盛られる。
毎回感動する鶏油と出汁の優しい酸味のエッジを感じる旨みから醤油のまろさ甘みを感じるスムーズで極めて上品な味の変化。醤油の角がさらに取れ出汁との一体感が半端じゃない。さらに美味くなったスープに店主の気合いをしみじみ感じる。綺麗に整えられた麺をもちあげると見事にスープをまといシルクのように滑らかで優しくウエッティな食感の麺がこの上ない感動を与える。しょうゆもまた、時間と共にじわじわと小麦が溶け込みスープの美味さは深みを増し、極上のらぁ麺となる。
「つけ麺 しょうゆ(にぼしお出汁割り)」
美しい皿に盛られた「つけ麺」。
あくまでも麺を主軸としたコース料理のよう。
薬味皿に本ワサビ、梅鰹、ネギ、柑橘。
麺皿には白黒2種の麺に2種のチャーシュー「霧島高原純水黒豚」「黒薩摩鶏幽庵焼き」と海苔、椎茸。
2種のつけ汁は鰹出汁と鶏出汁のしょうゆ。
薬味 → 鰹出汁つゆ → しょうゆつけ汁 → 鰹昆布出汁水 → しょうゆつけ汁+鰹昆布出汁水 → しょうゆつけ汁+鰹昆布出汁水+しゃぶしゃぶ肉
コース料理のように畳み掛ける様々な食し方で麺を楽しめる。
白い麺はストレートに小麦の旨味。口の中で跳ね返す弾力が素晴らしい。黒い麺は少しザラついた食感でコシがあり、蕎麦粉を使っていないがまるで日本蕎麦のようでそれ以上に旨い。鰹出汁つゆとの相性抜群。
つけ汁は「しおつけ汁」も旨いが「しょうゆ」もまた旨い。少し塩味を効かせたつけ汁は麺につけ汁の旨味を確実に乗せてくる。
麺を半分くらい頂いた頃、「鰹昆布出汁水」と「しゃぶしゃぶ肉」が運ばれてくる。
この「鰹昆布水」は残った麺の上にいっきにかける。
「しゃぶしゃぶ肉」は「鰹昆布水」をまとった麺と共につけ汁にダイブし一緒に食す。
「鰹昆布水」はさすが元祖段違いに旨い。糸引くほど濃度が高く鰹と昆布の旨味が濃厚で一味も二味も違う。これに「しゃぶ肉」を添えつけ汁にダイブすると至極上品で旨味の極限を味わえる。極薄に切られた「しゃぶしゃぶ肉」は少し塩味が効いた極上の豚の旨味、つけ汁の鶏に麺にまとった昆布と鰹が、言わばメインと言えるに相応しい美味しさを提供する。
最後は「にぼし出汁割り」の〆。2種のネギに正方形の海苔、柚子、少量の極細麺が入る。
にぼし出汁は〆に相応しい優しく奥深い染み渡る美味さ。「つけ麺」の〆「にぼしらぁ麺」で極上の余韻。
「つけ麺 しお(鰹お出汁割り)」
前回これ以上ないと思った極上の鶏出汁のしおつけ汁。
美しい黄金色の透明な鶏しおつけ汁。少し塩味を効かせたつけ汁は麺につけ汁の旨味を確実に乗せてくる。
こちらの〆は指宿産一本釣り本枯れ節削りたて引き立ての出汁で割ったスープ割りを注文。
こちらも最高の締めくくりを演出する。
今回家族4人で訪問。一通り一気に食すことができ、改めて「らぁ麺 飯田商店」の凄さを体感。何よりいつも前回を超えてくる、まだまだ美味くなる余地があることに毎回驚かされどれも限界を超えて美味い。「最高に美味い」のその上を常に維持することにただただ尊敬する「最高の一杯」。
2023/02/26 更新
2023/02 訪問
「セブンイレブンプレミアムゴールド」「金の醤油らぁ麺」飯田商店監修 さすがハズレなし
セブンイレブンの「金の…」シリーズ、「金の醤油らぁ麺」、飯田商店監修。税込み494円。
これまでセブンイレブンでは数々の飯田商店監修シリーズが発売されてきたが、これは「セブンイレブンプレミアムゴールド」。
かなり気合いが入っている冷凍食品。
「らぁ麺飯田商店」本店の看板メニュー「醤油らぁ麺」のスープと麺を目指し、とことんこだわった。国産小麦100%のしなやかな食感の細麺に、厳選醤油の香りと鶏の旨みが効いた醤油スープを合わせた、こだわりの一杯。(HP説明文)
作り方は簡単。
スープとカエシを丼の中でお湯で温め、溶けたらスープは鍋に200ccの水と共に入れ、火にかけ温める。
カエシは温めた丼に入れておく。
鍋が沸いたら凍ったままの麺を入れ、ほぐしながら沸いたら丼に移して完成。
黄金鶏油が輝く「かけらぁ麺」、見た目も匂いもかなり美味そう。
麺はぬるっとしたしなやかな食感でかなり美味い。
スープはシャープな醤油と、甘味のある芳香な黄金の鶏油で本格的。
飯田商店監修 さすがハズレなし。
2023/02/19 更新
2022/11 訪問
セブンイレブン 「飯田商店監修しょうゆらぁ麺」
10月28日から湯河原と小田原エリアのセブンイレブンで発売開始の「飯田商店監修しょうゆらぁ麺」。
それ以外のエリアの発売は?
