tohoi726さんのマイ★ベストレストラン 2018

ビールのち焼酎、ところによりウイスキー

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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2018年は気が付いたら関西に集中してしまいました。

マイ★ベストレストラン

1位

いはら田 (丹波口 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2018/08訪問 2018/11/07

モダンと古典の融合、伝統を越えた懐石の味

西大路七条の交差点から五条方面に100m程、西大路通りに立地する割烹・懐石料理の店。最寄りの駅がJR八条口と、それなりに距離がありますので、タクシーの利用をおすすめします。どちらかと言えば京都中心街からは大きく外れているため、穴場的存在と言えます。店内は1Fがカウンター、2Fがテーブル席となります。テーブル席は下足を脱ぎますので、女性は素足に注意です。当日は事前に予約を入れての訪問。当日はカウンターが満席でしたので、2Fのテーブル席で。こちらのテーブル席は、衝立や御簾で仕切られておりますので、誰にも邪魔されずに自分のペースで食事ができます。自分的には料理風景が見られるカウンターが好みなのですが、この環境ならテーブルもありかなと。さて料理ですが、こちらの料理は実に美しいのです。『わびさび』のかけらもなく、実に艶やか。食器と食材の色のバランス、そして盛り付け。目で楽しみ、舌で味わうとはまさにこの事。味付けは醤油が使用されておらず、独特の味付け。刺身も醤油ナシなんてと思ったのですが、目からウロコ、絶妙の味付けに感嘆。通常、序盤で提供される八寸が中盤で提供される変化球には驚きましたが、これが目のアクセント、舌のアクセントととなり、後半の料理と酒が進む進む。高額のコースもありますが、15,000円のコースで、鱧、雲丹、鮑、松茸、毛蟹、大トロ、グジ...と、高級と言われるタネが使用されますので、ここで十分かなと。祇園あたりで同じ金額を使うなら、絶対にこちらをおすすめします。2人での支払いが36,000円強と、コスパも申し分なし。間違いなく常連になる1軒です。

  • 八寸
  • 先付(茗荷とグジ)
  • 炊き合わせ(鱧と松茸)

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2位

ゆう座 (高の原 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2018/08訪問 2018/11/26

奈良で出会った”まさか”の本格江戸前寿司、味は名店クラス

近鉄『高の原駅』から徒歩15分(自分は道が分からなくなりタクシーを利用)に立地する寿司店。帰りは店からタクシーを使用しましたが、大宮まで2,000円かかりません。これなら最初からタクシーでもよい距離。駐車場もありますので、酒抜きなら自動車でもOK。評判を聞きつけ、当日は電話予約の後訪問。仕入れの関係か、電話した際にオーダーの内容を聞かれます(自分は聞かれた)ので、回答を用意しておいた方が話はスムーズです。お店はカウンターのみ。店内の設え、そしてタネ箱を使用したスタンスに好感度MAX。そして料理は、まさかの本格江戸前。関西出身の大将でしたので、関東での修行経験があるのか聞いてみたのですが、大阪帝国ホテルの『あの店』出身。なるほど、料理にその雰囲気が出ております。オーダーは、ツマミから握りまで『おまかせ』。板場は大将1人ですが、1人で捌ける客数しかとらないので、皿出しにはまったく問題なし。握りは標準的な大きさ。シャリをやや少な目にしてありますので、女性でも貫数を食べられます。シャリの炊き具合はやや固め。自分のもっとも好みの固さ。そして酢がタッているところが江戸前らしくていい。握りは綺麗な舟形。煮キリは塗ってあり食べるだけ。包丁さばき、握り、タネの選び方、仕込み、どれをとっても、既に名店レベルです。ツマミ6品、握り10貫、酒大筋で8杯を2人の支払いで30,000円そこそこ。ご当地に来たら常連になること間違いなし。

■今日のオーダー
★つまみ
〇もずく
久〇衛でも最初に出てくる1品は
これかジュンサイ。口がスッキリして
この後の料理が新鮮になる。
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◎刺身(あこう)
これも久〇衛スタイル。
関東では珍しい魚だが、瀬戸内産の
高級魚。十分に熟成され目の覚める
旨さ。関西では新鮮なゴリゴリの
白身を出す店が多いが、こちらは
熟成を完璧に活かしきっている。
----------------------------------------------------------------
◎鮑の酢の物
三杯酢の塩梅よく、生鮑の食感と
風味が十二分に引き出されている。
肝もついており、こちらは好き嫌い。
----------------------------------------------------------------
◎焼き物(マナガツオの西京漬け)
抜群の漬け込みで最高の1品。
こういう料理は、やはり関西が
1枚上手。
----------------------------------------------------------------
◎蝦蛄
自分は大好きなタネだが、これは意外と
好みのわかれるところ。
大ぶりで身が厚く、食感も味わいも最高。
----------------------------------------------------------------
★握り
◎平目の昆布締め
昆布と熟成された身の味が、ねっとりと
口の中に広がる。
旨くないわけがない。
----------------------------------------------------------------
◎◎中トロ
最高の1品。
最高の部位を薄く切り出し、3分の1程
折り込んで二枚重ねに。
口の中でホロリと溶け、シャリとの一体感が
たまらない。
----------------------------------------------------------------
◎すみ烏賊
塩と酢橘で。
表面に隠し包丁が無数にいれられ
口に入れたと同時に、身が解ける。
これは旨い。
----------------------------------------------------------------
◎ウニ(ムラサキ)
極上の白ウニ。
軍艦発祥の久〇衛とはスタイルを変え、
そのまま握って煮キリで。
やっぱりウニはそのまま握って
もらった方が旨い。
----------------------------------------------------------------
◎大トロ(炙り)
軽く炙ってある事で余分な脂がトンでおり
コクはあるが、サッパリした味に。
秀逸な1品。
----------------------------------------------------------------
◎車海老
大ぶりの車海老。
頭のミソが身の裏に仕込んであり、
海老好きにはたまらない1品。
まさに、これだよ、これ。
----------------------------------------------------------------
◎あなご
これは久〇衛に順じて、大ぶりの穴子を
2つにカットし、片方はタレ、片方は塩で
2種類の味を満喫できるスタイル。
これが旨いんだな。
-----------------------------------------------------------------
★ドリンク
瓶ビール     × 3
梅酒ロック    × 2
芋焼酎ソーダ割り × 3

  • 中トロ
  • 平目の昆布〆
  • (説明なし)

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3位

鮨まつもと (祇園四条、京都河原町、三条京阪 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2018/05訪問 2018/10/15

本格的江戸前鮨を出す祇園の店、名店レベルです

京都祇園、花見小路から脇道に入った閑静な場所に立地。設えから見た目敷居が高く感じる。祇園に江戸前鮨を食べさせる店があると聞いたのは1年前。それからチャレンジするも2度予約できず、3度目にしてようやく予約成就。店内はカウンター7席に2掛けテーブルが2卓(4人掛けが1卓)のこじんまりした店。大将が1人で切り盛りしているが、仕込みと手際が良いので待たされる事はない。こちらは、ツマミから握り、最初から握りのおまかせのみ。当日は迷わずツマミから。ツマミは空豆からはじまり5品。どれも旬の肴で、刺身以外はひと手間かけており、味に飽きがこない。握りは11貫に〆の玉。シャリは赤酢を使っているが、思ったほど酢はタッておらず、大きさは、やや小ぶり。関西にありがちな水っ気の多いシャリではなく、固めに仕上げられ、シャリが一粒一粒たっている感じ。握りは綺麗な船形をしており、江戸前なので塩や煮キリ等を塗ってあるので、そのまま食べるスタイル。はっきり言って旨い、名店の部類に入る店。値段は銀座並みですが、一度は来店をおすすめする店です。予約の大半が18:00-19:00であるため、大将と料理を独り占めできる開店直後の来店を特におすすめします。

