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AGEPANの居酒屋放浪記
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AGEPAN (50代前半・男性・東京都) 認証済
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1回
昼の点数：3.5
2017/11 訪問
生(なま)酒じゃなくて生(き)もと造りの酒だったでござる。
河口湖駅前にある「ほうとう不動」さんは、昼時はいつも行列。そのため富士山の下山後にお邪魔しようと思っても、いつもバスや電車の発車時刻にぶつかって断念せざるを得ませんでした。しかし今回、たまたま開店時間の少し前に伺うことができたので初めて寄ってみることにしました。開店5分前には20名くらいが既に並んでいましたが、話している言葉を聞くと中国系の観光客の方がほとんどのようです。海外の方も並んで食べに来るほど有名ということでしょうか。開店直前、店員さんが中から出てきて行列に並んでいる人に何名様かを確認していきます。そして開店と同時に手際よくテーブルを指示して客を振り分けていきます。ボッチだった私は右手奥のボッチさん用？の6人掛けの相席テーブルへ。しかし、ボッチを無理やり6人座らせることはなく、イスを1つずつ空けてくれたりしてかなり快適でした。さて注文です。メニュー表を眺めながら、「ほうとう、もつ煮、それから・・」ん？ ビールを頼もうかも思ったら生酒があるじゃないか。しかも良心的な価格。「すみません、生酒もお願いします！」しばらくすると、もつ煮と日本酒が運ばれてきました。お酒にはお通しがおまけについてきましたが、器の底にこじんまりと盛られたこれは何でしょう？一口パクり。ん！？ 冬なのに春を感じる。ふきのとう味噌かな？ ほろにがさがたまりません。もつ煮は、しょっぱ過ぎず、甘過ぎず、無難な味付けで美味しいです。さてさて、これをつまみに日本酒をチビチビやりながら、ほうとうが来るのをまちましょうかね。日本酒は徳利かと思いきや300mlの小瓶でした。そんな細かいことは気にせず、お猪口に注いで早速ひと口。「ぐびっ」 んなはっ！？ 生酒とちゃうやん？小瓶をしげしげと眺めると「生もと造り本醸造」、そしてご丁寧に「燗上がり」とまで書いてあった。なるほど「生(もと造り本醸造の日本)酒」ということか。いや、そもそも生酒=純米酒と思い込んでいた自分が悪いんですけど、正直びっくりしたでござる。そうこうしていると、熱々のほうとうが入った鍋が運ばれて来ました。まずは、テーブルに置かれていたお玉で汁をすくって「ずず～っ」うん、優しい味わいで美味しい。麺も硬すぎず、自分好みでした。他で食べたほうとうは、具が多過ぎて逆に食べにくかったりしたけど、ここのは麺と具のバランスがよくて、バクバク食べられました。日本酒も燗上がりなので、熱々のほうとうを食べながらだと飲みやすくなりますね。次第に食べるペースも早くなり、大きな鍋を20分足らずで完食。外では寒い中、テーブルが空くのをじっと待っている方が沢山いますし、のんびりしていると申し訳ないので、食べ終わったらそそくさと退散です。外に出ると相変わらず気温は低いですが、ほうとうと日本酒で、身体はポカポカ。また寄りたいなあと思えるお店でした。追伸:食べログに掲載されている他の方の写真を見ると「冷酒」と「生酒」の2種類のメニュー表があるようです。私が見たのは数少ない「生酒」表示のメニュー表だったのかな？
2017/12/01 更新
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河口湖駅前にある「ほうとう不動」さんは、昼時はいつも行列。そのため富士山の下山後にお邪魔しようと思っても、いつもバスや電車の発車時刻にぶつかって断念せざるを得ませんでした。
しかし今回、たまたま開店時間の少し前に伺うことができたので初めて寄ってみることにしました。
開店5分前には20名くらいが既に並んでいましたが、話している言葉を聞くと中国系の観光客の方がほとんどのようです。海外の方も並んで食べに来るほど有名ということでしょうか。
開店直前、店員さんが中から出てきて行列に並んでいる人に何名様かを確認していきます。そして開店と同時に手際よくテーブルを指示して客を振り分けていきます。
ボッチだった私は右手奥のボッチさん用？の6人掛けの相席テーブルへ。しかし、ボッチを無理やり6人座らせることはなく、イスを1つずつ空けてくれたりしてかなり快適でした。
さて注文です。メニュー表を眺めながら、
「ほうとう、もつ煮、それから・・」
ん？ ビールを頼もうかも思ったら生酒があるじゃないか。しかも良心的な価格。
「すみません、生酒もお願いします！」
しばらくすると、もつ煮と日本酒が運ばれてきました。お酒にはお通しがおまけについてきましたが、器の底にこじんまりと盛られたこれは何でしょう？
一口パクり。ん！？ 冬なのに春を感じる。ふきのとう味噌かな？ ほろにがさがたまりません。
もつ煮は、しょっぱ過ぎず、甘過ぎず、無難な味付けで美味しいです。さてさて、これをつまみに日本酒をチビチビやりながら、ほうとうが来るのをまちましょうかね。
日本酒は徳利かと思いきや300mlの小瓶でした。そんな細かいことは気にせず、お猪口に注いで早速ひと口。
「ぐびっ」
んなはっ！？ 生酒とちゃうやん？
小瓶をしげしげと眺めると「生もと造り本醸造」、そしてご丁寧に「燗上がり」とまで書いてあった。なるほど「生(もと造り本醸造の日本)酒」ということか。いや、そもそも生酒=純米酒と思い込んでいた自分が悪いんですけど、正直びっくりしたでござる。
そうこうしていると、熱々のほうとうが入った鍋が運ばれて来ました。まずは、テーブルに置かれていたお玉で汁をすくって「ずず～っ」
うん、優しい味わいで美味しい。麺も硬すぎず、自分好みでした。他で食べたほうとうは、具が多過ぎて逆に食べにくかったりしたけど、ここのは麺と具のバランスがよくて、バクバク食べられました。
日本酒も燗上がりなので、熱々のほうとうを食べながらだと飲みやすくなりますね。次第に食べるペースも早くなり、大きな鍋を20分足らずで完食。
外では寒い中、テーブルが空くのをじっと待っている方が沢山いますし、のんびりしていると申し訳ないので、食べ終わったらそそくさと退散です。
外に出ると相変わらず気温は低いですが、ほうとうと日本酒で、身体はポカポカ。また寄りたいなあと思えるお店でした。
追伸:食べログに掲載されている他の方の写真を見ると「冷酒」と「生酒」の2種類のメニュー表があるようです。私が見たのは数少ない「生酒」表示のメニュー表だったのかな？