価格は648円。
2021年にも発売。その際飯田店主は、
「麺は最初、食べられないというか、お客さまは喜ばないというような食感、味だった。ウチのラーメンは、スープに小麦が溶け出すことがとても重要。うまみが強い小麦が少しずつ溶け出して、それ自体がだし素材になる。それを実現するために、麺の製法や小麦のブレンドを工夫して、それに対してスープのバランスとなると、今度は醤油をいじくりたくなって、酸味が出るのはこういうブレンド、コクが出るのはこういうブレンドということを繰り返して、一つがずれるとまた一つがずれるということで、それがだんだんと上がってきた感覚がある。チャーシューも火入れの仕方などをアドバイスし、それも格段に良くなった。気の遠くなるような繰り返しで、確実に成果を上げてきてくれるので、一緒に楽しんで開発できた」と語っている。
で、今回の2022年版は「更に美味しくなって新登場!」「店主に監修頂いた、素材の旨みを活かしたスープとしなやかで弾力のある三層麺」という事で期待が持てる。
500W電子レンジで5分チン。
5分に近づくにつれ旨そうな良い香りが。飯田商店の店で感じる香りに近い。
プラ容器上段の麺と具材を丼の温まったスープに滑り込ませて完成。
豚バラと肩ロースのチャーシュー、ネギにメンマがバランスよく配され見た目が良い。
スープ、麺ともに完成度高く即席のレベルではない。
なんと言っても香りが良い。
先日頂いたデリーのカシミールカレーの時もセブンイレブンの開発力に感動したが、本当に大したものだ。
開発陣のラーメン愛を感じる。
2022/11/09 更新
2022/10 訪問
らぁ麺 飯田商店 お土産「本店仕様しおらぁ麺 具材パック付き」
完全ネット予約制の湯河原にある「らぁ麺 飯田商店」。
ここ本店では店頭でお土産を多数販売している。
今回のお土産販売は以下の通り。
[湯河原本店取扱らぁ麺]
●本店仕様しょうゆらぁ麺 具材パック付 (3食)
本店限定化粧箱入り ¥4500
●本店プレミアムチャーシュー切り落とし150グラム¥600
●吊るし炭火焼チャーシュー(900グラム前後) ¥3600
●本店仕様しおらぁ麺 具材パック付(1食)あるときだけ ¥1500
[沼津店取扱らぁ麺]
●地鶏の醤油らぁ麺 具材パック付 (1食) ¥950
●地鶏の醤油らぁ麺 具材パック付 (3食)化粧箱入 ¥3050
●地鶏の醤油らぁ麺 具材パック付 (3食)+ブロックチャーシュー300グラム前後 ¥4550
●担々麺 肉味噌付(1食) ¥1050
●担々麺 肉味噌付(3食) 化粧箱入り ¥3350
[その他]
●飯田商店のラー油(100グラム瓶) ¥650
●飯田商店の冷凍焼売 (6個入) ¥1000
●飯田商店の冷凍餃子 (12個入) ¥1000
●佐賀1番摘み焼き海苔全型5枚 ¥900円
●本店 箸 ¥300
●飯田商店オリジナル保冷バッグ(小) ¥600 (大)850円
これらは本店での食事の予約が無くても購入可能。
店頭入口横に置かれている食事とお土産のタッチパネル式券売機で商品を選択し現金、カード、電子マネーなどで支払う。
出てきたレシートをスタッフに見せ商品を受け取る。
食事の予約がある場合は食事後、帰りに受け取る。
今回購入したのは、
「本店仕様しおらぁ麺 具材パック付(1食)あるときだけ ¥1500」と「飯田商店のラー油(100グラム瓶) ¥650」。
この「本店仕様しおらぁ麺」は文字通り「あるときだけ」なので売っていたら迷わず購入。