■今日のオーダー
★つまみ
〇焼き空豆
丁寧に処理されているが、これは
どこで食べても大差ない。
--------------------------------------------------------
〇刺身(鳥貝、平目)
鳥貝は新鮮で平目は熟成させている。
平目の熟成さ加減が秀逸。
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〇鰹のたたき
旬の走りだが、若い鰹を調理でカバー
しており、コクがあって旨い。
---------------------------------------------------------
◎煮あわび
肝も添えられており、絶妙の火加減と
味付け。文句なしの1品。
---------------------------------------------------------
〇平貝の磯辺
これは他で食べても大差ない。
---------------------------------------------------------
★にぎり
◎グジ
目の覚めるような1品。昆布〆ではなく
塩のみで〆てあり、絶妙な熟成が最高。
これは旨い。
--------------------------------------------------------
〇白烏賊
塩と柚子で。烏賊の甘みが十分に引き出され
これは旨い。グジの脂が流されるので、次に
つながる1品。
--------------------------------------------------------
◎小肌
塩梅よし。まさか、関西でこれ程の小肌が
食べれるとは思ってもみなかった。
関西のタネに流されないところが好感が持てる。
--------------------------------------------------------
〇ヅケ
赤身の酸味がかすかに残っており、ほどよい
漬け込み。これで湯霜を作っていれば
文句なしだった。
--------------------------------------------------------
◎大トロ
旬を外してはいるが、文句なしの1品。
--------------------------------------------------------
◎北寄貝
軽く火を通しており、生とレアの中間。
甘みが引き出され、生を超える旨さ。
--------------------------------------------------------
◎車海老
大ぶりの海老を食べやすいように、2つに
割っており好感がもてる。食べる直前に
ボイルしており、たまらないムチムチ感と
甘み。最高の車海老。
--------------------------------------------------------
◎のど黒
炙りが多いなか、生を煮キリで。のど黒は
脂が強いイメージがあるのだが、これは
まったく脂を感じさせない。これなら
炙りより生がいい。
--------------------------------------------------------
〇鯵
生臭さなどまったくなく、丁寧な下処理を
されており、あまり好きなタネではないが
これは旨い。
--------------------------------------------------------
◎煮蛤
絶品です。まさか関西で煮蛤を食べられるとは
思ってもみませんでした。ポーションも大きく
十分に味が付いているので、ツメは少々。
最高の1品。
--------------------------------------------------------
★ドリンク
・瓶ビール     × 4
・白ワイン     × 1
・芋焼酎ソーダ割り × 2

  • 大トロ
  • グジ
  • 小肌

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4位

むろまち 加地 (五条(京都市営)、四条(京都市営)、烏丸 / 日本料理、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2018/04訪問 2018/04/25

味、値付け、サービス、文句なしの名店

五条烏丸の交差点から近いものの、裏路地に立地するためナビは必要。こちらは何度かチャレンジするものの、なかなか予約がとれず、3-4度目にしてようやく念願叶っての訪問。店内はカウンター8席に個室が1部屋。割烹料理ですが、全てアラカルトで受けてくれるのでうれしいところ。メニュー外のタネを説明しながら見せてくれますし、メニューも各席に添えられておりますのでオーダーし難いという事はありませんが、迷ったら素直に大将に聞くのがよろしいでしょう。好みの料理をチョイスしてくれますし、会話を楽しむことができます。,いかにも職人という方も他店にはおりますが、こちらの大将は客に気を使わせない雰囲気を持っておりますので、気軽に食事ができます。また、目の前で調理風景が全て見れますので、食事のつなぎにも飽きがきません。当日は、さんざん飲んで食べて1人1万円以下ですので、コスパは最高。味よし、コスパよし、サービスよしの、文句なしの名店で、常連になること間違いなし。

■今日の料理
◎お通し
これだけで十分な1品。
特にフキノトウ、アスパラ等の
春野菜の天ぷらは、直前に揚げて
くれており、お通しにしてこの
心遣い。味も文句なし。
-----------------------------------------------------
〇お造り
ー蛍烏賊・真鯛・平貝・鯵押寿司・珍味ー
既に盛り合わせの見た目が楽しい。
蛍烏賊は軽く湯通しし、口ばしを
1つ1つ丁寧にとり、ワサビで。
鯵押寿司は女性には重たいかも。
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◎鯛の白子
ポーションも大きく、トロける味わい。
過去に食した鯛の白子ではこれが1番。
-----------------------------------------------------
〇カラスミ
炙る店も多いが、こちらは切ってそのまま。
ネットリとカラスミの味が口に広がる。
塩っ辛くなく、塩梅がよい。
-----------------------------------------------------
◎炊き合わせ
-筍・蛸頭・蛸足・魚卵-
他の客が食べているのを見てオーダー。
味付け、炊き加減(蒸し器を使用)が
文句なし。
-----------------------------------------------------
◎焼き筍
ただ焼くのではなく、遠火で焼いて、
煮キリを塗って、また遠火で焼いてを
延々30分程繰り返し。焼きながら
筍に味をしみ込ませており、
旨くないわけがない。極上の1品。
-----------------------------------------------------
◎ユリ根ご飯(釜炊き)
1食1食、専用の小さな釜で炊き上げており
極上の旨さ。炊き上がりに30分は要する
ものの、最後に釜炊きご飯(何種類かある)は
オーダーすべき1品
-----------------------------------------------------
■ドリンク
・生ビール         × 5
・梅酒お湯割り       × 1
・芋焼酎ソーダ割り(三岳) × 4

  • お通し
  • お造り盛り合わせ
  • 炊き合わせ

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5位

祇園おくむら (祇園四条、京都河原町、三条京阪 / フレンチ、日本料理)

2回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2019/08訪問 2019/09/02

フレンチを京懐石で、こりゃ人気になるわ

京都祇園の中心に立地するフレンチの店。と言うよりも外観、内観は割烹料理屋の趣きで、フレンチをフレンチらしくではなく、懐石として提供すると理解した方が良いでしょう。当日は連れの希望で2度目の訪問。台風直撃の日でしたので、先客1組、後客1組と、ほぼ貸切状態。席は1Fのテーブル席を利用。料理は10,000円、16,000円、21,000円の3本のみ。10,000円と16,000円の差はフォアグラがコースに入るかどうかだけなので、10,000円のコースで十分です。当日の料理は前回同様に期待を裏切らない味で、完璧なフレンチ。しかし、それを京懐石風に見せるところがなお良し。接客や料理の説明も十分で、人気店なのも頷けます。ただし、酒の値付けは『それなり』ですので、調子にのって飲みすぎると支払いで驚く事になります。比較的予約は取りやすい店ではありますが、集中的に予約が埋まるケースが多いので、最低でも一週間前には決めておきたいところです。当日の支払いは2人で32,000円なり。自分の手札としてもっておきたい1軒です。

■おしぼり
・布おしぼり
■箸
・木箸
■トイレ
・男女共用
・洋式
・ウォシュレット
■ポイント
・コースは10,000円で十分
・予約は1週間前までに


京都祇園の中心に立地するフレンチレストラン。外観、内装のしつらいは割烹料理店そのもの。フレンチらしくありません。逆にそのギャップと言いますか、融合が良いのでしょう。人気店なのも頷けます。店内は1F、2Fでカウンター、テーブル席と意外に大箱店。ホールスタッフも厨房もそれなりの人数がおりますので、不自由しません。当日は事前予約の後、18:30に2名で訪問。夜の営業は18:00からですが、通された2Fは既に満席。逆に1Fはまだ来客がいないようでした。席の仕分けを考えてみたのですが、自分的にはコースの内容(料金)で分けているように見えます。隣の客と違う料理を出されるのは、あまりいい気分ではないですから。夜のコースは10,000円、16,000円、21,000円の3本。10,000円と16,000円の差はフォアグラ料理がついてくるかどうかの違いですので、この差はあまり感じません。21,000円となると、確かに素材は違うのですが、グランメゾンの下の方に引っかかってくる料金ですので、ここは10,000円のコースで十分です。さて料理ですがフレンチと言うよりは、和懐石をフレンチ風にアレンジした料理と言った方が正解かもしれません。もちろん味は文句なしで、サービスもかゆい所に手が届く絶妙な間合い。ゴリゴリのフレンチを食べたい方にはおすすめしませんが、定期的に通いたくなる店であり、勝負店としても恥ずかしくありません。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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6位

寿司吉乃 先斗町 (三条、三条京阪、京都市役所前 / 寿司、日本料理、海鮮)

5回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2021/07訪問 2021/07/25

一流の仕事、極上のタネ、極みの江戸前寿司

三条通鴨川の脇から入り四条通方面に1ブロック、先斗町の外れに立地する寿司店。雑居ビルの2Fにあるため1Fの看板に要注意。また狭い階段の奥にあるため、一見では勇気がいるロケーション。京都ではお気に入りの1軒で再訪多数。

●接客・応対
基本的に大将1人で調理しているのだが、手際がよいので満席でも皿出しが滞ることはない。高飛車なところがまったくなく、物腰が柔らかいので、分からない事は気軽に聞ける雰囲気。
●雰囲気
建物の構造上、初見で店に入るには勇気がいるが、店内は明るく清潔感がある。通路、席間も十分に確保されており、落ち着いて食事できる環境にある。
●メニュー
握り、つまみとも豊富。当日のおススメをはっきり明記してくれているので、オーダーに迷う事はない。ただし、数が限られるタネもあるので、先にオーダーする意思を伝えた方がよい。こちらは、値段の違う2種類のおまかせがお決まりとなる。
●そして実食
煮切りや生醤油が塗ってあり、寿司は握りをそのまま食べる江戸前スタイル。シャリ玉はやや小ぶりで、握りは舟形、女性であっても種類を多く食べられる。関東ではなかなか出てこないタネを江戸前で食べられるのは、幸せの極致。
●総評
当日のお支払いは、握りおまかせ2人前、つまみ3品、酒8杯で、2人で22,000円なり。本格江戸前寿司を先斗町でこの値段はコスパ良すぎだろ。タネ質、味、仕事、そして値付け、すべてにおいて文句なし、一流の寿司店です。

■今日のオーダー
★つまみ
◎鱧おとし
肉厚でポーション文句なし。それでいて
骨ばった部位や固い部分はなし。脂の
のりも文句なく、噛みしめる程に口の
中に甘みが広がる。
梅肉が荒ごしなのがなお良い。
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〇鰹塩たたき
どちらかと言えば野性味が強い鰹だが
こちらのたたきは繊細。切り付けの
厚さがちょうどよく、荒塩、葱、玉葱
そして山葵で食べる。切り付けの厚い
タタキを出す店が四国の方にはあるが、
あれは藁焼きにしてちょうどよいサイズ。
店内で焼くには、このサイズでよい。
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★にぎり
◎中トロ
初手でいきなり中トロで少し驚くが、
やはり旨いものは序盤で食べた方がよい。
筋はまったく無い部位で、隠し包丁が
細かく入っており、包丁で切った筋に
生醤油が入り込み、トロの脂っこさを
中和してくれる。
旨いのなんの、これはたまらない。
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◎剣烏賊
やや肉厚気味なのだが、絶妙に包丁が
入っており口の中で『ハラリ』とばらける。
塩とカボスが烏賊の甘みを引き出して、
これは最高に旨いっ。
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◎◎ぐじ
タネをややねかせており、まったりと甘みが
口の中で広がる。山葵ちょい多目が、
アクセントとなり、自分的にこの日の1番。
白身は新鮮ゴリゴリより、熟成させた方が
やっぱり旨い。
最後にお好みでもう1貫追加。
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〇雲丹
粒が揃っており、味に文句なし。ただし
いつもは握りで出してくれるのだが、
この日は軍艦でちょっとだけ残念。
どんなにいい海苔を使っても、どうしても
海苔の味が邪魔をしてしまう。
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〇いくら
時期が外れてはいるものの、粒が揃い
皮も硬くない。漬け込み具合がよく
この時期にしては旨い1品。
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◎太刀魚
切り付けが独特。表面を軽く炙って
紅葉おろしと刻み葱で食べるのだが
炙りと言うよりも半生状態。ちょっと
食べたことがない。肉厚だが、大きく
包丁が入っており、タネが蛇腹状。
これは旨過ぎだろ。
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◎のどぐろ
表面を炙って塩で。脂がのってはいるが
余分な脂はなく、のどぐろにありがちな
ベタベタ感は微塵もない。生醤油や
煮キリでベタベタにする店も多いが、
こちらはシンプルに塩と山葵で。
この食べ方が1番旨い。
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◎◎蒸鮑
大ぶりに切り付け、肝を乗せ煮キリで。
旨くないわけがない。サクっと噛みきれ
口の中でバラバラ、シャリとの一体感が
すばらしい。
お決まりにこのタネが入るのが驚き。
----------------------------------------------------------------
◎小肌
皮も硬くなく、〆の塩梅が最高。
タネに切り込みが入っており、
口の中で簡単にバラける。
関西でこれ程の小肌が食べられ事に
驚き。
----------------------------------------------------------------
◎鱧
焼いた鱧を塩と山葵で。骨っぽい
ところはまったくなく、炙った
香ばさが白身に纏い、山葵が身の
甘さを引き出す。これは旨い。
---------------------------------------------------------------
◎しまあじ(お好みで追加オーダー)
脂が強い魚ではあるが、タネ質に加えて
処理が上手いので、しまあじが苦手な方も
これならば大丈夫。鮪と同じで、タネに
切り込みを入れ、醤油をなじませるので
口の中に脂感は残らない。
---------------------------------------------------------------

★ドリンク
・生ビール × 4
・瓶ビール × 2
・ハイボール × 1
・冷酒( 上喜元)× 1

■店内
・L字カウンター × 6席
・4人掛けテーブル × 3卓
■ 訪問時の状況
・訪問時間:祝日17:45
・訪問人数:2人
・予約有無:事前TEL予約
・混雑状況:先客1組、のち満席
・待ち時間:無
・皿出し :10分
■おしぼり
・布おしぼり
■箸
・エコ箸
■トイレ
・男女別
・様式
・ウォシュレット
・清潔度S(S~C)
■ポイント
・カウンターを選べ
・事前要TEL
三条通から四条通方面に1ブロック、先斗町の外れに立地する寿司店。雑居ビルの2Fにあるため1Fの看板に要注意。また狭い階段の奥にあるため、一見では勇気がいるロケーション。京都ではお気に入りの1軒で再訪多数。

●接客・応対
基本的に大将1人で調理するので、客の人数が多くなると皿出しは必然的に遅めになる。ただし酒・食事の進み具合を視界の端に入れてくれているので、タイミングを見計らって声掛けしてくれる。このあたりの接客が絶妙。
●雰囲気
店内は余分な装飾や余分な音楽がなく、簡素。気持ちが落ち着き食事に集中できる。木製のタネ箱は客向きでタネがよく見えるので気分が盛り上がる。時節柄、目立った外国人もおらず、ほぼ日本人オンリー。
●メニュー
握り、つまみとも豊富。当日のおススメをはっきり明記してくれているので、オーダーに迷う事はない。ただし、数が限られるタネもあるので、先にオーダーする意思を伝えた方がよい。
●そして実食
煮切りや生醤油が塗ってあり、握りをそのまま食べる江戸前スタイル。シャリ玉はやや小ぶりであるので、女性であっても種類を多く食べられる。関東ではなかなか出てこないタネを江戸前で食べられるのは、幸せの極致。
●総評
当日のお支払いは、握りおまかせ2人前、つまみ4品、酒9杯で、2人で23,000円なり。先斗町でこの値段はコスパ良すぎだろ。タネ質、味、仕事、そして値付け、すべてにおいて文句なし。

■今日のオーダー
★つまみ
◎鱧おとし
ポーションも脂のノリも文句なし。
涼よかな味は暑さを忘れる。
噛みしめる程に口の中に旨さが広がり
あまりの旨さにお代わりをオーダー。
--------------------------------------------------------------
◎うざく
かなり大ぶりの鰻を使用しており、
肉厚で食べ応え十分。しかも
鰻の量が胡瓜の量を圧倒的に凌駕しており
こんな鰻たっぷりのうざく見たことない。
加えて最初から冷やして出す店が多い中
こちらは直前に鰻に熱を加えてあるので、
胡瓜と酢は常温(もしくは少し冷)だが
鰻はホカホカ。このアンバランスが
たまらない。酒の肴に最高。
---------------------------------------------------------------
◎鱧の天ぷら
鱧を天ぷらにする場合、骨切りが疎かに
なる店があるが、こちらは皮一枚残して
きっちりと骨切りされている。
また、揚げる際に大葉を巻いており
淡白な鱧にアクセントとなっている。
味はもちろん文句なし、これは旨い。
もちろん天つゆではなく塩で。
はじめ天ぷらの盛り合わせをオーダー
しようと思っていたが、鱧があれば、
断然こちらにするべし。
----------------------------------------------------------------
★にぎり
◎剣烏賊
やや肉厚気味なのだが、絶妙に包丁が
入っており口の中で『ハラリ』とばらける。
塩とカボスが烏賊の甘みを引き出して、
これは最高っ。
----------------------------------------------------------------
◎中トロ
2貫目でいきなり中トロで少し驚くが、
やはり旨いものは序盤で食べた方がよい。
筋もなく、口の中でトロける旨さ。
旨いのなんの、これはたまらない。
----------------------------------------------------------------
◎甘鯛炙り
昆布締めしてあるグジを軽く炙るのだが
身が締まって味が濃縮されているところに
炙る事で脂が染み出て、なんとも言えない
旨さ。
----------------------------------------------------------------
〇いくら
季節は外しているが、粒も艶もよく、
状態は悪くない。ただ、季節的に無理に
たべなくともよいタネ。
----------------------------------------------------------------
◎雲丹
軍艦ではなく握りに塩で。海苔に邪魔されず
雲丹本来の味を堪能できる。
雲丹の質も文句なし。
----------------------------------------------------------------
◎車海老
茹でたてを握ってくれる。海老の甘みが
口の中に広がり、唸るような旨さ。
ポーションも大き過ぎず小さ過ぎず
車海老的にちょうど良い大きさ。
----------------------------------------------------------------
◎しまあじ
どちらかと言えば好んでオーダーしない
タネではあるが、これは旨い。
身がしっかりしているだけに、ともすれば
固く感じるのだが、細かな包丁が縦横に
入っており、口の中でハラリとバラケル。
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〇のどぐろ
軽く炙って紅葉おろしと刻み葱で。
のどぐろを炙ると、脂が際立ち味が
しつこくなるのだが、細かな包丁が入る
事で、表面の脂のくどさを感じさせない。
----------------------------------------------------------------
◎蒸し鮑
肉厚の鮑を蒸して肝(蒸し)を添えて。
海苔で止めないので鮑だけの味を堪能。
深めに入った包丁が、ただでさえ蒸して
柔らかくなっている鮑を、より一層
柔らかく感じさせる。
悶絶レベルの旨さ。
----------------------------------------------------------------
◎穴子
蒸した穴子を軽く炙って、山葵と塩で。
穴子は煮切りよりも塩が旨いと思わせる
典型的な1品。
これは旨い。
----------------------------------------------------------------
★ドリンク
・生ビール × 4
・瓶ビール × 3
・梅酒ロック × 2