券売機のタッチパネルにはこの「本店仕様しおらぁ麺」の表示は無いので購入する数の合計金額分「お土産金額券」を購入する。例えば1食分であれば¥1500なので「お土産1000円券」と「お土産500円券」購入する。
「本店仕様しおらぁ麺 具材パック付(1食)あるときだけ ¥1500」のセット内容は、
・冷凍スープ
・冷凍生麺
・冷凍具材チャーシュー2種、メンマ
・つくり方説明書
となっている。
ポイントはスープを温める鍋も麺を茹でる鍋もかなり大きめの鍋を使いたっぷりの湯を沸騰させること。
スープも麺も冷凍状態なのでお湯が少ないと一気に温度が下がりパリッといかなくなる。
冷凍具材は40℃ほどのぬるま湯で解凍したあと、袋から取り出して用意しておくこと。
段取りが悪いと麺は伸びるしスープはぬるくなる。
以下僕の手順、
①スープを温める
②どんぶりをお湯で温める
③冷凍具材を40℃のお湯で湯煎する
④スープの湯煎が10分くらいになったら冷凍具材の袋を丁寧に開き直ぐに取り出せる状態にする
⑤スープの湯煎が15分経ったら麺を鍋に投入。直ぐに菜箸で優しくほぐす。やたら掻き回さない。沸騰するお湯の中で泳がせる。
⑥どんぶりのお湯を捨てきれいに拭く
⑦スープを鍋から取り出しどんぶりに注ぐ
⑧2分半目安に麺をあげザルで湯切りしどんぶりに整えながら流し込む
⑨用意していた具材を麺の上に乗せる
と言うことで本店仕様のしおらぁ麺が完成した。
今回具材はあえて付属のものだけにし、海苔、ネギなどは乗せなかった。
お店で頂くラーメンと同様、麺はあくまで優しくウエッティかつシルクのように滑らかで小麦香り喉越しが良い。
スープはとても香ばしく絶品な味わい。
具材の2種のチャーシューも絶品。特にロースは極上肉の豚しゃぶのように旨い。
これが家で頂けるのはとてもありがたい。
作るのは少々面倒かもしれないし、流石にお店で食べる味を完璧に再現することは難しいが、ここまでの味を家で頂けるのは凄いことだ。
ちなみに「飯田商店のラー油(100グラム瓶) ¥650」は毎回購入している我が家の常備品。ラー油は好きで色々試したし自分で作ったりもするが、このラー油は旨い。オススメです。
2022/10/23 更新
2022/10 訪問
もはやエンターテインメント らぁ麺 飯田商店と言う空間に食べるだけではない価値を感じる
「しょうゆらぁ麺」と「つけ麺 しお味」のチケットを購入、カウンター正面6番席。そこは舞台上の各スタッフの動きが一望でき、飯田店主の真正面。入店し着席するタイミングで飯田店主はお客1人1人に丁寧に挨拶し劇場は幕開けする。
ここに入るチケットの購入は毎週火曜日12時にその週と翌週月曜日を含めた5日分がネット予約「OMAKASE」で発売され、僅か10分のチケット争奪戦が繰り広げられる。
現在食べログ「ラーメン」では唯一の4点越え4.10で全国1位、ラーメンデータベース総合1位(ラーメン1位、つけ麺11位、醤油1位、塩8位)。
「TRYラーメン大賞」で殿堂入りを果たし、もはやラーメン界の伝説となった飯田商店のエンターテインメントを堪能する。
■訪問年月日
2022/10/(木)
■場所
東海道線「湯河原駅」徒歩約11分
■駐車場
有り
店舗前に15台分
■並びの状況とルール
人気飲食店の予約専門サイト「OMAKASE」からの完全予約制。毎週火曜日12時にその週と翌週月曜日を含めた5日分を予約販売する。現在約10分で完売。「現在混み合っています」と言う表示を繰り返しなかなか繋がらずそのうちに売り切れ…と難易度はスーパー高い。一度予約した後はキャンセル料が取られる。
予約時間の10分前に到着する必要があり店頭に同時刻の予約者が集まる。