■店内
・L字カウンター × 6席
・4人掛けテーブル × 4卓
■ 訪問時の状況
・訪問時間:火曜日15:30
・訪問人数:2人
・予約有無:事前web予約
・混雑状況:先客1組、後客2組
・待ち時間:無
・皿出し :10分
■おしぼり
・布おしぼり
■箸
・エコ箸
■トイレ
・男女共用
・様式
・ウォシュレット
・清潔度S(S~C)
■ポイント
・カウンターを選べ
・事前要TEL
三条通から四条通方面に1ブロック、先斗町に立地する寿司店。雑居ビルの2Fにあるため1Fの看板に要注意。また狭い階段の奥にあるため、一見では勇気がいるロケーション。京都ではお気に入りの1軒で今回で3度目の訪問。

●接客・応対
カウンター、テーブルとも満席で忙しい雰囲気ではあるものの、酒・食事の進み具合を視界の端に入れてくれているので、タイミングを見計らって声掛けしてくれる。このあたりの接客が絶妙。小僧さんはいるものの、大将1人で切り盛りしているので、逆にこちらも呼吸を合わせる必要がある。
●雰囲気
店内は清潔・簡素、余分な装飾がないので気持ちが落ち着く。カウンターもネタケースではなく、木製のタネ箱、しかも客向きでタネがよく見えるので気分が盛り上がる。場所柄、外国人の来店も多いが、どちらかと言えば欧米系が目立つ。
●メニュー
握り、つまみとも豊富なので呑み助には最高。特に当日のおススメは質、コスパとも間違いがない。ただし、焼き物はタネ数に限りがあるので、先にオーダーしておくのが良い。混雑時にはお好みでオーダーするよりも、おまかせにした方が皿出しのスピードも、出されるタネも文句なし。
●そして実食
握りをそのまま食べる江戸前スタイル。シャリ玉はやや小ぶりであるので、女性であっても種類を多く食べられる。関東ではなかなか出てこないタネを江戸前で食べられるのは、幸せの極致。また、こちらは白身を中心に昆布〆等の熟成加減が秀逸で、1通り食べた後でも追加して食べたくなる。

当日のお支払いは2人で21,500円なり。ちょっとコスパ良すぎだろ。

■今日のオーダー
★つまみ
◎白子焼き(鱈)
ホイルで蒸し焼きにして酢橘で。
ポーションも熱の通り具合も文句なし。
生も旨いが、少し熱が入った方が、より
甘みを感じる。
--------------------------------------------------------------
★にぎり
◎剣烏賊
やや肉厚も、隠し包丁が入っている事で
口の中で『ハラリ』とばらける。
塩が烏賊の甘みを引き出して、最高。
--------------------------------------------------------------
〇甘鯛
表面を軽く炙って塩で。炙る事で香ばしさが
出て塩とよく合う。ただ自分的には、
炙らないで昆布締めだけの方が好み。
--------------------------------------------------------------
◎河豚
カワハギの肝をのせ、紅葉おろしで。
これは...反則技。旨すぎです。
--------------------------------------------------------------
◎中トロ
文句なし。口の中でトロける旨さ。
極上の部位。
--------------------------------------------------------------
◎雲丹
軍艦ではなく握りで。
海苔の風味に邪魔されず、純粋に雲丹の味を
堪能できる1品。
--------------------------------------------------------------
〇いくら
可もなく不可もなく、まあ、いくらです。
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◎赤貝
食感も風味も文句なし。下処理が良いので
ヌメリや生臭さがない。
--------------------------------------------------------------
◎のどぐろ
皮際を軽く炙って紅葉おろしで。
脂が適度でしつこくない。グニャグニャと
食感が悪いのどぐろも多いのだが、こちらは
絶妙に隠し包丁が入っているので、口の中で
ハラリとばらける。
--------------------------------------------------------------
〇穴子
ふっくらと煮あがり、ツメも必要以上に
しつこくないので、旨い1品。
ただ自分はツメを塗らないで、軽く炙って
塩で食べるのが好み。
--------------------------------------------------------------
◎ネギトロ
海苔を使わないで葉野菜で巻いたもの。
野菜の食感がやや気になるものの、海苔の
風味に邪魔されないところが良い。
--------------------------------------------------------------
◎小肌
身の大きさも塩梅も申し分なし。
これは旨い小肌。
--------------------------------------------------------------
◎鰤
腹身部分。血合いがなく脂が十分にのった
旨い部位。隠し包丁のおかげで、舌触りと
食感が良く、口の中で溶ける。
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■ドリンク
・生ビール    × 5
・瓶ビール    × 3
・知多ハイボール × 3


■店内
・L字カウンター × 6席
・4人掛けテーブル × 3卓
■ 訪問時の状況
・訪問時間:月曜日19:00
・訪問人数:2人
・予約有無:事前web予約
・混雑状況:満席
・待ち時間:無
・皿出し :10分
■おしぼり
・布おしぼり
■箸
・エコ箸
■トイレ
・男女共用
・様式
・ウォシュレット
・清潔度S(S~C)
■ポイント
・カウンターを選べ
・事前要TEL
先斗町に立地する寿司店。三条通から四条方面に1ブロックですので、まず迷わないと思います。当日は飲んだ後の2軒目として20時過ぎに2名で訪問。初見でお気に入りになったので今回で2度目の訪問。織部調の皿にタネが映える。タネはどれも一手間加わっており、握りをそのまま食べる江戸前スタイル。シャリ玉はやや小ぶりですので、女性でもタネの種類を多く楽しむ事ができます。タネの種類、肴の種類も多く、呑み助にも最適。関西にも(ごめんなさい)こんな寿司屋があったんだと、うれしい驚き。握り、包丁、焼きと全てにおいて一級品。自信をもっておすすめできる1軒です。

■今日のオーダー
★つまみ
◎鱧おとし
骨切り、湯通しの加減、そしてポーション
文句のつけようがありません。
季節的にあればオーダーすべし。
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★にぎり
◎真烏賊
やや肉厚も、隠し包丁が入っている事で
口の中で『ハラリ』とばらける。
塩が烏賊の甘みを引き出して、最高。
--------------------------------------------------------------
◎◎ぐじの昆布締め
旨くないわけがない。
口の中がパラダイス。
関東ではまずお目にかかれないだけに
あればオーダーすべし。
自分的にこの日の1番。
--------------------------------------------------------------
◎タチ
表面を軽く炙って酢橘で。
炙る事で程よく脂がのり、上品な甘みが
口の中で広がる。酢橘のアクセントが
文句なし。
--------------------------------------------------------------
◎ツブ貝
京都でこの質のツブ貝が食べれる事が
驚き。臭み、滑り、一切なく、
ツブ貝の食感、甘みを堪能。
--------------------------------------------------------------
◎中トロ
注文通りに赤身とトロの混ざった部分。
赤身の酸味とトロの甘みの調和が
文句なし。
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〇雲丹(ムラサキ)
軍艦ではなく握りで食べさせてくれる
ところが良い。海苔の風味がどうしても
邪魔するので、自分はこのスタイルが
好み。馬糞があればなお良し。
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■ドリンク
・生ビール     × 2
・梅酒ソーダ割り × 1

■店内
・カウンター6席
・4人掛けテーブル3卓
◼︎ 訪問時の状況
・訪問時間:お盆 20:30
・訪問人数:2人
・予約有無:無
・混雑状況:先客3組後客1組
・待ち時間:無し
・皿出し :10分程度
■おしぼり
・布おしぼり
■箸
・割り箸
■トイレ
・未確認
■ポイント
・旨いタネは大将に聞け
京都市中先斗町に立地する寿司店。雑居ビルの2Fにあるため1Fの看板に要注意。また狭い階段の奥にあるため、一見では勇気がいるかも。事前に評判を聞いていたため予約の後訪問。店内はカウンター6席にテーブルが4卓。断然カウンターがおすすめ。基本的に握りから焼きまで大将が1人でこなしております。そのためご自分の判断(客を見て)で、あえて満席にはしないように見受けられます。気さくな方ですので、酒の量とともに会話も弾みます。こちらはタネをケースではなく、箱に入れておりますので自分的好感がup。さて肝心の味ですが、寿司の握りは小ぶりですので、女性でもタネの種類を多く楽しむことができます。シャリは関西にありがちなベトベトしたシャリではなく、酢がたった江戸前に近い味でタネの旨味が十分に堪能できます。握り、包丁、焼き、そしてCPと文句なし。間違いなく常連になりたい1軒です。

■今日のオーダー
★つまみ
◎刺身(赤貝・ツブ貝)
処理がよくヌメヌメ感がなく、味が
すっきり。赤貝は身とヒモを分けて
両方出してくれるのがうれしい。
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◎鯛の白子炙り
絶品です。
軽く炙る事で甘みが増し
言う事なし。
--------------------------------------------------------
〇蛸の炙り
肉厚で旨い。
ただ自分は炙りより煮蛸の方が好き。
--------------------------------------------------------
★にぎり
◎真烏賊
塩レモンで烏賊の甘みが引き出され
これは旨い。包丁の切れ込みの
おかげで口の中でバラケル。
--------------------------------------------------------
◎甘鯛
これは絶品、至高の味。
後から1貫追加。
--------------------------------------------------------
◎のど黒
表面の皮をほんの軽く炙って塩で。
これも旨い。炙りすぎると妙に
脂っぽくなるのだが、これは包丁の
切れ込みに加え火加減がよい。
--------------------------------------------------------
〇ツブ貝
好きな貝だが、刺身で食したので
握りでなくともよかった。
--------------------------------------------------------
〇子持ち昆布
これはそんなに味の差が出難い。
--------------------------------------------------------
△いくら
さすがに時期ではないので、シーズン物と
比べると今1つか。
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〇さめ鰈
本州では珍しいタネ。
脂ものって塩で旨い。
--------------------------------------------------------
◎雲丹
軍艦にせず握りで食すところがよい。
海苔の香りに邪魔されず、雲丹を
堪能できる。
--------------------------------------------------------
◎穴子
口の中でホロける旨さ。
ただ、これなら塩で食べてみたかった。
--------------------------------------------------------
〇ネギトロ
これは変わり種。
海苔の代わりに紫蘇?で巻いたもの。
鮪の脂をスッキリさせてくれ、これは旨い。
--------------------------------------------------------
〇海老
『普通の海老』と言われたので、たぶん赤海老。
味はまあそれなり。
--------------------------------------------------------
■ドリンク
・生ビール     × 4
・瓶ビール    × 2
・梅酒ソーダ割り × 2
・グラスワイン赤        × 1
・芋焼酎ソーダ割り(銘柄失念) × 4

  • 中トロ
  • 剣烏賊
  • 甘鯛

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7位

橋乃家別館 嵐翠 (有馬温泉 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2018/09訪問 2018/09/24

閑静なたたずまいと至極の懐石料理

有馬温泉に立地する旅館。別荘を改築して旅館に仕立ててある、純日本家屋。部屋数は少なく、庭に面している1Fの部屋は2部屋のみ。行くならここ予約するべし。満室であっても、館内で不思議と誰にもあわず、基本的に小さい子供同伴では予約を避けているので、まさに静寂そのもの。旅館のスタッフも極めて顔を出さないため、プライベートが完全に守られている状態。とにかく誰にも煩わされることなく、ゆっくりしたい人向けです。料理は懐石料理の1品出し。食事のスピードを見ながら絶妙のタイミングで皿だししてくれます。妙に素材をいじくり回した料理ではなく、最高の素材を、素材の味が引き立つシンプルに調理された料理。どの料理も旨くないわけがない。特に厚切りの神戸牛が、肉独特の食感なしに、口の中でトロけた時には感動の一言しかありません。加えて、自分は『米』が好きなのですか、この『米』が旨い。絶妙な固さとモチモチ感、そして甘味、思わず1人で小櫃を完食し、さらにおかわり…。生物、焼き物、揚げ物、汁物、そして飯物と、文句なしの内容。値段がいいので、そうそう来れませんが、1年に1度は訪問したい旅館です。食べログの評価は、まともに星を付けると、上位は全て旅館になってしまいますので、調整しておりますが、ストレートな評価は4.9になります。

★料理★
関西圏だけあって、真鯛、鰆、甘鯛
蛸等のご当地物の調理が最高。
加えて素材自体が最高の素材を使用
しており文句なし。
釜炊きなのか、旨いご飯。
-----------------------------------------------------
★温泉★
・含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉
内風呂が2カ所、露天が1か所。
内風呂が銀泉で露天が金泉。
時間は23:00までと制限あるのが
ちと不満。しかも風呂は別棟にあるので
一度、外に出ます(5m程)。
また、タオルとバスタオルが脱衣所に
用意されているので使い放題がうれしい。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

欽山 (有馬温泉 / 料理旅館、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2018/04訪問 2018/04/18

一度は泊りたい宿

有馬温泉でも喧騒から離れた場所に立地(駅からは近い)。数日前に急に思い立ちご当地へ。たまたま予約できた1軒としてなんの予備知識もなしに当館を訪問。既に入口の設いが素敵すぎ。加えてスタッフの接客が、近すぎず、しかもかゆい所へ手が届く完璧。チップに対して同等のお土産をいただいてしまい、これでいいのか。施設全体も綺麗で非常に気持ちがいい。しかもなんと驚きの、チェックイン13:00、チェックアウト翌12:00。なので朝食も10:00スタートでOK。加えてメニューは焼き魚、ご飯、卵料理はそれぞれ選択可能と手間が込んでます。食事は朝夕とも部屋食。生物、焼き物、揚げ物、煮物、どれも文句なし。料理の旨さについ飲みすぎて自分は21:00前には寝てしまいました。なんてもったいない。風呂は金泉、銀泉揃っており、湯加減もよく非常に気持ちがいい。そんなこちらがミシュラン三ツ星旅館であった事を知ったのは帰宅してから...。風呂良し、料理良し、接客良し。文句なしの旅館です(自販機がないので必要な物は事前調達の要あり)。
☆(ホシ)はまともに付けると、上位は全て旅館になってしまいますので調整しておりますが、ストレートな総合評価は4.9になります。

★料理★
関西圏だけあって、真鯛、鰆、甘鯛
蛸等のご当地物の調理が最高。
どれも一手間かかっており、最高レベルの
味を堪能できる。生で良し、焼いて良し
揚げて良し。文句なし。食器も料理に
あわせて温め、冷やしをおこなっており
ホントに細かな気配りがなされている。
ご飯も客に嫌な思いをさせないようにか、
大き目のおひつ山盛りで食べきれない量。
釜炊きなのか、旨いご飯。
------------------------------------------------------
◎牛鍋
牛鍋懐石をオーダーしていたのだが、
A5ランクの霜降り和牛が、とろける旨さ。
加えて、あらかじめ湯通しされた野菜の
下ごしらえが完璧すぎ。
------------------------------------------------------

★温泉★
・含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉
内風呂が2カ所、露天が2か所。
それぞれ透明なお湯と、金泉(濁り湯)
がある。露天は金泉。
夜は1:00までで朝は5:00から。
湯温はちょうどよい。
また、タオルとバスタオルが脱衣所に
用意されているので使い放題がうれしい。

  • 牛鍋
  • 先付
  • 前菜

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9位

ルカンケ (白金台、目黒、高輪台 / フレンチ、ワインバー)

5回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 4.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2018/12訪問 2019/01/04

変わらない旨さ、変わらないクオリティ

再訪多数。年に何度か定期的に食べたくなります。以前はアラカルトでオーダーを受けていましたが、現在はコース料理のみと、少し残念。しかし、今思えば、このクオリティでアラカルト対応していた事が奇跡に近い。いつもの事ですが、電話の応対から気持ちが良く、接客も料理の説明も食器の説明も完璧。今回はクリスマスディナーを利用。分かってはいた事ですが、通常は時間制限などないのですが、クリスマスだけは1回転させますので、前半組と後半組で2時間づつの2部制。やはり微妙に落ち着かないのはしょうがないところ。加えてドリンクメニューを絞っておりますので(シャンパン、白・赤ワインが各1種類で、他にビール等少々)、酒飲みには少し痛い。まあ、これも時短でしょうがないところではありますが。味はいつもと変わらず最高のクオリティ。トータル的にみて、特別な日ではなく、普段の日の方が満足度は高いこと間違いありません。