ほどなく着物を目した女性店員さんに「◯◯時の予約の方は順に食券を購入して下さい」とアナウンスされる。
券売機は店外入口横に置かれタッチパネル式となりカードも電子マネーも使える。
その後先程の着物の女性に名前を呼ばれ、注文の確認(連食の場合は食べる順序も)と席の位置が告げられる。
当該時間の全員の注文を確認し用紙に記入。後に厨房の飯田店主の目の前にある海苔にカンの上に置かれる。ここは意外にアナログだ。
定時刻から5分後、店内から先ほどの着物の女性に名前が順に呼ばれ店内に入り指定された席に着席する。
「いらっしゃいませ。本日はよろしくお願い致します。」飯田店主が一人一人に丁寧に挨拶。
全員が着席すると調理がスタートする。
■注文と会計
店外に置かれているタッチパネル式券売機(現金、電子マネー、QRコード、カード利用可能)
■メニュー
(各 しょうゆ/しお)
・らぁ麺 ¥1600
・わんたん入りらぁ麺 ¥1950
・チャーシュー麺 ¥2150
・わんたん入りチャーシュー麺 ¥2500
・つけ麺 ¥2000
・お出汁割り ¥200
・指宿産一本釣り本枯節のごはん ¥600
・おにくごはん ¥600
・バター醤油ごはん ¥300
・土鍋炊きライス ¥300
・土鍋炊き半ライス ¥200
・烏骨鶏の生たまご ¥400
■ルーティン
カウンター10席。テーブル4人×2卓。
一度に調理するラーメンは3食分。
入店時最初の麺は既に茹で麺器に入っていて直ぐに茹で上がる。
テボで茹で平ザルで丁寧に湯切りされる。
作る順番は入店順ではなく全員の退店時間が同じになるように配慮され連食組みから調理している。
3食分作るのに約5分。
入店から15分で1食目終了。直ぐに2食目の盆がセットされる。そこから約6分後2食目が配膳される。
2食目完食が入店から40分後となり退店予定時刻の45分を迎える。単食の人もほぼ同じくらいのタイミングで退店する。
退店と同じタイミングで次の時間枠の人たちの食券購入が案内されている。
■その他
カウンターから厨房の隅々までピカピカ。ラーメンに対する姿勢は食材や工程だけでは無く全てに妥協が無い。お弟子さんと見られる男性の動きも良く飯田店主は3杯のラーメンを手際よく調理する。
「しょうゆらぁ麺」
白い美しい丼に盛られたラーメンはまた美しく盛り付けられ鶏油が輝いている。この日のチャーシューは「霧島高原純水黒豚」。一通り写真を撮った後スープを頂く。
鶏油と出汁の旨味と優しい酸味のエッジを感じると醤油のまろさが来て甘みを感じ味の変化がスムーズで極めて上品な味わいを与える。綺麗に整えられた麺をもちあげると見事にスープをまとう。シルクのように滑らかで優しくウエッティな食感の麺がしみじみと圧倒的な感動を与えてくれる。ただただ驚くばかりだ。
「つけ麺 しお」
薬味→鰹つけ汁→しおつけ汁→麺の順に配膳され「つけ麺」の全貌が現れる。もはや和食の「御膳」のように美しい。
薬味皿には削りたて本ワサビ、梅鰹、白髪ネギ、柑橘。
麺皿には白黒2種の麺に2種のチャーシューと海苔。 この日のチャーシューは「霧島高原純水黒豚」と「黒薩摩鶏幽庵焼き」。鶏は向かって右側の一つにぶどう山椒がかかっているので左側のかかってない方から頂くよう指南を受ける。
2種のつけ汁の一つは鰹出汁。もう一つは鶏出汁のしお。
白い麺、黒い麺共に薬味で頂く。白い麺はストレートに小麦の旨味がアタックしてくる。口の中で跳ね返す弾力が素晴らしい。黒い麺は少しザラついた食感でコシがあり、まるで日本蕎麦。鰹出汁つゆとの相性が抜群。