■今日のオーダー
★Christmas menu special
◎アミューズ
(竹炭のパンに豚肉のリュエット)
この店の定番。この演出が食事全体を
盛り上げます。気分は上々。今回は
色を変えて2種類。いつもと違う
シュチュエーションがうれしい。
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◎アントレ
(パリソワール ズワイカニ ウニ キャビア)
蟹とウニの甘さにキャビアの塩っ気が
ベストマッチ。感動の旨さ。
見た目も文句なし。
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◎スペシャリテ
(黒鮑のブレゼ リゾットにおご海苔を添えて)
150g程の黒鮑をまるごと1個。
肝を添えてあるうえに、ソース自体に
肝を使用しており、旨くないわけがない。
鮑の下にはソースが絡んだリゾットは
敷いてあり、これも最高。
----------------------------------------------------------------
◎ポアソン
(オマール テルミドール)
1人で半身。
一度、身出しをして殻に戻してあるので
食べやすい。しかも当たり前だが旨いっ。
食べにくい親爪も、キレイに剥いてあり
心遣いがうれしい。
----------------------------------------------------------------
◎ヴィアンド
(和牛ホホ肉の赤ワイン蒸し)
(フォアグラとトリュフをのせて)
これは反則です。脂身の少ないホホ肉に
脂を加える意味でフォアグラを使用して
いるのか、この組み合わせは奇跡の旨さ。
これにトリュフがたっぷりかかっているから
もうたまらない。
----------------------------------------------------------------
◎ポアソン
(甘鯛のブールブラン)
甘鯛の松笠焼きに、マコモダケを添えて。
皮はパリパリで、甘鯛の白身に、ソースが
よくあう。ポーションも大きくワインがすすむ。
----------------------------------------------------------------
◎アヴァンデセール
(苺のムース ヴァンショー ピスタチオ)
甘いものはよくわからないが、これは旨い。
----------------------------------------------------------------
◎ミニャルディーズ
甘いものはよくわからないが、これは旨い。
カフェはカプチーノを選択。
----------------------------------------------------------------
★ドリンク
・エビスの小瓶        × 3
・ペアリング(3杯)   × 1
 シャンパン:2009ドンペリ
 白    :2014シャルドネ
 赤    :2014ピノノワール
再訪多数。年に何度か定期的に食べたくなります。以前はアラカルトでオーダーを受けていましたが、現在はコース料理のみと、少し残念。しかし、今思えば、このクオリティでアラカルト対応していた事が奇跡に近い。いつもの事ですが、電話の応対から気持ちが良く、接客も料理の説明も食器の説明も完璧。料理の味・ポーション、ワインの値付け、どれも非の打ちどころがありません。特に今回は稀少な白トリュフが入荷しており、プラス1,000円で黒から白にグレードアップ。いつにも増して満足度は高いものでした。予約の機会があれば、迷わずに一番高いコースをオーダーしてください。アルコールをガブ飲みしなければ、2人で30,000円前後と奇跡の値付けです。

■今日のオーダー
★menu special
◎アミューズ
(竹炭のパンに豚肉のリュエット)
この店の定番。この演出が食事全体を
盛り上げます。気分は上々。
------------------------------------------------------------------
◎アントレ
(サンマのテリーヌ・セロリ・キャビア)
まさかのサンマのテリーヌ。
皮際を残しテリーヌに仕上がっているのが
驚きの1品。魚臭くなく絶妙。加えて
サンマのパテにキャビア。見た目も味も
パテで、唸る旨さ。
-----------------------------------------------------------------
◎アントレ
(オマール)
オレンジソースとの組み合わせが絶妙。
妙に油っぽいオマールを出す店も多いが
こちらは、いっさいそんな味ではなく
どちらかと言えば日本料理的に、肉汁を
少なくし海老の旨味を身に閉じ込めている。
見た目もパーフェクト。
----------------------------------------------------------------
◎スペシャリテ
(蝦夷鮑のブレゼ オランデーゼ)
150g前後の蝦夷鮑をまるまる1枚。
肝に卵黄を混ぜ、十分に濾したソースが
これがたまらない。旨くないわけがない。
おご海苔がアクセントとなる。
----------------------------------------------------------------
◎フォアグラ
(ポワレ・リゾット)
今回は入荷していた白トリュフを
たっぷりかけて。あらためて白が
最高であることを実感。
加えてフォアグラをポワレした際に
出た出汁を使ったリゾットが添えられており
これは...言葉になりません。
----------------------------------------------------------------
◎ポアソン
(甘鯛のブールブラン)
甘鯛の松笠焼きに、マコモダケを添えて。
皮はパリパリで、甘鯛の白身に、ソースが
よくあう。ポーションも大きくワインがすすむ。
----------------------------------------------------------------
◎ヴィアンド
(赤うしのグリエ)
旨くて失念したが、たしか佐賀牛。
赤身にも関わらず、霜降りのような味わい。
中心部にレア感が残る絶妙の火加減。
さらに黒トリュフのトッピング。
----------------------------------------------------------------
◎アヴァンデセール
(柿のムース)
柿を磨りおろして、ムースとシャーベットに
それぞれ仕上げ、ムースの下にアイスが
隠れている。
----------------------------------------------------------------
◎グランデセール
(モンブラン)
モンブランにカシスで味付け。さらに液体窒素で
固めたソースをアイスにして目の前で。
甘い物が苦手な自分でもこれは旨い。
----------------------------------------------------------------
◎ミニャルディーズ
甘いものはよくわからないが、これは旨い。
カフェはカプチーノを選択。
----------------------------------------------------------------
★ドリンク
・エビスの小瓶       × 3
・ワインペアリング(6杯) × 1
再訪多数。フレンチが食べたくなるとこちらを訪問します。クリスマスだけは時間で入れ替えるため、時間を気にせず食事ができる1週前にクリスマスディナー。アラカルトでのオーダーを止めてしまい、コースのみとなってしまったのは、まことに残念ですが、料理のクオリティは変わらず、どれも十分に満足できるものです。電話の応対から気持ちが良く、接客も完璧。料理の味・ポーション、ワインの値付け、どれも非の打ちどころがありません。グランメゾンのように変に気を使うこともありません。予約の機会があれば、迷わずに一番高いコースをオーダーしてください。きっと、至福のひと時を得られるでしょう。

■今日のオーダー
★12,000のコース
◎アミューズ
(竹炭のパンに豚肉のリュエット)
この店の定番。この演出が食事全体を
盛り上げます。
------------------------------------------------------
◎アントレ
(真鱈の白子のフラン・牛肉のフォン)
白子の熱の通し方が絶妙。加えて魚に
肉の出汁を使う事で味に深みが出る。
------------------------------------------------------
◎アントレ
(牡蠣のフリットおご海苔巻き・ビーツソース)
一瞬、海藻にしか見えない料理。
これが実に面白い。牡蠣は大粒を使用しており
肉厚で旨い。揚げたおご海苔とビーツソースが
よくあう。連れは牡蠣が苦手なため、牡蠣を
紅鮭に変更してくれた。
-------------------------------------------------------
◎スペシャリテ
(蝦夷鮑のブレゼ)
150g前後の蝦夷鮑をまるまる1枚。
肝に卵黄を混ぜ、十分に濾したソースが
これがたまらない。旨くないわけがない。
-------------------------------------------------------
◎フォアグラ
(フォアグラのポワレ)
黒トリュフのスライスをこれでもかってくらい
目の前でスライスしてくれます。
至福の1品。
-------------------------------------------------------
◎ポアソン
(赤ハタのリゾット)
赤ハタの松笠焼きに、骨の出汁で炊いた
リゾット。唸るような旨さ。文句なし。
-------------------------------------------------------
◎ヴィアンド
(香川牛のシンシン)
A4ランクのオリーブ牛の稀少部位
シンシンのグリエ。赤身なのだが、赤身の中に
目で見えない霜降りが混ざっているようで、
とろけるような味わい。赤身と霜降りを
同時に味わっているような感じ。
これは食べた事がない味。旨いを通り越した肉の味。
--------------------------------------------------------
◎アヴァンデセール
(リンゴのスープ)
林檎を摩り下ろして、一度冷凍にしたものを
シャーベット状にトッピングした冷製スープ。
--------------------------------------------------------
◎【グランデセール】
(ガトーショコラ)
甘いものはよくわからないが、これは旨い。
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★ドリンク
・グラスシャンパン × 2
・キール      × 1
・エビスの小瓶   × 3
・グラスワイン白  × 1
・グラスワイン赤  × 2
連れの誕生日に利用。以前のようにアラカルトでのオーダーではなく、残念ながら完全にコースのみとなってしまいましたが、味のレベルは以前よりも確実にあがっております。フロアスタッフの教育も十分に行き届いており、電話の応対から気持ちのいいものがあります。星付きになり露出が多くなってからは、ホントにいろんな客が来店しますが、気の利いた絶妙の接客で嫌な思いはしません。当日は気を使っていただき、広めの席に加え、最後まで隣のテーブルを空けていただいた事には感謝です。
料理、接客、価格とどれも優れており、何度でも再訪したくなる店です。予約時に迷わずに一番高いコースをオーダーする事を強くおすすめします。

■今日のオーダー
★12,000のコース
・竹炭を練り込んだパン  ◎小石に似せ、小石に混ぜて出す演出が最高。
・カペリーニの冷静パスタ ◎キャビア、白魚、ボタンエビを混ぜ、ビーツソースで。激旨。
・白子のフリット     ◎鱈の白子にトリュフをスライスし菜の花のソースで。旨くないわけがない。
・蝦夷アワビのブレゼ   ◎200g-250gのアワビをまるごと1匹。空豆を添えて極上の旨さ。
・フォアグラのポワレ   ◎リンゴのグラッセを添えグランベリーソースで。行儀悪くソースにパンを浸す、旨い。
・アマダイのロティール  ◎長崎五島のアマダイ。ウロコが立つほど焼き上げ、筍を添えて。旨すぎ。
・子羊のロースト     ◎ユリ根のコロッケを添えて。脂身と重ねて食べると絶品。
・冷静スープ       ◎新感覚。いちごとラズベリーのスープで、まるでデザート。
・デザート        ◎ショコラとアイスクリーム。甘い物の味はわかりませんが旨い。
★ドリンク
・グラスシャンパン × 2
・キール      × 2
・エビスの小瓶   × 3

白金台駅から徒歩3分、外苑西通りから1本入った所にひっそりと建つ隠れ家的フレンチ。以前はアラカルトでオーダーを受けていたのですが、星付きになってからは残念ながらコースのみ。ただし、ありがちな時間で回転させる手法ではなく(クリスマス除く)、じっくり時間をかけて味わう事ができるうえ、料理の選択肢が多いのでコースと言ってもそれほど気になりません。料理はアミューズから、肉、魚にいたるまで、どれも絶品です。以前は常連もしくは年齢層が比較的高めの客が多かったのですが、星付きになり露出の機会が増えてからは、若い客の比率が高くなっています。料理、接客、雰囲気、CP的に高レベルです。惜しむらくはアラカルトでオーダーを受けていた時のブータンノワール、最高でした。オーダー復活しないかな...

■今日のオーダー
★料理
・\10,000のコース
★ドリンク
・グラスシャンパン × 2
・ビール小瓶    × 3
・キール      × 2

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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10位

四季の味 彩香 (静岡、新静岡、日吉町 / 居酒屋、日本料理、海鮮)

5回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2020/03訪問 2020/03/18

季節の味を手頃な値段で堪能

お気に入りの1軒なので再訪多数。静岡市の繁華街常盤町に立地する割烹料理店。JR静岡駅北口からは徒歩10分程度。雑居ビルの奥まった場所にあるため、少し注意して探す必要あり。当日は電話予約(当日17:00予約)のうえ18:00に2名で訪問。

●接客・応対
客に気を使わせない気さくな対応のため、こちらは無用の気遣いをせずに済むのがよい。何につけ2人であっても個室を使わせてくれるのは非常にポイントが高い。昨今、効率化を図り少人数なら強制的にカウンターを案内する店が多い中、こちらは予約・入店段階で、空いていれば積極的に席を選択させてくれる貴重な店。当日は月曜日ながら座敷(個室)ぶち抜きで団体が使用していたため、カウンターを利用。
●雰囲気
昔ながらの店ではあるが清潔感は保たれており、古き良き時代の店と言った感じ。昔の造りなのでカウンターはやや腰高(椅子は固定ではない)、座敷は掘り炬燵ではないので要注意。常連や落ち着いた客が多く客質は良いので、ゆっくり食事できる環境にはある。大将に二番手、女将の3人で切り盛りしているので、ガツガツオーダーするような感じではない。
●メニュー
グランドメニューはもちろんだが、当日の黒板おすすめメニューが豊富。特に魚にこだわりがあるのか、いいタネしか仕入れていないので、黒板の魚は外れなしと思ってよい。また素材も多いがその調理方法も多いので、オーダーに迷う程選択肢が多い。
●そして実食
いつもの事であるが、生ものは部位の違う部分を入れてくれるので、1品で2度美味しい。焼き物、揚げ物は火加減が絶妙。どれも値段以上の内容にきっと満足できるはず。値付けはタネの仕入れ値に左右されるので(中トロより鰹の方が高い等)、全体のメニューを見てからオーダーする事をおすすめします。

当日のお支払いは2名で9,500円なり。

■今日のオーダー
★つまみ
◎鰹のタタキ
玉葱、菜の花、刻み葱、ニンニクを添えて。
特にニンニクは醤油?に漬け込んでおり
味わいが深い。いつもの事だが、こちらの
鰹は唸るような旨さ。
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〇鰆(刺身・炙り)
いい物なのだろうが、関西ので食べる鰆と
比べるとどうしても身が柔らかい気がする。
当日は炙りにして正解。皮際のパリっと
した感じがアクセントになり、柔らかい身
をフォロー。炙った香ばしさもプラス。
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〇生春巻き
連れがオーダー。軽く茹でたアスパラを
生ハムにクリームチーズを乗せて巻いた物。
箸休めには最適だが、特筆すべき事はない。
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◎天ぷらの盛り合わせ
(車海老、春菊、タラの芽、フキノトウ
蓮根、椎茸、しめじ、茄子)
タラの芽とフキノトウが食べたかったので
野菜天ぷらの盛り合わせに、単品で車海老
2匹を追加。衣薄く、油の切れもよく素材
の味が100%引き立てられている。
特に車海老はポーションも申し分ないうえ
味噌も濃厚で、身も頭も両方旨い。
はじめから抹茶塩と天ツユと両方出して
くれるところが良い。
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★ドリンク
・生ビール × 3
・梅酒ロック × 2

■店内
・L字カウンター × 10席
・個室 × 3部屋
■訪問時の状況
・訪問時間:月曜日18:00
・訪問人数:2人
・予約有無:当日予約
・混雑状況:先客団体1組、後客なし
・待ち時間:無し
・皿出し :10分~15分程度
■おしぼり
・布おしぼり
■箸
・割り箸
■トイレ
・男女共用
・様式(和式の改造型)
・非ウォシュレット
・清潔度B(S~C)
■ポイント
・電話で席確保
お気に入りの1軒なので再訪多数。静岡市の繁華街常盤町に立地する割烹料理店。JR静岡駅北口からは徒歩10分程度。雑居ビルの奥まった場所にあるため、少し注意して探す必要あり。当日は電話予約(当日17:00予約)のうえ18:30に2名で訪問。

●接客・応対
客に気を使わせない気さくな対応のため、こちらは無用の気遣いをせずに済むのがよい。何につけ2人であっても個室を使わせてくれるのは非常にポイントが高い。昨今、効率化を図り少人数なら強制的にカウンターを案内する店が多い中、こちらは予約・入店段階で、空いていれば積極的に席を選択させてくれる貴重な店。
●雰囲気
昔ながらの店ではあるが清潔感は保たれており、古き良き時代の店と言った感じ。カウンターはやや腰高、座敷は掘り炬燵ではないので要注意。常連や落ち着いた客が多く客質は良いので、ゆっくり食事できる環境にはある。
●メニュー
グランドメニューはもちろんだが、とにかく当日のおすすめメニューが豊富。材料のみならず調理方法が多いので、オーダーに迷う事が多い程、選択肢が多い。
●そして実食
生ものは部位の違う部分を入れてくれるので、1品で2度美味しい。焼き物、揚げ物は火加減が絶妙。どれも値段以上の内容にきっと満足できるはず。特におすすめの生ものは1品は食べて欲しいところ(中でも良い物が入った時の鰹)。ただし、
値付けはタネの仕入れ値に左右されるので(中トロより鰹の方が高い等)、全体のメニューを見てからオーダーする事をおすすめします。

当日のお支払いは2名で12,700円なり。

■今日のオーダー
★つまみ
◎鰹のタタキ
カイワレ、水菜、玉葱、ニンニクを添えて。
唸るような旨さ。鰹にこだわりがあるのか
この店の鰹は掛け値なし本当に旨い。
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〇ミル貝(刺身)
水管、ミル舌、貝柱と部位の違う部分を
取り交ぜて盛り合わせにしてくれる。
下処理が完璧なので、妙な匂いや滑りは
まったくない。貝好きにはたまらない1品。
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◎天ぷらの盛り合わせ
(海老、春菊、タラの芽、白身)
衣薄く、油の切れもよく素材の味が100%
引き立てられている。はじめから抹茶塩と
天ツユと両方出してくれるところが良い。
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◎牡蠣フライ
あまりオーダーしないメニューではあるが
衣が薄い上に大ぶりの身が超絶ジューシー。
久しぶりに旨い牡蠣フライを食べた。
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◎白子(鱈)の小鍋仕立て
白子の入った湯豆腐といった感じ。
白子以外に豆腐、春菊、椎茸、エノキ。
昆布だけで出汁をとっており、下味が
ないので好感がもてる。ほんのわずか
熱の通った白子がたまらなく旨い。
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〇金目鯛の煮つけ
やや小ぶり半身ではあるが、値付けが
安い。オーダー受けてから煮つけているので、
皿出しに20分程時間はかかったものの、味の
染み具合、身の固さなど文句なし。
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★ドリンク
・生ビール × 3
・瓶ビール × 2