一通り麺を素で味わった後、美しい黄金色の透明な鶏しおつけ汁で頂く。少し塩味を効かせたつけ汁は麺につけ汁の旨味を確実に乗せてくる。つけ麺でこれ以上旨いつけ汁に出会ったことがない。
麺を半分くらい頂いた頃、「鰹昆布出汁水」と「しゃぶしゃぶ肉」が運ばれてくる。
この「鰹昆布水」は残った麺の上にいっきにかけて食すようにと説明を受ける。
「しゃぶしゃぶ肉」は「鰹昆布水」をまとった麺と共につけ汁にダイブし一緒に食すとの指南。
まずこの「鰹昆布水」。今では多くの店で「昆布水つけ麺」を出すが、元祖「飯田商店」のそれは糸引くほど濃度が高く鰹と昆布の旨味が濃厚で一味も二味も違う。これに先ほど指南を受けたように「しゃぶ肉」を添えつけ汁にダイブすると訳がわからない至極上品で旨味の極限を味わえる。極薄に切られた「しゃぶしゃぶ肉」は少し塩味が効いた極上の豚の旨味、つけ汁の鶏に昆布と鰹、そして麺の小麦とこれは非常にヤバイ。
どこか遠くに行ってしまった感がある。
最後、極上の指宿産一本釣り本枯れ節削りたて引き立ての出汁で割った極上のスープ割りは最高の締めくくりを演出する。もう一方に煮干しのお出汁割りには麺が入るようだ。
厨房と言う舞台上で繰り広げられる飯田店主の職人技。丼にスープを注ぎ麺を平ザルで湯切りし菜箸でさばいて盛り付け薬味を添える。弟子は無言で動き飯田店主の次の動きに合わせて準備する。厳しい目線で指示を出し流れるようにラーメンが作り上げられる。その所作一つ一つに貫禄があり「飯田商店」と言う空間に食事をするだけでは無いエンターテインメントが演出されている。ただ美味いだけでは無い。
ご馳走様でした。
2022/11/21 更新
2021/03 訪問
OMAKASE初 「しょうゆらぁ麺」と「つけ麺」
少し古い訪問ですが自身の備忘録のために記録します。
■訪問年月曜
2021年03月(金) 13:00 (13:00 入店〜13:45 退店)
■場所
東海道線「湯河原駅」徒歩約11分
■駐車場
有り
店舗前に15台分
■並びの状況とルール
人気飲食店の予約専門サイト「OMAKASE」からの完全予約制。予約時間の10分前に到着する。
店頭に同時刻の予約者が並んでいるのでその列になんとなくジョインする。列はあまり関係ない。時間が来るとスタッフに名前を呼ばれるので指示に従い店内に入り券売機で食券を購入後指示された席に着席する。
1部制で公式11:00頃開店15:00閉店。
完全予約制なのでもはや開店時間は関係ない。
■注文と会計
当時の情報です
券売機(現金のみ)
■メニュー
当時のメニュー
・らぁ麺(しょうゆ/しお)¥1300
・わんたん入りらぁ麺(しょうゆ/しお) ¥1580
・チャーシュー麺(しょうゆ/しお)¥1700
・わんたん入口チャーシュー麺(しょうゆ/しお)¥1980
・つけ麺(しょうゆ/しお)¥1800
■ルーティン
カウンター10席。テーブル4人×2卓。
調理は何名分かまとめて調理する。
「しょうゆらぁ麺」は着席から提供までに約10分。
「つけ麺」はその後17分後に提供された。
「つけ麺」の食べ終わった時間が43分なので連食すると退店予定時間の45分は結構ギリ。
■その他
2010/3オープン。
この日は「しょうゆらぁ麺」と「つけ麺」の連食。
前回の訪問は2018/12なので2019/6からのメニュー一新後、OMAKASEでの完全予約制移行後初の訪問となった。
鶏一本だった出汁を豚と合わせた厚みのある出汁に変え麺もよりしなやかになった印象がある。
何より驚いたのは「つけ麺」。
この世の全ての麺を凌駕するんじゃないかと思うほど旨い。
皿には2種の麺、チャーシュー2種、 海苔、2種のつけ汁、 薬味皿が並ぶ。豪華だ。
白い麺はモッチリとした程よい弾力、黒い麺はツルツルとした硬めの食感で日本蕎麦に近いがどちらも個性的な素晴らしい麺。
あっさりとしたつけ汁や黒豚モモとさつま鶏黒王どちらも完璧な火加減。
途中で提供される「昆布水」と「しゃぶしゃぶ肉」で満足度は頂点を超える。
ただでさえ美味過ぎる麺の楽しみ方はいろいろ。
格の違いをさらに感じた。
2022/10/09 更新
2018/12 訪問
湯河原までラーメンを食べに行く。それは最高に美味い“らぁ麺”と“つけ麺” 「らぁ麺屋 飯田商店」
2018/12/6(木)11:00
湯河原に店を構える「らぁ麺屋 飯田商店」。
2016/11に始めて来て以来2018/4月、6月と過去3回来ている。今回で4回目になる。
今回は
醤油 ✖️つけ麺
の連食としてみた。あえて醤油を先に。
醤油もつけ麺もとにかく旨い。言葉がない。
“醤油らぁ麺”の麺とスープと油のなんとも言えない一体感、具材は勿論完璧。
醤油を頂いた後の“つけ麺”もまた格別。
麺の旨さは塩とワサビが最高。カボスも合う。「まさに蕎麦だな」と感心しうかうかしていると麺が無くなる。つけ汁に麺を潜らせると“醤油らぁ麺”とはまた違った美味しさに、何度頂いても思わず「美味い!」と心の中で言っている。
他とは比較にならない。ちょっと抜けてるなぁ…と。今回頂いて美味さだけではない、病み付きになる中毒性までも備えていると思った。
食った後また食いたくなった。
今回は飯田さんを囲む厨房内の動きが悪かった(と言うより呼吸が合わなかった)せいか、飯田さんの小言が多く、小さい声で言っているがカウンター越しに聞こえてくる。結構厳しいことを言っていて聞きたくなくても気になって聞こえてくるものだ。まぁ、厳しさが見えて私はポジティブに受け取れるが客によっては“小言は食えない”と思う人もいるかもしれない。
しかし、これも完璧な“おもてなし“を追求するが故だと理解できる。
本当に凄い店だ。
あまりの感動に何故こんなに「らぁ麺屋 飯田商店」が好きかを少し書いてみたいと思った。
店の外観と内装のギャップに驚き、店員さんの割烹白衣は白く清潔、襟元もピシッと。
麺の茹で時間の管理から麺あげのザルさばきまで、店主を中心に厨房での仕事は流れるように鮮やかで、完成されたラーメンは言葉がないほど旨い。
お客がその店を好きになるかどうかは、味は勿論、店の雰囲気、店主の人柄、店員さんの対応など色々な要素が影響するが、そのどれもに気を配り、ラーメンの味を追求するだけでは無い店主の“おもてなし”の精神に毎度感動させられる。
「飯田商店」の名称は、店主飯田将太さんの実家が営んでいた水産加工会社の名前。現在の店はその倉庫として使われていたところを改装したと言う。
和食料理人を志し上京したが25歳の時に湯河原に戻り叔父のラーメンチェーンをFCで経営。この時からラーメンと向き合う人生がスタートする。飯田さんが作るラーメンに大きく影響を与えたのは、“ラーメンの鬼”故・佐野実さんの営む「支那そばや本店」と現在は「ロックンビリーS1」として尼崎で店を出す店主の嶋崎順一さんが神奈川・相模原でやっていた「69’N’ ROLL ONE」。
「らぁ麺屋 飯田商店」の完璧を目指し続ける麺は佐野氏から、鶏と水だけで作った透き通る旨味のスープは嶋崎氏が源流となって飯田流に昇華され最高の一杯を創り上げた。
2010年3月オープン以来口コミで徐々に客足を伸ばし、今では全国的な人気店になっているが湯河原以外に進出する気配がない。