■店内
・L字カウンター × 10席
・個室 × 3部屋
■訪問時の状況
・訪問時間:月曜日18:30
・訪問人数:2人
・予約有無:当日予約
・混雑状況:先客無し、後客3組
・待ち時間:無し
・皿出し :10分~15分程度
■おしぼり
・布おしぼり
■箸
・割り箸
■トイレ
・男女共用
・様式(和式の改造型)
・非ウォシュレット
・清潔度B(S~C)
■ポイント
・電話で席確保
静岡市の繁華街常盤町に立地する割烹料理店。雑居ビルの奥まった場所にあるため、少し注意して探す必要があります。お気に入りの1軒なので再訪多数。当日は電話予約(当日予約)のうえ18:30に2名で訪問。月曜日にも関わらず座敷に宴会があったためか、カウンター含んで満席。フリーできた客は断られていました。メニューはグランドメニューに加え、当日のオススメも充実しており、選択肢の幅は広い。生物、焼き物、揚げ物、蒸し物、オールラウンドに対応でき、味はどれも間違いなし。特に大将がススメテくる当日の生物のオススメは、その日の最高の素材を仕入れているため、オーダーは必須。きっと異次元の味を堪能できることでしょう。当日のお支払は2名で12,500円

■今日のオーダー
★つまみ
◎平目の昆布締め(刺身)
十分に熟成されており、身がねっとり
口の中に旨さが広がる。昆布の味も
引き立っており、文句なしの味。
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〇ミル貝(刺身)
部位の違う部分を混ぜてくれるのが
うれしい。磯臭さもなく、コリコリ
した食感にミル貝本来の味。
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◎◎鰹(刺身)
まさに奇跡の味。
このレベルの鰹を食べたのは、
自分的に20年振りくらいか...
ハラモのトロが絶品で、この鰹なら
本マグロよりも旨い。
大将に状態を聞いてからオーダー
した方がよい。
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〇銀杏(塩炒り)
粒が揃っており、ポーションも
申し分なく、炒り加減も塩梅良し。
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〇ユリ根と烏賊炒め
ポーションはそれ程いいとは言える
わけではないが、火が通った事で
ユリ根の甘みが出て、旨い1品。
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◎白子(鱈)の湯葉揚げ
湯葉で白子を巻いて揚げたもの。
ボリューミーで食べごたえ十分。
外はパリパリ中身トロトロ。
旨くないわけがない。
ただし1,500円と値付けは高目。
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〇蟹クリームコロッケ
小ぶりが3個。
中身トロトロのクリームコロッケ
ではあるが、ソースよりも蟹の
味がタッていて好感がもてる1品
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★ドリンク
・生ビール     × 4
・ハイボール   × 2

■店内
・L字カウンター × 10席
・個室 × 3部屋
■訪問時の状況
・訪問時間:月曜日18:30
・訪問人数:2人
・予約有無:当日予約
・混雑状況:満席
・待ち時間:無し
・皿出し :10分程度
■おしぼり
・布おしぼり
■箸
・割り箸
■トイレ
・男女共用
・様式(和式の改造型)
・非ウォシュレット
■ポイント
・電話で席確保
静岡市の繁華街常盤町に立地する割烹料理屋。店内はL字カウンター10席に座敷(隣部屋との襖をはすず事で大部屋になる)のこじんまりした店。当日は3名で19:00に訪問。6人部屋の座敷を使用。分かりずらい場所に立地するため穴場的店なのですが、当日は満席。コースもありますが、アラカルト対応してくれる貴重な店で、居酒屋感覚で利用できるため、敷居の低い店とも言えます。無論、料理は味、素材とも文句なし。プライベートから接待まであらゆるシュチュエーションで利用する事ができます。当日の支払いは調子にのって飲みすぎた事もあり、3名で30,000円也。

■今日のオーダー
★つまみ
◎刺身
(中トロ、カワハギ、鰆、生シラス)
生醤油、肝醤油、生姜醤油とタネに
あわせて3種類の醤油を用意してくれる。
カワハギの肝醤油、鰆のタタキは絶品。
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〇銀杏(揚げ)
塩炒りよりも揚げた方が甘みが出て
自分的にはこちらの方が好み。
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〇シシャモ(雄)
大ぶりで雄の方が本来のシシャモの味を
味わえる。もう少しだけ焼いても
よかったかな。
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◎◎生牡蠣(北海道昆布森産)
身が大きく、強い甘みと濃厚なコクのある
味わい。
今まで食べていた牡蠣は何だったのかと
思わせる、まさに奇跡の味。
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〇焼き牡蠣(北海道昆布森産)
生が旨かったので、焼きで追加オーダー。
身が縮み味が凝縮され、これはこれで
旨いが、でもやっぱり生が旨い。
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〇甘鯛の塩焼き
ポーションは2人前程度。
塩の振り加減、焼き加減とも程よい。
こちらのお店は、火を通し過ぎない
傾向にあるように感じる。
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〇蟹クリームコロッケ
1人前3個、俵型。ポーションは
やや小ぶり。中はトロトロで
具材も多い。
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★ドリンク
・生ビール     × 10
・白州ハイボール  × 4
・三岳の水割り   × 6
・日本酒      × 4合


■店内
・カウンター × 10席
・個室 × 3部屋
◼︎ 訪問時の状況
・訪問時間:金曜日19:00
・訪問人数:3人
・予約有無:当日予約
・混雑状況:満席
・待ち時間:無し
・皿出し :10分程度
■おしぼり
・布おしぼり
■箸
・割り箸
■トイレ
・男女共用
・様式(和式の改造型)
・非ウォシュレット
■ポイント
・注文は当日おすすめの中から
静岡市の繁華街常盤町に立地する割烹料理屋。店内はL字カウンターに座敷(隣部屋との襖をはすず事で大部屋になる)のこじんまりした店。当日は3名で18:30に訪問。4人部屋の座敷を使用。割烹料理だと敷居を高く感じますが、こちらはまったくそんな雰囲気はなし。メニューも全てアラカルト(コースもある)なので、居酒屋感覚で利用できます。料理は味、素材とも文句なし。プライベートから接待まであらゆるシュチュエーションで利用する事ができます。常連客も多く、カウンターは常に満席の感がありますので、予約してからの訪問をおすすめします。自分の手駒として常連になりたい1軒です。

■今日のオーダー
〇刺身(南マグロの中トロ)
旨いのだが、少し脂が強い。赤身なら
ちょうど良いにかもしれない。
生醤油で。
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◎刺身(鰹のたたき)
火の通し具合、締め具合とも完璧。
久しぶりに旨いたたきを食べた。
ポン酢、生姜醤油、にんにくで。
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◎刺身(こちの薄造り)
テッサ風に葱を巻いて食べる。
河豚には及ばないが十分に旨い。
ポン酢、生醤油で。
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◎焼き蛤(1人前1個)
相当にデカイ。身もプリプリで
旨い蛤。身から出る汁も旨い。
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〇焼き空豆
ポーション大きい物だけ厳選。
皮つきだが、剥いてあるので
手が熱い思いをする事もない。
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◎蒸し鮑
100g程度の物。
十分に深蒸しされており
これを肝ソースで食べる。
美味しくないわけがない。
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△水茄子の天ぷら
連れがオーダー。
わざわざ水茄子を天ぷらで
食べる必要がない。
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△水茄子漬け
少し浅漬け。自分の好みは
もう少し漬け込んだ物が好き。
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〇穴子の肝焼き
鰻の肝焼き風。鰻には及ばないが
味付けがよく十分に旨い。
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◎タチ魚の梅肉挟み揚げ
タチを梅肉包み、大葉で巻いて揚げた物。
これはボリュームもあり、かなり味の
レベルの高い揚げ物。
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〇海鮮ベシャメルコロッケ
具だくさんで、しかもクリーミー。
揚げ物のオーダーには入れたい1品。
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〇アスパラクリームチーズの生ハム巻
クリームチーズの酸味がハムと
よくあう。これは旨い1品
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★ドリンク
・生ビール     × 6
・三岳のソーダ割り × 4

  • 鰹のたたき
  • 鰆の炙り
  • 生春巻

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