湯河原を愛し、一杯1000円弱のラーメンを食べに湯河原に人を呼ぶ。そのために”おもてなし“を追求しラーメンを追求する。
1日200杯が限界と言うラーメンを作り続けるその哲学と心構え、商売に向き合う姿勢を尊敬するし、人としてなんとも言えない魅力を感じる。
※参考:情熱大陸,東洋経済
2018/12/17 更新
2018/06 訪問
毎度感動! 湯河原 飯田商店
2018/6/15(金) 11:00
11:00の開店時間即入店をめざして朝6:30に到着。7:00から配布される整理券1番をゲットするというパターンで今回3回目の訪問。
前回、前々回は塩、醤油の連食を2回続けたので今回はつけ麺とにぼちゃんの連食と決めていた。
つけ麺に関してはまず麺に感動。冗談じゃなくスープいらないんじゃないかと思うくらい麺がおいしい。全部食っちゃいそうだ。スープは飯田商店の醤油の香りと旨味がたまらなくおいしい。つけ麺はあまり頂かないもので素人なんだが、これは美味い。また頂きに来ようと思う。
煮干し系のにぼちゃんも完成度高くクオリティの高い一杯になっていてもう一つの「飯田商店」を味わうことができるのでオススメ。
ホスピタリティ、仕事のサバキ、店内のデザイン含めたクオリティと清潔感、味、全てにおいて1段上のレベルで勝負している「飯田商店」の完成度の凄さをまた味わった。
2018/11/16 更新
2018/04 訪問
さらに進化 湯河原 飯田商店
2018/4/26(木) 11:00
朝6:30に到着し、7:00に整理券1番をゲットするパターンで2回目の訪問。
情熱大陸で放映されてまさに時の人になった感のある店主 飯田将太さん。あの番組を見てリピーター含めさらにファンを増やしたのでは。
今回は進化を感じたかった前回と同様、塩と醤油を連食で頂く。
両方ともに次元の違う美味しさは前回同様。あまりにも美味いのでその進化の度合いは明確に説明できないが、スープのコクと旨味、そして何と言っても麺が美味い。
塩も醤油も甲乙つけがたいが私は醤油が好み。
レベルが違う勝負をここ湯河原で挑んでいる店主に敬服します。
2018/11/16 更新
足柄下郡湯河原町土肥にある「らぁ麺 飯田商店」
現在食べログ「ラーメン」では唯一の4点越え4.10
2018年からブロンズ、2017年から百名店を2024年現在まで取り続けている
RDB99.73総合3位
ラーメン2位、つけ麺6位、醤油1位、塩4位
レビュー70%らぁ麺、30%つけ麺
約64%醤油、29%塩、煮干し4%、その他3%
2年連続「Japan Best Ramen Awards」第1位
■訪問年月日
2024/3/(水)
■場所
東海道線「湯河原駅」徒歩約11分
■駐車
有り
店舗前に15台分
■並びの状況とルール
人気飲食店の予約専門サイト「OMAKASE」からの完全予約制
毎週火曜日12時にその週と翌週月曜日を含めた5日分を予約販売する
毎回約10〜20分で完売
予約後のキャンセルは別途キャンセル料がかかる
予約時間の10分前に到着すること
予約時間が近づくと食券購入がアナウンスされ、入口横に置かれたタッチパネル式券売機で購入
現金、カード、電子マネーが利用可能
その後順次注文の確認(連食の場合は食べる順序の申告)がとられる
定時刻、順に名前が呼ばれ店内に入り指定された席に着席
■注文と会計
店外に置かれているタッチパネル式券売機(現金、電子マネー、QRコード、カード(VISA、MASTAR)利用可能)
■メニュー
(各 しょうゆ/しお)
・らぁ麺 ¥1800
・わんたん入りらぁ麺 ¥2150
・チャーシュー麺 ¥2350
・わんたん入りチャーシュー麺 ¥2700
・つけ麺 ¥2200
・お出汁割り ¥200
・お野菜ごはん ¥730
・おにくごはん ¥650
・バター醤油ごはん ¥380
・土鍋炊きライス ¥300
・土鍋炊き半ライス ¥200
■ルーティン
カウンター9席。テーブル4人×2卓
飯田店主が一度に調理するラーメンは2〜3食分
つけ麺はお弟子さんが麺をセットするので調理は同時進行
つけ麺つけ汁は飯田店主が調理
作る順番は入店順ではなく全員の退店時間が同じになるように配慮され連食組みや子供などから調理する
今回、入店から約8分で1食目提供
2食目提供入店から約20分
2食目完食入店から約40分
■その他
相変わらず綺麗な店内、厨房はピカピカ
盆とおしぼりがセットされたカウンター席は大変ゆったりしている
着席すると飯田店主自ら挨拶にまわられ、こちらも気持ちが上がる
注文は毎度の「しょうゆらぁ麺」と「つけ麺しお味」
「しょうゆらぁ麺」
白い美しい丼
淡い醤油色と黄金の鶏油
チャーシューは大きくカットされたTOKYO-Xのロースが2枚
その上に綺麗に盛られた九条ねぎ、その上に丼に添えられスープに接していない佐賀海苔
その下に角切りされたメンマ、綺麗に畳まれた麺
完璧にまとめられた貫禄のビジュアル
いつも通り奥側の鶏油が薄いスープを頂く
出汁の優しい旨みを感じ、鶏油と出汁の優しい酸味のエッジを感じる旨みから醤油のまろさ甘みを感じるスムーズで極めて上品な味の変化は相変わらず超一級
出汁、醤油、脂、溶け出した麺の小麦の一体感が半端じゃない
綺麗に麺線が整えられた麺をもちあげると見事にスープをまといシルクのように滑らかで艶やかな優しくウエッティな食感を感じさせる
圧巻を感じる瞬間だ
時間と共に小麦が溶け込みスープの美味さは深みを増す
「つけ麺 しお味+お出汁割りかつお」
2種の麺、2種のつけ汁、薬味が盆に配される
薬味皿に本ワサビ、梅鰹、ネギ、酢橘
麺皿には白黒2種の麺に2種のチャーシュー
白い面はもっちりとしたコシで口の中で跳ね返す弾力があり小麦の甘みが立つ
しおつけ汁がよく合う
黒い麺はざらついた舌触りザックリとした食感で香ばしく日本蕎麦のよう
ワサビと和風出汁つけ汁がよく合う
まさに富士山と桜島の如き佇まいだと思っている
しおつけ汁は塩ダレではなく、ピュアにブレンド塩と出汁と鶏油で鶏感が半端じゃない
少し塩味を効かせたつけ汁は麺につけ汁の旨味を確実に乗せてくる
添えられたチャーシューはTOKYO-Xと炭火で炙られ山椒が振られた黒薩摩鶏
東京X薩摩、荒々しくも維新的なこのつけ麺を象徴している
中央には新たにドライトマトが添えられ舌をリセットするのに良い仕事をしている
麺を半分くらい食べ進んだ頃、「鰹昆布出汁水」と「しゃぶ肉」が運ばれてくる
この「鰹昆布水」は残った麺の上にいっきにかけ、「しゃぶ肉」は「鰹昆布水」をまとった麺と共につけ汁にダイブし一緒に食す
「鰹昆布水」はさすが元祖と思わせる桁違いな旨み
糸引くほど濃度が高く鰹と昆布の旨味が濃厚で一味も二味も違う
これに「しゃぶ肉」を添えつけ汁にダイブすると至極上品で旨味の極限を味わえる
極薄に切られた「しゃぶ肉」は少し塩味が効いた極上の豚の旨味、つけ汁の鶏に麺にまとった昆布と鰹が、メインと言えるに相応しい
最後は「お出汁割りかつお」の〆
2種のネギに正方形の海苔、柚子、1番カツオ出汁で極旨
これまでの余韻を味わえる
毎回新たな感覚、新たな気づき、一期一会な味わいがあるのが凄い
どちらも確実に前回を超えて美味い「最高の一杯」
2食連食してどちらも最高に美味いが、やはり「らぁ麺」は絶対に外せないと改めて思った